JPH06102092B2 - 図柄組合せ式遊技機における遊技球用送出装置 - Google Patents

図柄組合せ式遊技機における遊技球用送出装置

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JPH06102092B2
JPH06102092B2 JP62130971A JP13097187A JPH06102092B2 JP H06102092 B2 JPH06102092 B2 JP H06102092B2 JP 62130971 A JP62130971 A JP 62130971A JP 13097187 A JP13097187 A JP 13097187A JP H06102092 B2 JPH06102092 B2 JP H06102092B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、図柄組合せ式遊技機における遊技球用送出
装置にかかり、更に詳述すれば遊技媒体の投入による毎
回のゲームにおいて、図柄表示装置における図柄同志の
組合せが得られ、そしてその結果に基づいて所定の入賞
が成立される遊技機にあって、上記遊技媒体として一定
個数単位のパチンコ球をゲーム条件に適合して送出する
ようにした新規な遊技球用送出装置に関する。
〔技術背景〕
この種図柄組合せ式遊技機の代表例の一つとして、従前
から一般に「スロットマシン」とも呼ばれている遊技機
では、周知のように毎回のゲームにメダル(コイルとも
いう)を1枚単位で使用して図柄ドラムや図柄表示装置
における図柄の組合せゲームを行ない得るもので、一般
的なパチンコ機と対比すると、互いの遊技媒体(メダル
とパチンコ球)の差異に関連して双方の遊技方法や内容
さらには構成等に至って大きな相違があるものの、互い
には外形サイズ(幅及び高さ)が同等とされて同一遊技
店内における共通な設置枠台(通常島ともいう)に夫々
交換設置が可能とされている。
このため近年ではこの種遊技機の新規なタイプの一つと
して、遊技媒体にパチンコ球を使用可能とする型式が要
望されつつある。
〔従来の技術問題〕
前述の要望に応えるべく近年において、パチンコ球を使
用する型式の一例として、実開昭62−6880号公報に開示
される「スロットマシン」が提案されている。この「ス
ロットマシン」では、なる程メダル等に代わり通常のパ
チンコ球を使用可能とする旨の技術概要が提案されるも
のの、しかし毎回のゲームにおいてメダル1枚分毎に対
応する所定個数のパチンコ球を機内へ適確に送出するた
めの具体的な技術すなわち遊技球送込み用装置が提案さ
れておらず、未だ創意工夫を要する実情にある。
〔問題点を解決するための技術〕
本発明は、上述した先行技術にかかる技術的不備を解決
して新規に提案したもので、 請求項1は、毎回の図柄組合せゲームの遊技媒体にパチ
ンコ球が使用される遊技機にあって、この遊技機の前面
に装備された上の球受け皿に連通される通入路及び送路
と、この送路に対して適宜間隔位置に配設され排出樋に
連通する排出路と、送路と排出路の間に該送路に対して
上下に揺動自在に支持されて一定個数単位のパチンコ球
を給出可能に収容し得る球ケースと、球ケースの前端部
に設けられて該球ケースと一体で揺動し通入路を閉鎖解
放可能な開閉片と、球ケース内のパチンコ球の有無を確
認する為に前端部に設置された確認スイッチと、前記球
ケースを揺動操作する第1電磁操作具と、を備えた球送
り機構を設けるとともに、戻し樋を経て下の球受け皿に
連通する球戻し路と、前記球ケースの出口と球戻し路の
入口との間に介挿された開閉片に連繋し回動可能な開閉
レバーと、遊技機に設置した球戻しスイッチからの操作
信号を入力して開閉レバーを回動操作する第2電磁操作
具と、を具備してなる球戻し機構を設けた、ものであ
る。
