JPS5829116B2 - パチンコユウギキコウニオケル ダキユウキヨウキユウホウホウオヨビダキユウキヨウキユウソウチ - Google Patents

パチンコユウギキコウニオケル ダキユウキヨウキユウホウホウオヨビダキユウキヨウキユウソウチ

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JPS5829116B2
JPS5829116B2 JP15614375A JP15614375A JPS5829116B2 JP S5829116 B2 JPS5829116 B2 JP S5829116B2 JP 15614375 A JP15614375 A JP 15614375A JP 15614375 A JP15614375 A JP 15614375A JP S5829116 B2 JPS5829116 B2 JP S5829116B2
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ball
batted
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多数の遊戯機を並列状に設置したパチンコ遊戯
場におけるパチンコ遊戯機構において、遊戯者に貸与す
る打球の供給方法及び供給装置に関するものである。
周知の様にパチンコ遊戯場において遊戯する場合、遊戯
者はカウンターにて料金と引換えに打球を受は取ったり
或いは貸与機にコインを投入して打球を取り出し、遊戯
機の前面に有る上下の受皿のうち上方の受皿に供給しな
ければならない。
このような動作は面倒なので各遊戯機の一側に打球の貸
与機を設置し、該貸与機にコインを投入したとき定量数
の打球を遊戯機の上部受皿に排出するようにしたことが
実開昭49−137690号公開実用新案公報により知
られている。
しかし、この公知事実は打球の貸与機の排出口を遊戯機
の上部受皿の賞球流下樋に誘導樋によって直接連結した
ものである。
したがって打球の貸与機はすべての遊戯機の一側に設置
しなければならないので無駄な空間を要し、狭い遊戯場
の内部に多数の遊戯機を設置して売上倍増や繁栄を図ろ
うとする経営者意思に反することになる。
また打球の全貸与機には常に打球を排出できる状態にし
なければならないのでその構造が面倒であり、しかも保
守管理に多々の弊害を生じる。
本発明は上記に鑑み提案されたもので、複数の遊戯機に
対して一台の打球の定量数供給機構を設置し、該機構の
排出路を途中で分岐して各遊戯機の上部受皿に連絡させ
るようにしたものである。
したがって遊戯者はコインを投入するだけで打球が上部
受皿に排出されるのでそのまま遊戯することができ、ま
た打球の排出機構によって無駄な空間を必要としなくな
る。
第1図に示した実施例は並設したパチンコ機列において
2台のパチンコ遊戯機a、aの間に定量数の打球の供給
機構すを設置した状態を示すもので、周知のように遊戯
機aの表面には上下に打球の受皿1,2を有し、特に上
方の受皿1には裏面の賞球排出機構に連絡された賞球排
出樋3が開口し、打球が入賞したとき遊戯者に供給され
る賞球は排出樋3から受皿1に導出される。
打球の供給機構すは高さが遊戯機aの高さとほぼ同一で
あるが前面の横幅が著しく短かく、前面板4の表面には
上からコインの投入口5、切換しバー6、主に不適正コ
インの返却部7をその順に設ける。
供給機構すの内部には第2図で示すように投入口5に上
端を連結したコイン流下路8、該流下路8の下端に位置
するコインの選別機9を有し、遊戯者が投入口5に挿入
したコインは流下路8から選別機9に入る。
該選別機9は周知のようにコインの厚さ、直径、吸硫特
性などによって適正コインと不適正コインとに分ける機
能を有し、適正コインは落下路10を伝わって機構すの
内部下方に有るコイン貯留部11に送られる。
落下路10にはコイン検出部12(リミットスイッチ、
フォトトランジスタなど)を臨ませ、適正コインが通過
したとき検出部12から信号を発信させる。
一方、選別機9によって分けられた不適正コインは不適
正コイン落下路13を伝わり、前記した返却部7に排出
される。
供給機構すには打球の貯留部分14を上方に設ける。
該貯留部分14は縦型の樋状で上端をパチンコ機列の上
方に延設した球の補給樋に接続し、途中に定量数供給機
構15を臨ませる。
