JP2000014626A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2000014626A
JP2000014626A JP10187609A JP18760998A JP2000014626A JP 2000014626 A JP2000014626 A JP 2000014626A JP 10187609 A JP10187609 A JP 10187609A JP 18760998 A JP18760998 A JP 18760998A JP 2000014626 A JP2000014626 A JP 2000014626A
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passive shaft
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Taketo Miyashita
丈人 宮下
Yasuyuki Suzuki
保之 鈴木
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軟性部と操作部との間に両者を分離可能に連結
する着脱部を設けるようにした内視鏡において、とくに
ワイヤケーブルと接続されている受動シャフトを連結に
先立って位置決めするための機構を提供する。 【解決手段】受動シャフト22の凸部40を予めコマ2
3の凹部によって保持して位置決めしておき、このよう
な状態で連結バー26を横方向にスライドさせることに
よって、この連結バー26を受動シャフト22と連結す
るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡に係り、とく
に分離可能な内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】生体内の直接目視によって観察すること
ができない部位の観察に内視鏡が用いられる。このよう
な内視鏡は例えば特開平8−280606号公報に記載
されているように、操作部を有し、この操作部に設けら
れているハンドルを手動で操作することによって、先端
部側の湾曲部が所望の方向に屈曲されるようになってお
り、湾曲部の先端側に設けられている先端部の内部の対
物光学系を通して観察部位を観察し得るようになってい
る。
【0003】このような内視鏡は、人体内の各部位の性
状の診断に広く用いられている。例えば胃の内視鏡とし
ては、従来の胃カメラ方式の内視鏡や、カメラを内蔵し
たタイプがある。また手元カメラで撮影し得るファイバ
スコープ方式の内視鏡も使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の内視鏡は単一の
ユニットとして組立てられているために、先端部や湾曲
部が断線によって故障した場合には、その総てが使いも
のにならなくなって新しいものと交換しなければならな
いという問題があった。また非常に高価であるにもかか
わらず、各種の臓器別に複数種類のものを常備していな
ければならないという問題があった。また重大感染を防
止するために滅菌に多大な時間を有し、滅菌処理能力が
診断治療に追いつかない場合があった。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、分離可能な内視鏡を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、軟性部と操作
部との間に両者を分離可能に連結する着脱部を設けるよ
うにしたことを特徴とする内視鏡に関するものである。
【0007】前記着脱部に着脱可能なコネクタを設けて
よい。そしてこのコネクタが先端部の撮像手段に信号お
よび駆動エネルギを伝達させる電線を接続するものであ
ってよい。あるいは前記コネクタが先端部と接続されて
いるライトガイドを接続するものであってよい。あるい
はまた前記コネクタが送気用チューブ、送水用チュー
ブ、鉗子用チューブ等のチューブ類を接続するものであ
ってよい。また前記軟性部の先端に設けられている湾曲
部を遠隔的に牽引操作するワイヤケーブルを前記操作部
側の作動部材と連結する連結機構を前記着脱部に設ける
ようにしてよい。別の主たる発明は、軟性部と操作部と
の間に両者を分離可能に連結する着脱部を設けて成る内
視鏡において、先端部を所定の方向に向けるように該先
端部を支持する湾曲部を遠隔操作するワイヤケーブルを
前記着脱部において操作部側の作動部材と着脱可能に連
結したことを特徴とする内視鏡に関するものである。
【0008】ここで前記ワイヤケーブルと連結されてい
る受動シャフトが操作部側の駆動シャフトと着脱可能に
連結されてよい。あるいは前記受動シャフトを原点位置
に位置決めする位置決め手段を有し、該位置決め手段に
よって位置決めした状態で前記駆動シャフトと連結され
