JPH0610754B2 - 多色写真要素 - Google Patents

多色写真要素

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JPH0610754B2
JPH0610754B2 JP60203923A JP20392385A JPH0610754B2 JP H0610754 B2 JPH0610754 B2 JP H0610754B2 JP 60203923 A JP60203923 A JP 60203923A JP 20392385 A JP20392385 A JP 20392385A JP H0610754 B2 JPH0610754 B2 JP H0610754B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多色写真要素に関する。特に、支持体上に、少
なくとも高感度の緑感性ハロゲン化銀乳剤層と、低感度
の緑感性ハロゲン化銀乳剤層と、高感度の赤感性ハロゲ
ン化銀乳剤層と、低感度の赤感性ハロゲン化銀乳剤層と
を有して成る多色写真要素に関するものである。
〔従来の技術〕
多色写真要素には種々の点でその性能向上が要請されて
おり、とりわけ近年の写真用感光材料のスモールフォー
マット化に伴い、写真要素として高度な画質向上が要望
されている。
従来、高感度化あるいは粒状性向上を意図して、この種
の技術分野で数々の提案がなされているが、その中に、
支持体上の層構成の改良により性能向上を図ろうとする
ものがある。
例えば、赤感性、緑感性及び青感性のハロゲン化銀乳剤
層などを単独で含有することの代りに、それぞれの感色
性に高感度の乳剤層(faster emulsion layer)と低感
度の乳剤層(slower emulsion layer)とを同時に存在
せしめて、各感色性を高感度層と低感度層とから構成す
る技術が知られている。
また、複数の層によりユニットを構成し、該ユニットの
各層がそれぞれ同じ3組の可視スペクトルに対して増感
されて成るものをカラー写真用写真要素に適用すること
がしられている。英国特許第818687号明細書には、比較
的高感度のシアン形成性ハロゲン化銀乳剤(赤色光に関
して増感済み)を例えば別に同様な特性を具えている比
較的低感度の乳剤上に塗布したところそれにより感度
(スピード)の増大が得られ、かつラチチュードの向上
をも達成し得たということが開示されている。この英国
特許の開示する技法をカラー複合ユニットの3種すべて
に対して適用すると、同様な効果が得られると思われ
る。しかし、鮮鋭性や粒状性は問題になっておらず、こ
れらの点で未だ満足の行くものではない。
また米国特許第366228号明細書には、例えばその
図面第1C図には、比較的高感度でかつ青色光増感、緑
色光増感及び赤色光増感の済んだ層が、比較的低感度で
かつ上記層に対応した増感の済んだ乳剤層の上方に塗布
されているものが図示されている。これにより通常の3
層式カラーフィルム要素に較べてラチチュードが大きい
写真要素を得ることが企図されている。しかしこの米国
特許の場合、上記比較的高感度の乳剤層と比較的低感度
の乳剤層のそれぞれのユニットはND(ニュートラルデ
ンシティ)フィルターによって分離されている。よって
これからも明らかなように、スピードの向上・高感度化
は、この米国特許の問題ではなく、鮮鋭性・粒状性につ
いても、特に問題となっていない。この米国特許では、
これら鮮鋭性・粒状性は未だ不充分なものと思われる。
次に米国特許第3,658,536号明細書には、該明細書に添
付された図面の第5図に示されるように、視感度に大き
な影響を与える緑感性乳剤層を、支持体からより遠い表
面側に位置させることによって、該層の露光量ロスを解
消しようとする技術が開示されているが、この特許でも
やはり、鮮鋭性、粒状性の改良が不充分であった。
その他、層構成の変更に関する技術については、特開昭
51-49027号、同53-97424号各公報や米国特許第4,129,44
6号明細書に記載の技術等が知られている。しかし、こ
れらはいずれも、緑感性および赤感性の乳剤層の粒状性
や特に鮮鋭性等の画質の改良効果は不充分であった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決して、鮮
鋭性に優れ、かつ粒状性に優れて、しかもその他の写真
性能(感度など)も充分である、有利な多色写真要素を
提供することにある。
〔発明の構成及び作用〕
本発明者らは鋭意研究の結果、次のような層構成の多色
写真要素が、上記目的を満足するものであることを見い
出した。
即ち、本発明の多色写真要素は、支持体上に、少なくと
も高感度の緑感性ハロゲン化銀乳剤層と、低感度の緑感
性ハロゲン化銀乳剤層と、高感度の赤感性ハロゲン化銀
乳剤層と、低感度の赤感性ハロゲン化銀乳剤層とを有し
て成る多色写真要素において、下記(a)〜(d)であること
を特徴とするものである。
(a)前記高感度の緑感性乳剤層と、高感度の赤感性乳剤
層とは、高感度の乳剤ユニットを構成していること (b)前記低感度の緑感性乳剤層と、低感度の赤感性乳剤
層とは、低感度の乳剤ユニットを構成していること (c)前記高感度の乳剤ユニットは、低感度の乳剤ユニッ
トより支持体に近い位置に配設されていること (d)前記高感度の緑感性乳剤層と、高感度の赤感性乳剤
層とは、前記高感度の乳剤ユニットにおいて互いに隣接
して配設されていること。
従来は、高感度の乳剤ユニットを支持体に遠い位置に配
設して、該高感度ユニットで入射光を受光し、これによ
り高感度化を達成しようとするのが常識的であったの
で、本発明の上記(c)の如くこの高感度の乳剤ユニット
を支持体に近い位置に配設するというのは全く考えつか
れなかったことであって、本発明の構成は予想され難い
新規なものであるばかりでなく、本発明の構成によって
上記鮮鋭性・粒状性の向上が達成されるということは、
まことに驚くべきことである。
本発明の作用は必ずしも明らかではないが、形成される
画像については、低感度の乳剤層が寄与する部分が大き
いので、この低感度層を高感度の乳剤層より支持体に遠
い側に配設することにより、低感度層において高感度層
に影響されない像が形成され、かつ一般に低感度層の方
