JP5736329B2 - 電子内視鏡装置 - Google Patents

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Description

本発明はスコープ先端部内に撮像素子を配置する電子内視鏡装置に係り、特に、スコープがどの様な湾曲状態になっても撮像素子に不要な力を加えることがない信号線ケーブル支持構造を持つ電子内視鏡装置に関する。
電子内視鏡装置の内視鏡スコープは、患者の負担を軽減するために細径化が進んでいる。現在では直径9mm程度まで細径化されたが、更なる細径化が望まれている。ここで問題となるのは、内視鏡スコープ内に挿通される信号線ケーブルと撮像素子との接続である。
従来の径の太い内視鏡スコープの場合、特許文献1に記載されている様に、撮像素子をCCDベース上に載置し、周辺回路を設けた硬質基板を当該CCDベースに連設し、信号線ケーブルから引き出された信号線を硬質基板に電気接続する様になっている。
しかし、細径化が進むに従って、撮像素子を搭載し且つ信号線ケーブルの信号線を電気接続する基板が、特許文献2,3に記載されている様に、フレキシブル基板に置き換えられる様になってきている。
特開昭63―70820号公報 特開2011―200397号公報 特開2011―224349号公報
信号線ケーブルの先端部から引き出された信号線が、撮像素子を搭載したフレキシブル基板に電気接続されることで、この信号線を介して信号線ケーブル先端部が内視鏡スコープ先端部内で固定支持されることになる。
信号線の1本1本は大きな可撓性を持っているが、多数の信号線を束ねた信号線ケーブルは信号線個々に比べて硬くなる。この信号線ケーブルが内視鏡スコープ内に挿通され、内視鏡スコープが患者の体腔に合わせて湾曲操作されながら挿入されることになる。
細い内視鏡スコープが大きく湾曲されると、その内部に挿通された硬い信号線ケーブルに大きな力が加わり、この力が、信号線の撮像素子側電気接続箇所に過度のストレスを与えると共に、フレキシブル基板を大きく変形させる虞が生じる。
現状より更に細径化を図った内視鏡スコープの場合、このフレキシブル基板の大きな変形により、電気接続箇所の信頼性が低下し、また、フレキシブル基板に搭載された脆い材質の半導体製撮像素子の不具合が生じる虞がある。
このため、電気接続箇所や半導体製撮像素子に過度なストレスが加わらない構造の撮像素子と信号線ケーブルとの接続構造を実現する必要が生じる。
本発明の目的は、内視鏡スコープが大きく湾曲操作されても電気接続箇所や半導体製撮像素子に過度のストレスを与えることがない電子内視鏡装置を提供することにある。
本発明の電子内視鏡装置は、内視鏡スコープ先端部内に内蔵された撮像素子及び前記撮像素子の周辺回路と、前記撮像素子及び前記周辺回路を搭載し前記撮像素子及び前記周辺回路の入出力端子が設けられた硬質基板と、前記内視鏡スコープ内に挿通され前記入出力端子に電気接続される複数の信号線を束ねる信号線ケーブルと、前記信号線ケーブルの前記内視鏡スコープ側の先端部が固定支持される支持部分を含み、前記信号線ケーブルの先端部と前記硬質基板との間に連設され、前記硬質基板から前記信号線ケーブルの先端部に至る方向に徐々に又は段階的に可撓性を増すケーブル支持部材と、を備えるものである。
本発明によれば、内視鏡スコープが大きく湾曲されても、信号線ケーブルが柔支持されているため、且つ、撮像素子や入出力端子が硬質基板上に搭載されているため、撮像素子や電気接続箇所に過度のストレスが加わることが回避される。
本発明の一実施形態に係る電子内視鏡装置のシステム構成図である。 図1に示す内視鏡スコープの先端面を示す図である。 図1の内視鏡スコープの先端部の縦断面図である。 図3に示す信号線ケーブルと撮像系回路との接続構造の概略を示す斜視図である。 図4の実施形態の変形例を示す斜視図である。 図4,図5の実施形態に代わる信号線ケーブルの支持構造の説明図である。 信号線ケーブルの支持構造の別実施形態の説明図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る電子内視鏡装置のシステム構成図である。本実施形態の電子内視鏡装置(内視鏡システム)10は、内視鏡スコープ12と、本体装置を構成するプロセッサ装置14及び光源装置16とから構成される。
内視鏡スコープ12は、患者(被検体)の体腔内に挿入される可撓性の挿入部20と、挿入部20の基端部分に連設された操作部22と、プロセッサ装置14及び光源装置16に接続されるユニバーサルコード24とを備えている。
挿入部20の先端には先端部26が連設され、先端部26内に、体腔内撮影用の撮像チップ54(図3参照)が内蔵される。先端部26の後方には、複数の湾曲駒を連結した湾曲部28が設けられている。
湾曲部28は、操作部22に設けられたアングルノブ30が操作されたとき、挿入部20内に挿設されたワイヤが押したり引かれたりされ、上下左右方向に湾曲動作する。これにより、先端部26が体腔内で所望の方向に向けられる。
ユニバーサルコード24の基端にはコネクタ36が設けられている。コネクタ36は、複合タイプのものであり、プロセッサ装置14に接続される他、光源装置16にも接続される。
プロセッサ装置14は、ユニバーサルコード24内に挿通されたケーブル68(図3参照)を介して内視鏡スコープ12に給電を行い、撮像チップ54の駆動を制御する。また、プロセッサ装置14は、撮像チップ54からケーブル68を介して伝送された撮像信号を受信し、受信した撮像信号に各種信号処理を施して画像データに変換する。
プロセッサ装置14で変換された画像データは、プロセッサ装置14にケーブル接続されたモニタ38に内視鏡撮影画像(観察画像)として表示される。
また、プロセッサ装置14は、コネクタ36を介して光源装置16とも電気的に接続され、光源装置16を含め内視鏡システム10の動作を統括的に制御する。
図2は、内視鏡スコープ12の先端部26の先端面26aを示した正面図である。
図2に示すように、先端部26の先端面26aには、観察窓40と、照明窓42と、鉗子出口44と、送気・送水用ノズル46が設けられている。
観察窓40は、先端面26aの中央且つ片側に偏心して配置されている。照明窓42は、観察窓40を中心に対称な位置に2個配され、体腔内の被観察部位に光源装置16からの照明光を照射する。
鉗子出口44は、挿入部20内に配設された鉗子チャンネル45(図3参照)に接続され、操作部22に設けられた鉗子口34(図1参照)に連通している。
鉗子口34には、注射針や高周波メスなどが先端に配された各種処置具が挿通され、各種処置具の先端が鉗子出口44から体腔内に出される。
送気・送水用ノズル46は、操作部22に設けられた送気・送水ボタン32(図1参照)の操作に応じて、光源装置16に内蔵された送気・送水装置から供給される洗浄水や空気を、観察窓40や体腔内に向けて噴射する。
図3は内視鏡スコープ12の先端部26のうち、撮像系の縦断面を例示する図である。
図3に示すように、観察窓40の奥には、体腔内の被観察部位の像光を取り込むための対物光学系50を保持する鏡筒51が配設されている。
鏡筒51は、挿入部20の中心軸に対物光学系50の光軸が平行となるように取り付けられている。鏡筒51の後端には、対物光学系50を経由した被観察部位の像光を、略直角に曲げて撮像チップ54に向けて導光するプリズム56が配設されている。
撮像チップ54は、CMOS型の固体撮像素子58と、この固体撮像素子58の駆動及び信号の入出力を行う周辺回路60とが一体形成されたモノリシック半導体(CMOSセンサチップ)である。
撮像チップ54は、支持基板62上に実装されている。本実施形態では、支持基板62を硬質基板で構成する。なお、固体撮像素子58はCMOS型に限らず、CCD型等の他の形式のものを用いてもよい。硬質基板とは、内視鏡スコープ12の使用中において、挿入部20が曲がる場合でも、その曲げ応力によって変形しない程度の硬さを有する基板である。
固体撮像素子58の撮像面(受光面)は、プリズム56の出射面と対向するように配置されている。撮像面上には、矩形枠状のスペーサ63を介して矩形板状のカバーガラス64が取り付けられている。撮像チップ54とスペーサ63とカバーガラス64とは、接着剤を介して組み付けられており、これにより、塵埃などの侵入から撮像面が保護される。
挿入部20の後端に向けて延設された硬質基板62の後端部には、複数の入出力端子62aが設けられている。
入出力端子62aには、ユニバーサルコード24を介してプロセッサ装置14との各種信号のやり取りを媒介するための信号線66が接合されている。また、入出力端子62aは、硬質基板62に形成された配線やボンディングパッド等(図示せず)を介して撮像チップ54内の周辺回路60と電気的に接続されている。
プリズム56の後端部にも図示しない支持部材を介して硬質基板47が配置されており、この硬質基板47にも、撮像系に必要となる回路部品等の周辺回路が設けられている。
そして、基板47に設けられた複数の入出力端子47aにも、信号線66が接続されている。なお、硬質基板47を設ける必要の無い内視鏡スコープもある。
信号線66は、可撓性の管状の信号線ケーブル68内にまとめて挿通されている。信号線ケーブル68は、図1の挿入部20、操作部22、及びユニバーサルコード24の各内部を挿通し、コネクタ36に接続されている。
図4は、図3に示す撮像系回路と信号線ケーブル68との接続構造の概略斜視図である。
硬質基板62の後端部に第1基板70を連設し、第1基板70の後端面部に縦(光軸55aに対して垂直方向)に第2基板71を連設し、この第2基板71の上端面部に第3基板72を、その上面が後方に延びるように連設している。
好適には、第1基板70,第2基板71は硬質基板62より少し可撓性を持った基板とし、第3基板72は、第1基板70及び第2基板71より更に可撓性を持った柔軟性の高い基板とするのが良い。
そして、この第3基板72の上面部に、接着材等で信号線ケーブル68の端部を固定する。そして、信号線ケーブル68から引き出した信号線66を、硬質基板62,47の入出力端子62a,47aに半田付けするのであるが、このとき、信号線66の長さに余裕分66aの長さを持たせておく。
更に、本実施形態では、第3基板72に固定する信号線ケーブル68の断面と、対物光学系50の鏡筒51の断面とが、対物光学系50の光軸55aの方向に見て重なるように、第2基板71の高さを定める。好ましくは、信号線ケーブル68の中心軸と、対物光学系50の光軸55aとが、光軸55aの方向に見て重なる様に、第2基板71の高さを定める。
この様に、本実施形態では、撮像素子58を硬質基板62に載置するため、脆い材質の半導体製撮像素子58は、曲げる力から硬質基板62によって保護される。
また、本実施形態では、硬質基板62に階段状の基板70,71,72を取り付け、最後の基板72に信号線ケーブル68を固定支持する構造を採用している。即ち、少しずつ段階的に可撓性を増す支持部材70,71,72介してケーブル68が支持されるため、内視鏡スコープ12が大きく湾曲して強い力が信号線ケーブル68に加わっても、その変形力は、階段状支持部材によって吸収される。
更に、本実施形態では、信号線66の長さに余裕分66aを設けて硬質基板62,47に半田付けするため、内視鏡スコープの湾曲に伴って信号線ケーブル68が移動しても、余裕分66aがこの移動を吸収する。これにより、信号線66の半田付け箇所に大きなストレスが加わることがなくなり、電気接続の信頼性を維持することができる。
更に、本実施形態では、対物光学系50の中心軸と信号線ケーブル68の中心軸とが一致するように、信号線ケーブル68の位置を中心軸側に持ち上げたので、信号線ケーブル68が他の構造物と干渉しないようにすることができる。
他の構造物とは、光ファイバを束ねたライトガイドや、鉗子チャネル45等である。この結果、内視鏡スコープの更なる細径化が可能となる。また、図4において、第3の基板72の下側の空きスペースを有効利用することが可能となる。
また、対物光学系の中心軸と信号線ケーブル68の中心軸とを一致させる様にしたため、内視鏡スコープが大きく湾曲しても信号線ケーブル68に加わる力を少なくでき、しかも、内視鏡スコープを曲げやすくなる効果が得られる。
尚、信号線66は、硬質基板62,47に接続する構成としているが、信号線ケーブル12に内蔵されるシールド線69及びアース線(図示せず)は、硬質基板62,47ではなく、第1基板70や第3基板72に内蔵されたアース線等に電気接続する構成としても良い。