該定量数供給機構15は第3図で示すように貯留部分1
4に一側を突入させて外周にパチンコ球の一個を受入れ
る切欠部16・・・・・・を多数形成した歯車17と、
該歯車17の小径ギヤー18に噛合する大径ギヤー19
と、該ギヤー19と一体なカム盤20に係合する爪21
を先端に設けた作動杆22とからなり、該作動杆22の
後端を電磁石23の励磁杆24に連結する。
電磁石23は前記した適正コインの落下路10の検出部
12に電気的に連結するもので、励磁したとき作動杆2
2を下向きに引くので爪21がカム盤20から外れる。
これにより歯車17は自由回転状態となるため、貯留部
14内の打球の附勢で切欠部16に球の一個を受は入れ
ながら回転し、球を下方に流下させる。
電磁石23が消磁すると作動杆22はスプリング24の
附勢で戻り回動して爪21がカム盤20の外周に接する
そして歯車17が多数回転して大径ギヤー19が一回転
すると爪21がカム盤20を係止し、歯車17及び大径
ギヤー19の回転を止める。
したがって定量数供給機構15は電磁石23が励磁する
ごとに定量の打球を貯留部14に流下させるものである
貯留部14の下端は横向きに分岐させて左右の遊戯機の
排出樋3に連絡路25で接続し、分岐位置26に打球の
流路の変換機構27を設置する。
該変換機構27は第4図、第5図で示すように前記した
切換レバー6と一体に回動する縦杆28の途中に縦長孔
29を開設し、分岐位置26に下から突入させた変換板
30の下端の横向きロッド31を上記縦長孔29に挿入
したもので変換板30は下方を軸32で回動自在に支え
る。
したがって切換レバー6を右側に傾けると縦杆28も右
側に傾斜し、第4図実線で示すように変換板30が左側
に位置して分岐位置26の左側を閉塞し、左側の連絡路
25を閉ぐ。
これにより貯留部14から流下する打球は分岐位置26
において右側連絡路25に流れる。
一方、切換レバー6を左側に傾けると縦杆28も左側に
傾斜し、第4図鎖線で示すように変換板30が右側に位
置して分岐位置の右側を閉塞する。
したがって貯留部分14から流下する球は左側の連絡路
25を流れ、左側の遊戯機aの受皿1に導かれる。
なお縦杆28の下方には切換スイッチ33を位置させて
前面板4の表面の左右表示部34,34の内部のランプ
に電気的に接続し、縦杆28が右側に有って変換板30
が左側の連絡路25を閉塞しているときには右側表示部
34を点灯させ、右側の連絡路25を閉塞しているとき
には左側表示部34を点灯させる。
したがって遊戯者は表示部34を確認してコインを投入
し、打球を自己の遊戯機の受皿に導出することができる
このように第1図乃至第6図の実施例によれば切換レバ
ー6を所望方向に傾けて適正コインを投入口5に挿入す
ると、該コインは流下路8からコイン選別機9を通って
落下路10を落下し、その過程で検出部12から信号を
発して定量数供給機構15の電磁石23を瞬間的に励磁
する。
電磁石23の励磁により定量数の打球を切換レバー6の
方向による遊戯機の受皿に排出するので、遊戯者はその
ま\パチンコ遊戯に興することができる。
なお貯留部14の上方に検出スイッチ35を臨ませて前
面板4の上方の表示灯36に電気的に接続し、貯留部1
4に打球が溜っていないとき検出スイッチ35をオンに
して表示灯36を点灯させれば、遊戯者が表示灯36の
点灯時にコインを投入するのを防止することができる。
また上記検出スイッチ35を電磁石に接続し、スイッチ
35がオンのとき電磁石の励磁で投入口5を蓋材などに
より閉じるようにしてもよい。
第6図に示す実施例はコインの投入口5及びコインの返
却部7を左右に設けて各遊戯機の遊戯者が個々に投入で
きるようにしたもので、打球の貯留部、定量数供給機構
、各遊戯機の賞球排出樋3に対する連絡路25などは上
記実施例と同一である。
図面によれば左右のコインの投入口5,5及び返却部7
,7は供給機構すの前面板4ではなく各遊戯機aの表面
−側に形成したもので、各投入口5に入れたコインを案
内する上部流下路37を供給機構すの内部に導いてコイ
ンの切換機構38に接続し、該切換機構38の下側に流
下路8を介してコインの選別機9を取付ける。
コインの切換機構38は両投入口5から同時にコインを
挿入された場合を制御するもので、具体的構成は第7図
、第8図に示す通りである。
即ち各上部流下路37.37が左右に重なった位置の一
側に横方向に移動できる摺動杆39を設け、該摺動杆3