がハロゲン化銀粒子は小さいので、これにより鮮鋭性の
高い、粒状性の良いものが得られると推察される。
本発明によれば、従来問題となっていた高露光域での粒
状性を、特に良好なものとすることができる。
本発明においては、高感度の緑感性乳剤層と、高感度の
赤感性乳剤層とは、高感度の乳剤ユニットにおいて互い
に隣接して配設されているが、この場合、間に中間層を
入れる構成にすることが好ましい。緑感性乳剤層と赤感
性乳剤層との順序は任意である。好ましくは、緑感性乳
剤層を、赤感性乳剤層より支持体から遠い位置に配設す
る。
また本発明においては、低感度の緑感性乳剤層と、低感
度の赤感性乳剤層とについても、これらが低感度の乳剤
ユニットにおいて互いに隣接して配設されているのが好
ましい。この場合も、両者の間に中間層を入れてもよ
く、また緑感性乳剤層と赤感性乳剤層との順序は任意で
ある。好ましくは、緑感性乳剤層を、赤感性乳剤層より
支持体から遠い位置に配設する。
本発明において、高感度乳剤層と低感度乳剤層との感度
差は、0.2〜2.0logE(E;露光量)であることが好ま
しい。
本発明の多色写真要素を具体化するに際しては、第1図
に例示するような構成をとることができる。
即ち、支持体Aの側から順に、高感度赤感性乳剤層RH
と高感度緑感性乳剤層GHとを有する高感度ユニットU
H、低感度赤感性乳剤層RLと低感度緑感性乳剤層GL
とを有する低感度ユニットULと、更にその上に青感性
乳剤層Bとを形成して、カラー写真用写真要素とするこ
とができる。
青感性乳剤層Bを覆って、最外表面に、保護層Pを設け
るのが好ましい。保護層Pは1層または2層が好まし
い。保護機能という点では、2層が好ましい。
青感性乳剤層を設ける場合、1層または2層以上、3層
以下が好ましい。図の如く高感度及び低感度青感性乳剤
層BH,BLの2層から構成することができる。
青感性乳剤層Bの支持体側に、イエローフィルター層Y
Cを設けるのが好ましい。これは黄色であるフィルター
層であって、コロイド銀や黄色染料等を含み、例えば青
色吸収としては0.05以上のものが使用できる。
低感度ユニットUL及び高感度ユニットUHにおける低
感度緑感性,赤感性乳剤層GL,RLの層順、及び高感
度緑感性,赤感性乳剤層GH,RHの層順は前述の如く
任意であるが、図はいずれも、緑感性乳剤層GL,GH
が赤感性乳剤層RL,RHより支持体Aから遠い側に位
置する場合を示している。また、図示においては、各ユ
ニットUL,UHの乳剤層は隣接しており、つまりGL
とRL、GHとRHとは互いに隣接して形成することが
できる。
各層間には中間層を設けることができる。例えば図の如
く両ユニットUL,UH間に中間層ILを設けることが
できる。中間層には、スカベンジャー、DIR化合物、
染料(拡散性でも比拡散性でもよい)等を含有してもよ
い。
各感色層は、中感度乳剤層を有してもよい。中感度層を
設ける場合には、高感度層と中感度層との感度差が0.1
〜1.0logE、中感度層と低感度層との感度差が0.1〜1.0
logEであることが好ましい。
次に、本発明で用いる乳剤について述べる。
本発明に用いるハロゲン化銀乳剤には、ハロゲン化銀と
して臭化銀、沃臭化銀、沃塩化銀、塩臭化銀、および塩
化銀等の通常のハロゲン化銀乳剤に使用される任意のも
のを用いる事ができる。
本発明において、そのハロゲン化銀乳剤に用いられるハ
ロゲン化銀粒子は、粒子内において均一なハロゲン化銀
組成分布を有するものでも、粒子の内部と表面層とでハ
ロゲン化銀組成が異なるコア/シェル粒子であってもよ
いが、コアシェル構造のものが好ましい。コアシェル構
造の場合、ハロゲン化銀として沃臭化銀を用いるのが好
ましい。例えば沃化銀を3〜40モル%含むハロゲン化銀
からなるハロゲン化銀組成を有するコアと該コアを被覆
する沃化銀の含有率が0〜10モル%のハロゲン化銀から
なるハロゲン化銀組成を有するシェルとからなり、シェ
ルとコアの沃化銀含有率の差が2〜30モル%であるもの
を用いることができる。コアとシェルとの境界における
沃化銀含有率の変化は、連続的、段階的等任意である。
コアはその一部(例えば製造における種粒子に相当する
部分等)に沃化銀含有率が0の部分があっても差支えな
い。シェルの厚さはコアの好ましい素質を隠蔽せぬ厚さ
であり、かつ逆にコアの好ましからざる素質を隠蔽する
に足る厚みであることがよい。具体的には、上記シェル
の厚さが0.01〜0.3μmの範囲であるハロゲン化銀粒子
であることが好ましい。
本発明に用いられるハロゲン化銀粒子は、上記のコア/
シェル型のハロゲン化銀粒子を同一ハロゲン化銀乳剤層
における全粒子の70%以上含んでいることが好ましく、
特に全粒子がコア/シェル型ハロゲン化銀粒子であるこ
とが好ましい。
かかるコア/シェル型ハロゲン化銀粒子は単独で使用し
てもよく、平均粒子径の異なる2種以上のハロゲン化銀
粒子を任意に混合して使用するのも好ましい。
また、沃化銀含有率の異なるコア/シェル型のハロゲン
化銀粒子を2種以上混合して好ましく使用することがで
きる。
また、本発明においては、乳剤は単分散のものが好まし
い。即ち、粒径の分布の標準偏差sを平均粒径で割っ
たとき、その値が0.20以下のものが好ましい。より好ま
しくは、0.15以下のものである。なおここで粒径とは、
球状のハロゲン化銀粒子の場合は、その直径、または立
方体や球状以外の形状の粒子の場合は、その投影像を同
面積の円像に換算したときの直径である。
各高感度乳剤のハロゲン化銀粒子の平均粒径は0.4〜2.5
μが好ましく、各低感度乳剤のハロゲン化銀粒子の平均
粒径は0.1〜1.0μが好ましい。中感度乳剤を用いる場合
は、そのハロゲン化銀粒子の平均粒径は0.2〜1.5μであ
るのが好ましい。
本発明の緑感性ハロゲン化銀乳剤層には、マゼンタカプ
ラーとして、ピラゾロン系化合物、インダゾロン系化合
物、シアノアセチル系化合物、等を用いることができ
る。
用い得るマゼンタカプラーの具体例は、特開昭49-11163
1号、同56-29236号、同57-94752号、特公昭48-27930
号、米国特許2,600,788号、同3,062,653号、同3,408,19
4号、同3,519,429号及びリサーチ・ディスクロージャー
12433号に記載のものがある。
また、次式で示すピラゾロアゾール系化合物、その他の
ピラゾロアゾール系化合物を用いることができる。
式中、Zは含窒素複素環を形成するに必要な非金属原子
群を表す。
X1は水素原子または発色現像主薬の酸化体との反応によ
り離脱しうる置換基を表す。
Rは水素原子または置換基を表す。
緑感性ハロゲン化銀乳剤層にはカラードマゼンタカプラ
ーを併用することができ、併用できるカラードマゼンタ
カプラーとしては、米国特許2,801,171号、同3,519,429
号及び特公昭48-27930号等に記載のものを挙げることが
できる。
本発明の赤感性ハロゲン化銀乳剤層には、シアンカプラ
ーとして、フエノール系化合物、例えば2位のフェニル
ウレイド基、ナフチルウレイド基およびヘテロ環ウレイ
ド基から選ばれる基、5位にアシルアミノ基を有するウ
レイド型フェノール系シアン発色カプラーや、またネフ
トール系化合物等を用いることができる。
その具体例は、米国特許2,423,730号、同2,474,293号、
同2,895,826号、特開昭50-117422号に記載されたものが
ある。
赤感性ハロゲン化銀乳剤層には通常のカラードシアンカ
プラーを併用することができる。カラードシアンカプラ
ーとしては、特公昭55-32461号及び英国特許1,084,480
号等に記載のものが使用できる。
また、青感性ハロゲン化銀乳剤層を設ける場合、該層に
用いられる黄色カプラーとしては、種々の閉鎖ケトメチ
レン系カプラーを用いることができる。これらのうちベ
ンゾイルアセトアニリド系及びピバロイルアセトアニリ
ド系化合物を有利に用いることができる。例えば下記式
で示されるベンゾイル型イエロー発色カプラーを用いる
ことができる。
式中、R1,R2、及びR3は同一でも異なってもよく、各々
水素原子,ハロゲン原子,アルキル基,アリール基,ア
ルコキシ基,アシルアミノ基,カルバモイル基,アルコ
キシカルボニル基,スルホンアミド基,またはスルファ
モイル基を表す。
R4,R5,R6及びR7は同一でも異なってもよく、各々水素
原子,アルキル基,アルコキシ基,アリールオキシ基,
アシルアミノ基、又はスルホンアミド基を表す。
Wはハロゲン原子,アルキル基,アルコキシ基,アリー
ルオキシ基、又はジアルキルアミキノ基を表す。
Xは水素原子又は脱離可能な基を表す。
黄色カプラーの具体例は、特開昭47-26133号、同48-294
32号、同50-87650号、同51-17438号、同51-102636号、
特公昭45-19956号、同46-19031号、同51-33410号、同51
-10783号、米国特許2,875,057号、同3,408,194号、同3,
519,429号等に記載のものがある。
本発明の多色写真要素に用いるカプラーの添加量は、一
般に乳剤層中の銀1モル当り2×10-3〜1モルが好まし
く、より好ましくは1×10-2〜8×10-1モルを用いる。
本発明に用いるハロゲン化銀乳剤は、適宜の手段により
増感させて用いることができる。
即ちハロゲン化銀乳剤は、活性ゼラチン;硫黄増感剤例
えばアリルチオカルバミド、チオ尿素、シスチン等の硫
黄増感剤;セレン増感剤;還元増感剤例えば第1スズ
塩、二酸化チオ尿素、ポリアミン等;貴金属増感剤例え
ば金増感剤、具体的にはカリウムオーリチオシアネー
ト、カリウムクロロオーレート、2−オーロチオ−3−
メチルベンゾチアゾリウムクロライド等あるいは例えば
ルテニウム、パラジウム、白金、ロジウム、イリジウム
等の水溶性塩の増感剤、具体的にはアンモニウムクロロ
パラデート、カリウムクロロプラチネート(これらの或
る種のものは量の大小によって増感剤あるいはカブリ抑
制剤等として作用する。)等により単独であるいは適宜
併用(例えば金増感剤と硫黄増感剤の併用、金増感剤と
セレン増感剤との併用等)して化学的に増感されてもよ
い。
本発明に用いるハロゲン化銀乳剤は、含硫黄化合物を添
加して化学熟成し、この化学熟成する前、熟成中、又は
熟成後、少なくとも1種のヒドロキシテトラザインデン
およびメルカプト基を有する含窒素ヘテロ環化合物の少
なくとも1種を含有せしめてもよい。
本発明に用いられるハロゲン化銀は、各々所望の感光波
長域に感光性を付与するために、適当な増感色素をハロ
ゲン化銀1モルに対して5×10-8〜3×10-3モル添加し
て化学増感させてもよい。
増感色素としては種々のものを用いることができ、また
各々増感色素を1種又は2種以上組合せて用いることが
できる。本発明の実施において有利に使用される増感色
素としては例えば次の如きものを挙げることができる。
即ち、青感性ハロゲン化銀乳剤層に用いられる増感色素
としては、例えば西独特許929,080号、米国特許2,231,6
58号、同2,493,748号、同2,503,776号、同2,519,001
号、同2,912,329号、同3,656,959号、同3,672,897号、
同3,694,217号、同4,025,349号、同4,046,572号、英国
特許1,242,588号、特公昭44-14030号、同52-24844号等
に記載されたものを挙げることができる。また緑感性ハ
ロゲン化銀乳剤に用いられる増感色素としては、例えば
米国特許1,939,201号、同2,072,908号、同2,739,149
号、同2,945,763号、英国特許505,979号等に記載されて
いる如きシアニン色素、メロシアニン色素または複合シ
アニン色素をその代表的なものとして挙げることができ
る。さらに、赤感性ハロゲン化銀乳剤に用いられる増感
色素としては、例えば米国特許2,269,234号、同2,270,3
78号、同2,442,710号、同2,454,629号、同2,776,280号
等に記載されている如きシアニン色素、メロシアニン色
素または複合シアニン色素をその代表的なものとして挙
げることができる。更にまた米国特許2,213,995号、同
2,493,748号、同2,519,001号、西独特許929,080号等に
記載されている如きシアニン色素、メロシアニン色素ま
たは複合シアニン色素を緑感性ハロゲン化銀乳剤または
赤感性ハロゲン化銀乳剤に有利に用いることができる。
これらの増感色素は単独で用いてもよく、またこれらを
