JPH01502755A - スルホニルカルボキシアミド - Google Patents

スルホニルカルボキシアミド

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JPH01502755A
JPH01502755A JP63503171A JP50317188A JPH01502755A JP H01502755 A JPH01502755 A JP H01502755A JP 63503171 A JP63503171 A JP 63503171A JP 50317188 A JP50317188 A JP 50317188A JP H01502755 A JPH01502755 A JP H01502755A
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クレフト,アンソニー・エフ・ザ・サード
マセール,ジョン・エイチ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
スルホニルカルボキシアミド 本発明は、リポキシゲナーゼ抑制およびロイコトリニン拮抗活性を有し、抗炎症 剤および抗アレルギー剤として有用な新規スルホニルカルボキシアミド化合物に 関する。 アラキドン酸(AA)が、哺乳動物において2つの異なる経路により代謝される ことは公知である。シクロオキシゲナーゼ酵素によるアラキドン酸の代謝は、プ ロスタグランジンおよびトロンボキサンの生成をもたらす。プロスタグランジン の生理活性は、すでに近年十分に説明されている.AA代謝の別の経路はりボキ シゲナーゼ酵素を包含し、ロイコトリエンと称される多くの酸化生成物の生成を もt;らす。後者はLT命名法により命名され、リポキシゲナーゼ代謝経路の最 も有意な生成物は、ロイコトリエンBいCいD4およびE,である。アナフィラ キシ−の遅反応性物質(S R S−A)と命名された物質は、スルフィドペプ チド・ロイコトリエンCいD 4 8よびE、の混合物からなることが示されて いる[バッチら(Bach et al。 〜118 (1980);バイオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサー チ・コミユニケージ厘ンズ(B ioc’hem、B 1ophys、Res、 Co+n+nun。 )、93% 1121〜1126 (1980)参照〕。 これらロイコトリエンの有意性は、ロイコトリエンが炎症反応に関連し、化学走 化活性を示し、リンソーム酵素の放出を刺激し、即時過敏性反応における重要な 因子として作用することを示す多くの証拠が蓄積していることである。LTC4 およびLTD、が、1nvitroにおける気道からの粘液放出を刺激する[マ ロムら(Maromet al、)、アメリカン・レビュー・レスビラトリー・ ディシーズ(、A m。 Rev、 Resp、 D is、)、126,449 (1982)コヒト気 管支の強力な気管支収縮剤であり
【ダーレンら(Dahlen et al、) 、ネイチャー(NBture)、288,484〜486 (1980)および ピペル(P 1per)、インターナシ胛ナル・アーカイブス・オブ・アレルギ ー・アロs 5upp1. l 、土3(1985)参照]、皮膚における強力 な血管拡張剤であり[ビスガードら(B isgaard et ah)、プロ スタグランジンズ(P rostaglandins)、23,797 (19 g2)参照]、膨疹および発赤応答を発現する[カムプら(Camp et a l、)、ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー(Br、 J  、Pharmacol、)、80.497 (1983)参照]。非ペプチドロ イコトリニンのLTB、は、白血球に対する強力な化学走化因子であり[エイ・ ダブリニ・フォードーハ7チンソン(A、W、Ford−Hutehinson )、ジャーナル°オブ°口平滑筋に影響を及ぼす[プレイ(Bray)、ブリテ ィッシュ・メディカル・ブレチン(Br、Med、Bull、)、 39.24 9 (1983)参照]。 炎症および過敏症の媒体としてのロイコトリエンの活性が、広く、バイレイおよ びカセイ(BaileyおよびCasey)、アン・レポート・メト・ケム(A nn、Reports Med、Chem、)、17,203〜217 (19 82)およびプレイ、二一ジェンツ・アンド・アクシIンズ(Agentsan d Actions)、19.87(1986)に記載されている。 し!二がって、ロイコトリエンおよびSR5’sの、ならびにAA代謝をロイコ トリエンに導く酵素としてのりボキシゲナーゼの生物活性は、アレルギー、アナ フィラキシ−1喘息および炎症の徴候を予防し、除去し、または改善する薬剤治 療に合理的に接近するためには、これら症状の媒体の放出を遮断するか、または これらの作用に拮抗するかのいずれかに焦点を合わさなければならないことを示 している。