JP4795202B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4795202B2
JP4795202B2 JP2006302068A JP2006302068A JP4795202B2 JP 4795202 B2 JP4795202 B2 JP 4795202B2 JP 2006302068 A JP2006302068 A JP 2006302068A JP 2006302068 A JP2006302068 A JP 2006302068A JP 4795202 B2 JP4795202 B2 JP 4795202B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging device
solid
flexible substrate
electronic component
reinforcing frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006302068A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008118568A (ja
Inventor
広 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Medical Systems Corp
Original Assignee
Olympus Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Medical Systems Corp filed Critical Olympus Medical Systems Corp
Priority to JP2006302068A priority Critical patent/JP4795202B2/ja
Publication of JP2008118568A publication Critical patent/JP2008118568A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4795202B2 publication Critical patent/JP4795202B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/0008Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
    • A61B1/00096Optical elements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/0011Manufacturing of endoscope parts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/04Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
    • A61B1/05Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances characterised by the image sensor, e.g. camera, being in the distal end portion
    • A61B1/051Details of CCD assembly
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/24Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
    • G02B23/2407Optical details
    • G02B23/2423Optical details of the distal end
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/24Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
    • G02B23/2476Non-optical details, e.g. housings, mountings, supports
    • G02B23/2484Arrangements in relation to a camera or imaging device
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/24Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
    • G02B23/2407Optical details
    • G02B23/2423Optical details of the distal end
    • G02B23/243Objectives for endoscopes

Description

本発明は、組立性及び強度に優れた小型化の撮像装置に関する。
従来より、対物光学系及び固体撮像素子(CCD)を有する撮像装置が幅広く普及している。撮像装置は、撮像した被観察画像の高画質化は勿論、適用される装置によっては小型化が望まれている。
特に、撮像装置を挿入部の先端部に設けた内視鏡の場合には、内視鏡先端部の構造は機種によって異なるが、主に撮像装置及びライトガイド(機種によってはさらにチャンネルも含む)によりその内視鏡先端部の多くを占めており、これら2つの部材の大きさで内視鏡の先端部の径が略決定することから、撮像装置の小型化を図ることで、挿入部の先端部、及び挿入部自体の細径化を図るのに有効である。
撮像装置を小型化するためには、固体撮像素子自体の小型化を図ることは勿論であるが、実装する電子部品及び入出力端子の大きさや数量も考慮する必要がある。ところが、このような電子部品等の実装部品の小型化は固体撮像素子のサイズの小型化に伴ってなされていないのが現状である。
このような問題に鑑み、電子部品等の実装構造を考慮して小型化を図るようにした従来の撮像装置が、例えば特開平9−90243号公報又は特開20006−94955号公報によって開示されている。
前記特開平9−90243号公報には、対物光学系の結像位置に配される固体撮像素子と電子部品が実装され折り曲げられて固体撮像素子に接続されるフレキシブル基板とを有し、このフレキシブル基板の折り曲げ部に半田付け用ランド部を設け、この半田付け用ランド部を半田付けで固定することにより、簡単に屈曲された形状を保持するように成形して組立作業性の向上化及び小型化を図れる撮像装置に関する技術が開示されている。
また、前記特開20006−94955号公報には、固体撮像素子の受光面を覆うカバーガラスと、固体撮像素子の裏面に接合され電子部品を実装して信号ケーブル接続部を設けたフレキシブル基板と、フレキシブル基板と固体撮像素子とを接続する電気接続部とを有し、前記固体撮像素子より突出するカバーガラス裏面から前記電気接続部と前記電子部品とを封止する絶縁性封止樹脂部を設けたことにより、小型化しても組立易く、且つ一体成形して補強することのできる撮像装置に関する技術が開示されている。
特開平9−90243号公報 特開20006−94955号公報
しかしながら、前記特開平9−90243号公報の従来技術では、フレキシブル基板を折り曲げる場合、あるいはフレキシブル基板にケーブルを接続する場合に、固体撮像素子とカバーガラスとの接着面、固体撮像素子とフレキシブル基板との接続部、あるいはフレキシブル基板と電子部品との接続部に負担がかかり易い構造であるために、撮像装置の組立性及び信頼性を向上させることはできないといった問題点がある。
また、前記特開20006−94955号公報の従来技術では、固体撮像素子とカバーガラスの接着面、固体撮像素子とフレキシブル基板との接続部、又はフレキシブル基板と電子部品との電気接続部等の信頼性を向上させるため、前記固体撮像素子より突出するカバーガラス裏面から前記電気接続部と前記電子部品とを封止する絶縁性封止樹脂部を設けて一体成形して補強することができる。
しかしながら、このような構成の撮像装置では、信号ケーブル接続部がフレキシブル基板の後端部に配置されるため、撮像装置の長手方向の寸法が長くなり易く、撮像装置の小型化に最適な実装形態を考慮すると、必ずしも最適な構成とはいえず、改良が望まれている。
そこで、本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、組立性及び強度に優れた小型化の撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、対物光学系の焦点位置に集光された被写体像を撮像する固体撮像素子と、前記固体撮像素子に電気的に接続され、前記固体撮像素子の信号処理を行うための電子部品を実装する電子部品実装部と、信号ケーブルを接続するためケーブル接続部とを備えたフレキシブル基板と、前記固体撮像素子及び前記フレキシブル基板の前記電子部実装部を収容する補強枠と、を具備する撮像装置であって、前記フレキシブル基板の前記電子部品実装部を前記補強枠の内部に配置して一体的に固定するとともに、前記フレキシブル基板の前記ケーブル接続部を前記補強枠の外部に配置して前記ケーブル接続部に前記信号ケーブルを接続したことを特徴とする。
本発明によれば、組立性及び強度に優れた小型化の撮像装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
(実施例1)
図1から図8は本発明の実施例1に係り、図1は実施例1に係る撮像装置の構成を示す断面図、図2は図1のフレキシブル基板の構成を示す展開図、図3は対物光学系ユニットから見た場合の図1の補強枠の斜視図、図4は撮像装置の後端部からみた場合の図1の補強枠の斜視図、図5から図8は図1の撮像装置の組立手順を説明する説明図である。
図1を参照しながら、実施例1に係る撮像装置1の構成について説明する。
図1に示すように、実施例1に係る撮像装置1は、対物光学系ユニット2と、この対物光学系ユニット2の後方に配設された撮像ユニット13とを有して構成されている。
対物光学系ユニット2は、複数のレンズからなる対物レンズ群3と、この対物レンズ群3を内部に保持する対物レンズ枠4とを備えて構成され、例えば内視鏡に適用する場合には、対物レンズ枠4が図示しない内視鏡の先端枠に嵌合されることによって内視鏡の先端部に保持されることになる。
対物レンズ群3は、例えば、第1レンズである対物レンズ5、対物レンズ5の後方に設けられた絞り6、第2レンズ7、第3レンズ8、第4レンズ9、第4レンズ9の後方に設けられた絞り10、第5レンズ11、及び第6レンズ12等を有して構成されているが、このような構成に限定されるものではない。
