JP3653908B2 - 内視鏡の処置具挿通チャンネル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療用、工業用等として用いられる内視鏡の挿入部に設けられ、鉗子その他の処置具等を挿通ガイドするための処置具挿通チャンネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡は、一般に、図7に示したように、挿入部1と、本体操作部2及びユニバーサルコード3から大略構成されるものであり、挿入部1は、本体操作部2への連設側から大半の部分は挿入経路に沿って任意の方向に曲がる軟性部1aで形成され、この軟性部1aにはアングル部1b及び先端硬質部1cが連設されている。先端部本体1cには、周知のように、その先端面(または先端側面)に照明窓,観察窓,処置具導出用開口等が形成されており、この先端硬質部1cを所望の方向に向けるために、アングル部1bは湾曲操作可能となっている。また、ユニバーサルコード3は光源装置(または光源装置及びプロセッサ)に接続されるものであり、この光源装置からの照明光を伝送する光学繊維束からなるライトガイドが挿通されており、このライトガイドは本体操作部2を経て挿入部1内に延在されて、その出射端は先端硬質部1cに設けた照明窓に臨んでいる。また、観察窓には対物レンズが配置されており、この対物レンズの結像位置には光学繊維束からなるイメージガイドが臨むか、または固体撮像素子等の撮像手段が装着される。
【0003】
以上のように構成される内視鏡においては、その挿入部1を体腔内に挿入して、その先端硬質部1cを所望の方向に向けながら体腔内の検査・診断が行われるが、この検査・診断の結果、患部が発見された場合等においては、鉗子その他の処置具を挿通させて、治療や体内組織の採取等の処置が施される。このために、本体操作部2には処置具導入部4が設けられており、この処置具導入部4から先端硬質部1cの処置具導出用開口に至る処置具挿通チャンネルが設けられる。
【0004】
そこで、図8に従来技術の処置具挿通チャンネルの構成を示す。同図において、6は処置具挿通チャンネルであって、この処置具挿通チャンネル6は可撓チューブ7と連結パイプ8、及び先端硬質部1cに形成した挿通孔9とから構成される。ここで、挿通孔9は段差形状となっており、可撓チューブ7は連結パイプ8の所定の位置まで嵌合され、また連結パイプ8における可撓チューブ7の非嵌合部分は先端硬質部1cの挿通孔9に形成した段差部9aの位置まで挿入されている。これによって、処置具挿通チャンネル6は、その全長にわたってほぼ均一な内径となっている。処置具挿通チャンネル6のうち、挿入部1における軟性部1a及びアングル部1b内の部位は可撓性を持たせる必要があるので、処置具導入部4から先端硬質部1cに至るまでの部位の大半は、軟性部1aの曲がり及びアングル部1bの湾曲に追従して曲がるために、ウレタン樹脂等の軟性樹脂で形成され、また内部に処置具等を挿通させる関係から内面に滑りの良い部材をコーティングする等の処理が施される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
連結パイプ8は先端硬質部1cに設けた挿通孔9に挿嵌させて固着するが、この連結パイプ8は強度等の関係から金属パイプで構成され、また先端硬質部1cも強度を持たせるために金属で形成されるのが一般的である。従って、連結パイプ8の先端硬質部1cへの挿嵌部分に接着剤を塗布することにより強固に固定される。一方、連結パイプ8と可撓チューブ7との間の固定は、金属と合成樹脂であって、しかも軟性の合成樹脂との間の接着であるから、連結パイプ8と先端硬質部1cとの間より固着強度より劣る。また、アングル部1bを湾曲操作した時には、可撓チューブ7に引っ張り力が作用することがあり、このために連結パイプ8と可撓チューブ7との嵌合部分における接着剤の剥離等の事態を生じるおそれがある。
【0006】
以上のことから、接着強度を増すために、接着剤を可撓チューブ7の外周側にまで回り込ませるように構成したものもある。さらに、可撓チューブ7の連結パイプ8への嵌合部分に外周パイプを嵌合させて、可撓チューブ7を連結パイプ8とこの外周パイプとの間である程度圧縮させるように装着したものもある。しかしながら、これらの構成であっても、可撓チューブ7と連結パイプ8との間の接着強度により連結強度を持たせるものであり、接着面積の増大等、接着強度の大幅な向上がないことから、可撓チューブ7に強い引っ張り力が作用すると、可撓チューブ7と連結パイプ8との間での接着剤の剥離、さらには可撓チューブ7の脱落等という事態を防止することはできない。
【0007】