9の前面にいずれかの上部流下路37に突入するストッ
パー40を突設する。
モして摺動杆39の一端にはストッパー40が左側の上
部流下路37を閉じるように附勢するスプリング41を
連結し、他端には電磁石42の励磁杆43を係止すると
ともに下方にピン44を突設する。
また該ピン44の横方向には長さの途中を軸着した係止
杆45の先端フック部46を位置させ、係止杆45の他
端に電磁石47を連結する。
係止杆45はコイルスプリング48によりフック部46
が下向きに回動するように附勢されているが固定ストッ
パー49によってフック部46とピン44とがほぼ並ぶ
ことになる。
第7図、第8図は電磁石42が消磁し、ストッパー40
が左側の上部流下路37を閉じている場合を示したもの
である。
したがって右側の投入口5に入れたコインが流下路37
を流下するとそのま\流下路8、硬質の選別機9を落下
し、落下路10を落下する過程で検出部12から信号を
発して定量数の打球を上部受皿に排出する。
この場合、打球の定量数供給機構や打球の変換機構は前
記実施例と同様である。
一方、電磁石42が励磁して励磁杆43を吸弓するど摺
動杆39が移動してストッパー40が右側の上部流下路
37を閉じ、しかもピン44がフック部46の下面を滑
って係止される。
したがって左側のコインの投入口に入れたコインのみが
上部流下路37、流下路8、選別機9、落下路10を落
下して定量数の打球を受皿に排出する。
この場合、電磁石42が消磁してもピン44がフック部
46に係止されているので摺動杆39は戻り移動しない
しかし電磁石47が励磁して係止杆45が回動し、フッ
ク部46がピン44を外したときには戻り移動し、再び
ストッパー40が左側の上部流下路37を閉じる。
したがって電磁石42が励磁すればストッパー40が右
側の流下路を閉じて左側の流下路を開き、電磁石47が
励磁するとその逆となって左右のコイン投入口を切換え
る。
上記した各電磁石42.47の励磁、消磁は供給機構す
の前面板4に設けたスイッチを遊戯者が個々に操作する
ことにより行ってもよいが、各上部流下路37にコイン
が通過したとき瞬間的にオンとなるスイッチ49.49
により自動的に行うのがよい。
この場合の具体的構成は後記する。第9図は一本の樋材
から流下するコイン或いはパチンコ球を自動的に左右の
いずれかに分ける分離機構50の実施例を示したもので
、第6図に示す実施例であれば選別機9の下方に延出す
る不適正コインの落下路13の下端に位置させ、左右の
各枝落下路51.51を返却部7,7に接続する。
しかし第1図又は第6図に示す実施例の打球の定量数供
給機構15の下側に設置し、各枝流下路51を連絡路2
5として排出樋3に連結し、打球を左右のいずれかに分
離するようにしてもよい。
該分離機構50は上記した左右の枝落下路51゜51と
上方に有る主落下路52とからなる倒Y字状の分離部分
53に位置させるもので、基端を軸着した縦長なほぼ三
角形状の傾動部材54の下端に板材55を延設し、該板
材55にスプリング56を引掛けて傾動部材54を右側
に傾くように附勢する。
そして板材55の表面に短いロンド57.58を上下に
突設して電磁石T1.T2の各各の励磁杆に関係付けた
係止杆59、鉤杆59′を臨ませる。
電磁石T1が瞬間的にでも励磁すると係止杆59が引張
られて傾動部材54が左側に傾き、主落下路52と右側
の抜落下路51とを連通させる。
この状態で電磁石T1が消磁してもロッド58が鉤杆5
9′に引掛けられているので傾動部材54は戻り回動し
ない。
一方、電磁石T2が励磁すると鉤杆59′が回動し、ロ
ッド58の係止を外すので傾動部材54はスプリング5
6の附勢で右側に傾き、主落下路52と左側の抜落下路
51とを連通させる。
したがって電磁石T1の作用では上からの落下物(コイ
ン又はパチンコ球)が右側に、電磁石T2の作用では左
側に排出されるので、該分離機構50は第6図の実施例
における不適正コインの落下路13の下端に取付けて選
別機9から落下する不適正コインを左右いずれかの返却
部7に排出させることができる。
また図面では示されていないが主落下路52と抜落下路
51をパチンコ球が通る円筒状にして供給機構すの内部
に設けである第1図の実施例と同様な打球の貯留部14
の下端に取付け、定量数供給機構15から流下する定量
数の打球を左右いずれかの遊戯機の受皿1に排出するよ
