JPH06108573A - 床・天井部の構造 - Google Patents
床・天井部の構造Info
- Publication number
- JPH06108573A JPH06108573A JP26254692A JP26254692A JPH06108573A JP H06108573 A JPH06108573 A JP H06108573A JP 26254692 A JP26254692 A JP 26254692A JP 26254692 A JP26254692 A JP 26254692A JP H06108573 A JPH06108573 A JP H06108573A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- panel
- ceiling
- gypsum board
- construction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
において能率的な作業を促進することができる床・天井
部の構造を提供することを目的とする。 【構成】 床パネル11の上側に、板体と、この板体の
下面側に固着された防振材および遮音材とからなる遮音
パネル13が敷設され、床パネル11の下側に石膏ボー
ド16が配設され、この石膏ボード16の下面側に遮音
材17が配設され、この遮音材17の下方にさらに天井
部を構成する石膏ボード22が配設されてなる構成であ
る。
Description
床・天井部の構造に関する。
来の床・天井部の構成断面図である。図4において、床
パネル1は矩形枠状に組まれた芯材1aと、該芯材1a
の枠内に組み合わされた補強芯材1bと、この芯材1
a、補強芯材1bの上方に貼設された面材1cとからな
るものであり、壁パネル2の上端面に複数架設固定され
ることによって上界の床を形成するものである。これら
床パネル1、…の下方には、芯材1aの側面に吊梁3が
固着され、この吊梁3には吊木4が鉛直方向に固着され
ている。また、芯材1a、補強芯材1bの下側、および
壁パネル2の上端部に固定された野縁5の下面には石膏
ボード6(この場合、石膏ボード6には前記吊木4を挿
通させる孔部を設ける)が固着されており、この石膏ボ
ード6の下方には前記床パネル1の敷設される水平方向
に延在して固着される防振補強合板7と、さらに前記石
膏ボード6の下方に、格子状に組まれた野縁8が配設さ
れている。この野縁8は前記壁パネル2と前記吊木4と
によって吊着し、該野縁8の下方に固着された石膏ボー
ド9とを備え、前記石膏ボード6と前記野縁8との間に
形成された空間部に充填されたロックウール10とによ
って構築されている。そして、図5は上記の構成におい
て芯材1aの相対する一方の側面に固着された吊梁3
が、石膏ボード6の下方に固着された場合の構成断面図
を示す。
造について、建築上必須の必要条件として、A、上界で
の荷重に対する構造力学的強度を有すること、B、上界
から下界に対し、特に振動、騒音に関する緩衝作用を有
すること、C、火災等の災害に対する耐火作用を有する
こと、等が挙げられる。これらの対策として、Aでは設
計段階において予め充分な検討を行なう、Bではロック
ウールを用いて対応する、Cでは石膏ボードを用いて対
応する、等を行ない解決している。
部材によって床・天井部を構築する場合、その構築作業
において甚だ不都合を伴う。すなわち、工場等で製造さ
れた上記の部材を作業現場において構築する際、数個の
部材を数回の手順をもって行なうため、作業効率が非常
に悪く、したがって工数が増え能率的な作業を行なうこ
とができない。これによって、工事担当社側は工事納期
を大幅に設けることになり、コストの増大を引き起こす
という問題があった。
ので、家屋等建築物の床・天井部に用い、その構築にお
いて能率的な作業を促進することができる床・天井部の
構造を提供することを目的とする。
造は、矩形枠状に組まれた芯材と、該芯材の上側に貼設
された面材とからなる床パネルが複数敷設されてなる床
と、該床の下方に設けられた天井とからなる床・天井部
の構造において、前記床パネルの上側に、板体と、この
板体の下面側に固着された防振材および遮音材とからな
る遮音パネルが敷設され、該床パネルの下側に石膏ボー
ドが配設され、この石膏ボードの下面側に遮音材が配設
され、この遮音材の下方にさらに天井部を構成する石膏
ボードが配設されてなることを特徴とする。
に、板体と、この板体の下方に固着された緩衝材を備え
た遮音パネルを敷設し、下方に石膏ボードと、この石膏
ボードの下方に緩衝材と、この緩衝材の下方にさらに石
膏ボードを備えた天井を有することから、前記の床・天
井部の構造について、建築上必須の必要条件を確保し、
かつ、構築作業を能率的に行ない、よって作業コストの
減少を実現できるものである。
図面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明の実施例
を示す図である。図1において、床パネル11は矩形枠
状に組まれた芯材11aと、該芯材11aの枠内に組み
合わされた補強芯材11bと、この芯材11a、補強芯
材11bの一方の側に貼設された面材11cとによって
構成される。次に、この床パネル11を壁パネル12に
半割材12aと同時に複数敷設し、さらに前記床パネル
11の上部に本発明請求項1記載の遮音パネル13を敷
設する。
示す。遮音パネル13は、板体13aと、この板体の下
側周辺部に離間させて配設されたゴム等からなる防振材
13bと、同様にこの板体13aの下側に貼着されたロ
ックウール等からなる遮音材13cとによって構成され
る。そして、前記床パネル11を前記半割材12aの高
さより低い位置で敷設し、前記遮音パネル13を敷設し
たとき該遮音パネル13の上面と前記半割材12aの高
さが一致するようにし、この遮音パネル13と半割材1
2aを芯材14を介して固着させることよって上界の床
を構成する。
強芯材11bの他の一方の側と、壁パネル12に設けら
れた野縁15に周辺部を固着された石膏ボード16と、
前記床パネル11の面材11cと前記石膏ボード16の
間に充填されるロックウール17と、前記石膏ボード1
6の下方に前記床パネル11の敷設される水平方向に延
在して固着される防振補強合板18を壁パネル12と野
縁19によってさらに固着し、前記防振補強合板18の
下部にロックウール20を展着し、この石膏ボード1
6、防振補強合板18、ロックウール20によって天井
下地パネルを構成する。
木21を壁パネル12と野縁18によって固定し、この
桟木21の下部に石膏ボード22を貼着させる。この
際、石膏ボード22と壁パネル12とは密接させず、僅
かの空間部を有するように貼着させる。そして、この桟
木21、石膏ボード22によって天井パネルを構成し、
該天井パネルの下部にクロス23を貼着して外装を整え
る。
部の構造の使用例について説明する。図1に示すよう
に、上記の床・天井部の構造は、床パネル11の上部に
遮音パネル13を敷設し、この床パネル11、遮音パネ
ル13によって、上界の床を構成する。この遮音パネル
13は、前述したように防振、遮音の機能を有し、さら
に床パネル11と石膏ボード16の間にはロックウール
