JP2800290B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2800290B2 JP1201014A JP20101489A JP2800290B2 JP 2800290 B2 JP2800290 B2 JP 2800290B2 JP 1201014 A JP1201014 A JP 1201014A JP 20101489 A JP20101489 A JP 20101489A JP 2800290 B2 JP2800290 B2 JP 2800290B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は固体撮像素子取付け枠と、シールド枠との寸
法を等しくして各端面を突き合わせるようにして固着し
た固体撮像装置に関する。
[従来技術] 近年、電荷結合素子(CCDと略記)等の固体撮像素子
(以下SIDと略記)が撮像装置に広く用いられるように
なった。
SIDを用いた撮像装置、つまり固体撮像装置は、一般
にSID、回路基板、電子部品、ケーブル等から構成され
ており、これらは外部からのノイズが入らないように導
電性の良い金属枠により覆われている。これをシールド
枠という。このシールド枠は、SIDを取付けたSID枠と導
電的に接続することにより、シールド機能をSID枠まで
広げる。
上記シールド枠とSID枠とは一般的に同形状をしてお
り、例えば実開昭62−60911号に開示されている従来例
のように、SID枠の外径とシールド枠の内径とを等しく
して、これらを嵌合させて(つまり、一方を他方に嵌入
させて)導電的に接続している。
[発明が解決しようとする問題点] 固体撮像装置の中で最も大きくなる部分は、SIDが設
置される部分であり、上記従来例では両枠を嵌合させて
いたため、少くとも嵌入される枠の肉厚分だけ太くな
り、大型化してしまうという欠点がある。
特に内視鏡のように体内に挿入される装置において
は、太くなることは挿入の際に患者に大きな苦痛を強い
るものとなり、できるだけ細径であるものが望ましい。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、細
径で、SID枠とシールド枠とを導電的に固着することの
できる構造の固体撮像装置を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段及び作用] 本発明による固体撮像装置は、固体撮像素子の取付枠
と、少なくとも前記固体撮像素子と信号ケーブルとを接
続する機能を備えた電装部をシールドするシールド枠と
を導電的に接続した固体撮像装置において、 前記取付枠の後端面と前記シールド枠の前端面の最大
寸法を等しくするとともに、前記シールド枠の前端面の
肉厚を前記取付枠の後端面に対応する肉厚と略同一にし
て、両端面を突き合わせて導電的に固定したことを特徴
とする。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係り、第
1図は第1実施例を備えた電子内視鏡の先端側の構造を
示す断面図、第2図はSID枠と、シールド枠とを分離し
て示す斜視図、第3図は電子内視鏡装置の全体構成図で
ある。
第3図に示すように第1実施例を備えた電子内視鏡装
置1は、電子内視鏡2と、この電子内視鏡2に照明光を
供給する光源手段(図示略)及び信号処理手段(図示
略)を内蔵した制御装置3と、この制御装置3から出力
される標準的な映像信号を表示するカラーモニタ4とか
ら構成される。
上記電子内視鏡2は、細長で例えば可撓性の挿入部5
を有し、この挿入部5の後端に太径の操作部6が連設さ
れている。上記操作部6の後端にはコネクタ受け7が設
けられ、このコネクタ受け7に装着されるコネクタ8を
有するケーブル9を介して、電子内視鏡2と制御装置3
とを接続することができる。
上記挿入部5の先端側には、硬性の先端(構成)部11
及びこの先端部11に隣接する後方側に湾曲可能な湾曲部
12が順次設けられている。また、上記操作部6に設けら
れた湾曲操作ノブ13を回動操作することによって、上記
湾曲部12を左右方向あるいは上下方向に湾曲できるよう
になっている。また、上記操作部6には、上記挿入部5
内に設けられた処置具チャンネルに連通する挿入口14が
設けられている。
上記先端部11は、第1図に示すように構成されてい
る。
すなわち、先端部11は、金属等の硬性の部材からなる
円柱状の先端部本体15の後部側にパイプ16を固着して、
先端部本体15に形成した透孔に第1実施例の固体撮像装
置17の前端側を嵌入し、固定ビス18にて固定している。
上記固体撮像装置17を取付けた透孔に隣接して形成し
た透孔には鉗子チャンネル21を形成するチューブ22が口
金を介して固着されている。この鉗子チャンネル21に隣
接する透孔にはライトガイド23の先端が固着され、この
先端面から照明レンズ24を経て伝送した照明光を出射す
る。
ところで、上記固体撮像装置17は次のような構造にな
っている。
対物レンズ25を接着固定したレンズ枠26の後端側に
は、SID枠27の前端側が外嵌され、対物レンズ25の焦点
面位置にSID28が臨む状態にピント調製した後、固定ビ
ス29によって、レンズ枠26とSID枠27とが固定される。
上記SID枠27は、第2図に示すように前端側が細径と
なる段差状の円筒形状であり、後方からSID28を収納
し、第1図に示すようにSID28の前端面をSID取付面30と
なる段差部に突き当て、このSID28の外周とSID枠27内周
の間の空隙に接着剤31を注入してSID28を固定してい
る。
SID28の裏面側には、SID28のリードと接続した基板32
とか電子部品33,33を実装し、ケーブル34,34,…と接続
された基板32等からなる伝送部20がシールド枠35内に収
納されている。
このシールド枠35は、第2図に示すように、SID枠27
の後端面27Aと同一外径の前端面35Aを有し、これら端面
27A,35Aを突き合わせ、導電性接着剤36で全周で接着固
定される。
このシールド枠35は後方側はテーパ部を介して細径に
しており、この細径の後端部分に、ケーブル34,34,…が
ケーブル固定部材を介して固定されている。各ケーブル
34のシールド線は、シールド固定部材及びシールド枠35
と電気的に接続している。
上記シールド枠35には外周面に開口が設けてあり、SI
D枠27との接続固定後、この開口から絶縁性接着剤37を
流し込んで、電装部20を密封している。
このSID枠27とシールド枠35を接続固定した後の固体
撮像装置17の金属露出部は、熱収縮チューブ38で絶縁被
覆される。この熱収納チューブ38の前端は、接着剤でレ
ンズ枠26に固着される。このレンズ枠26の前端側外周に
は、絶縁枠39が外嵌され、接着剤で固定されており、こ
の絶縁枠39が先端部本体15のビス孔に螺入された固定ビ
ス18で、この絶縁枠39を固定することによって、この絶
縁枠39に固定されたレンズ枠26等の固体撮像装置17が先
端部本体15に固定されるようにしてある。
先端部本体15に固着されたパイプ16の後方には、関節
駒40,40,…が回動自在に連結して湾曲部12が形成されて
いる。
上記パイプ16、関節駒40,…は網管41で被覆され、そ
の外周をさらに可撓性の外被42で被覆されている。この
外被42の前端は、先端部本体15の外周に嵌合し、糸状部
材で固く巻き付けた後、接着剤で固定されている。又、
この先端部本体15の先端側の外周及び前端は先端カバー
43で覆われている。
この第1実施例では、SID枠27の後端面27Aとシールド
枠35の前端面35Aとは同一外径で、両端面27A,35Aを突き
合わせて導電的に固着している。
従って、SID枠27とシールド枠35とを従来例のように
嵌合させた場合よりも固体撮像装置17の外径を小さくで
きる。このため、例えば内視鏡の先端部11を細径化でき
る利点を有する。
第4図は本発明の第2実施例におけるSID枠27′とシ
ールド枠35′を示す。
上記第1実施例では、SID枠27の後端面27Aとシールド
枠35の前端面35Aとは単一の平面内で接する構造であっ
たが、この実施例では、SID枠27′には左右方向にほぼS
ID28の高さで、SID28のほぼ厚さ程度だけ切欠いたすり
割り溝51が設けてあり、第1実施例のようにSID取付面
にSID28を突き当てた状態で、すり割り溝51とSID28の上
下方向のすき間に接着剤を注入したSID28をSID枠27′に
固定するようにしている。この状態では、SID28の両側
部のSID枠27部分は切欠き52,52が露呈する状態となる。
一方、シールド枠35′には、その前端面35Aに上記切
欠き52,52に嵌合する突片53,53が突設されており、前端
面35A及び突片53,53に導電性接着剤を塗布し、切欠き5
2,52に突き当てて接着固定できるようにしている。
このSID枠27′及びシールド枠35′以外については第
1実施例と同様の構成である。
この第2実施例は、第1実施例と同様な作用効果を有
