JP2000014627A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2000014627A
JP2000014627A JP10187610A JP18761098A JP2000014627A JP 2000014627 A JP2000014627 A JP 2000014627A JP 10187610 A JP10187610 A JP 10187610A JP 18761098 A JP18761098 A JP 18761098A JP 2000014627 A JP2000014627 A JP 2000014627A
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endoscope
connector
lever
operating
bending
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JP10187610A
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Taketo Miyashita
丈人 宮下
Yasuyuki Suzuki
保之 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】連結部の原点出しの機構をなくして簡潔な連結
機構を有する分離型の内視鏡を提供することを目的とす
る。 【解決手段】湾曲部11を湾曲させるためのワイヤケー
ブル24と接続されている摺動板23の係合部26を被
接続側ボディ30に摺動可能に配されている摺動板31
に回動自在に取付けられている操作レバー34にピン3
5を介して連結されているフックレバー36のフック3
7と係合して連結するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡に係り、とく
に分離可能な内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】生体内の直接目視によって観察すること
ができない部位の観察に内視鏡が用いられる。このよう
な内視鏡は例えば特開平8−280606号公報に記載
されているように、操作部を有し、この操作部に設けら
れているハンドルを手動で操作することによって、先端
部側の湾曲部が所望の方向に屈曲されるようになってお
り、湾曲部の先端側に設けられている先端部の内部の対
物光学系を通して観察部位を観察し得るようになってい
る。
【0003】このような内視鏡は、人体内の各部位の性
状の診断に広く用いられている。例えば胃の内視鏡とし
ては、従来の胃カメラ方式の内視鏡や、カメラを内蔵し
たタイプがある。また手元カメラで撮影し得るファイバ
スコープ方式の内視鏡も使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の内視鏡は単一の
ユニットとして組立てられているために、先端部や湾曲
部が断線によって故障した場合には、その総てが使いも
のにならなくなって新しいものと交換しなければならな
いという問題があった。また非常に高価であるにもかか
わらず、各種の臓器別に複数種類のものを常備していな
ければならないという問題があった。また重大感染を防
止するために滅菌に多大な時間を有し、滅菌処理能力が
診断治療に追いつかない場合があった。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、分離可能な内視鏡を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、先端側に屈曲
可能な湾曲部を接続して成る軟性部と、操作手段を有す
る操作部とを着脱可能な連結部を介して連結したことを
特徴とする内視鏡に関するものである。
【0007】前記連結部にコネクタが設けられ、該コネ
クタによって分断された電線または光ファイバが着脱可
能に接続されていてよい。また前記連結部にコネクタが
設けられ、該コネクタによって気体または液体を流動さ
せる分断されたチューブが着脱可能に接続されてよい。
また前記湾曲部を屈曲させるワイヤケーブルが前記連結
部において操作部側の作動部材と分離可能に連結されて
いてよい。
【0008】また別の発明は、内部に対物光学系を有す
