JPH0470900B2 - - Google Patents
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- JPH0470900B2 JPH0470900B2 JP1129875A JP12987589A JPH0470900B2 JP H0470900 B2 JPH0470900 B2 JP H0470900B2 JP 1129875 A JP1129875 A JP 1129875A JP 12987589 A JP12987589 A JP 12987589A JP H0470900 B2 JPH0470900 B2 JP H0470900B2
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- Japan
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- circuit board
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- tip
- signal
- solid
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
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Landscapes
- Endoscopes (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は挿入部に固体撮像素子が設けられた
内視鏡に関する。
内視鏡に関する。
近年、挿入部の先端部に固体撮像素子を設け、
この固体撮像素子によつて観察を行なうようにし
た内視鏡が知られている。
この固体撮像素子によつて観察を行なうようにし
た内視鏡が知られている。
従来、このような内視鏡としては、特開昭60−
241011号公報に示されるものがある。つまり、こ
の公報に示されたものは、対物光学系に入射した
観察部位からの光の進路をプリズムによつて上記
対物光学系の光軸に対しほぼ直角に変えて固体撮
像素子(イメージセンサ)の一側面に導くように
している。この固体撮像素子の他側面には固体撮
像素子からの信号を増幅するための回路を有する
回路基板が接合され、この回路基板には上記信号
を伝達するための束信号線が接続されてなる。
241011号公報に示されるものがある。つまり、こ
の公報に示されたものは、対物光学系に入射した
観察部位からの光の進路をプリズムによつて上記
対物光学系の光軸に対しほぼ直角に変えて固体撮
像素子(イメージセンサ)の一側面に導くように
している。この固体撮像素子の他側面には固体撮
像素子からの信号を増幅するための回路を有する
回路基板が接合され、この回路基板には上記信号
を伝達するための束信号線が接続されてなる。
ところで、上記従来の構造では、束信号線の束
部先端を挿入部の先端部内に設けられた回路基板
の手前まで延出し、さらにこの束部先端から突出
する複数の単線を回路基板上まで延出して単線を
回路基板に接続していた。つまり、束信号線の束
部と回路基板とは軸方向に重なり合つておらず、
回路基板、束信号線の単線部、束部が軸方向に連
続しており、その結果、これらを収納保護する硬
質の先端部が軸方向に沿つて長くなつていた。こ
のように、硬質部分である先端部が長くなると、
その挿入時に患者へ与える苦痛が増大する他、体
腔内での小まわりがきかなくなり、挿入性が悪く
なるという欠点を生じる。
部先端を挿入部の先端部内に設けられた回路基板
の手前まで延出し、さらにこの束部先端から突出
する複数の単線を回路基板上まで延出して単線を
回路基板に接続していた。つまり、束信号線の束
部と回路基板とは軸方向に重なり合つておらず、
回路基板、束信号線の単線部、束部が軸方向に連
続しており、その結果、これらを収納保護する硬
質の先端部が軸方向に沿つて長くなつていた。こ
のように、硬質部分である先端部が長くなると、
その挿入時に患者へ与える苦痛が増大する他、体
腔内での小まわりがきかなくなり、挿入性が悪く
なるという欠点を生じる。
この発明は、硬質の先端部の長さを短かくで
き、患者への苦痛の低減および挿入性の向上が図
れる内視鏡を提供することを目的とする。
き、患者への苦痛の低減および挿入性の向上が図
れる内視鏡を提供することを目的とする。
この発明は、先端部2の後側に湾曲部28を連
続して設け、上記先端部2内に固体撮像素子21
等の回路基板22を設けるとともに、この回路基
板22に挿入部1内に挿入された信号伝達用の束
信号線24を接続し、この束信号線24の束部先
端24aを回路基板22上まで延出するととも
に、この束部先端24aから突出する単線25の
少なくとも一部を湾曲部28側に折返して回路基
板22に接続する。そして、先端部2は実質的に
