JP2593560B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2593560B2
JP2593560B2 JP1230228A JP23022889A JP2593560B2 JP 2593560 B2 JP2593560 B2 JP 2593560B2 JP 1230228 A JP1230228 A JP 1230228A JP 23022889 A JP23022889 A JP 23022889A JP 2593560 B2 JP2593560 B2 JP 2593560B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は複数のファイバ素線を束ねたファイババンド
ルの先端側端部の固定機構に関する。
[従来技術] 近年、細長の挿入部を挿入することにより、体腔内と
かプラントその他の管腔内を観察することのできる光学
式内視鏡が広く用いられるようになった。
又、最近、対物レンズで結像される光学像をイメージ
ガイドで伝送することなく、CCD等の固体撮像素子で光
電変換し、モニタ画面上に撮像した像を表示できる電子
式内視鏡も実用化された。
ところで、上記光学式あるいは電子式内視鏡におい
て、照明光を伝送するライトガイドは、一般に複数のフ
ァイバ素線を束ねたファイババンドルによって形成され
たライトガイドファイババンドルが用いられる。
このライトガイド(ファイババンドル)の先端側の固
定手段としては、従来例えば実開昭63−80520号に開示
されているように先端面ぎりぎりまで口金で被覆して、
図示しないねじ等でこの口金を押圧して先端構成部(先
端部本体)に固定していた。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来の固定手段では、先端構成部内で、他の内蔵
物を固定するための穴と干渉し合って、ライトガイド設
置のスペースを十分確保できない場合が生じる。このた
め、先端構成部を太くしたり、ライトガイドのバンドル
径を細径化せざるを得ないことになる。先端構成部を太
くすることは、挿入の際等に患者に大きな苦痛を強いる
ことになり、望ましくないし、バンドル径を細径化する
ことは明るさを確保できなくなり、診断し易い内視鏡像
を得ることができなくなる問題がある。
一方、明るさを確保でき、且つライトガイドの設置を
確保する為に、特開昭56−80103号公報に開示されてい
るように、ライトガイドのファイババンドルを口金部材
を用いないで、直接先端構成部に固定したものがある。
このようにすると、先端構成部へのバンドル固定は、
ビス等で固定した場合にはバンドルが破損してしまう
為、接着剤等による固定となる。従って、この場合には
バンドルの交換修理ができなくなるという欠点がある。
[発明の目的] 本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、修
理性を悪くすることなく、内視鏡先端側を細径化するこ
とのできるファイババンドルの固定機構を備えた内視鏡
を提供することを目的としている。
[問題点を解決する手段] 本発明では、複数のファイバ素線を束ねて形成したフ
ァイババンドルの一端側近傍の外周を口金で被覆すると
共に、この口金を係止部材にて先端構成部に固定した内
視鏡において、前記ファイババンドルの一端側近傍の前
記先端構成部に固定するための係止部材に当たる部分よ
り先端側に、口金で被覆しないファイババンドル露出部
を形成するとともに、前記ファイババンドル内を通過し
て前記ファイババンドルの一端側の先端から出射した照
明光を透過せしめる光学手段を保持する保持手段を前記
ファイババンドル露出部の外周に配設した構成にしてい
る。
[作用] 上記のように構成すると、先端構成部内において、口
金を設けてないファイババンドルの部分にて、この口金
の肉厚分だけスペースがかせげる為、他の内蔵物との干
渉を少なくでき、内視鏡先端部の細径化を実現できる。
又、口金のないスペースに、LGレンズ枠を設けることが
できるので、細径化できる。又、ファイババンドルの固
定は、従来通り、口金の部分でビス等で固定できるの
で、固定時にファイババンドルを破損させることがな
く、また修理も容易になる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図ないし第7図は本発明の第1実施例に係り、第
1図は第1実施例の電子内視鏡の先端側の構造を示す断
面図、第2図は第1実施例を含む電子式内視鏡装置の全
体的構成図、第3図は第1図のA−A′線断面図、第4
図は第1図のB−B′線断面図、第5図はライトガイド
末端部の斜視図、第6図は第1図のC方向矢視図、第7
図は湾曲ゴムカバーを示す断面図である。
