JP3563179B2 - ルーフサイド部の排水溝構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のルーフサイド部の排水溝構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のボディをモノコック構造にて構成しているものにあっては、板材をプレス成形した複数の部品を溶接接合して各フレームが形成されている。そのようなボディ構造におけるルーフにおいて、ルーフ構成部品とルーフサイドフレームとの接合部分を凹設して溝を形成し、溝底部に設けた帯状のモールディングによりシールしかつ排水溝を形成するべくルーフ一般面に対して段差を生じさせるようにしたものがある。また、上記接合部をルーフサイドフレームの側方に設けたものもあるが、その場合には、ルーフサイドフレームの側方に接合部分が突出するようになり、ルーフサイドフレームの側方にて排水溝が形成される。そのような排水溝を設けることにより、ルーフ上を流れる雨水を排水溝により受け止めかつルーフの前後方向に導いて、ドア開口部に垂れ落ちることを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記排水溝構造にあっては、排水性を確保するために段差及び突出形状を設けることから、ルーフ表面のフラッシュサーフェイス化が困難であり、ルーフの外観上の見栄えも低下するという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決して、ルーフ表面のフラッシュサーフェイス化及びルーフの外観上の見栄えの向上を実現するために、本発明に於いては、自動車のルーフ構成部品とルーフサイドフレームとの接合部を隠すべくルーフサイド部にて車体前後方向に延在するガーニッシュを設け、前記ガーニッシュが、前記ルーフサイドフレームの上面と前記ルーフ構成部品の上面との間に渡って掛け渡され、前記ガーニッシュの前記ルーフ構成部品の上面側に臨む部分に取り付けられたモール部材と、前記ルーフ構成部品の上面に弾発的に接触するように前記モール部材に一体成形された舌片とにより前記ガーニッシュの前記ルーフ構成部品の上面側に臨む端縁部に排水溝部が設けられているものとした。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面に示された具体例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0006】
図1は、本発明が適用された自動車のルーフ全体の概要を示す斜視図である。本自動車のルーフ1にあっては、その車体前後方向についての中央付近から後端近傍に至る範囲にルーフ構成部品としてのガラスルーフ2が設けられている。このガラスルーフ2は、図に示されるようにルーフ1の車体前方側にて露出している一般面よりも上方に若干膨出した形状をなしている。
【0007】
本ルーフ1のガラスルーフ2を設けられている部分に対応するルーフサイド構造にあっては、図1に示されるドア開口部11の上縁を構成するルーフサイドフレーム3が図2に示されるように設けられており、そのルーフサイドフレーム3の車体内側にはルーフ1を形成するフレームのルーフフレーム側縁部1aが溶接接合されている。このルーフフレーム側縁部1aとルーフサイドフレーム3との接合部はルーフ1の一般面に対して凹設されており、その凹設形状により溝4が形成されている。
【0008】
前記ガラスルーフ2の側縁部は、ルーフフレーム側縁部1aの上面の溝4近傍に位置し、その下面に固着されたゴム当て5を介してルーフフレーム側縁部1aの上面に載置されている。なお、ガラスルーフ2の側縁部は、ゴム当て5の外側に充填された接着剤6によりルーフフレーム側縁部1aに固着されている。
【0009】
ガラスルーフ2の側縁部とルーフサイドフレーム3との間には、溝4を覆うように両者間に掛け渡されたガーニッシュ7が配設されている。ガーニッシュ7は、溝4の車体前後方向の適所にて取り付けられた長板状のベース板8にねじ止めされたブラケット9を介して取り付けられている。すなわち、ガーニッシュ7に一体成形された一対の係合爪7aをブラケット9の左右の係合溝に係合させて、ベース板8を図示されない固定手段にて溝4に固定して、ガーニッシュ7が取り付けられるようになっている。