請求項2は、排出樋に排出球を検出するためのスイッチ
を設けたものである。
請求項3は、ケース本体に、上の球受け皿と連通する位
置に通入路の入口、排出樋と連通する位置に排出路の出
口、並びに、戻し樋と連通する位置に球戻し路の戻し口
をそれぞれ形成するとともに球送り機構及び球戻し機構
を組込み、前記ケース本体を着脱自在に設置したもので
ある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、毎回の図柄組合せゲーム条件に適合す
る一定個数の遊技用パチンコ球を適確に投入し得る遊技
球用送出装置を提供し、以てパチンコ球使用型式の図柄
組合せ遊技機の普及を図ることにある。
〔実施例〕
本発明の好適な実施例を添付図面を参照して説明する。
先ず第1図に略示する遊技機Pについて要約説明する
と、同機では従前の「スロットマシン」と同様な基本的
構成を備えており、図示のように縦長箱形の本体1に開
閉自在に装着された前枠2の前面に縦長方形の装飾枠3
が装着され、この装飾枠3の中央部に各図柄ドラム用の
透視窓4が形成され、その下部にスタートレバー5及び
各図柄ドラム用の手動停止ボタンスイッチ6が夫々配置
されている。
なお上記透視窓4の表面両側に亘り、遊技球の規定数単
位の投入条件に対応する複数の「図柄組合せ入賞ライン
(入賞権利ラインともいう)」が設定されている。ちな
みに遊技球の1回分の投入時では中央の1ラインのみ、
2回分投入時では中央及び上下の3ラインまで、そして
3回分投入時では互いに交差する斜線を含む全てのライ
ンにかかる夫々の入賞モードが設定される。また図示し
ないが上記装飾枠3の表示部3Aにはゲーム内容にかかる
必要事項等が表示され、透視窓4の隣接部位には入賞に
かかる複数種の「図柄組合せモード及びそれに対する得
点数字(例えば1〜15)」等が表示されるとともに、得
点表示器等が設置される。
一方前記本体1内には、個々の駆動停止手段7で回転制
御される3個の図柄ドラム8が縦向きに配列されてお
り、その外周面に所定の図柄(例えば数字、文字、絵
等)が例えば適数配置されている。ただし各ドラムの停
止態様について、自動停止例では設定時間帯を以て左か
ら順に停止され、手動停止例では遊技者による各ボタン
スイッチ6の操作に対して設定時間に基づいて個々に停
止されるように設定され、夫々の図柄を当該の透視窓4
に固定表示し得る。ちなみに遊技球の投入条件に応じて
選定された各入賞ライン上に、「図柄組合せモード」が
表示された際に入賞が成立される。
前述した本例遊技機Pにおいて、パチンコ球の使用に関
連する構成として、第1図に略示されるように前記装飾
枠3の前面下部に固定された横長方形の金枠9に対し金
属製支板10が横開き式に開閉自在に装着され、この支板
10の前面に上の球受け皿11が装着される一方、内面に後
述する本例送出装着Fが着脱自在にセットされている。
なお支板10には施錠装置12(第3.4図参照)が付設さ
れ、錠筒13の鍵孔14からの鍵操作で操作片15を利用して
錠杆16を開錠し得る。18は下の球受け皿で、双方の皿1
1.18には球抜き機構が装備されているものとする。
本例の遊技球用送出装置Fは、上の球受け皿11からの遊
技用パチンコ球(単に遊技球ともいう)を受入れて球送
り操作毎に対し一定個数単位で送出する球送り機構と、
遊技球を下の球受け皿18に戻す球戻し機構とをケース本
体21に組込んだものであり、第3〜9図に示すように支
板10内面のほぼ中央部にセットされる方形状のケース本
体21はカセット型式に構成されている。すなわちケース
本体21は、その1側が支板10の施錠装置12のベース17に
位置決め係合され、他側が係合レバー19で固定化保持さ
れることにより支板10に着脱自在に設置される。そして
このケース本体21内の一方においては、通入路22と、同
通入路22と連通する斜状の送路23が配設され、またこれ