は回路基板22の後端までを収納する長さであれ
ばよく、この先端部2を短かくできるものであ
る。
続して設け、上記先端部2内に固体撮像素子21
等の回路基板22を設けるとともに、この回路基
板22に挿入部1内に挿入された信号伝達用の束
信号線24を接続し、この束信号線24の束部先
端24aを回路基板22上まで延出するととも
に、この束部先端24aから突出する単線25の
少なくとも一部を湾曲部28側に折返して回路基
板22に接続する。そして、先端部2は実質的に
は回路基板22の後端までを収納する長さであれ
ばよく、この先端部2を短かくできるものであ
る。
また、回路基板22上まで延出された束信号線
2信号の束部先端24aおよび単線25を回路基
板22に接着固定することで、回路基板22と束
信号線24との接続強度を高める。
2信号の束部先端24aおよび単線25を回路基
板22に接着固定することで、回路基板22と束
信号線24との接続強度を高める。
以下、この発明の第1実施例を第1図ないし第
5図を参照して説明する。第1図は内視鏡の挿入
部1の先端硬質部2を示し、この先端硬質部2の
後側には多数の湾曲駒41を枢着してなる湾曲部
28が連続して設けられている。上記先端硬質部
2は本体3を備えているとともに、その内部には
第2図に示すように撮像系4、鉗子チヤンネル
5、一対のライトガイドフアイバ6および送気送
水チユーブ7などが設けられている。上記鉗子チ
ヤンネル5は第1図に示すように上記本体3に形
成された第1の取付孔8に接続管9によつて接続
されている。また、一対のライトガイドフアイバ
6は上記本体3に形成された照明窓(図示せず)
に光学的に接続され、送気送水チユーブ7は上記
本体3に設けられた図示しないノズルに連通して
いる。
5図を参照して説明する。第1図は内視鏡の挿入
部1の先端硬質部2を示し、この先端硬質部2の
後側には多数の湾曲駒41を枢着してなる湾曲部
28が連続して設けられている。上記先端硬質部
2は本体3を備えているとともに、その内部には
第2図に示すように撮像系4、鉗子チヤンネル
5、一対のライトガイドフアイバ6および送気送
水チユーブ7などが設けられている。上記鉗子チ
ヤンネル5は第1図に示すように上記本体3に形
成された第1の取付孔8に接続管9によつて接続
されている。また、一対のライトガイドフアイバ
6は上記本体3に形成された照明窓(図示せず)
に光学的に接続され、送気送水チユーブ7は上記
本体3に設けられた図示しないノズルに連通して
いる。
上記撮像系4は第1図に示すように多数の対物
レンズ11が内蔵されているとともに、先端には
カバーレンズ12aが設けられたレンズ枠12を
有する。このレンズ枠12は上記本体3に形成さ
れた第2の取付孔13に先端部を嵌入して取付け
られている。このレンズ枠12の後端部には第3
図ないし第5図に示すプリズム枠14が結合され
ている。つまり、プリズム枠14の一端部には段
部15を有する嵌合孔16が形成され、この嵌合
孔16に上記レンズ枠12を嵌合させ、その端面
をスペーサ17を介して上記段部15に当接させ
ることによつて軸方向の位置決めがなされてい
る。したがつて、スペーサ17を異なる厚さのも
のと換えれば、上記プリズム枠14の軸方向に沿
う位置決め調節ができるようになつている。ま
た、プリズム枠14にはその両側間に光学素子と
しての直角プリズム18が接着固定されている。
このプリズム18は上記対物レンズ11を通過し
た光を直角方向に変換するもので、その光の進行
方向には上記プリズム枠14の両側上端に形成さ
れた一対の鍔部19に一側面を接着固定して固体
撮像素子21が設けられている。つまり、プリズ
ム枠14に鍔部19を設けたので、このプリズム
枠14に固体撮像素子21を強固に固定すること
ができるようになつている。また、上記プリズム
枠14をレンズ枠12に対して軸方向に突合わせ
によつて位置決め、つまりピント合せするように
しているので、プリズム枠14をレンズ枠12に
スライド自在に嵌合させてピント出しする場合に
比べてガタの発生がないばかりか、全長を短かく
することもできる。
レンズ11が内蔵されているとともに、先端には
カバーレンズ12aが設けられたレンズ枠12を
有する。このレンズ枠12は上記本体3に形成さ
れた第2の取付孔13に先端部を嵌入して取付け
られている。このレンズ枠12の後端部には第3
図ないし第5図に示すプリズム枠14が結合され
ている。つまり、プリズム枠14の一端部には段
部15を有する嵌合孔16が形成され、この嵌合
孔16に上記レンズ枠12を嵌合させ、その端面
をスペーサ17を介して上記段部15に当接させ
ることによつて軸方向の位置決めがなされてい
る。したがつて、スペーサ17を異なる厚さのも
のと換えれば、上記プリズム枠14の軸方向に沿
う位置決め調節ができるようになつている。ま
た、プリズム枠14にはその両側間に光学素子と