る先端部と、先端部を支持し、屈曲可能な湾曲部と、前
記湾曲部の基端側に連結され、柔軟な軟性部と、前記湾
曲部を所望の方向に屈曲させる操作部と、前記軟性部と
前記操作部との間に介在され、両者を着脱可能に連結す
る連結部と、を具備し、前記連結部は前記湾曲部側のワ
イヤケーブルを前記操作部側の作動部材とフック式連結
機構を介して着脱可能に連結することを特徴とする内視
鏡に関するものである。
【0009】前記フック式連結機構が操作レバーと、前
記操作レバーに回動自在に連結されているフックレバー
とから成り、前記操作レバーが操作部側の作動部材また
は湾曲部側のワイヤケーブルと連結されている部材の内
の一方に回動自在に取付けられるとともに、前記フック
レバーが他方に係合されることによって連結されてよ
い。またそれぞれのワイヤケーブル毎に連結機構が設け
られていてよい。また前記連結部の外周囲にカバーが取
付けられていてよい。また前記カバーに開口が形成さ
れ、該開口が前記連結機構を閉じる位置と露出させる位
置との間で移動可能になっていてよい。また電線、光フ
ァイバ、流体用チューブの内の一部または総ての機能を
分断するコネクタを具備してよい。
【0010】本発明の好ましい態様は、分離型の内視鏡
において、先端部、湾曲部、および軟性部によって構成
される部分を操作部に対して分離可能にするための分離
機構を有する内視鏡に関するものであって、軟性部と操
作部との間に両者を分離可能に連結する連結部を設ける
ようにした内視鏡に関するものである。
【0011】先端部に内蔵されている固体撮像素子(C
CD)を駆動するための信号と電力とを伝達するケーブ
ル、ライトガイド用ファイバ、送気用チューブ、送水用
チューブ、鉗子用チューブ等を連結部において着脱自在
に連結するコネクタを有し、このコネクタの装着はねじ
による確実な固定方法およびそれを可能にする固定機構
を具備してよい。また先端部や湾曲部等を作動させるワ
イヤケーブルとこのワイヤケーブルを牽引操作する作動
部材とを連結部において連結するとともに、装着後の締
結部の分離トラブルを大幅に低減するための機械的な連
結機構を有するようにしたものである。
【0012】とくに連結部における連結の際に、操作部
側の作動部材の原点出しのための複雑な機構を廃止し、
ロック機構の簡略化によるコストの低減と着脱操作の信
頼性を向上させるようにしたものである。ワイヤケーブ
ルを牽引する際の連結部における接続部と被接続部との
連結を機械的な固定方法によって行なうようにしている
ために、装着後の締結部の分離トラブルを少なくするこ
とが可能になる。また接続部と被接続部との連結部の外
周囲に安全カバーを被せるとともに、この安全カバーに
ロック機構を取付けることによって、さらに信頼性の向
上が図られるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る内視鏡の全体の概略を示すものであって、この内視鏡
は内部に対物光学系を有する先端部10と、先端部10
を支持するとともに所望の方向に屈曲する湾曲部11
と、上記湾曲部11の基端側に連結されている柔軟な軟
性部12と、分離可能な連結部13と、操作部14とか
ら構成されている。操作部14には操作ハンドル15が
設けられており、この操作ハンドル15によって内部の
ワイヤケーブルを介して湾曲部12を所望の方向に屈曲
させるようにしている。また操作部14にはユニバーサ
ルコード16が連結されている。
【0014】すなわち本実施の形態に係る分離型内視鏡
は、先端部10と湾曲部11と、軟性部12と、連結部
13と、操作部14とから構成されており、他に電源部
から光、水、空気、電源を導くユニバーサルコード16
が操作部14に接続されている。先端部10内には対物
レンズを介して対象部位を観察するCCDが内蔵され、
体内へ導入するとともに対象撮影部位と吸入口からの鉗
子操作で治療を行なうようになっており、内視鏡先端部
に固定されている。
【0015】この先端部10に隣接する基端側の部分に
は屈曲可能な湾曲部12が設けられており、カメラアン
グルの変化に追従する働きをなしている。さらに湾曲部
11の基端側には軟性部12が接続され、さらに着脱可
能な連結部13を介して操作部14に連結されるように
なっている。そして操作部14の湾曲操作用ハンドル1