てよい。また前記位置決め手段が位置決め用のコマから
成り、該コマの凹部に前記受動シャフトの凸部を保持す
ることにより位置決めが行なわれてよい。また電線、ラ
イトガイド、チューブ類の内の一部または総てを着脱可
能に接続するコネクタを具備してよい。
【0009】本発明の好ましい態様は、分離型の内視鏡
において、先端部、湾曲部、および軟性部によって構成
される部分と、操作部とを分離可能に連結するようにし
た連結機構に関するものであって、次のような特徴を有
する。すなわち軟性部と操作部との間に両者を分離可能
にする着脱部を具備するようにしたものである。
【0010】ここで着脱部には、先端部の固体撮像素子
(CCD)を駆動するために信号と電力とを伝達する電
線、ライトガイド用光ファイバ、送気用チューブや送水
用チューブ、あるいは鉗子用チューブ等を着脱可能に連
結するためのコネクタを設けるようにしてよい。また先
端部や湾曲部などの作動部材を遠隔的に遠隔操作するワ
イヤケーブルを着脱部において連結するためのジョイン
トを設けるようにしてよい。さらに着脱部における着脱
や装着の際の操作性を考慮しながら、位置決め機構、安
全のための保持機構等を具備することが好ましい。
【0011】軟性部と操作部とを着脱可能に分離するこ
とによって、今までセットとしては非常に高価になって
いたために保持する数に限界があり、十分な滅菌が施さ
れない可能性があった内視鏡が、軟性部から先端部まで
の部分を安価に供給することによって、先端部を操作部
よりも多く所有することが可能になる。これによって従
来に比べて十分な滅菌時間を確保することが可能にな
り、患者間の感染を防止することが可能になる。
【0012】また軟性部と操作部とを着脱可能に分離す
ることによって、故障が多い先端部から軟性部にかけて
の部分を、故障の少ない操作部よりも多く所有すること
が可能になり、修理中の予備として先端部のみを多く所
有することができる。また操作部を最小の数にするとと
もに、先端部のみを臓器別に多数の種類予め用意してお
くことが可能になる。これによって従来に比べて大幅に
コストの低減が図られることになる。
【0013】また軟性部と操作部とを着脱可能に分離す
ることによって、各操作者が好みの操作部を所有するこ
とが可能になる。すなわち操作者の使い勝手が必ずしも
一定ではないために、従来は場合によっては操作部が使
い難いことがあったが、このような不具合を解消するこ
とが可能になる。これによって診断や治療の際における
操作性の向上を図るとともに、治療の信頼性の向上にも
期待がもてることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る内視鏡の全体の構成を示すものであって、この内視鏡
は内部に対物光学系を有する先端部11と、この先端部
11を所定の方向に向けるように屈曲可能な湾曲部12
と、柔軟であって生体内に挿入される軟性部13と、分
離可能な着脱部14と、操作部15とから構成されてい
る。そして操作部15には、他に電源部から光、水、空
気、電源を導くユニバーサルコード16が接続されてい
る。
【0015】先端部11はその内部に内蔵されている対
物レンズを介して対象部位を観察するための固体撮像素
子を具備しており、体内へ導入するともに対象部位撮影
と、吸入口からの鉗子操作によって遠隔操作で治療を行
なうようにしている。そしてこのような先端部11が湾
曲部12の先端部に取付けられている。
【0016】この先端部11に隣接する基端側には湾曲
可能な湾曲部12が設けられており、カメラアングルの
変化を追随する働きを有している。さらに湾曲部12の
基端側は軟性部13に接続されている。そして着脱部1
4を介して操作部15が設けられており、この操作部1
5の操作ハンドル17を回転操作することによって内蔵
されているワイヤケーブルを介して上記湾曲部12を上
下方向あるいは左右方向に屈曲させるようになってい
る。
【0017】着脱部14には図2および図3に示すよう
に、上記先端部11内に設けられている鉗子チャンネル
に貫通する挿入口18が設けられている。操作部15は
カメラアングルの操作や鉗子の操作を、着脱部14は固
体撮像素子を駆動させるための信号およびエネルギを伝
達させるケーブル、ライトガイド用ファイバ、送気用チ
ューブ、送水用チューブ、鉗子用チューブを連結するた
めのコネクタ30、31、および先端部11を所定の方
向に向けるように湾曲部12を湾曲させるように遠隔的
に操作するワイヤケーブル21を連結するためのジョイ
ントを具備し、しかも軟性部13と操作部15とを着脱
可能にしている。
【0018】次に着脱部14の構造について図2および
図3により説明する。着脱部14は、操作部側のハンド
ル17の操作によって移動する駆動シャフト24とワイ
ヤケーブル21に連結されている受動シャフト22とを
連結するようにしている。しかも駆動シャフト24と受