17を充填させ、前記天井下地パネルにおいてもロック
ウール20を有していることから、上界での振動、騒音
を吸収し、下界への伝達を遮断する。
来の技術において使用された吊梁並びに吊木によって格
子状に組まれた野縁を吊着する構成が不用となる。すな
わち、本発明の床・天井部の構造においては、上界の床
パネルと下界の天井を直接接合して床・天井部を構築す
ることができる。したがって、作業現場における構築作
業を簡略化し、かつ、短縮させ、したがって作業効率の
向上、工数の減少を促進し、能率的な作業を行なうこと
ができるようになる。これによって、工事担当社側は工
事納期を短縮し、コストの減少を実現することができ
る。また、構成部材を量的に縮小することも実現できる
ことから、構築作業時の混乱を防ぐこともできる。
の床・天井部の構造によれば、遮音パネルを有し、床パ
ネルと天井を直接接合して構築することができるため、
作業現場における構築作業を簡略化し、かつ、短縮させ
ることができ、したがって作業効率を向上させ、能率的
に行なうことができるので、工事納期の短縮、コストの
削減を実現することができるといった効果を奏する。
ある。
ある。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 矩形枠状に組まれた芯材と、該芯材の上
側に貼設された面材とからなる床パネルが複数敷設され
てなる床と、該床の下方に設けられた天井とからなる床
・天井部の構造において、 前記床パネルの上側に、板体と、この板体の下面側に固
着された防振材および遮音材とからなる遮音パネルが敷
設され、該床パネルの下側に石膏ボードが配設され、こ
の石膏ボードの下面側に遮音材が配設され、この遮音材
の下方にさらに天井部を構成する石膏ボードが配設され
てなることを特徴とする床・天井部の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26254692A JP2618163B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 床・天井部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26254692A JP2618163B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 床・天井部の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06108573A true JPH06108573A (ja) | 1994-04-19 |
JP2618163B2 JP2618163B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=17377317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26254692A Expired - Fee Related JP2618163B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 床・天井部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2618163B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007071016A (ja) * | 2005-08-12 | 2007-03-22 | Nippon Steel Corp | 床‐天井構造 |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP26254692A patent/JP2618163B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007071016A (ja) * | 2005-08-12 | 2007-03-22 | Nippon Steel Corp | 床‐天井構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2618163B2 (ja) | 1997-06-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06108573A (ja) | 床・天井部の構造 | |
JP7173942B2 (ja) | 制振天井構造 | |
JP5501725B2 (ja) | ユニット式建物 | |
JP3142995B2 (ja) | ユニット式建物 | |
JP3330433B2 (ja) | ユニット式建物の界壁構造 | |
JP2001214522A (ja) | ユニット式建物 | |
JP3247785B2 (ja) | 天井下地パネルおよびそれを用いた天井下地構造 | |
JP2647310B2 (ja) | 壁パネル | |
JP2022157575A (ja) | 耐火建築物 | |
JP2842706B2 (ja) | 木質構造建築物の床構造及び床施工方法 | |
RU26805U1 (ru) | Строительная конструкция | |
JP2023051418A (ja) | 耐火建築物 | |
JP3195242B2 (ja) | ユニット式建物の耐火施工方法 | |
JPH06220921A (ja) | ユニット式建物 | |
JP2022145994A (ja) | 賃貸併用住宅および賃貸併用住宅の改築方法 | |
JP2001090200A (ja) | 界床構造 | |
JPH04182547A (ja) | 床・天井一体パネル | |
JPH07158188A (ja) | 天井兼用床パネル構造 | |
JP2024075028A (ja) | 吊天井構造 | |
JPH0678413U (ja) | 建物の小屋裏界壁構造 | |
JPH05133031A (ja) | 木質構造建築物の床構造 | |
JP2000054544A (ja) | 建物の床構造 | |
JPH07158189A (ja) | 天井兼用床パネル構造 | |
JP2022141476A (ja) | 連棟式建物 | |
JPH0579110A (ja) | 木質構造建築物における床パネル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970114 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080311 Year of fee payment: 11 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080311 Year of fee payment: 11 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080311 Year of fee payment: 11 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |