JPH0623019U - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH0623019U
JPH0623019U JP6010992U JP6010992U JPH0623019U JP H0623019 U JPH0623019 U JP H0623019U JP 6010992 U JP6010992 U JP 6010992U JP 6010992 U JP6010992 U JP 6010992U JP H0623019 U JPH0623019 U JP H0623019U
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JP
Japan
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guide fiber
endoscope
image guide
objective lens
tip
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Withdrawn
Application number
JP6010992U
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English (en)
Inventor
貴夫 山口
鶴夫 羽鳥
Original Assignee
オリンパス光学工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】イメージガイドファイバと対物レンズの接着を
強固にして組立性を向上させ、組立コストの低減を図る
ことのできる内視鏡を提供する。 【構成】チューブ体11の同一のルーメン内にイメージ
ガイドファイバ13及びライトガイドファイバ14を挿
入し、イメージガイドファイバ13の先端に対物レンズ
15を配して挿入部を形成した内視鏡において、前記対
物レンズ15の外周面に円環状をなす透明部材16の内
周面を固着して一体化し、前記対物レンズ15の後端面
にイメージガイドファイバ13の先端を当接させるとと
もに、前記透明部材16の後端面にライトガイドファイ
バ14の先端を当接させたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、挿入部をチューブ体で形成した内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、チューブ体の同一のルーメン内にイメージガイドファイバおよびライト ガイドファイバを最大限に充填して内視鏡の挿入部を形成する技術が特開昭63 −119732号公報に開示されている。
【0003】 この技術は、図11に示すように、対物レンズとしてのロッドレンズ102の 後端面をイメージガイドファイバ103の先端に当接させ、ロッドレンズ102 の外周面に複数本のライトガイドファイバ104の先端部を接着してチューブ体 101の先端部にロッドレンズ102を固定保持する技術であり、具体的には図 12に示すように、イメージガイドファイバ103とライトガイドファイバ10 4をチューブ体101の同一のルーメン内に挿入した後、イメージガイドファイ バ103の先端にロッドレンズ102を固着し、チューブ体101の中にイメー ジガイドファイバ103およびイメージガイドファイパ104を引き込んでロッ ドレンズ102をチューブ体101の先端部に固定保持する組立方法がとられて いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来技術では、ロッドレンズ102およびイメージガイドファイバ1 03の回りにライトガイドファイバ104が配設されているため、ロッドレンズ 102とイメージガイドファイバ103との接着面は互いに端面のみとなる。何 故なら、端面以外の部分に接着剤がはみ出ると、それだけ挿入部の径が太くなっ てしまい、組立てが出来なくなる。接着剤のはみ出しを許容すると、そのはみ出 た部分だけ挿入部の径を太くする必要が生じるからである。
【0005】 しかし、対物レンズとしてのロッドレンズ102とイメージガイドファイバ1 03とを互いの端面のみで接着するには、非常に慎重な作業を余儀なくされ、ま たチューブ体101への引き込みの際、接着面に力が加わると剥離しやすいなど 不確実なものであるため、組立時間が長く、組立コストがかさむという問題があ った。
【0006】 本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもので、イメージガイドファイ バと対物レンズの接着を強固にして組立性を向上させ、組立コストの低減を図る ことのできる内視鏡を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、チューブ体の同一のルーメン内にイメー ジガイドファイバ及びライトガイドファイバを挿入し、イメージガイドファイバ の先端に対物レンズを配して挿入部を形成した内視鏡において、前記対物レンズ の外周面に円環状をなす透明部材の内周面を固着して一体化し、前記対物レンズ の後端面にイメージガイドファイバの先端を当接させるとともに、前記透明部材 の後端面にライトガイドファイバの先端を当接させたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