シールド線69は、曲がった内視鏡スコープが真っ直ぐに延びるとき、中心軸に近い位置に自己復元させるのが望ましいため、ケーブル68を柔支持する基板70,72等に接続するのが良い場合がある。
なお、硬質基板62と第1基板70とは、半田付けによって固定しても、結束バンドで固定しても良い。結束バンドで固定する場合、基板70と硬質基板62との間で電気接続しなければならない配線、例えばアース線等は、別の信号線で電気接続しておくのは勿論である。
図5は、信号線ケーブルと撮像系回路との接続構造を示す本発明の第2の実施形態に係る斜視図である。
この実施形態でも、階段状の支持部材として基板70,71,72を設けているが、図5の実施形態では更に、信号線ケーブル68の支持箇所に行くに従って、基板70,71,72の幅を狭くしている。これにより、信号線ケーブル68の支持箇所に行くに従って、ケーブル支持部材の可撓性が増し、信号線ケーブル68を更に柔支持することが可能となる。
図4,図5の実施形態では、信号線ケーブルの支持部材とする基板70,71,72を、ケーブル68の支持箇所に行くに従って階段状とし、可撓性が増す様にした。しかし、支持部材の形状構造を工夫することで可撓性を増す構成は、これに限るものでない。
例えば、図6に示す様に、複数の基板75,76,77をZ型に連設しても良い。この図6の構成にすると、信号線ケーブル68に加わる上下方向の応力や、左右方向の応力を緩和することが可能となる。
また、図7に示す様に、板材78を螺旋状に巻き、板材78の一端78a側の外周面を硬質基板62に固定し、他端78b側の内周面に、信号線ケーブル68を固定支持する構成とする。この構成によれば、信号線ケーブル68に加わる前後方向,縦方向,横方向の夫々の応力を緩和することが可能となる。
板材78として、フレキシブル基板を用いると柔らかすぎるため、ある程度の硬質を有する板材とし、図7に示す様に螺旋状に巻くことで可撓性を持たせるのが良い。また、螺旋の半径は、一定でも良いが、硬質基板62に接続する側を細径にして、信号線ケーブル68に近づくほど大径とすることで、信号線ケーブル68側の可撓性を大きくすることができる。
以上述べた様に、実施形態の電子内視鏡装置は、内視鏡スコープ先端部内に内蔵された撮像素子及び前記撮像素子の周辺回路と、前記撮像素子及び前記周辺回路を搭載し前記撮像素子及び前記周辺回路の入出力端子が設けられた硬質基板と、前記内視鏡スコープ内に挿通され前記入出力端子に電気接続される複数の信号線を束ねる信号線ケーブルと、前記信号線ケーブルの前記内視鏡スコープ側の先端部が固定支持される支持部分を含み、前記信号線ケーブルの先端部と前記硬質基板との間に連設され、前記硬質基板から前記先端部に至る方向に徐々に又は段階的に可撓性を増すケーブル支持部材と、を備えるものである。
また、実施形態の電子内視鏡装置は、前記ケーブル支持部材の形状構造によって前記可撓性を増す構成となっていることを特徴とする。
また、実施形態の電子内視鏡装置の前記ケーブル支持部材は、該ケーブル支持部材自体が可撓性材料で形成されていることを特徴とする。
また、実施形態の電子内視鏡装置は、前記信号線ケーブルの先端部の断面と前記撮像素子の前段に設けられる対物光学系の鏡筒断面とが、光軸方向に見て重なるように前記ケーブル支持部材が形成されていることを特徴とする。
また、実施形態の電子内視鏡装置は、前記信号線ケーブルの先端部から引き出され前記入出力端子に電気接続される前記信号線の前記先端部からの引き出し長さが、該先端部から前記入出力端子までの距離よりも余裕分だけ長くなっていることを特徴とする。
また、実施形態の電子内視鏡装置の前記信号線ケーブルはシールド線又はアース線を備え、該シールド線又はアース線は、前記ケーブル支持部材の中に設けられた配線に接続されるものであることを特徴とする。
また、実施形態の電子内視鏡装置の前記形状構造は、階段形状であることを特徴とする。
また、実施形態の電子内視鏡装置の前記形状構造は、Z型形状であることを特徴とする。
また、実施形態の電子内視鏡装置の前記階段形状部分は、前記先端部に近づくほど幅が狭くしてあることを特徴とする。
また、実施形態の電子内視鏡装置の前記形状構造は、板状基板を螺旋状としたことを特徴とする。