ロイコトリエンおよびSRS″Sの生物作用を抑制し、および/まt ;はリポキシゲナーゼを抑制することによるよりこれらの物質の生合成を調整す るこのような化合物が、アレルギー性気管支喘息、アレルギー性鼻炎、ならびに 他の即時過敏性反応のような症状を治療するのに有用であると考えられる。 今度、ある新規なスルホニルカルボキシアミド化合物が、リポキシゲナーゼ経路 の生成物を拮抗し、抗炎症および抗アレルギー剤として有用であることが見出さ れた。本発明は、次式:%式% R′で置換されたフェニル R2は水素または低級アルキル、R3、R’8よび R8は、各々、独立して水素、低級アルキル、ニトロ、トリフルオロメチル、ハ ロ、低級アルコキシ、低級アルフキジカルボニルまたは低級アルカノイルオキシ 、nは0〜l、ml:tQ〜11意味する] で示される新規化合物およびその医薬上許容される塩を提供する。 「低級アルキル」および「低級アルコキシ」なる語は、炭素鎖において1〜6個 の炭素厘子を有する基をいい、「低級アルカノイルオキシ」なる語は、Rが前記 と同じ低級アルキルである構成RCO〇−基をいう、「ハロ」なる語は、フルオ ロ、クロロおよびブロモをいう。 本発明はまt;式Iの化合物の製造方法を提供する。 式Iの化合物を製造する第1の一般方法は、式:[式中、n、m%Xs Y%  W、R”お!びR嘔は前記と同じ、2はOHを意味する] で示される化合物またはその反応誘導体を、式:%式%([[) [式中、R1およびR2は前記と同じ]で示されるスルホンアミドと反応させる ことからなる。 核酸の反応誘導体の例は、酸ハロゲン化物、例えば、塩化物または臭化物、混成 無水物(例えば、カルボニルジイミダゾールから形成された)、アジド、活性化 エステル(例えば、ベンゾトリアゾリル、2.4.5−ト!、lロロフェニルま たはp−ニトロフェニル活性化エステル)まt:はジアルキルカルボジイミド、 例えば、ジシクロへキシルカルボジイミドのようなカルボジイミドから得られる 0−アシル尿素である。カルボキシ基を活性化する方法の記載が、ペプチド化学 の一般テキスドブツク、例えば、一連の「リアクティヴイティー・アンド・スト ラフチャー・コンセプッ・イン・オーガニック・ケミストリー」(“React ivity and S tructure Concepts in Org anicChemistry″)のエム・ポダンスキーおよびエイ・ポダンスキ −(MB odanszk)’およびA B odanszky)、スプリンガ ーーバーラツ(Springer−Verlaz) l 984のザ・プラクテ ィス・オブ・ペプチド・シンセシス(The Practice of Pep tide 5ynthesis)に付されている。 前記の方法において、Yが−NH−まt:は−CH,NH−である場合、アミノ 基は、例えば、tert−ブチルオキシカルボニルまたはメトキシベンゼンスル ホニル基による保護を必要とする。 2がOHである弐Hの出発物質は、以下の方法(i)〜(vii)のうちの1つ j;より製造することができる:(i)Yが−CHxO−1−CHxS−1−C HxNR”−Tある場合、式:[式中、XおよびR3は前記と同じ、ZlはI\ ロゲン、例えば、塩素または有機スルホニルオキシ基を意味する]で示される化 合物を、式: [式中、n −、m % W%R’は前記と同じ、W+は0、SまたはNR”お よびmが≧2である場合、R″は水素であり、そうでなければRSは低級アルキ ルを意味する〕 で示される化合物と反応させ R1が水素である場合、生成物を加水分解する。 該反応は、例えば R1が水素である場合、N a OM esまt;はR6が 低級アルキルである場合、CsCO5中にて遥宜寅施するか、 (ii)Yが0%Sまたは−NRコーである場合、式:[式中、R3およびXは 前記と同じ、Lはハロゲンまたは−SMeを意味する] で示される化合物を、前記と同じ式(V)の化合物と反応させ、要すれば、生成 物を加水分解するか、 (正)Yが−Co−NRコーである場合、式二[式中、R3およびXは前記と同 じ、−COAetは活性酸誘導物、例えば、Actは塩素のようなハロゲンまた はActはオキシヵルボニルイミダゾール等を意味する] で示される化合物を、前記と同じ式(v)(w’はNR1である]で示される化 合物と反応させ、要すれば、生成物を加水分解するか、(iv ) Yが−CH R’−CH,−である場合、式:[式中、R1およびXは前記と同じ、balは ハロゲン、例えば、塩素を意味する] で示される化合物と、式: [式中、n%m%WおよびR1は前記と同じ%R’およびR7はニスチル化され たカルボニル(例えば、好ましくは炭素数2〜7のアルコキシカルボニル)まI ;はアルキルチス(511kylthis)のようなアニオン安定化基を意味す る〕 で示される化合物を反応させ、得られた化合物から安定化基および低級アルキル エステル基を除去する。