JPH045127Y2 - - Google Patents

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JPH045127Y2
JPH045127Y2 JP1988038744U JP3874488U JPH045127Y2 JP H045127 Y2 JPH045127 Y2 JP H045127Y2 JP 1988038744 U JP1988038744 U JP 1988038744U JP 3874488 U JP3874488 U JP 3874488U JP H045127 Y2 JPH045127 Y2 JP H045127Y2
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tube
tip
distal end
fiber bundle
fixed
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JP1988038744U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はフアイバーバンドルの外装チユーブを
保護チユーブで被覆するようにした内視鏡に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、内視鏡の内部に挿通されるフアイバー
バンドルは多数本のオプチカルフアイバからなる
ため、そのオプチカルフアイバを束ねる外装チユ
ーブを付設してなる。さらに、このフアイバーバ
ンドルの折損を防止するため、通常は外装チユー
ブの外側を覆う保護チユーブが被嵌されている。
しかしながら、実開昭60−17701号公報で示す
ように、従来のものでは外装チユーブの先端はフ
アイバーバンドルの先端側口金に被嵌されるとと
もに、糸で締め付けて固定してある。さらに、こ
の外装チユーブの外側を覆う保護チユーブの先端
も、外装チユーブの先端側固定部より先端側にお
いて、フアイバーバンドルの先端側口金に被嵌さ
れて糸で締め付けて固定されている。すなわち、
実開昭60−17701号公報で示す従来のものではフ
アイバーバンドルの先端側口金に締結して固定す
る外装チユーブの先端と外装チユーブの先端との
固定位置はその先端側口金の軸方向にずれてお
り、このずれた各位置でそれぞれ糸で締め付けて
固定してある。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、従来のものではフアイバーバンド
ルの先端側口金に対する外装チユーブの先端と外
装チユーブの先端との固定位置がその先端側口金
の軸方向にずれて異なるため、この外装チユーブ
と外装チユーブとの固定のために、フアイバーバ
ンドルの先端側口金を、その軸方向に長くしてお
かなければならなかつた。
そして、この固定部分は硬性であるから、硬性
部分の長さが長くなり、これが内視鏡の先端構成
部の硬質部分の長さをより長くするという結果を
招き、内視鏡としては望ましいものではなかつ
た。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは、外装チユーブの先端と
保護チユーブの先端とを固定するフアイバーバン
ドルの先端側口金の硬質部長さを短かくでき、内
視鏡の先端構成部の硬質部の長さをより短かくで
きる内視鏡を提供することにある。
〔実施例〕
図面は本考案の一実施例を示すものである。
第2図で示す内視鏡1は挿入部2、操作部3お
よびライトガイドケーブル4とからなり、上記挿
入部2は可撓管5の先端に湾曲管6を介して先端
構成部7を連結したものである。また、ライトガ
イドケーブル4は操作部3に連結されている。こ
の操作部3にはチヤンネル口8、各種の操作釦
9,9などが付設され、さらに、操作部3の手前
端には接眼部11の鏡筒12が突設されている。
一方、第1図で示すように、挿入部2の先端構
成部7は先端構成部本体13と先端フード14と
からなり、この先端構成部本体13には対物レン
ズ光学系15が組み込まれている。この対物レン
ズ光学系15は先端構成部本体13を貫通する取
付け孔16内に組み込まれている。すなわち、こ
の取付け孔16の最先端部分には対物レンズ部組
17が気密的に取着固定されている。この対物レ
ンズ部組17は固定レンズ枠18に対して一対の
前段対物レンズ19,19を固定的に取り付けて
なるものである。さらに、この対物レンズ部組1
7の後方には円筒状の可動レンズ枠21に取着さ
れた複数のレンズ22,…からなる後段レンズ群
23が設けられている。上記可動レンズ枠21は
取付け孔16に貫挿された円筒状の案内枠24に
嵌め込まれることによりその光軸方向へ摺動でき
るようになつている。可動レンズ枠21の外周部
位には操作ワイヤ25の先端を連結する突出部2
6を設けてある。この突出部26は案内枠24の
対応位置する部位に光軸方向へ沿つて形成した長
孔27を貫通している。そして、この突出部26
をその長孔27に沿つて案内することにより可動
レンズ枠21は回転することなく、光軸方向へ前
後動できるようになつている。また、突出部26
は前端と後端を残して中間部分が切除することに
よりその前後両端それぞれに立ち上る突出片2
8,29を形成してなり、この前後の各突出片2
8,29に対してそれぞれ操作ワイヤ25の先端
部分を貫通させている。さらに、各突出片28,
29に位置する操作ワイヤ25の中途部分にはブ
ロツク31が被嵌されている。このブロツク31
は操作ワイヤ25に対してはんだ32により取着
固定されている。そして、ブロツク31は上記突
出片28,28間に位置して嵌合し、さらに、そ
の隙間部分に接着剤33を充填することにより固
定されている。
また、上記操作ワイヤ25は案内枠24の後端
部分に貫通してはんだ固定した金属製の第1の案
内パイプ34に挿通案内されている。この第1の
案内パイプ34の後端には内チユーブ35と外チ
ユーブ36間にブレード37を介挿してなる可撓
性の案内チユーブ38が連結されている。そし
て、この案内チユーブ38により上記操作ワイヤ
25をたるませることなく案内し、操作部3を図
示しない焦点調節操作装置に導びくようになつて
いる。さらに、第1の案内パイプ34の後端部外
周には抜け止め用短管39が被嵌固定されてお
り、そして、この部分には内チユーブ35の先端
部が被嵌している。ブレード37の先端は内チユ
ーブ35の先端を越えて延出し、第1の案内パイ
プ34の外周に直接被嵌している。さらに、外チ
ユーブ36の先端は外チユーブ36の先端を越え
て延出し、第1の案内パイプ34の外周に直接被
嵌している。
また、上記案内枠24の後端部にはフアイバー
バンドルであるイメージガイド41の先端側口金
42が嵌込み固定され、さらに、イメージガイド
41の先端面にはレンズ43が取着固定されてい
る。
イメージガイド41の先端側口金42は金属等
で形成した硬質な円筒状部材からなり、そのイメ
ージガイド41の先端側部分に密に被嵌して固着
されている。このイメージガイド41を覆う外装
チユーブ43の先端はその先端側口金42の後端
部外周に被嵌されている。さらに、このイメージ
ガイド41を保護するために外装チユーブ43を
覆うように被嵌した保護チユーブ44の先端も、
その先端側口金42の後端部外周に被嵌されてい
る。すなわち、外装チユーブ43と保護チユーブ
44とは二重の筒状になり、この両者の先端部分
は密に重なり合つて先端側口金42の後端部外周
に被嵌している。
さらに、外装チユーブ43と保護チユーブ44
の両者の先端部分が密に重なり合つて被嵌する上
記先端側口金42の後端部外周には周回状に形成
した溝45が設けられている。この溝45は第1
図から明らかなように上記外装チユーブ43の厚
みより深く形成されている。
そして、この溝45には外装チユーブ43と保
護チユーブ44の両者の重なり合う先端部分がは
まり込み、この外周を糸46で巻き付けて締結す
ることによりその両者の重なり合う先端部分を固
定している。また、上記先端側口金42の最後端
縁には上記溝45の底部の径より大きな突出部と
してフランジ47が形成され、このフランジ47
は第1図で示すように外装チユーブ43と保護チ
ユーブ44の両者の重なり合う先端部分の内側か
ら突き上げることにより、その両者の重なり合う
先端部が溝45に確実に落ち込んで位置するよう
にしている。
しかして、イメージガイド41の外装チユーブ
43と保護チユーブ44の各先端部分は重なり合
つて先端側口金42の後端部外周にある溝45に
嵌め込んで被嵌され、糸46により一緒にまとめ
て締結されている。つまり、外装チユーブ43と
保護チユーブ44の各先端部分はイメージガイド
41の先端側口金42に対して軸方向の同一の位
置で固定されている。したがつて、軸方向の別の
位置にそれぞれ固定する場合とは異なり、外装チ
ユーブ43の先端と保護チユーブ44の先端とを
それぞれ固定するイメージガイド41の先端側口
金42の硬質長を短かくできる。したがつて、内
視鏡1の先端構成部7の硬質部分の長さをより短
かくできる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案はフアイバーバンド
ルの外装チユーブを保護チユーブで被覆した内視
鏡において、上記フアイバーバンドルの先端側口
金における軸方向の同一位置でその先端側口金に
上記外装チユーブと保護チユーブとを固定したか
ら、その外装チユーブの先端と保護チユーブの先
端とを固定するフアイバーバンドルの先端側口金
の硬質長を短かくできる。このため、内視鏡の先
端構成部の硬質部分の長さをより短かくできる。
したがつて、内視鏡の挿入性を高めるとともに、
たとえば患者の苦痛を軽減できる。
また、上記先端側口金の後端部に突出部を形成
し、この突出部を越えた位置で上記外装チユーブ
と保護チユーブを上記先端側口金に固定したか
ら、外装チユーブと保護チユーブの取付け強度が
充分に確保できる。したがつて、例えば挿入部が
激しく湾曲するとき等においても、フアイバーバ
ンドルが引つ張られて抜けることがなく、その耐
久性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部を示す断面
図、第2図は同じくその本考案の一実施例の内視
鏡の側面図である。 1……内視鏡、2……挿入部、7……先端構成
部、41……フアイバーバンドル、42……先端
側口金、43……外装チユーブ、44……保護チ
ユーブ、46……糸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フアイバーバンドルの外装チユーブと保護チユ
    ーブを上記フアイバーバンドルの先端側口金にお
    ける軸方向の同一位置でその先端側口金に固定し
    た内視鏡において、 上記先端側口金の後端部に突出部を形成し、外
    装チユーブと保護チユーブを上記突出部を越えた
    位置で先端側口金に固定したことを特徴とする内
    視鏡。
JP1988038744U 1988-03-24 1988-03-24 Expired JPH045127Y2 (ja)

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JPS63163802U JPS63163802U (ja) 1988-10-26
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