しての直角プリズム18が接着固定されている。
このプリズム18は上記対物レンズ11を通過し
た光を直角方向に変換するもので、その光の進行
方向には上記プリズム枠14の両側上端に形成さ
れた一対の鍔部19に一側面を接着固定して固体
撮像素子21が設けられている。つまり、プリズ
ム枠14に鍔部19を設けたので、このプリズム
枠14に固体撮像素子21を強固に固定すること
ができるようになつている。また、上記プリズム
枠14をレンズ枠12に対して軸方向に突合わせ
によつて位置決め、つまりピント合せするように
しているので、プリズム枠14をレンズ枠12に
スライド自在に嵌合させてピント出しする場合に
比べてガタの発生がないばかりか、全長を短かく
することもできる。
上記固体撮像素子21の他側面にはたとえば合
成樹脂などで作られたフレキシブルな回路基板2
2の一端部が接着固定されている。この回路基板
22は上記プリズム18の周囲を囲む状態に曲成
され、回路基板22の面積の拡大を図るように
し、その他端部は上記プリズム枠14の一側に接
着固定されている。この回路基板22にはトラン
ジスタ、IC、コンデンサなどの上記固体撮像素
子21からの信号を増幅するための回路を構成す
る電子部品23が取付けられている。また、回路
基板22によつて囲まれた空間には束信号線24
に束部先端24aが挿入されている。この束信号
線24の束部先端24aは上記プリズム18に接
近させられ、その端面から突出した複数の単線2
5のうちの一部は後方へ折返されて上記回路基板
22に接続されている。さらに、上記回路基板2
2によつて形成された空間内には接着剤26が充
填され、この接着剤26によつて上記束信号線2
4の単線25および束部先端24aが回路基板2
2に接着固定されている。そして、上記束信号線
24によつて上記固体撮像素子21により光信号
を変換した電気信号が上記束信号線24で図示せ
ぬモニタに送られるようになつている。
成樹脂などで作られたフレキシブルな回路基板2
2の一端部が接着固定されている。この回路基板
22は上記プリズム18の周囲を囲む状態に曲成
され、回路基板22の面積の拡大を図るように
し、その他端部は上記プリズム枠14の一側に接
着固定されている。この回路基板22にはトラン
ジスタ、IC、コンデンサなどの上記固体撮像素
子21からの信号を増幅するための回路を構成す
る電子部品23が取付けられている。また、回路
基板22によつて囲まれた空間には束信号線24
に束部先端24aが挿入されている。この束信号
線24の束部先端24aは上記プリズム18に接
近させられ、その端面から突出した複数の単線2
5のうちの一部は後方へ折返されて上記回路基板
22に接続されている。さらに、上記回路基板2
2によつて形成された空間内には接着剤26が充
填され、この接着剤26によつて上記束信号線2
4の単線25および束部先端24aが回路基板2
2に接着固定されている。そして、上記束信号線
24によつて上記固体撮像素子21により光信号
を変換した電気信号が上記束信号線24で図示せ
ぬモニタに送られるようになつている。
このような構造によれば、束信号線24の束部
先端24aを回路基板22上まで延出させ、さら
にその端面から突出された各単線25のうちの一
部を後方へ折返して回路基板22に接続した。つ
まり、束信号線24の束部先端24aと回路基板
22とを軸方向に重なり合せるとともに、一部の
単線25を湾曲部28側に折返して回路基板22
に接続したから、先端硬質部2は実質的には回路
基板22の後端までを収納保護できる長さを有し
ていればよく、したがつて従来より先端硬質部2
の長さを短かくすることができる。また、回路基
板22上まで延出された束信号線24の単線25
および束部先端24aを上記回路基板22の空間
内に充填された接着剤26によつて回路基板22
に固着したので、上記単線25の接続状態が補強
され、それによつて湾曲部28の湾曲操作により
束信号線24に押引き力が加わつても、単線25
と回路基板22との接続が外れたり、単線25自
体が繰返し曲げられることにより断線してしまう
ことを防止できる。
先端24aを回路基板22上まで延出させ、さら
にその端面から突出された各単線25のうちの一
部を後方へ折返して回路基板22に接続した。つ
まり、束信号線24の束部先端24aと回路基板
22とを軸方向に重なり合せるとともに、一部の
単線25を湾曲部28側に折返して回路基板22
に接続したから、先端硬質部2は実質的には回路
基板22の後端までを収納保護できる長さを有し
ていればよく、したがつて従来より先端硬質部2
の長さを短かくすることができる。また、回路基
板22上まで延出された束信号線24の単線25
および束部先端24aを上記回路基板22の空間
内に充填された接着剤26によつて回路基板22
に固着したので、上記単線25の接続状態が補強
され、それによつて湾曲部28の湾曲操作により