このような構成の本考案は、対物レンズとイメージガイドファイバとの接着面 から接着剤がはみ出ても挿入部の径が太くなることがないので、イメージガイド ファイバと対物レンズの接着を強固にして組立性を向上させ、組立コストの低減 を図ることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の各実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 図1は本考案の第1実施例を示し、内視鏡挿入部の先端部分を示す断面図であ る。同図において、11は内視鏡の挿入部を形成するチューブ体を示し、このチ ューブ体11は例えばシリコン等の可撓性材料で形成されている。また、チュー ブ体11はマルチルーメン構造(あるいはシングルルーメン構造)となっており 、その内部には複数のルーメン(以下、チャンネル孔と称す。)がチューブ体1 1の軸方向に沿って形成されている。これらのチャンネル孔のうち少なくとも1 つのチャンネル孔には、イメージガイドファイバ13およびライトガイドファイ バ14が挿入されている。
【0011】 上記ライトガイドファイバ14は、イメージガイドファイバ13の周囲を覆う ようにチューブ体11のチャンネル孔に挿入されており、軸方向と直交する断面 形状が円環状となっている。
【0012】 上記イメージガイドファイバ13の先端面には、対物レンズとしてのロッドレ ンズ15の後端面が透光性の接着剤にて固着されている。このロッドレンズ15 は円環状をなす板状透明部材16の中心孔に嵌め込まれており、後端面を板状透 明部材16の後端面に一致させている。また、上記ロッドレンズ15は板状透明 部材16の内周面に外周面を接着させており、板状透明部材16と一体化されて いる。
【0013】 上記透明部材16はガラス等にて形成され、ロッドレンズ15の外径よりも僅 かに大きい内径を有している。また、透明部材16はイメージガイドファイバ1 3およびライトガイドファイバ14が挿入されるチューブ体11のチャンネル孔 よりも僅かに小さい外径を有し、接着剤等によりチューブ体11の先端部に挿入 固着されている。
【0014】 次に、上記のような内視鏡挿入部の組立方法を図2を参照して説明する。まず 、円環状に形成されたライトガイドファイバ14の中心孔にイメージガイドファ イバ13を挿入し、イメージガイドファイバ13の先端とライトガイドファイバ 14の先端とを一致させて両者を接着剤等により固着する。次に、イメージガイ ドファイバ13およびライトガイドファイバ14をチューブ体11内に挿入し、 チューブ体11とライトガイドファイバ14とを接着剤等にて固着する。なお、 このときチューブ体11の先端側は透明部材16の厚み分だけ空けておく。その 後、ロッドレンズ15と透明部材16とを一体化したものをチューブ体11の先 端部に嵌め込み、透明な接着剤にて固定する。
【0015】 上記のように構成される本考案の第1実施例では、円環状をなす透明部材16 の中心孔に対物レンズとしてのロッドレンズ15を組み込み、これら透明部材1 6およびロッドレンズ15の後端面とイメージガイドファイバ13およびライト ガイドファイバ14の先端面とを接着剤にて接合したので、イメージガイドファ イバ13とロッドレンズ15との接着面から接着剤がはみ出ても挿入部の径が太 くなるようなことがない。従って、イメージガイドファイバ13と対物レンズと してロッドレンズ15との接着を強固にして組立性を向上させることができ、組 立コストの低減を図ることができる。
【0016】 図3は本発明の第2実施例を示し、この第2実施例が上述した第1実施例と異 なる点は、透明部材16の先端部をチューブ体11の先端から突出させ、透明部 材16の先端側周縁部に曲面部17を形成したことである。
【0017】 このように、透明部材16の先端側周縁部に曲面部17を形成することにより 、挿入部の先端が丸みを帯びていることになるので、挿入部を患者の体腔内に挿 入した際に生体組織を傷付ける心配がない。
【0018】 図4は本発明の第4実施例を示し、この第4実施例が前述した第1実施例と異 なる点は、ロッドレンズ15の先端部を透明部材16の先端面から若干突出させ 、ロッドレンズ15の後端側に凹部18を形成したことである。
【0019】 このように、ロッドレンズ15の後端側に凹部18を形成することにより、イ メージガイドファイバ13の先端部が凹部18内に入り込んで接着固定されるこ とになるので、ロッドレンズ15とイメージガイドファイバ13との接合強度を さらに高めることができる。
