JP6120592B2 - 内視鏡用撮像ユニット - Google Patents

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本発明は、内視鏡挿入部の先端部側に設けられた固体撮像素子の駆動基板にフレキシブル基板を接続した内視鏡用撮像ユニットに関する。
内視鏡は、医療分野及び工業用分野等において利用されている。内視鏡は、被検部内に挿入される細長な挿入部を有している。
内視鏡には光学式の内視鏡と、電子式の内視鏡とがある。光学式の内視鏡は、挿入部の先端部側に対物レンズで取り込んだ被写体光を導光するイメージガイドファイバ束を備え、接眼レンズを通して観察を行える。これに対して、電子式の内視鏡は、対物レンズの焦点位置にCCD、CMOS等の撮像素子を備え、外部装置である表示装置に内視鏡画像が表示して観察を行える。
図1の(A)に示すように内視鏡の撮像ユニット10は、撮像素子4と、電子部品5を実装した例えば硬質な駆動基板6と、撮像ケーブル7と、を備えて主に構成されている。撮像素子4は、内視鏡挿入部(以下、挿入部と略記する)1の先端部2側に設けられている。撮像ケーブル7は、複数の信号線7a、7bを一纏めにして構成されている。
符号3は、湾曲部であり、複数の湾曲駒3aを備えて構成されている。符号3fは先端湾曲駒であり、先端湾曲駒3fの先端側は先端部2に一体に固定されている。符号3eは基端湾曲駒であり、基端湾曲駒3eの基端側は図示しない可撓管部の先端側に設けられた連結管(不図示)に一体に固定されている。符号11は、接続部であって半田等によって構成される。接続部11は、駆動基板6のランドと第1信号線7aの被覆が剥がされて露出した導体とをそれぞれ接続する。
一般に、湾曲部を備える内視鏡においては、湾曲部を湾曲動作させた際、挿入部内に挿通された撮像ケーブルが引っ張られることによって、撮像ユニットの信号線と駆動基板との接続部に負荷がかかるおそれがあった。そして、接続部にかかる負荷が大きな場合には断線するおそれ等がある。
上記不具合を解消する目的で、撮像ユニット10においては、第1信号線7aを太径に形成し、該信号線7aを駆動基板6に設けた第1信号線用ランド(不図示)に半田等で強固に接合している。一方、第1信号線7aに比べて細径な第2信号線7bは、予め弛みを持たせて、第2信号線用ランド(不図示)に半田等で電気接続している。
この構成によれば、上述したように撮像ケーブル7が引っ張られた場合であっても、第1信号線7aと第1信号線用ランドとが強固に電気接続されているため負荷によって断線することが防止される。一方、第2信号線7bは、弛みを有するため、負荷がかかることが防止される。
しかし、上述した撮像ユニット10を備える内視鏡においては、信号線7a、7bを半田接続するため、距離L1で示す作業スペースが必要である。そして、撮像ユニット10には接続部11等を絶縁する目的で硬質な絶縁部である封止部8を設けているので内視鏡挿入部の先端硬質長が長くなる傾向にある。
なお、封止部8は、接着剤を撮像素子4から撮像ケーブル7の先端まで塗布して構成されている。
図1の(B)に示す撮像ユニット10Aは、上述した撮像ユニット10の撮像ケーブル7の代わりにフレキシブル基板9を使用している。フレキシブル基板9は、柔軟性があり、予め定めた力で繰り返し変形させることが可能であり、変形した場合にもその電気的特性を維持する。
撮像ユニット10Aにおいて、フレキシブル基板9は、図1の(C)に示すように駆動基板6に対して重ねて配置され、接続部11Aによって電気接続されている。接続部11Aは、導電性接着剤、或いは、半田等によって構成され、対峙する駆動基板6のランドとフレキシブル基板9の露出された配線とをそれぞれ接続する。そして、接続部11A等は、封止部8Aを設けて絶縁される。
撮像ユニット10Aの封止部8Aは、接着剤を撮像素子4から駆動基板6の端面から基端側に距離L2離間した位置まで塗布して構成されている。この構成によれば、駆動基板6の基端から封止部8Aの基端までの距離L2が前記距離L1より短くなって先端硬質長の短縮化を実現できる。
しかしながら、撮像ユニット10Aの接続部11Aは、対峙する駆動基板6のランドとフレキシブル基板9の配線とを導電性接着剤、或いは半田等によって接続する構造である。この接続構造は、前述した第1信号線7aを第1信号線用ランドに半田接合する接合構造に比べて強度が弱い。このため、撮像ユニット10Aにおいては、湾曲部3が湾曲動作されて撮像ケーブル7が引っ張られた際、接続部11Aに対して直接的に負荷がかかって断線するおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、湾曲部を湾曲動作させた際、撮像ユニットの駆動基板とフレキシブル基板との接続部に大きな負荷がかかって断線することを防止する内視鏡用撮像ユニットを提供することを目的にしている。
