JPH06120494A - Esd免疫性改善技術 - Google Patents

Esd免疫性改善技術

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JPH06120494A
JPH06120494A JP4013377A JP1337792A JPH06120494A JP H06120494 A JPH06120494 A JP H06120494A JP 4013377 A JP4013377 A JP 4013377A JP 1337792 A JP1337792 A JP 1337792A JP H06120494 A JPH06120494 A JP H06120494A
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JP
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control gate
voltage
source
region
potential
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JP4013377A
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English (en)
Inventor
Yung-Chau Yen
イェン ヤング−チャオ
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National Semiconductor Corp
Original Assignee
National Semiconductor Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H9/00Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
    • H02H9/04Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection responsive to excess voltage
    • H02H9/045Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection responsive to excess voltage adapted to a particular application and not provided for elsewhere
    • H02H9/046Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection responsive to excess voltage adapted to a particular application and not provided for elsewhere responsive to excess voltage appearing at terminals of integrated circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 フローティングゲート技術を使用したスイッ
チングMOSトランジスタを使用してICから静電放電
(ESD)をシャントして除去する。 【構成】 このスイッチングMOSトランジスタは、I
C用の通常の動作電圧より高いがICの所定の電圧レベ
ル特性よりも低い電圧レベルでスイッチする。第一スイ
ッチングMOSトランジスタ10は、その制御ゲート1
4及びドレイン16を関係あるライン11aへ接続し且
つそのソース18を基準点19へ接続することにより、
正のESDストレスに対する経路を提供している。第二
スイッチングMOSトランジスタは、その制御ゲート2
4及びドレイン26を基準点29へ接続し且つそのソー
ス28を該関係のあるラインへ接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大略、保護回路に関す
るものであって、更に詳細には、集積回路における静電
放電(ESD)に対する保護回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】静電放電 半導体集積回路(IC)における静電放電(ESD)は
公知の問題である。集積回路における急激な電圧スパイ
クの不本意の存在は、回路特徴の物理的な破壊を発生さ
せる場合がある。例えば、ESDにより誘起されたスパ
イクは、電界効果トランジスタ(FET)の薄い酸化膜
を破壊させることがあり、又PN接合を劣化させ実効的
に適切なIC動作を破壊する場合がある。典型的な二酸
化シリコンゲートは、その絶縁強度が約107 V/cm
よりも大きい場合に破壊される。ESDストレスの最も
一般的な発生源はユーザのICパッケージの取扱いであ
る。人間の体は、高々2000Vの静電気を蓄積するこ
とが可能であり、その静電気の電荷量はゲート酸化膜又
はその他のIC特徴を容易に破壊することが可能なもの
である。
【0003】ESDに対して保護を行なう最も一般的な
方法は、ESDスパイクをそらせるための抵抗性経路を
与えるために所望のラインに対してシャントするダイオ
ードを挿入することである。この点に関して、例えば米
国特許第4,890,187号(Tailliet e
t al)及びIBMテクニカル・ディスクロージャ・
ブレチン、Vol.22、No.10を参照すると良
い。別の解決方法は、所望のラインに対してシャントさ
せて電界効果トランジスタ(FET)を接続させ且つそ
れをゲート制御型ドレインアバランシェブレークダウン
モードで動作させることである。この点に関しては、例
えば米国特許第4,692,834号(Iwahash