うにしてもよい。
第10図は第6図の実施例においてコインの左右分離及
び打球の左右分離を上記分離機構50を使用した場合の
電気回路を示すもので、一方の投入口5にコインを挿入
するだけで該当する側の遊戯機の受皿に打球を排出させ
、不適正コインも該当する側の返却部に排出させるもの
である。
この回路図においてT1.T2はコインの分離機構の電
磁石、T1′、T2′は打球の分離機構の電磁石を示す
上記回路図と第6図に示す実施例、第7図のコインの切
換機構38及び供給機構す内に有る打球の定量数供給機
構15とを組合せると、次のような作動態様となる。
遊戯者が例えば左側の投入口5にコインを挿入するとス
イッチ49が瞬間的にオンとなり、リレーR,が励磁し
てリレースイッチrllにより自己保持される。
またリレーR1のリレースイッチr12によりコインの
切換機構38の電磁石42、コインの分離機構の電磁石
T2、打球の分離機構の電磁石T2′が各々励磁するの
で不適正コインの落下路及び打球の排出路がすべて左側
に開放する。
更にリレーR1の励磁でリレースイッチr13がオンに
なり、しかも適正コインが選別機9を通過して落下路1
0を落下し、検出部12がオンとなったとき打球の定量
数供給機構15の電磁石23が励磁して定量数の打球を
連絡路25から左側の遊戯機の受皿1に排出する。
またリレーR1が励磁しているときリレースイッチr1
4はオフになるので右側のコイン投入口5にコインを挿
入してスイッチ49がオンとなってもリレーR2は励磁
しない。
定量数の打球が排出動作を行うとスイッチSW1がオフ
となり、リレーR1の通電を切って各リレースイッチr
、r 、r をオフにするとと11
12 13 もに、リレースイッチr14をオンにしてリレ矧2の作
動を可能にする。
スイッチSW1は例えば打球の定量数供給機構15の電
磁石23の上方に取付け、作動杆22が回動して歯車1
7が打球排出作動しているときのみオフになるようにす
ればよい。
上記回路においてスイッチSW2は各返却部7に返却コ
インが有るときのみオフとなるもので、例えば返却部7
の底面に臨ませたリミットスイッチを利用することがで
きる。
該スイッチSW2がオフになっているとほとんどの回路
を切るので投入口にコインを投入しても返却部に戻され
る。
返却部7にコインが有る状態で不適正コインを投入口に
挿入されると遊戯者に混同を生じさせることがあるので
、防止するためである。
またリレーR0が励磁しているとき左側の投入口5に不
適正コインを挿入しても、電磁石T2によって不適正コ
インの分離機構の左側が開放しているので、該不適正コ
インは左側の返却部に排出する。
一方、右側の投入口5にコインを挿入すると右側のスイ
ッチ49が瞬間的にオンとなり、リレーR2が励磁する
リレーR2の励磁によりリレースイッチr2□で自己保
持され、リレースイッチr22のオンで各電磁石47.
T1.T1’が励磁してコインの流下路を右側に変える
とともに打球の排出も右側に変換する。
そして検出部12がオンとなったときに電磁石23を励
磁して定量数の打球を右側の遊戯機の受皿に排出し、打
球の排出作動によりスイッチSW2をオフにしてリレー
R2、各電磁石47 + ’r1 + ’r1’を消
磁させる。
また不適正コインの落下路も電磁石T1の励磁で右側に
連絡しているので、不適正コインを右側の投入口に挿入
してもそのま\右側の返却部に戻される。
このように上記回路図によれば左側の投入口にコインを
挿入するだけで打球が左側に排出したり不適正コインが
左側返却部に排出され、右側の投入口にコインを挿入す
れば打球が右側に排出したり不適正コインが右側の返却
口に排出する。
したがって遊戯者が混同することなく、何人にでも利用
し得るものである。
上記回路においてスイッチSW1′はスイッチSW1と
相反する作用をなすものでリレーR3に直列に接続する
該スイッチSW、がオフとなっているとき、即ち定量数
の打球の排出どきにはリレーR3が励磁し、リレースイ
ッチr3゜のオンによって自己保持させるとともにリレ
ースイッチr32をオフにする。
これにより電磁石Tが消磁する。該電磁石Tはコインの
選別機9の内部に組込まれ、消磁したときには適正コイ
ンであっても不適正コインの落下路に導いて返却部に排
出する機能が有るので、連続的にコインが投入されたと
き二番目以上のコインをそのまへ返却口に戻すのである