動シャフト22のそれぞれについて連結に先立って原点
出しを行なうようにしている。また着脱部14は電気ケ
ーブルやファイバ、チューブ類の連結のためのコネクタ
30、31を備えている。さらには受動シャフト22お
よび駆動シャフト24の連結後の外れ防止のための安全
ロック機構をも備えている。
【0019】湾曲部12を牽引操作するために、湾曲部
の先端に合計4本のワイヤケーブル21が連結されてい
る。そして接続側ボディ35内に摺動可能に受動シャフ
ト22が保持されるとともに、このような受動シャフト
22にワイヤケーブル21が連結されている。そして着
脱部14を連結する際に、ワイヤケーブル21とそれぞ
れ接続されている受動シャフト22の原点を手動にて合
わせる必要があるが、回転方向に自由度をもったコマ2
3によって受動シャフト22の基準位置を合わせること
によって原点を出すようにしている。このときに受動シ
ャフト22の端面が一致した状態になる。
【0020】この機構はとくに図4〜図7に示されてお
り、接続側ボディ35を被接続側ボディ37に連結した
際に、コマ23が図4および図5に示すように受動シャ
フト22の凸部40を保持した状態になっており、連結
バー26と連動するハウジング27を回転させることに
よって、受動シャフト22に設けられている凸部40を
案内としながらコマ23が連結バー26に押されながら
図6および図7に示すように、このコマ23の凹部が受
動シャフト22の凸部から離れる。この動作によって駆
動シャフト24、連結バー26、受動シャフト22は連
結され、操作部15からの駆動が可能になる。
【0021】一方操作部15に連結された駆動シャフト
24も被接続側ボディ37に設けられている案内機構に
よって摺動可能になっており、しかもガイドによって位
置が規制されている。着脱部14の接続側ボディ35と
被接続側ボディ37との接続の際に、駆動シャフト24
の原点を出すための原点出し機構が設けられている。こ
の機構は原点ピン25を常にばねによって駆動シャフト
24に押付けるようになっており、操作部15のハンド
ル17を操作して駆動シャフト24を軸線方向に移動す
ることによって、原点ピン25が駆動シャフト24に設
けられた原点用基準穴に入込み、原点が出る機構になっ
ている。
【0022】原点の出た受動シャフト22と駆動シャフ
ト24とを連結するための、回転方向に自由度をもつ連
結バー26が着脱部14に設けられており、接続側ボデ
ィ35に装着されたピン38を被接続側ボディ37に設
けられた溝に挿入し、接続側ボディ35を回転させるこ
とによってハウジング27に保持されている連結バー2
6が円周方向に移動して受動シャフト22と駆動シャフ
ト24に連結され、ワイヤケーブル21と操作部15側
の駆動シャフト24とが連結されるようになる。このと
きに受動シャフト22を原点出ししているコマ23は、
連結バー26が受動シャフト22に連結するときに図6
および図7に示すように強制的に回転され、コマ23が
受動シャフト22から外され、受動シャフト22は駆動
可能になる。
【0023】さらに駆動シャフト24と受動シャフト2
2の連結後のジョイントの外れ防止を、ハウジング27
に具備された溝にスライド機構を有した安全用ロック2
8をハウジング27を回転させることにより挿入する。
ここでハウジング27を回転させると安全ロック28が
自動的に溝に入ることによって可能にしている。
【0024】この安全用ロック28は常にばねで着脱部
14側に押付けられており、回転つまみ29を押してロ
ックを解除しない限りは、回転方向に自由度をもたない
構造になっている。また回転つまみ29のねじを回すこ
とにより、ロックを解除することを防止する構造になっ
ている。
【0025】また電気ケーブル、光ファイバ、送気チュ
ーブ、送水チューブ等のチューブ類の連結を行なうため
に接続側ボディ35には接続側コネクタ30が、被接続
側ボディ37に被接続側コネクタ31が設けられ、接続
側ボディ35に設けられたピン38を被接続側ボディ3
7に設けられた溝に挿入する際に自動的に位置決めが行
なわれる構造になっている。
【0026】また鉗子用チューブの連結については、コ
ネクタ部での清浄エリアへの汚濁物の付着を防止するた
めに、軟性部13に具備された挿入口18の内部から分
岐した吸引口を設け、さらに操作部13に分離可能な吸
引口を設けてその両者をフレキシブルなチューブで連結
することにより、送気チューブおよび送水チューブと完
全に分離している。
【0027】次にこのような内視鏡の動作、とくに着脱
の動作について説明する。まず連結動作について説明す
ると、装着前に着脱部14の接続側ボディ35と被接続
側ボディ37とが原点にあるかどうかの確認を行なう。
このときにハンドル17を回転操作して先端部11と湾
曲部12とを目視で真直ぐの状態にし、受動シャフト2
2を指で軽く先端側とは反対側に引き、図4および図5
に示すようにコマ23の凹部に受動シャフト22の凸部
40が噛合う位置でコマ23を回転させて原点出しを行
なう。4本の受動シャフト22のそれぞれについてコマ
23が別々に設けられているために、それぞれの受動シ
ャフト22について別々に上述の指による操作を行なっ
て原点出しを行なうことが必要である。
【0028】次に被接続側ボディ37については原点ピ
ン25を原点出しモードにし、操作部15のハンドル1
7を回転させて駆動シャフト24を軸線方向に動かし、
原点ピン25が駆動シャフト24に設けられた原点用基
準穴に入ったところで原点出しを完了する。
【0029】次に接続側ボディ35に装着されたピン3
8を被接続側ボディ37に設けられた溝に沿って挿入
し、突当ったところでハウジング27を回転させる。こ
れによって図6および図7に示すように連結バー26、
受動シャフト22、駆動シャフト24が連結され、ワイ
ヤケーブル21と操作部15とが連結されたことにな
る。さらに安全のためにつまみ29のねじを回してロッ
クする。これによって連結動作が完了する。
【0030】次に分離動作について説明する。分離動作
は上記の操作と逆の操作を行なえばよく、回転つまみ2
9を先端側とは反対側に親指で押しながらハウジング2
7を回転させ、これによって図4および図5に示すよう
に連結バー26が受動シャフト22および駆動シャフト
24から自由になる。このような状態において接続側ボ
ディ35を被接続側ボディ37から引抜くことによって
着脱部14が分離されるようになる。
【0031】従ってこのような内視鏡によれば、操作部
15と軟性部13とを着脱部14を介して着脱可能に連
結することが可能になり、今まではセットとして非常に
高価なために所有数に限界があり、十分な滅菌が施され
ないケースがあったが、軟性部13から先端部11まで
を安価に提供することが可能になるために、先端側の部
分を操作部15よりも多く所有することが可能になる。
【0032】このためにとくに体内に挿入される軟性部
13側の部分を数多く所有して滅菌時間を十分に確保す
ることが可能になる。あるいはまた故障の多い軟性部1
3から先端部11にかけての部分を多く所有することに
よって、修理中の予備として備えておくことが可能にな
る。また各臓器毎にそれぞれ別々に先端部のみを用意し
ておき、操作部15を共通に使用することによって、内
視鏡のコストの低減を図ることが可能になる。
【0033】また操作部15と軟性部13とを分離可能
にすることによって、使用者の好みに応じた操作部を所
有することが可能になり、これによって診断および治療
操作性の向上が図られることになる。なおこのような内
視鏡は、必ずしも医療用の内視鏡に限定されるものでは
なく、工業用等の各種の他の用途の内視鏡に応用するこ
とも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明は、軟性部と操作部
との間に両者を分離可能に連結する着脱部を設けるよう
にしたものである。
【0035】従ってこのような着脱部によって、必要に
応じて軟性部と操作部との間を分離することが可能にな
る。
【0036】着脱部に着脱可能なコネクタを設けた構成
によれば、このようなコネクタによって着脱可能に接続
を行なうことが可能になる。
【0037】コネクタが先端部の撮像手段に信号および
駆動エネルギを伝達させる電線を接続するようにした構
成によれば、電線がコネクタによって接続される。
【0038】コネクタが先端部と接続されているライト
ガイドを接続するようにした構成によれば、ライトガイ
ドがコネクタによって接続されることになる。
【0039】コネクタが送気用チューブ、送水用チュー
ブ、鉗子用チューブ等のチューブ類を接続するようにし
た構成によれば、チューブ類がコネクタによって接続さ
れるようになる。
【0040】軟性部の先端に設けられている湾曲部を遠
隔的に牽引操作するワイヤケーブルを操作部側の作動部
材と連結する連結機構を着脱部に設けた構成によれせ
ば、ワイヤケーブルが着脱部において着脱可能に連結さ
れることになる。
【0041】別の発明は、軟性部と操作部との間に両者
を分離可能に連結する着脱部を設けて成る内視鏡におい
て、先端部を所定の方向に向けるように該先端部を支持
する湾曲部を遠隔操作するワイヤケーブルを着脱部にお
いて操作部側の作動部材と着脱可能に連結したものであ
る。
【0042】従って湾曲部を遠隔操作するワイヤケーブ
ルが着脱部において操作部側の作動部材と着脱可能に連
結されることになり、必要に応じてワイヤケーブルが操
作部側の作動部材から分離されることになる。
【0043】ワイヤケーブルと連結されている受動シャ
フトが操作部側の駆動シャフトと着脱可能に連結されて
いる構成によれば、必要に応じてワイヤケーブルと受動
シャフトとが連結および分離される。
【0044】受動シャフトを原点位置に位置決めする位
置決め手段を有し、該位置決め手段によって位置決めし