i et al)を参照すると良い。しかしながら、こ
れらの方法はそれなりの制限を有している。典型的に
は、それらは回路入力を保護するためにのみ使用されて
いる。更に、特徴寸法がIC製造において継続して減少
されると、ICにおいて使用されるFETのゲートとチ
ャンネルとの間の酸化物バリヤは更に薄くなり、ブレー
クダウンが発生する蓋然性が一層高まる。
【0004】フローティングゲートトランジスタ 従来のFETにおいては、制御ゲートに充分な電圧を印
加すると、チャンネル領域が導電状態となり、且つソー
スからドレインへ電流が流れる。フローティングゲート
FETにおいては同一のことが成立するが、チャンネル
を導通状態とさせるのに必要とされる電圧は従来のFE
Tにおけるものよりもかなり高いものである。
【0005】図1aは、従来のフローティングゲートF
ET(Nチャンネル)の物理的構成を示している。フロ
ーティングゲートFETはフローティングゲート2を有
しており、それは、例えば層形成された二酸化シリコン
等のような絶縁領域3により制御ゲート4から電気的に
分離されている。両方のゲートがこの絶縁領域によりF
ETの下側に存在するチャンネル領域9から電気的に分
離されている。チャンネル領域9は、P型基板7内に形
成されている同一のN+型ソース6及びドレイン8領域
により画定されている。典型的に、ソース6は基板7
(通常接地されている)へ接続されており、且つ正の電
位が酸化物層3内に形成されている開口を介してソース
及びドレイン領域へ接続されている導電性の金属層を介
してドレイン8へ印加される。図1bにおいて同一の構
成要素には同一の符号が使用されている。しかしなが
ら、理解すべきことであるが、ソース及びドレイン領域
はFETにおいては事実上交換可能なものである。
【0006】フローティングゲートトランジスタは、通
常の回路電圧が回路に印加されているか否かに拘らず、
長期間に亘ってフローティングゲート2を横断して電荷
を維持する能力があるために、消去可能書込み可能リー
ドオンリメモリ(EPROM)等のようなメモリ装置に
おいてよく使用されている。このことが成立するのは、
酸化物バリアに打ち勝つために且つフローティングゲー
ト上に電荷を格納し又はその電荷を解放させるために必
要とされる電圧は比較的大きなものだからである(回路
電圧と比較して)。充電状態は、ドレイン接合をアバラ
ンシェブレークダウンへ駆動することにより達成され、
従ってその場合に、高エネルギ電子が厚い酸化物を浸透
し且つフローティングゲート上にトラップされる。その
電荷は装置上に紫外線を照射することにより消去され、
その際にトラップされた電子が励起され且つフローティ
ングゲートから除去される。
【0007】フローティングゲート上に電荷を格納する
ために必要とされるフローティングゲート電圧VF は次
式で表わすことが可能である。
【0008】VF =VG ×[C2 /(C1 +C2 )] 尚、C1 =フローティングゲートとチャンネルとの間の
実効容量 C2 =フローティングゲートと制御ゲートとの間の実効
容量 VG =制御ゲートにおける電圧 フローティングゲート電圧VF は、チャンネルにおける
ドーパントレベルを調節するための従来の拡散又はイオ
ン注入技術を使用して装置の製造過程中に調整すること
が可能である。一方、実効容量の比を酸化物厚さを変化
させることにより調節することが可能である。
【0009】充分な電圧VG が制御ゲート4へ印加され
ると、電流が誘起されてソース6からドレイン8へチャ
ンネル5を横断して流れる。従って、フローティングゲ
ートトランジスタは、上述した電荷注入モデルとは関係
なしに、以下に説明する如く、ESDに対する保護を与
えるために新規な態様で使用することが可能である。
【0010】
【課題を解決するための手段】MOS集積回路は、所定
レベルを超える電圧(ESDストレス)の印加により適
切な動作が破壊される回路特徴を有している。本発明に
よれば、該回路特徴は、集積回路の通常の動作電圧より
も大きいが該回路特徴の所定の電圧レベルよりも低い電
圧レベルにおいてスイッチすべく適合されており、従っ
て過剰な電圧を該回路特徴からシャントして取除くスイ
ッチング手段によりESDストレスに対しての保護が図
られている。
【0011】本発明の好適実施例においては、該スイッ
チング手段が、集積回路の通常の動作電圧よりも大きい
が該回路特徴の所定の電圧レベルよりも多少低いフロー
ティングゲート電圧を持ったフローティングゲートトラ
ンジスタ構成を使用している。第一フローティングゲー
トトランジスタは、その制御ゲート及びドレインを興味
のあるラインへ接続させ且つそのソースを基準点へ接続
させることにより正のESDストレスに対する経路を与
えている。従って、正のESDストレスが該興味のある
ラインの上に表われる場合には、制御ゲートからソース
への電位が充分に正となって該トランジスタをターンオ
ンさせ且つそのチャンネルを導通状態とさせ、従ってE
SDストレスを該基準点に対してシャントさせ且つ該興
味のあるラインから取除く。第二フローティングゲート
トランジスタは、その制御ゲート及びドレインを該基準
点へ接続し且つそのソースを該興味のあるラインへ接続
させることにより負のESDストレスに対する経路を提
供している。従って、該興味のあるライン上に負のES
Dストレスが表われる場合には、ソース電位は制御ゲー
ト電位よりも充分に低く、該トランジスタをターンオン
させ且つそのチャンネルを導通状態とさせ、従って該基
準点に対するESDストレスをシャントさせ該興味のあ
るラインから除去している。
【0012】本発明は、ESDストレスをそらさせる簡
単な方法を提供している。MOS装置の適切な動作が破
壊される点よりも多少低い電圧レベルにおいてスイッチ
するフローティングゲート装置を製造することにより、