組合せて用いてもよい。
本発明の多色写真要素は必要に応じてシアニン或はメロ
シアニン色素の単用又は組合せによる分光増感法にて所
望の波長域に光学増感がなされていてもよい。
特に好ましい分光増感法としては代表的なものは例え
ば、ベンズイミダゾロカルボシアニンとベンゾオキサゾ
ロカルボシアニンとの組合せに関する特公昭43-4936
号、同43-22884号、同45-18433号、同47-37443号、同48
-28293号、同49-6209号、同53-12375号、特開昭52-2393
1号、同52-51932号、同54-80118号、同58-153926号、同
59-116646号、同59-116647号等に記載の方法が挙げられ
る。
又、ベンズイミダゾール核を有したカルボシアニンと他
のシアニン或はメロシアニンとの組合せに関するものと
しては例えば特公昭45-25831号、同47-11114号、同47-2
5379号、同48-38406号、同48-38407号、同54-34535号、
同55-1569号、特開昭50-33220号、同50-38526号、同51-
107127号、同51-115820号、同51-135528号、同52-10491
6号、同52-104917号等が挙げられる。
さらにベンゾオキサゾロカルボシアニン(オキサ・カル
ボシアニン)と他のカルボシアニンとの組合せに関する
ものとしては例えば特公昭44-32753号、同46-11627号、
特開昭57-1483号、メロシアニンに関するものとしては
例えば特公昭48-38408号、同48-41204号、同50-40662
号、特開昭56-25728号、同58-10753号、同58-91445号、
同59-116645号、同50-33828号等が挙げられる。
又、チアカルボシアニンと他のカルボシアニンとの組合
せに関するものとしては例えば特公昭43-4932号、同43-
4933号、同45-26470号、同46-18107号、同47-8741号、
特開昭59-114533号等があり、さらにゼロメチン又はジ
メチンメロシアニン、モノメチン又はトリメチンシアニ
ン及びスチリール染料を用いる特公昭49-6207号に記載
の方法を有利に用いることができる。
これらの増感色素を本発明に用いるハロゲン化銀乳剤に
添加するには、予め色素溶液として例えばメチルアルコ
ール、エチルアルコール、アセトン、ジメチルフオルム
アミド、或は特公昭50-40659号記載のフッ素化アルコー
ル等の親水性有機溶媒に溶解して用いられる。
添加の時期はハロゲン化銀乳剤の化学熟成開始時、熟成
中、熟成終了時の任意の時期でよく、場合によっては乳
剤塗布直前の工程に添加してもよい。
本発明の好ましい実施態様は、発色現像主薬の酸化体と
反応することによって現像抑制物質又はその前駆体を放
出する化合物(以下、DIR化合物という)を感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層中に含有することで
あり、より好ましくは感光性ハロゲン化銀乳剤層が感度
を異にする2以上の層に分離されて構成される場合、青
感性ハロゲン化銀乳剤層の高感度層(BH)、緑感性ハ
ロゲン化銀乳剤層の高感度層(GH)、赤感性ハロゲン
化銀乳剤層の高感度層(RH)の少なくとも1層中に含
有することである。
DIR化合物の代表的なものとしては、活性点から離脱
したときに現像抑制作用を有する化合物を形成し得る基
をカプラーの活性点に導入せしめたDIRカプラーがあ
り、例えば英国特許935,454号、米国特許3,227,554号、
同4,095,984号、同4,149,886号、特開昭57-151944号等
に記載されている。上記のDIRカプラーは、発色現像
主薬の酸化体とカプリング反応した際に、カプラー母核
は色素を形成し、一方、現像抑制剤を放出する性質を有
する。また本発明では米国特許3,852,345号、同3,928,0
41号、同3,958,993号、同3,961,959号、同4,052,213
号、特開昭53-110529号、同54-13333号、同55-161237号
等に記載されているような発色現像主薬の酸化体とカプ
リング反応したときに、現像抑制剤を放出するが、色素
は形成しない化合物も含まれる。
さらにまた、特開昭54-145135号、同56-114946号及び同
57-154234号に記載のある如き発色現像主薬の酸化体と
反応したときに、母核は色素あるいは無色の化合物を形
成し、一方、離脱したタイミング基が分子内求核置換反
応あるいは脱離反応によって現像抑制剤を放出する化合
物である所謂タイミングDIR化合物も本発明に含まれ
る。
また特開昭58-160954号、同58-162949号に記載されてい
る発色現像主薬の酸化体と反応したときに、完全に拡散
性の色素を生成するカプラー母核に上記の如きタイミン
グ基が結合しているタイミングDIR化合物をも含むも
のである。
本発明において用いるより好ましいDIR化合物は下記
一般式〔I〕及び〔II〕で表わすことができ、このうち
最も好ましいDIR化合物は下記一般式〔II〕で表わさ
れる化合物である。
一般式〔I〕 Coup−抑制剤 式中、Coupは発色現像主薬の酸化体とカプリングし得る
カプラー成分(化合物)であり、例えばアシルアセトア
ニリド類、アシル酢酸エステル類等の開鎖ケトメチレン
化合物、ピラゾロン類、ピラゾロトリアゾール類、ピラ
ゾリノベンズイミダゾール類、インダゾロン類、フェノ
ール類、ナフトール類等の色素形成カプラー及びアセト
フェノン類、インダノン類、オキサゾロン類等の実質的
に色素を形成しないカプリング成分である。
また上記式中の抑制剤は、発色現像主薬との反応により
離脱し、ハロゲン化銀の現像を抑制する成分(化合物)
であり、好ましい化合物としてはベンズトリアゾール、
3−オクチルチオ−1,2,4−トリアゾール等のよう
な複素環化合物及び複素環式メルカプト化合物がある。
上記複素環式基としては、テトラゾリル基、チアジアゾ
リル基、オキサジアゾリル基、チアゾリル基、オキサゾ
リル基、イミダゾリル基、トリアゾリル基等を挙げるこ
とができる。具体的には、1−フェニルテトラゾリル
基、1−エチルテトラゾリル基、1−(4−ヒドロキシ
