JPH0611209Y2 - ウオ−タプル−フプレ−ト - Google Patents

ウオ−タプル−フプレ−ト

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JPH0611209Y2
JPH0611209Y2 JP1987096049U JP9604987U JPH0611209Y2 JP H0611209 Y2 JPH0611209 Y2 JP H0611209Y2 JP 1987096049 U JP1987096049 U JP 1987096049U JP 9604987 U JP9604987 U JP 9604987U JP H0611209 Y2 JPH0611209 Y2 JP H0611209Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headlight
water
vertical wall
vehicle body
opening
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987096049U
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English (en)
Other versions
JPS63202518U (ja
Inventor
克之 吉沢
博 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車体最前部のヘッドライトサポート上の吸気ダ
クトの開口に対して、水が浸入することを防止するため
のウォータプルーフプレートに関する。
(従来の技術) 車両、特に乗用車の車体最前部にはヘッドライトを支持
するヘッドライトサポートが設けられている。このヘッ
ドライトサポートは車幅方向に延びる縦板状を呈し、こ
れにはフロントサイドメンバやフロントクロスメンバ等
が一体的に接合され、これにより車体前端の剛性を確保
している。
ところで、車両のエンジンの吸気管系の先端部は、通
常、吸気ダクトにより形成され、その開口は吸入効率を
良好に保つべく、たとえば第5図に示すように車体前方
に向けて形成されることが多い。この場合、吸気ダクト
1はヘッドライトサポート2を貫通して支持され、その
開口3はヘッドライト4とヘッドライトサポート2の上
縁に結合されたアッパバー5の下面との間に配設され
る。
(考案が解決しようとする問題点) 車両は場合により冠水路を走行する必要がある。このよ
うな冠水路走行では、たとえ、水位が開口3より低くて
も、車体前部においては水がかき上げられ、水位が他の
部分より高くなる。
ところが、第5図に示したような従来の車両の開口3は
その車体前方側が開いており、ヘッドライト4の上面に
かき上げられた水をエンジン負圧により吸込み易い形状
を呈している。このような、開口より水を吸入する状態
に陥るとエンジンはウォータハンマ現象を起し、これに
よる破損を受けてしまい、問題となっている。
本考案の目的は、冠水路走行時における、吸気ダクトの
開口に対する水の浸入を防止することができるウォータ
プルーフプレートを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成するために、本考案によるウォータプ
ルーフプレートは、ヘッドライトを支持するヘッドライ
トサポートにおける上記ヘッドライトの上方部分を貫通
して開口する吸気ダクトの開口よりも前方に離れて配設
されるウォータプルーフプレートであって、上記ヘッド
ライトサポートの上縁より車体前方に延出するアッパバ
ーに取付けられる固定部と、この固定部より下向きに延
出すると共に少なくとも下端部が上記ヘッドライトの上
面に圧接する可撓性材料からなる縦壁部とを有し、上記
縦壁部の車体中央側の延出部が上記ヘッドライトサポー
トに向けて延出形成され、かつ、上記縦壁部の主要部が
上記吸気ダクトの開口を車体前方側より覆うように形成
されたことを特徴としている。
(作用) 車体前方側から流動してくる水を縦壁部の主要部が側方
に流動させるよう働く上に、車体旋回時においては、車
体中央側の斜め前方より流動してくる水をヘッドライト
サポートに向けて延出している部分である延出部がせき
止めるよう働く。
(実施例) 第1図に示したウォータプルーフプレートは、ヘッドラ
イトサポートパネル(以後単にサポートパネルと記す)
9に支持されたヘッドライト10と、フロントエンドアッ
パパネル(以後単にアッパバーと記す)11との間に配設
されている。特に、このウォータプルーフプレートはサ
ポートパネルの上側部分に配備された吸気ダクト16の開
口17の前方に離れて配備されている。
ここで、吸気ダクト16は図示しないエンジンの吸気管系
の最先端に配備され、これは金属製の筒状体であり、サ
ポートパネル9を貫通した上で小量だけ前方に突出した
状態でサポートパネルに溶接されている。
このような開口17をウォータプルーフプレートが前方側
に対し完全に覆うように取付けられている。
ウォータプルーフプレートは板金製の固定部12及びこの
固定部より下向に折曲して延びる上縦壁部13と、上縦壁
部13の下縁部に一体的に取付けられるゴム板製の下縦壁
部14とで形成されている。ここで固定部12は平面視がL
字型を呈する板片状を呈し、これには3つのねじ穴が形
成され、これら各穴にはアッパバー11を貫通するねじ15
がそれぞれ螺着されている。
上縦壁部13は固定部12の車体前方対向部より折曲して延
出する上主要部131と、固定部12の車体中央対向部より
折曲して延出する上延出部132とで形成されている。
下縦壁部14はゴム長片を折曲したものであり、上主要部
131の下端に接着される下主要部141と、上延出部132の
下端に接着される下延出部142とで形成されている。
ここで、上下の各主要部131,141及び上下の各延出部13
2,142の上下方向の幅a,bはアッパバー11の下面とヘ
ッドライト10の上面との各対向位置における幅より所要
量大きく形成されている。このため、装着時において、
下縦壁部14は多少折曲した状態でヘッドライト10の上面
に弾性的に圧接されることとなる。
更に、上下の各延出部132,142の後端縁はサポートパネ
ル9に当接するよう形成されている。
このようなウォータプルーフプレートを備えた車両が冠