MOS装置の一体性乃至は信頼性を保護することが可能
である。
【0013】
【実施例】従来のICチップパッケージにおいては、回
路への電気的接続は、IC構成体の表面上のボンディン
グパッドを介してなされている。該ボンディングパッド
は、ICチップパッケージから延在するピンを介してユ
ーザへアクセス可能なものとされている。通常、ICパ
ッケージは、プリント回路基板上のソケット内に挿入さ
れる。
【0014】本発明によれば、フローティングゲートト
ランジスタが、基準点(通常は接地)への種々の回路リ
ードをシャントする。フローティングゲートトランジス
タは、上述した従来の技術に関するセクションにおいて
説明した如き従来の方法に従って構成される。全てのフ
ローティングゲートトランジスタは通常のIC動作期間
中はオフすべく構成される。
【0015】図2を参照すると、ICパッケージはボン
ディングパッド11を有しており、それによって、ユー
ザはライン11aへ接続されている回路特徴へアクセス
を行なう。フローティングゲートトランジスタ10は、
その制御ゲート14及びドレイン16をライン11aへ
接続しており、且つそのソース18をノード19へ接続
している。第二フローティングゲートトランジスタ20
は、その制御ゲート24及びそのドレイン26をノード
29へ接続しており且つそのソース28をライン11a
へ接続している。
【0016】図2の構成体の典型的な適用例において
は、ユーザが、パッド11を介してIC供給電圧Vcc
供給する。同様に、ユーザは、ノード19及び29にI
C基準電圧Vss(通常は接地)を供給する。正のESD
ストレス(Vssに関して)がパッド11に表われると、
制御ゲート14からソース18への電位が充分に正とな
ってトランジスタ10をターンオンし、且つESDスト
レスがドレイン16からソース18更にVssへの導通経
路に沿って除去され且つ内部回路へ与えられることはな
い。しかしながら、制御ゲート24における電位はソー
ス28におけるものよりも低いので、トランジスタ20
はオフしている。負のESDストレス(Vssに関して)
がパッド11に表われると、ソース28における電位が
制御ゲート24における電位よりも充分に低く降下して
トランジスタ20をターンオンさせ、従ってESDスト
レスをVssへ導通させ且つ内部回路へ導通させることは
ない。制御ゲート14における電位はソース18におけ
るものよりも低いので、トランジスタ10はオフのまま
である。
【0017】図3を参照すると、このICもボンディン
グパッド12を有しており、そこに内部回路からの出力
が供給される。本発明によれば、フローティングゲート
トランジスタ30,40,50,60がパッド12から
ライン12aに沿って接続されており、パッド12に表
われることのあるESDストレスから内部回路を保護し
ている。トランジスタ30は、その制御ゲート34及び
ドレイン36をライン12aへ接続しており且つそのソ
ース38をVccへ接続している。トランジスタ40は、
その制御ゲート44及びドレイン46をVssへ接続して
おり且つそのソース48をライン12aへ接続してい
る。トランジスタ50は、その制御ゲート54及びドレ
イン58をVccへ接続しており且つそのソース56をラ
イン12aへ接続している。トランジスタ60はその制
御ゲート64及びドレイン68をライン12aへ接続し
ており且つそのソース66を基準電圧Vssへ接続してい
る。トランジスタ70及び80は通常出力回路と関連す
るタイプの従来のFETバッファトランジスタである。
トランジスタ70はPチャンネルFETであって、その
ドレイン76はライン12aへ接続されており、そのソ
ース78はVccへ接続されており且つそのゲート74は
該回路により駆動される。トランジスタ80はNチャン
ネルFETであって、そのソースはVssへ接続されてお
り、そのドレイン88はライン12aへ接続されており
且つそのゲート84は該回路へ接続されている。
【0018】正のESDストレス(Vssに関して)がパ
ッド12に表われると、制御ゲート64からソース66
に対して大きな正の電位が存在し、それはトランジスタ
60をターンオフさせるのに充分なものである。従っ
て、ESDストレスはドレイン68からソース66へ更
にVssへ導通され、且つ内部回路へ導通されることはな
い。制御ゲート44における電位はソース48における
ものよりも低いので、トランジスタ40はオフのままで
ある。
【0019】負のESDストレス(Vssに関して)がパ
ッド12に表われると、ソース48における電位が制御
ゲート44におけるものよりも充分に低く降下してトラ
ンジスタ40をターンオンさせ、従ってパッド12から
ソース48へ更にドレイン46へ即ちVssへESDスト
レスを導通させ内部回路へ供給させることはない。同様
に、制御ゲート64における電位はソース66における
電位よりも低く、従ってトランジスタ60はオフのまま
である。
【0020】正のESDストレス(Vccに関して)がパ
ッド12に表われると、制御ゲート34からソース38
へかけて大きな正の電位が存在し、それはトランジスタ
30をターンオンさせるのに充分なものである。従っ
て、ESDストレスはドレイン36からソース38へ更
にVccへ導通され、それが内部回路へ供給されることは
ない。制御ゲート54における電位はソース56におけ
る電位よりも低いので、トランジスタ50はオフのまま
である。
【0021】負のESDストレス(Vccに関して)がパ
ッド12に表われると、制御ゲート54はソース56に
おけるよりも電位が一層高く、従ってトランジスタ50
はターンオンし、従ってESDストレスはソース56か
らドレイン58へ更にライン11aへ導通され、それが
内部回路へ供給されることはない。制御ゲート34の電
位はソース38の電位よりも低いので、トランジスタ3
0はオフのままである。