また、前記対物レンズ枠4の基端側には固体撮像素子保持枠19が嵌装され、この固体撮像素子保持枠19を介して後述する撮像ユニット13が対物光学系ユニット2に保持されている。
そして、このような構成の対物光学系ユニット2は、対物レンズ群3を介して入射する入射光を、撮像ユニット13が有する固体撮像素子14の受光面で結像させる。
撮像ユニット13は、前記固体撮像素子保持枠19と、この固体撮像素子保持枠19の後方に設けられた遮光マスク20と、カバーガラス15と、固体撮像素子14と、トランジスタ26、チップコンデンサ27及びチップ抵抗28等の電子部品を実装している電子部品実装部31を有するフレキシブル基板16と、前記フレキシブル基板16の電子部品実装部31、カバーガラス15、固体撮像素子14全体を収容する補強枠21とを有して構成されている。
カバーガラス15は、例えばUV接着剤によって固体撮像素子14の受光面(有効画素領域)を覆うように位置決めされて固定される。
固体撮像素子14は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor:相補性金属酸化膜半導体)イメージセンサなどの他のイメージセンサであってもかまわない。
固体撮像素子14の受光面の一辺(図1中の下側部分)には、複数の電極(図示せず)が設けられている。この図示しない電極には、フレしフレキシブル基板16に設けられたインナーリード25がバンプ24を介して接続される。
インナーリード25は、固体撮像素子14の下側の一辺に対して平行となるように折り曲げられ、フレキシブル基板16は、対物光学系ユニット2の光軸に平行に引き出されるようになっている(図5参照)。この状態において、インナーリード25及びバンプ24で構成される接続部及び固体撮像素子14とフレキシブル基板16との間は、充填された封止樹脂35によって覆われている。
尚、このように固体撮像素子14、カバーガラス15及びフレキシブル基板16が接続された状態のユニットが、固体撮像素子パッケージ102(図5参照)として構成されている。
次に、図2を参照しながら、フレキシブル基板16の構成について説明する。
図2に示すように、フレキシブル基板16は、前記したようにトランジスタ26、チップコンデンサ27及びチップ抵抗28等の電子部品を実装している電子部品実装部31と、この電子部品実装部31に延設される折り曲げ部32と、この折り曲げ部32に延設され、複数のケーブル接続ランド29を有するケーブル接続部33と、ケーブルを接続しない状態の固体撮像素子パッケージ102のままで固体撮像素子14を駆動させるために必要な検査端子部34とを有して構成されている。
電子部品実装部31と折り曲げ部32、及び折り曲げ部32とケーブル接続部33の間には、両端に切り欠き30が設けられており、両端の2つの切り欠き30を結ぶ線(図中破線で示す)でフレキシブル基板16を折り曲げ易くしている。
電子部品実装部31の前記電子部品は、インナーリード25が折り曲げられた方向と同じ側の面に実装されるようにパターンレイアウトされており、その裏面は全面レジストで覆われて構成されている。
ケーブル接続部33の前記ケーブル接続ランド29は、電子部品実装部31の実装面とは反対側の裏面に設けられている。また、ケーブル接続ランド29の、前記実装面と同じ表面は全面レジストで覆われて構成されている。
また、折り曲げ部32は表面及び裏面の両面ともレジストで覆われて構成されている。また、検査端子部34は、電子部品の実装時に、前記ケーブル接続部33の後端面で切断されるようになっている。
次に、図3及び図4を参照しながら、補強枠21の構成について説明する。
図3及び図4に示すように、補強枠21は、固体撮像素子14を収容可能な外形を有して形成された固体撮像素子収容部21Aと、フレキシブル基板16及びこのフレキシブル基板16の電子部品実装部31を収容可能な外形を有して形成された電子部品収容部21Bとを有して構成されている。
この場合、固体撮像素子収容部21Aの外形は前記電子部品収容部21Bの外形よりも大きく構成されている。
また、補強枠21は、金属の薄板を用いて構成された段差のある方形の枠体であり、長手方向の両端部、すなわち、固体撮像素子収容部21A及び電子部品収容部21Bの両端部はそれぞれ開口部21a、21bを形成している。そして、補強枠21の内周面全体にかけて絶縁コーティングが施されている。
このような補強枠21は、シールド部材としての効果も有し、つまり、不要輻射を抑制すべく固体撮像素子収容部21A及び電子部品収容部21Bを用いて固体撮像素子14をの外周を覆うようにして固定している。そして、補強枠21の固体撮像素子収容部21A及び電子部品収容部21Bの内部には、接着剤36が充填されて、撮像ユニット13(固体撮像素子パッケージ102(図5参照)を含む)及びフレキシブル基板16の固定を強固にしている。
そして、固体撮像素子保持枠19の基端部及び補強枠21には、絶縁を行うための熱収縮チューブ22が設けられている。この熱収縮チューブ22は、前記固体撮像素子保持枠19の基端部から、信号ケーブルを構成する複合ケーブル17の先端部にかけて被覆して密封している。
この場合、フレキシブル基板16のケーブル接続部33(ケーブル接続ランド29)には、複合ケーブル17の各リード線40が半田等によって電気的に接続されている。そして、このような接続状態において、熱収縮チューブ22内部には、接着剤44が充填されて、複合ケーブル17の各リード線40とフレキシブル基板16のケーブル接続部33との接続状態の固定を強固にしている。
次に、図5から図8を参照しながら、撮像装置1の主要部分の構成及び組立方法について説明する。
図5は固体撮像素子保持枠に、検査端子部を切断した固体撮像素子パッケージを固定する工程を説明する説明図、図6は図5に示す状態の固体撮像素子パッケージに補強枠を固定する工程を説明する説明図、図7は図6に示す状態からフレキシブル基板を上側に折り曲げて固定する工程を説明する説明図、図8は図7に示す状態からフレキシブル基板に複合ケーブルを接続する工程を説明する説明図である。
まず、図5に示すように、作業者は、図2に示すフレキシブル基板16を用意する。この場合、予め、フレキシブル基板16の検査端子部34を用いて固体撮像素子14の駆動検査が行われており、その後、フレキシブル基板16の検査端子部34が切断されることになる。
作業者は、検査端子部23が切断された固体撮像素子パッケージ102のカバーガラス15に対して芯出し調整を行い、その後、このカバーガラス15の入射面にUV接着剤を用いて芯出しガラス18を固定する。
そして、作業者は、遮光マスク20が取り付けられた固定撮像素子保持枠19を、前記固体撮像素子パッケージ102を取り付けた芯出しガラス18に嵌合させる。この場合、作業者は、固体撮像素子保持枠19と芯出しガラスの嵌合面に接着剤を塗布して固定させる。
次に、図6に示すように、作業者は、固体撮像素子14、カバーガラス15の全周及びフレキシブル基板16の電子部品実装部31の全周に接着剤36を塗布した後、フレキシブル基板16の基端部を補強枠21の固体撮像素子収容部21Aの開口部21a内に通すように、補強枠21を移動させる。そして、固体撮像素子保持枠19の基端部の外周部から、補強枠21の固体撮像素子収容部21Aを嵌め込み、接着剤で固定する。
すると、固体撮像素子14及びカバーガラス15は補強枠21の固体撮像素子収容部21Aに、トランジスタ26、チップコンデンサ27及びチップ抵抗28を含む電子部品実装部31は補強枠21の電子部品収容部21Bにそれぞれ収容され、補強枠21内部は完全に接着剤36で充填される。この場合、接着剤36の後端部は、電子部品実装部31と折り曲げ部32との間の切り欠き30の全部又は一部が露出する位置となるようにしている。
また、補強枠21の内周面は絶縁コーティングが施されているので、固体撮像素子14及びトランジスタ26、チップコンデンサ27及びチップ抵抗28を含む電子部品実装部31との絶縁性は確保されている。
次に、図7に示すように、作業者は、図6に示す工程を完了した状態において、フレキシブル基板16の電子部品実装部31と折り曲げ部32との間の切り欠き30により、フレキシブル基板16を90°上側方向(図中B、C矢印方向)に折り曲げ、そして、この折り曲げ部32とケーブル接続部33との間の切り欠き30により、さらに90°前方側(固体撮像素子14方向側)に折り曲げる。
そして、作業者は、補強枠21の後端面と電子部品収容部21B上部を接着剤37で固定する。この場合、ケーブル接続部33と補強枠21と接触する面、及び折り曲げ部32の両面は全面レジストが施されているため、フレキシブル基板16と補強枠21との間の絶縁性は確保されている。
次に、作業者は、図7に示す工程の完了後に、図8に示すように複合ケーブル17との接続工程処理を行う。
ここで、複合ケーブル17は、図8に示すように、複数本の同軸ケーブル17Aを撚り併せたもので、その外周に導体である総合シールド42、さらにその外周に絶縁体である外皮43が設けられて構成されている。
同軸ケーブル17Aは、内部導体41、絶縁被覆部40aを順に被覆して構成された複数のリード線40を有し、このリード線40に外部導体39と絶縁被覆部38とを順に被覆して構成されている。尚、複合ケーブル17はこのような構成に限定されるものではなく、同軸ケーブル17A以外の電線又は信号線が含まれて構成しても良い。
そして、作業者は、図8に示すように、複合ケーブル17の先端面で総合シールド42、外部導体39及び内部導体41が露出するように、外皮43、絶縁被覆部38、40を適当な長さにストリップし、外皮43が総合シールド42に対して後退しないように外皮43のストリップ端近くでケーブル固定糸23で固定する。
その後、作業者は、対物光学系ユニット2の光軸と複合ケーブル17の中心軸が略一致するように複合ケーブル17を配置した状態で、内部導体41をケーブル接続ランド29に、全ての同軸ケーブル17Aの外部導体39を一括してジャンパー線103を介してケーブル接続ランド29に、半田等を用いて電気的に接続する。
こうして、図8に示す工程の完了後、作業者は、図1に示すように、複合ケーブル17のストリップ部及びケーブル接続部を含む空間に接着剤44を塗布または充填し、熱収縮チューブ22で前記固体撮像素子保持枠19の基端部から複合ケーブル17の先端部にかけて被覆して固定する。
この場合、熱収縮チューブ22の先端部は、補強枠21を完全に覆い、固体撮像素子保持枠19の後端外形部に係る位置に配置される。また、熱収縮チューブ22の後端部は、ケーブル固定糸23より後方に配置され、複合ケーブル17に対して位置ずれしないように固定される。
そして、最後に、作業者は、対物光学系ユニット2と固体撮像素子保持枠19とを嵌合させ、対物光学系ユニット2を長手方向の前後方向に移動させることによってピント調整を行い、接着剤で固定して完成させる。
すなわち、実施例1の撮像装置1は、固体撮像素子14とこの固体撮像素子14に電気的に接続されたフレキシブル基板16の電子部品実装部31を補強枠21の内部に配置して一体的に固定され、前記フレキシブル基板16のケーブル接続部33を前記補強枠21の外部に配置するとともに、このケーブル接続部33に複合ケーブル17を電気的に接続した構成とすることが可能となる。
したがって、このような構成の撮像装置1においては、補強枠21で固体撮像素子14を覆った後にフレキシブル基板16を折り曲げ、そして、この状態において、フレキシブル基板16のケーブル接続部33に複合ケーブル17を接続した構成であるので、固体撮像素子14とカバーガラス15、カバーガラス15と芯出しガラス18との間に負荷がかからず、このためそれぞれの剥離を防止することができる。
また、補強枠21でフレキシブル基板16の電子部品実装部31を覆った後にフレキシブル基板16を折り曲げて固定した構造であるので、固体撮像素子14とフレキシブル基板16の接続部、及び電子部品実装部31とトランジスタ26、チップコンデンサ27及びチップ抵抗28等の電子部品との接続部への負荷がかからず、このためそれぞれの剥離を防止することが可能となる。また、補強枠21にフレキシブル基板16を固定した構造であるので、特別な治具を用いずに、複合ケーブル17の接続作業を容易に行うことが可能となる。
さらに、ケーブル接続部33と電子部品実装部31とは、補強枠21、折り曲げ部32、及び接着剤36、37によって分離された構造であるので、複合ケーブル17の接続時において、トランジスタ26、チップコンデンサ27及びチップ抵抗28等の電子部品への熱的な影響を軽減することが可能となる。
さらに、また、フレキシブル基板16は折り曲げられた状態で固定されるので、補強枠21により形成された固体撮像素子14の裏面、及び電子部品実装部31の上部の各スペースを有効に利用することができるので、撮像素子の小型化に必要な高密度実装形態の実現が可能となる。
このように実施例1によれば、組立性及び強度に優れた小型化の撮像装置の実現が可能となる。
尚、実施例1において、補強枠21は金属の薄板を用いて構成された段差のある方形の枠体として構成したことについて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば円柱形状の枠体として構成しても良い。
(実施例2)
図9から図11は本発明の実施例2に係り、図9は実施例2に係る撮像装置の主要部分の構成を示す断面図、図10は図9のフレキシブル基板の構成を示す展開図、図11は対物光学系ユニットから見た場合の図9の補強枠の斜視図である。
尚、図9から図11は実施例1の撮像装置1と同様な構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
図9に示すように、実施例2の撮像装置1Aは、撮像ユニット13Aを有し、この撮像ユニット13Aは、実施例1の構成要素に加えてプリズム46を設けており、さらに補強枠58の形状が異なっている。
具体的な構成を説明すると、固体撮像素子45の受光面を覆うようにUV接着剤により前記プリズム46が位置合わせされて固定される。このプリズム46は、対物光学系ユニット2を通過した入射光を略直角反射して固体撮像素子45の入射面に出射する。
固体撮像素子45は、対物光学系ユニット2の光軸に対して平行に配置されている。この固体撮像素子45の受光面の一辺(図9中の右側部分)には、複数の電極(図示せず)が設けられている。この図示しない電極には、フレキシブル基板47に設けられたインナーリード25がバンプ24を介して接続される。
インナーリード25は、固体撮像素子45の受光面の一辺に対して平行となるように引き出され、フレキシブル基板47は、実施例1と同様に対物光学系ユニット2の光軸に平行に引き出されている。この状態において、インナーリード25及びバンプ24で構成される接続部及び固体撮像素子45とフレキシブル基板47との間は、充填された封止樹脂35によって覆われている。
尚、このように固体撮像素子45、プリズム46及びフレキシブル基板47が接続された状態のユニットが、固体撮像素子パッケージ102として構成されている。
次に、図10を参照しながら、フレキシブル基板47の構成について説明する。
図10に示すように、フレキシブル基板16は、トランジスタ26、チップコンデンサ27及びチップ抵抗28等の電子部品を一方の面に実装し、Hドライバ48をその裏面に実装している電子部品実装部54と、この電子部品実装部54に延設される折り曲げ部55と、この折り曲げ部55に延設され、複数のケーブル接続ランド29を有する第1ケーブル接続部56と、この第1ケーブル接続部56に延設され複数のケーブル接続ランド29を有する第2ケーブル接続部57と、ケーブルを接続しない状態の固体撮像素子パッケージ102のままで固体撮像素子45を駆動させるために必要な検査端子部34とを有して構成されている。
折り曲げ部55は、電子部品実装部54及び第1ケーブル接続部56よりも幅狭に形成された幅狭部49を有しており、この幅狭部49の段差によってフレキシブル基板47を折り曲げ易くしている。
また、幅狭部49の、電子部品実装部54に電子部品が実装された方向と同じ側の面には、ダミーパターン50が設けられ、前記段差と合わせて硬さの違いによりフレキシブル基板47を折り曲げ易くしている。また、このダミーパターン50の裏面は全面レジストで覆われて構成されている。
第1ケーブル接続部56及び第2ケーブル接続部57には、Hドライバ48の実装面側にそれぞれ1列のケーブル接続ランド29が設けられている。また、第1ケーブル接続部56と第2ケーブル接続部57との間の両側端部には、ダミーパターン51が設けられており、裏面側は全面レジストで覆われて構成されている。
第2ケーブル接続部57と検査端子部34との間の両側端部には、切り欠き52が設けられ、これらの切り欠き52にダミーリード53が設けられている。
次に、図11を参照しながら、補強枠58の構成について説明する。
図11に示すように、補強枠58は、芯出しガラス18を収容し固体撮像素子保持枠19を嵌合可能な外形を有して形成された嵌合部58Aと、フレキシブル基板47及びこのフレキシブル基板47の電子部品実装部54を収容可能な外形を有して形成された電子部品収容部58Cと、嵌合部58Aと電子部品収容部58Cとが延設されるようにプリズム46の背面の傾斜に合わせて斜めに形成された固体撮像素子収容部58Bとを有して構成されている。
この場合、嵌合部58Aの外形は前記電子部品収容部21Bの外形よりも大きく構成されている。
また、補強枠58は、実施例1と同様に金属の薄板を用いて構成された斜面のある方形の枠体であり、長手方向の両端部、すなわち、嵌合部58A及び電子部品収容部58Cの両端部はそれぞれ開口部58a、58cを形成している。そして、補強枠58の内周面全体にかけて絶縁コーティングが施されている。
そして、補強枠58の嵌合部58A、固体撮像素子収容部58B及び電子部品収容部58Cの内部には、接着剤36が充填されて、撮像ユニット13A(固体撮像素子パッケージ102を含む)及びフレキシブル基板47の固定を強固にしている。
そして、実施例1と同様に、固体撮像素子保持枠19の基端部及び補強枠58には、絶縁を行うための熱収縮チューブ22が設けられている。この熱収縮チューブ22は、前記固体撮像素子保持枠19の基端部から複合ケーブル17の先端部にかけて被覆して密封している。
この場合、フレキシブル基板47の第1ケーブル接続部56(ケーブル接続ランド29)には、複合ケーブル17の各リード線40が半田等によって電気的に接続されるとともに、第2ケーブル接続部57(ケーブル接続ランド29)にも、複合ケーブル17の各リード線40が半田等によって電気的に接続される。そして、このような接続状態において、熱収縮チューブ22内部には、接着剤44が充填されて、複合ケーブル17の各リード線40とフレキシブル基板47の第1、第2ケーブル接続部56、57との接続状態の固定を強固にしている。
その他の構成は実施例1と同様である。
次に、このような実施例2の撮像装置1の主要部分の構成及び組立方法について説明する。尚、下記に示す説明は、実施例1と異なる部分のみを説明するものとする。
まず、作業者は、図10に示すフレキシブル基板47を用意する。そして、作業者は、検査端子部34が切断された固体撮像素子パッケージ102のプリズム46に対して芯出し調整を行い、その後、このプリズム46の入射面にUV接着剤を用いて芯出しガラス18を固定する。
そして、作業者は、遮光マスク20が取り付けられた固定撮像素子保持枠19を、前記固体撮像素子パッケージ102を取り付けた芯出しガラス18に嵌合させる。この場合、作業者は、固体撮像素子保持枠19と芯出しガラスの嵌合面に接着剤を塗布して固定させる。
次に、作業者は、固体撮像素子45、プリズム46の全周及びフレキシブル基板47の電子部品実装部54の全周に接着剤36を塗布した後、フレキシブル基板47の基端部を補強枠58の嵌合部58Aの開口部58a内に挿通するように、補強枠58を移動させる。そして、固体撮像素子保持枠19の基端部の外周部に、補強枠58の嵌合部58Aを嵌め込み、接着剤で固定する。
すると、芯出しガラス18とプリズム46、固体撮像素子45の一部は補強枠58の嵌合部58Aに、それ以外のプリズム46及び固体撮像素子45は補強枠58の固体撮像素子収容部58Bに、トランジスタ26、チップコンデンサ27及びチップ抵抗28を含む電子部品実装部54は補強枠58の電子部品収容部58Cにそれぞれ収容され、補強枠58内部は完全に接着剤36で充填される。この場合、接着剤36の後端部は、電子部品実装部54と折り曲げ部55との段差が露出する位置となるようにしている。
また、補強枠58の内周面は絶縁コーティングが施されているので、固体撮像素子45及びトランジスタ26、チップコンデンサ27、チップ抵抗28を含む電子部品実装部54及びHドライバ48との絶縁性は確保されている。
次に、作業者は、上記工程を完了した状態において、フレキシブル基板47の電子部品実装部54と折り曲げ部55との段差により、折り曲げ部55が曲面を描くようにフレキシブル基板47を180°上側方向に折り曲げる。
このとき、ダミーパターン50に接着剤82を付けて固定する。次に、第1ケーブル接続部56と第2ケーブル接続部57との間のダミーパターン51により固体撮像素子収容部58Bに沿って45°上側方向に折り曲げ、このダミーパターン51に半田82をつけることによってフレキシブル基板47の形状を固定する。