すると共に、突片53,53を設けて切欠き52,52に嵌合させ
て接着することにより、接着面積を広げることができ、
接着強度を大きくできる。
第5図は第3図の実施例の固体撮像装置60を備えた側
視型電子内視鏡61を示す。
先端部62を形成する先端部本体63には、側方に開口す
る対物窓64には対物第1レンズ65、照明窓66には照明レ
ンズ67が取付けてある。
対物第1レンズ65の内側には、プリズム68が配設さ
れ、このプリズム68で直角方向に変えられた光軸に沿っ
て固体撮像装置60が収納される。
一方、上記照明レンズ67の内側には、ライトガイド70
の屈曲された先端側が接着剤等で固定されている。
又、上記対物窓64に隣接して、送気・送水チャンネル
71の先端ノズル72が臨むように配設してある。
上記先端部本体63の後端外周にはパイプ73が固着さ
れ、その外周を外被74で覆っている。
上記パイプ73に隣接する後方に湾曲部75が形成されて
いる。
ところで、上記固体撮像装置60は対物(第2)レンズ
群76が取付けられたレンズ枠77を、SID78が接着固定さ
れたSID枠79と嵌合し、図示しないビス等で固定し、こ
のSID枠79をシールド枠80とを両端面を突き当て、導電
性接着剤81で接着固定し、熱収納チューブ82で被覆した
構造になっている。
上記SID78の裏面のリードは、電子部品83,83が実装さ
れた基板84,84と接続されている。これら基板84,84は、
ケーブル85とも接続されている。
この固体撮像装置60は、絶対枠86を介して、先端部本
体63に図示しないビス等にて固定される。
ところで、従来例では固体撮像装置をリペアする際、
シールド枠部分もしくはケーブルをもって引張ってい
た。そのため、固体撮像装置に搭載されている電子部
品、基板、ケーブル等にストレスを与え、故障を引き起
こすことがあった。
これを防止するため、この実施例ではそのストレスを
防止するために、SID枠79にテグス等の細くて引張強度
の高い糸87の各一端側を縛り、接着固定し、湾曲部75内
で糸87があばれないようにケーブル85にシリコン接着剤
88で仮固定している。リペア時には、ケーブル85から糸
87をはずし、糸87を引張ることにより、固体撮像装置60
を電子部品83等にストレスを与えることなく、先端部本
体63から引抜くことができるようにしている。
その他の効果は、第1実施例と同様である。
尚、第1実施例等における電装部20は、電子部品33等
を有するものに限らず、単にSID28とケーブル34,34を電
気的に接続する機能を有するものでも良い。
尚、SID枠の後端とシールド枠の前端との外径を等し
くなるものに限らずそれらの最大寸法を等しくしたもの
でも良い。
又、SID枠とシールド枠とを接着固定するものに限ら
ず、半田付けで導電的に固定しても良い。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、SID枠の後端面
と、シールド枠の前端面との外径等を等しくして突き合
わせて導電的に固定するようにしているので、両枠の一
方を他方に嵌入させた場合よりも、細くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は第1実施例が組込まれた内視鏡先端側の構造を示す
断面図、第2図は固体撮像素子が取付けられSID枠と電
装部が収納されるシールド枠とを示す斜視図、第3図は
電子内視鏡装置の全体構成図、第4図は本発明の第2実
施例におけるSID枠とシールド枠を示す斜視図、第5図
は本発明の第3実施例が組込まれた内視鏡先端側の構造
を示す断面図である。 11……先端部、15……先端部本体 17……固体撮像装置、20……電装部 26……レンズ枠、27……SID枠 28……SID、35……シールド枠 38……熱収納チューブ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体撮像素子の取付枠と、少なくとも前記
    固体撮像素子と信号ケーブルとを接続する機能を備えた
    電装部をシールドするシールド枠とを導電的に接続した
    固体撮像装置において、 前記取付枠の後端面と前記シールド枠の前端面の最大寸
    法を等しくするとともに、前記シールド枠の前端面の肉
    厚を前記取付枠の後端面に対応する肉厚と略同一にし
    て、両端面を突き合わせて導電的に固定したことを特徴
    とする固体撮像装置。
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