【0022】図4を参照すると、出力回路のESD保護
技術に関する別の実施例が示されている。図3の従来の
バッファトランジスタ70及び80を修正して簡単化し
た製造において本フローティングゲート原理の利点を得
ることが可能である。真のフローティングゲートとする
代わりに、トランジスタ70a及び80aはフローティ
ングゲートをシミュレートするために回路接続72aを
使用している。更に、トランジスタ70a及び80aの
各々は2個の制御ゲートを有している。その他の点で
は、製造方法は従来技術と同一である。
【0023】トランジスタ70aはPチャンネルFET
であって、そのドレイン76aはライン12aへ接続し
ており、ソース78aはVccへ接続しており、第一ゲー
ト74a1 はVccへ接続しており、第二ゲート74a2
はライン12aへ接続している。トランジスタ80aは
NチャンネルFETであって、そのソース86aはVss
へ接続しており、ドレイン88aはライン12aへ接続
しており、第一ゲート84a1 はライン12aへ接続し
ており、且つ第2ゲート84a2 はVssへ接続してい
る。トランジスタ70a及び80aのソース及びドレイ
ンの機能は、どちらの制御ゲートが付勢化されるかに依
存して交換させることが可能である。
【0024】正のESDストレス(Vssに関して)がパ
ッド12に表われると、ゲート84a1 からソース86
aに対しての電位が充分に正となってトランジスタ80
aをターンオンさせ、且つESDストレスがドレイン8
8aからソース86a且つVssへ導通される。負のES
Dストレス(Vssに関して)がパッド12に表われる
と、ドレイン88aはトランジスタ80aをターンオン
させるのに充分に制御ゲート84a2 より低い電位に降
下されることによりソースとして機能し、且つ該ストレ
スはソース88aからドレイン86aへ且つVssへ導通
される。
【0025】正のESDストレス(Vccに関して)がパ
ッド12に表われると、ソース76aからゲート74a
にかけての電位がトランジスタ70a(Pチャンネル装
置)をターンオンさせるのに充分なものとなり、且つE
SDストレスがドレイン76aからソース78aへ且つ
ccへ導通される。負のESDストレス(Vccに関し
て)がパッド12に表われると、ゲート74a2 がソー
ス78aにおけるよりも電位が低くなる。従って、トラ
ンジスタ70aはターンオンされ且つESDストレスは
ドレイン76aからソース78aへ且つVccへ導通され
る。
【0026】次に、図5を参照すると、このICもボン
ディングパッド13を有しており、そこで、内部回路に
対しての入力信号が供給される。本発明によれば、トラ
ンジスタ90は2個の制御ゲート94a及び94bを有
している。制御ゲート94aはライン13aへ接続され
ており、制御ゲート94bはVccへ接続されており、ソ
ース96はライン13aへ接続されており、且つドレイ
ン98はVccへ接続されている。トランジスタ100は
ライン13aへ接続されている制御ゲート104aと、
ssへ接続されている制御ゲート104bと、Vssへ接
続されているソース106と、ライン13aへ接続され
ているドレイン108とを有している。トランジスタ9
0及び100のソース及びドレインの機能は、どちらの
制御ゲートが付勢化されるかに依存して交換可能であ
る。
【0027】バッファトランジスタ170及び180は
典型的に入力回路と関連して使用される従来のバッファ
トランジスタである。トランジスタ170はPチャンネ
ルFETであって、そのドレイン176は該回路へ接続
されており、そのソース178はVccへ接続されてお
り、且つそのゲート174はライン13aへ接続されて
いる。トランジスタ180はNチャンネルFETであっ
て、そのソース186はVssへ接続されており、そのド
レイン188は該回路へ接続されており、且つそのゲー
ト184はライン13aへ接続されている。
【0028】正のESDストレス(Vssに関して)がパ
ッド13に表われると、制御ゲート104aはソース1
06におけるよりも電位が高く、且つトランジスタ10
0はターンオンし、ESDストレスはドレイン108か
らソース106へ且つVssへ導通される。負のESDス
トレス(Vssに関して)がパッド13に表われると、ソ
ース108における電位は制御ゲート104bにおける
電位よりも充分に低く降下してトランジスタ100をタ
ーンオンさせ、且つESDストレスはソース108から
ドレイン106へ且つVssへ導通される。
【0029】正のESDストレス(Vccに関して)がパ
ッド13に表われると、制御ゲート94aがソース98
(交換可能)におけるよりも電位が一層高くなり、且つ
トランジスタ90はターンオンし、ESDストレスはド
レイン96(交換可能)からソース98へ且つライン1
3aへ導通される。負のESDストレス(Vccに関し
て)がパッド13に表われると、制御ゲート94bはソ
ース96よりも一層電位が高くなり、且つトランジスタ
90がターンオンし、ESDストレスはソース96から
ドレイン98へ且つVccへ導通される。
【0030】次に、図6を参照すると、ボンディングパ
ッド11,12,13及び図2,3,5に関して上述し
た対応するESDストレス保護回路を持ったICの一部
が示されている。トランジスタ10及び20は図2に関
して上述した如くVssとVccとの間に接続されている。
ライン11aはVccラインである。トランジスタ30,
50,70は、Vccとライン12aとの間に接続されて
おり、且つトランジスタ40,60,80は、図3に関
して上述した如く、Vssとライン12aとの間に接続さ
れている。トランジスタ90及び170はVccとライン
13aとの間に接続されており、且つトランジスタ10
0及び180は、図5に関して上述した如く、Vssとラ
イン13aとの間に接続されている。勿論、典型的なチ