そして、最後に、作業者は、ダミーリード53を固体撮像素子収容部58Bの上側に半田82を用いて固定する。このことにより、フレキシブル基板47は形状を維持した状態で補強枠58に固定されることになる。
この場合、第1、第2ケーブル接続部56、57と補強枠58と接触する面は全面レジストが施されているため、フレキシブル基板47と補強枠58との間の絶縁性は確保されている。
その他の組立工程については実施例1と同様である。
したがって、このような構成の実施例2の撮像装置1Aによれば、補強枠58にフレキシブル基板47を簡単に固定することができる構造であるので、特別な治具を用いずに、複合ケーブル17の接続作業を容易に行うことが可能となる。
また、プリズム46の背面形状を利用して第1ケーブル接続部56に対して斜めの面に第2ケーブル接続部57を確保することができる構造であるので、複合ケーブル17の接続作業を容易に行うことが可能となる。
その他の効果は実施例1と同様である。
(実施例3)
図12は本発明の実施例3に係る撮像装置の主要部分の構成を示す断面図である。尚、図12は実施例1の撮像装置1と同様な構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
図12に示すように、実施例3の撮像装置1Bは、撮像ユニット13Bを有し、この撮像ユニット13Bは、実施例1の構成要素の他に硬質基板60を設け、さらに補強枠65の形状が硬質基板60の形状に合わせた形状となるように構成されている。
具体的な構成を説明すると、撮像ユニット13Bに用いられるフレキシブル基板59は、実施例1と略同様に、電子部品実装部62と、この電子部品実装部62に延設される折り曲げ部63と、この折り曲げ部63に延設され、複数のケーブル接続ランド29(図2参照)を有するケーブル接続部64とを有して構成される。
ここで、実施例2の撮像ユニット13Bでは、前記フレキシブル基板59の電子部品実装部62に、トランジスタ26、チップコンデンサ27及びICチップ61等の電子部品を実装している硬質基板60が接続固定されている。
そして、実施例1と同様に固体撮像素子14及びフレキシブル基板59の電子部品実装部62を収容する補強枠65は、前記硬質基板60の形状に合わせ、外形の大きい固体撮像素子収容部65Aから撮像装置1Bの手元側方向(図中右側方向)に向けて徐々に小さくなるように電子部品収容部65Bを形成している。
そして、複合ケーブル17は補強枠65の電子部品収容部65Bに配置されたケーブル接続部64を介して電気的に接続されるようになっている。
その他の構成及び組立方法については実施例1と同様である。
したがって、実施例3の構成によれば、実施例1と同様の効果を得ることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
(実施例4)
図13から図15は本発明の実施例4に係り、図13は実施例4に係る撮像装置の主要部分の構成を示す断面図、図14及び図15は図13の撮像装置の組立手順を説明するもので、図14は固体撮像素子保持枠に固体撮像素子パッケージを固定する工程を説明する説明図、図15は図14に示す状態の固体撮像素子パッケージに第1補強枠を固定し、さらに第2補強枠を嵌合して固定する工程を説明する説明図である。尚、図13から図15は実施例1の撮像装置1と同様な構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
図13に示すように、実施例4の撮像装置1Cは、撮像ユニット13Cを有し、この撮像ユニット13Cは、実施例1の構成要素と略同様であるが、有効画素領域に対して2つの電極を設けた固体撮像素子66と、2つの第1、第2補強枠71、72を有して構成されている。
具体的には、実施例4の撮像ユニット13Cに用いられる固体撮像素子66は、この固体撮像素子66の有効画素領域に対して上下方向に2つの電極を設けて構成されている。そして、これらの電極にバンプ24を介してフレキシブル基板67がそれぞれ電気的に接続される。
また、図14に示すように、撮像ユニット13Cが固体撮像素子パッケージ102の状態では上下のフレキシブル基板67は、対物光学系ユニット2の光軸に平行にまっすぐに設けられている。
第1補強枠71の形状は、図13及び図15に示すように、固体撮像素子66を収容する固体撮像素子収容部71Aから後方にいくに従って電子部品収容部71Bの外形が絞られていくように形成されている。
第2補強枠72の形状は、図13及び図15に示すように、前記第1補強枠71と同じ材質の矩形の枠体であり、固体撮像素子66を収容する部分において第1補強枠71と嵌合して固定される。また、第2補強枠72の後端は、複合ケーブル17のストリップ先端部まで延設されるように形成している。
そして、このような構成の撮像装置1Cを組み立てる場合、作業者は、図14に示す状態にある上下のフレキシブル基板67の間に接着剤36を塗布した後に、図15に示すように、第1補強枠71を後方からかぶせていく。
すると、フレキシブル基板67の電子部品実装部68は、第1補強枠71の内形に合わせた形状に変形して収容され、上下のフレキシブル基板67のケーブル接続部70は電子部品収容部71Bの後端の狭い開口から突出して違いに重なり合うことになる。
その後、接着剤36が硬化して第1補強枠71内の形状が維持された後、作業者は、折り曲げ部69によりそれぞれ離れる方向、つまり、第1補強枠71の表面側方向の上下にそれぞれ折り返し、各ケーブル接続部70を第1補強枠71の電子部品収容部71B外形部に接着剤37を用いて固定する。
その後、作業者は、さらに上記工程を完了した後、第2補強枠72を嵌合して固定する。以降の組立方法は、実施例1と同様であり、その他の構成についても実施例1と同様である。
したがって、実施例4によれば、上下に2つのフレキシブル基板67が配置されても、特別な治具を用いずにそれぞれのフレキシブル基板67を別々に固定された状態で複合ケーブル17の接続作業を行うことができるので、組立性を向上させることができる。
また、第1補強枠71の嵌合によりフレキシブル基板67が自然に変形させて収容することができるので、特別な治具を用いずに、フレキシブル基板67の成形処理を行うことができ、組立作業性を向上させることができる。
さらに、第2補強枠72を設けたことにより、複合ケーブル17とフレキシブル基板67との接続強度を向上させることができ、また、シールド性も強化することが可能となる。その他の効果は実施例1と同様である。
(実施例5)
図16及び図17は本発明の実施例5に係り、図16は実施例5に係る撮像装置の主要部分の構成を示す断面図、図17は図16に示すフレキシブル基板の構成を示す展開図である。尚、図16及び図17は実施例1、2、4の撮像装置1、1Cと同様な構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
図16に示すように、実施例5の撮像装置1Dは、撮像ユニット13Dを有し、この撮像ユニット13Dは、実施例1、3、4の構成要素を改良したものであり、フレキシブル基板73及び補強枠74の構成が異なっている。
まず、図17を参照しながら、フレキシブル基板73の構成について説明する。
図17に示すように、フレキシブル基板73は、チップコンデンサ27等の電子部品を実装している第1電子部品実装部75と、この第1電子部品実装部75の片側側面方向に延設されチップ抵抗28及びHドライバ48等の電子部品を実装している第2電子部品実装部76と、第1電子部品実装部75と第2電子部品実装部76との間のパターンが配された第1折り曲げ部77と、第1電子部品実装部75に延設され複数のケーブル接続ランド29を有するケーブル接続部78と、ケーブルを接続しない状態の固体撮像素子パッケージ102のままで固体撮像素子14を駆動させるために必要な検査端子部34とを有して構成されている。
第1電子部品実装部75と第1折り曲げ部77との間には、両端に切り欠き30が設けられており、第1折り曲げ部77を第2電子部品実装部76よりも狭幅に形成することにより、フレキシブル基板73を折り曲げ易くしている。
第1電子部品実装部75とケーブル接続部78との間には、両端部を残して基材を打ち抜いた打ち抜き部を形成する第2折り曲げ部79が形成される。この第2折り曲げ部79を形成することによってここの箇所でもフレキシブル基板73を折り曲げ易くしている。
電子部品が実装される面とケーブル接続ランド29は、第1電子部品実装部75の実装
面と同じ側の面に設けられ、その裏面は全面レジストで覆われて構成されている。
固体撮像素子14とフレキシブル基板73は、バンプ24を介して電気的に接続され、フレキシブル基板73は、折り曲げられていない状態(図5と同じ状態)でパッケージ化されている。
そして、このような構成の撮像装置1Dを組み立てる場合、作業者は、図17に示すようにフレキシブル基板73の検査端子部34を切断した後、電子部品を内側に包みこむように、第1電子部品実装部75と第1折り曲げ部77との間、第1折り曲げ部77と第2電子部品実装部76との間で、90°ずつ折り曲げて略コの字状に仮成形処理を行う。
このとき、第1電子部品実装部75とケーブル接続部78は、まっすぐな状態である。そして、作業者は、この状態で固体撮像素子14、第1、第2電子部品実装部75、76及び第1折り曲げ部77を完全に覆うように接着剤36を塗布し、補強枠65(図12参照)と同じ形状の補強枠74を後方から被せる。
このことにより、図15に示す前記実施例4と同様に、第1電子部品実装部75は、補強枠74の内径に沿って変形し、第2電子部品実装部76、第1折り曲げ部77の膨らみ(スプリングバック)も抑えることができる。
また、フレキシブル基板73の外形部はレジストが施され、補強枠74の内周面は絶縁コーティングが施されている。このため、フレキシブル基板73及び補強枠74が接触しても絶縁性が確保されているので支障をきたす虞もない。
また、接着剤36が硬化した後に、作業者は、第2折り曲げ部79の部分で補強枠74に沿ってケーブル接続部78を折り返し、このケーブル接続部78を補強枠74の外形部に接着剤37を用いて固定する。
その他の構成及び組立方法については実施例1、2、4と同様である。
したがって、実施例5によれば、実施例1、2、4と同様の効果が得られる他に、実装面積が広く折り曲げが必要なフレキシブル基板73を補強枠74によって形状を維持することができ、また、複合ケーブルを接続するときもフレキシブル基板73の形状に依存せずに接続作業を行うことができるので、組立性を向上させることができる。
(実施例6)
図18及び図19は本発明の実施例6に係り、図18は実施例6に係る撮像装置の主要部分の構成を示す断面図、図19は図18に示す補強枠の構成を示す斜視図である。尚、図18及び図19は実施例1、4の撮像装置1、1Cと同様な構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
図18に示すように、実施例6の撮像装置1Eは、撮像ユニット13Eを有し、この撮像ユニット13Eは、実施例1、4の構成要素を改良したものであり、有効画素領域に対して2つの電極を設けた固体撮像素子66と、2つの第1、第2フレキシブル基板80、84を有して構成されている。
具体的には、固体撮像素子66(図13に示す実施例4の固体撮像素子66と同様)の一方の端子列には第1フレキシブル基板80が接続され、他方の端子列には第2フレキシブル基板84が接続される。そして、第1、第2フレキシブル基板80、84は、それぞれ対物光学系ユニット2の光軸に平行になるようにインナーリードが折り曲げた状態にて封止樹脂35によって固定される。
また、硬質基板83の両面には、固体撮像素子66に平行に配置された電子部品が実装される。そして、この硬質基板83の下側面には、第1フレキシブル基板80のリード81が半田82によって電気的に接続される。
硬質基板83の上側面は、第2フレキシブル基板84の電子部品実装部85と接着固定されるが、電気的には接続されてない。この電子部品実装部85、折り曲げ部86、ケーブル接続部87、及び検査端子部34は、折り曲げられてない状態で固定(パッケージ化)されている。
次に、図19を参照しながら、補強枠88の構成について説明する。
図19に示すように、補強枠88は、固体撮像素子収容部88Aと、ケーブル接続部88Bと、開口部88Cと、後壁部88Dとを有して構成されている。
固体撮像素子収容部88Aは、第2フレキシブル基板84及び電子部品実装部85等が収容される収容部であり、ケーブル接続部88Bは、第2フレキシブル基板84のケーブル接続部87が配置される部分で固体撮像素子収容部88Aに対して傾斜するように構成されている。
開口部88Cは、第2フレキシブル基板84のケーブル接続部87を突き出すための開口を形成している。後壁部88Dは内部の接着剤36を外部へと漏れないようにするための手段として構成されている。
そして、このような構成の撮像装置1Eを組み立てる場合、作業者は、固体撮像素子66、硬質基板83、第1フレキシブル基板80、第2フレキシブル基板84の電子部品実装部85及び折り曲げ部86が覆われるように接着剤36を塗布し、その後、第2フレキシブル基板84のケーブル接続部87が補強枠88の開口部88Cを挿通するようにこの補強枠88を移動させて後方から被せていく。
すると、第2フレキシブル基板84の折り曲げ部86は補強枠88のケーブル接続部88Bの内径に沿って変形することになる。そして、作業者は、補強枠88と固体撮像素子保持枠19とを嵌合させて固定する。
また、接着剤36が硬化した後に、作業者は、補強枠88の外に出たケーブル接続部87を補強枠88のケーブル接続部88Bに沿って折り返して接着剤37を用いて固定する。
その他の構成及び組立方法については実施例1、4と同様である。
したがって、実施例6によれば、実施例1、4と同様の効果が得られる。
(実施例7)
図20は本発明の実施例7に係る2板式の撮像装置の主要部分の構成を示す断面図である。尚、図20は実施例1、4の撮像装置1、1Cと同様な構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
図20に示すように、実施例7の撮像装置1Fは、撮像ユニット13Fを有し、この撮像ユニット13Fは、実施例1、4の構成要素を改良したものであり、第1、第2固体撮像素子89、90及び第1、第2プリズム91、92を設けて構成されている。すなわち、このような撮像ユニット13Fを有する撮像装置1Fは、2板式撮像装置として構成している。
具体的には、図20に示すように、第1固体撮像素子89の有効画素領域には、Gフィルタが設けられ、この面に45°の反射面にG反射コートを有する第1プリズム91が帖着されるようになっている。
また、第2固体撮像素子90の有効画素領域には、RとBのストライプ状のフィルタが設けられ、この面に第2プリズム92が帖着されるようになっている。
これら2つの第1、第2プリズム91、92は、前記2つの第1、第2固体撮像素子89、90までの光路長が一致するように、第1プリズム91と第2プリズム92との45°の傾斜面を平行にずらしながら調整して帖着される。
第1固体撮像素子89の受光面は、対物光学系ユニット2の光軸に平行となるように設けられている。また、第2固体撮像素子90の受光面は、対物光学系ユニット2の光軸に垂直となるように設けられている。
第1固体撮像素子89には、第1プリズム90の前側に複数の電極(端子列で、図示せず)が設けられており、この複数の電極に第1フレキシブル基板93が電気的に接続されている。
第1フレキシブル基板93は、第1固体撮像素子89の前側面から受光面の裏面に沿って折り曲げられて接着剤35によって固定されている。そして、折り曲げられた部分から後方側の第1フレキシブル基板93は、折り曲げられずに第1固体撮像素子89に沿って真っ直ぐに状態のままの形状で保持されるようになっている。
第2フレキシブル基板94は、図14に示す実施例4の上側のフレキシブル基板67と同様に、第2固体撮像素子90に電気的な接続されている。
尚、前記第1、第2プリズム91、92における前記2つの第1、第2固体撮像素子89、90までの光路長を一致させる処理については、第1、第2フレキシブル基板93、94のそれぞれの検査端子部34を図示しないプロセッサに接続し、画像を確認しながら行うようになっている。
その他の構成、及び組立手順については、実施例4と同様である。
したがって、実施例7によれば、実施例1、4と同様の効果が得られる他に、ケーブル接続部98、101を最後に折り曲げることになるので、作業性を向上させることが可能となり、また、撮像装置1Fを大型化することなく、第1、第2フレキシブル基板93、94を長さのある状態で用いることが可能となる。
このことにより、第1、第2固体撮像素子89、90の出画しながら光路長の調整作業を行う場合には、第1、第2フレキシブル基板93、94が長い方が作業時の自由度を持たせ易くなるので作業性を向上させることができる。
ところで、前記したような構成の本発明の撮像装置は、電子内視鏡(以下、内視鏡と称す)にも適用可能である。このような実施例を後述する。
(実施例8)
図21及び図22は本発明の実施例8に係り、図21は撮像装置を内視鏡に適用した場合の内視鏡先端部の主要部分の構成を示す断面図、図22は図21のA−A線断面図である。図21及び図22は実施例1の撮像装置1と同様な構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
一般の内視鏡では、内視鏡先端部に設けられた撮像装置が小型化されてくると、相対的に撮像装置を内視鏡先端部内に固定するためのビスが大きく、又は組立作業がし難いといった理由により、内視鏡先端部内に撮像装置をビスで固定することが難しくなってくる。このため、従来では、治具等を用いて接着剤で撮像装置を内視鏡先端部内に固定するといった方法が実施されているが、このよう方法では、組立性及び修理性を向上させることは困難であった。
そこで、本発明では、小型の撮像装置であっても、確実に内視鏡先端部内に着脱できる撮像装置及び撮像装置を有する内視鏡を提供する。
具体的には、図20に示すように、撮像装置1を備えた内視鏡は、体腔内等に挿入自在な細長の挿入部104と、図示はしないがこの挿入部104の後端に接続された図示しない操作部と、この操作部から延出されたユニバーサルコード部と、このユニバーサルコード部の端部に設けられ、光源装置に着脱自在に接続されるスコープコネクタ部とを有して構成されている。
尚、前記内視鏡の他に、例えば図示はしないが、この内視鏡が接続されることにより、照明光を供給する光源装置と、内視鏡にスコープケーブルを介して接続され、内視鏡に内蔵された撮像装置1内の固体撮像素子14に対する信号処理を行うビデオプロセッサと、このビデオプロセッサと接続されたモニタケーブルを介して入力され、映像信号を表示するカラーモニタとを備えて内視鏡装置として構成しても良い。
挿入部104は、内部に撮像装置1が設けられた先端部104Aと、この先端部104Aの後端に形成された湾曲自在の湾曲部(図示せず)と、この湾曲部の後端から操作部の前端に至る長尺の可撓管部(図示せず)とを有して構成されている。
挿入部104、図示しない操作部及び、ユニバーサルコード部の内部には、鉗子チャンネルチューブ115、ライトガイドバンドル116、送気送水チューブ117等が挿通され、先端部104A内に金属製の先端硬性部材105に固定されている。
先端硬性部材105の先端部を覆うように絶縁材で形成された先端カバー110が装着され、後方の手元側には湾曲管111が取り付けられている。先端カバー110の後方から湾曲管111の外周には、金属部分が露出しないように湾曲ゴム112が被覆されている。
先端硬性部材105には、撮像装置1を取付けるための先端対物レンズ枠挿入孔106、対物レンズ枠挿入孔107、撮像装置挿入孔108が先端から順に設けられている。この場合の各孔の内径は、先端部から手元側方向へにいくにしたがって大きくなるように形成されている。
撮像装置1の複合ケーブル17に設けられたケーブル固定糸23の後方には、図21及び図22に示すように、撮像装置固定枠113が装着されている。この撮像装置固定枠113の外径は、湾曲管111の内径に合わせて形成され、かつ、鉗子チャンネルチューブ115、ライトガイドバンドル116、送気送水チューブ117を回避するような円弧形状に形成され、複合ケーブル17の外周に設けられた熱収縮チューブ22が嵌合するような内径113a(図22参照)を有している。
そして、このような内視鏡を組み立てる場合、作業者は、撮像装置固定枠113が装着された撮像装置1を撮像装置挿入孔108側から挿入し、先端対物レンズ枠挿入孔106と対物レンズ枠挿入孔107との段差部に、対物光学系ユニット2のレンズ枠109の位置決め部109bが突き当たった後に、図21中に示す長さLとなるように撮像装置固定枠113の位置を調整し、撮像装置固定枠113と湾曲管111とを固定ビス114で固定する。
その後、作業者は、撮像装置固定枠113の内径113aと熱収縮チューブ22とを接着剤で固定する。これにより、実施例8における撮像装置を有する内視鏡を構成することができる。
その他の構成及び組立手順については実施例1と同様である。
したがって、実施例8によれば、撮像装置固定枠113を付け替えることによって、何度でも撮像装置1を内視鏡先端部104A内に着脱することが可能となる。また、内視鏡の先端部104Aに固定ビスがいらずに、湾曲管111内の余裕のあるスペースで撮像装置1を固定することができるので、内視鏡の先端部104Aの外径が大型化ならず、すなわち、先端部104A及び挿入部104の細径化に大きく寄与できる。
また、複合ケーブル17の後端位置がしっかりと確定するので、その後の組立や湾曲をかけた時に複合ケーブルの接続部に負荷がかかることを簿薄することができるので、信頼性を向上させることが可能となる。
尚、実施例8の撮像装置1では、後述する図23から図25に示す実施例9に示すように構成しても良い。このような実施例9を下記に示す。
(実施例9)
図23から図25は本発明の実施例9に係り、図23は撮像装置を内視鏡に適用した場合の内視鏡先端部の主要部分の構成を示す断面図、図24は図23の撮像装置の先端から見た場合の正面図、図25は図23に示す先端部構成部材の先端から見た場合の正面図である。尚、図23から図25は実施例8の撮像装置1を備えた内視鏡と同様な構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
実施例9の内視鏡は、実施例8における課題を解決するために改良がなされている。すなわち、図23及び24に示すように、撮像装置1のレンズ枠119の位置決め部119aの形状を全周ではなく、均等に例えば3カ所のみ突起状に設けて構成した。
これらの位置決め部119aは、図23に示す先端硬性部材118の固定部118a(図25参照)に当接されるが、位置決め部119aに対応する位置に切り欠くことによって組み付け部118bを形成した。
このことにより、撮像装置1を内視鏡先端部に組み付ける場合、作業者は、組み付け部118bに位置決め部119aを合わせるように撮像装置1を先端硬性部材118の後方から挿入し、完全に前方に挿通されたら固定部118aに位置決め部119aが当接するように撮像装置1を回転させ引き戻す。
そして、作業者は、先端硬性部材118の先端内径部に設けられたねじ部118cに、外径部にねじ部121aが設けられた固定環121をねじ込み、レンズ枠119を先端硬性部材118に固定する。
尚、固定環121の先端面にカニ目用の穴を例えば2カ所以上設けた場合には着脱作業がし易くなる。
その他構成は、実施例8と同様である。
したがって、実施例9によれば、実施例8と同様に効果が得られる他に、内視鏡の先端部104Aを大型化することなく、固定環121によって何度でも撮像装置1を内視鏡の先端部104A内に着脱が可能となる。
ところで、本発明の撮像装置を内視鏡に適用した場合に、外部からの湿気等の浸入を防ぎ、観察性能の安定化を図ることも可能である。このような技術を適用した実施例10を図26から図30を参照しながら説明する。
(実施例10)
図26から図31は本発明の実施例10に係り、図26は実施例10の一部破断した内視鏡先端部の構成を示す断面図、図27は撮像装置の先端部の変形例1の構成を示す断面図、図28は撮像装置の先端部の変形例2の構成を示す断面図、図29は撮像装置の先端部の変形例3の構成を示す断面図、図30は撮像装置の先端部の変形例4の構成を示す断面図、図31は従来の問題点を説明するための内視鏡先端部の構成を示す断面図である。尚、図26から図31は実施例8の撮像装置1を備えた内視鏡と同様な構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
内視鏡は、レンズ枠とレンズが接着剤によって固定されているが、オートクレーブのような高温の滅菌処理を行うと、接着剤に大きな応力がかかってしまう。そして、最近、小型化、又は高精度化のために、レンズ枠とレンズとのクリアランスが小さくなってきているため、さらに大きな応力がかかる傾向がある。得に、図31に示すように、レンズ枠先端部のクリアランスが変わる部分(図31中Sに示す部分)に応力が集中し易くなってしまい、ここの接着剤が破壊されると、界面等からレンズ枠内へ湿気等が浸入して、曇りが発生してしまう。
そこで、本発明では、レンズ枠とレンズとのクリアランスに急峻に変動が無いように構成して、視野の曇りの発生を防止することのできる撮像装置及び撮像装置を備えた内視鏡を提供する。
具体的には、図26に示すように、レンズ枠109の先端内径部の面取り122に平行になるように、第1レンズ5の側面にV字の切り欠き123を設けた。このことにより、レンズ枠109と第1レンズ5とのクリアランスの小さな部分を短く形成することができるとともに、クリアランスの変動を緩やかにできる。
したがって、実施例10によれば、レンズ枠とレンズとのクリアランスに急峻に変動が無いように構成したので、視野の曇りの発生を防止することを防止することが可能となる。
尚、実施例10では、例えば図27の変形例1に示すように、レンズ枠109の先端内径部に第2の内径部124を設けて構成しても良い。
また、例えば図28の変形例2に示すように、レンズ枠109の先端内径部にテーパー形状に形成されたテーパー部125を設けて構成しても良い。
また、例えば図29の変形例3に示すように、レンズ枠109の先端内径部に凸部125を例えば2カ所に設けて構成しても良い。すなわち、これらの凸部125を前方部と後方部に設けたことによって、高精度(クリアランスの小さな部分)を維持することができるが、大きな応力をかかり難くすることができる。
さらに、例えば図30の変形例4に示すように、第1レンズ5の先端外径部にテーパー形状のテーパー部126を設けて構成しても良い。
このような前記変形例1から変形例4のいずれかに構成した場合でも実施例10の効果と同様の効果が得られる。
尚、本発明に係る実施例8から実施例10においては、小型化が可能な撮像装置を有する内視鏡について説明したが、この内視鏡に限定されるものではなく、小型化及び細径化が望まれる撮像装置を有する撮像機器についても適用可能である。
また、以上の実施例に記載した発明は、その実施例に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、前記実施例には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
例えば、実施例に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
[付記]
(付記項)
対物光学系の焦点位置に集光された被写体像を撮像する固体撮像素子と、
前記固体撮像素子に電気的に接続され、前記固体撮像素子の信号処理を行うための電子部品を実装する電子部品実装部と、信号ケーブルを接続するためケーブル接続部とを備えたフレキシブル基板と、
前記固体撮像素子及び前記フレキシブル基板の前記電子部実装部を収容する補強枠と、を具備する撮像装置であって、
前記フレキシブル基板の前記電子部品実装部を前記補強枠の内部に配置して一体的に固定するとともに、前記フレキシブル基板の前記ケーブル接続部を前記補強枠の外部に配置して前記ケーブル接続部に前記信号ケーブルを接続したことを特徴とする撮像装置。
(付記項2)
前記フレキシブル基板は、前記電子部品実装部と前記ケーブル接続部との間で折り曲げられて前記補強枠に装着したことを特徴とする付記項1に記載に撮像装置。
(付記項3)
前記電子部品実装部と前記ケーブル接続部との間には、前記フレキシブル基板を折り曲げ易くするための切り欠きが設けられていることを特徴とする付記項2に記載の撮像装置。
(付記項4)
前記ケーブル接続部は、前記フレキシブル基板が折り曲げられた状態で前記補強枠に固体したことを特徴とする付記項2又は付記項3に記載の撮像装置。
(付記項5)
前記補強枠及び前記ケーブル接続部は、第2の補強枠又は熱収縮チューブで覆われた状態でしたことを特徴とする付記項1から付記項4のいずれか1つに記載の撮像装置。
(付記項6)
前記補強枠は、前記固体撮像素子を保持して固定する撮像素子保持枠に固定したことを特徴とする付記項1から付記項5のいずれか1つに記載の撮像装置。
(付記項7)
前記補強枠は、前記固体撮像素子を収容する部分よりも前記フレキシブル基板の前記電子部品実装部を収容する部分の方が小さくなるように構成したことを特徴とする付記項1から付記項6のいずれか1つに記載の撮像装置。
(付記項8)
前記ケーブル接続部は、前記補強枠の前記フレキシブル基板の前記電子部品実装部を収容する部分の外表面に固定したことを特徴とする付記項7に記載の撮像装置。
(付記項9)
対物光学系の焦点位置に集光された被写体像を撮像する固体撮像素子と、
前記固体撮像素子に電気的に接続され、前記固体撮像素子の信号処理を行うための電子部品を実装する電子部品実装部と、信号ケーブルを接続するためケーブル接続部とを備えたフレキシブル基板と、
前記固体撮像素子及び前記フレキシブル基板の前記電子部実装部を収容する補強枠と、を具備する撮像装置を挿入部の先端部に備えた内視鏡であって、
前記撮像装置は、
前記フレキシブル基板の前記電子部品実装部を前記補強枠の内部に配置して一体的に固定するとともに、前記フレキシブル基板の前記ケーブル接続部を前記補強枠の外部に配置して前記ケーブル接続部に前記信号ケーブルを接続したことを特徴とする内視鏡。
本発明の実施例1に係る撮像装置の構成を示す断面図。 図1のフレキシブル基板の構成を示す展開図。 対物光学系ユニットから見た場合の図1の補強枠の斜視図。 撮像装置の後端部からみた場合の図1の補強枠の斜視図。 固体撮像素子保持枠に、検査端子部を切断した固体撮像素子パッケージを固定する工程を説明する説明図。 図5に示す状態の固体撮像素子パッケージに補強枠を固定する工程を説明する説明図。 図6に示す状態からフレキシブル基板を上側に折り曲げて固定する工程を説明する説明図。 図7に示す状態からフレキシブル基板に複合ケーブルを接続する工程を説明する説明図。 本発明の実施例2に係る撮像装置の主要部分の構成を示す断面図。 図9のフレキシブル基板の構成を示す展開図。 対物光学系ユニットから見た場合の図9の補強枠の斜視図。 本発明の実施例3に係る撮像装置の主要部分の構成を示す断面図。 本発明の実施例4に係る撮像装置の主要部分の構成を示す断面図。 固体撮像素子保持枠に固体撮像素子パッケージを固定する工程を説明する説明図。 図14に示す状態の固体撮像素子パッケージに第1補強枠を固定し、さらに第2補強枠を嵌合して固定する工程を説明する説明図。 本発明の実施例5に係る撮像装置の主要部分の構成を示す断面図。 図16に示すフレキシブル基板の構成を示す展開図。 本発明の実施例6に係る撮像装置の主要部分の構成を示す断面図。 図18に示す補強枠の構成を示す斜視図。 本発明の実施例7に係る2板式の撮像装置の主要部分の構成を示す断面図。 本発明の実施例8に係り撮像装置を内視鏡に適用した場合の内視鏡先端部の主要部分の構成を示す断面図。 図21のA−A線断面図。 本発明の実施例9に係り、撮像装置を内視鏡に適用した場合の内視鏡先端部の主要部分の構成を示す断面図。 図23の撮像装置の先端から見た場合の正面図。 図23に示す先端部構成部材の先端から見た場合の正面図。 本発明の実施例10に係り、一部破断した内視鏡先端部の構成を示す断面図。 撮像装置の先端部の変形例1の構成を示す断面図。 撮像装置の先端部の変形例2の構成を示す断面図。 撮像装置の先端部の変形例3の構成を示す断面図。 撮像装置の先端部の変形例4の構成を示す断面図。 従来の問題点を説明するための内視鏡先端部の構成を示す断面図。
符号の説明
1…撮像装置、
2…対物光学系ユニット、
3…対物レンズ群、
4…対物レンズ枠、
13…撮像ユニット、
14…固体撮像素子、
15…カバーガラス、
16…フレキシブル基板、
17A…同軸ケーブル、
17…複合ケーブル、
18…芯出しガラス、
19…固体撮像素子保持枠、
20…遮光マスク、
21a…開口部、
21A…固体撮像素子収容部、
21B…電子部品収容部、
21…補強枠、
22…熱収縮チューブ、
23…ケーブル固定糸、
23…検査端子部、
24…バンプ、
25…インナーリード、
26…トランジスタ、
27…チップコンデンサ、
28…チップ抵抗、
29…ケーブル接続ランド、
31…電子部品実装部、
32…折り曲げ部、
33…ケーブル接続部、
34…検査端子部、
35〜37…接着剤、
38…絶縁被覆部、
39…外部導体、
40…リード線、
40a…絶縁被覆部、
41…内部導体、
42…総合シールド、
43…外皮、
44…接着剤。

Claims (4)

  1. 対物光学系の焦点位置に集光された被写体像を撮像する固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子に電気的に接続され、前記固体撮像素子の信号処理を行うための電子部品を実装する電子部品実装部と、信号ケーブルを接続するためケーブル接続部とを備えたフレキシブル基板と、
    前記固体撮像素子及び前記フレキシブル基板の前記電子部実装部を収容する補強枠と、
    を具備する撮像装置であって、
    前記フレキシブル基板の前記電子部品実装部を前記補強枠の内部に配置して一体的に固定するとともに、前記フレキシブル基板の前記ケーブル接続部を前記補強枠の外部に配置して前記ケーブル接続部に前記信号ケーブルを接続したことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記フレキシブル基板は、前記電子部品実装部と前記ケーブル接続部との間で折り曲げられて前記補強枠に装着したことを特徴とする請求項1に記載に撮像装置。
  3. 前記電子部品実装部と前記ケーブル接続部との間には、前記フレキシブル基板を折り曲げ易くするための切り欠きが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記ケーブル接続部は、前記フレキシブル基板が折り曲げられた状態で前記補強枠に固定したことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の撮像装置。
JP2006302068A 2006-11-07 2006-11-07 撮像装置 Expired - Fee Related JP4795202B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006302068A JP4795202B2 (ja) 2006-11-07 2006-11-07 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006302068A JP4795202B2 (ja) 2006-11-07 2006-11-07 撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008118568A JP2008118568A (ja) 2008-05-22
JP4795202B2 true JP4795202B2 (ja) 2011-10-19

Family

ID=39504111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006302068A Expired - Fee Related JP4795202B2 (ja) 2006-11-07 2006-11-07 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4795202B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103492927A (zh) * 2012-03-26 2014-01-01 株式会社藤仓 摄像机构、内窥镜以及摄像机构的制造方法
US20170059850A1 (en) * 2015-08-31 2017-03-02 Fujifilm Corporation Endoscope

Families Citing this family (62)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4987790B2 (ja) 2008-04-15 2012-07-25 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 撮像装置
JPWO2010064506A1 (ja) * 2008-12-04 2012-05-10 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 撮像装置および内視鏡
WO2010066788A2 (en) * 2008-12-10 2010-06-17 Ambu A/S Endoscope with a bending portion
EP3811847A1 (en) 2009-06-18 2021-04-28 EndoChoice, Inc. Multi-camera endoscope
US9706903B2 (en) 2009-06-18 2017-07-18 Endochoice, Inc. Multiple viewing elements endoscope system with modular imaging units
US9402533B2 (en) 2011-03-07 2016-08-02 Endochoice Innovation Center Ltd. Endoscope circuit board assembly
US9642513B2 (en) 2009-06-18 2017-05-09 Endochoice Inc. Compact multi-viewing element endoscope system
US11547275B2 (en) 2009-06-18 2023-01-10 Endochoice, Inc. Compact multi-viewing element endoscope system
US10165929B2 (en) 2009-06-18 2019-01-01 Endochoice, Inc. Compact multi-viewing element endoscope system
US9492063B2 (en) 2009-06-18 2016-11-15 Endochoice Innovation Center Ltd. Multi-viewing element endoscope
US11278190B2 (en) 2009-06-18 2022-03-22 Endochoice, Inc. Multi-viewing element endoscope
US9901244B2 (en) 2009-06-18 2018-02-27 Endochoice, Inc. Circuit board assembly of a multiple viewing elements endoscope
US9713417B2 (en) 2009-06-18 2017-07-25 Endochoice, Inc. Image capture assembly for use in a multi-viewing elements endoscope
WO2012077117A1 (en) 2010-12-09 2012-06-14 Peermedical Ltd. Flexible electronic circuit board multi-camera endoscope
US9872609B2 (en) 2009-06-18 2018-01-23 Endochoice Innovation Center Ltd. Multi-camera endoscope
JP5498833B2 (ja) * 2010-03-25 2014-05-21 富士フイルム株式会社 基板保持装置及び方法、撮像装置、内視鏡
JP5675151B2 (ja) * 2010-04-07 2015-02-25 オリンパス株式会社 撮像装置、電子内視鏡および撮像装置の製造方法
US10080486B2 (en) 2010-09-20 2018-09-25 Endochoice Innovation Center Ltd. Multi-camera endoscope having fluid channels
US9560953B2 (en) 2010-09-20 2017-02-07 Endochoice, Inc. Operational interface in a multi-viewing element endoscope
EP2635932B1 (en) 2010-10-28 2019-06-05 EndoChoice Innovation Center Ltd. Optical systems for multi-sensor endoscopes
US9814374B2 (en) 2010-12-09 2017-11-14 Endochoice Innovation Center Ltd. Flexible electronic circuit board for a multi-camera endoscope
US11889986B2 (en) 2010-12-09 2024-02-06 Endochoice, Inc. Flexible electronic circuit board for a multi-camera endoscope
JP5436470B2 (ja) 2011-01-31 2014-03-05 富士フイルム株式会社 撮像装置及びこれを備えた電子内視鏡
EP3228236A1 (en) 2011-02-07 2017-10-11 Endochoice Innovation Center Ltd. Multi-element cover for a multi-camera endoscope