水路走行を行なうものとする。ここでまず、直進走行、
あるいは第3図(a)に示す右旋回走行を行なうものとす
る。この時、車体前壁には水がかき上げられ、これがヘ
ッドライト10の上面に達した上で後方に流れることとな
る。この水の流れWはウォータプルーフプレートの主要
部により側方への流れW1に変えられ主要部の後の開口17
に流れ込むことを阻止される。更に、一部の流水Wは延
出部により開口側への流れをせき止められる。これらせ
き止められた水や上述の側方に向った水はサポートパネ
ル9とヘッドライト10の後壁との隙間やサポートパネル
9上の穴、サポートパネル9とフェンダFとの隙間等に
分散して流れ込み開口17への流れ込みを阻止される。
他方、第3図(b)に示すように車両が左旋回すると、車
体前壁には水がかき上げられるのであるが、この時、サ
ポートパネル9より十分に左側のフェンダFは前方に延
出しており、フェンダFの防波壁としての働きにより、
水の流れW2はウォータプルーフプレートに達しない状態
となる。たとえ一部がウォータプルーフプレートに向っ
てきても主要部により右側方向への流れW3となり、開口
17への水の流れ込みは阻止される。
上述の処において上縦壁部13と下縦壁部14は互いに接着
されていたが、他の接合構造、即ち、ピン止め、相互の
はめ込み、等を利用してもよい。更に、上下の各縦壁部
は別途形成されていたが、全体を肉厚のゴム製とし、下
縁部分のみをゴムの薄板状とした構造を採ってもよい。
第1図のウォータプルーフプレートは左側吸気ダクトの
開口に取付けられていたが、右側開口用も同様に形成さ
れ、その場合、延出部は左側端に形成される。
上述のウォータプルーフプレートに代えて、第4図に示
すような平面視が湾曲状のウォータプルーフプレートを
用いてもよい。
(考案の効果) 以上のように、本考案によるウォータプルーフプレート
は、かき上げられ車体前方より流動してくる水を、縦壁
部の主要部が側方に流動させるように働くと共に、車体
旋回時においては、車体中央の斜め前方より流動してく
る水を、延出部がせき止めるように働き、これにより冠
水路走行時において開口に直接水が侵入することを防止
でき、水の吸い込みによる、エンジン破損につながるウ
ォータハンマ現象を防止できる。更に、本考案における
ウォータプルーフプレートは、その固定部がアッパバー
に取り付けられると共に、可撓性材料からなる縦壁部の
下端部がヘッドライトの上面に圧接しているので、アッ
パバー下面とヘッドライト上面との間の取付誤差を吸収
することができると同時に、縦壁部の下端部とヘッドラ
イト上面との間からの水の侵入を確実に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としてのウォータプルーフプ
レートの取付時の斜視図、第2図は第1図のプレートの
取付時の平面図、第3図(a)(b)は第1図のウォータプル
ーフプレートの各々異なる態様における作用を説明する
図、第4図は本考案の他の実施例としてのウォータプル
ーフプレートの平面図、第5図は従来の車両の吸気ダク
トの斜視図をそれぞれ示している。 9……サポートパネル、10……ヘッドライト、11……ア
ッパバー、12……固定部、13……上縦壁部、14……下縦
壁部、131,141……主要部、132,142……延出部、16……
吸気ダクト、17……開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドライトを支持するヘッドライトサポ
    ートにおける上記ヘッドライトの上方部分を貫通して開
    口する吸気ダクトの開口よりも前方に離れて配設される
    ウォータプルーフプレートであって、上記ヘッドライト
    サポートの上縁より車体前方に延出するアッパバーに取
    付けられる固定部と、この固定部より下向きに延出する
    と共に少なくとも下端部が上記ヘッドライトの上面に圧
    接する可撓性材料からなる縦壁部とを有し、上記縦壁部
    の車体中央側の延出部が上記ヘッドライトサポートに向
    けて延出形成され、かつ、上記縦壁部の主要部が上記吸
    気ダクトの開口を車体前方側より覆うように形成された
    ことを特徴とするウォータプルーフプレート。
JP1987096049U 1987-06-19 1987-06-19 ウオ−タプル−フプレ−ト Expired - Lifetime JPH0611209Y2 (ja)

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JP1987096049U JPH0611209Y2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19 ウオ−タプル−フプレ−ト

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63202518U JPS63202518U (ja) 1988-12-27
JPH0611209Y2 true JPH0611209Y2 (ja) 1994-03-23

Family

ID=30961361

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030082270A (ko) * 2002-04-17 2003-10-22 기아자동차주식회사 자동차의 흡기구조
JP6933696B2 (ja) * 2019-09-24 2021-09-08 本田技研工業株式会社 車両吸気装置

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JPS51152714U (ja) * 1975-05-29 1976-12-06
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JPS5943213U (ja) * 1982-09-15 1984-03-21 トヨタ自動車株式会社 自動車の吸気ダクトの水吸込み防止構造

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JPS63202518U (ja) 1988-12-27

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