第2図に示すように電子式内視鏡装置1は、撮像手段
を備えた第1実施例の電子内視鏡2と、この電子内視鏡
2に照明光を供給する光源装置3と、この電子内視鏡2
に対する信号処理を行うビデオプロセッサ4と、このビ
デオプロセッサ4から出力される映像信号を表示するモ
ニタ5と、このビデオプロセッサ4と接続され、映像信
号等を記録するVTRデッキ6及びビデオディスク7と、
映像信号を映像としてプリントアウトするビデオプリン
タ8とから構成される。
上記電子内視鏡2は、細長の挿入部11を有し、この挿
入部11の後端には太幅の操作部12が形成され、この操作
部12からユニバーサルコード13が延出されている。この
ユニバーサルコード13の先端のコネクタ14を光源装置3
に接続することにより、ランプ15の白色光がコンデンサ
レンズ16で集光されてライトガイド17の入射端面に供給
される。このコネクタ14には、信号ケーブル18の一方の
コネクタを接続可能であり、他端のコネクタ19をビデオ
プロセッサ4に接続することにより、電子内視鏡2で撮
像した信号を信号処理して所定の映像信号に変換し、モ
ニタ5等に出力する。
上記挿入部11は、先端に硬性の先端構成部21が形成さ
れ、この先端硬性部21に隣接する後方部分に湾曲自在に
した湾曲部22が形成され、操作部12に形成した図示しな
い湾曲ノブを回動することにより、この湾曲部22を左右
とか上下方向に屈曲できる。
上記操作部12の前端寄りの部分には、処置具を挿入す
る挿入口23が設けてあり、この挿入口23は挿入部11内に
設けた処置具チャンネル24と連通している。
上記ライトガイド17の先端部等が固定される先端構成
部21の構造を第1図に示す。
すなわち、金属等の硬性の部材で、円柱状に形成した
先端構成部材25には、撮像ユニット挿入穴26が形成さ
れ、対物レンズ系27及び撮像部28がレンズ枠29を介して
固定される。この挿入穴26の後方の先端構成部材25は撮
像部28を収納できるよう幅広にしてある。この撮像部28
は、第4図に示すようにCCDチップ30等で構成され、こ
のCCDチップ30には信号ケーブル31が接続され、この信
号ケーブル31は挿入部11内を挿通され、ビデオプロセッ
サ4に接続できるようにしてある。上記レンズ枠29、対
物レンズ27及び撮像部28は一体化されて、撮像ユニット
32を形成している。
上記先端構成部材25の前端面及び前端側外周は先端絶
縁カバー33で覆われ、また先端構成部材25の後端側から
湾曲部22後端までの外周は可撓性の湾曲ゴムカバー34で
覆われ、このゴムカバー34の前端外周は糸巻きで先端構
成部材25に固定される。
上記撮像部28に隣接する上部側には送気送水チャンネ
ルチューブ35が配設され、このチューブ35の前端は先端
構成部材25の穴部に嵌着したパイプ36に接続され、この
穴部の前端は拡径にしてノズル取付穴部25aが形成さ
れ、絶縁筒37を介してノズル38を取付けできるようにし
てある。
又、この先端構成部材25には、第3図に示すようにレ
ンズ枠29に隣接して、処置具チャンネル24を形成する穴
が設けてある。尚、ノズル38の先端のノズル口あご部
は、先端絶縁カバー33の外表面と接するように取付けら
れる。
第3図及び第4図に示すように上記処置具チャンネル
24の両側には、挿入部11内で分岐させたライトガイド39
と40の先端側が固定される。
又、上記レンズ枠29は、第3図に示すようにレンズ固
定用ねじ41で固定される。又、第4図に示すように一方
のライトガイド39は、その先端側に取付けたライトガイ
ド口金42を側方からの固定用ねじ43で固定される。これ
らレンズ枠29、ライトガイド39は、周囲のスペースがあ
るので、それぞれ通常のねじ穴に平先ねじ41,43を螺合
させ、平先ねじ41,43の先端をレンズ枠29の外周面又は
口金42の外周面を押圧するようにして固定している。
尚、各ねじ41,43で固定後には、各にげ穴44,45に充填剤
46,46を充填している。
尚、ねじ41は、先端に突部が設けられ、この突部はレ
ンズ枠29の凹部に係入される。
一方、第3図に示すようにノズル38の周囲のスペース
は狭いので、とがり先ねじ48で固定している。
即ち、金属パイプからなるノズル38の基端側外周部に
は絶縁筒37が接着され、先端構成部材25のノズル取付用
穴部25aに挿入できるようにしてある。
この穴部25aの側面には、この穴部25aの中心軸に対し
て、交差角が略直角でねじれの位置にその中心がくる様
なねじ穴50が設けてある。また、このねじ穴50の中心軸
の位置は、ノズル38を取付けた絶縁筒37を穴部25aに挿
入したときに絶縁筒37の外周部にとがり先ねじ48の先端
側の円錐部が接触できるようにしてある。
尚、上記とがり先ねじ48は、その寸法(山の径)が1.
4mmとか1.2mmのものを用いることができる。
尚、先端絶縁カバー33には、これを先端構成部材25に
取付けたときに、上記ねじ穴50に相対する位置に、にげ
穴51が設けてあり、とがり先ねじ48を固定後にはシリコ
ン系の充填剤46を充填するようにしている。
尚、第3図において、先端絶縁カバー33は、カバー脱
落防止ピン53により、脱落を防止し、先端絶縁カバー33
のにげ穴には充填剤46が充填されている。
上記ライトガイド39,40は、中心側のコアとこのコア
を覆うクラッドからなるグラスファイバ素線を複数本束
ねたファイババンドルで構成されている。
第4図に示すようにこの実施例では、一方のライトガ
イド39は平先ねじ43でその口金42を押圧するようにして
固定され、又他方のライトガイド40は、とがり先ねじ54
によ、その口金55を押圧するようにして先端構成部材25
に固定される。
この場合、各ライトガイド(例えばライトガイド40)
の先端側のライトガイド末端部57は第1図に示すように
先端構成部材25の取付穴部25bに挿入して、取付穴部25b
の後端寄りの位置で固定するので、この固定部より前部
側となる部分は、第5図に示すように口金55を設けない
で(ライトガイドファイバ)バンドル露出部57aを形成
していることが本実施例の特徴となっている。
つまり、ライトガイド末端部57は、口金55で被覆され
てないバンドル露出部57aと、口金55で被覆された口金
被覆部57bとで構成され、口金被覆部57bの部分をねじ
(例えばとがり先ねじ54)で押圧固定するようにしてい
る。
尚、ライトガイド末端部57の露出部57a及び口金被覆
部57bは、接着剤で硬質化されている。
このライトガイド40の末端部57は、次のようにして先
端構成部材25に固定される。
この先端構成部材25には、上記口金55を挿入できる取
付穴部25bが形成され、この取付穴部25bのねじ54による
固定部分は拡径化にした拡大穴部25cが設けてあり、ス
ペーサリング62を嵌入できる内径にしてある。
しかして、取付穴部25bにライトガイド末端部57が挿
入され、拡大穴部25cにスペーサリング62を介してとが
り先ねじ54によって、ライトガイド末端部57の口金被覆
部57bがねじ固定されるようにしてある。
上記とがり先ねじ54は、取付穴部25bの側面に対向す
るように設けたねじ穴63に螺合できるようにしてある。
つまり、このねじ穴63は、その中心軸が取付穴部25bの
中心軸に対し、交差角が略直角でねじれの位置になるよ
うに設けてあり、螺入したとがり先ねじ54の先端側円錐
面が口金55の外周を押圧するようにして固定される。
尚、口金42,55の材質としては、金属の他にプラスチ
ックとかセラミック等を用いることかができ、とにかく
ライトガイド末端部57をねじ43,54で先端構成部材25に
固定する際ライトガイド末端部57が破損するのを防止で
きるものであれば良い。
上記取付穴部25bの出口側(前端側)には、照明レン
ズ64をその凹部に嵌め込んだLGレンズ枠65が前方からそ
のフランジ部65aが突き当たるまで挿入され、照明レン
ズ64と共に接着剤66で先端絶縁カバー33に水密的に固着
される。
このLGレンズ枠65を固定後に、ライトガイド末端部57
の口金55の端面が、LGレンズ枠65の端面に突き当たる位
置にて、とがり先ねじ54で、ライトガイド末端部57が先
端構成部材25に固定される。
この場合ライトガイド末端部57のバンドル露出部57a
は、LGレンズ枠65のフランジ部65a近くまで挿入された
状態になっている。つまり、バンドル露出部57aの外径
は、LGレンズ枠65の内径よりも小さくなっており、バン
ドル露出部57aの外周面における口金55を設けてないス
ペースにLGレンズ枠65が延設されるようにしてある。
尚、取付穴部25bの穴の寸法は、口金55の外径に対し
て、スペーサリング62と拡径穴部25cとが持つすき間よ
りも若干大きいすき間を持つ様にして、先とがりねじ54
で固定する際に、口金被覆部57bに負荷が掛からない様
にしてある。
又、バンドル露出部57aが嵌入されるLGレンズ枠65の
内径は、バンドル露出部57aの外径に対して、スペーサ
リング62と拡大穴部25cとが持つすき間よりも若干広い
すき間を持つ様にしてあり、先とがりねじ54による固定
の際に、バンドル露出部57aに負荷がかかるのを防止し
てバンドルが破損しない様にしている。
尚、取付穴部25bから後方に突出する口金55部分に
は、保護チューブ67の前端が覆せられ、糸巻き等で固定
される。
上述のようにして、ライトガイド末端部57を先端構成
部材25にねじ固定することにより、ライトガイド40の先
端側は第3図に示すように、ピン53、固定用ねじ41、撮
像ユニット挿入穴26との干渉をさける様な位置に、最大
限の大きさで設けてある。
尚、LGレンズ枠65の一部は、第6図に示すように切欠
き68が設けてある。
ところで、上記先端構成部材25の後端には最先端の湾
曲駒69の前端側が外嵌され、接着剤とかろう付けで固着
される。この湾曲駒69の後端には、次段の湾曲駒69が回
動自在に連結され、このようにして複数の湾曲駒69,69,
…が互いに回動自在に連結され、湾曲部22を形成してい
る。これら湾曲駒69,69,…は、図示しない1対のワイヤ
の牽引及び弛緩により、牽引されたワイヤ側に湾曲駒6
9,69,…を介して湾曲部22を湾曲できるようにしてあ
る。
上記湾曲駒69,69,…はブレード70で覆われ、このブレ
ード70の外側をさらに湾曲ゴムカバー34で覆われてい
る。
第7図は挿入部11の先端側の湾曲部22を示しており、
同図(a)に示す装着前の湾曲ゴムカバー34は同図
(b)に示すような装着によって、2点鎖線で示す部分
がカットされる。
この湾曲ゴムカバー34は、先端側と後端側とで肉厚を
2段に変えてあり、先端側が薄肉部34a、後端側が厚肉
部34bにしてある。
この肉厚は、湾曲駒69,69,…の外側にブレード70を覆
せたときの外径が例えばφ9[mm]に対して、薄肉部34
aで0.55[mm]、厚肉部34bで0.7[mm]となっており、
その肉厚変化は79%(=0.55/0.7)程度が好ましい。
しかして、第7図(a)に示す湾曲ゴムカバー34をブ
レード70の外側に覆せ、先端構成部材25の外周位置で先
端絶縁カバー33の後端面33aに当接する端部外周を糸巻
き接着部71で固定し、この固定部分より前方側をカット
する。
また、湾曲ゴムカバー34の湾曲部22の後端部で糸巻き
接着部72で固定され、その部分より後方側はカットさ
れ、可撓管部73と接続される。
尚、第7図(a)に示すように、装着前の湾曲ゴムカ
バー(の素材)34は薄肉部34aの前方側で一段拡径にし
た拡径部34cが設けてあり、この拡径部34cを先端絶縁カ
バー33の端面33aに位置させ、外観からは見えない肉厚
変化部34dの湾曲部22における位置を出すための目印と
させるものである。
装着後における湾曲ゴムカバー34における薄肉部34a
と厚肉部34bの境界である肉厚変化部34dの位置は、湾曲
部長(最先端の湾曲駒軸から最終湾曲駒軸までの長さ)
に対して、先端側から3:1程度が望ましい。
以上の様な構成の第1実施例によれば、第1図及び第
3図において口金55の肉厚分だけ先端構成部材25はスペ
ースを広くでき、先端部の細径化を達成できる。
つまり、口金55のないスペースに、LGレンズ枠65を設
けることができるので、LGレンズ枠65の肉厚分が設置ス
ペースとして出張ることがなくなり、細径化できる。
又、LGレンズ枠65と先端構成部材25との嵌合部分を十
分長くできるので、防水接着が確実にできる効果があ
る。
また、第3図に示すように充填剤46とか固定ねじ41と
干渉することを防ぐことができ、最大限の寸法のファイ
ババンドルでライトガイドを設置できる。
また、ライトガイド末端部57の固定は、とがり先ねじ
54によるねじ固定であるので、容易に取り外しが可能
で、修理性が良い。
また、LGレンズ枠65のフランジ部65aの一部が切欠か
れている為、先端絶縁カバー33の肉厚が確保でき、この
先端絶縁カバー33をインジェクションモールド成形法に
より、製作する時の加工性が良い。
また、この実施例では肉厚を変えた湾曲ゴムカバー34