フェニル)テトラゾリル基、1,3,4−チアゾリル
基、5−メチル−1,3,4−オキサジアゾリル基、ベ
ンズチアゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンズイミ
ダゾリル基、4H−1,2,4−トリアゾリル基等があ
る。
なお、上記一般式〔I〕中、抑制剤はCoupの活性点に結
合している。
一般式〔II〕 Coup−TIME−抑制剤 式中、抑制剤は上記一般式〔I〕において定義されたも
のと同一である。またCoupは一般式〔I〕で定義された
ものと同様に拡散性の色素を生成するカプラー成分も含
まれる。TIMEは下記一般式〔III〕〔IV〕〔V〕及び〔V
I〕で表わされるが、これらのみに限定されるものでは
ない。
一般式〔III〕 式中、X2は、ベンゼン環またはナフタレン環を完成す
るために必要な原子群を表わす。Y1(ここでR13は水素原子、アルキル基またはアリール基
を表わす。)を表わし、カプリング位に結合されてい
る。またR11及びR12は、上記R13と同義の基をそれぞ
れ表わすが、 なる基はY1に対してオルト位またはパラ位に置換され
ており、抑制剤に含まれるヘテロ原子に結合している。
一般式〔IV〕 式中、Wは前記一般式〔III〕におけるYと同義の基で
あり、またR14及びR15も各々一般式〔III〕における
11及びR12と同義の基である。R16は水素原子、アル
キル基、アリール基、アシル基、スルホン基、アルコキ
シカルボニル基、複素環残基であり、R17は水素原子、
アルキル基、アリール基、複素環残基、アルコキシ基、
アミノ基、アシルアミド基、スルホンアミド基、カルボ
キシ基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、シ
アン基を表わす。そしてこのタイミング基はWによって
Coupのカプリング位に結合し、 によって抑制剤のヘテロ原子に結合する。
次に分子内求核置換反応により抑制剤を放出するタイミ
ング基の例を一般式〔V〕で示す。
一般式〔V〕 式中、Nuは電子の豊富な酸素、硫黄または窒素原子を有
している求核基であり、Coupのカプリング位に結合して
いる。Eは電子の不十分なカルボニル基、チオカルボニ
ル基、ホスフィニル基、またはチオホスフィニル基を有
している求電子基であり、抑制剤のヘテロ原子と結合し
ている。VはNuとEを立体的に関係づけていてCoupから
Nuが放出された後、3員環ないし7員環の形成を伴なう
分子内求核置換反応を被り、かつそれによって抑制剤を
放出することができる結合基である。
一般式〔VI〕 Coup−OCH2−抑制剤 Coup及び抑制剤は前記と同義である。
上記のDIR化合物は、感光性ハロゲン化銀乳剤層に添
加するのが好ましい。
本発明において、DIR化合物は同一層に2種以上含ん
でもよい。また同じDIR化合物を異なる2つの以上の
層に含んでもよい。
これらのDIR化合物は、一般に乳剤層中の銀1モル当
り2×10-4〜5×10-1モルが好ましく、より好ましくは
2×10-4〜5×10-2モルを用いる。
本発明の多色写真要素におけるハロゲン化銀乳剤層、そ
の他の写真構成層中には、現像主薬の酸化体と反応して
適度に滲む拡散性色素を生成する非拡散性カプラー、ポ
リマーカプラー等のカプラーを併用してもよい。これら
の現像主薬の酸化体と反応して適度に滲む拡散性色素を
生成する非拡散性カプラーについては本出願人による特
願昭59-193611号の記載を、またポリマーカプラーにつ
いては特願昭59-172151号の記載を各々参照できる。
上記DIR化合物等の添加方法は、マゼンタカプラー等
を添加する場合と、略同様である。即ち、上記DIR化
合物等をハロゲン化銀乳剤その他の写真構成層用塗布液
中に含有せしめるには、該DIR化合物等がアルカリ可
溶性である場合には、アルカリ性溶液として添加しても
よく、油溶性である場合には、前記米国特許明細書に記
載の方法に従って高沸点溶媒(HBS)に、必要に応じ
て低沸点溶媒(LBS)を併用して溶解し、微粒子状に
分散してハロゲン化銀乳剤に添加するのが好ましい。こ
のとき必要に応じて他のハイドロキノン誘導体、紫外線
吸収剤、褪色防止剤等を併用してもさしつかえない。ま
た2種以上のDIR化合物等を混合して用いてもさしつ
かえない。さらに本発明において好ましいDIR化合物
等の添加方法を詳述するならば、1種または2種以上の
該DIR化合物等を必要に応じて他のカプラー、ハイド
ロキノン誘導体、褪色防止剤や紫外線吸収剤等と共に有
機酸アミド類、カルバメート類、エステル類、ケトン
類、尿素誘導体、エーテル類、炭化水素類等、特に前記
高沸点溶媒(HBS)、および/または前記低沸点溶媒
(LBS)に溶解し、前記アニオン系界面活性剤および
/またはノニオン系界面活性剤および/または親水性バ
インダーを含む水溶性と混合し、高速回転ミキサー等で
乳化分散し、ハロゲン化銀乳剤に添加される。
この他、上記DIR化合物等はラテックス分散法を用い
て分散してもよい。
本発明の多色写真要素には、他に各種の写真用添加剤を
含有せしめることができる。例えば特開昭46-2128号、
米国特許2,728,659号に記載の色汚染防止剤や、リサー
チ・ディスクロージャー誌17643号に記載されているカ
ブリ防止剤、安定剤、紫外線吸収剤、色汚染防止剤、蛍
光増白剤、色画像褪色防止剤、帯電防止剤、硬膜剤、界
面活性剤、可塑性、湿潤剤等を用いることができる。
本発明の多色写真要素において、乳剤を調製するために
用いられる親水性コロイドには、ゼラチン、誘導体ゼラ
チン、ゼラチンと他の高分子とのグラフトポリマー、ア
ルブミン、カゼイン等の蛋白質、ヒドロキシエチルセル
ロース誘導体、カルボキシメチルセルロース等のセルロ
ース誘導体、澱粉誘導体、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルイミダゾール、ポリアクリルアミド等の単一ある
いは共重合体の合成親水性高分子等の任意のものが包含
される。
本発明の多色写真要素の支持体としては、例えばバライ
タ紙、ポリエチレン被覆紙、ポリプロピレン合成紙、反
射層を併設した若しくは反射体を併用する透明支持体、
又はガラス板、セルロースアセテート、セルロースナイ