束信号線24に押引き力が加わつても、単線25
と回路基板22との接続が外れたり、単線25自
体が繰返し曲げられることにより断線してしまう
ことを防止できる。
第6図と第7図はこの発明の第2の実施例で、
この実施例は回路基板22を第1の部分22aと
第2の部分22bとに分割し、固体撮像素子21
の鉗子チヤンネル5と対応する部分に上記回路基
板22を設けないようにし、その分だけ大径の鉗
子チヤンネル5を用いることができるようにし
た。また、レンズ枠12とプリズム枠14との接
合部分にはスペーサ17に代わり平行ガラス27
を設けるようにし、この平行ガラス27の厚さに
よつてピント出しをするようにした。また、回路
基板22には第6図に示すように湾曲部28内に
突出する延出部29を設け、回路基板22の面積
の拡大を図るようにした。この延出部29はでき
るだけ挿入部1の径方向中心寄りに設け、湾曲部
28を湾曲するときに邪魔にならないようにし
た。なお、この実施例において回路基板22の電
子部品23を取付ける部分や束信号線24を接続
する部分を硬質にしてもよい。
この実施例は回路基板22を第1の部分22aと
第2の部分22bとに分割し、固体撮像素子21
の鉗子チヤンネル5と対応する部分に上記回路基
板22を設けないようにし、その分だけ大径の鉗
子チヤンネル5を用いることができるようにし
た。また、レンズ枠12とプリズム枠14との接
合部分にはスペーサ17に代わり平行ガラス27
を設けるようにし、この平行ガラス27の厚さに
よつてピント出しをするようにした。また、回路
基板22には第6図に示すように湾曲部28内に
突出する延出部29を設け、回路基板22の面積
の拡大を図るようにした。この延出部29はでき
るだけ挿入部1の径方向中心寄りに設け、湾曲部
28を湾曲するときに邪魔にならないようにし
た。なお、この実施例において回路基板22の電
子部品23を取付ける部分や束信号線24を接続
する部分を硬質にしてもよい。
第8図と第9図はこの発明の第3の実施例を示
す。この実施例は側視形の内視鏡に適用した場合
で、レンズ枠12に保持された対物レンズ11は
対物プリズム31を介して観察窓32に光学的に
接続されている。また、第8図において33はラ
イトガイドフアイバ6が光学的に接続された照明
窓であり、34は送気送水チユーブが連通したノ
ズルである。なお、第9図中35は鉗子起上用ワ
イヤ36が通されるガイドチユーブである。この
ような側視形の内視鏡においても、第1の実施例
と同様の作用効果が得られること無論である。
す。この実施例は側視形の内視鏡に適用した場合
で、レンズ枠12に保持された対物レンズ11は
対物プリズム31を介して観察窓32に光学的に
接続されている。また、第8図において33はラ
イトガイドフアイバ6が光学的に接続された照明
窓であり、34は送気送水チユーブが連通したノ
ズルである。なお、第9図中35は鉗子起上用ワ
イヤ36が通されるガイドチユーブである。この
ような側視形の内視鏡においても、第1の実施例
と同様の作用効果が得られること無論である。
以上述べたようにこの発明は、先端部の後側に
湾曲部を連続して設け、上記先端部内に固体撮像
素子等の回路基板を設けるとともに、この回路基
板に挿入部内に挿入された信号伝達用の束信号線
を接続し、この束信号線の束部先端を回路基板上
まで延出するとともに、この束部先端から突出す
る単線の少なくとも一部を湾曲部側に折返して回
路基板に接続するようにした。つまり、束信号線
の束部先端と回路基板とを軸方向に重なり合せる
とともに、単線の少なくとも一部を湾曲部側に折
返して回路基板に接続したから、先端部は実質的
には回路基板の後端までを収納保護できる長さを
有していればよく、したがつて先端部の長さを短
かくでき、挿入時における患者への苦痛の低減お
よび体腔内での小まわりが可能となり、挿入性の
向上を図ることができる。また、回路基板上まで
延出された束信号線の束部先端および単線を回路
基板に接着固定したので、単線の接続状態が補強
され、それによつて湾曲部の湾曲時に単線と回路
基板との接続が外れたり、単線自体が繰返し曲げ
られることにより断線してしまうことを防止でき
るものである。
湾曲部を連続して設け、上記先端部内に固体撮像
素子等の回路基板を設けるとともに、この回路基
板に挿入部内に挿入された信号伝達用の束信号線
を接続し、この束信号線の束部先端を回路基板上
まで延出するとともに、この束部先端から突出す
る単線の少なくとも一部を湾曲部側に折返して回
路基板に接続するようにした。つまり、束信号線
の束部先端と回路基板とを軸方向に重なり合せる
とともに、単線の少なくとも一部を湾曲部側に折
返して回路基板に接続したから、先端部は実質的
には回路基板の後端までを収納保護できる長さを
有していればよく、したがつて先端部の長さを短
かくでき、挿入時における患者への苦痛の低減お
よび体腔内での小まわりが可能となり、挿入性の
