JPH0614183Y2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH0614183Y2
JPH0614183Y2 JP11458087U JP11458087U JPH0614183Y2 JP H0614183 Y2 JPH0614183 Y2 JP H0614183Y2 JP 11458087 U JP11458087 U JP 11458087U JP 11458087 U JP11458087 U JP 11458087U JP H0614183 Y2 JPH0614183 Y2 JP H0614183Y2
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JP
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guide fiber
fiber bundle
endoscope
light guide
tip
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JP11458087U
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JPS6419912U (ja
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信幸 舟越
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Olympus Corp
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Olympus Optic Co Ltd
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、生体腔内に挿入する挿入部および先端部が
細径の内視鏡に関する。
〔従来の技術〕
生体腔内に挿入する挿入部を細径化するとき一番問題と
なるのはその先端部であり、従来から種々の改良がなさ
れてきた。
第7図乃至第11図は実開昭62−84012号公報に
示す従来の細径内視鏡であり、第7図において、1は操
作部、2は挿入部である。操作部1には接眼部3が設け
られているとともに、ユニバーサルコード4が接続され
ている。また、前記挿入部2は可撓管部5およびこの先
端に設けた先端部6とから構成され、この先端部6は第
8図および第9図に示すように構成されている。すなわ
ち、7は金属製で円筒状のレンズ枠であり、このレンズ
枠7の先端側には対物レンズ8、8およびカバーガラス
9が接着固定され、後端部にはイメージガイドファイバ
ー束10の先端部が挿入された状態で接着固定されてい
る。このイメージガイドファイバー束10の後端側は前
記挿入部2および操作部1を通じて前記接眼部3に接続
されている。
また、前記レンズ枠7の外周にはライトガイドファイバ
ー束11が円環状に配置され、レンズ枠7の外周面に接
着固定されている。つまり、ライトガイドファイバー束
11の先端部には同心的に円筒状の収納部12が設けら
れ、この収納部12に前記レンズ枠7に内装されたイメ
ージガイドファイバー束10と対物レンズ8、8および
カバーガラス9からなる観察光学系13が収納されてい
る。さらに、前記ライトガイドファイバー束11の外周
には円筒状の金属箔14が被嵌され、この金属箔14の
外周にはライトガイドファイバー束11とともに可撓管
15が被嵌されている。
また第10図および第11図に示すものは、チャンネル
を備えた細径内視鏡であって、ライトガイドファイバー
束11の内部にイメージガイドファイバー束10と平行
にチャンネルチューブ16を内装したものであり、第8
図と共通する部分は同一番号を付して説明を省略する。
このように、従来の細径内視鏡の先端部6の外径は、レ
ンズ枠7の内径と肉厚、ライトガイドファイバー束11
の硬質部の外径、金属箔14の内径と肉厚さらに可撓管
15の内径と肉厚、またチャンネルを有する場合にはチ
ャンネルチューブ16の内径と肉厚を加えて決まってし
まい、光量や観察像の著しい低下を招かずに挿入部2を
細径にするには限界があった。
また、第12図に示すようにイメージガイドファイバー
束17の先端に複数個の対物レンズ18…をその凹凸面
を密着した状態で一体化し、レンズ枠を廃止した構造の
ものも知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、レンズ枠を設けたものは、その肉厚が先端部
の細径化を阻害しており、レンズ枠を廃止したものは、
対物レンズの凹凸面を密着させなければならず、レンズ
加工に高い精度が要求され、また対物レンズと接合する
イメージガイドファイバー束の先端面の凹面加工も高い
精度が要求され、製作が困難である。
この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その
目的とするところは、光量と観察像を低下させることな
く細径化を図ることができ、しかも製作が容易な内視鏡
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
この考案は、先端部にライトガイドファイバーを集束し
て成型し、このライトガイドファイバー束にイメージガ
イドファイバー束等の観察光学系を収納する収納部を有
した内視鏡において、前記観察光学系を構成する複数個
のレンズと前記イメージガイドファイバー束の端面との
少なくとも1つの間に透明な充填剤を充填固着し、前記
複数個のレンズをロッド状に一体に形成し、この観察光
学系を前記ライトガイドファイバー束の収納部に挿入固
着したことにある。
〔実施例〕 第1図乃至第3図は第1の実施例を示すもので、21は
内視鏡の挿入部22の先端部である。この先端部21に
ついて説明すると、23はライトガイドファイバーを集
束して成型したライトガイドファイバー束であり、この
先端側は硬質部23aに形成されている。そして、この
ライトガイドファイバー束23の硬質部23aには円筒
状の収納部24が同心的に設けられ、この収納部24に
は後述する観察光学系25が挿入されている。また、前
記硬質部23aの外周には円筒状の補強部材26が嵌合
され、その外周にはライトガイドファイバー束23とと
もに可撓管27が被嵌されている。
前記観察光学系25は、イメージガイドファイバー束2
8と、この先端側に設けた対物レンズロッド29とから
構成されている。この対物レンズロッド29は先端側に
設けたカバーガラス30、この後面に密着して設けた第