【0020】 図5は内視鏡20の挿入部21を保護する保護チューブ26の斜視図で、挿入 部21の基端部には折れ止め22が設けられている。この折れ止め22の基端部 には球形部23を介して把持部24が設けられ、この把持部24の後端にはユニ バーサルコード25が接続されている。このユニバーサルコード25は途中で2 つに分岐しており、分岐した一方はテレビカメラ装置に接続され、他方は光源装 置に接続されるようになっている。
【0021】 前記保護チューブ26は、図6および図7に示すような構造となっており、保 護チューブ26の後端部には、前記内視鏡20の球形部23を覆う球形状の膨出 部27が設けられている。一方、保護チューブ26の先端には図6に示す如く切 欠部28が設けられている。この切欠部28の後端部からは線状のスリット29 が保護チューブ26の長手方向に沿って形成されている。このスリット29の後 端は保護チューブ26の後端に達しており、自然状態では閉じた状態となってい る。
【0022】 このように構成される保護チューブ26を内視鏡20の挿入部21に装着する 場合には、図8に示すように保護チューブ26の切欠部28側のスリット29を 手で押し拡げ、内視鏡20の球形部23を保護チューブ26で覆うようにする。 そして、この状態で保護チューブ26を内視鏡20の挿入部21側に引っ張ると 、内視鏡20の球形部23を通り過ぎた部分のスリット29が順次閉じていき、 挿入部21を被覆する。また、逆に球形部23より後端側の保護チューブ26は スリット29が球形部23により順次押し拡げられて行く(図9参照)。このよ うに保護チューブ26を内視鏡20の挿入部21側に引っ張り、膨出部27が内 視鏡20の球形部23の位置まで来ると、膨出部27が内視鏡20の球形部23 に嵌り込み(図10参照)、図6に示すように内視鏡20の挿入部21が保護チ ューブ26によって被覆される。
【0023】 なお、保護チューブ26を内視鏡20の挿入部21から取り外すときは、保護 チューブ26を挿入部21の先端側に引っ張ると、膨出部27が内視鏡20の球 形部23から外れるので、そのまま抜き去ることができる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、イメージガイドファイバと対物レンズの 接着を強固にして組立性を向上させ、組立コストの低減を図ることのできる内視 鏡を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示し、内視鏡挿入部の先
端部分を示す断面図。
【図2】同実施例の作用説明図。
【図3】本考案の第2実施例を示し、内視鏡挿入部の先
端部分を示す断面図。
【図4】本考案の第3実施例を示し、内視鏡挿入部の先
端部分を示す断面図。
【図5】保護チューブを内視鏡の挿入部に装着した状態
を示す斜視図。
【図6】図5に示す保護チューブの先端部を示す斜視
図。
【図7】図5に示す保護チューブの後端部を示す斜視
図。
【図8】図5に示す保護チューブを内視鏡の挿入部に装
着する場合の説明図。
【図9】図5に示す保護チューブを内視鏡の挿入部に装
着する場合の説明図。
【図10】図5に示す保護チューブを内視鏡の挿入部に
装着した状態を示す断面図。
【図11】従来の内視鏡の挿入部を示す断面図。
【図12】図11に示すチューブ体内にイメージガイド
ファイバとライトガイドファイバを挿入する場合の説明
図。
【符号の説明】
11…チューブ体、13…イメージガイドファイバ、1
4…ライトガイドファイバ、15…ロッドレンズ、16
…透明部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブ体の同一のルーメン内にイメー
    ジガイドファイバ及びライトガイドファイバを挿入し、
    イメージガイドファイバの先端に対物レンズを配して挿
    入部を形成した内視鏡において、前記対物レンズの外周
    面に円環状をなす透明部材の内周面を固着して一体化
    し、前記対物レンズの後端面にイメージガイドファイバ
    の先端を当接させるとともに、前記透明部材の後端面に
    ライトガイドファイバの先端を当接させたことを特徴と
    する内視鏡。
JP6010992U 1992-08-26 1992-08-26 内視鏡 Withdrawn JPH0623019U (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010158358A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Furukawa Electric Co Ltd:The バンドルファイバ及び内視鏡システム
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961107