向上を図ることができる。また、回路基板上まで
延出された束信号線の束部先端および単線を回路
基板に接着固定したので、単線の接続状態が補強
され、それによつて湾曲部の湾曲時に単線と回路
基板との接続が外れたり、単線自体が繰返し曲げ
られることにより断線してしまうことを防止でき
るものである。
第1図はこの発明の第1の実施例を示す内視鏡
の先端硬質部の断面図、第2図は同じく第1図A
−A線に沿う断面図、第3図はプリズム枠の側面
図、第4図は同じく正面図、第5図は同じく平面
図、第6図はこの発明の第2の実施例を示す先端
硬質部の断面図、第7図は同じく第6図B−B線
に沿う断面図、第8図はこの発明の第3の実施例
を示す先端硬質部の断面図、第9図は同じく第8
図C−C線に沿う断面図である。 2……先端硬質部、21……固体撮像素子、2
2……回路基板、24……束信号線、24a……
束部先端、25……単線、28……湾曲部。
の先端硬質部の断面図、第2図は同じく第1図A
−A線に沿う断面図、第3図はプリズム枠の側面
図、第4図は同じく正面図、第5図は同じく平面
図、第6図はこの発明の第2の実施例を示す先端
硬質部の断面図、第7図は同じく第6図B−B線
に沿う断面図、第8図はこの発明の第3の実施例
を示す先端硬質部の断面図、第9図は同じく第8
図C−C線に沿う断面図である。 2……先端硬質部、21……固体撮像素子、2
2……回路基板、24……束信号線、24a……
束部先端、25……単線、28……湾曲部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 先端部の後側に湾曲部を連続して設け、上記
先端部内に固体撮像素子等の回路基板を設けると
ともに、この回路基板に挿入部内に挿入された信
号伝達用の束信号線を接続した内視鏡において、
上記束信号線の束部先端を回路基板上まで延出す
るとともに、この束部先端から突出する単線の少
なくとも一部を湾曲部側に折返して回路基板に接
続したことを特徴とする内視鏡。 2 上記回路基板上まで延出された束信号線の束
部先端および単線を回路基板に接着固定したこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の内視
鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1129875A JPH0217026A (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1129875A JPH0217026A (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 内視鏡 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61098199A Division JPH0664243B2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 内視鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0217026A JPH0217026A (ja) | 1990-01-22 |
JPH0470900B2 true JPH0470900B2 (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=15020472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1129875A Granted JPH0217026A (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0217026A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2533313Y2 (ja) * | 1990-11-05 | 1997-04-23 | オージー技研株式会社 | 貯湯槽併設入浴装置 |
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1989
- 1989-05-23 JP JP1129875A patent/JPH0217026A/ja active Granted
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Publication number | Publication date |
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JPH0217026A (ja) | 1990-01-22 |
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