5を回転操作することによって、湾曲部11を上下左右
に屈曲させるようにしている。
【0016】連結部13の下側の部分には先端部10内
に設けられている鉗子チャンネルに貫通するジョイント
27が図2および図3に示すように取付けられている。
操作部14はカメラアングルの操作および鉗子の操作
を、また連結部13はCCDを駆動するために信号およ
びエネルギを伝達させるケーブル、ライトガイド用ファ
イバ、送気用チューブ、送水用チューブ、鉗子用チュー
ブを連結するためのコネクタおよび先端部10、湾曲部
11等の作動部材を遠隔的に牽引操作するワイヤを連結
するためのジョイントを具備し、軟性部12と操作部1
4とを分離可能にしている。
【0017】このような分離可能な連結部13の機構に
ついて図2および図3により説明する。
【0018】軟性部12の基端部はハウジング20に連
結されるとともに、このハウジング20内に接続側ボデ
ィ21が取付けられるようになっている。接続側ボディ
21にはロックねじ22が回転自在に取付けられてい
る。そして接続側ボディ21には摺動板23が摺動可能
に配されている。
【0019】上記摺動板23の下端側の部分にはワイヤ
ケーブル24のインナケーブル25が連結されている。
また摺動板23の上端側の部分には係合部26が設けら
れている。またハウジング20にはジョイント27が接
続されている。またハウジング20の外周部には位置決
めピン28が接続されている。
【0020】これに対して連結部13の被接続側ボディ
30には図3に示すように摺動板31が摺動可能に保持
されている。そして摺動板31の下端側の部分には外周
側へ突出するように突部32が設けられており、この突
部32にはピン33を介して操作レバー34が回動自在
に取付けられている。そして操作レバー34にはピン3
5を介してフックレバー36が回動自在に連結されてい
る。フックレバー36の先端部にはフック37が形成さ
れており、このフック37が上記係合部26に係合され
るようになっている。また摺動板31には作動軸38が
連結されている。
【0021】上記接続側ボディ21には接続側コネクタ
41が設けられるとともに、被接続側ボディ30には被
接続側コネクタ42が設けられており、これらが互いに
図3に示すように結合されるようになっている。そして
接続側コネクタ41および被接続側コネクタ42からは
それぞれハーネス43、44が引出されている。
【0022】上記連結部13の外周側には図2、図7、
および図8に示すように、円筒状をなすカバー48が取
付けられている。このカバー48は円周方向に沿って9
0°間隔で縦長の開口49を備えており、連結部13の
外周囲に回転可能に取付けられている。またカバー48
はロックレバー50を備えており、このロックレバー5
0によって任意の回転角度でカバー48をロックし得る
ようになっている。
【0023】このように軟性部12は連結部13の接続
側のハウジング20に取付けられ、ハウジング20には
ロックねじ22および位置決めピン28が設けられてい
る。また先端部10内のCCDを駆動させるための信号
およびエネルギを伝達させるハーネス43、ライトガイ
ド用ファイバ、送気用チューブ、送水用チューブ、鉗子
用チューブを連結するための接続側コネクタ41を備え
ている。さらに湾曲部11を湾曲操作するために、湾曲
部に連結されたワイヤケーブル24に連結され、連結部
13内に設けられた接続側ボディ21によって位置が規
制され、円滑に摺動する摺動板23が組込まれている。
【0024】連結部13は接続側ボディ21と位置決め
ピン28とによって位置決めができる構造になってお
り、位置決め用の溝をもったロックねじ22と軟性部側
のコネクタ41と結合される操作部14側のコネクタ4
2、摺動板23と連結して着脱部内に設けられたガイド
でスムーズに動くことによって位置が規制される作動軸
38、摺動板23の係合部と係合するフックレバー3
6、係合させる際に操作を行なう操作レバー34、この
操作レバー34とフックレバー36とを連結するピン3
5、操作レバー34を回転自在に摺動板31に連結する
ピン33から構成されている。駆動側の摺動板31はピ
ン33、操作レバー34、ピン35、フックレバー36
を介して摺動板23の係合部26に係合され、操作部1
4の操作ハンドル15を回転操作することによって、操