トレート又はポリエチレンテレフタレート等のポリエス
テルフイルム、ポリアミドフイルム、ポリカーボネート
フイルム、ポリスチレンフイルム等の透明支持体等があ
り、これらの支持体は感光材料の使用目的に応じて適宜
選択される。
本発明において用いられる乳剤層及びその他の構成層の
塗設には、テイッピング塗布、エアードクター塗布、カ
ーテン塗布、ホッパー塗布等種々の塗布方法を用いるこ
とができる。また米国特許2,761,791号、同2,941,898号
に記載の方法による2層以上の同時塗布法を用いること
もできる。
本発明の多色写真要素の処理方法については特に制限は
なく、あらゆる処理方法が適用できる。例えば、その代
表的なものとしては、発色現像後、漂白定着処理を行
い、必要ならさらに水洗および/または安定処理を行う
方法、発色現像後、漂白と定着を分離して行い、必要に
応じさらに水洗および/または安定処理を行う方法;あ
るいは前硬膜、中和、発色現像、停止定着、水洗、漂
白、定着、水洗、後硬膜、水洗の順で行う方法、発色現
像、水洗、補足発色現像、停止、漂白、定着、水洗、安
定の順で行う方法、発色現像によって生じた現像銀をハ
ロゲネーションブリーチをしたのち、再度発色現像をし
て生成色素量を増加させる現像方法等、いずれの方法を
用いて処理してもよい。
用いられる発色現像液は、限定的ではないが、発色現像
主薬を含む、pHが好ましくは8以上、更に好ましくはpH
が9〜12のアルカリ性水溶液である。この発色現像主薬
としての芳香族第1級アミン現像主薬は、芳香族環上に
第1級アミノ基を持ち露光されたハロゲン化銀を現像す
る能力のある化合物であり、さらに必要に応じてこのよ
うな化合物を形成する前駆体を添加してもよい。
上記発色現像主薬としてはp−フエニレンジアミン系の
ものが代表的であり、次のものが好ましい例として挙げ
られる。
4−アミノ−N,N−ジエチルアニリン、3−メチル−
4−アミノ−N,N−ジエチルアニリン、4−アミノ−
N−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアニリン、3−
メチル−4−アミノ−N−β−ヒドロキシエチルアニリ
ン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β−メ
トキシエチルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N−
メチル−N−β−メタンスルホンアミドエチルアニリ
ン、3−メトキシ−4−アミノ−N−エチル−N−β−
ヒドロキシエチルアニリン、3−メトキシ−4−アミノ
−N−エチル−N−β−メトキシエチルアニリン、3−
アセトアミド−4−アミノ−N,N−ジメチルアニリ
ン、N−エチル−N−β−〔β−(β−メトキシエトキ
シ)エトキシ〕エチル−3−メチル−4−アミノアニリ
ン、N−エチル−N−β−(β−メトキシエトキシ)エ
チル−3−メチル−4−アミノアニリンや、これらの塩
例えば硫酸塩、塩酸塩、亜硫酸塩、p−トルエンスルホ
ン酸塩等である。
さらに、例えば特開昭48-64932号、同50-131526号、同5
1-95849号およびベント等のジャーナル・オブ・ジ・ア
メリカン・ケミカル・ソサエティー、73巻、3100〜3125
頁(1951年)記載のものも代表的なものとして挙げられ
る。
これらの芳香族第1級アミノ化合物の使用量は、現像液
の活性度をどこに設定するかできまるが、活性度を上げ
るためには使用量を増加してやるのが好ましい。使用量
としては0.0002モル/から0.7モル/までの範囲で
用いられる。また目的によって2つ以上の化合物を適宜
組合せて使用することができる。例えば3−メチル−4
−アミノ−N,N−ジエチルアニリンと3−メチル−4
−アミノ−N−エチル−N−β−メタンスルホンアミド
エチルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル
−N−β−メタンスルホンアミドエチルアニリンと3−
メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β−ヒドロキシ
エチルアニリン等の組合せ等目的に応じて自由に組合せ
使用し得る。
用いられる発色現像液には、更に通常添加されている種
々の成分、例えば水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム等
のアルカリ剤、アルカリ金属亜硫酸塩、アルカリ金属亜
硫酸水素塩、アルカリ金属チオシアン酸塩、アルカリ金
属ハロゲン化物、ベンジルアルコール、水軟化剤、濃厚
化剤および現像促進剤等を任意に含有させることもでき
る。
上記発色現像液に添加される上記以外の添加剤として
は、例えば臭化カリウム、臭化アンモニウム等の臭化
物、沃化アルカリ、ニトロベンゾイミダゾール、メルカ
プトベンゾイミダゾール、5−メチル−ベンゾトリアゾ
ール、1−フエニル−5−メルカプトテトラゾール等の
迅速処理液用化合物を始めとして、ステイン防止剤、ス
ラッジ防止剤、保恒剤、重層効果促進剤、キレート剤等
がある。
漂白工程の漂白液もしくは漂白定着液に用いられる漂白
剤としては、アミノポリカルボン酸または蓚酸、クエン
酸等の有機酸で鉄、コバルト、銅等の金属イオンを配位
したものが一般に知られている。そして上記のアミノポ
リカルボン酸の代表的な例としては次のものを挙げるこ
とができる。
エチレンジアミンテトラ酢酸 ジエチレントリアミンペンタ酢酸 プロピレンジアミンテトラ酢酸 ニトリロトリ酢酸 イミノジ酢酸 エチルエーテルジアミンテトラ酢酸 エチレンジアミンテトラプロピオン酸 エチレンジアミンテトラ酢酸ジナトリウム塩 ジエチレントリアミンペンタ酢酸ペンタナトリウム塩 ニトリロトリ酢酸ナトリウム塩 漂白液は上記の漂白剤と共に種々の添加剤を含有しても
よい。また漂白工程に漂白定着液を用いる場合には、前
期漂白剤のほかにハロゲン化銀定着剤を含有する組成の
液が適用される。また漂白定着液には更に例えば臭化カ
リウムの如きハロゲン化合物を含有させてもよい。そし
て前記の漂白液の場合と同様に、その他の各種の添加
剤、例えばpH緩衝剤、消泡剤、界面活性剤、保恒剤、キ
レート剤、安定剤、有機溶媒等を添加、含有させてもよ
