JPH06144550A - ベルトコンベア反転装置 - Google Patents

ベルトコンベア反転装置

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Publication number
JPH06144550A
JPH06144550A JP32493692A JP32493692A JPH06144550A JP H06144550 A JPH06144550 A JP H06144550A JP 32493692 A JP32493692 A JP 32493692A JP 32493692 A JP32493692 A JP 32493692A JP H06144550 A JPH06144550 A JP H06144550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall panel
belt conveyor
reversing device
main belt
rotary frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP32493692A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Hosoi
永二 細井
Kazumasa Nakatani
一正 中谷
Minoru Kusaka
実 日下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
Priority to JP32493692A priority Critical patent/JPH06144550A/ja
Publication of JPH06144550A publication Critical patent/JPH06144550A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 広大なスペースを要せず、効率的に壁パネル
を反転することの出来る反転装置を提供する。 【構成】 壁パネル20の搬送路40を間に挟んで主ベ
ルトコンベア42・43と押圧部材52・53を上下に
設けた回転フレーム41の一方の主ベルトコンベア42
(43)とそれに向き合う一方の押圧部材53(52)
によって壁パネル20を挟持し、回転フレーム41を半
回転し、壁パネル20を回転フレーム41と一体的に表
裏反転する。壁パネル20は回転フレーム41の中に納
められいて転げ落ちる危険はなく、反転装置46の設置
に要するスペースも壁パネル20の一辺を直径とする円
柱形空間でよく、反転装置46の設置により、その前後
に続く作業工程に支障を来すことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数工程からなる床パネ
ルや壁パネル等の桟組工程において、ベルトコンベアに
よって搬送する外壁パネルを表裏反転させるためのベル
トコンベア反転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工場生産住宅等の壁パネルは、ベルトコ
ンベアを張設した作業テーブルを連結して構成される生
産ラインを通して外装下地材や内装下地材を形鋼フレー
ムの表裏に取り付けて構成され、その生産工程では外装
下地材や内装下地材を取り付けるために表裏反転しなけ
ればならない場合が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで壁パネルは、
その寸法が約2m×3mにおよびぶ長大なものであり、
その重量も概して160kg前後で簡易耐火構造のもの
では200Kgにもおよぶ高重量物であるから、その一
端を把持して吊り上げた下端を水平方向に移動させて表
裏反転させる場合には落下の危険を伴い、それ故に反転
作業はゆっくり行われ、その落下の危険を避けるために
は安全柵に囲まれた広大なスペースを必要とし、それが
ために他の作業に支障を来している。そこで本発明は、
広大なスペースを要せず、効率的に壁パネルを反転する
ことの出来る反転装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明に係るベル
トコンベア反転装置46は、隣り合う作業テーブル13
・13のベルトコンベア12・12の間を結んで構成さ
れる壁パネル20の搬送路40を横切る方向に平行な軸
芯の回りに回転する回転フレーム41に、壁パネルの搬
送路40を間に挟んで主ベルトコンベア42・43と押
圧部材52・53を上下に取り付け、それらの主ベルト
コンベア42・43の折り返される両端部分に、揺動し
て搬送路40の長さ方向に片持梁状に突き出される揺動
アーム16を回転フレーム41に軸承すると共に、押圧
部材52・53を搬送路40に向けて駆動するエアーシ
リンダーや油圧シリンダー等の駆動手段44と、揺動ア
ーム16を搬送路40の長さ方向と揺動駆動して突き出
すエアーシリンダーや油圧シリンダー等の駆動手段17
と、主ベルトコンベア42・43を回転駆動するモータ
ー21を回転フレーム41に取り付けて構成され、その
揺動アーム16が搬送路40の長さ方向に突き出されて
主ベルトコンベア42・43から続く搬送路40を形成
するものであることを特徴とするものである。
【0005】以下、図面を参照しつつ具体的に説明する
に、回転フレーム41は数個のロール47・48に戴承
された反転輪49に支架されており、その戴承するロー
ル47・48によって回転輪49の中心50の回りに半
回転(180度)づつ回転駆動され、主ベルトコンベア
の搬送面が水平になった時点で停止するようになってい
る。
【0006】押圧部材52・53は、形鋼によって構成
され、その左右両端部分はプッシュロッド14の先端を
回転フレーム41に固定したエアーシリンダー44に保
持されており、主ベルトコンベア42・43に平行にな
っている。
【0007】28は、揺動アーム16を軸承する回転軸
であり、揺動アーム16と回転軸28の間は互いに自由
に回転出来るようになっている。揺動アーム16は、エ
アーシリンダー17に押し出し引き戻されて90°以上
(θ≧90°)揺動駆動するようになっている。
【0008】揺動アーム16の周囲は補助ベルトコンベ
ア29に縁取られており、この補助ベルトコンベア29
は回転軸28と一体回転するガイドロール25によって
回転駆動されるようになっている。また、揺動アーム1
6の上縁30には数個のガイドロール31があり、補助
ベルトコンベア29はこれらのガイドロール31によっ
て平らに載承されている。
【0009】回転軸28は、モーター21に回転駆動さ
れ、主ベルトコンベア42・43のガイドロール(図示
せず)と一体回転するようになっており、主ベルトコン
ベア42・43と補助ベルトコンベア29は同期して同
じ回転速度で駆動されるようになっている。
【0010】13は、作業テーブルであり、停止した反
転装置46の下側の主ベルトコンベア43は、作業テー
ブル13のベルトコンベア12と同じレベルになるよう
に調整されている。
【0011】このため、作業テーブル13の上の壁パネ
ル20は、ベルトコンベア12によって下側の主ベルト
コンベア43の上へと送り込まれ、また、その下側の主
ベルトコンベア43の上の壁パネル20は、次工程の作
業テーブル13のベルトコンベア12の上へと送り出さ
れる。
【0012】その搬送過程において、揺動アーム16は
エアーシリンダー17によって作業テーブル側13へと
突き出されて水平に支持され、そのとき作業テーブル側
13からは上縁36にガイドロール37を連設したスラ
イダー35が押し出され、これら揺動アーム16とスラ
イダー35によって作業テーブル13から反転装置46
へと水平に続く搬送路40が形成されることになる。
【0013】図3は、揺動アーム16とスライダー35
の連結状態を示し、38はガイドバーであり、スライダ
ー35が押し出されるとき、揺動アーム16のガイドロ
ール39によってガイドバー38が押し下げられ、スラ
イダー35に付けられた下向きの溝(図示せず)が揺動
アーム16の上縁30の上に重なって嵌合密着するよう
になっている。
【0014】壁パネル20が下側の主ベルトコンベア4
3の上に送り込まれると、揺動アーム16がエアーシリ
ンダー17に引き戻されて反転装置46と作業テーブル
13の間が切り離され、上側の押圧部材52がエアーシ
リンダー44に押し下げられ、壁パネル20が上側の押
圧部材52と下側の主ベルトコンベア43の間で挟持さ
れ、その後回転フレーム41が半回転して壁パネル20
が表裏反転することになる。このエアーシリンダー17
に引き戻される場合、揺動アーム16が90°以上回転
し(θ≧90°)、揺動アーム16の先端が突き出ない
ようにし、反転装置46の回転半径が小さくなるように
するとよい。
【0015】次いでエアーシリンダー44に押圧されて
壁パネル20を挟持していた押圧部材52を引き戻す
と、壁パネル20は半回転して下側になった他方の主ベ
ルトコンベア42の上に戴設されることになり、その主
ベルトコンベア42によって壁パネル20が次工程の作
業テーブル13へと送り出され、その後その下側になっ
た主ベルトコンベア42に新たな壁パネル20が送り込
まれて再び表裏反転されることになる。
【0016】図中、22はベルトコンベアを駆動するモ
ーターであり、24はモーター22に回転されてベルト
コンベアを回転するガイドロールである。
【0017】
【発明の効果】本発明によると、 (1) 反転される壁パネル20は回転フレーム41の
中に納められ、その表裏が主ベルトコンベア42(4
3)と押圧部材53(52)に押さえられて回転フレー
ム41と一体化し、回転フレーム41と共に反転される
ので、その反転過程で壁パネル20が転げ落ちる危険は
なく、反転装置46の設置に要するスペースも壁パネル
20の一辺を直径とする円柱形の空間であればよいの
で、その前後に続く作業テーブル上13での作業に支障
を来すことがない。
【0018】(2) 壁パネルの搬送路40を間に挟む
上下に主ベルトコンベア42・43が配置されており、
壁パネル20を反転させれば一方の主ベルトコンベア4
