JPH09109927A - ルーフサイド部の排水溝構造 - Google Patents
ルーフサイド部の排水溝構造Info
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- JPH09109927A JPH09109927A JP29746695A JP29746695A JPH09109927A JP H09109927 A JPH09109927 A JP H09109927A JP 29746695 A JP29746695 A JP 29746695A JP 29746695 A JP29746695 A JP 29746695A JP H09109927 A JPH09109927 A JP H09109927A
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- Japan
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Abstract
の低下を防止する。 【解決手段】 ドア開口部の上縁を構成するルーフサイ
ドフレーム3の車両内側にルーフフレーム側縁部1aが
溶接接合されており、ルーフフレーム側縁部1a上にガ
ラスルーフ2を設け、上記接合部により形成された溝4
を覆うようにガラスルーフ2の側縁部とルーフサイドフ
レーム3との間にガーニッシュ7を掛け渡して設ける。
ガーニッシュ7のガラスルーフ2側にモール部材10を
取り付け、そのモール部材10を取り付ける壁部7bと
モール部材10の舌片10aとにより排水溝を形成す
る。ガーニッシュ7の側縁部すなわち意匠面のすぐ内側
に排水溝を設けて、外観上の見栄えを向上し得ると共
に、排水溝へ侵入したゴミや砂などの除去も容易に行う
ことができる。
Description
イド部の排水溝構造に関するものである。
にて構成しているものにあっては、板材をプレス成形し
た複数の部品を溶接接合して各フレームが形成されてい
る。そのようなボディ構造におけるルーフにおいて、ル
ーフ構成部品とルーフサイドフレームとの接合部分を凹
設して溝を形成し、溝底部に設けた帯状のモールディン
グによりシールしかつ排水溝を形成するべくルーフ一般
面に対して段差を生じさせるようにしたものがある。ま
た、上記接合部をルーフサイドフレームの側方に設けた
ものもあるが、その場合には、ルーフサイドフレームの
側方に接合部分が突出するようになり、ルーフサイドフ
レームの側方にて排水溝が形成される。そのような排水
溝を設けることにより、ルーフ上を流れる雨水を排水溝
により受け止めかつルーフの前後方向に導いて、ドア開
口部に垂れ落ちることを防止している。
水溝構造にあっては、排水性を確保するために段差及び
突出形状を設けることから、ルーフ表面のフラッシュサ
ーフェイス化が困難であり、ルーフの外観上の見栄えも
低下するという問題がある。
て、ルーフ表面のフラッシュサーフェイス化及びルーフ
の外観上の見栄えの向上を実現するために、本発明に於
いては、自動車のルーフ構成部品とルーフサイドフレー
ムとの接合部を隠すべくルーフサイド部にて車体前後方
向に延在するガーニッシュを設け、前記ガーニッシュ
が、前記ルーフサイドフレームの上面と前記ルーフ構成
部品の上面との間に渡って掛け渡され、かつ前記ガーニ
ッシュの前記ルーフ構成部品の上面側に臨む端縁部に排
水溝部が設けられているものとした。
例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明す
る。
フ全体の概要を示す斜視図である。本自動車のルーフ1
にあっては、その車体前後方向についての中央付近から
後端近傍に至る範囲にルーフ構成部品としてのガラスル
ーフ2が設けられている。このガラスルーフ2は、図に
示されるようにルーフ1の車体前方側にて露出している
一般面よりも上方に若干膨出した形状をなしている。
いる部分に対応するルーフサイド構造にあっては、図1
に示されるドア開口部11の上縁を構成するルーフサイ
ドフレーム3が図2に示されるように設けられており、
そのルーフサイドフレーム3の車体内側にはルーフ1を
形成するフレームのルーフフレーム側縁部1aが溶接接
合されている。このルーフフレーム側縁部1aとルーフ
サイドフレーム3との接合部はルーフ1の一般面に対し
て凹設されており、その凹設形状により溝4が形成され
ている。
レーム側縁部1aの上面の溝4近傍に位置し、その下面
に固着されたゴム当て5を介してルーフフレーム側縁部
1aの上面に載置されている。なお、ガラスルーフ2の
側縁部は、ゴム当て5の外側に充填された接着剤6によ
りルーフフレーム側縁部1aに固着されている。
レーム3との間には、溝4を覆うように両者間に掛け渡
されたガーニッシュ7が配設されている。ガーニッシュ
7は、溝4の車体前後方向の適所にて取り付けられた長
板状のベース板8にねじ止めされたブラケット9を介し
て取り付けられている。すなわち、ガーニッシュ7に一
体成形された一対の係合爪7aをブラケット9の左右の
係合溝に係合させて、ベース板8を図示されない固定手
段にて溝4に固定して、ガーニッシュ7が取り付けられ
るようになっている。
側には、下向きに延出する壁部7bが一体成形されてお
り、その壁部7bにはゴム製のモール部材10が取り付
けられている。モール部材10にはガラスルーフ2側に
向けて延出する舌片10aが一体成形されており、その
舌片10aの延出端部がガラスルーフ2の側縁部の上面
に弾発的に接触するようにされている。なお、モール部
材10は、壁部bを挟むようにして取り付けられると共
に、ベース板8の一部により支持されて抜け止めされて
いる。また、ガーニッシュ7のガラスルーフ2側の側縁
部7cは、図に示されるように壁部7bより先の部分が
ガラスルーフ2の上面に向けて斜め下向きに曲折されて
いる。
にあっては、舌片10aと壁部7bとにより、ガーニッ
シュ7のガラスルーフ2の上面側に臨む端縁部に排水溝
部12が形成されている。本構造によれば、ガラスルー
フ2の上面をルーフサイド側に向けて図の矢印Wに示さ
れるように流れてくる水滴は、舌片10a上に受け止め
られ、壁部7bにより車体前後方向に案内されるため、
ドア開口部11を避けた車体の前後方向から排水される
ことになる。従って、ドア開閉時にルーフからの水滴が
ドア開口部内に落下してくることを好適に防止すること
ができる。
フ2とガーニッシュ7とルーフサイドフレーム3とによ
り構成されており、上記したようにガーニッシュ7の側
縁部すなわち意匠面のすぐ内側に排水溝部12を設けて
いることから、排水溝部12の凹形状が画面に露出せ
ず、外観上の見栄えを向上し得ると共に、排水溝部12
へ侵入したゴミや砂などの除去も容易に行うことができ
る。
図2に対応する図であり、前記図施例と同様の部分には
同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。前記図
示例の図2では、ガーニッシュ7の側縁部7cを斜め下
向きに曲折していたが、本図示例では、図3に示される
ようにガーニッシュ7の側縁部7dを大きく曲折するこ
となく略真直に延出した形状にしている。このようにす
ることにより、ガラスルーフ2とガーニッシュ7との間
に、より一層連続した面を形成することができる。な
お、排水溝構造における作用・効果は前記図2の図示例
と同様である。
部品とルーフサイドフレームとの接合部をガーニッシュ
ににより隠して外観上の見栄えの低下を防止し得ると共
に、ガーニッシュのルーフ構成部品の上面側に臨む端縁
部に排水溝部を設けることによりドア開口部に対するル
ーフ上の水滴の落下を好適に防止することができる。
を示す斜視図。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車のルーフ構成部品とルーフサイド
フレームとの接合部を隠すべくルーフサイド部にて車体
前後方向に延在するガーニッシュを設け、 前記ガーニッシュが、前記ルーフサイドフレームの上面
と前記ルーフ構成部品の上面との間に渡って掛け渡さ
れ、かつ前記ガーニッシュの前記ルーフ構成部品の上面
側に臨む端縁部に排水溝部が設けられていることを特徴
とするルーフサイド部の排水溝構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29746695A JP3563179B2 (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | ルーフサイド部の排水溝構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29746695A JP3563179B2 (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | ルーフサイド部の排水溝構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09109927A true JPH09109927A (ja) | 1997-04-28 |
JP3563179B2 JP3563179B2 (ja) | 2004-09-08 |
Family
ID=17846865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29746695A Expired - Fee Related JP3563179B2 (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | ルーフサイド部の排水溝構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3563179B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100402347C (zh) * | 2004-12-20 | 2008-07-16 | 本田技研工业株式会社 | 车辆的顶盖结构 |
CN102834312A (zh) * | 2010-03-19 | 2012-12-19 | 依维柯公司 | 用于允许借助于驾驶员的驾驶室的向前纵向滑动来对交通工具的在所述驾驶室下面的部分接近,特别是用于工业或商业或专用交通工具的设备 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7234766B2 (en) | 2004-12-20 | 2007-06-26 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle roof structure |
-
1995
- 1995-10-19 JP JP29746695A patent/JP3563179B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100402347C (zh) * | 2004-12-20 | 2008-07-16 | 本田技研工业株式会社 | 车辆的顶盖结构 |
CN102834312A (zh) * | 2010-03-19 | 2012-12-19 | 依维柯公司 | 用于允许借助于驾驶员的驾驶室的向前纵向滑动来对交通工具的在所述驾驶室下面的部分接近,特别是用于工业或商业或专用交通工具的设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3563179B2 (ja) | 2004-09-08 |
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