JP3811318B2 - 撮像装置及び撮像装置を備えた内視鏡 - Google Patents

撮像装置及び撮像装置を備えた内視鏡 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体像を撮像する撮像素子を有して上部及び下部消化管用、或いは腹腔鏡下外科手術用、または工業用として使用される内視鏡(電子内視鏡)に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子を撮像手段に用いた電子内視鏡(以下、単に内視鏡という)が種々提案されている。
そして、この種の内視鏡は、画像伝送系にケーブルを用いているが、このケーブルは、細長な挿入部に挿通されると共に、その先端を固体撮像素子及びこの固体撮像素子に接続する回路基板に接続されるようになっている。
【0003】
このような固体撮像素子を内蔵した内視鏡では、電気的に安全を確保するため、固体撮像素子及びこの固体撮像素子に接続する回路基板を備えた撮像部は外装金属部材に対して絶縁された構造となっている。また、固体撮像素子及び回路基板に接続される複数のケーブル類は、EMC等の電波障害対策上の問題を解決するためにシールド構造になっている。
【0004】
このような従来の内視鏡は、例えば特開昭62−40414号公報に記載されているように、複数のケーブルを内視鏡に組み込み、各ケーブルに内設した芯線の一端は内視鏡先端の固体撮像素子に接続された基板等に固定されると共に、各ケーブルの芯線をシールドしたシールド線はケーブル固定枠に半田固定されたものが提案されている。このケーブルのシールド線を半田固定したケーブル固定枠は、固体撮像素子を囲むシールドパイプに連結されていて、この構成によってケーブルのシールド線とシールドパイプとは電気的に導通する構成となっている。
しかしながら、固体撮像素子と各ケーブルの芯線との間から放射される有害な電磁ノイズをある程度低減できるものの、前記シールド線での遮蔽が不十分であった。
【0005】
また、特開昭63−66964号公報に記載の内視鏡は、各芯線を束ねた束シールド線を組み込んだものが提案されている。この束シールド線は、該束シールド線を支持する束シールド線支持部材を介して、固体撮像素子を囲む円筒枠に固定されている。この構成によって、束シールド線と円筒枠とは電気的に導通する構成となっている。
しかしながら、固体撮像素子と各ケーブルの芯線との間から放射される有害な電磁ノイズをある程度低減できるものの、束シールド線の個々の芯線がばらつき、撮像信号等の電気信号に対するグランドが不安定となり、画像不良を起こす虞があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開昭62−40414号公報に記載の内視鏡では、固体撮像素子と各ケーブルの芯線との間から放射される電磁ノイズをある程度低減できるものの、シールド線での遮蔽が不十分であった。
一方、上記特開昭63−66964号公報に記載の内視鏡では、固体撮像素子と各ケーブルの信号線との間から放射される電磁ノイズをある程度低減できるものの、束シールド線の個々の信号線がばらつき、撮像信号等の電気信号に対するグランドが不安定となり、画像不良を起こす虞があった。
【0007】
本発明は、これらの事情に鑑みてなされたものであり、有害な放射電磁ノイズを確実に低減すると共に、画像不良を起こさないように構成した撮像装置及び内視鏡(電子内視鏡)を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明による撮像装置は、被写体像を撮像するための撮像素子と、前記撮像素子と電気的に接続するケーブルと、前記ケーブルの周囲を覆うように設けられ、銅線により縛られた第1のシールドと、前記第1のシールドを覆うように設けられ、銅線により縛られた第2のシールドと、前記撮像素子を収容するための空間を形成する金属で形成された枠体と、前記枠体に設けられた貫通穴と、前記貫通穴の内部に前記第1のシールドと前記第2のシールドとを等電位にまとめた部分を配置して固定すると共に、前記枠体と前記まとめた部分とを電気的に接合する導電接着剤と、を具備したことを特徴とする。
本発明による内視鏡は、被写体像を撮像するための撮像素子と、前記撮像素子と電気的に接続するケーブルと、前記ケーブルの周囲を覆うように設けられ、銅線により縛られた第1のシールドと、前記第1のシールドを覆うように設けられ、銅線により縛られた第2のシールドと、前記撮像素子を収容するための空間を形成する金属で形成された枠体と、前記枠体に設けられた貫通穴と、前記貫通穴の内部に前記第1のシールドと前記第2のシールドとを等電位にまとめた部分を配置して固定すると共に、前記枠体と前記まとめた部分とを電気的に接合する導電接着剤と、を備えた撮像装置を有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1ないし図4は本発明の実施の形態に係り、図1は内視鏡の外観を説明する外観図、図2は図1の内視鏡挿入部の先端部側を説明する断面図、図3は図2の多芯ケーブルの芯線の周りに設けた一次シールド及び二次シールドを示す説明図、図4は図2の湾曲部後端側に連接される可撓管部を説明する断面図である。
【0010】
本実施の形態に用いる内視鏡1(電子内視鏡)は、後述する撮像部2を先端に内蔵した細長な挿入部3と、この挿入部3の基端側に連設され、側部から突設して図示しない光源装置やビデオロセッサが取り付けられるユニバーサルコード4を設けた把持部を兼ねる操作部5とで水密に構成されている。
【0011】
前記挿入部3は、先端に設けられた先端硬質部6と、この先端硬質部6の基端側に設けられた湾曲自在の湾曲部7と、この湾曲部7の基端側に設けられた長尺で可撓性を有する可撓管部8とから構成されている。前記操作部5後方側には、湾曲操作レバー9が設けられており、この湾曲操作レバー9を回動操作することにより湾曲部7を湾曲することができるようになっている。また、前記操作部5後端側には、図示しない吸引装置を操作するための吸引釦や画像静止用としてのレリーズスイッチ等のスイッチ10が配置されている。
【0012】
次に、図2を用いてこの内視鏡挿入部3の先端側を説明する。
前記挿入部3は、前記したように先端側から先端硬質部6、湾曲部7、可撓管部8(図1参照)とから構成されている。
前記先端硬質部6は、硬性部材からなり、透孔が形成された略円柱状の先端枠11と、この先端枠11を覆う金属製の外枠12とで形成されている。
【0013】
この外枠12の基端側には、湾曲部7の先端側に設けられた第一コマ13がビス(図示せず)にて固定されている。この第一コマ13の後部側には、リベット14を介して湾曲コマ15、16が回動可能に連結されていて、これら湾曲コマ15、16は、連続して複数連結され、湾曲部7の基端部である最終コマ17まで連結されている(図4参照)。この最終コマ17の基端側には、前記可撓管部8の可撓性パイプ8aが連接されている。
【0014】
また、前記先端硬質部6の基端部には、湾曲部7に湾曲ゴム18を被せるための基端側段付き部19が形成されていて、この基端側段付き部19から前記可撓性パイプ8aに形成された先端側段付き部21にかけて湾曲ゴム18を被せて、この湾曲ゴム18の両端を糸巻き及び接着して先端硬質部6、湾曲部7、可撓管部8を一体的に固定するようになっている。さらに、第一コマ13の内周面には、湾曲操作用のステンレスワイヤ22が接続されていて、このステンレスワイヤ22を引っ張ることで湾曲部7が湾曲可能となっている。
【0015】
前記先端枠11の透孔には、先端側の照明レンズ23aを介して被写体を照明するための照明光を導光するライトガイドファイバ23やこの照明光によって照明された被写体の光学像を取り込むための複数のレンズを有する対物レンズユニット24等が設けられている。
この対物レンズユニット24の後ろ側には、樹脂枠25に嵌合固定されたフィールドレンズ26及び赤外線カットフィルタ27が設けられていて、この赤外線カットフィルタ27の後ろ側に固体撮像素子として例えばTAB実装CCD(以下、CCD)34のカバーガラス28を透明接着剤にて固定した撮像部2を設けている。この撮像部2の後ろ側には、ケーブル接続部29が設けられている。
【0016】
前記樹脂枠25は、撮像部2を囲む金属製のシールド枠30の先端側と接着によって接合固定されていて、前記シールド枠30はケーブル接続部29を囲む金属製のケーブル固定枠31の先端側と半田または導電接着剤にて固定されている。
また、金属製のシールド枠30及びケーブル固定枠31は、先端枠11や先端枠11を覆う金属製の外枠12等の内視鏡外装から電気的に絶縁するために、熱収縮チューブ32及び被覆33にて被覆している。従って、内視鏡の外装とCCD34に接続された金属部品やケーブルとは、樹脂枠25と熱収縮チューブ32及び被覆33によって電気的に完全に絶縁されるようになっている。
【0017】
前記撮像部2は、カバーガラス28とこのカバーガラス28に接合された撮像素子としてのCCD34とから構成されていて、前記CCD34から導出されるTABリード35は、前記ケーブル接続部29中に形成されている後述の第一セラミック基板36及び第二セラミック基板37の外周に設けたランド(図示せず)に半田にて固定されている。さらにTABリード35は、前記CCD34の外表面(金属)やTABリード35の周りの金属製のシールド枠30や金属製のケーブル固定枠31から電気的に絶縁するために、半田付け部分以外のTABリード35の外表面に絶縁体からなる接着剤38を塗布している。
【0018】
前記ケーブル接続部29は、IC39やコンデンサ40等が実装されている第一セラミック基板36と、コンデンサ41や抵抗42等が実装されていると共に、複数のスルーホール43に多芯ケーブル44に内設している各芯線45を半田で固定している第二セラミック基板37とから主に構成されている。
前記第一セラミック基板36では、コンデンサ40と前記CCD34とを絶縁体からなる接着剤46によって両者の電的絶縁を確保すると共に、固定している。尚、スルーホール43に固定された芯線45の根元部分には、内視鏡の湾曲操作時にかかるストレスによる断線を防止するため、接着剤にて保護している。また、芯線45の外側には、チューブ状の絶縁体47を設けている。さらに撮像部2とケーブル接続部29との間を確実に固定するため、貫通穴48に絶縁体からなる接着剤を流し込んで硬化させることにより、内視鏡の湾曲操作に対する曲げ耐性を非常に向上するようにしている。
【0019】
本実施の形態では、前記撮像部2からの撮像信号等の電気信号を伝送する多芯ケーブル44の各芯線45の周りに一次シールド及び二次シールドを設けることにより、芯線45によって伝送される撮像信号等の電気信号を二重にシールドし、さらに一次シールド及び二次シールドと前記シールド枠30及びケーブル固定枠31とを等電位化することにより、電気信号に対するグランドを安定させる構成としている。
【0020】
次に、図3を用いて、多芯ケーブル44の芯線45の周りに設けた一次シールド及び二次シールドを説明する。
前記多芯ケーブル44の芯線45の外側には、前記したようにチューブ状の絶縁体47が設けられていて、この絶縁体47の外側に例えば、素線径0.05mm程度の錫メッキ銅線が編組された一次シールド51を設け、各一次シールド51の外側に絶縁チューブ52を設けている。さらに全ての絶縁チューブ52を囲むように例えば、素線径0.08mm程度の錫メッキ銅線が編組された2次シールド53を設けている。また、2次シールド53の外側には、該2次シールド53と2次シールド53の周りの導電体とを絶縁するために、前記被覆33を設けている。
【0021】
そして、全ての一次シールド51を銅線54にて縛り、且つこの銅線54と一次シールド51を半田によって接合して等電位化する。さらに、一次シールド51に2次シールド53を被せて2次シールド53の外側に銅線55を巻いて締め付ける。このようにしてまとめた2次シールド53をケーブル固定枠31の貫通穴48に挿入し、ケーブル固定枠31の側面に形成した切り欠き穴56部分の内側に2次シールド53を配置し、この切り欠き穴56から導電接着剤57を流し込んで硬化させて、一次シールド51、2次シールド53及びケーブル固定枠31を固定及び等電位化する。
これにより、一次シールド51、2次シールド53、ケーブル固定枠31、シールド枠30を等電位化することで各芯線45は、二重に電磁シールドされて有害な放射電磁ノイズを確実に低減するようになる。
【0022】
また、一次シールド51、2次シールド53、ケーブル固定枠31を半田、銅線54、55、導電接着剤57によって固定しているので、この固定部の強度が非常に強く、湾曲部7が極度に曲がってもこの固定部よりも先端側にストレスがかからないためコンデンサ41の断面を引き起こすことが無い。さらに、一次シールド51、2次シールド53が銅線だけによって固定されている場合と比べ、強度的な面のみならず画質も安定する。すなわち、一次シールド51と2次シールド53が銅線だけで固定されている場合、湾曲操作によって一次シールド51と2次シールド53の接触状態が変化して電気的なインピーダンスが変化するために画質が安定しないが、本実施の形態では、一次シールド51、2次シールド53は確実に固定されているため、一次シールド51と2次シールド53との接触状態は変化しないので常に画質が安定している状態となる。
【0023】
このように構成した先端硬質部6の外枠12の基端側には、前記したように第一コマ13が固定されていて、その第一コマ13から続いて湾曲コマ15、16が連続して複数連結され、最終コマ17に至る湾曲部7が設けられている。この湾曲部7の基端側には、図4に示すように、可撓管部8の可撓性パイプ8aを連接している。
【0024】
従来の内視鏡では、この湾曲部7と可撓管部8との接続は、接着剤や半田付け等によって固定されていたが、この湾曲部7と可撓管部8との接続強度をさらに大きくするために、本実施の形態では、この湾曲部7と可撓管部8とをネジ部によるネジ固定とし、さらにこのネジ部に接着剤を用いて接着固定する構成としている。以下、この湾曲部7と可撓管部8との接続について説明する。
前記最終コマ17の基端側には、プレス加工にて内周面に向けて曲げた舌片部61を設け、最終コマ17の内側に嵌合する接続管62に設けた穴63内に舌片部61を落とし込んで湾曲部7と接続管62の回転防止としている。また湾曲部7と接続管62との固定は、舌片部61及び穴63以外の部分に塗布した接着剤によって行っている。前記接続管62の基端側は、前記可撓性パイプ8aに接続されている。これら接続管62と可撓性パイプ8aは、ネジ部64にて螺合すると共に、このネジ部64に接着剤を塗布・硬化させて外れ防止としている。尚、ネジ部64を接続管62の先端側に設けて最終コマ17と螺合させ、舌片部61及び穴63を接続管62の基端側に設けるようにしてもよい。前記接続管62におけるネジ部64、舌片部61、穴63の位置関係は、前記のいずれの方法でも湾曲部7と可撓性パイプ8aとの間の接続強度を著しく向上することができる。
【0025】
上記のように構成した先端硬質部6、湾曲部7、可撓管部8は、前記したように、先端硬質部6の基端側段付き部19から可撓性パイプ8aの先端側段付き部21にかけて湾曲ゴム18を被せ、湾曲ゴム18の両端を糸巻き及び接着して一体的に固定するようになっている。
【0026】
尚、本実施の形態の内視鏡1は、上部・下部消化管用あるいは工業用に用いられる内視鏡として、湾曲部7の基端側に連結される部材として可撓性パイプ8aを用いる可撓管部8を備えた軟性内視鏡として説明したが、湾曲部7の基端側に連結される部材として可撓性パイプ8aの代わりに硬性パイプを用いる硬性部を備えた硬性内視鏡として腹腔用に用いても良い。
【0027】
また、本実施の形態では、被写体像を撮像するCCD34(撮像素子)と、このCCD34に接続する第一セラミック基板36、第二セラミック基板37と、第二セラミック基板37に接続する多芯ケーブル44とを有し、前記CCD34の周りに導電体で形成するシールド枠30及びケーブル固定枠31を配置した内視鏡において、前記多芯ケーブル44に内設する芯線45の周りに、一次シールド51及び二次シールド53を設け、これら一次シールド51と二次シールド53及び前記シールド枠30とケーブル固定枠31とを等電位化することによって、有害な放射電磁ノイズを確実に低減すると共に、画像不良を起こさないように内視鏡(電子内視鏡)1を構成しているが、本発明はこれに限定されず、被写体像を撮像する撮像素子と、この撮像素子に接続する回路基板と、この回路基板に接続するケーブルとを有し、前記撮像素子の周りに導電体で形成する枠を配置した撮像装置を有する電子機器であれば何であれ適用しても構わない。
【0028】
[付記]
(付記項1) 被写体像を撮像する撮像素子と、この撮像素子に接続する回路基板と、この回路基板に接続するケーブルとを有し、前記撮像素子の周りに導電体で形成する枠を配置した内視鏡において、
前記ケーブルに内設する芯線の周りに、一次シールド及び二次シールドを設け、これら一次シールドと二次シールド及び前記枠とを等電位化したことを特徴とする内視鏡。
【0029】
(付記項2) 前記一次シールドは、前記芯線の外側に設け、前記二次シールドは前記一次シールドをまとめた外側に設けたことを特徴とする付記項1に記載のの内視鏡。
【0030】
(付記項3) 前記一次シールドと前記二次シールドとの間に絶縁体を設けたことを特徴とする付記項1または2に記載の内視鏡。
【0031】
(付記項4) 湾曲部を備えた細長な挿入部を有する内視鏡において、
前記湾曲部と、この湾曲部の基端側に連設する部材とにネジ部を設けてネジ固定し、さらにこのネジ部に接着剤を用いて接着固定することを特徴とする内視鏡。
【0032】
(付記項5) 被写体像を撮像する撮像素子と、この撮像素子に接続する回路基板と、この回路基板に接続するケーブルとを有し、前記撮像素子の周りに導電体で形成する枠を配置した電子機器において、
前記ケーブルに内設する芯線の周りに、一次シールド及び二次シールドを設け、これら一次シールドと二次シールド及び前記枠とを等電位化したことを特徴とする電子機器。
【0033】
(付記項6) 前記一次シールドは、前記芯線の外側に設け、前記二次シールドは前記一次シールドをまとめた外側に設けたことを特徴とする付記項5に記載のの電子機器。
【0034】
(付記項7) 前記一次シールドと前記二次シールドとの間に絶縁体を設けたことを特徴とする付記項5または6に記載の電子機器。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、有害な放射電磁ノイズを確実に低減すると共に、画像不良を起こさないように構成した撮像装置及び内視鏡(電子内視鏡)を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図4は本発明の実施の形態に係り、図1は内視鏡の外観を説明する外観図。
【図2】図1における内視鏡挿入部の先端部側を説明する断面図。
【図3】図2における多芯ケーブルの芯線の周りに設けた一次シールド及び二次シールドを示す説明図。
【図4】図2における湾曲部後端側に連接される可撓管部を説明する断面図。
【符号の説明】
1 …内視鏡(電子内視鏡)
2 …撮像部2
3 …挿入部
6 …先端硬質部
7 …湾曲部
8 …可撓管部
29 …ケーブル接続部
30 …シールド枠
31 …ケーブル固定枠
33 …被覆
34 …CCD(TAB実装CCD)
44 …多芯ケーブル
45 …芯線
47 …絶縁体
51 …一次シールド
52 …絶縁チューブ
53 …二次シールド
54,55…銅線
57 …導電接着剤

Claims (2)

  1. 被写体像を撮像するための撮像素子と、
    前記撮像素子と電気的に接続するケーブルと、
    前記ケーブルの周囲を覆うように設けられ、銅線により縛られた第1のシールドと、
    前記第1のシールドを覆うように設けられ、銅線により縛られた第2のシールドと、
    前記撮像素子を収容するための空間を形成する金属で形成された枠体と、
    前記枠体に設けられた貫通穴と、
    前記貫通穴の内部に前記第1のシールドと前記第2のシールドとを等電位にまとめた部分を配置して固定すると共に、前記枠体と前記まとめた部分とを電気的に接合する導電接着剤と、
    を具備したことを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体像を撮像するための撮像素子と、
    前記撮像素子と電気的に接続するケーブルと、
    前記ケーブルの周囲を覆うように設けられ、銅線により縛られた第1のシールドと、
    前記第1のシールドを覆うように設けられ、銅線により縛られた第2のシールドと、
    前記撮像素子を収容するための空間を形成する金属で形成された枠体と、
    前記枠体に設けられた貫通穴と、
    前記貫通穴の内部に前記第1のシールドと前記第2のシールドとを等電位にまとめた部分を配置して固定すると共に、前記枠体と前記まとめた部分とを電気的に接合する導電接着剤と、
    を備えた撮像装置を有することを特徴とする内視鏡。
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