を使っている為、湾曲部22の手元側での急激な曲がりを
防ぐことができると共に、手元側での湾曲駒69,69,…の
継ぎ部のがたによって生じるねじれ等も抑制できるの
で、スムーズな湾曲形状を達成できる。
また、LGレンズ枠65の端面に口金55を突き当てるよう
にしてあるので、照明レンズ64に対するライトガイド40
の端面位置が正確に出せ、確実な配光をもった照明系を
提供できる。
また、露出部57aの外径がLGレンズ枠65の内径より小
さいので、好ましくない外力を与えることなくLGレンズ
枠65内に配設できる。
第8図は本発明の第2実施例の内視鏡の先端側を示
す。
第1実施例では、ライトガイド末端部57の固定をとが
り先ねじ54で行っていたのに対して、この第2実施例で
はこのとがり先ねじ54を用いることなく、この固定部分
を肉厚にして、その外周面にねじ部81を形成し、先端構
成部材25のねじ穴82に螺合させてねじ固定している。つ
まり、口金55がライトガイド末端部57の被覆部材であ
り、且つ先端構成部材25への係止部材でもある。
その他は第1実施例と同様の構成である。
この実施例の作用効果として、先端構成部材25に対
し、ライトガイド末端部57を回転することにより、その
取り外しが容易で、修理が可能となる。その他は、第1
実施例と同様である。
尚、以下述べた第1、第2実施例では、ファイババン
ドルとしてライトガイドに適用したものについて説明し
たが、ファイババンドルにてイメージガイドを構成した
場合にも同様に適用できるることは明らかであり、また
同様の作用効果を有する。
又、ライトガイドを複数本で形成した場合、複数本全
てに適用しても良いが、少くとも1本のみに適用したも
のも本発明に属する。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、先端構成部に固定
されるファイババンドルの末端部を係止部材で固定する
部分には口金で被覆し、係止部材に当接しない部分に口
金で被覆しないファイババンドル露出部を設けているの
で、この口金を設けてない肉厚分だけ先端構成部材を広
く使用でき、内視鏡の先端側の細径化が可能である。ま
た、口金のないスペースに、LGレンズ枠を設けることが
できるので、細径化できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は第1実施例の電子内視鏡の先端側の構造を示す断面
図、第2図は第1実施例を含む電子式内視鏡装置の全体
的構成図、第3図は第1図のA−A′線断面図、第4図
は第1図のB−B′線断面図、第5図はライトガイド末
端部の斜視図、第6図は第1図のC方向矢視図、第7図
は湾曲ゴムカバーを示す断面図、第8図は本発明の第2
実施例の電子内視鏡の先端側の構造を示す断面図であ
る。 1…電子式内視鏡装置、2…電子内視鏡 21…先端構成部、22…湾曲部 25…先端構成部材、27…対物レンズ 29…レンズ枠、32…撮像ユニット 33…先端絶縁カバー、34…湾曲ゴムカバー 38…ノズル 30,40…ライトガイド 54…とがり先ねじ、55…口金 57…ライトガイド末端部 57a…露出部,薄肉部 57b…口金被覆部、62…スペーサリング 64…照明レンズ、65…LGレンズ枠

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のファイバ素線を束ねて形成したファ
    イババンドルの一端側近傍の外周を口金で被覆すると共
    に、この口金を係止部材にて先端構成部に固定した内視
    鏡において、前記ファイババンドルの一端側近傍の前記
    先端構成部に固定するための係止部材に当たる部分より
    先端側に、口金で被覆しないファイババンドル露出部を
    形成するとともに、前記ファイババンドル内を通過して
    前記ファイババンドルの一端側の先端から出射した照明
    光を透過せしめる光学手段を保持する保持手段を前記フ
    ァイババンドル露出部の外周に配設したことを特徴とす
    る内視鏡。
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