しかし定量数の打球が排出したときにはスイッチSW1
によりリレーR3が自己保持を解かれてリレースイッチ
r32がオンとなり、電磁石Tを励磁して適正コインを
正規の落下路に落下させる。
なお上記電磁石Tにスイッチ5W3(貯留部14の検出
スイッチ35)を接続すると、貯留部14に打球がない
ときにも電磁石Tが消磁するので、適正コインであって
も返却部に戻すことになる。
更に停電時も電磁石Tは消磁するので、適正コインを返
却部に戻すことになる。
上記した両実施例はいずれも打球の定量数供給機構を供
給機構す内に設け、左右の遊戯機には変換機構27又は
分離機構53によって分けていた。
しかし定量数供給機構を遊戯機の裏面に有る賞球排出機
構を利用すれば供給機構すの内部に打球の貯留部、定量
数供給機構、分離機構、打球の流下路などを設ける必要
がない。
したがって供給機構すの内部はコインに関する構造のみ
であって簡単となり、しかも正面の横幅を薄くすること
ができる。
第11図乃至第13図は遊戯機裏面の賞球排出機構に打
球の定量数供給機構を組込んだ場合を示す一実施例であ
る。
周知のように遊戯機aの裏面には入賞球の集合樋60が
有るので、該集合樋60の上方を長くして上端に球の受
口61を開設する。
そして賞球タンク62から分岐した桟橋63の傾斜下端
を上記受口61の上方に位置させ、内部に数個の球(例
えば3個)を受は入れる回動樋64を連通ずる。
該回動樋64は回動杆65の先端に固定し、回動杆65
は長さの途中を遊戯盤に軸着して後端に重錘66を設け
、桟橋63と回動樋64とが常に連通ずるように附勢す
る。
重錘66の下方には電磁石67を位置させ、該電磁石6
7が励磁すると重錘66を下から押し上げて回動杆65
を回動し、回動樋64を下向きに傾動して内部の数個の
球を受口61から集合樋60に放出させる。
この状態では回動樋64の先端頭部64′が桟橋63の
下端を塞ぎ、内部の球の放出を阻止する。
しかし電磁石67が消磁すると回動杆65は重錘66の
附勢で戻り回動し、回動樋64が桟橋63に連通して内
部に数個の球を受入れる。
したがって電磁石67が励磁するごとに回動樋64の内
部の球が集合樋60に放出されるので、該電磁石67を
適正コインの落下路10の検出部12に電気的に接続す
れば遊戯機の表面の上部受皿には回動樋64の球数に相
当する賞球数だけの打球を排出することができる。
なお集合樋60の傾斜下端には制御器68が臨み、内部
から流出する球を受は入れて1個ごとに傾動し、定量数
の球を上部受皿に排出するための作動をなすものである
また制御器68の上方にはスイッチ機構69が臨み、制
御器68の回動によって信号を発する。
上記した構成において、回動樋64の内部に3個の球を
収納できるとし、1個の球により15個の打球を上部受
皿に排出できると仮定する。
これにまり回動樋64の一回の作動で制御器68が3回
操作され、45個の打球が受皿に排出する。
そして投入すべきコインを100円硬貨とし、排出させ
たい打球数を33個とすれば、受皿には12個の数の打
球が多く排出される。
このような事態を防ぐため、第12図で示すように球の
排出樋を改良する。
第12図において球の貯留部70から延出する整列樋7
1には前端開放の排出樋72を臨ませ、該排出樋72を
軸73で回動自在に支えるとともに電磁石74を連結す
る。
電磁石74が消磁していると排出樋72は整列樋71に
連通して内部に14個の球を収納し、電磁石74が励磁
すると傾動して内部の球を連絡樋75から上部受皿に排
出する。
連絡樋75は球を受は入れると上端を支点として僅かに
回動し、スイッチ76をその間だけオフにして常にはオ
ンとなっている 一方、遊戯機の裏面には他の電磁石77を有し、該電磁
石77には阻止杆78の一端を接続する。
阻止杆78は長さの途中を軸着されて先端に直立する阻
止片79が有り、電磁石77が消磁しているときには阻
止片79が回動樋72に突入しない。
しかし電磁石77が励磁すると阻止杆78は阻止片79
が上昇するように回動し、回動樋72が内部の球を排出
するため下るように回動したときのみ底面の溝72から
内部に突入し、回動樋72の前方の一部の球のみを連絡
樋75に放出する。
したがって電磁石77が消磁しているとき電磁石74が
励磁すると回動樋72の内部の全部の球が連絡樋75に
放出されて上部受皿に排出され、電磁石77が励磁して