本発明の一態様における内視鏡用撮像ユニットは、内視鏡挿入部の先端部側に設けられる固体撮像素子と、前記固体撮像素子に接続され、該固体撮像素子を駆動する電子部品を実装した駆動基板と、前記内視鏡挿入部及び湾曲部内を挿通して前記駆動基板に接続される、該駆動基板に搭載された電子部品に給電する配線を含むフレキシブル基板と、を備え、前記内視鏡挿入部の先端部側であって前記湾曲部の湾曲動作に伴って内部空間形状が変化することの無い、前記先端部及び前記湾曲部の先端側を構成する部材とで形成される内部空間に、前記駆動基板の基端側部と前記フレキシブル基板の先端側部とを電気接続する接続部と、前記フレキシブル基板の一部と前記駆動基板の一部、または該フレキシブル基板の一部と該駆動基板の全体とを絶縁被覆する封止部と、前記フレキシブル基板における、前記接続部よりも基端側で且つ前記湾曲部よりも先端側に設けられた、平面に対して略垂直な方向に曲げられており、前記湾曲部の湾曲動作に伴って働く引張力によって変形されて前記接続部にかかる引張力を吸収する少なくとも一つの曲がり部と、を具備している。
本発明によれば、湾曲部を湾曲動作させた際、撮像ユニットの駆動基板とフレキシブル基板との接続部に大きな負荷がかかって断線することを防止する内視鏡用撮像ユニットを実現できる。
従来の撮像ユニットの構成例に係り、図中の(A)は駆動基板に撮像ケーブルが接続された撮像ユニットを説明する図、図中の(B)は駆動基板にフレキシブル基板が接続された撮像ユニットを説明する図、図中の(C)は図(B)の矢印Cで示す部分である接続部の拡大図 図2−図9Bは本発明の一実施形態に係り、図2は電子内視鏡の構成を説明する図 電子内視鏡の撮像ユニットであって、フレキシブル基板の先端側に二つの曲がり部を有し、第1曲がり部を第1封止部で覆った構成を説明する図 図3AのY3B−Y3B線断面図 フレキシブル基板の有する第1曲がり部及び第2曲がり部を第1封止部で覆った構成の撮像ユニットの他の構成を説明する図 フレキシブル基板の有する一つの曲がり部を第1封止部で覆った構成の撮像ユニットを説明する図 曲がり部を有するフレキシブル基板に配置される弾性部材を備える撮像ユニットの構成例に係り、図中の(A)は曲がり部近傍である基端側平面に一対の弾性部材を設けた撮像ユニットを説明する図、図中の(B)は曲がり部に負荷がかかって弾性部材を弾性変形させた状態を説明する図、図中の(C)は曲がり部を含む先端側平面及び基端側平面に一対の弾性部材を設けた撮像ユニットを説明する図、図中の(D)は曲がり部に負荷がかかって弾性部材を弾性変形させた状態を説明する図、図中の(E)は曲がり部近傍である基端側平面に一つの弾性部材を設けた撮像ユニットを説明する図 フレキシブル基板に一つの曲がり部と切欠部とを設けた構成の撮像ユニットを説明する図 図7AのY7B-Y7B線断面図 湾曲部内に配置されるフレキシブル基板に設けた長手方向に延びる複数のスリットを説明する図 フレキシブル基板に少なくとも一つの曲がり部と長手方向に延びる複数のスリットとを備えた撮像ユニットを説明する図 湾曲部に配置されたフレキシブル基板を説明する図 駆動基板に複数の信号線を一纏めにした撮像ケーブルが接続される撮像ユニットの構成例を説明する図 駆動基板の切欠部と信号線と基板表面の信号線接続ランドとを説明する図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図2−図9Bを参照して本発明の一実施形態を説明する。
図2に示すように内視鏡20は、内視鏡挿入部(以下、挿入部と略記する)21と、操作部22と、ユニバーサルケーブル23とを有して構成されている。挿入部21は、観察対象部位に向けて挿入される細長で長尺な部材である。挿入部21は、先端側から順に先端部24と、湾曲部25と、可撓管部26とを連設して構成されている。
なお、可撓管部26は、軸方向に対し垂直な方向に湾曲可能になるよう、柔軟性を備えて形成されているものであるが、この部分を、可撓性を有さない、いわゆる硬質部として構成しても構わない。
先端部24内には例えばライトガイドファイバー束を備える照明光学系、後述する撮像ユニットを備える撮像光学系等が配設されている。先端部24の先端面には図示しない観察窓、照明窓、及び処置具チャンネル用開口等が設けられている。
湾曲部25は、例えば上下の二方向に湾曲自在に構成されている。可撓管部26は、長尺で可撓性を有する管状部材である。
操作部22には、湾曲操作部27、各種スイッチ29、吸引シリンダー30、処置具挿入口31などが設けられている。各種スイッチ29は、例えば、レリーズスイッチ、フリーズスイッチ、あるいは、通常観察と蛍光観察との切替を行うための観察モード切替スイッチ等である。吸引シリンダー30には吸引釦(不図示)が配置される。処置具挿入口31は、図示しない処置具用チャンネル管を介して先端部24の処置具チャンネル用回転させたときに発生開口に連通している。
ユニバーサルケーブル23は、操作部22の側面より延出されている。ユニバーサルケーブル23の端部には図示しない内視鏡コネクターが設けられている。内視鏡コネクターは、外部装置である光源装置を備えたカメラコントロールユニットに着脱自在に接続される。
図3Aを参照して挿入部21の先端側の構成を説明する。
図3Aに示すように挿入部21の先端側には、先端部24、湾曲部25が設けられている。湾曲部25は、先端湾曲駒25fと、複数の上下湾曲用駒25aと、基端湾曲駒25eとを回動ピン25pで回動自在に連設して構成されている。
先端湾曲駒25fは、湾曲部25の先端側を構成し、基端湾曲駒25eは、湾曲部25の基端側を構成する。複数の上下湾曲用駒25aは、先端湾曲駒25fと基端湾曲駒25eとの間に回動自在に連設されている。先端湾曲駒25fは、先端部24を構成する先端構成部材24aに取り付けられている。基端湾曲駒25eは、可撓管部26の先端側に設けられた可撓管連結管(不図示)に取り付けられている。
符号25uは上湾曲ワイヤー、符号25dは下湾曲ワイヤーである。上湾曲ワイヤー25uが牽引されることによって、湾曲部25は上方向に湾曲する。
湾曲部25は、湾曲ワイヤー25u、25dが牽引弛緩されることによって、複数の上下湾曲用駒25aと基端湾曲駒25eとが湾曲されて、湾曲動作する。
なお、先端湾曲駒25f、上下湾曲用駒25a、及び基端湾曲駒25eにはブレード(図3Bの符号25b参照)、湾曲ゴム(図3Bの符号25g参照)が被覆されている。
また、挿入部21の湾曲部25は、上下方向にのみ湾曲するよう構成されているが、湾曲ワイヤー25u、25dに加えて、左右方向の湾曲動作に用いるための湾曲ワイヤーを一対設けて左右方向の湾曲動作を行なえるよう構成にしても良い。
挿入部21の先端側には撮像光学系40が設けられている。撮像光学系40は、対物光学系41と、撮像ユニット50とを備えて主に構成されている。
対物光学系41は、レンズ枠42に観察窓を構成する先端レンズ43及び複数の光学レンズ44及び複数の絞り部材45を備えて構成されている。
撮像ユニット50は、撮像枠51と、光学部材であるカバーガラス52及びガラスリッド53と、撮像素子である例えばCCD54と、例えば硬質な回路基板である駆動基板55と、駆動基板55に接続されるフレキシブル基板56とを主に備えて構成されている。
ガラスリッド53は、CCD54の受光部(不図示)にゴミが付着すること、キズが付くことを防止する。ガラスリッド53は、CCD54の受光部側に紫外線で硬化する透明の接着剤で固定されている。
ガラスリッド53の先端側面にはカバーガラス52が透明の接着剤で固定されている。 ガラスリッド53に固定されたカバーガラス52は、撮像枠51の基端側に嵌合配置される。また、撮像枠51の先端側には対物光学系41のレンズ枠42が嵌合配置される。
レンズ枠42及びカバーガラス52は、光学系の焦点合わせを行った状態で、撮像枠51に固定されている。
CCD54は、駆動基板55にワイヤーボンディングによって電気接続されている。
駆動基板55には、コンデンサー、電気信号を増幅させるIC等の電子部品57が実装されている。駆動基板55には電子部品が電気接続される部品接続ランド(不図示)及びフレキシブル基板56が電気接続される基板接続ランド(不図示)が設けられている。
フレキシブル基板56は、柔軟性があり、予め定めた力で繰り返し変形させることが可能である。フレキシブル基板56は、変形された場合にもその電気的特性を維持する。フレキシブル基板56は、挿入部21の可撓管部26内、湾曲部25内を挿通されている。
そして、フレキシブル基板56の一部である先端側部は、湾曲部25の先端側を構成する先端湾曲駒25f内、または、先端部24内に導出されて駆動基板55に電気接続される構成である。言い換えれば、フレキシブル基板56の一部である先端側部は、先端湾曲駒25f及び先端硬性部材24aで構成される、湾曲部25が湾曲動作された際、該湾曲動作に伴って空間形状が変化することの無い挿入部先端側内部空間(以下、先端側空間と略記する)25S内に配置されている。
フレキシブル基板56と駆動基板55とは例えばフレキシブル基板56の先端側を駆動基板55の基端側に重ねた状態で導電接着剤によって電気接続される。このため、フレキシブル基板56の例えば一面である上湾曲ワイヤー側先端面のカバーレイは、予め除去されて配線が予め定めたように露出されている。
つまり、フレキシブル基板56の先端側を駆動基板55の基端側下面に重ねる際、露出された複数の配線と駆動基板55に設けられた基板接続ランドとを対峙させて、導電接着剤による接続部58を構成して各配線と各ランドとを電気接続している。
また、本実施形態において、先端側空間25S内に導出されたフレキシブル基板56に2つの曲がり部56A、56Bを設けている。
2つの曲がり部56A、56Bのうち、先端側に位置する第1曲がり部56Aは、接続部近傍に設けられ、第2曲がり部56Bは第1曲がり部56Aより基端側に位置して設けられている。
本実施形態において、第1曲がり部56Aは、フレキシブル基板56の平面上の長手軸に直交する仮想線を折り曲げ線にして例えば谷折りして構成された曲がり癖部である。これに対して、第2曲がり部56Bは、フレキシブル基板56の該長手軸に直交する仮想線を折り曲げ線にして第1曲がり部56Aとは逆方向である山折りして構成された曲がり癖部である。
そして、図3Aに示すように湾曲部が25が直線状態のとき、フレキシブル基板56は、図3Bに示すように上湾曲方向と下湾曲方向とを結ぶ鉛直軸Lvに対して直交する水平軸Lh上又はその近傍に平行に配置されている。
本実施形態においては、接続部58及び第1曲がり部56Aを絶縁部材である第1接着剤を塗布して構成される第1封止部61によって覆い、第2曲がり部56Bを第1封止部61の外部に配置させている。
符号62は第2封止部である。第2封止部62は、絶縁部材である第2接着剤を塗布して構成される。第2封止部62は、CCD54から第1封止部61までを覆っている。
なお、本実施形態において、第1封止部61の一部である基端側部は、第2封止部62から露出している。
フレキシブル基板56の基端側は、可撓管部26内を挿通して操作部22内まで延出される構成、或いは、可撓管部26内に設けられる可撓管連結管の基端側で前述したしように複数の信号線を一纏めにして構成される撮像ケーブルに電気接続される構成である。
上述のように構成した内視鏡20が備える撮像ユニット50の作用を説明する。
内視鏡20の湾曲部25が例えば上方向に湾曲動作された際、湾曲部25の湾曲動作に伴ってフレキシブル基板56に対して図3の矢印Y3に示す方向の引張力が働く。すると、フレキシブル基板56は、矢印Y3方向に引っ張られていく。
すると、フレキシブル基板56の第2曲がり部56B近傍の折り曲げ形状が徐々に変形されていく。言い換えれば、フレキシブル基板56が引っ張られるにしたがって第2曲がり部56Bが挿入部長手軸の基端側に移動されていく。そして、第2曲がり部56Bの角度θは、徐々に増大されて、例えば、破線に示す角度θ1になる。
この間、フレキシブル基板56にかかる引張力は、第1封止部61の外部に配置されている第2曲がり部56Bが変形することによって吸収する。言い換えれば、第2曲がり部56Bが変形して引張力を吸収することによって、第1封止部61内に配置されている接続部58に引っ張り方向の力がかからない状態となる。
このように、先端側空間25S内に配置されるフレキシブル基板56に予め2つの曲がり部56A、56Bを設け、第1曲がり部56A及び接続部58を第1封止部61で被覆し、第2曲がり部56Bを第1封止部61の外部に配置する。
この構成によれば、湾曲部25の湾曲動作に伴ってフレキシブル基板56に引張力が働いた場合、第2曲がり部56Bの周辺が変形して第1曲がり部56A及び接続部58にかかる引張力を吸収することができる。この結果、接続部58にかかる負荷を大幅に低減して、先端硬質長の短縮を図りつつ、接続部58にかかる負荷によって発生する断線が防止される。
なお、万一、第1曲がり部56Aに負荷がかかってしまった場合でも、接続部58とフレキシブル基板56の接合面に対して力の加わる角度が異なるため、それぞれに対する負荷が分散されて接続部58にかかる負荷が低減される。
また、上述した実施形態においては、2つの曲がり部56A、56Bのうち、接続部近傍の第1曲がり部56A及び接続部58を第1封止部61によって被覆する構成としている。しかし、図4に示すように第1曲がり部56A及び接続部58に加えて第2曲がり部56Bを第1封止部61で被覆するようにして撮像ユニット50Bを構成するようにしてもよい。
この構成によれば、第1曲がり部56A及び第2曲がり部56Bが第1封止部61Bによって強固に固定保持されて、接続部58にかかる負荷を抑えることができる。そして、万一、第2曲がり部56Bに負荷がかかった場合には、上述したように第2曲がり部56Bが変形することによって接続部58にかかる引張力を吸収することができる。この結果、上述の実施形態と同様の作用及び効果を得られる。
また、図5の撮像ユニット50Cのようにフレキシブル基板56に1つの曲がり部56Cだけを設け、曲がり部56C及び接続部58を第1封止部61Cで強固に固定保持するようにしてもよい。この構成においては、駆動基板55の基端から曲がり部56Cまでの距離aを適宜設定するとともに、駆動基板55の基端から第1封止部61の基端までの距離L3を、前述した撮像ケーブル7の信号線7a、7bを半田接続するために必要な距離L1より短く設定する。
この構成によれば、曲がり部56Cが第1封止部61Cによって強固に固定保持されて、接続部58にかかる負荷を抑えることができる。そして、万一、曲がり部56Cに負荷がかかってしまった場合には、上述した第2曲がり部56B等と同様に曲がり部56Cが変形することによって接続部58にかかる引張力を吸収する。
この結果、フレキシブル基板56に1つの曲がり部56Cを設けて、硬質長の短縮を図りつつ、接続部58にかかる負荷を抑えることができるので、上述した実施形態と同様の作用及び効果を得られる。
なお、図5に示した撮像ユニット50Cにおいて、曲がり部56Cの周辺部が第1封止部61Cによって被覆されている。このため、曲がり部56Cに負荷がかかったとき曲がり部56Cが変形し難いという課題がある。この課題を解決するため、第1封止部61Cを第2封止部62に比べて弾性力を有する構成にしてもよい。この結果、曲がり部56Cが変形し易くなる。
また、図6の(A)に示す撮像ユニット50Dのように曲がり部56C近傍である基端側平面に面接触して挟持する一対の弾性部材59を設け、曲がり部56C、接続部58及び弾性部材59を第1封止部61Dで強固に固定保持するようにしてもよい。
この構成によれば、曲がり部56Cに負荷がかかった場合、図6の(B)に示すように弾性部材59が弾性変形する。この結果、上述した第2曲がり部56B等と同様に曲がり部56Cが変形して接続部58にかかる引張力を吸収できる。
上述においては、一対の弾性部材59を曲がり部56C近傍の基端側平面に面接触させる構成としている。しかし、図6の(C)に示すように一対の弾性部材59Aを曲がり部56Cを含む基端側平面及び先端側平面に面接触させる構成としてもよい。この構成によれば、曲がり部56Cに負荷がかかった場合、図6の(D)に示すように弾性部材59Aが弾性変形することによって曲がり部56Cが変形して上述と同様の作用及び効果を得ることができる。
なお、図6の(E)に示すように弾性部材59を1つだけフレキシブル基板56の下面側に面接触させる構成であってもよい。また、弾性部材59、59Aを、図4に示した第2曲がり部56Bの近傍である基端側平面に面接触させる、或いは曲がり部56Cを含む基端側平面及び先端側平面に面接触させるようにしてもよい。
また、図7A及び図7Bに示す撮像ユニット50Eのようにフレキシブル基板56に第1封止部61Eを構成する接着剤が侵入する切欠部60を設けるようにしてもよい。この構成によれは、切欠部60に侵入して硬化した接着剤が楔部61Eaになって、引張力によってフレキシブル基板56が挿入部基端側方向に移動されることが防止される。この結果、接続部58にかかる引張力を吸収できる。
なお、切欠部60にべたグランドを設けて接着剤を塗布することによって、該接着剤が強固に固定されて該切欠部60回りの第1封止部61Eの強度アップを図れる。このことによって、引張力によってフレキシブル基板56が移動されることをより確実に防止することができる。
また、フレキシブル基板56において図示されていない配線間に、図8に示すように湾曲部25内に配置される部分について、長手方向スリット56sを複数設ける。この構成によれば、フレキシブル基板56の可撓性が向上されて、湾曲部25が湾曲動作された際、フレキシブル基板56にかかる引張力が吸収される。この結果、フレキシブル基板56による引張力が減少して接続部58にかかる負荷の低減を図ることができる。したがって、上述した実施形態と同様の作用及び効果を得られる。
また、上述した実施形態においては、湾曲部25を上下の二方向に湾曲自在な構成としている。このため、前記図3Bで示したようにフレキシブル基板56を水平軸Lh上又はその近傍に平行に配置している。しかし、前述した如く、湾曲部が上下方向に加えて左右方向に湾曲可能な場合、例えば右湾曲ワイヤー25r或いは、左湾曲ワイヤー25lが牽引されたとき、例えば水平軸Lh上に配置されているフレキシブル基板56によって湾曲部の左方向又は右方向への湾曲動作がスムーズに行えなくなるおそれがある。
この不具合を解消するため、湾曲部25が上下左右の四方向に湾曲自在な構成の場合、湾曲部25内に配置されるフレキシブル基板56に図9Aに示すように長手方向スリット56sを複数設ける。そして、複数の長手方向スリット56sを有するフレキシブル基板56を管状に丸め、図9Bに示すように管状のフレキシブル基板56の長手軸と湾曲部25の中心軸とが一致するように配置する。
この構成によれば、フレキシブル基板56に設けられた長手方向スリット56sが、湾曲部25の中心軸に対して放射状に配置されることによって、湾曲部25内にフレキシブル基板56が挿通されているにもかかわらず、湾曲部25が上下方向及び左右方向に対してスムーズに湾曲動作させることができる。
また、湾曲部25に管状に丸めたフレキシブル基板56を配置することによって、湾曲駒同士の継ぎ目にフレキシブル基板56が挟まれる不具合を防止することができる。
さらに、管状に丸めたフレキシブル基板56の内側にライトガイドファイバ束63を挿通配置させることで、省スペース化が可能となる。
ところで、電子式の内視鏡においては、撮像ケーブル内に一纏めにされている各信号線を駆動基板に半田接合して撮像ユニットが構成される。信号線を基板に半田接合する際、信号線をピンセットで把持して半田接合するため信号線をある程度の長さ撮像ケーブルから露出させる必要がある。また、信号線を確実に接続するためにはランドの面積が大きいことが望ましい。しかし、信号線の露出長が長く、ランド面積が大きい場合、内視鏡挿入部の先端硬質長が長くなる。
このため、組立作業性を確保しつつ、先端硬質長が短くなる撮像ユニットが求められている。
図10Aに示すように撮像ユニット100は、撮像枠101と、カバーガラス102及びガラスリッド103と、撮像素子である例えばCCD104と、駆動基板105と、を主に備えて構成されている。駆動基板105は、例えば一対の硬質な基板である第1基板106及び第2基板107と、フレキシブル基板である連結基板108とで構成されている。
ガラスリッド103は、CCD104の受光部(不図示)にゴミが付着すること、キズが付くことを防止する。ガラスリッド103は、CCD104の受光部側に紫外線で硬化する透明の接着剤で固定される。
ガラスリッド103の先端側面にはカバーガラス102が透明の接着剤で固定されている。ガラスリッド103に固定されたカバーガラス102は、撮像枠101の基端側に嵌合配置される。なお、撮像枠101の先端側には対物光学系を構成するレンズ枠(不図示)が嵌合配置される。
第1基板106は、コンデンサー、電気信号を増幅させるIC等の電子部品109が主に実装される基板である。CCD104は、第1基板106にワイヤーボンディングによって電気接続されている。
第2基板107は、主に撮像ケーブル110に纏められた各信号線が接続される基板である。第2基板107は、図10Bに示すように予め定めた形状の切欠部107Cを有している。
連結基板108は、第1基板106と第2基板107とを電気的に接続する基板であって、柔軟性があり、予め定めた力で繰り返し変形させることが可能である。
基板106、107、108には電子部品109が電気接続される部品接続ランド(不図示)、信号線が電気接続される信号線接続ランド、及び連結基板108の露出された配線(不図示)が電気接続される基板接続ランドが設けられている。
第1基板106の表面の予め定めた位置には、部品接続ランド及び基板接続ランドが設けられている。第2基板107の表面及び裏面の両面には、切欠部107Cの形状を考慮して、信号線接続ランド及び基板接続ランドが予め定めた位置に設けられている。駆動基板105は、連結基板108を湾曲させることによって、第1基板106の裏面と第2基板107の表面とを対向する位置関係に配置することができるように構成されている。そして、第1基板106と第2基板107とは、後述するスペーサー(符号124)を固設することによって、安定的に平行に配置される。
撮像ケーブル110は、図示されていない挿入部の可撓管部内、湾曲部内を挿通されている。撮像ケーブル110内の信号線111、112、113、114、115、…の引出長は、信号線接続ランドの位置毎に設定される。
図10Bに示すように基板表面には、第1信号線接続ランド107a−第5信号線接続ランド107eが設けられている。具体的に、第1信号線接続ランド107aは、切欠部側部に1つ設けられ、第2信号線接続ランド107b−第5信号線接続ランド107eは、切欠部端部に4つ配列して設けられている。そして、基板裏面には、第6信号線接続ランド(不図示)−第9信号線接続ランド(不図示)が設けられている。
本実施形態において、信号線の引出長は、信号線接続ランドの位置を考慮して少なくとも2種類、例えば4種類に設定される。
第1信号線接続ランド107aに接続される第1信号線111の引出長はLaであり、第2信号線接続ランド107b及び第4信号線接続ランド107dに接続される信号線112、114の引出長はLbであり、第3信号線接続ランド107c及び第5信号線接続ランド107eに接続される信号線113、115の引出長はLcであり、第6信号線接続ランド−第9信号線接続ランド(不図示)に接続される信号線116、117、118、119…の引出長はLdであり、
La、Lb、Lc、Ldの間には、Ld<Lc<Lb<Laの関係が設定されている。
そして、信号線116−119は、基板裏面の第6信号線接続ランド−第9信号線接続ランドにそれぞれ電気接続される。第1信号線111−第5信号線115は、基板表面の第1信号線接続ランド107a−第5信号線接続ランド107eにそれぞれ電気接続される。第1信号線111−第5信号線115は、先端方向から基端方向に向けて畳み込まれて、切欠部107Cで反転されて第2基板107の裏面側を通過していく。第6信号線116−第9信号線119は、先端方向から基端方向に向けて畳み込まれて反転されて第2基板107の裏面側に折り曲げ配置されている。
符号120は金属製の補強枠であり、撮像枠101に例えば、導電性接着剤によって固定されている。符号121は、補強部材であって、予め定めた形状に形作られている。補強部材121は、硬質な絶縁部材であって、予め定めた面はCCD104の基端側面に接着固定され、予め定めた角度の斜面は第1基板106に実装された電子部品109に接着固定される。符号122は、金属枠であり、補強枠120に導電接着剤によって一体固定されると共に、撮像ケーブル110の外部導体で構成されたグランド部110gに導電接着剤によって一体固定されている。符号123は熱収縮チューブであり、補強枠120及び撮像ケーブル110の外表面を被覆する。符号124はスペーサーであり、第1基板106と第2基板107とを平行に配置させる。スペーサー124の高さ寸法は、信号線の外径寸法より大きく、且つ、第2基板107の当接端107Aが補強枠120の内面に当接配置するように設定されている。
なお、第1基板106の連結基板108側に実装された電子部品109の当接端109Aが補強枠120の内面に当接配置するように設定されている。このため、電子部品109の当接端109Aの周囲は絶縁処理が施されている。また、スペーサー124の代わりに、電子部品を設けるようにしてもよい。さらに、補強枠120の内部空間には図示しない接着剤が充填されて封止部が構成される。
このように、駆動基板105を一対の硬質な基板である第1基板106及び第2基板107と、フレキシブル基板である連結基板108とで構成し、第2基板107の両面に信号線が接続されるランドを設けることによって、ランド面積を大きく設定することできる。
また、第2基板107の切欠部107Cを設け、切欠部107Cの周辺に信号線を接続する信号線接続ランドを設けると共に、撮像ケーブル110に纏められている信号線の引出長を異なる長さに設定する。この結果、第1信号線111−第5信号線115を先端方向から基端方向に向けて畳み込むことによって硬質長の短縮化を図ることができる。
また、折り畳んだ際、隣り合う信号線111−115の折りたたみ位置が長手軸方向に対して位置ずれすることによって補強枠120の内部空間を有効利用することができる。
また、連結基板108を湾曲させて、駆動基板105の第1基板106の裏面と第2基板107の表面との間にスペーサー124を設けて、第1基板106と第2基板107とを予め定めた距離離間させて対向させる。このことにより、第1基板106と第2基板107との間に信号線111−115を安定した状態で配置して、補強枠120の内部空間を有効利用することができる。
また、スペーサー124を設けて対向する位置関係に配置された第1基板106に実装された電子部品109の当接端109Aと第2基板107の当接端107Aとを補強枠120に当接させる構成にしている。この結果、補強枠120内に第1基板106、第2基板107及び連結基板108で構成される駆動基板105を安定した状態で配置することができる。
これらの構成によれば、撮像ユニットの組立作業性の向上を図りつつ、先端硬質長の短い撮像ユニットを実現することができる。
なお、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1…内視鏡挿入部 2…先端部 3…湾曲部 3a…湾曲駒 3e…基端湾曲駒
3f…先端湾曲駒 4…撮像素子 5…電子部品 6…駆動基板 7…撮像ケーブル
7a…第1信号線 7b…第2信号線 8、8A…封止部 9…フレキシブル基板
10…撮像ユニット 11…接続部 20…内視鏡 21…挿入部 22…操作部
23…ユニバーサルケーブル 24…先端部 24a…先端硬性部材 25…湾曲部