より適宜間隔を置いた他方においては、球戻し路24と排
出路26が上下に区画配設されている(第5図)。また、
ケース本体21には、上の球受け皿11と連通する位置に通
入路22の入口22aが、排出樋29と連通する位置に排出路2
6の出口27が、及び戻し樋28と連通する位置に球戻し路2
4の戻し口25がそれぞれ形成されている。なお、排出樋2
9は本体1内の下部に設置されていて回収部72を経て機
外に連通され、また戻し樋28は前記装飾枠3内の下部中
央に設置されている下の球受け皿18側に連通される(第
2.9図参照)。
上記遊技球用送出装置Fの球送り機構は、球ケース30、
電磁ソレノイド41、及び確認スイッチ38等から構成され
る。すなわち上記送路23と球戻し路24及び排出路26の間
に球ケース30が、送路23に対して上下方向に揺動自在に
装着されていて、コンパクト化を図っている。この球ケ
ース30は、所定個数単位(本例では5個)の遊技球用の
収容路31を有するほぼ横向き角筒形とされ、そして下面
中央部の支点軸32がケース本体21と支持ブラケット33の
間に支持されており、そして後述する第1電磁ソレノイ
ド41の毎回作動により、収容路31の入口を送路23の出口
に連通する球受け位置(ただし出口を球戻し路24に向け
た球戻し位置ともされる)と、収容路31の出口を排出路
26の入口に連通する球出し位置とに交互に切換えられる
もので、通常ではソレノイド41の休止に従い球受け位置
に静止保持されている。なお球ケース30の入口側には送
出路23の出口に対する開閉片34が形成されていて、前記
球ケース30と一体に揺動する。
また前記ケース本体21内の前端部に確認スイッチ38が組
込まれている。このスイッチ38は、球自体を利用する光
電管形式とされており、そして発光部及び受光部を本体
21の孔39から球ケース30の口40に向けて収容路31内の最
後端(上流の入口側に位置する第5番目)の遊技球の有
無を検出し得る。なおスイッチ38にはランプ53が接続さ
れる。
前記第1の電磁ソレノイド41は、ケース本体21の内側に
設置されてそのバネ付ロッド42が連杆43を介して球ケー
ス30の連結片44に連繋されており、そして通常では休止
状態とされて毎回の作動時に球ケース30を球受け位置
と、球出し位置に交互に操作し得る。このソレノイド41
は、前記確認スイッチ38の検出時(ON)に作動可能とさ
れて前記装飾枠3の中央部に配置された手動ボタン形式
の球送り操作用の選択スイッチ48.49.50の各操作におい
て記憶回路Mに従い作動され、また前記排出樋29の入口
部に設置された排出球用のスイッチ51の検出時(ON)に
次期作動が可能とされる。なお各スイッチ48.49.50及び
51にはランプ54.55.56.57が夫々接続される。
上記遊技球用送出装置Fの球戻し機構は、開閉レバー3
5、電磁ソレノイド45等から構成される。すなわちケー
ス本体21の外側に開閉レバー35が支持されている。この
レバー35は、上記球ケース30内の遊技球の制止及び開放
をなすもので、上記支点軸32に片持ち支持されてその自
由端部の開閉片36を、ケース本体21に形成された長孔37
から球ケース30の出口と球戻し路24の入口の間に介在さ
せており、そして第2電磁ソレノイド45の作動により昇
降形態で切換えられる。第2ソレノイド45は、前記ケー
ス本体21に装着されてそのバネ付ロッド46が連杆47を介
し開閉レバー35に連繋されており、そして通常では休止
状態とされて同レバー35を下降閉鎖位置に保持し、作動
時にはレバー35を上昇開放位置に操作し得る。ただしこ
のソレノイド45は、前記支板10に設置された球戻しスイ
ッチ52で操作されるもので、前記第1ソレノイド41の作
動時には休止状態に設定されている。
なお前記各ランプ53〜57は、前記装飾枠3の上部の表示