た状態で前記駆動シャフトと連結されるようにした構成
によれば、連結動作が円滑に行なわれることになる。
【0045】位置決め手段が位置決め用のコマから成
り、該コマの凹部に受動シャフトの凸部を保持すること
により位置決めが行なわれるようにした構成によれば、
とくに凹部を有するコマによって受動シャフトの位置決
めが確実に行なわれることになる。
【0046】電線、ライトガイド、チューブ類の内の一
部または総てを着脱可能に接続するコネクタを具備する
ようにした構成によれば、このようなコネクタによって
電線、ライトガイド、チューブ類の内の一部または総て
を必要に応じて分離することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内視鏡の全体の構成を示す斜視図である。
【図2】着脱部の正面図である。
【図3】着脱部の連結状態の縦断面図である。
【図4】受動シャフトの位置決め機構を示す横断面図で
ある。
【図5】同正面図である。
【図6】受動シャフトの位置決めされた状態における横
断面図である。
【図7】同正面図である。
【符号の説明】
11‥‥先端部、12‥‥湾曲部、13‥‥軟性部、1
4‥‥着脱部、15‥‥操作部、16‥‥ユニバーサル
コード、17‥‥ハンドル、18‥‥挿入口、21‥‥
ワイヤケーブル、22‥‥受動シャフト、23‥‥コ
マ、24‥‥駆動シャフト、25‥‥原点ピン、26‥
‥連結バー、27‥‥ハウジング、28‥‥安全用ロッ
ク、29‥‥回転つまみ、30‥‥接続側コネクタ、3
1‥‥被接続側コネクタ、35‥‥接続側ボディ、36
‥‥突部、37‥‥被接続側ボディ、38‥‥ピン、4
0‥‥凸部、45‥‥スリーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H040 CA07 CA08 DA11 DA19 DA21 DA57 4C061 AA01 BB00 CC06 DD03 FF11 FF24 FF30 FF42 FF43 FF46 HH36 JJ06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟性部と操作部との間に両者を分離可能に
    連結する着脱部を設けるようにしたことを特徴とする内
    視鏡。
  2. 【請求項2】前記着脱部に着脱可能なコネクタを設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 【請求項3】前記コネクタが先端部の撮像手段に信号お
    よび駆動エネルギを伝達させる電線を接続することを特
    徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  4. 【請求項4】前記コネクタが先端部と接続されているラ
    イトガイドを接続することを特徴とする請求項2に記載
    の内視鏡。
  5. 【請求項5】前記コネクタが送気用チューブ、送水用チ
    ューブ、鉗子用チューブ等のチューブ類を接続すること
    を特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  6. 【請求項6】前記軟性部の先端に設けられている湾曲部
    を遠隔的に牽引操作するワイヤケーブルを前記操作部側
    の作動部材と連結する連結機構を前記着脱部に設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  7. 【請求項7】軟性部と操作部との間に両者を分離可能に
    連結する着脱部を設けて成る内視鏡において、 先端部を所定の方向に向けるように該先端部を支持する
    湾曲部を遠隔操作するワイヤケーブルを前記着脱部にお
    いて操作部側の作動部材と着脱可能に連結したことを特
    徴とする内視鏡。
  8. 【請求項8】前記ワイヤケーブルと連結されている受動
    シャフトが操作部側の駆動シャフトと着脱可能に連結さ
    れていることを特徴とする請求項7に記載の内視鏡。
  9. 【請求項9】前記受動シャフトを原点位置に位置決めす
    る位置決め手段を有し、該位置決め手段によって位置決
    めした状態で前記駆動シャフトと連結されることを特徴
    とする請求項8に記載の内視鏡。
  10. 【請求項10】前記位置決め手段が位置決め用のコマか
    ら成り、該コマの凹部に前記受動シャフトの凸部を保持
    することにより位置決めが行なわれることを特徴とする
    請求項9に記載の内視鏡。
  11. 【請求項11】電線、ライトガイド、チューブ類の内の
    一部または総てを着脱可能に接続するコネクタを具備す
    ることを特徴とする請求項7に記載の内視鏡。
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