【0010】
そして、ガーニッシュ7のガラスルーフ2側には、下向きに延出する壁部7bが一体成形されており、その壁部7bにはゴム製のモール部材10が取り付けられている。モール部材10にはガラスルーフ2側に向けて延出する舌片10aが一体成形されており、その舌片10aの延出端部がガラスルーフ2の側縁部の上面に弾発的に接触するようにされている。なお、モール部材10は、壁部bを挟むようにして取り付けられると共に、ベース板8の一部により支持されて抜け止めされている。また、ガーニッシュ7のガラスルーフ2側の側縁部7cは、図に示されるように壁部7bより先の部分がガラスルーフ2の上面に向けて斜め下向きに曲折されている。
【0011】
このようにして構成されたルーフサイド部にあっては、舌片10aと壁部7bとにより、ガーニッシュ7のガラスルーフ2の上面側に臨む端縁部に排水溝部12が形成されている。本構造によれば、ガラスルーフ2の上面をルーフサイド側に向けて図の矢印Wに示されるように流れてくる水滴は、舌片10a上に受け止められ、壁部7bにより車体前後方向に案内されるため、ドア開口部11を避けた車体の前後方向から排水されることになる。従って、ドア開閉時にルーフからの水滴がドア開口部内に落下してくることを好適に防止することができる。
【0012】
また、ルーフサイドの意匠面はガラスルーフ2とガーニッシュ7とルーフサイドフレーム3とにより構成されており、上記したようにガーニッシュ7の側縁部すなわち意匠面のすぐ内側に排水溝部12を設けていることから、排水溝部12の凹形状が画面に露出せず、外観上の見栄えを向上し得ると共に、排水溝部12へ侵入したゴミや砂などの除去も容易に行うことができる。
【0013】
図3は、本発明に基づく別の具体例を示す図2に対応する図であり、前記図施例と同様の部分には同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。前記図示例の図2では、ガーニッシュ7の側縁部7cを斜め下向きに曲折していたが、本図示例では、図3に示されるようにガーニッシュ7の側縁部7dを大きく曲折することなく略真直に延出した形状にしている。このようにすることにより、ガラスルーフ2とガーニッシュ7との間に、より一層連続した面を形成することができる。なお、排水溝構造における作用・効果は前記図2の図示例と同様である。
【0014】
【発明の効果】
このように本発明によれば、ルーフ構成部品とルーフサイドフレームとの接合部をガーニッシュににより隠して外観上の見栄えの低下を防止し得ると共に、ガーニッシュのルーフ構成部品の上面側に臨む端縁部に排水溝部を設けることによりドア開口部に対するルーフ上の水滴の落下を好適に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された自動車のルーフ全体の概要を示す斜視図。
【図2】図1の矢印II−II線に沿って見た要部拡大断面図。
【図3】別の具体例を示す図2と同様の図。
【符号の説明】
1 ルーフ
1a ルーフフレーム側縁部
2 ガラスルーフ
3 ルーフサイドフレーム
4 溝
5 ゴム当て
6 接着剤
7 ガーニッシュ
7a 係合爪
7b 壁部
7c 側縁部
7d 側縁部
8 ベース板
9 ブラケット
10 モール部材
10a 舌片
11 ドア開口部

Claims (1)

  1. 自動車のルーフ構成部品(2)とルーフサイドフレーム(3)との接合部を隠すべくルーフサイド部にて車体前後方向に延在するガーニッシュ(7)を設け、
    前記ガーニッシュ(7)が、前記ルーフサイドフレーム(3)の上面と前記ルーフ構成部品(2)の上面との間に渡って掛け渡され
    記ガーニッシュ(7)の前記ルーフ構成部品(2)の上面側に臨む部分に取り付けられたモール部材(10)と、前記ルーフ構成部品(2)の上面に弾発的に接触するように前記モール部材(10)に一体成形された舌片(10a)とにより前記ガーニッシュ(7)の前記ルーフ構成部品(2)の上面側に臨む端縁部に排水溝部(12)が設けられていることを特徴とするルーフサイド部の排水溝構造。
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