い。
なおハロゲン化銀定着剤としては、例えばチオ硫酸ナト
リウム、チオ硫酸アンモニウム、チオシアン酸カリウ
ム、チオシアン酸ナトリウム、またはチオ尿素、チオエ
ーテル等の通常の定着処理に用いられるようなハロゲン
化銀と反応して水溶性の銀塩を形成する化合物を挙げる
ことができる。
本発明の多色写真要素の発色現像、漂白定着(又は漂
白、定着)、更に必要に応じて行われる水洗、安定化、
乾燥等の各種処理工程の処理温度は迅速処理の見地から
30℃以上で行われるのが好ましい。
本発明の多色写真要素は特開昭58-14834号、同58-10514
5号、同58-134634号及び同58-18631号並びに特願昭58-2
709号及び同59-89288号等に示されるような水洗代替安
定化処理を行ってもよい。
〔実施例〕 以下に本発明の具体的実施例を述べるが、本発明の実施
の態様はこれらに限定されない。
以下の全ての実施例において、ハロゲン化銀写真感光材
料中の添加量は特に記載のない限り1m2当りのものを
示す。また、ハロゲン化銀とコロイド銀は銀に換算して
示した。
トリアセチルセルロースフィルム支持体上に、下記に示
すような組成の各層を順次支持体側から形成して、多層
カラー写真要素を作製した。
試料−1(比較) 第1層;ハレーション防止層 (HC−1) 黒色コロイド銀を含むゼラチン層。
第2層;中間層 (I.L.) 2,5−ジ−t−オクチルハイドロキノンの乳化分散物
を含むゼラチン層。
第3層;低感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層(RL−1) 平均粒径()0.30μm,AgI 6モル%を含むAgBrIか
らなる 単分散乳剤(乳剤I)…銀塗布量1.8g/m2 増感色素I…… 銀1モルに対して6×10-5モル 増感色素II…… 銀1モルに対して1.0×10-5モル シアンカプラー(C−1)…… 銀1モルに対して0.06モル カラードシアンカプラー(CC−1)…… 銀1モルに対して0.003モル DIR化合物(D−1)…… 銀1モルに対して0.0015モル DIR化合物(D−2)…… 銀1モルに対して0.002モル 第4層;高感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層(RH−1) 平均粒径()0.5μm,AgI 7.0モル%を含むAgBrIか
らなる 単分散乳剤(乳剤II)…銀塗布量1.3g/m2 増感色素I…… 銀1モルに対して3×10-5モル 増感色素II…… 銀1モルに対して1.0×10-5モル シアンカプラー(C−1)…… 銀1モルに対して0.03モル DIR化合物(D−2)…… 銀1モルに対して0.001モル 第5層;中間層 (I.L.) 第2層と同じ、ゼラチン層。
第6層;低感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層(GL−1) 乳剤−I…… 塗布銀量1.5g/m2 増感色素III…… 銀1モルに対して2.5×10-5モル 増感色素IV…… 銀1モルに対して1.2×10-5モル マゼンタカプラー(M−1)…銀1モルに対して0.045
モル カラードマゼンタカプラー(CM−1)…… 銀1モルに対して0.009モル DIR化合物(D−1)…… 銀1モルに対して0.0010モル DIR化合物(D−3)…… 銀1モルに対して0.0030モル 第7層;高感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層(GH−1) 乳剤−II…… 塗布銀量1.4g/m2 増感色素III…… 銀1モルに対して1.5×10-5モル 増感色素IV…… 銀1モルに対して1.0×10-5モル マゼンタカプラー(M−1)…… 銀1モルに対して0.030モル DIR化合物(D−3)…… 銀1モルに対して0.0010モル 第8層;イエローフィルター層(YC−1) 黄色コロイド銀と2,5−ジ−t−オクチルハイドロキ
ノンの乳化分散物とを含むゼラチン層。
第9層;低感度青感性ハロゲン化銀乳剤層(BL−1) 平均粒径0.48μm,AgI 6モル%を含むAgBrIからなる 単分散乳剤(乳剤III)…銀塗布量0.9g/m2 増感色素V…… 銀1モルに対して1.3×10-5モル イエローカプラー(Y−1)…… 銀1モルに対して0.29モル 第10層;高感度青感性乳剤層(BH−1) 平均粒径0.8μm,AgI 15モル%を含むAgBrIからなる 単分散乳剤(乳剤IV)…銀塗布量0.5g/m2 増感色素V…… 銀1モルに対して1.0×10-5モル イエローカプラー(Y−1)…… 銀1モルに対して0.08モル DIR化合物(D−2)…… 銀1モルに対して0.0015モル 第11層;第1保護層 (Pro−1) 沃臭化銀(AgI 1モル%平均粒径0.07μm) 銀塗布量0.5g/m2 紫外線吸収剤 UV−1,UV−2を含むゼラチン層。
第12層;第2保護層 (Pro−2) ポリメチルメタクリレート粒子(直径1.5μm)及びホ
ルマリンスカベンジャー(HS−1)を含むゼラチン層 尚各層には上記組成物の他に、ゼラチン硬化剤(H−
1)や界面活性剤を添加した。
以下、上記組成の各層を、上記したHC−1,I.L.,RL−
1,RH−1,GL−1,GH−1,YC−1,BL−1,BH−
1,Pro−1,Pro−2の略号をもって示すものとする。
試料−2(比較) この試料−2は、次のように作製した。
第1層〜第3層は試料−1と同様 第4層 試料−1の第2層と同じ (I.L.) 第5層 試料−1の第6層と同じ (GL−1) 第6層 試料−1の第2層と同じ (I.L.) 第7層 試料−1の第4層と同じ (RH−1) 第8層 試料−1の第2層と同じ (I.L.) 第9層 試料−1の第7層と同じ (GH−1) 第10層 試料−1の第8層と同じ (YC−1) 第11層 試料−1の第9層と同じ (BL−1) 第12層 試料−1の第10層と同じ (BH−1) 第13層 試料−1の第11層と同じ (Pro−1) 第14層 試料−1の第12層と同じ (Pro−2) 試料−3(本発明) 試料−3は、次のように調製した。
第1層及び第2層は試料−1の第1層及び第2層と同様
である。