RIBよびR7がエステル化されたカルボニル基である 場合、それらはNaOHを用いてケン化し、つづいて酸性条件下、加熱すること により除去してもよく、(會)Yが−CR2−CH−である場合、式:[式中、 R1およびXは前記と同じ] で示される化合物を、式: [式中、Ws ns m%R6およびR′は前記と同じ]で示される化合物と反 応させるか、 (vi)Yが−CR2−C(低級アルキル)−テアル場合、(a)式: で示される化合物と式: [式中、X%R”、R1,R4、W、nおよびmは前記と同じ]で示される化合 物を用い、つ(7チヒ縮合(Wittig condensation)を行う か、まt;は で示される化合物と、式: [式中、n5m5R”、R3、R4、XおよびWは前記と同じコで示される化合 物と反応させるか、 (xii)YがCHR”−CH(低級アルキル)−である場合、(前記方法(v i)により製造することのできる)2がOH%Yが−CR”−C(低級アルキル )−である前記の式■の化合物を、ジイミドを用いて還元するかである。 YがCH,○、−CH,S−まt;は−CH2NH2−である式lの化合物を製 造する第2の方法は、前記と同じ弐■の化合物を、式:[式中、ns ms W % R’%R”およびR4は前記と同じ、Wlは0、SまたはNR”を意味する ] で示される化合物と反応させることからなる。反応は、例えば、炭酸セシウムの ような炭酸アルカリ金属の塩基の存在下、適宜寅施する0式IVの化合物におけ るzlの例は、塩素、トシロキシまt;はメシロキシである。 Yが−Co−NR”−である式Iの化合物を製造する第3の方法は、式■の化合 物を、WlがNR’である式Vaの化合物と反応させることからなる。この方法 は、アミノ基をアシル化するペプチド技術からの標準的公知操作により行っても よい(前記のテキストブック参照)。 Yが−CHR”−CH,−である式Iの化合物を製造する第4の方法は、前記式 ■の化合物を、式■a; 1式中、W、nSm、R’、R6およびR7は前記と同じコで示される化合物と 反応させ、得られt;式:[式中、R6およびR7はエステル化されたカルボキ シル基を意味する] で示される化合物から安定化基R6およびR′を除去することからなり、該基は 、例えば、塩基、例えば、水酸化ナトリウムで処理することによりケン化し、つ づいて酸(例えば、塩14)と共に加熱して除去してもよい。R6およびR7が アルキルチオ基である場合、該基は、水素添加、例えば、ラニーニッケルにより 除去してもよい。 Yが−CR’−CH−である式Iの化合物を製造する第5の方法は、前記の式( X)の化合物を、式: [式中−n s m % W%R′、R2およびR◆は前記と同じ]で示され葛 化合物と反応させることからなる。該反応は、適宜、ルイス酸、例えば、無水酢 酸/酢酸の混合物と共t:加熱することにより行ってもよい。 Yが−CR’−C(低級アルキル)−である式Iの化合物を製造する第6の方法 は、前記の式■の化合物と式:【式中、W%m%n%R】、R2およびR’f嘘 前記と同じ〕で示される化合物を用いるウイツチヒ縮合を行うことからなる。 また、かかる式1の化合物は、前記X■の化合物と式:(XVa) 〔式中、0%m、W、R’、R”およびR′は前記と同じコで示される化合物と 用いるウイツチヒ反応により製造する二とができる。式■およびXVaのウイツ チヒ試薬は、PPh!および塩基(例えば、ラニニルリチウム)を用11、弐1 1と式:で示されるハロ先駆体から常法により製造することができる。式(Xv b)の化合物は、式(XI[[a)の対応するケトンを、(例えば、NaBH4 を用いて)還元し、例えば、5OCQ、を用いてアルコールをハロゲン化して製 造してもよい。 Yが一C H R ”C H R 2−である式lの化合物を製造する第7の方 法は、Yが一CR”−CR2−である対応する式Iの化合物を、例えば、ジイミ ドを用い、または金属触媒、例えば、10%PdlC上の水素添加により還元す ることからなる。 好ましい具体例において、m≧2の本発明の化合物は、以下の代表的な反応式に 従い製造することができる。 この反応式により得られた化合物を加水分解し、中間体のカルボン酸を得: ついで、適当なスルホンアミド反応体と反応させ、所望のスルポンニルカルボキ シアミド誘導体を得: nが0およびmがまt;は1である化合物は、出発化合物としてヒドロキシ酸エ ステルを用いる製造式にし!二がって製造することができ、以下のように寅施さ れる: ついで、得られたカルボン厳中間体を、最初に記載した反応式のように反応させ 、所望の最終生成物であるスルボニルカルボキシアミドを得ることができる。 前記反応式の出発物質として用いられるベンゾ−縮合の複素環式化合物は、商業 上入手可能であるが、またはその分野における常法により製造できるかのいずれ がである。すなわち、例えば、l−メチル−2−クロロメチルベンズイミダゾー ル、2−クロロメチルベンゾチアゾールおよび2−クロロメチルベンズオキサゾ ールのような化合物は、以下の反応式: [式中、Xは0、Sま!;はNCH,を意味する]により製造することができる 。この反応は、塩化メチレンのような有機溶媒中、低温1:1R整して行うこと が好ましい。 