ップパッケージではボンディングパッドを介してアクセ
ス可能な複数個のその他の回路を有しており、その各々
を本明細書に記載する回路及び方法によりESDストレ
スに対して保護することが可能である。
【0031】上述した図2,3,5に関する説明は、各
タイプの回路に対しての主要な導通経路について説明し
ている。しかしながら、図6から明らかな如く、典型的
なICにおけるこれら3つのタイプの回路は相互依存性
があり、別の導通経路が供給される。更に、これらのト
ランジスタの幾つかは特定の組の条件下において順方向
バイアスされ、基板に対しての導通経路を与える。例え
ば、Nチャンネルトランジスタは従来の態様で負のES
Dストレスにより順方向バイアスされる。しかしなが
ら、このような従来のESD保護方法に関する詳細な説
明は割愛する。なぜならば、本発明は、ESPRON型
メモリ装置としてではなく、ESDストレスに対するシ
ャントとしての新規な態様でのフローティングゲートト
ランジスタ技術の使用に関するものだからである。
【0032】正のESDストレス(Vssに関して)がパ
ッド11に表われると、制御ゲート54はソース56に
おけるよりも一層電位が高くなり、従ってトランジスタ
50がターンオンし、ドレイン58からソース56へ且
つライン12aへESDストレスを導通させる。制御ゲ
ート64はソース66よりも一層電位が高いので、トラ
ンジスタ60はターンオンし、ESDストレスはドレイ
ン68からソース66へ且つVssへ導通される。
【0033】同様に、制御ゲート94bはソース96に
おけるよりも電位が一層高いので、トランジスタ90は
ターンオンし、ESDストレスはドレイン98からソー
ス96へ且つライン13aへ導通される。制御ゲート1
04aはソース106におけるよりも電位が一層高いの
で、トランジスタ100がターンオンし、ESDストレ
スはドレイン108からソース106へ且つVssへ導通
される。
【0034】負のESDストレス(Vssに関して)がパ
ッド11に表われると、制御ゲート34はソース38に
おけるよりも一層高い電位とされ且つトランジスタ30
がターンオンする。従って、ESDストレスは、ソース
38からドレイン36へ且つライン12aへ導通され
る。制御ゲート44はソース48におけるよりも一層高
い電位となり、従ってトランジスタ40はターンオンさ
れる。従って、ESDストレスは、ソース48からドレ
イン46へ且つVssへ導通される。
【0035】負のパルスもソース98に存在し、従って
制御ゲート94aはソース98よりも一層電位が高く、
且つトランジスタ90はターンオンする。従って、ES
Dストレスはソース98からドレイン96へ且つライン
13aへ導通される。ソース108における電位は制御
ゲート104bにおける電位よりも充分に低く降下しト
ランジスタ100がターンオンされる。従って、ESD
ストレスは、ソース108からドレイン106へ且つV
ssへ導通される。
【0036】正のESDストレスが(Vssに関して)パ
ッド12に表われると、制御ゲート34はソース38に
おけるよりも一層高い電位となり、且つトランジスタ3
0がターンオンし、ESDストレスはドレイン36から
ソース38へ且つライン11aへ導通される。従って、
制御ゲート14において存在する電位はトランジスタ1
0をターンオンさせるのに未だ充分であり、従ってES
Dストレスはドレイン16からソース18へ且つVss
導通される。
【0037】更に、Pチャンネルトランジスタ70のド
レイン76が順方向バイアスされる。従って、ESDス
トレスは、ソース76からドレイン78へ且つライン1
1aへ導通され、従って上述した如く、トランジスタ1
0を介してVssへ導通される。
【0038】正のESDストレス(Vccに関して)がパ
ッド12に表われると、制御ゲート64がソース66に
おけるよりも一層高い電位となり、且つトランジスタ6
0がターンオンし、ESDストレスはVssへ導通され
る。ソース26及び制御ゲート24はVssへ接続されて
いるので、制御ゲート24からドレイン28への電位は
トランジスタ20をターンオンさせるのに充分であり且
つESDストレスはドレイン26からソース28へ且つ
ライン11aへ、又Vccラインへ導通される。
【0039】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 従来のEPROM構成を示した概略図。
【図1b】 図1の構成の等価回路を示した概略図。
【図2】 本発明に基づくESD保護回路の一側面を示
した概略図。
【図3】 本発明に基づくESD保護回路の第二実施例
を示した概略図。
【図4】 本発明に基づくESD保護回路の第二の側面
の別の実施例を示した概略図。
【図5】 本発明に基づくESD保護回路の第三の側面
を示した概略図。
【図6】 本発明に基づくESD保護回路の好適実施例
を示した概略図。
【符号の説明】 10 第一フローティングゲートトランジスタ 11 ボンディングパッド 11a 興味のあるライン 14 制御ゲート 16 ドレイン 18 ソース 19 基準点(ノード) 20 第二フローティングゲートトランジスタ 24 制御ゲート 26 ドレイン 29 基準点(ノード) 28 ソース

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電放電に対する免疫性を有する装置に
    おいて、 (a)ブランチラインによりアクセス可能な少なくとも
    1個の回路特徴を具備するMOS集積回路が設けられて
    おり、所定の電圧レベルを超えた第一電圧が前記ブラン
    チライン上に表われる場合に前記回路特徴の適切な動作
    が破壊され、 (b)前記ブランチラインへ接続されており且つ前記集
    積回路に対する通常の動作電圧より高いが前記所定電圧
    レベルよりも低い第二電圧に応答し前記第一電圧を前記
    回路特徴からシャントして除去する少なくとも1個のス
    イッチングMOSトランジスタが設けられている、 ことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記スイッチングM
    OSトランジスタが、制御ゲートと、フローティングゲ
    ートと、ソースと、ドレインとを有しており、且つ前記
    制御ゲートが前記ドレインへ電気的に接続されており、
    且つ前記トランジスタが、制御ゲートからソースへの正
    の電位が前記第二電圧より高いか又は等しい場合に、ス
    イッチすべく構成されていることを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記ブランチライン
    が前記集積回路へ供給電圧を供給することを特徴とする
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記ブランチライン
    が前記集積回路への論理レベル入力信号を担持すること
    を特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記ブランチライン
    が前記集積回路からの論理レベル出力信号を担持するこ
    とを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 MOS集積回路特徴への供給電圧を担持
    するブランチラインにおける静電放電に対する保護回路
    において、所定の電圧レベルを超えた第一電圧が前記ブ
    ランチライン上に表われる場合に前記回路特徴の適切な
    動作が破壊されるものであり、 (a)第一制御ゲートと、第一フローティングゲート
    と、第一ソースと、第一ドレインとを具備する第一スイ
    ッチングMOSトランジスタが設けられており、前記第
    一制御ゲート及び第一ドレインは前記ブランチラインへ
    接続されており、且つ前記第一ソースは基準点へ接続さ
    れており、 (b)第二制御ゲートと、第二フローティングゲート
    と、第二ソースと、第二ドレインとを具備する第二スイ
    ッチングMOSトランジスタが設けられており、前記第
    二制御ゲート及び前記第二ドレインが前記基準点へ接続
    されており、且つ前記第二ソースが前記ブランチライン
    へ接続されており、 前記第一及び第二スイッチングMOSトランジスタの各
    々は、前記集積回路用の通常の動作電圧より高いが前記
    所定電圧より低い大きさを持った正の電位が夫々のトラ
    ンジスタにおける制御ゲートからソースにおいて存在す
    る場合にスイッチすべく構成されており、前記第一電圧
    が正のパルスである場合に、前記第一制御ゲート電位が
    前記第一ソース電位よりも充分に高く上昇されて、前記
    第一スイッチングMOSトランジスタがスイッチして前
    記第一電圧を前記基準点へ且つ前記回路特徴から離れる
    方向に導通させ、且つ前記第一電圧が負のパルスである
    場合には、前記第二ソース電位が前記第二制御ゲート電
    位より充分低く降下して前記第二スイッチングMOSト
    ランジスタがスイッチして前記第一電圧を前記基準点へ
    且つ前記回路特徴から離れる方向へ導通させることを特
    徴とする回路。
  7. 【請求項7】 MOS集積回路特徴からの出力ラインへ
    結合されているブランチラインにおける静電放電に対す
    る保護回路において、前記回路特徴の適切な動作は、所
    定の電圧レベルを超える第一電圧が前記ブランチライン
    上に表われる場合に破壊されるものであり、 (a)第一制御ゲートと、第一フローティングゲート
    と、第一ソースと、第一ドレインとを具備する第一スイ
    ッチングMOSトランジスタが設けられており、前記第
    一制御ゲート及び第一ドレインは前記ブランチラインへ
    接続されており、且つ前記第一ソースは第一基準点へ接
    続されており、 (b)第二制御ゲートと、第二フローティングゲート
    と、第二ソースと、第二ドレインとを具備する第二スイ
    ッチングMOSトランジスタが設けられており、前記第
    二制御ゲート及び第二ドレインは第二基準点へ接続され
    ており、且つ前記第二ソースは前記ブランチラインへ接
    続されており、 (c)第三制御ゲートと、第三フローティングゲート
    と、第三ソースと、第三ドレインとを具備する第三スイ
    ッチングMOSトランジスタが設けられており、前記第
    三制御ゲート及び第三ドレインは前記ブランチラインへ
    接続されており、且つ前記第三ソースは前記第二基準点
    へ接続されており、 (d)第四制御ゲートと、第四フローティングゲート
    と、第四ソースと、第四ドレインとを具備する第四スイ
    ッチングMOSトランジスタが設けられており、前記第
    四制御ゲート及び第四ドレインは前記第一基準点へ接続
    されており、且つ前記第四ソースは前記ブランチライン
    へ接続されており、 前記第一、第二、第三、第四スイッチングMOSトラン
    ジスタの各々は、前記集積回路用の通常の動作電圧を超
    えるが前記所定電圧より低い大きさを持った正の電位が
    夫々のトランジスタにおける制御ゲートからソースに存
    在する場合にスイッチすべく構成されており、前記第一
    電圧が正のパルスである場合には、前記第一制御ゲート
    電位が前記第一ソース電位を超えて充分に上昇されて前
    記第一スイッチングMOSトランジスタがスイッチして
    前記第一電圧を前記第一基準点へ且つ前記回路特徴から
    離れる方向に導通させ、且つ前記第三制御ゲート電位が
    前記第三ソース電位より充分に高く上昇されて前記第三
    スイッチングMOSトランジスタがスイッチして前記第
    一電圧を前記第二基準点に対して且つ前記回路特徴から
    離れる方向に導通させ、且つ前記第一電圧が負のパルス
    である場合には、前記第二ソース電位が前記第二制御ゲ
    ート電位より充分に低く降下して前記第二スイッチング
    MOSトランジスタがスイッチして前記第一電圧を前記
    第二基準点へ且つ前記回路特徴から離れる方向に導通さ
    せ且つ前記第四ソース電位が前記第四制御ゲート電位よ
    りも充分に低く降下して前記第四スイッチングMOSト
    ランジスタがスイッチして前記第一電圧を前記第一基準
    点に対し且つ前記回路特徴から離れる方向に導通させる
    ことを特徴とする回路。
  8. 【請求項8】 請求項7において、更に、前記ブランチ
    ラインを前記出力ラインへ結合させる出力バッファが設
    けられていることを特徴とする回路。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記出力バッファに
    おいて、 (a)第五制御ゲートと、第五ソースと、第五ドレイン
    とを具備するPチャンネル電界効果トランジスタが設け
    られており、前記第五ドレインは前記第一基準点へ接続
    されており、前記第五ソースは前記ブランチラインへ接
    続されており、前記第五制御ゲートは前記出力ラインへ
    接続されており、 (b)第六制御ゲートと、第六ソースと、第六ドレイン
    とを具備するNチャンネル電界効果トランジスタが設け
    られており、前記第六制御ゲートは前記出力ラインへ接
    続されており、前記第六ドレインは前記第二基準点へ接
    続されており、前記第六ソースは前記ブランチラインへ
    接続されている、 ことを特徴とする回路。
  10. 【請求項10】 請求項7において、前記第一基準点は
    回路供給電圧(Vcc)であり、且つ前記第二基準点は回
    路基準電圧(Vss)であることを特徴とする回路。
  11. 【請求項11】 特性絶縁ブレークダウン電圧を持った
    MOS集積回路特徴から出力ラインへ結合されているブ
    ランチラインにおける静電放電に対する保護回路におい
    て、所定の電圧レベルを超える第一電圧が前記ブランチ
    ライン上に表われる場合に前記回路特徴の適切な動作が
    破壊されるものであって、 (a)第一導電型の基板物質内に第一スイッチングMO
    Sトランジスタが形成されており、第二導電型の第一及
    び第二領域が前記基板のチャンネルにより分離されて前
    記基板内に形成されており、絶縁領域が前記基板上に形
    成されており、前記絶縁領域内の第一領域の垂直上方に
    第一制御ゲートが配設されており、前記絶縁領域内の第
    二領域の垂直上方に第二制御ゲートが配設されており、
    前記絶縁領域において前記基板と前記第一及び第二制御
    ゲートとの間に第三制御ゲートが配設されており、前記
    第一制御ゲート及び前記第一領域は第一基準点へ接続さ
    れており、前記第二制御ゲート及び第二領域は前記ブラ
    ンチラインへ接続されており、且つ前記第三制御ゲート
    は前記出力ラインへ接続されており、 (b)第二スイッチングMOSトランジスタが第二導電
    型の基板物質内に形成されており、第一導電型の第三及
    び第四領域が前記基板のチャンネルにより分離されて前
    記基板内に形成されており、絶縁領域が前記基板上に形
    成されており、前記絶縁領域において前記第三領域上の
    垂直上方に第四制御ゲートが配設されており、前記絶縁
    領域において前記第四領域の垂直上方に第五制御ゲート
    が配設されており、前記絶縁領域において前記基板と前
    記第四及び第五制御ゲートとの間に第六制御ゲートが配
    設されており、前記第四制御ゲート及び第三領域が第二
    基準点へ接続されており、前記第五制御ゲート及び前記
    第四領域が前記ブランチラインへ接続されており、且つ
    前記第六制御ゲートが前記出力ラインへ接続されてお
    り、 前記第一スイッチングMOSトランジスタは、前記集積
    回路用の通常の動作電圧より高いが前記所定の電圧より
    低い大きさを持った正の電位が前記第一制御ゲートから
    前記第二領域、又は前記第二制御ゲートから前記第一領
    域に存在する場合にスイッチすべく構成されており、且
    つ前記第二スイッチングMOSトランジスタは前記所定
    の電圧より低い大きさを持った正の電位が前記第四制御
    ゲートから前記第四領域、又は前記第五制御ゲートから
    前記第三領域に存在する場合にスイッチすべく構成され
    ており、従って前記第一電圧が正のパルスである場合に
    は、前記第二制御ゲート電位が前記第一領域電位より充
    分に高く上昇されて前記第一スイッチングMOSトラン
    ジスタがスイッチして前記第一電圧を前記第一基準点に
    対し且つ前記回路特徴から離れる方向に導通させ、且つ
    前記第五制御ゲート電位が前記第三領域電位よりも充分
    に高く上昇されると前記第二スイッチングMOSトラン
    ジスタがスイッチして前記第一電圧を前記第二基準点に
    対し且つ前記回路特徴から離れる方向に導通させ、且つ
    前記第一電圧が負のパルスである場合には、前記第二領
    域電位が前記第一制御ゲート電位より充分に低く降下さ
    れて、前記第一スイッチングMOSトランジスタがスイ
    ッチして前記第一電圧を前記第一基準点に対し且つ前記
    回路特徴から離れる方向に導通し、且つ前記第四領域電
    位が前記第四制御ゲート電位より充分に低く降下されて
    前記第二スイッチングMOSトランジスタがスイッチし
    て前記第一電圧を前記第二基準点に対し且つ前記回路特
    徴から離れる方向に導通させることを特徴とする保護回
    路。
  12. 【請求項12】 MOS集積回路特徴の入力ラインへ結
    合されているブランチラインにおける静電放電に対する
    保護回路において、所定の電圧レベルを超える電圧が前
    記ブランチライン上に表われる場合に前記回路特徴の適
    切な動作が破壊されるものであって、 (a)第一スイッチングMOSトランジスタが第一導電
    型の基板物質内に形成されており、第二導電型の第一及
    び第二領域が前記基板内に前記基板のチャンネルにより
    分離されて形成されており、絶縁領域が前記基板上に形
    成されており、前記絶縁領域において前記第一領域の垂
    直上方に第一制御ゲートが配設されており、前記絶縁領
    域において前記第二領域の垂直上方に第二制御ゲートが
    配設されており、前記基板と前記第一及び第二制御ゲー
    トとの間に配設されて第一フローティングゲートが酸化
    物層内に形成されており、前記第一制御ゲート及び前記
    第一領域は第一基準点へ接続されており、且つ前記第二
    制御ゲート及び第二領域は前記ブランチラインへ接続さ
    れており、 (b)第二スイッチングMOSトランジスタが第一導電
    型の基板物質内に形成されており、第二導電型の第三及
    び第四領域が前記基板のチャンネルにより分離されて前
    記基板内に形成されており、前記基板上に絶縁領域が形
    成されており、前記絶縁領域において前記第三領域の垂
    直上方に第三制御ゲートが配設されており、前記絶縁領
    域において前記第四領域の垂直上方に第四制御ゲートが
    配設されており、前記絶縁領域において前記基板と前記
    第三及び第四制御ゲートとの間に第二フローティングゲ
    ートが配設されており、前記第三制御ゲート及び前記第
    三領域が第二基準点へ接続されており、且つ前記第四制
    御ゲート及び前記第四領域が前記ブランチラインへ接続
    されており、 前記第一スイッチングMOSトランジスタは、前記集積
    回路用の通常の動作電圧より高いが前記所定の電圧より
    低い大きさを持った正の電位が前記第一制御ゲートから
    前記第二領域又は前記第二制御ゲートから前記第一領域
    に存在する場合にスイッチすべく構成されており、且つ
    前記第二スイッチングMOSトランジスタは、前記所定
    の電圧より低い大きさを持った正の電位が前記第三制御
    ゲートから前記第四領域又は前記第四制御ゲートから前
    記第三領域に存在する場合にスイッチすべく構成されて
    おり、従って前記第一電圧が正のパルスである場合に
    は、前記第二制御ゲート電位が前記第一領域電位よりも
    充分に高く上昇されて前記第一スイッチングMOSトラ
    ンジスタがスイッチして前記第一電圧を前記第一基準点
    に対し且つ前記回路特徴から離れる方向に導通させ、且
    つ前記第四制御ゲート電位が前記第三領域電位よりも充
    分に高く上昇されて前記第二スイッチングMOSトラン
    ジスタがスイッチして前記第一電圧を前記第二基準点に
    対し且つ前記回路特徴から離れる方向に導通させ、且つ
    前記第一電圧が負のパルスである場合には、前記第二領
    域電位が前記第一制御ゲート電位よりも充分に低く降下
    されて前記第一スイッチングMOSトランジスタがスイ
    ッチして前記第一電圧を前記第一基準点に対し且つ前記
    回路特徴から離れる方向に導通させ、且つ前記第三領域
    電位が前記第四制御ゲート電位より充分に低く降下され
    て前記第二スイッチングMOSトランジスタがスイッチ
    して前記第一電圧を前記第二基準点に対し且つ前記回路
    特徴から離れる方向に導通させることを特徴とする回
    路。
  13. 【請求項13】 請求項12において、更に、前記ブラ
    ンチラインを前記入力ラインへ結合させる入力バッファ
    が設けられていることを特徴とする回路。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記入力バッフ
    ァにおいて、 (a)第五制御ゲートと、第一ソースと、第一ドレイン
    とを具備するPチャンネル電界効果トランジスタが設け
    られており、前記第五制御ゲートは前記ブランチライン
    へ接続されており、前記弟一ソースは前記第二基準点へ
    接続されており、且つ前記第一ドレインは入力ラインへ
    接続されており、 (b)第六制御ゲートと、第二ソースと、第二ドレイン
    とを具備するNチャンネル電界効果トランジスタが設け
    られており、前記第六制御ゲートは前記ブランチライン
    へ接続されており、前記第二ドレインは前記第一基準点
    へ接続されており、且つ前記第二ソースは前記入力ライ
    ンへ接続されている、 ことを特徴とする回路。
JP4013377A 1991-01-29 1992-01-28 Esd免疫性改善技術 Pending JPH06120494A (ja)

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US07/647,740 US5272586A (en) 1991-01-29 1991-01-29 Technique for improving ESD immunity
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