第3層;試料−1の第4層と同様 (RH−2) 但し乳剤IIを平均粒径()0.75μ,AgI 6.0モル%を
含むAgBrIからなる単分散乳剤(乳剤−V)に変更し
た。
第4層;試料−1の第2層と同じ (I.L.) 第5層;試料−1の第7層と同様 (GH−2) 但し(乳剤−II)を(乳剤−V)に変更した。
第6層;試料−1の第2層と同じ (I.L.) 第7層;試料−1の第3層と同じ (RL−2) 但し(乳剤I)を平均粒径()0.22μm,AgI 7.5モ
ル%を含むAgBrIからなる単分散乳剤(乳剤VI)に変更
した。
第8層;試料−1の第2層と同じ (I.L.) 第9層;試料−1の第6層と同じ (GL−2) 但し(乳剤I)を(乳剤VI)に変更した。
第10層〜第14層は試料−2の第10〜第14層と同じ 以下、上記組成の各層を、上記RH−2,GH−2,RL−
2,GL−2の略号にて示す。
以下同様にして、次に掲げる表−1に示す内容で、重層
塗布試料を作製した。
表−1には、試料−1及び試料−2の層構成についても
示す。各試料−1〜試料−8の層構成は、その第1層〜
第14層(試料−1は第1層〜第12層)を、表−1中に前
記略号で示すことにより特定する。
各層に含まれる化合物は下記の通りである。
増感色素I;5,5′−ジクロロ−9−エチル−3,
3′−ジ−(3−スルホプロピル)チアカルボシアニン
ヒドロキシド 増感色素II;9−エチル−3,3′−ジ−(3−スルホ
プロピル)−4,5,4′,5′−ジベンゾチアカルボ
シアニンヒドロキシド 増感色素III;5,5′−ジフェニル−9−エチル−
3,3′−ジ−(3−スルホプロピル)オキサカルボシ
アニンヒドロキシド 増感色素IV;9−エチル−3,3′−ジ−(3−スルホ
プロピル)−5,6,5′,6′−ジベンゾオキサカル
ボシアニンヒドロキシド 増感色素V;3,3′−ジ−(3−スルホプロピル)
4,5−ベンゾ−5′−メトキシチアシアニン このようにして作成した各試料No.1〜8を、白色光を
用いてウエッジ露光したのち、下記現像処理を行った。
処理工程(38℃) 発色現像 3分15秒 漂白 6分30秒 水洗 3分15秒 定着 6分30秒 水洗 3分15秒 安定化 1分30秒 乾燥 各処理工程において使用した処理液組成は下記の通りで
ある。
〔発色現像液〕
4-アミノ-3-メチル-N-エチル-N-(β- ヒドロキシエチル)-アニリン・硫酸塩 4.75g 無水亜硫酸ナトリウム 4.25g ヒドロキシルアミン・1/2硫酸塩 2.0g 無水炭酸カリウム 37.5g 臭化ナトリウム 1.3g ニトリロトリ酢酸・3ナトリウム塩 (1水塩) 2.5g 水酸化カリウム 1.0g 水を加えて1とする。
〔漂白液〕
エチレンジアミン四酢酸鉄 アンモニウム塩 100.g エチレンジアミン四酢酸2 アンモニウム塩 10.0g 臭化アンモニウム 150.0g 氷酢酸 10.0m 水を加えて1とし、アンモニア水を用いてpH=6.0に
調整する。
〔定着液〕
チオ硫酸アンモニウム 175.0g 無水亜硫酸ナトリウム 8.5g メタ亜硫酸ナトリウム 2.3g 水を加えて1とし、酢酸を用いてpH=6.0に調整す
る。
〔安定液〕
ホルマリン(37%水溶液) 1.5m コニダックス(小西六写真工業社製) 7.5m 水を加えて1とする。
得られた各試料についてそれぞれ、白色光(W)を用い
て、相対感度(S)及び鮮鋭度(MTF)及びRMSを
測定した。その結果を表2に示す。
なお、相対感度(S)はカブリ濃度+0.1を与える露光
量の逆数の相対値であり、試料No.1のW感度を100とす
る値で示した。鮮鋭度の改良効果は色素画像のMTF(M
odulation Transfer Function)を求め、10本/mmでのM
TFの相対値(試料No.1を100とする)で示した。
RMS値は最小濃度+1.2の濃度を円形走査口径が25μ
mのマイクロデシトメーターで走査した時に生じる濃度
値の変動の標準偏差の1000倍値で示した。
表−2の結果からも明らかな様に、本発明によれば、感
度をほとんど落とすことなく、場合によっては感度を向
上しつつ、粒状性及び鮮鋭性に優れた高画質の感光材料
が得られる。特にG,Rの粒状性・鮮鋭性がきわめて良
好である。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明の多色写真要素は、鮮鋭性に優れ、
かつ粒状性に優れ、しかも感度などその他の写真性能も
充分であるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の構成を例示する説明用略示図であ
る。 UL…低感度の乳剤ユニット、UH…高感度の乳剤ユニ
ット、GL…低感度緑感性乳剤層、RL…低感度赤感性
乳剤層、GH…高感度緑感性乳剤層、RH…高感度赤感
性乳剤層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に、少なくとも高感度の緑感性ハ
    ロゲン化銀乳剤層と、低感度の緑感性ハロゲン化銀乳剤
    層と、高感度の赤感性ハロゲン化銀乳剤層と、低感度の
    赤感性ハロゲン化銀乳剤層とを有して成る多色写真要素
    において、下記(a)〜(d)であることを特徴とする多色写
    真要素。 (a)前記高感度の緑感性乳剤層と、高感度の赤感性乳剤
    層とは、高感度の乳剤ユニットを構成していること (b)前記低感度の緑感性乳剤層と、低感度の赤感性乳剤
    層とは、低感度の乳剤ユニットを構成していること (c)前記高感度の乳剤ユニットは、低感度の乳剤ユニッ
    トより支持体に近い位置に配設されていること (d)前記高感度の緑感性乳剤層と、高感度の赤感性乳剤
    層とは、前記高感度の乳剤ユニットにおいて互いに隣接
    して配設されていること。
  2. 【請求項2】前記低感度の緑感性乳剤層と、低感度の赤
    感性乳剤層とは、前記低感度の乳剤ユニットにおいて互
    いに隣接して配設されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の多色写真要素。
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