JP2815174B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2815174B2
JP2815174B2 JP1108786A JP10878689A JP2815174B2 JP 2815174 B2 JP2815174 B2 JP 2815174B2 JP 1108786 A JP1108786 A JP 1108786A JP 10878689 A JP10878689 A JP 10878689A JP 2815174 B2 JP2815174 B2 JP 2815174B2
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JP
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distal end
lens
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endoscope
prism
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武司 横井
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Olympus Optic Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内視鏡に係り、特に挿入部の先端部に前方斜
視型の観察光学系を備えた内視鏡に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、挿入部を体腔内に挿入して胃等の内壁部を光学
的に観察すると共に、観察部位に対応する超音波断層像
を得ることができるようにした超音波内視鏡が開発され
ている。この超音波内視鏡の観察光学系は挿入部の先端
に超音波プローブが設けられていることから、視野方向
が挿入部の軸線方向に対し約30゜〜60゜の角度を持った
前方斜視型となっており、挿入部の先端部に配置される
前方斜視型のレンズ系としては、ダハプリズムを用いる
ものと第14図に示すような形状のプリズム61を用いるも
のとがある。ここで、ダハプリズムは一般に形状が大き
いため、ダハプリズムを用いた前方斜視型のレンズ系を
挿入部の先端部に配置すると先端部の外径が大きくなっ
てしまい、体腔内への挿入が困難となる。特に、超音波
内視鏡のように通常の内視鏡に超音波機能を付加させた
ものは挿入部の内部にイメージガイド、ライトガイド、
送気送水チューブの他に超音波プローブを駆動するため
の中空駆動軸が挿入部のほぼ全長にわたって設けられて
いるため、先端部の外径がより大きくなってしまう。こ
のため、超音波内視鏡の挿入部の先端部には、第14図に
示すような形状のプリズム61を用いたレンズ系が配置さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来では第14図に示す如くプリズム61
の後方に配置されるレンズ群62,63,64を保持するレンズ
ホルダ65の中心軸と上記レンズ群62,63,64の光軸とが一
致していたため、レンズホルダ65の外径が必要以上に大
きくなるという問題があった。
本発明はこのような問題点に着目してなされたもの
で、レンズホルダの外径が必要以上に大きくなることが
なく、体腔内への挿入が容易な内視鏡を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、挿入部の先端部
に複数のレンズ群とプリズムを配置してなる前記斜視型
の観察光学系と、前記プリズムの後方に配置されたレン
ズ群を保持する略円筒形のレンズホルダとを備えた内視
鏡において、 前記レンズホルダにおける、前記レンズ群を保持する
内径の中心軸を、該レンズホルダにおける外径の中心軸
に対して偏芯させたものである。
〔作 用〕
本発明ではレンズホルダの中心軸をレンズ群の光軸に
対し偏芯させることにより、レンズホルダの外径を小さ
くでき、先端部をより細径化することが可能となる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
第1図ないし第13図は、本発明を超音波内視鏡に適用
した一実施例を示すもので、第1図はその全体構成を示
す図である。同図において、1は可撓管2の先端に湾曲
管3を介して先端部4を連結してなる挿入部であり、こ
の挿入部1の後端には超音波操作部5および内視鏡操作
部6が直列に連結されている。上記超音波操作部5に
は、挿入部1の先端に設けた超音波プローブを回転駆動
するモータやエンコーダ等が収納され、内視鏡操作部6
には上記湾曲管3を湾曲操作する操作ノブ7、送気送水
ボタン8等が設けられている。また、内視鏡操作部6に
はユニバーサルコード9と電気ケーブルコード10が接続
されており、ユニバーサルコード9の先端には光源装置
(図示せず)に接続されるコネクタ11が、電気ケーブル
コード10の先端には超音波観測装置(図示せず)に接続
されるコネクタ12がそれぞれ設けられている。なお、内
視鏡操作部6の後端には観察光学系の接眼部13が設けら
れている。
前記先端部4の詳細を第2図〜第13図に示す。第2図
〜第13図において、14は前記湾曲管3の先端に連結され
た先端部本体であり、この先端部本体14の先端には、超
音波透過性の良好な材料からなる砲丸状の先端カバー15
が設けられている。この先端カバー15の内部には、超音
波プローブ16が収納されているとともに超音波伝達媒体
17が封入されている。上記超音波プローブ16は滑り軸受
18により先端部本体14に対し回転自在に設けられてお
り、挿入部1のほぼ全長にわたって設けられた可撓性の
中空軸19を介して前記超音波操作部5に設けたモータ等
の駆動手段により駆動されるようになっている。
一方、前記先端部本体14の側面には、挿入部1の軸線
方向に対しほぼ45゜の傾斜面20aを持つ切込み部20が形
成されている。この切込み部20の傾斜面20aには、第3
図ないし第5図に示す如く観察窓(カバーガラス)21、
照明レンズ22,23、送気送水ノズル24が設けられてい
る。上記観察窓21の内側には第10図に示す如くプリズム
25が配置されており、このプリズム25により観察光学系
の視野方向を挿入部1の軸線方向に対し前方約45゜に傾
けている。また、上記プリズム25の後方にはレンズ群2
6,27,28およびイメージガイドファイバーバンドル29が
挿入部1の軸線方向に沿って配置されており、レンズ群
26,27,28はレンズホルダ30に保持されている。このレン
ズホルダ30は内径の中心軸と外径の中心軸とが偏芯して
おり、内径の中心軸はレンズ群26,27,28の光軸と一致し
ている。なお、レンズホルダ30はイメージガイドファイ
バーバンドル29が挿入された後端側の肉厚の一部を薄く
し、その薄肉部を固定ビス31で変形させて先端部本体14
に対し着脱自在に固定されている。また、固定ビス31と
反対側の位置には回転止めビス32が設けられ、この回転
止めビス32でレンズホルダ30を先端部本体14に対し位置
決め固定している。
前記照明レンズ22,23のうち補助用照明レンズ23の出
射面は、第11図に示うように傾斜面20aに対し前方側に
傾いており、観察光学系の視野を2つの照明光学系でカ
バーするようになっている。なお、照明レンズ23の出射
面と傾斜面20aとの間に形成された凹部33の側方は切込
み部20の端部まで延長されて開口しており、凹部33内に
水や汚れが溜らないようにしてある。また、照明光学系
の2本のライトガイドファイバーバンドル34,35は先端
部本体14内で屈曲しており、その先端側の照明レンズ2
2,23と連接する部分と屈曲部から後端側の直線部には口
金36,37が被せてあり、その間の屈曲部は接着剤にて成
形されている。なお、先端部本体14にはライトガイドフ
ァイバーバンドル34,35を収納するための長円状の収納
室38が形成されており、ライトガイド蓋39によって水密
に密閉されている。そして、収納室38内にはライトガイ
ドファイバーバンドル34,35の間隔を保持するためのス
ペーサ40が設けられているとともにシール材が充填され
ている。
また、前記切込み部20には操作部6に設けた鉗子口と
チャンネルを介して連通した開口41が設けられていると
ともに鉗子等の処置具の向きを変えるための鉗子台42が
前記開口41の近傍に設けられている。この鉗子台42はワ
イヤー43の引張操作により第9図に示す如く軸44を支点
として回動するようになっている。なお、先端部本体14
内には第12図及び第13図に示す如く先端カバー15の外側
に設けたバルーン(図示せず)の内部へ水を給排する給
水管路45と排水管路46が設けられている。
このように構成される超音波内視鏡は、上述した如く
プリズム25の後方に配置されたレンズ群26,27,28を保持
するレンズホルダ30の外径中心と内径中心を偏芯させて
あるため、レンズホルダ30の外径が必要以上に大きくな
ることがなく、外径中心と内径中心が同軸のレンズホル
ダを用いた場合に比べて先端部4の外径を細くすること
ができる。また、本実施例では照明レンズ23の出射面と
傾斜面20aとの間に形成された凹部33の側方を切込み部2
0の端部まで延長させて開口してあるので、凹部33内に
水や汚れが溜り難くなり、水や汚れによる照明光の光量
減少を防止できる。さらに、2本のライトガイドファイ
バーバンドル34,35を1つの収納室38に収納したので、
限られたスペースを有効に使用でき、先端部4の外径を
より細くことができる。
尚、上記実施例では本発明を超音波内視鏡に適用した
ものを説明したが、本発明はこれに限られるものではな
く、前方斜視型の観察光学系を備えた内視鏡の全てに適
用可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、挿入部の先端部に複数
のレンズ群とプリズムを配置してなる前記斜視型の観察
光学系と、前記プリズムの後方に配置されたレンズ群を
保持する略円筒形のレンズホルダとを備えた内視鏡にお
いて、前記レンズホルダにおける、前記レンズ群を保持
する内径の中心軸を、該レンズホルダにおける外径の中
心軸に対して偏芯させたものである。したがって、レン
ズホルダの外径が必要以上に大きくなることがなく、外
径中心と内径中心が同軸のレンズホルダを用いた場合に
比べて先端部の外径を細くでき、体腔内への挿入が容易
な内視鏡を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第13図は本発明の一実施例を示し、第1図は超
音波内視鏡の全体構成図、第2図は挿入部先端部の断面
図、第3図は挿入部先端部の平面図、第4図は挿入部先
端部の正面図、第5図は第2図に示す矢印A方向の矢視
図、第6図は第2図のB−B矢視断面図、第7図は第2
図のC−C矢視断面図、第8図は第2図のD−D矢視断
面図、第9図は第5図のE−E矢視断面図、第10図は第
5図のF−F矢視断面図、第11図は第5図のG−G矢視
断面図、第12図は第8図のH−H矢視断面図、第13図は
第8図のI−I矢視断面図、第14図は従来技術の説明図
である。 1……挿入部、2……可撓管、3……湾曲管、4……先
端部、5……超音波操作部、6……内視鏡操作部、13…
…接眼部、14……先端部本体、15……先端カバー、16…
…超音波プローブ、19……中空軸、21……観察窓、22,2
3……照明レンズ、24……送気送水ノズル、25……プリ
ズム、26,27,28……レンズ、29……イメージガイドファ
イバーバンドル、30……レンズホルダ、34,35……ライ
トガイドファイバーバンドル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入部の先端部に複数のレンズ群とプリズ
    ムを配置してなる前方斜視型の観察光学系と、前記プリ
    ズムの後方に配置されたレンズ群を保持する略円筒形の
    レンズホルダとを備えた内視鏡において、 前記レンズホルダにおける、前記レンズ群を保持する内
    径の中心軸を、該レンズホルダにおける外径の中心軸に
    対して偏芯させたことを特徴とする内視鏡。
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