いるとき電磁石74が励磁すると回動樋72の一部の球
が連絡樋75に放出されて上部受皿に排出される。
第13図は上記した各電磁石やスイッチ機構の電気配線
図を示すもので、前記した適正コインの落下路に臨ませ
た検出部12に2個の接片121122を設け、一方の
接片121にリレーR4と連絡樋75のスイッチ76を
直列に接続し、リレーR4の接点r4を接片121と並
列に、また電磁石77をリレーR4と並列に各々接続す
る。
そして検出部12の他の接片122と電磁石67を直列
に、スイッチ機構69と電磁石74とを各々直列に接続
する。
したがって供給機構すにおいて、適正コインが選別機9
を通過して適正コインの落下路10を落下する過程で検
出部12に接すると各接片121122が瞬間的にオン
となる。
接片121がオンになるとリレーR4が励磁して接点r
4がオンとなり、自己保持を構成して電磁石77が継続
的に励磁する。
また接片122がオンになると電磁石67が励磁し、回
動樋64の内部の3個の球を集合樋60に放出し、順次
制御器68に送る。
制御器68に最先の球が入って傾動し、スイッチ機構6
9がオンとなって電磁石74が励磁すると、電磁石77
が予め励磁しているので回動樋72が傾動しても数個の
球しか連絡樋75に放出しない。
しかし連絡樋75に数個の球が通過してもスイッチ76
がオフになるので電磁石77が消磁し、阻止杆78を下
げて回動樋72を邪魔しないことになる。
したがって2番目の球、3番目の球が順次制御器68に
入ってスイッチ機構69をオンにすると、その毎に電磁
石74が励磁して回動樋72のすべての球を連絡樋75
から遊戯機表面の上部受皿に排出することになる。
このように第11図乃至第13図の実施例は制御器68
を複数回作動させて定量数の打球を受皿に排出するので
あるが、端数を他の機構により制御して適正な数の打球
を上部受皿に排出するのである。
以上で明らかなように本発明によれば種々の方法、機構
を利用することにより複数の遊戯機の上部受皿に定量数
の打球を排出してそのま\遊戯者に供することができる
ものであり、本発明は上記説明及び図面に記載した実施
例に限らず、特許請求の範囲に記載した精神に則る限り
どのような態様にでも変更して実施することができるも
のである。
またパチンコ遊戯機の内部に一定数の打球(例えば15
個)を封入し、ゲーム球を挿入すると該打球が発射待期
状態となって発射レバーの操作ごとに発射できる型式の
ものであっても、該ゲーム球の供給に利用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので第1図は概略正面図
、第2図は打球の供給機構の概略側面図、第3図は打球
定量数供給機構の概略正面図、第4図は打球の変換機構
の縦断正面図、第5図は同上の側面図、第6図は他の実
施例を示す概略正面図、第7図はコイン切換機構の縦断
正面図、第8図は同上の平面図、第9図は打球又はコイ
ンの分離機構の正面図、第10図は電気回路図、第11
図は遊戯機裏面の打球集合樋の部分を示した概略正面図
、第12図は遊戯機裏面の定量数打球供給機構の一部を
欠截した正面図、第13図は電気回路図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の遊戯機に対して打球の供給機構を設置し、該
    供給機構に設けた投入口にコインを投入したとき変換機
    構の操作によりいずれかの遊戯機の上部受皿に打球を排
    出させるようにしたことを特徴とするパチンコ遊戯機構
    における打球供給方法。 2 複数の遊戯機、各遊戯機の上部受皿に定量数の打球
    を排出させるための供給機構、各遊戯機ごとに形成した
    コインの投入口と返却部、投入口にコインを投入したと
    きいずれかの遊戯機の上部受皿に打球を排出させる打球
    の定量数供給機構とからなるパチンコ遊戯機構における
    打球供給装置。
JP15614375A 1975-12-27 1975-12-27 パチンコユウギキコウニオケル ダキユウキヨウキユウホウホウオヨビダキユウキヨウキユウソウチ Expired JPS5829116B2 (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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