作ハンドル15の回転運動がワイヤケーブル24を介し
て湾曲部11に伝達される構造になっている。
【0025】4本のワイヤケーブル24のインナケーブ
ルを上記の機構によって連結を終了した後に、連結部が
外れるのを防止するとともに、連結機構を保護するため
に、回転方向に自由度をもった安全カバー48を備えて
いる。さらに回転方向の固定用にロックレバー50を備
えている。これらの構造は図7に示されている。
【0026】また電気ケーブルを構成するハーネス4
3、44やファイバ、送気チューブ、送水チューブの連
結を行なうために、軟性部12側に接続側コネクタ41
が、操作部14側に被接続側コネクタ42が設けられ、
接続側ボディ21に植設されている位置決めピン28を
被接続側ボディ30と連結される部材に設けられた溝に
挿入する際に自動的に位置決めが行なわれるようになっ
ている。
【0027】また鉗子用チューブの連結については、コ
ネクタ41、42での正常エリアへの汚濁物の付着を防
止するために、軟性部12側のハウジング20のジョイ
ント27から分岐した吸引口を設け、さらに操作部14
に分離可能な吸引口を設けて、両者をフレキシブルなチ
ューブにて連結することにより、送気チューブおよび送
水チューブと完全に分離する構造を採用している。
【0028】次に以上のような構成に係る着脱式内視鏡
の着脱動作について説明する。まず連結の動作について
説明する。接続側ボディ21のハウジング20に取付け
られた位置決めピン28を連結部13のロックねじ22
の位置決め用の溝に入れて回転方向の位置決めを行なう
とともに、軟性部12側に位置する接続側ボディ21を
操作部14側の被接続側ボディ30に設けられたハウジ
ングに挿入することによって、CCDを駆動するための
信号および電力を伝達させるハーネス43、44、ライ
トガイド用ファイバ、送気用チューブ、送水用チューブ
を連結するための被接続用コネクタ42と接続側コネク
タ41とが自動的に嵌合されて結合される。
【0029】この状態で結合されていないのは軟性部1
2側の摺動板23と操作部14側の摺動板31である。
これらの摺動板23、31は原点出しせずに摺動板23
の係合部26に被接続側のフックレバー36が係合され
る構造になっている。
【0030】ここでワンタッチで両者を連結させるため
に、先端部で必要とされる湾曲角度に応じて摺動板23
の移動距離を吸収できるだけ被接続側のフックレバー3
6の移動距離が必要になる。すなわち摺動板23がどの
位置でも被接続用のフックレバー36に係合され得る状
態にしなければならない。なお装着する前に先端部10
と湾曲部11とが目視で真直ぐな状態にすれば、被接続
側のフックレバー36の移動距離を減らすことができ、
これによって連結部13の軸線方向の長さを短くでき
る。
【0031】次に連結動作について説明する。まず図4
に示すように操作レバー34を手で持ってピン33を中
心として時計方向に大きく回動させ、これによってフッ
クレバー36のフック37を摺動板23の係合部26に
引掛ける。次に図5に示すように操作レバー34を手で
持って支点ピン33を中心として反時計方向に大きく回
動させる。
【0032】さらに図6に示すように、操作レバー34
を保持しながらこの操作レバー34がほぼ水平な姿勢に
なるまで被接続側ボディ30の外周面上に押込む。
【0033】このような一連の動作を4本のワイヤケー
ブル24のインナケーブル25についてそれぞれ行なう
ことによって、受動側の摺動板23がフックレバー36
を介して駆動側の摺動板31に連結されるようになる。
【0034】フックレバー36が外れるのを防止するた
めに、図7に示す状態のカバー48を90°回転させ、
図8に示す状態にする。さらにロックレバー50を回転
させることによって、連結されたフックレバー36が分
離することがなくなる。これによって装着動作が完了す
る。
【0035】分離の操作は上記の動作と逆の動作を行な
えばよい。すなわちまず図8に示すカバー48のロック
レバー50によるロックを解除し、カバー48を図7の
位置へ回転させ、フックレバー36が見えるようにす
る。そしてこの後に操作レバー34を逆方向に回転さ
せ、これによって受動側の摺動板23とフックレバー3
6との連結を解除する。このような状態において接続側
のボディ21を被接続側のボディ30から切離すように