部3Aに夫々配置され、前記両ソレノイド41.45、スイッ
チ38.51.52及び選択スイッチ48.49.50を含めて本体1内
の制御回路Cで制御される(第10図参照)。
なお本例遊技機Pでは、入賞成立時の褒賞として設定個
数のパチンコ球を(賞球ともいう)提供する。斯る構成
については、第2図に略示するように前記本体1内の上
部の貯留タンク61、斜状の送出樋62及び折返し樋63内に
亘り充填された賞球用パチンコ球が、各入賞成立毎に対
応する条件で作動される賞球給出装置64内に所定個数単
位で収容保持されて同装置64の作動時に排出される。そ
して賞球は以降縦樋67から横の第1給出樋68を介し上の
球受け皿11側に給出され、同皿側の満杯以後は下の第2
給出樋69を介し下の球受け皿18側に給出される。
ちなみに上記賞球給出装置64では、設定個数単位(5
個、10個)の賞球を収容し得る2個の賞球ケース65が当
該電磁ソレノイド66等に連繋されて独自に作動し得、
「図柄組合せモード」にかかる得点に対する賞球につい
ては、1得点に5個、2得点に10個、3得点に15個を基
準例として最高15得点で75個の球を給出する。なお第2
給出樋69の適宜部位には賞球満杯検出用のスイッチ70が
付設され、同スイッチ70の検出作動時に送出装置Fにお
ける第1電磁ソレノイド41が一時休止状態に設定されて
いる。71は賞球用の球抜き樋で、前記排出樋29と共通の
回収樋72に連通されている。
前述のように構成された本例の遊技球用送出装置Fにあ
っては、上の球受け皿11内に投入された遊技球につい
て、ケース本体21の通入路22から送路23に通入して球受
け位置に保持されている球ケース30内に通入し、閉鎖位
置の開閉レバー35で先行球が制止された以降、そのまま
球ケース30内に収容される。そしてこの球ケース30内の
遊技球について、確認スイッチ38が最後の球の検出を以
て「5個の球有り」を検出確認することにより、第1電
磁ソレノイド41が可動状態に保持される。そして斯る状
態において、上記確認スイッチ38の「球有り」検出及び
ランプ53の点灯表示のもとで、選択スイッチ48.49.50が
操作されることにより、下記のように希望のゲーム内容
が設定される。
ただし上記各ランプは、点灯時において当該可能なゲー
ムを表示する。
すなわち遊技者が希望とするゲーム内容に合せて選択ス
イッチ48.49.50のいずれか1つを操作することにより、
当該スイッチのONに伴い対応ランプ54.55.56のいずれか
が点灯して当該ゲームが表示される一方、送出装置Fに
おける第1電磁ソレノイド41が、記憶手段M及び制御回
路基盤Cの制御に基づいて設定条件で作動されることに
従い、球ケース30が1回毎に球受位置から球出し位置へ
変化して遊技球を送出し、そして再び球受け位置に復帰
されて次回分の遊技球を収容する。以降は球ケース30単
位毎に遊技球が送出される。
なお送出された遊技球は、使用済み球として排出路26か
らケース本体21外の排出樋29へ排出されて回収部72から
機外へ排出される。そして排出樋29におけるスイッチ51
が、排出球を検出した時点で当該球送り作動が終了され
る。一方上記ソレノイド41は、スイッチ49.50の操作時
では前記排出球用スイッチ51の検出毎において、前記確
認スイッチ38の「球有り」検出のもとで当該回分だけ再
度作動される。そうして当該スイッチ操作に対する球送
り作動の終了時点で「ゲーム可能」状態とされる。
上述のように遊技球の送出がなされた以降において、遊
技機P側では、従前の「スロットマシン」の場合と同様
にスタートレバー5を操作することにより、夫々の駆動
停止手段7を介し図柄ドラム8が設定条件に従い回転開
始して図柄を変動し、そして自動停止又はボタンスイッ
チ6による手動停止に従い停止されて個々の図柄を透視
窓4に固定表示する。そして図柄の組合せ結果において