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、連結パイプと可撓チューブとの間の接着面積を実質的に広くすることにより、その間の連結強度を向上させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明は、内視鏡の挿入部に挿通され、一端が挿入部の先端部本体に設けた挿通孔に挿嵌される連結パイプと、この連結パイプに嵌合・固定された可撓チューブとを備えた処置具挿通チャンネルであって、連結パイプに嵌合・固着された端部リングと、一端側内面がこの端部リングの外周に固着されて、可撓チューブの連結パイプへの嵌合部の少なくとも一部分を覆うように装着した外周パイプとからなり、連結パイプ及び外周パイプと可撓チューブの表裏両面との接合部を接着する構成としたことをその特徴とするものである。
【0009】
これによって、端部リングを介して連結リングと一体化した外周パイプも可撓チューブの接着部として機能するから、結果的には可撓チューブの連結リングへの接着面積が増大することになるが、さらに接着強度を向上させるには、可撓チューブの機械的な固定機構を持たせる。この付加的な固定機構としては、連結パイプの外径と外周パイプの内径との間の径差により形成される円環状隙間の幅を可撓チューブの厚みより小さくしたり、連結パイプにおける可撓チューブの嵌合側端部の外周側には、この連結パイプとは別個の部材または一体物として突起部を設けて、この突起部と外周パイプとの間を可撓チューブの厚みより小さな隙間が形成するか、または外周パイプの周胴部に可撓チューブに食い込ませるためのかしめ部を形成する等の構成とすれば良い。さらに、外周パイプを端部リングより突出させると共に、この外周パイプの端部を端部リングを抱持するかしめ部を形成することによっても、抜け止め機能を発揮させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。而して、図1は本発明の第1の実施の形態を示す。同図において、10は処置具挿通チャンネルであって、この処置具挿通チャンネル10の先端における挿入部1の先端硬質部1cへの装着部分の構成が示されている。
【0011】
処置具挿通チャンネル10は連結パイプ11と可撓チューブ12とを備えており、可撓チューブ12の先端部分は連結パイプ11の途中位置まで嵌合されている。また、連結パイプ11は先端硬質部1c側の挿通孔9内において、その段差部9aまで挿入されて、接着剤を用いて固着される。以上の点については、前述した従来技術のものと同様である。
【0012】
可撓チューブ12と連結パイプ11との嵌合部には、外周パイプ13が嵌合されており、かつ外周パイプ13は可撓チューブ12の連結パイプ11への嵌合部の先端部より突出した状態に嵌合されている。一方、連結パイプ11の所定の位置には端部リング14が嵌合されて、接着剤で固着されている。連結パイプ11における可撓チューブ12の先端部から突出した部分の内周面は端部リング14に嵌合されて、接着剤で固着されている。そして、処置具挿通チャンネル10の先端硬質部1cへの連結は、連結パイプ11の先端側の部分が挿通孔9に挿入されて、端部リング14の端面及び外周パイプ13の端面が先端硬質部1cの端壁面に当接した状態に組み付けられる。ここで、端部リング14は連結パイプ11に対して固着状態とすることから、それらを別個の部材で形成する必要はなく、例えば連結パイプの外面に端部リングに相当する形状の円環状の突条を一体的に形成するようにしても良い。
【0013】
ここで、先端硬質部1cは金属で形成されており、また連結パイプ11,外周パイプ13及び端部リング14も金属で形成されている。そして、連結パイプ11と、外周パイプ13及び端部リング14により形成される円環状の隙間の幅寸法は、可撓チューブ12の厚み寸法より僅かに小さくなっている。従って、可撓チューブ12は連結パイプ11と外周パイプ13との間に挾持されて、その寸法差分だけ圧縮されるように組み付けられる。そして、端部リング14の内外周と連結パイプ11及び外周パイプ13との接合部は接着剤により接着されて、実質的に一体物となし、さらに可撓チューブ12の表裏両面及び端面と連結パイプ11,外周パイプ13及び端部リング14との接合面も、それぞれ接着剤を用いて固着されている。
【0014】
以上のように、端部リング14,連結パイプ11及び外周パイプ13は金属同士であるから、接着剤を用いて強固に固着できる。従って、組み付け状態における各部材の固着強度は極めて高く、実質的に一体物を構成することになる。そして、軟性の合成樹脂からなり、金属同士より接着強度が劣る可撓チューブ12は、連結パイプ11の外周面と、この連結パイプ11と一体物となった外周パイプ13の内周面及び端部リング14の端面との各接合面に接着剤で固着される。この結果、可撓チューブ12の連結パイプ11への接着面積は実質的に表裏両面に及ぶ2倍以上に増大して、接着強度が増すことになり、かつ可撓チューブ12は連結パイプ11と外周パイプ13との間で圧縮された状態に保持される。これによって、アングル部1bを湾曲操作した時等に、可撓チューブ12が引っ張られたとしても、連結パイプ11から分離するおそれがなくなる。また、連結パイプ11は先端硬質部1cの挿通孔9への挿嵌部分は接着剤で固着されるが、さらに端部リング14及び外周パイプ13の端面も、先端硬質部1cの端面に接合させた状態で、接着剤を用いて固着するのが連結パイプ11の固着強度も向上することになる。
