JPS6041204Y2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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Publication number
JPS6041204Y2
JPS6041204Y2 JP7035879U JP7035879U JPS6041204Y2 JP S6041204 Y2 JPS6041204 Y2 JP S6041204Y2 JP 7035879 U JP7035879 U JP 7035879U JP 7035879 U JP7035879 U JP 7035879U JP S6041204 Y2 JPS6041204 Y2 JP S6041204Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending operation
operation wire
folded
distal end
bending
Prior art date
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Expired
Application number
JP7035879U
Other languages
English (en)
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JPS55171003U (ja
Inventor
広行 降籏
Original Assignee
オリンパス光学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オリンパス光学工業株式会社 filed Critical オリンパス光学工業株式会社
Priority to JP7035879U priority Critical patent/JPS6041204Y2/ja
Publication of JPS55171003U publication Critical patent/JPS55171003U/ja
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Publication of JPS6041204Y2 publication Critical patent/JPS6041204Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、彎曲操作ワイヤの取付は構造を改良した内視
鏡に関する。
一般に、内視鏡の挿入部は、可撓管部の先端に彎曲管部
を介して先端構成部を連結してなり、上記彎曲管部は挿
入部内に挿通した一対の彎曲操作ワイヤを介して手元側
の彎曲操作装置に連結されていて、手元側から遠隔的に
操作し彎曲させられるようになっている。
そして、上記彎曲管部の芯材は、複数の彎曲用的を回動
自在に連結してなり、上記彎曲操作ワイヤはその最先端
の彎曲用的に取着されている。
しかしながら、彎曲操作ワイヤを彎曲用的に取着する従
来の手段は、第1図および第2図で示すように環状に形
成された彎曲用的1の一部に内側に突き出る打出し部2
,2を形成し、この打出し部2,2の中に彎曲操作ワイ
ヤ3,3の先端を通し、はんだ付けなどによって固着さ
せてなるものである。
しか腰この従来の取着手段では、彎曲操作ワイヤ3,3
に繰り返し引張り力が加えられると、抜けてしまうとい
う欠点があった。
また、上記はんだ付けに代えて銀ろうなどによるろう付
けを行なうこともあるが、この場合は高温度に彎曲操作
ワイヤ3,3をさらすことからその彎曲操作ワイヤ3,
3に焼きなまし現象が発生し、彎曲操作ワイヤ3,3の
強度を著しく低下させ、操作中切断する欠点があった。
本考案は、上記事情に着目してなされたもので、その目
的とするところは、挿入部の先端における彎曲操作ワイ
ヤの取付は構造を改良し、その彎曲操作ワイヤの抜けや
切断を極力防止できるようにした内視鏡を提供すること
にある。
以下本考案の一実施例を第3図および第4図にもとづ゛
いて説明する。
同図中11は軟性内視鏡の挿入部であり、この挿入部1
1は図示しない可撓管部の先端に彎曲管部13を介して
先端構成部14を連結してなり、上記先端構成部14の
本体15には、対物レンズ16およびカバーガラス17
が取り付けられている。
そして、対物レンズ16の内側にはイメージガイドファ
イバ18の先端部が取着されていて、像伝達用光学係を
構成している。
イメージガイドファイバ18は挿入部11内を通じて手
元側の接眼部(図示しない)に導ひかれている。
また、カバーガラス17の内側にはライトガイドファイ
バ19の先端部が取着されていて、照明光伝達用光学系
を構威している。
一方、彎曲管部13は、複数の彎曲角駒20・・・・・
・を互いに回転自在に連結して芯材21を構威し、かつ
この芯材21の外周に被覆チューブ22を被嵌してなる
ものである。
また、この彎曲管部11の最先端の彎曲角駒20は、先
端構成部14の本体15に被嵌し取付は固定されている
すなわち、上記本体15の後端周面は第4図で示すよう
に最先端の彎曲角駒20が嵌合する嵌合部23が形威さ
れている。
また、嵌合部23より先端には芯材21より先端側に突
出する被覆チューブ22を嵌合する別の嵌合部24が形
成されている。
上記彎曲角駒20を嵌合する嵌合部23には、周方向に
沿ってその全周に溝27が刻設されていて、後述する彎
曲操作ワイヤ28.28の素材の折返し部29を巻掛け
る巻掛は部を構成するようになっている。
さらに、上記嵌合部23の後端部周面には互いに対向す
る反対側に軸方向に沿う一対の溝30,30が刻設され
ていて上記溝27に巻き掛けた彎曲操作ワイヤ28.2
8の素材の両端部を後方に引き出すようになっている。
すなわち、上記彎曲操作ワイヤ28.28はそれぞれ単
体のものからなるものではなく、中央を折り曲げてなる
一本の素材の両端部を使用するようになっている。
そして、上記折返し部29は、溝27に巻き掛けられる
とともに、その両端側の各彎曲操作ワイヤ28.28は
他の溝30.30からなる引出し部を通じて手元側に繰
り出されている。
さらに、上記折返し部29は、溝27に巻き掛けられた
状態で固定材たとえばはんだや接着剤により、つまり、
はんだ付けや接着によって溝27内に取着固定されるよ
うになっている。
すなわち、上記各溝27,30,30は、彎曲操作ワイ
ヤ28.28の素材の折返し部29を巻き掛けるととも
にその両端側の各彎曲操作ワイヤ28゜28の引き出し
位置を規制するための巻掛は部31を構成している。
なお、上記各溝30,30から引き出される各彎曲操作
ワイヤ28.28は、その溝30.30のみならず、こ
の溝30.30を覆う彎曲角駒20によっても引出し位
置が規制されるようになっている。
しかして、2方向両端から一対の彎曲操作ワイヤ28.
28を正確に押し引きできるようになっている。
一方、第5図は本考案の実施例を示すもので、これは最
先端の彎曲角駒20に半周分だけ周方向に沿うスリット
32を形威し、これによって上記彎曲角駒20を先端構
成部14の本体15に嵌合させたとき、彎曲操作ワイヤ
28.28の素材の折返し部29を巻き掛ける巻掛は部
としての溝を形成するようにしたものである。
なお、各彎曲操作ワイヤ28.28の引出し部分の案内
には、たとえば先端構成部14の本体15の周部に上記
実施例同様の830.30を形成し、これを利用しても
よいし、また、本体15の周面と彎曲角駒20の内面間
に隙間をあけ、これを利用してもよい。
また、上記各実施例は一対の彎曲操作ワイヤ28.28
を用いる、いわゆる2方向彎曲機能をもつものであるが
、本考案はこれに限らず、4方向に彎曲する機能をもた
せてもよい。
この場合は、はぼ90°ごとの4個所に軸方向に沿う溝
を設け、彎曲操作ワイヤ28・・・・・・の素材の折返
し部29を溝30の外周にほぼ90°巻き付は後方に引
き出すようにするとよい。
また、上記巻掛は部を形成する先端側部材として上記実
施例は先端構成部の本体または最先端の彎曲角駒に直接
形成したが、先端側部材であれば他の部材であってもよ
い。
以上説明したように本考案は彎曲操作ワイヤを挿入部の
先端側で途切れることなく折り返してなる素材の両端部
から形威し、一方挿入部における彎曲管部の先端側に巻
掛は部を形威し、この巻掛は部に上記折返し部を巻き掛
け、かつその引出し位置を規制するとともに取着固定し
たものである。
したがって、彎曲操作ワイヤの取付は強度が大巾に向上
する。
特に、彎曲操作ワイヤは先端側で途切れることなく一本
の素材を折返して使用するため、従来のように繰返し引
張り力をかけても抜けることがなく、耐久性を向上する
ことができる。
また、本考案の取着構造によればはんだ付けや接着など
の手段で彎曲操作ワイヤの先端を充分に固定できる。
したがって、従来のように銀ろう付けなどの高価な手段
を利用しなくても済むとともに、彎曲操作ワイヤを高温
にさらすことがないので、焼きなまし現象により彎曲操
作ワイヤの強度を低下させることを回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の彎曲操作ワイヤの取付は構造を示す側断
面図、第2図は同じくその正面図、第3図は本考案の一
実施例を示す挿入部の先端部分の側断面図、第4図は同
じくその実施例における先端構成部の本体部分を示す斜
視図、第5図は本考案の他の実施例を示す斜視図である
。 11・・・・・・挿入部、13・・・・・・彎曲管部、
28・・・・・・彎曲操作ワイヤ、29・・・・・・折
返し部、31・・・・・・巻掛は部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 挿入部内に挿通された彎曲操作ワイヤの先端を彎曲管部
    の先端側部材に取着し、彎曲操作ワイヤの後端を手元側
    の彎曲操作装置に連結した内視鏡において、上記彎曲操
    作ワイヤは、挿入部の先端側で途切れることなく折り返
    して折返し部を形成するとともにその折返し部の両端側
    延出部分を各彎曲操作ワイヤ部分として手元側に導ひか
    れてなり、上記彎曲管部の先端側部材の周部にはその周
    方向に沿う溝を形成し、この溝により上記彎曲操作ワイ
    ヤの折返し部を嵌め込んで巻き掛ける巻掛は部を形成し
    、上記巻掛は部には彎曲操作ワイヤの引出し位置を規制
    する引出し部を形成するとともに、上記巻掛は部に嵌め
    込んで巻掛けた折返し部をその巻掛は部に固定材により
    取着固定したことを特徴とする内視鏡。
JP7035879U 1979-05-25 1979-05-25 内視鏡 Expired JPS6041204Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7035879U JPS6041204Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7035879U JPS6041204Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25 内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55171003U JPS55171003U (ja) 1980-12-08
JPS6041204Y2 true JPS6041204Y2 (ja) 1985-12-14

Family

ID=29304111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7035879U Expired JPS6041204Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25 内視鏡

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0731766Y2 (ja) * 1988-12-26 1995-07-26 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡
JPH0717284Y2 (ja) * 1989-03-17 1995-04-26 株式会社町田製作所 内視鏡のアングル操作ワイヤの固定構造
WO2020090049A1 (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 株式会社住田光学ガラス 内視鏡

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JPS55171003U (ja) 1980-12-08

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