また、実施形態の電子内視鏡装置であって、前記螺旋状の半径は、前記先端部に近づくほど大径にしたことを特徴とする。
以上述べた実施形態によれば、信号線に比べて硬くなる信号線ケーブルの先端部を可撓性が徐々に増すケーブル支持部材に柔支持するため、内視鏡スコープが大きく湾曲しても撮像素子や電気接続箇所に過度のストレスを加えることが無くなる。この結果、内視鏡スコープを更に細径化することが可能となる。
本発明に係る電子内視鏡装置は、内視鏡スコープを大きく湾曲させても撮像素子や撮像系回路の電気配線接続部に大きなストレスを加えることがないため、更なる内視鏡スコープの細径化を図る電子内視鏡装置に適用すると有用である。
10 電子内視鏡装置(内視鏡システム)
12 内視鏡スコープ
26 先端部
26a 先端面
40 観察窓
44 鉗子出口
45 鉗子チャネル
50 対物光学系
54 撮像チップ
56 プリズム
58 固体撮像素子
60 周辺回路
62 撮像素子支持基板(硬質基板)
62a 入出力端子
66 信号線
66a 信号線の余裕分
68 信号線ケーブル
69 シールド線
70 第1基板
71 第2基板
72 第3基板
78 板材

Claims (11)

  1. 内視鏡スコープ先端部内に内蔵された撮像素子及び前記撮像素子の周辺回路と、
    前記撮像素子及び前記周辺回路を搭載し前記撮像素子及び前記周辺回路の入出力端子が設けられた硬質基板と、
    前記内視鏡スコープ内に挿通され前記入出力端子に電気接続される複数の信号線を束ねる信号線ケーブルと、
    前記信号線ケーブルの前記内視鏡スコープ側の先端部が固定支持される支持部分を含み、前記信号線ケーブルの先端部と前記硬質基板との間に連設され、前記硬質基板から前記信号線ケーブルの先端部に至る方向に徐々に又は段階的に可撓性を増すケーブル支持部材と、を備える電子内視鏡装置。
  2. 請求項1に記載の電子内視鏡装置であって、
    前記ケーブル支持部材の形状構造によって前記可撓性が増す構成となっている電子内視鏡装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電子内視鏡装置であって、
    前記ケーブル支持部材は、前記ケーブル支持部材自体が可撓性材料で形成されている電子内視鏡装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子内視鏡装置であって、
    前記信号線ケーブルの先端部の断面と前記撮像素子の前段に設けられる対物光学系の鏡筒断面とが、光軸方向に見て重なるように前記ケーブル支持部材が形成されている電子内視鏡装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電子内視鏡装置であって、
    前記信号線ケーブルの先端部から引き出され前記入出力端子に電気接続される前記信号線の前記先端部からの引き出し長さが、該先端部から前記入出力端子までの距離よりも余裕分だけ長くなっている電子内視鏡装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電子内視鏡装置であって、
    前記信号線ケーブルはシールド線又はアース線を備え、
    前記シールド線又はアース線は、前記ケーブル支持部材の中に設けられた配線に接続されるものである電子内視鏡装置。
  7. 請求項2に記載の電子内視鏡装置であって、
    前記形状構造は、階段形状である電子内視鏡装置。
  8. 請求項7に記載の電子内視鏡装置であって、
    前記階段形状部分は、前記信号線ケーブルの先端部に近づくほど幅が狭くなっている電子内視鏡装置。
  9. 請求項2に記載の電子内視鏡装置であって、
    前記形状構造は、Z型形状である電子内視鏡装置。
  10. 請求項2に記載の電子内視鏡装置であって、
    前記形状構造は、板状基板を螺旋状としたものである電子内視鏡装置。
  11. 請求項10に記載の電子内視鏡装置であって、
    前記螺旋状の半径は、前記先端部に近づくほど大径になっている電子内視鏡装置。
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