すれば分離動作が完了する。
【0036】このような内視鏡によれば、連結部13に
よって操作部14側と軟性部12側とを着脱可能にする
ことが可能になり、連結部13を分離することによっ
て、先端側の部分をより多く所有することが可能にな
る。また分離することによって軟性部12側の部分のみ
を安く提供できるようになり、軟性部12側の部分を多
数所有することによって、滅菌操作に十分な時間がかけ
られ、患者間の感染の防止が達成されるようになる。ま
た操作部を最少数にして先端部のみを臓器別に多数所有
することによるコストの低減等が可能になる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明は、先端側に屈曲可
能な湾曲部を接続して成る軟性部と、操作手段を有する
操作部とを着脱可能な連結部を介して連結したものであ
る。
【0038】従って連結部によって着脱可能に操作部側
と軟性部側とを結合することが可能な内視鏡が提供され
る。
【0039】連結部にコネクタが設けられ、このコネク
タによって分断された電線または光ファイバが着脱可能
に接続されるようにした構成によれば、電線や光ファイ
バをも連結部において着脱可能に接続することが可能に
なる。
【0040】連結部にコネクタが設けられ、このコネク
タによって気体または液体を流動させる分断されたチュ
ーブが着脱可能に接続されている構成によれば、連結部
においてコネクタによって気体または液体を流動させる
分断されたチューブを着脱可能に接続することが可能に
なる。
【0041】湾曲部を屈曲させるワイヤケーブルが連結
部において操作部側の作動部材と分離可能に連結されて
いる構成によれば、連結部においてワイヤケーブルが分
離可能に連結されるようになり、必要に応じて連結部で
分離されることになる。
【0042】別の発明は、内部に対物光学系を有する先
端部と、先端部を支持し、屈曲可能な湾曲部と、湾曲部
の基端側に連結され、柔軟な軟性部と、湾曲部を所望の
方向に屈曲させる操作部と、軟性部と操作部との間に介
在され、両者を着脱可能に連結する連結部と、を具備
し、連結部は湾曲部側のワイヤケーブルを操作部側の作
動部材とフック式連結機構を介して着脱可能に連結する
ようにしたものである。
【0043】このような構成によれば、フック式連結機
構による連結を解除することによって、湾曲部側のワイ
ヤケーブルと操作側の作動部材との連結を解除できるよ
うになる。
【0044】フック式連結機構が操作レバーと、操作レ
バーに回動自在に連結されているフックレバーとから成
り、操作レバーが操作部側の作動部材または湾曲部側の
ワイヤケーブルと連結されている部材の内の一方に回動
自在に取付けられるとともに、フックレバーが他方に係
合されることによって連結されるようにした構成によれ
ば、フックレバーによって着脱可能な連結機構が達成さ
れ、必要に応じて分離することが可能になる。
【0045】それぞれのワイヤケーブル毎に連結機構が
設けられているようにした構成によれば、それぞれのワ
イヤケーブルを別々に連結し、あるいはまた分離するこ
とが可能になる。
【0046】連結部の外周囲にカバーが取付けられてい
る構成によれば、このカバーによって連結部を保護する
ことが可能になる。
【0047】カバーに開口が形成され、この開口が連結
機構を閉じる位置と露出させる位置との間で移動可能に
なっている構成によれば、通常はカバーによって連結機
構を閉じるとともに、分離する際に開口によって連結機
構を露出させることが可能になる。
【0048】電線、光ファイバ、流体用チューブの内の
一部または総ての機能を分断するコネクタを具備するよ
うにした構成によれば、このようなコネクタによって、
電線、光ファイバ、流体用チューブの内の一部または総
ての機能を分離することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内視鏡の全体の構成を示す斜視図である。
【図2】連結部の機構を示す分離した状態の正面図であ
る。
【図3】連結部の機構を示す縦断面図である。
【図4】連結動作を示す要部拡大正面図である。
【図5】連結動作を示す要部拡大正面図である。
【図6】連結動作を示す要部拡大正面図である。
【図7】カバーの取付け構造を示す正面図である。
【図8】連結部を閉じた状態のカバーを示す正面図であ
る。