【0015】
次に、処置具挿通チャンネル10の組み付け方法の一例について説明すると、図2に示したように、端部リング14は予め連結パイプ11に嵌合させて接着剤で固着しておき、外周パイプ13は可撓チューブ12側に嵌合させて、外周パイプ13を可撓チューブ12の奥側に位置させた状態にする。連結パイプ11の外周面と、端部リング14の可撓チューブ12と接合される側の端面と、外周パイプ13の内面とに接着剤を塗布しておく。そして、可撓チューブ12を単独で連結パイプ11に嵌合させて、その先端が端部リング14と当接する位置まで送り込む。この状態で、外周パイプ13を可撓チューブ12における先端側に移行させて、連結リング11への嵌合部に乗り上げさせて、可撓チューブ12の先端から所定の長さ突出させて、その内周面を端部リング14の外周を完全に覆うように嵌合させる。これによって、連結パイプ11に固着されている端部リング14と外周パイプ13との間が接着・固定されると共に、可撓チューブ12は、その内周面は連結パイプ11と、先端面は端部リング14と、さらに外周面は外周パイプ13と接着されて固定することになる。なお、可撓チューブ12は連結パイプ11には押し広げるようにして嵌合されることから、この嵌合を容易にするには、連結パイプ11の先端部分の外周側にテーパ部を形成すれば良い。また、外周パイプ13を可撓チューブ12における連結パイプ11への装着部に乗り上げさせる操作を容易に行うために、外周パイプ13の先端における内周面にもテーパ部を形成することができる。
【0016】
次に、図3は本発明の第2の実施の形態を示すものである。本実施の形態においても、前述した第1の実施の形態と同様、処置具挿通チャンネル20の構成としては、連結パイプ21,可撓チューブ22,外周パイプ23及び端部リング24で構成され、これらの各部材のうち、可撓チューブ22,外周パイプ23及び端部リング24は実質的に第1の実施の形態と同様のものである。連結パイプ21は、その先端部から軸線方向に向けて所定長さ立ち上がる傾斜面が形成されており、この傾斜面の端部は垂直に立ち下がるようになっており、これによって尖った形状の円環状突条25が形成されている。そして、連結パイプ21における周胴部と外周パイプ23の内面との間の隙間は可撓チューブ22の厚みとほぼ同じか、それより僅かに小さくなっているが、円環状突条25の部位の隙間はその連結パイプ21の外周面からの突出している分だけ可撓チューブ22の厚みより小さくなっている。さらに、外周パイプ23は、可撓チューブ22の連結パイプ21への嵌合部分において、円環状突条25を越えた位置まで嵌合される。
【0017】
以上のように構成することによって、前述した第1の実施の形態と同様、連結パイプ21と外周パイプ23とは端部リング24を介して接着により実質的に一体物となっており、これら連結パイプ21,外周パイプ23及び端部リング24に可撓チューブ22を接着することにより、その接着面積が広くなり、接着強度が増すことになる。しかも、外周パイプ23は連結パイプ21のうち、最も外径の大きな円環状突条25の垂直な壁の部位を越しているので、一種のアンカー効果が発揮されることになって、可撓チューブ22が抜ける方向に力が作用した時に、外周パイプ23の端部と円環状突条25との間での挾持力が大きくなるから、さらに可撓チューブ22の固着性が向上する。
【0018】
図4及び図5は、本発明の第3の実施の形態を示すものであって、この実施の形態においても、第1の実施の形態と同様、処置具挿通チャンネル30は、連結パイプ31と、可撓チューブ32と、外周パイプ33と、端部リング34とから構成される。そして、連結パイプ31,可撓チューブ32及び端部リング34の構成は、第1の実施の形態と同じであり、さらに外周パイプ33の内径及び外径も第1の実施の形態と同様である。
【0019】
然るに、図5からも明らかなうように、外周パイプ33の周胴部には、円周方向に向けて所定の長さを有する一対の切り込み35,35が1乃至複数箇所形成されており、この外周パイプ33は可撓チューブ32に嵌合させて、連結パイプ31と、可撓チューブ32及び外周パイプ33、さらに端部リング34が接着剤により固着された後に、切り込み35,35の間の部位をかしめることによって、このかしめ部36で可撓チューブ32を部分的に押圧するようにしている。これによって、可撓チューブ32の接着面積の増大に加えて、外周パイプ33のかしめ部36による押圧力によって、可撓チューブ32の抜け止め機能がより強力に発揮される。
【0020】
さらに、図6には、第4の実施の形態が示されている。この実施の形態においても、処置具挿通チャンネル40は、連結パイプ41と、可撓チューブ42と、外周パイプ43と、端部リング44とからなり、また連結パイプ41,可撓チューブ42及び端部リング44の構成は、第1の実施の形態と全く同様のものである。然るに、外周パイプ43の先端は端部リング44を越える位置にまで延在されており、この外周パイプ43は、可撓チューブ42に嵌合させて、連結パイプ41と、可撓チューブ42及び外周パイプ43、さらに端部リング44が接着剤により固着された後に、その端部リング44から突出している部位を内側に向けてかしめることによって、外周パイプ43と端部リング44との一体化をより確実なものとしている。これによって、可撓チューブ42に引っ張り力が作用した時に、これに伴って外周パイプ43が引き出されようとする方向の力は、かしめ部分を介して、連結パイプ41に強力に接着・固定されている端部リング44により受承されることになる。
【0021】
なお、この第4の実施の形態において、例えば第2の実施の形態で示したように、連結パイプに円環状突条を形成したり、また第3の実施の形態のように、外周パイプの周胴部に切り込みを設けてかしめるようにすると、可撓チューブの連結パイプからの抜け出しをより確実に防止できるようになり、処置具挿通チャンネルの安定性がさらに向上する。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、連結パイプに端部リングを嵌合・固着すると共に、一端側内面がこの端部リングの外周に固着することにより、連結パイプと実質的に一体物となった外周パイプを設けて、この外周パイプを可撓チューブの連結パイプへの嵌合部の少なくとも一部分を覆うように装着する構成としたので、連結パイプと可撓チューブとの接着面積が実質的に増大することになって、その間の連結強度を向上させることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す処置具挿通チャンネルの先端における挿入部の先端硬質部への装着部分の構成を示す断面図である。
【図2】可撓チューブを連結パイプに組み付ける状態を示す作用説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す処置具挿通チャンネルの先端硬質部への装着部分の構成を示す断面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示す処置具挿通チャンネルの先端硬質部への装着部分の構成を示す断面図である。
【図5】第3の実施の形態に用いられる外周パイプの外観図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態を示す処置具挿通チャンネルの先端硬質部への装着部分の構成を示す断面図である。
【図7】内視鏡の外観図である。
【図8】従来技術による処置具挿通チャンネルの先端の先端硬質部への装着部分の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 挿入部 1c 先端硬質部
5a 先端部本体 5b 先端キャップ
9 挿通孔
10,20,30,40 処置具挿通チャンネル
11,21,31,41 連結パイプ
12,22,32,42 可撓チューブ
13,23,33,43 外周パイプ
14,24,34,44 端部リング
25 突条 36 かしめ部
Claims (5)
- 内視鏡の挿入部に挿通され、一端が挿入部の先端部本体に設けた挿通孔に挿嵌される連結パイプと、この連結パイプに嵌合・固定された可撓チューブとを備えた処置具挿通チャンネルにおいて、前記連結パイプに嵌合・固着された端部リングと、一端側内面がこの端部リングの外周に固着されて、前記可撓チューブの連結パイプへの嵌合部の少なくとも一部分を覆うように装着した外周パイプとからなり、前記連結パイプ及び外周パイプと可撓チューブの表裏両面との接合部を接着する構成としたことを特徴とする内視鏡の処置具挿通チャンネル。
- 前記連結パイプの外径と前記外周パイプの内径との間の径差により形成される円環状隙間の幅を、前記可撓チューブの厚みより小さくする構成としたことを特徴とする請求項1記載の内視鏡の処置具挿通チャンネル。
- 前記連結パイプにおける前記可撓チューブの嵌合側端部の外周側には突起部を形成し、この突起部と前記外周パイプとの間は、前記可撓チューブの厚みより小さな隙間が形成される構成としたことを特徴とする請求項1記載の内視鏡の処置具挿通チャンネル。
- 前記外周パイプの周胴部には、前記可撓チューブに食い込ませるためのかしめ部を形成する構成としたことを特徴とする請求項1記載の内視鏡の処置具挿通チャンネル。
- 前記外周パイプを前記端部リングより突出させると共に、この外周パイプの端部を端部リングを抱持するかしめ部を形成する構成としたことを特徴とする請求項1記載の処置具挿通チャンネル。
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