25S…先端側空間 25a…上下湾曲用駒 25b…ブレード 25d…下湾曲ワイヤ
25e…基端湾曲駒 25f…先端湾曲駒 25g…湾曲ゴム 25l…左湾曲ワイヤー
25r…右湾曲ワイヤー 25u…上湾曲ワイヤ 26…可撓管部 27…湾曲操作部
29…スイッチ 30…吸引シリンダー 31…処置具挿入口 40…撮像光学系
41…対物光学系 42…レンズ枠 43…先端レンズ 44…光学レンズ
45…絞り部材 50…撮像ユニット 51…撮像枠 52…カバーガラス
53…ガラスリッド 54…CCD 55…駆動基板 56…フレキシブル基板
56A…第1曲がり部 56B…第2曲がり部 56C…曲がり部
56s…長手方向スリット 57…電子部品 58…接続部 59…弾性部材
60…切欠部 61…第1封止部 61Ea…楔部 62…第2封止部
63…ライトガイドファイバ束 100…撮像ユニット 101…撮像枠
102…カバーガラス 103…ガラスリッド 105…駆動基板 106…第1基板 107…第2基板 107A…当接端 107C…切欠部
107a…第1信号線接続ランド 107b…第2信号線接続ランド
107c…第3信号線接続ランド 107d…第4信号線接続ランド
107e…第5信号線接続ランド 108…連結基板 109…電子部品
109A…当接端 110…撮像ケーブル 110g…グランド部 111…第1信号線 112…第2信号線 113…第3信号線 115…第5信号線 116…第6信号線 120…補強枠 121…補強部材 122…金属枠 123…熱収縮チューブ
124…スペーサー

Claims (9)

  1. 内視鏡挿入部の先端部側に設けられる固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子に接続され、該固体撮像素子を駆動する電子部品を実装した駆動基板と、
    前記内視鏡挿入部及び湾曲部内を挿通して前記駆動基板に接続される、該駆動基板に搭載された電子部品に給電する配線を含むフレキシブル基板と、を備え、
    前記内視鏡挿入部の先端部側であって前記湾曲部の湾曲動作に伴って内部空間形状が変化することの無い、前記先端部及び前記湾曲部の先端側を構成する部材とで形成される内部空間に、
    前記駆動基板の基端側部と前記フレキシブル基板の先端側部とを電気接続する接続部と、
    前記フレキシブル基板の一部と前記駆動基板の一部、または該フレキシブル基板の一部と該駆動基板の全体とを絶縁被覆する封止部と、
    前記フレキシブル基板における、前記接続部よりも基端側で且つ前記湾曲部よりも先端側に設けられた、平面に対して略垂直な方向に曲げられており、前記湾曲部の湾曲動作に伴って働く引張力によって変形されて前記接続部にかかる引張力を吸収する少なくとも一つの曲がり部と、
    を具備することを特徴とする内視鏡用撮像ユニット。
  2. 前記フレキシブル基板に設けた曲がり部のうち、前記接続部側に配置される曲がり部は、前記封止部で覆われることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用撮像ユニット。
  3. 前記フレキシブル基板は、複数の曲がり部を備えており、これら複数の曲がり部を前記封止部で覆うことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡用撮像ユニット。
  4. 前記封止部は、弾性体により絶縁被覆されることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用撮像ユニット。
  5. 前記フレキシブル基板の前記曲がり部近傍の面又は該曲がり部を含む面に対して面接触する弾性部材を設けたことを特徴とする請求項2−4の何れか1項に記載の内視鏡用撮像ユニット。
  6. 前記封止部で被覆される前記フレキシブル基板の基端側に、該封止部を構成する接着剤が侵入する切り欠き部を設けたことを特徴とする請求項2−5の何れか1項に記載の内視鏡用撮像ユニット。
  7. 前記フレキシブル基板は、少なくとも前記湾曲部内に配置される部分に、長手方向に延びるスリットを備えることを特徴とする請求項1−6の何れか1項に記載の内視鏡用撮像ユニット。
  8. 前記フレキシブル基板は、少なくとも前記湾曲部内において、管状に形成されることを特徴とする請求項1−7の何れか1項に記載の内視鏡用撮像ユニット。
  9. 前記管状に形成したフレキシブル基板の内面側にライトガイドファイバ束を挿通したことを特徴とする請求項8に記載の内視鏡用撮像ユニット。
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