【符号の説明】
10‥‥先端部、11‥‥湾曲部、12‥‥軟性部、1
3‥‥連結部、14‥‥操作部、15‥‥操作ハンド
ル、16‥‥ユニバーサルコード、20‥‥ハウジン
グ、21‥‥接続側ボディ、22‥‥ロックねじ、23
‥‥摺動板、24‥‥ワイヤケーブル、25‥‥インナ
ケーブル、26‥‥係合部、27‥‥ジョイント、28
‥‥位置決めピン、30‥‥被接続側ボディ、31‥‥
摺動板、32‥‥突部、33‥‥ピン、34‥‥操作レ
バー、35‥‥ピン、36‥‥フックレバー、37‥‥
フック、38‥‥作動軸、41‥‥接続側コネクタ、4
2‥‥被接続側コネクタ、43、44‥‥ハーネス、4
8‥‥カバー、49‥‥開口、50‥‥ロックレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H040 CA07 DA11 DA21 DA57 4C061 AA01 BB00 CC06 DD03 FF11 FF24 FF32 FF42 FF45 FF46 FF50 HH36

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端側に屈曲可能な湾曲部を接続して成る
    軟性部と、操作手段を有する操作部とを着脱可能な連結
    部を介して連結したことを特徴とする内視鏡。
  2. 【請求項2】前記連結部にコネクタが設けられ、該コネ
    クタによって分断された電線または光ファイバが着脱可
    能に接続されることを特徴とする請求項1に記載の内視
    鏡。
  3. 【請求項3】前記連結部にコネクタが設けられ、該コネ
    クタによって気体または液体を流動させる分断されたチ
    ューブが着脱可能に接続されていることを特徴とする請
    求項1に記載の内視鏡。
  4. 【請求項4】前記湾曲部を屈曲させるワイヤケーブルが
    前記連結部において操作部側の作動部材と分離可能に連
    結されていることを特徴とする請求項1に記載の内視
    鏡。
  5. 【請求項5】内部に対物光学系を有する先端部と、 先端部を支持し、屈曲可能な湾曲部と、 前記湾曲部の基端側に連結され、柔軟な軟性部と、 前記湾曲部を所望の方向に屈曲させる操作部と、 前記軟性部と前記操作部との間に介在され、両者を着脱
    可能に連結する連結部と、 を具備し、前記連結部は前記湾曲部側のワイヤケーブル
    を前記操作部側の作動部材とフック式連結機構を介して
    着脱可能に連結することを特徴とする内視鏡。
  6. 【請求項6】前記フック式連結機構が操作レバーと、前
    記操作レバーに回動自在に連結されているフックレバー
    とから成り、前記操作レバーが操作部側の作動部材また
    は湾曲部側のワイヤケーブルと連結されている部材の内
    の一方に回動自在に取付けられるとともに、前記フック
    レバーが他方に係合されることによって連結されること
    を特徴とする請求項5に記載の内視鏡。
  7. 【請求項7】それぞれのワイヤケーブル毎に連結機構が
    設けられていることを特徴とする請求項5に記載の内視
    鏡。
  8. 【請求項8】前記連結部の外周囲にカバーが取付けられ
    ていることを特徴とする請求項6に記載の内視鏡。
  9. 【請求項9】前記カバーに開口が形成され、該開口が前
    記連結機構を閉じる位置と露出させる位置との間で移動
    可能になっていることを特徴とする請求項8に記載の内
    視鏡。
  10. 【請求項10】電線、光ファイバ、流体用チューブの内
    の一部または総ての機能を分断するコネクタを具備する
    ことを特徴とする請求項5に記載の内視鏡。
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JP10187610A Pending JP2000014627A (ja) 1998-07-02 1998-07-02 内視鏡

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022071566A1 (ja) * 2020-10-02 2022-04-07 富士フイルム株式会社 内視鏡

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