1の対物レンズ31、この第1の対物レンズ31と離間
し前記イメージガイドファイバー29の先端面に密着し
て設けた第2の対物レンズ32および第1と第2の対物
レンズ31、32との間に充填された透明な充填剤33
とから構成されている。そして、第1、第2の対物レン
ズ31、32は一方の面が平面31a、32aに、他方
の面が凸面31b、32bに形成され、平面31aはカ
バーガラス30に、32aはイメージガイドファイバー
束28の先端面に密着している。また、凸面31b、3
2bは中心軸を一致させた状態で離間対向しており、こ
の間隙部に前記充填剤33が充填され、この充填剤33
の接着力によって第1と第2の対物レンズ31、32が
接着されているとともに、カバーガラス30と第1の対
物レンズ31、第2の対物レンズ2とイメージガイドフ
ァイバー束28とが接着されている。
さらに、前述のように形成された対物レンズロッド29
の外周面には光不透過性の接着剤34が塗布され、前記
収納部24の内周面に固着されている。
なお、カバーガラス30、第1、第2の対物レンズ3
1、32およびイメージガイドファイバー束28の中心
軸を一致させ、かつ外径を一定に保つために、剥離性に
優れたテフロンなどの材料からなる円筒体を用意し、こ
れにカバーガラス30、第1、第2の対物レンズ31、
32およびイメージガイドファイバー束28を挿入し、
充填剤33によって固着して対物レンズロッド29を形
成し、これを前記円筒体から抜くことによって容易に製
造できる。
したがって、挿入部22の外径を太くすることなくイメ
ージガイドファイバーの本数を増やすことができ、解像
度を上げることができる。また第1、第2の対物レンズ
31、32間に充填剤33を充填し、この充填剤33が
効果しないうちにイメージガイドファイバー束28を軸
方向に移動することにより、第1と第2の対物レンズ3
1、と32の間隔を変化させてピント調整を行なうこと
ができるという実施例上の効果がある。
第4図は第2の実施例を示すもので、カバーガラスに代
って先端に設けた第1の対物レンズ31と第2の対物レ
ンズ32との間およびこの第2の対物レンズ32とイメ
ージガイドファイバー束28との間に透明な充填剤3
3、33を充填して一体とした対物レンズロッド35で
あり、第1の実施例と同様にライトガイドファイバー束
23の収納部24に挿入して固着することにより、第1
の実施例と同様の効果が得られる。
第5図および第6図は第3の実施例を示すもので、ライ
トガイドファイバー束23の硬質部23aに第1の収納
部36と第2の収納部37を平行に設け、第1の収納部
36に観察光学系25を挿入し、第2の収納部37にチ
ャンネルチューブ38を挿入し、それぞれを接着剤によ
って固着したものである。
このように構成することによって挿入部22の外径を太
くすることなくチャンネルチューブ38の内径を大きく
することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、観察光学系の
組立が容易であるとともに、光量および観察像を低下す
ることなく挿入部を細径化できる。また対物レンズ相互
間および対物レンズとイメージガイドファイバー束との
間を充填剤によって充填することによってゴミの侵入の
恐れもないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例を示す内視鏡の先端部
の縦断側面図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面
図、第3図は同じく観察光学系の縦断側面図、第4図は
この考案の第2の実施例の観察光学系の縦断側面図、第
5図はこの考案の第3の実施例の先端部を示す縦断側面
図、第6図は第5図のVI−VI線に沿う断面図、第7図は
一般的な細径内視鏡を示す側面図、第8図は従来の内視
鏡の先端部を示す縦断側面図、第9図は同じく観察光学
系を示す縦断側面図、第10図はチャンネルを有した従
来の細径内視鏡の先端部を示す縦断側面図、第11図は
第10図のX−X線に沿う断面図第12図は従来の内視
鏡の異なる観察光学系を示す縦断側面図である。 21…先端部、22……挿入部、23…ライトガイドフ
ァイバー束、24…収納部、25…観察光学系、28…
イメージガイドファイバー束、31、32…対物レンズ
(レンズ)、33…充填剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の先端部にライトガイドファイバー
    を集束して成型し、このライトガイドファイバー束にイ
    メージガイドファイバー束等の観察光学系を収納する収
    納部を有した内視鏡において、前記観察光学系を構成す
    る複数個のレンズと前記イメージガイドファイバー束の
    端面との少なくとも1つの間に透明な充填剤を充填固着
    し、前記複数個のレンズをロッド状に一体にしたことを
    特徴とする内視鏡。
JP11458087U 1987-07-28 1987-07-28 内視鏡 Expired - Lifetime JPH0614183Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11458087U JPH0614183Y2 (ja) 1987-07-28 1987-07-28 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11458087U JPH0614183Y2 (ja) 1987-07-28 1987-07-28 内視鏡

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Publication Number Publication Date
JPS6419912U JPS6419912U (ja) 1989-01-31
JPH0614183Y2 true JPH0614183Y2 (ja) 1994-04-13

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JP11458087U Expired - Lifetime JPH0614183Y2 (ja) 1987-07-28 1987-07-28 内視鏡

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JPS6419912U (ja) 1989-01-31

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