夫々の「得点ライン」が成立すれば、その得点に対応し
て機内の賞球給出装置64が作動されて所定個数の賞球が
給出される。
上述した遊技の継続にあって、選択スイッチ49.50を操
作した場合において、球受け皿11内又は送出装置F内の
遊技球の不足に起因して万一確認スイッチ38が2回目以
降に球ケース30内の球を確認検出し得なかった場合で
は、前記第1電磁ソレノイド41が、2回目又は3回目の
作動を休止される一方、これに対応するランプ55又は56
が点滅されて球ケース30内の球不足の旨を表示する。斯
る状態において、球受け皿11内に新たな遊技球を追加す
れば確認スイッチ38の「球有り」検出に基づいて第1電
磁ソレノイド41が残り回分の球送り作動を行い当該のゲ
ームが開始できる。一方遊技球を追加せずスタートレバ
ー5を操作すれば遊技球の有効投入分にかかるゲームが
開始できる(第11図参照)。
なお遊技の終了等に際して上記球ケース30内又は送出装
置F内の遊技球を抜出す場合では、球戻しスイッチ52を
入力操作する。これにより第2電磁ソレノイド45が作動
して開閉レバー35が上傾回動され、これに追随して開閉
片36が回動して球ケース30内及び球戻し路24を互いに開
放連通し、残存遊技球を下の球受け皿18側へ排出し得
る。
前記したように、本例の送出装置Fでは、球ケース30内
に所定数のパチンコ球が入ったかを確認スイッチ38によ
り確認した後に、第1電磁ソレノイド41を作動し球ケー
ス30を上下に揺動してパチンコ球を一定数排出するもの
であり、このため遊技球不足による不正遊技が防止で
き、また排出用スイッチ51の検出時に第1電磁ソレノイ
ド41の次期作動を可能とするものであり、このため、選
択スイッチ48.49.50の操作と異なる誤作動が防止できる
ので、常に適確な球送り作動を遂行して適正な遊技を継
続可能とし得る。
そして遊技の終了等に際しては、球戻しスイッチ52の入
力操作をするだけで、第2電磁ソレノイド45が作動して
自動的に開閉レバー35を上傾回動させるので、球ケース
30内又は送出装置F内の残存遊技球を下の球受け皿18側
へ簡便に抜き出すことができる。
さらに、送出装置Fを本体ケース21に組込み、この本体
ケース21を着脱自在に設置したことにより、送出装置F
の修理等に際しては、本体ケース21のみを遊技機から取
外すだけで足り、このため修理作業を効率よく遂行する
ことができる。
〔変更例〕 本発明の対象とする遊技球用送出装置では、図示実施例
以外の他の技術も推奨される。すなわち1回のゲーム操
作で全入賞ラインにかかるゲームまでを可能とする例に
おいて、遊技球の通入途上に5個用、10個用、15個用の
各確認スイッチを配置し、これら各スイッチの検出状態
及び各表示手段の点灯表示において、これに対応する選
択スイッチの操作によりソレノイド41が設定回数だけ作
動される型式。また5個用、10個用の各球ケース、確認
スイッチ及び電磁ソレノイドを夫々配設し、夫々のスイ
ッチの検出状態及び表示手段の点灯表示において、これ
に対応する選択スイッチの操作により個々のソレノイド
が単独又は同時に作動される型式。等である。なお球戻
し機構については、図示電磁ソレノイド45に代えて機械
的に例として前記支板10の前面に付設される操作片及び
連繋部材を以て前記開閉レバー35を操作する形式とする
型式等が可能である。
〔発明の効果〕
本発明の遊技球送出装置は、球ケース内に所定数のパチ
ンコ球が入ったかを確認した後に、球ケースを上下に揺
動してパチンコ球を一定数排出すると共に、該排出され
たことを確認して、次回の球ケースの排出を可能とする
ものである。そのため、遊技球排出装置をコンパクトに
構成できるし、排出するパチンコ球数の確認と選択スイ
ッチによる誤操作防止を図ることができる。
そして遊技の終了等に際しては、球戻しスイッチの入力
操作をするだけで球ケース内又は送出装置内の残存遊技
球を下の球受け皿側へ抜き出すことができるので、抜き
出し操作が簡便にできる。
さらに、送出装置を組込んだ本体ケースは着脱自在に設
置してあるため、送出装置の修理作業を効率的に遂行で
きる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図は本例にかか
る遊技機を略示する正面図、第2図は同じく遊技機内部
を略示する正面図、第3図は送出装置の実施態様を示す
一部破断した正面図、第4図は同じく背面図、第5図は
送出装置を示す一部破断した背面図、第6図は第5図中
A−A線に基づく平断面図、第7図、第8図及び第9図
は第5図中B−B線、C−C線、D−D線に基づく側断
面図、第10図は送出装置にかかる電気部材の接続系統を
略示するブロック図、第11図は球送り作動にかかるフロ
ーチャート図である。 P…遊技機、1…本体 3…装飾枠、4…透視窓 5…スタートレバー、6…ボタンスイッチ 8…図柄ドラム、10…支板 11…上の球受け皿、18…下の球受け皿 F…遊技球用送出装置、21…ケース本体 22…通入路、22a…入口 23…送路、24…球戻し路 25…戻し口、26…排出路 27…出口、28…戻し樋 29…排出樋、30…球ケース 34…開閉片、35…開閉レバー 36…開閉片、38…確認スイッチ 41…第1電磁ソレノイド(第1電磁操作具) 45…第2電磁ソレノイド(第2電磁操作具) 48.49.50…選択スイッチ、51…スイッチ 52…球戻しスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】毎回の図柄組合せゲームの遊技媒体にパチ
    ンコ球が使用される遊技機にあって、この遊技機の前面
    に装備された上の球受け皿に連通される通入路及び送路
    と、この送路に対して適宜間隔位置に配設され排出樋に
    連通する排出路と、送路と排出路の間に該送路に対して
    上下に揺動自在に支持されて一定個数単位のパチンコ球
    を給出可能に収容し得る球ケースと、球ケースの前端部
    に設けられて該球ケースと一体で揺動し送路を閉鎖解放
    可能な開閉片と、球ケース内のパチンコ球の有無を確認
    する為に前端部に設置された確認スイッチと、前記球ケ
    ースを揺動操作する第1電磁操作具と、を備えた球送り
    機構を設けるとともに、戻し樋を経て下の球受け皿に連
    通する球戻し路と、前記球ケースの出口と球戻し路の入
    口との間に介挿された開閉片に連繋し回動可能な開閉レ
    バーと、遊技機に設置した球戻しスイッチからの操作信
    号を入力して開閉レバーを回動操作する第2電磁操作具
    と、を具備してなる球戻し機構を設けたことを特徴とす
    る図柄組合せ式遊技機における遊技球用送出装置。
  2. 【請求項2】排出樋に排出球を検出するためのスイッチ
    を設けたことを特徴とする特許請求の範囲(1)記載の
    図柄組合せ式遊技機における遊技球用送出装置。
  3. 【請求項3】ケース本体に、上の球受け皿と連通する位
    置に通入路の入口、排出樋と連通する位置に排出路の出
    口、並びに、戻し樋と連通する位置に球戻し路の戻し口
    をそれぞれ形成するとともに球送り機構及び球戻し機構
    を組込み、前記ケース本体を着脱自在に設置したことを
    特徴とする特許請求の範囲(1)記載の図柄組合せ式遊
    技機における遊技球用送出装置。
JP62130971A 1987-05-27 1987-05-27 図柄組合せ式遊技機における遊技球用送出装置 Expired - Fee Related JPH06102092B2 (ja)

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