塩基性窒素を有する本発明の化合物は、塩酸、臭化水素酸、WL酸、硝酸、リン 酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、酢酸、クエン酸、フマール酸、マ レイン酸、コハク酸等のような医薬上許容される有機および無機酸の塩を包含す る医薬上許容される塩の形成能を有する。 本発明の化合物は、リポキシゲナーゼ酵素の活性を抑制し、この酵素経路から生 じる媒体を拮抗するその能力により、炎症症状の治療に有用である。したがって 、該化合物は、リューマチ様関節炎、変形性関節炎、膵炎、滑液包炎および炎症 を包含する類似症状のような疾患の治療に適用される。さらに、リポキシゲナー ゼ酵素の活性を抑制するその能力により、かつ5RS−Aの構成要素であるLT C,、LTD、およびLTE、の作用を拮抗するその能力により、該化合物は、 これらロイコトリエンにより誘発される徴候の抑制に有用である。したがって、 該化合物は、LTCいLTD、およびLTE、が原因因子である、例えば、アレ ルギー鼻炎、アレルギー気管支喘息および他のロイコトリエン媒介の鼻気管支気 道障害症状、ならびにアレルギー結膜炎のような他の即時過敏性反応のようなこ れらの疾患症状の予防および治療において適用される。該化合物は、特に、アレ ルギー気管支喘息の予防および治療において有用である。 本発明の化合物をアレルギー気道障害の治療において、および/または抗炎症剤 として用いる場合、該化合物を錠剤、カプセル剤等のような経口投与形に処方す ることができる。該化合物は、単独で、または炭酸マグネシウム、ステアリン酸 マグネシウム、タルク、ショ糖、乳糖、ペクチン、デキストリン、澱粉、ゼラチ ン、トラガカント、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム 、低融点ワックス、カカオ脂等のような通常の担体と組み合わせることにより投 与することができる。希釈剤、フレーバー剤、安定化剤、滑剤、沈澱防止剤、結 合剤、錠剤−崩壊剤等を用いてもよい。該化合物は、他の担体と共l二またはな しでカプセル化してもよい。すべての場合l;おいて、固体および液体の両方の 該組成物の活性成分の割合は、少なくとも、経口投与で所望の活性を与えるもの とする。 化合物を、例えば、溶液を等張にするのに十分な食塩またはグルコースである他 の溶質を有する滅菌溶液形において用いる場合、該化合物はまた非経口的に注射 してもよい。吸入法または通気法による投与用に、該化合物を水性まt;は部分 的水性溶液に処方してもよく、その場合、エアロゾル形にて利用することができ る。 必要な用量は、用いる個々の組成物、投与経路、現れている徴候の激しさおよび 治療されるべき個々の患者で異なる。治療は、一般に、化合物の最適用量よりも 少量の投与量で始められる。その後、その状況下での最適の効果が得られるまで 、用量を増加する。一般l;、本発明の化合物は、どのような有害または有毒な 副作用を引き起こすことなく、一般に効果的な結果が得られる濃度にて投与する ことが最も好ましく、−回の単位投与として投与することができ、または所望に より、投与量を一日を通して適当回数投与する便利な細分割単位に分割してもよ い。 本発明の化合物のりオキシゲナーゼおよびシクロオキシゲナーゼ抑制およびロイ コトリエン拮抗作用ならびに抗炎症作用は、標準的薬理学操作により証明するこ とができ、それは、後記5!施例1;おいてさらに十分に記載されている。 これらの操作は、リポキシゲナーゼ生成物の5−HETEおよびシクロオキシゲ ナーゼ生成物のPGEIの多形核白血球合成を抑制する本発明の化合物の能力、 外因的に投与された気管支収縮媒体により誘発された気管支痙章を抑制する化合 物のin vivo能力を測定し、ラットのカラゲナン足浮腫検定における抗炎 症剤としての化合物のin vivo活性を測定する。 以下の寅施例は、本発明の範囲内の化合物の製造および薬理試験を示す。 gJl五例1 N−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−3−(2−キノリニルメトキシ) ベンゼンプロパンアミド A、メタノール5QuC中、3−p−(ヒドロキシフェニル)プロピオン020 .Og(0,12モル)の溶液に、メタノール中のナトリウム・メトキシド55 mff(25重量%溶液)を滴下する。1時間撹拌した後、メタノールを真空蒸 発させ、ジメチルホルムアミド150+Cおよび2−クロロメチルキノリン42 .6g(0,12モル)をその中に加え、混合物を室温して48時間撹拌する。 ジメチルホルムアミドを真空除去し、塩化メチレンを加え、有機相を水で洗浄し 、乾燥(MgsO*)し、濾過し、油状物に濃縮する。該油状物を、溶出液とし てヘキサンニア七トンを用いるHPLCにより精製する。フラクション12〜1 9から単離した粘性油をイソプロピルエーテルでトリテユレートし、結晶固体1 6.85 g(収率31%)を得る。融点73〜76℃。 B、前記工程Aにおいて得られたジアルキル化生成物を、以下のようにカルボン 酸t;加水分解する: テトラヒドロフランおよびIN*酸化ナトリウム(125mQ)中、工程Aの生 成物16.8 g(37,0ミリモル)の混合物を3時間還流する。テトラヒド ロフランを真空除去し、水層を塩化メチレンで2回洗浄する。水層をINHcc 溶液を用いて酸性にする。濾過および乾燥を行い、白色固体11.3g(定収量 )を得る。融点130〜132℃。 C,テトラヒドロ2ラン50+nrl中、前記工程Bl:j、iいて得られた3 −[(2−キノリニルメトキシ)]フェニルプロピオンD1.7g(5゜5ミリ モル)の溶液に、テトラヒドロフラン中の1.1−カルボニルジイミダゾール0 .9g(5,5ミリモル)を加える。1時間後、p−トルエン−スルホンアミド 0.94g(5,5ミリモル)を反応混合物に加える。−夜撹拌後、混合物を油 状物に濃縮し、該油状物を溶出液として酢酸エチルを用いるHPLCにより精製 する。ついで、該物質をジイソプロピルエーテル/エチルエーテルで結晶化し、 白色結晶固体0.78g(収率31%)を得る。融点136〜138℃。 元素分析 : C,、H,、N、0.5として計算値(%): C,67,80 ; H,5,25; N、 6.08測定値(%): C,68,00; H, 5,27; N、 6.00寅施例2 N−[(4−’メチルフェニル)スルホニル]−3−(2−キノリニルメトキシ )ベンゼンニタンアミド A、アセトン300mQ中、3−ヒドロキシ7ニニル酢酸メチルエステル14. 1g(85ミリモル)の溶液に、2−クロロメチルキノリン15.09 g(8 5ミリモル)、カルボン酸セシウム29 g(89ミリモル)およびヨウ化カリ ウム0.16g(1ミリモル)を加える。混合物を40時間還流し、セライトお よびシリカゲルのパッドを介して濾過し、溶媒を真空除去する。これにより、油 状物の生成物25゜4g(収率97%)を得る。 元素分析 : C+ * Hr t N Os・0 、 I H20として計算 値(%): C,73,81; H,5,60; N、 4.53測定値(%) : C,73,76; H,5,51; N、 4.53B、前記Aのエステル を、以下のようにカルボン酸に変える:テトラヒドロ7ラン150d中、該エス テル19.5g(63,4ミリモル)の溶液に、I N NaOH溶液150m Ωを加え、混合物を3時間還流する。テトラヒドロ7ランを真空除去し、水相を INHCC溶液で酸性にし、固体を濾過し、乾燥し、17.5 g(収率94% )を得る。融点128〜130℃。 元素分析 : C+aH+5NOs・1/4HzOとして計算値(%): C, 72,59; H,5,16; N、 4.70測定値(%): C,72,9 0; )!、 5.23; N、 4.90C,テトラヒドロ7ラン50mff 中、前記工程Bの酸2.6g(8゜8ミリモル)の溶液に、テトラヒドロフラン 中の1.1−カルボニルジイミダゾール1.44g(8,8ミリモル)を加える 。30分後、p−トルエン−スルホンアミド1.5g(8,8ミリモル)を反応 混合物に加え、ついで、室温にて一夜、還流温度l;て一夜、ついで(テトラヒ ドロフラン除去後)トルエンの還流温度にて一夜、連続的に撹拌する。混合物を 濃縮し、溶出液をして酢酸エチルを用いるHPLCにより精製する。最後に該物 質を酢酸メチルから再結晶し、黄褐色の無定形固体0.7g(収率18%)を得 る。融点174〜176℃。 元素分析 : CxsH2!N *04 Sとして計算値(%): C,67, 24; H,4,96; N、 6.27測定値(%):C,66゜89; H ,4,93; N、 6.07寅施例3 N−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−3−(2−キノリニルメトキシ) ベンズアミド A、アセトン200II112中、3−ヒドロキシ安息香酸メチル7.6g(0 ,05モル)の溶液に、2−クロロメチルキノリン8.88g(0゜05モル) 、炭酸セシウム16.3g(0,05モル)およびヨウ化カリウム0.16g( 1ミリモル)を加える。混合物を一夜還流し、セライトおよびシリカゲルを介し て濾過し、溶媒を真空除去する。これにより油状物を得、ニタノールから結晶化 させ、結晶固体12゜3g(収率83%)を得る。融点55〜57°C0B、テ トラヒドロフラン80+cQ中、エステル5.7 g(19,4ミリモル)にl NNaOH80−を添加することにより、前記工程Aのエステルを加水分解し、 −夜這流する。テトラヒドロフランを真空除去し、水相を1NHcI2溶液で酸 性にし、固体を濾過し、乾燥し、5.4g(定収量)を得る。融点180〜18 4℃。 元素分析 : C+yH+xNOs”l/2−H:Oとシテ計算値(%): C ,70,82; H,4,89; N、 4.85測定値(%): C,70, 42; H,4,61; N、 4.92C,テトラヒト07ラン150mff 中、前記工程Bの3−[(24ノリニルメチル)オキシ]安息香Em7.6g( 27ミリモル)の溶液に、テトラヒドロフラン中の1,1−カルボニルシイイミ ダゾール4.44 g(27ミリモル)を加える。1時間後、p−トルエン−ス ルホンアミド4−6g(27ミリモル)を反応混合物に加える。−夜撹拌した後 、混合物を濾過し、油状物に濃縮し、該油状物を酢酸エチル:ヘキサンで溶出す るHPLCにより精製し、最後に酢酸エチルから再結晶し、白色固体0.97G (収率14%)を得る。融点183〜185℃。 元素分析 :C□H3゜N、O,Sとして計算値(%): C,66,65;  H,4,66; N、 6.47測定値(%’): C,66,21; H,4 ,55; N、 6.60寅施例4 、化合物5−および12−ヒドロキシエイコサテトラエンI!(5−HETEお よび12−HETE)8よび5.12−ジヒドロキシエイコサテトラニンl2( 512−ジHETE)は、リポキシゲナーゼカスケードにおける初期のアラキド ン酸の酸化生成物であり、炎症およびアレルギ一応答のいくつかの態様を媒介し ていることが示されている。 このxi例の検定は、ラットのグリコーゲン誘発の多形核白血球による5−HE THの合成を抑制する本発明の化合物の能力を測定する。 該検定は以下のように行う: 腹腔内に6%グリコーゲン(10+(りを注射投与しt;雌のウィスターラット (Wistar ratX 150〜250 g )から、腹膜PMNを得る。 24時間後、CO,定量によりラットを殺し、Ca−およびMg”不含ハンクス 平衡塩類溶液(HBSS)を用いる腹膜洗浄により、M膜細胞を得る。腹膜浸出 物を、10分間、400g1:て遠心分離に付す。遠心分離後、洗浄流体を除去 し、細胞ペレットをCa″9およびMg”およびlomML−システィン含有H BSSに2xlO’細胞/rn(lの濃度まで再懸濁させる。細胞懸濁液lll Ic部に、試験薬剤またはビヒクルを加え、37℃にてlO分間インキユベーシ ーンする。この前インキニベーシlン後、カルシウム・イオノホール(calc ium 1onophoreX I Ott M)、A23187を、0.5μ Ci[1,Clアラキドン酸と一緒に加え、さらにlO分間インキ二ベーシをン する。氷冷水(3m12)を加えることにより反応を停止し、pH3,5に酸性 化する。ついで、リポキシゲナーゼ生成物をジエチルエーテルに2回抽出する。 プールしたニーチル抽出物を、窒素下、蒸発乾固させ、残渣を少量のメタノール に再溶解させ、アルミニウム・バック・プレコート薄層クロマトグラフィー・プ レート上にスポットする。ついで、試料を、溶媒系−ヘキサン:エーテル:酢酸 (50:50:3)中、標品対照物5−HETEと共にコクロマトグラフイーに 付す。クロマトグラフィー後、5−HETE標品に対応する部分をオートラジオ グラフィーにより同定し、取り出し、液体シンチレーシBンにより定量する。 実施例3の化合物をこの検定にて試験した場合、6μλiのIC5a値を示し、 アラキドン酸のりポキシゲナーゼ酸化生成物5−HETEの合成を抑制するに有 意な活性を示した。 !1!五例5 実施例4の操作をまた、アラキドン−のリポキシゲナーゼ酸化生成物PGE、の 合成を抑制する本発明の化合物の能力を測定するI;めに用いた。 この検定においては、実施例4の操作を記載どおりに実施する。 しかしながら、シクロオキシゲナーゼ活性を測定するt;めに、酢酸エチル:ギ 酸(80:l)および酢酸エチル:イソオクタン:酢酸:水(110:50:2 0:100)の上相の溶媒系において、試料を標品対照物P G E xとコク ロマトグラフィーに付す。クロマトグラフィー後、P G E x標品に対応す る部分をオートラジオグラフィーにより同定し、取り出し、液体シンチレーシ1 ン法により定量する。 結果は実施例4と同様に算定する・ 実施例3の化合物をこの検定において試験した場合、13μMのIC5c値を示 し、それは、この化合物がアラキドン酸のシクロオキシゲナーゼ酸化生成物PG E、の合成を抑制するに非常に有意な活性を有することを意味する。 5μ施例に の実施例の検定は、外因的に投与されたロイコトリエンC4および/まt;はり 、により、モルモットに誘発される気管支痕牽を抑制する本発明の化合物のn  vivo能力を測定する。 この検定は以下のように行う: 雄のハートレー(Hartley)系のモルモット(350−600g)を、ベ ンドパルビタール・ナトリウム(50ng/kg、 Tl1n内)で麻酔する。 頚静脈に薬剤注入用のカニユーレを挿入し、頚動脈に血圧測定用のカニユーレを 挿入する。小型のスターリング・ポンプ(51Brlingpump)により、 気管に人工換気用のカニユーレを挿入し、呼吸体積の変化率の間接測定を行う。 ついで、該動物を、スクシニルコリン2 mg/ kg(静脈内)およびインド メタシン10 rng/kg(静脈内、トリズマ(Lrizma) 8 、3緩 衝液、ロイコトリエン・チャレンジの9分前)で前処理する。ロイコトリエンの 用量−レベルを変えることにより、対照動物において、最大下の気管支収縮応答 が認められる。LTC。 についての静脈内用量−レベルは、0.4から00−6p/kgの範囲にあり、 LTD、については0.3から0.5μg/kgの範囲にある。LTC,につい てのエアロゾル気管支刺激用量は1.6μM溶液から起、:す、LTD、につい ては2.0μM溶液から起こる。 予め測定しt;用量−レベルにてLTC,またはLTD、のいずれかを投与する ことにより気管支痙牽を誘発する2または10分前に、(プロピレングリコール 、ポリエチレングリコール400または生理食塩水のような溶媒に溶かした)試 験薬剤を、十二指腸内、エアロゾルにより、または胃内に投与する。溶解性の薬 剤またはロイコトリエンのエアロゾルは、超音波9霧器(モナガン)(Mona ghan)の発動作用により、10秒間だけイン・ラインに生成される。エアロ ゾル化した薬剤用量は、溶液濃度または固定したエアロゾル噴霧時間(約10秒 間)により示される。対照動物は、薬剤の代わりに溶媒(2+nMkg、 i− d、または適当なエアロゾル)を投与する。 呼吸体積の変化率は、ベックマン・グイノブラフイー・レコーダー(Beckn +an Dynograph recorder)の線形変換器を介し、その行 程が記録される校正ピストンにより測定する。寅験の終わりに、気管支をクラン プし、最大気管支収縮体積を測定する。1,3および5分での流出体積を記録チ ャートから得る。 l、3および5分での流出値を用い、体積流出曲線下の面積(AυC)を測定し 、最大流出AtJCC式l)のパーセンテージとして表示する: 3(1分値)+4(3分値)+2(5分値)%maxAL)C−x 100(1 10(最大値) 薬剤効果は、適当な対照動物から得られに%最大AUC値のパーセント抑制とし て報きする(式2): %式% 不対データー用のスチューデン)1−試験を用い、統計的有意性(p<0.05 )を測定する。IC,。値はまた、lOおよび90%抑制の間の点を通る線状回 帰線から逆子想lこより測定することができる。 本発明の化合物についての結果は以下のとおりである:気管支ζ章誘発の10分 前にて投与した化合物1 25* 97 25本本 66 2 25本 75 25** 16 3 25ネ 97 25本本 91 *は、十二指腸内投与 **は、胃内投与 該結果は、本発明の化合物が、LTD、誘発気管支収縮に対して有意なin v ivo活性を有することを示す。 !!施何例 7らに本発明の化合物をラットのカラゲナン足浮腫検定において試験し、急性炎 症応答を抑制するその能力を測定する。 この検定は以下のように行う: 1群6匹の雄のスズラギュー・ダウレイ・ラット(Sprague−D at3 eyrats) 140〜180gの右足に、開始時間にて1%力ラうナン0゜ 11を皮下注射する。該足のマーキュリ−・プレチスモグラフィー読み(+Q) を、開始時間および3時間後に行う。試験化合物を0.5%メチルセルロースに 懸濁させるか、または溶かし、カラゲナン投与の1時間前に経口投与する。 カラゲナンにより起こる定体積の増加(l mQにおける浮腫)を測定する。足 浮腫を算定しく3時間後の体積−開始時間の体積)、浮腫の%抑制を測定する。 不対スチューデントを一試験を用い、統計的有意性を測定する。 この検定における標準薬剤の活性は以下のとおりである:薬剤 経口EDIT( 95%C、L 、 )a+g/kgインドメタシン 3.7(0,6,23J) アスピリン 145−4(33,1、645−6)フ二ニルブタゾン 26.2 (2,3、291,0)本発明の化合物をこの検定において試験した場合、以下 の結果を得た: 該結果は、試験しl;化合物が、ラットのカラゲナン足浮腫検定において活性を 有することを示し、急性炎症応答に対する効果明らかにする。 補正音の翻訳文提出書 昭和63年11月17.b 【1

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Wは−O−、−S−、▲数式、化学式、表等があります▼または−CH 2−、XはO、S、NR2、CH=CH、CH=NまたはN=CH、Yは−CH 2O−、−CH2S−、▲数式、化学式、表等があります▼、−O−、−S−、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数 式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼、R1 は低級アルキル、ベルフルオロ低級アルキルまたはR2R2 R5で置換されたフェニル、R2は水素または低級アルキル、R3、R4および R5は、各々、独立して水素、低級アルキル、ニトロ、トリフルオロメチル、ハ ロ、低級アルコキシ、低級アルコキシカルボニルまたは低級アルカノイルオキシ 、nは0〜1、mは0〜10を意味する〕 で示される化合物あるいはその医薬上許容される塩。
  2. 2.XがCH=CHである前記第1項の化合物。
  3. 3.YがCH2Oである前記第1項または第2項の化合物。
  4. 4.R1がR5で置換されたフェニルである前記第1項〜第3項いずれか1つの 化合物。
  5. 5.mが0、1または2である前記第1項〜第4項いずれか1つの化合物。
  6. 6.nが0である前記第1項〜第5項いずれか1つの化合物。
  7. 7.−(W)n(CH2)m−COZが3−位に結合する前記第1項〜第5項い ずれか1つの化合物。
  8. 8.N−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−3−(2−キノリニルメトキ シ)−ベンゼンプロパンアミドまたけその医薬上許容される塩。
  9. 9.N−[(4−メチルフェニル)スルホニル〕−3−(2−キノリニルメトキ シ)−ベンゼンエタンアミドまたはその医薬上許容される塩。
  10. 10.N−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−3−(2−キノリニルメト キシ)−ベンズアミドまたはその医薬上許容される塩。
  11. 11.塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸、メタンスルホン酸、ベンゼンス ルホン酸、酢酸、クエン酸、フマール酸、マレイン酸およびコハク酸から選択さ れる酸の塩形である前記第1項〜第10項いずれか1つの式Iの化合物。
  12. 12.A)式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)[式中、n、m、X、Y、W、R2 およびR4は前記第1項と同じZはOHを意味する] で示される化合物またはその反応性誘導体を、式:HNR2SO2R1(III ) [式中、R1およびR2は前記第1項と同じ]で示されるスルホンアミドと反応 させ、式Iの化合物を得るか、B)式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)[式中、R3およびXは前記第1項 と同じ、Z1はハロゲンまたは有機スルホニルオキシ基を意味する] で示される化合物を、式: ▲数式、化学式、表等があります▼(Va)[式中、n、m、W、R1、R2お よびR4は前記第1項と同じ、W1はO、SまたはNR2を意味する] で示される化合物と反応させ、Yが−CH2O−、−CH2NR2−である式I の化合物を得るか、 C)式VII: ▲数式、化学式、表等があります▼(VII)[式中、XおよびR3は前記第1 項と同じ、−COACtは活性化された酸誘導基を意味する] で示される化合物を、前記式(Va)[W1はNR2である]の化合物と反応さ せ、Yが−CONR2−である式Iの化合物を得るか、D)式: ▲数式、化学式、表等があります▼(IXa)[式中、n、m、W、R1、R2 およびR4は前記第1項と同じ、およびR7はアニオン安定化基を意味する]で 示される化合物を、式: ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)[式中、X、 R2およびR3は前記第1項と同じ、halはハロゲンを意味する] で示される化合物と反応させ、生成物から安定化基R6およびR7を除去し、Y が−CHR2−CH2−である式Iの化合物を得るか、E)式: ▲数式、化学式、表等があります▼(X)[式中、R2、R3およびXは前記第 1項と同じ]で示される化合物を、式: ▲数式、化学式、表等があります▼(Xla)[式中、n、m、W、R1、R2 およびR4は前記第1項と同じ]で示される化合物と反応させ、Yが−CR2= CH−である式Iの化合物を得るか、 F)式: ▲数式、化学式、表等があります▼(VII)[式中、R2、R3およびXは前 記第1項と同じ]で示される化合物を、式: 低級アルキル▲数式、化学式、表等があります▼(XIIIa)[式中、n、m 、W、R1、R2およびR4に前記第1項と同じ]で示される化合物と反応させ 、Yが−CR2=C(低級アルキル)−である式Iの化合物を得るか、 G)式: ▲数式、化学式、表等があります▼(XIV)[式中、X、R2およびR3は前 記第1項と同じ]で示される化合物を、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XVa)[式中、n、m、W、R1、R2 およびR4およびWは前記第1項と同じ〕 で示される化合物と反応させ、YがCR2=C(低級アルキル)−である式Iの 化合物を得るか H)Yが−R2=CR2−である式Iの化合物を還元し、Yが−CHR2−CH R2−である式Iの化合物を得るか、またはI)前記第1項における式Iの化合 物を酸添加によりその酸付加塩に変えるか、または酸付加塩を塩基性化し、式I の化合物を得るいずれか1つからなる前記第1項の式Iの化合物の製造方法。
  13. 13.−COZが酸ハロゲン化物またはカルボニルジイミダゾールで形成された 混成無水物である前記第12項(A)の方法。
  14. 14.実質的に、または前記実施例1〜3のいずれか1つに記載されている前記 第1項の式Iの化合物の製造方法。
  15. 15.前記第12項〜第14項いずれか1つの方法により製造された前記第1項 の式Iの化合物。
  16. 16.薬剤として用いる前記第1項〜第11項いずれか1つの式1の化合物また けその医薬上許容される塩。
  17. 17.前記第1項〜第11項いずれか1つの式Iの化合物またはその医薬上許容 される塩と医薬上許容される担体とからなる医薬組成物。
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