2または43が壁パネルの搬送路40を構成することに
なり、壁パネル20の反転直後直ちに壁パネル20の送
出と搬入を同時に行うことが出来、その際主ベルトコン
ベア42または43が揺動アーム16によって外部のベ
ルトコンベア12に接続されるので、壁パネル20の送
出と搬入がスムーズ且つ迅速に行える。
【0019】(3) 揺動アーム16を作業テーブル1
3に取り付ける場合には、作業テーブル13の高さを揺
動アーム16の長さ以上にしなければならず、従って、
反転装置46と作業テーブル13を大きく離してその間
を広い通路15とする場合には、作業テーブル13の高
さは相当に高いものとなる。何故なら、引き戻された揺
動アーム16はフロア11に垂直になり、そのように揺
動アーム16を垂直に引き戻せるようにするには、作業
テーブル13の高さを揺動アーム16の長さ以上にしな
ければならないからである。しかし反転装置の前後の作
業テーブル13の高さを高くすれば、壁パネルの生産ラ
インを構成する全ての作業テーブルを高くしなければな
らず、そのように高くなった作業テーブルは作業をしづ
らいものとする。この点で本発明では、反転装置46の
設置箇所は少なからずフロア11を堀り下げて低くせざ
るを得ないのであるから、反転装置46に揺動アーム1
6を取り付けても格別支障を来たすことはない。
【0020】(4) 反転装置の前後に続く作業テーブ
ルのベルトコンベア12・12の間は、反転装置の主ベ
ルトコンベア43(42)と補助ベルトコンベア29に
よって接続され、その間に連続した水平な搬送路40が
構成される。このため、反転を要しない壁パネル20の
生産過程では、ただ壁パネル20を反転装置46の中を
通過させるだけでよく、反転装置46が生産ラインの障
害になることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベルトコンベア反転装置の側面図
である。
【図2】本発明に係るベルトコンベア反転装置の側面図
である。
【図3】本発明に係るベルトコンベア反転装置のベルト
コンベアと作業テーブルのベルトコンベアとの接続箇所
の斜視図である。
【符号の説明】
11 フロア 12 ベルトコンベア 13 作業テーブル 14 プッシュロッド 15 通路 16 揺動アーム 17 駆動手段 20 壁パネル 21 モーター 22 モーター 24 ガイドロール 25 ガイドロール 28 回転軸 29 ベルトコンベア 30 上縁 31 ガイドロール 35 スライダー 36 上縁 37 ロール 38 ガイドバー 39 ガイドロール 40 搬送路 41 回転フレーム 42 主ベルトコンベア 43 主ベルトコンベア 44 駆動手段 46 反転装置 47 ロール 48 ロール 49 回転輪 50 中心 52 押圧部材 53 押圧部材
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 ベルトコンベア反転装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁パネル20の搬送路40を横切る方向
    に平行な軸芯の回りに回転する回転フレーム41に、壁
    パネルの搬送路40を間に挟んで主ベルトコンベア42
    ・43と押圧部材52・53が上下に保持されており、
    主ベルトコンベア42・43の折り返される両端部分に
    は揺動して搬送路40の長さ方向に片持梁状に突き出さ
    れる揺動アーム16が回転フレーム41に軸承されてお
    り、押圧部材52・53を搬送路40に向けて駆動する
    エアーシリンダーや油圧シリンダー等の駆動手段44
    と、揺動アーム16を搬送路40の長さ方向と揺動駆動
    して突き出すエアーシリンダーや油圧シリンダー等の駆
    動手段17と、主ベルトコンベア42・43を回転駆動
    するモーター21を回転フレーム41に取り付けられて
    おり、揺動アーム16が搬送路40の長さ方向に突き出
    されて主ベルトコンベア42・43から続く搬送路40
    を形成するものであることを特徴とするベルトコンベア
    反転装置。
JP32493692A 1992-11-09 1992-11-09 ベルトコンベア反転装置 Pending JPH06144550A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008063027A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Interpack Co Ltd 反転搬送装置
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JP2019147693A (ja) * 2015-10-30 2019-09-05 コー・ヤング・テクノロジー・インコーポレーテッド 物品移送装置、物品検査装置、物品移送方法及び物品検査方法

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