JP5192559B2 (ja) 2011-02-24 2013-05-08 富士フイルム株式会社 内視鏡
JP5839811B2 (ja) 2011-03-08 2016-01-06 オリンパス株式会社 撮像ユニット及び内視鏡
JP5558399B2 (ja) * 2011-03-30 2014-07-23 富士フイルム株式会社 内視鏡用撮像装置
JP5167437B2 (ja) * 2011-04-05 2013-03-21 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 撮像装置
JP6210656B2 (ja) 2011-06-08 2017-10-11 オリンパス株式会社 撮像装置
JP5572141B2 (ja) * 2011-09-30 2014-08-13 富士フイルム株式会社 内視鏡
CA2798716A1 (en) 2011-12-13 2013-06-13 Peermedical Ltd. Removable tip endoscope
JP5736329B2 (ja) * 2012-02-29 2015-06-17 富士フイルム株式会社 電子内視鏡装置
JP5912058B2 (ja) 2012-03-30 2016-04-27 株式会社フジクラ 撮像モジュール、レンズ付き撮像モジュール、内視鏡、撮像モジュールの製造方法、フレキシブル配線基板成形装置
US9560954B2 (en) 2012-07-24 2017-02-07 Endochoice, Inc. Connector for use with endoscope
JP5881577B2 (ja) * 2012-10-05 2016-03-09 オリンパス株式会社 撮像装置、該撮像装置を具備する内視鏡
JP6300442B2 (ja) * 2013-01-18 2018-03-28 オリンパス株式会社 光伝送モジュールおよび撮像装置
US9986899B2 (en) 2013-03-28 2018-06-05 Endochoice, Inc. Manifold for a multiple viewing elements endoscope
US9993142B2 (en) 2013-03-28 2018-06-12 Endochoice, Inc. Fluid distribution device for a multiple viewing elements endoscope
US10499794B2 (en) 2013-05-09 2019-12-10 Endochoice, Inc. Operational interface in a multi-viewing element endoscope
CN104166188B (zh) * 2013-05-16 2017-07-21 赛恩倍吉科技顾问(深圳)有限公司 光通讯装置
JP6270339B2 (ja) 2013-05-22 2018-01-31 オリンパス株式会社 撮像装置、撮像装置の製造方法、及び内視鏡システム
JP6331498B2 (ja) 2014-03-07 2018-05-30 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 光モジュール
JP6384879B2 (ja) 2015-01-23 2018-09-05 オリンパス株式会社 撮像装置、および内視鏡
WO2016157376A1 (ja) 2015-03-30 2016-10-06 オリンパス株式会社 撮像装置および内視鏡
WO2016189731A1 (ja) * 2015-05-28 2016-12-01 オリンパス株式会社 撮像装置、および内視鏡システム
JP6550318B2 (ja) * 2015-10-15 2019-07-24 富士フイルム株式会社 内視鏡
EP3369359A4 (en) * 2015-10-27 2019-06-05 Olympus Corporation PICTURE DEVICE AND ENDOSCOPE
WO2017163335A1 (ja) 2016-03-23 2017-09-28 オリンパス株式会社 撮像装置、内視鏡、および撮像装置の製造方法
JP6719941B2 (ja) * 2016-03-27 2020-07-08 日本電産コパル株式会社 電子部品搭載部材、及び撮像装置
JP6097861B2 (ja) * 2016-03-31 2017-03-15 株式会社フジクラ 撮像モジュールの製造方法、フレキシブル配線基板成形装置
JP6097860B2 (ja) * 2016-03-31 2017-03-15 株式会社フジクラ 撮像モジュール、レンズ付き撮像モジュール、内視鏡
JP6650378B2 (ja) * 2016-09-08 2020-02-19 富士フイルム株式会社 内視鏡
US10326919B2 (en) 2016-10-19 2019-06-18 Olympus Corporation Method for manufacturing endoscope image pickup module, endoscope image pickup module and endoscope
WO2018092233A1 (ja) * 2016-11-17 2018-05-24 オリンパス株式会社 光モジュール、撮像モジュールおよび内視鏡
WO2018092234A1 (ja) * 2016-11-17 2018-05-24 オリンパス株式会社 光モジュール、撮像モジュールおよび内視鏡
JP2018089066A (ja) * 2016-12-01 2018-06-14 株式会社フジクラ 撮像モジュール
JP7156801B2 (ja) * 2018-02-08 2022-10-19 株式会社フジクラ 内視鏡、及びカテーテル
JP6643396B2 (ja) * 2018-05-09 2020-02-12 株式会社フジクラ 立体配線基板、撮像ユニット
US11938662B2 (en) 2019-09-06 2024-03-26 Ambu A/S Tip part assembly for an endoscope
EP3788940A1 (en) * 2019-09-06 2021-03-10 Ambu A/S A tip part assembly for an endoscope
WO2021152673A1 (ja) * 2020-01-27 2021-08-05 オリンパス株式会社 内視鏡先端構造、および内視鏡先端構造の製造方法
WO2023223381A1 (ja) * 2022-05-16 2023-11-23 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 撮像ユニット、内視鏡、および、撮像ユニットの製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2610241B2 (ja) * 1990-11-29 1997-05-14 富士写真光機株式会社 電子内視鏡内固体撮像素子への配線構造
JPH09173287A (ja) * 1995-12-22 1997-07-08 Olympus Optical Co Ltd 電子内視鏡
JP3905152B2 (ja) * 1996-07-05 2007-04-18 オリンパス株式会社 内視鏡用の撮像装置
JP2001094843A (ja) * 1999-09-20 2001-04-06 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JP2008109378A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学デバイスモジュールとその製造方法および光学デバイスユニットとその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103492927A (zh) * 2012-03-26 2014-01-01 株式会社藤仓 摄像机构、内窥镜以及摄像机构的制造方法
US20170059850A1 (en) * 2015-08-31 2017-03-02 Fujifilm Corporation Endoscope
US10261308B2 (en) * 2015-08-31 2019-04-16 Fujifilm Corporation Endoscope equipped with image sensor at tip portion

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008118568A (ja) 2008-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4795202B2 (ja) 撮像装置
WO2015019671A1 (ja) 内視鏡用撮像ユニット
JP5192559B2 (ja) 内視鏡
JP5530055B2 (ja) 撮像装置
JP3742514B2 (ja) 撮像装置
JP2000232957A (ja) 内視鏡装置
US8298008B2 (en) Mounting assembly and cable assembly
JP4445604B2 (ja) 固体撮像装置及び固体撮像装置の製造方法
JPH1014868A (ja) 撮像装置
JP2828116B2 (ja) 固体撮像装置
JP4530497B2 (ja) 撮像装置
JP4709661B2 (ja) 撮像装置
JP2007007429A (ja) 撮像装置
JP5676026B2 (ja) 撮像装置
US11700998B2 (en) Imaging module
JP4037873B2 (ja) 撮像装置
JPH09173287A (ja) 電子内視鏡
CN107115088A (zh) 内窥镜
JP3206971B2 (ja) 内視鏡
JP6120592B2 (ja) 内視鏡用撮像ユニット
JPH1099267A (ja) 撮像装置
JPH065765Y2 (ja) 電子内視鏡
JPH10108049A (ja) 撮像装置
JPH1028672A (ja) 撮像装置
JP3706324B2 (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110712

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110727

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4795202

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees