JPS6243577Y2 - - Google Patents
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- JPS6243577Y2 JPS6243577Y2 JP1980116349U JP11634980U JPS6243577Y2 JP S6243577 Y2 JPS6243577 Y2 JP S6243577Y2 JP 1980116349 U JP1980116349 U JP 1980116349U JP 11634980 U JP11634980 U JP 11634980U JP S6243577 Y2 JPS6243577 Y2 JP S6243577Y2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 4
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 6
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000005347 demagnetization Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は、スプロケツトを使用したパチンコ
球の排出装置に関する。
球の排出装置に関する。
〈従来の技術〉
従来、スプロケツトを使用したパチンコ球の排
出装置が種々提案されている。例えば、パチンコ
機の賞球排出装置においては、1列の導出樋に1
枚のスプロケツトを臨ませ、スプロケツトの回転
を制御することで所定数の賞球を排出させてい
た。
出装置が種々提案されている。例えば、パチンコ
機の賞球排出装置においては、1列の導出樋に1
枚のスプロケツトを臨ませ、スプロケツトの回転
を制御することで所定数の賞球を排出させてい
た。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかし、前記した従来の賞球排出装置では、導
出樋が一列であつたゝめ、迅速な賞球排出が非常
に困難である。
出樋が一列であつたゝめ、迅速な賞球排出が非常
に困難である。
そこで、導出樋を複数列とし、各導出樋ごとに
スプロケツトを臨ませればよいが、スプロケツト
を共通な共通軸で回転させると、導出樋乃至はス
プロケツトの数により賞球排出数が決定されてし
まう欠点がある。
スプロケツトを臨ませればよいが、スプロケツト
を共通な共通軸で回転させると、導出樋乃至はス
プロケツトの数により賞球排出数が決定されてし
まう欠点がある。
例えば、導出樋が2列であれば、賞球数は
「2」の倍数、即ち偶数に限られてしまう。又、
導出樋が3列とすれば、賞球数は「3」の倍数と
なつしまう。このため、近年、打球の入賞態様に
より賞球排出数が変化するパチンコ機には対応す
ることができない。
「2」の倍数、即ち偶数に限られてしまう。又、
導出樋が3列とすれば、賞球数は「3」の倍数と
なつしまう。このため、近年、打球の入賞態様に
より賞球排出数が変化するパチンコ機には対応す
ることができない。
勿論、スプロケツトを個々の軸で回転させれば
よいが、そのストツパ機構もスプロケツトの数だ
け必要となつて、スペース上の制約から軸を別々
にすることが非常に困難であるばかりでなく、
個々の軸毎に回転させると、個々のストツパ機構
の作動タイミング等を個別に制御しなければなら
ないので、賞球排出数の検出や制御が非常に複雑
となり、現実性に乏しい。
よいが、そのストツパ機構もスプロケツトの数だ
け必要となつて、スペース上の制約から軸を別々
にすることが非常に困難であるばかりでなく、
個々の軸毎に回転させると、個々のストツパ機構
の作動タイミング等を個別に制御しなければなら
ないので、賞球排出数の検出や制御が非常に複雑
となり、現実性に乏しい。
〈問題点を解決するための手段〉
そこで、本考案は前記問題点を解決するもので
あつて、以下にその内容を図面に示した実施例を
用いて説明する。
あつて、以下にその内容を図面に示した実施例を
用いて説明する。
本考案は、パチンコ球を一列に導出する導出樋
20a……を複数並設し、各導出樋20a……の
長さの途中には、その外周にパチンコ球を一個宛
受入れる嵌合溝25a……を設けたスプロケツト
22a……を個別に臨ませ、1枚のスプロケツト
22a……の嵌合溝25a……を、他のスプロケ
ツト22a……の嵌合溝25a……とは位相を異
らせて共通する一つの共通軸26に軸支し、この
共通軸26は各スプロケツト22a……の嵌合溝
25a……と夫々対応した停止溝27を外周に設
けた停止盤28を固定し、この停止盤28の停止
溝27には駆動源(例えば電磁ソレノイド29)
の駆動力により該停止溝27に係脱するストツパ
(例えば停止杆30)を臨ませると共に、前記各
導出樋20a……には各スプロケツト22a……
の回転により該導出樋20a……内を移動するパ
チンコ球を一個宛検出する検出器(例えば通過球
検出器23、排出確認検出器24)を個別に臨ま
せ、各検出器23,24から発生する検出信号を
電気的制御装置17に送出し、この電気的制御装
置17により該検出信号を計数させ、その計数値
が予め設定した設定値に達したならば、電気的制
御装置17により駆動源29を制御して、ストツ
パ30を停止盤28の停止溝27に係合させて共
通軸26の回転を停止し、これにより各スプロケ
ツト22a……を同時に停止させ、この停止した
各スプロケツト22a……の嵌合溝25a……の
位相のずれにより、各導出樋20a……から排出
されるパチンコ球の排出数を奇数,偶数を問わず
任意に制御できる様にしたことを特徴とする。
20a……を複数並設し、各導出樋20a……の
長さの途中には、その外周にパチンコ球を一個宛
受入れる嵌合溝25a……を設けたスプロケツト
22a……を個別に臨ませ、1枚のスプロケツト
22a……の嵌合溝25a……を、他のスプロケ
ツト22a……の嵌合溝25a……とは位相を異
らせて共通する一つの共通軸26に軸支し、この
共通軸26は各スプロケツト22a……の嵌合溝
25a……と夫々対応した停止溝27を外周に設
けた停止盤28を固定し、この停止盤28の停止
溝27には駆動源(例えば電磁ソレノイド29)
の駆動力により該停止溝27に係脱するストツパ
(例えば停止杆30)を臨ませると共に、前記各
導出樋20a……には各スプロケツト22a……
の回転により該導出樋20a……内を移動するパ
チンコ球を一個宛検出する検出器(例えば通過球
検出器23、排出確認検出器24)を個別に臨ま
せ、各検出器23,24から発生する検出信号を
電気的制御装置17に送出し、この電気的制御装
置17により該検出信号を計数させ、その計数値
が予め設定した設定値に達したならば、電気的制
御装置17により駆動源29を制御して、ストツ
パ30を停止盤28の停止溝27に係合させて共
通軸26の回転を停止し、これにより各スプロケ
ツト22a……を同時に停止させ、この停止した
各スプロケツト22a……の嵌合溝25a……の
位相のずれにより、各導出樋20a……から排出
されるパチンコ球の排出数を奇数,偶数を問わず
任意に制御できる様にしたことを特徴とする。
〈作 用〉
従つて、本考案によれば、パチンコ球の非排出
時にあつては、電気的制御装置17により駆動源
29を制御してストツパ30を停止盤28の停止
溝27の一つに係合させ、各スプロケツト22a
……の回転を停止し、複数列の各導出樋20a…
…を流下するパチンコ球の移動を阻止する。
時にあつては、電気的制御装置17により駆動源
29を制御してストツパ30を停止盤28の停止
溝27の一つに係合させ、各スプロケツト22a
……の回転を停止し、複数列の各導出樋20a…
…を流下するパチンコ球の移動を阻止する。
これに対して、パチンコ球の排出時には、電気
的制御装置17により駆動源29を制御してスト
ツパ30を停止盤28の停止溝27から係脱さ
せ、各スプロケツト22a……の回転を許容す
る。従つて、各スプロケツト22a……は、その
嵌合溝25a……に各導出樋20a……を流下す
るパチンコ球を一個宛受入れて、受入れたパチン
コ球の自重により、共通軸26を支点に同時に回
転する。
的制御装置17により駆動源29を制御してスト
ツパ30を停止盤28の停止溝27から係脱さ
せ、各スプロケツト22a……の回転を許容す
る。従つて、各スプロケツト22a……は、その
嵌合溝25a……に各導出樋20a……を流下す
るパチンコ球を一個宛受入れて、受入れたパチン
コ球の自重により、共通軸26を支点に同時に回
転する。
こゝで、少なくとも1枚のスプロケツト22a
……の嵌合溝25a……の位相が異つていること
から、その嵌合溝25a……から放出されるパチ
ンコ球が、他のスプロケツト22a……の嵌合溝
25a……から放出されるパチンコ球に対して位
相のずれ分だけ遅れ乃至は速く放出される。
……の嵌合溝25a……の位相が異つていること
から、その嵌合溝25a……から放出されるパチ
ンコ球が、他のスプロケツト22a……の嵌合溝
25a……から放出されるパチンコ球に対して位
相のずれ分だけ遅れ乃至は速く放出される。
こうして、各スプロケツト22a……が回転す
ると、各導出樋20a……内のパチンコ球が移動
し、この移動を各検出器23,24で検出する。
ると、各導出樋20a……内のパチンコ球が移動
し、この移動を各検出器23,24で検出する。
そして、各検出器23,24からの検出信号
は、電気的制御装置17に送出されて計数され、
その計数値が予め設定した設定値、即ち賞球排出
数に達したならば、電気的制御装置17により駆
動源29を制御して、ストツパ30を停止盤28
の停止溝27の一つに係合させる。
は、電気的制御装置17に送出されて計数され、
その計数値が予め設定した設定値、即ち賞球排出
数に達したならば、電気的制御装置17により駆
動源29を制御して、ストツパ30を停止盤28
の停止溝27の一つに係合させる。
これにより、共通軸26の回転が停止し、各ス
プロケツト22a…も同時に停止する。
プロケツト22a…も同時に停止する。
この停止時の停止盤28の停止溝27の位置
が、各スプロケツト22a……の嵌合溝25a…
…の位置に対応することから、ストツパ30と停
止盤28の停止溝27との係合位置を電気的制御
装置17により制御することで、各導出樋20a
……より排出されるパチンコ球の排出数の合計数
を、奇数個としたり、偶数個とすることができる
のである。
が、各スプロケツト22a……の嵌合溝25a…
…の位置に対応することから、ストツパ30と停
止盤28の停止溝27との係合位置を電気的制御
装置17により制御することで、各導出樋20a
……より排出されるパチンコ球の排出数の合計数
を、奇数個としたり、偶数個とすることができる
のである。
〈実施例〉
以下に本考案を図面に示した実施例に基づき説
明する。
明する。
第1図中、1はパチンコ機を示し、このパチン
コ機1は、額縁状の前面枠2に供給皿3、発射操
作ダイヤル4及び受皿5等を設け、前面枠2の窓
部を塞ぐ様にして設けた遊技盤6の表面には、ガ
イドレール7で囲まれた遊技部8を設ける。そし
て、遊技部8内には、無数の障害釘(図示せ
ず)、特別入賞口9、中央入賞装置10、変動入
賞装置11等を設ける。
コ機1は、額縁状の前面枠2に供給皿3、発射操
作ダイヤル4及び受皿5等を設け、前面枠2の窓
部を塞ぐ様にして設けた遊技盤6の表面には、ガ
イドレール7で囲まれた遊技部8を設ける。そし
て、遊技部8内には、無数の障害釘(図示せ
ず)、特別入賞口9、中央入賞装置10、変動入
賞装置11等を設ける。
遊技者が供給皿3に打球を供給し、発射操作ダ
イヤル4を操作すると、打球発射装置12が作動
して発射杵13が供給皿3内の打球を一個宛発射
する。発射した打球は、ガイドレール7を介して
遊技部8内へ入り、障害釘に当ながら流下する。
イヤル4を操作すると、打球発射装置12が作動
して発射杵13が供給皿3内の打球を一個宛発射
する。発射した打球は、ガイドレール7を介して
遊技部8内へ入り、障害釘に当ながら流下する。
そして、流下する途中で、打球が特別入賞口9
に入ると、該打球は第1入賞樋14aに導かれて
第2入賞検出器15aを作動し、中央入賞装置1
0へ入ると、第2入賞樋14bに導かれて第2入
賞検出器15bを作動し、変動入賞装置11へ入
ると、該変動入賞装置11を打球が入り易い状態
に変換した後、第3入賞樋14cに導かれて第3
入賞検出器15cを作動する。尚、いずれの入賞
口にも入賞しないアウト球は、遊技部8の最下方
位置に開設したアウト口16から遊技盤6の裏側
へ排出する。
に入ると、該打球は第1入賞樋14aに導かれて
第2入賞検出器15aを作動し、中央入賞装置1
0へ入ると、第2入賞樋14bに導かれて第2入
賞検出器15bを作動し、変動入賞装置11へ入
ると、該変動入賞装置11を打球が入り易い状態
に変換した後、第3入賞樋14cに導かれて第3
入賞検出器15cを作動する。尚、いずれの入賞
口にも入賞しないアウト球は、遊技部8の最下方
位置に開設したアウト口16から遊技盤6の裏側
へ排出する。
上記第1〜3入賞検出器15a〜15cが作動
すると、入賞信号を個別に発生し、この入賞信号
は遊技盤6の裏側に設けた電気的制御装置17に
送出される。該信号を入力した電気的制御装置1
7は、打球の入賞態様を判別し、遊技盤6の裏側
に設けたパチンコ球の排出装置としての賞球排出
装置18を作動して該入賞態様に対応する数の賞
球をパチンコ機前面の供給皿3へ排出する。
すると、入賞信号を個別に発生し、この入賞信号
は遊技盤6の裏側に設けた電気的制御装置17に
送出される。該信号を入力した電気的制御装置1
7は、打球の入賞態様を判別し、遊技盤6の裏側
に設けたパチンコ球の排出装置としての賞球排出
装置18を作動して該入賞態様に対応する数の賞
球をパチンコ機前面の供給皿3へ排出する。
上記賞球排出装置18は、遊技盤6の裏側上方
に設けた貯留タンク19から延出した複数列の導
出樋20の途中に配設され、該賞球排出装置18
から延出する排出樋21はパチンコ機前面の供給
皿3及び受皿5に接続されている。
に設けた貯留タンク19から延出した複数列の導
出樋20の途中に配設され、該賞球排出装置18
から延出する排出樋21はパチンコ機前面の供給
皿3及び受皿5に接続されている。
第2〜4図に示す実施例では、貯留タンク19
内のパチンコ球を1列に整列して導出する2本の
導出樋20a,20bを配設し、この導出樋20
a,20bの縦に延びた長さの途中に、2枚のス
プロケツト22a,22bを夫々臨ませ、各スプ
ロケツト22a,22bに近接させて投光素子2
3aと受光素子23bから成る通過球検出器23
を設けると共に、その下流側にマイクロスイツチ
を利用した排出確認検出器24を設け、通過球検
出器23及び排出確認検出器24を前記電気的制
御装置17に電気的に接続する。尚、図面に示し
た実施例では、各導出樋20a,20b毎に通過
球検出器23と排出確認検出器24の2種類の検
出器を設けたが、各導出樋20a,20b内を移
動するパチンコ球の移動を検出できればよいの
で、いずれか一方の検出器だけを設けてもよい。
内のパチンコ球を1列に整列して導出する2本の
導出樋20a,20bを配設し、この導出樋20
a,20bの縦に延びた長さの途中に、2枚のス
プロケツト22a,22bを夫々臨ませ、各スプ
ロケツト22a,22bに近接させて投光素子2
3aと受光素子23bから成る通過球検出器23
を設けると共に、その下流側にマイクロスイツチ
を利用した排出確認検出器24を設け、通過球検
出器23及び排出確認検出器24を前記電気的制
御装置17に電気的に接続する。尚、図面に示し
た実施例では、各導出樋20a,20b毎に通過
球検出器23と排出確認検出器24の2種類の検
出器を設けたが、各導出樋20a,20b内を移
動するパチンコ球の移動を検出できればよいの
で、いずれか一方の検出器だけを設けてもよい。
上記各スプロケツト22a,22bは、各導出
樋20a,20b内を流下するパチンコ球の流下
を制御するもので、その外周にはパチンコ球が1
個宛に嵌合する半円形の嵌合溝25を外周に沿つ
て複数設け、両スプロケツト22a,22bを共
通な共通軸26に軸支する。その際に、一方のス
プロケツト22aの嵌合溝25が、他方のスプロ
ケツト22bの山部22b′に一致するよう共通軸
26に固定し、両スプロケツト22a,22bの
嵌合溝25の位相を相互に異らせる。又、共通軸
26には、外周に両スプロケツト22a,22b
の嵌合溝25の位置に夫々対応する各係止溝27
……を有する停止盤28を固定し、この停止盤2
8の係止溝27に駆動源としての電磁ソレノイド
29の励磁,消磁によつて揺動するストツパとし
ての停止杆30の停止爪31を臨ませる。
樋20a,20b内を流下するパチンコ球の流下
を制御するもので、その外周にはパチンコ球が1
個宛に嵌合する半円形の嵌合溝25を外周に沿つ
て複数設け、両スプロケツト22a,22bを共
通な共通軸26に軸支する。その際に、一方のス
プロケツト22aの嵌合溝25が、他方のスプロ
ケツト22bの山部22b′に一致するよう共通軸
26に固定し、両スプロケツト22a,22bの
嵌合溝25の位相を相互に異らせる。又、共通軸
26には、外周に両スプロケツト22a,22b
の嵌合溝25の位置に夫々対応する各係止溝27
……を有する停止盤28を固定し、この停止盤2
8の係止溝27に駆動源としての電磁ソレノイド
29の励磁,消磁によつて揺動するストツパとし
ての停止杆30の停止爪31を臨ませる。
そして、発射した打球が入賞すると、電気的制
御装置17がその入賞態様を判別し、賞球排出装
置18の電磁ソレノイド29を励磁する。電磁ソ
レノイド29が励磁すると、停止杆30が揺動
し、先端の停止爪31が係止溝27から外れる。
停止爪31が係止溝27から外れると、停止盤2
8及び両スプロケツト22a,22bが共通軸2
6を支点に回転可能となる。
御装置17がその入賞態様を判別し、賞球排出装
置18の電磁ソレノイド29を励磁する。電磁ソ
レノイド29が励磁すると、停止杆30が揺動
し、先端の停止爪31が係止溝27から外れる。
停止爪31が係止溝27から外れると、停止盤2
8及び両スプロケツト22a,22bが共通軸2
6を支点に回転可能となる。
そこで、両スプロケツト22a,22bの各嵌
合溝25に嵌合したパチンコ球の自重により両ス
プロケツト22a,22bが共通軸26を支点に
回転し、各導出樋20a,20bの上流側に静止
していたパチンコ球を各嵌合溝25に1個宛受入
れながら、パチンコ球を下流側に向つて流下させ
る。こゝで、両スプロケツト22a,22bの嵌
合溝25の位相を相互に異らせていることから、
パチンコ球が交互に1個宛流下する。
合溝25に嵌合したパチンコ球の自重により両ス
プロケツト22a,22bが共通軸26を支点に
回転し、各導出樋20a,20bの上流側に静止
していたパチンコ球を各嵌合溝25に1個宛受入
れながら、パチンコ球を下流側に向つて流下させ
る。こゝで、両スプロケツト22a,22bの嵌
合溝25の位相を相互に異らせていることから、
パチンコ球が交互に1個宛流下する。
こうしてパチンコ球が流下すると、各嵌合溝2
5に夫々臨む各通過球検出器23がパチンコ球を
1個宛検出し、その検出信号を電気的制御装置1
7に送出する。この送出された検出信号は、電気
的制御装置17で計数されると共に、両スプロケ
ツト22a,22bの下流側に位置する各排出確
認検出器24からもパチンコ球の検出信号が送出
されるので、この検出信号により先に計数した計
数値の確認を行う。
5に夫々臨む各通過球検出器23がパチンコ球を
1個宛検出し、その検出信号を電気的制御装置1
7に送出する。この送出された検出信号は、電気
的制御装置17で計数されると共に、両スプロケ
ツト22a,22bの下流側に位置する各排出確
認検出器24からもパチンコ球の検出信号が送出
されるので、この検出信号により先に計数した計
数値の確認を行う。
電気的制御装置17は、その計数値が予め設定
された設定値、即ち入賞態様に対応する賞球排出
数に一致する様にタイミングを図つて電磁ソレノ
イド29を消磁する。電磁ソレノイド29を消磁
すると、停止杆30がスプリング32の付勢力に
よつて復元し、その先端の停止爪31が回転して
いる停止盤28の停止溝27に係合し、停止盤2
8の回転を停止することで、両スプロケツト22
a,22bを同時に停止し、その賞球の排出動作
を停止する。
された設定値、即ち入賞態様に対応する賞球排出
数に一致する様にタイミングを図つて電磁ソレノ
イド29を消磁する。電磁ソレノイド29を消磁
すると、停止杆30がスプリング32の付勢力に
よつて復元し、その先端の停止爪31が回転して
いる停止盤28の停止溝27に係合し、停止盤2
8の回転を停止することで、両スプロケツト22
a,22bを同時に停止し、その賞球の排出動作
を停止する。
この様に両スプロケツト22a,22bは同時
に回転し、しかも同時に停止するのであるが、両
スプロケツト22a,22bの嵌合溝25の位相
を相互に異らせていることから、パチンコ球が交
互に1個宛流下するので、賞球排出数を奇数個で
も、偶数個でも任意の数だけ正確に且つ迅速に排
出することができるのである。即ち、嵌合溝25
の位相を相互に一致させてしまうと、賞球排出数
がスプロケツト22a,22bの数の整数倍の数
に限られてしまう。例えば、スプロケツトが2枚
であれば、賞球排出数が偶数に限られてしまい、
奇数個の賞球を排出することが不可能となる。
に回転し、しかも同時に停止するのであるが、両
スプロケツト22a,22bの嵌合溝25の位相
を相互に異らせていることから、パチンコ球が交
互に1個宛流下するので、賞球排出数を奇数個で
も、偶数個でも任意の数だけ正確に且つ迅速に排
出することができるのである。即ち、嵌合溝25
の位相を相互に一致させてしまうと、賞球排出数
がスプロケツト22a,22bの数の整数倍の数
に限られてしまう。例えば、スプロケツトが2枚
であれば、賞球排出数が偶数に限られてしまい、
奇数個の賞球を排出することが不可能となる。
又、第5図はパチンコ球の排出装置の他の実施
例を示すもので、本実施例では、3本の導出樋2
0a,20b,20cを束ねて3列とし、各列毎
に3枚のスプロケツト22a,22b,22cを
個別に臨ませると共に、3枚のスプロケツト22
a,22b,22cを共通な共通軸26に軸支
し、この共通軸26の一端部に停止盤28を固定
し、停止盤28に停止杆30の一端を臨ませて成
る。
例を示すもので、本実施例では、3本の導出樋2
0a,20b,20cを束ねて3列とし、各列毎
に3枚のスプロケツト22a,22b,22cを
個別に臨ませると共に、3枚のスプロケツト22
a,22b,22cを共通な共通軸26に軸支
し、この共通軸26の一端部に停止盤28を固定
し、停止盤28に停止杆30の一端を臨ませて成
る。
そして、上記3枚のスプロケツト22a,22
b,22cは、そのうち、少なくとも1枚のスプ
ロケツト22a,22b,22cの嵌合溝25
を、他の2枚乃至は1枚のスプロケツト22a,
22b,22cの嵌合溝25とは位相を異らせて
前記共通軸26に軸支する。
b,22cは、そのうち、少なくとも1枚のスプ
ロケツト22a,22b,22cの嵌合溝25
を、他の2枚乃至は1枚のスプロケツト22a,
22b,22cの嵌合溝25とは位相を異らせて
前記共通軸26に軸支する。
〈考案の効果〉
以上説明した様に本考案によれば、複数列の導
出樋からパチンコ球を流下させることで、パチン
コ球の排出の所要時間を短縮できるばかりでな
く、各導出樋に臨むスプロケツトの嵌合溝の位相
を異らせているので、各導出樋から排出されるパ
チンコ球の排出数を奇数,偶数を問わず任意に制
御することができ、しかもスプロケツトを同一軸
に軸支しているので、スプロケツトの回転むらも
なく、又、スプロケツトの回転を停止する際に
も、その停止軸に固定された一枚の停止盤に一つ
のストツパを作用させるだけでよいので、構造並
びに制御も簡単であり、効率が良く且つフレキシ
ビリテイに富むパチンコ球の排出装置を提供する
ことができる。
出樋からパチンコ球を流下させることで、パチン
コ球の排出の所要時間を短縮できるばかりでな
く、各導出樋に臨むスプロケツトの嵌合溝の位相
を異らせているので、各導出樋から排出されるパ
チンコ球の排出数を奇数,偶数を問わず任意に制
御することができ、しかもスプロケツトを同一軸
に軸支しているので、スプロケツトの回転むらも
なく、又、スプロケツトの回転を停止する際に
も、その停止軸に固定された一枚の停止盤に一つ
のストツパを作用させるだけでよいので、構造並
びに制御も簡単であり、効率が良く且つフレキシ
ビリテイに富むパチンコ球の排出装置を提供する
ことができる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
パチンコ機の概略を示す正面図、第2図は要部を
示す正面図、第3図は同上の一部断面図、第4図
は要部を示す斜視図、第5図は他の実施例を示す
要部断面図である。 同図中、1はパチンコ機、17は電気的制御装
置、18はパチンコ球の排出装置としての賞球排
出装置、20は導出樋、22はスプロケツト、2
3は検出器の一例としての通過球検出器、24は
同じく検出器の一例としての排出確認検出器、2
5はスプロケツトの嵌合溝、26は共通軸、28
は停止盤、29は駆動源としての電磁ソレノイ
ド、30はストツパとしての停止杆を夫々示す。
パチンコ機の概略を示す正面図、第2図は要部を
示す正面図、第3図は同上の一部断面図、第4図
は要部を示す斜視図、第5図は他の実施例を示す
要部断面図である。 同図中、1はパチンコ機、17は電気的制御装
置、18はパチンコ球の排出装置としての賞球排
出装置、20は導出樋、22はスプロケツト、2
3は検出器の一例としての通過球検出器、24は
同じく検出器の一例としての排出確認検出器、2
5はスプロケツトの嵌合溝、26は共通軸、28
は停止盤、29は駆動源としての電磁ソレノイ
ド、30はストツパとしての停止杆を夫々示す。
Claims (1)
- パチンコ球を一列に導出する導出樋を複数並設
し、各導出樋の長さの途中には、その外周にパチ
ンコ球を一個宛受入れる嵌合溝を複数設けたスプ
ロケツトを個別に臨ませ、前記少なくとも1枚の
スプロケツトの嵌合溝を、他のスプロケツトの嵌
合溝とは位相を異らせて共通する一つの共通軸に
軸支し、この共通軸には各スプロケツトの嵌合溝
と夫々対応した停止溝を外周に設けた停止盤を固
定し、この停止盤の停止溝には駆動源の駆動力に
より該停止溝に係脱するストツパを臨ませると共
に、前記各導出樋には各スプロケツトの回転によ
り該導出樋内を移動するパチンコ球を一個宛検出
する検出器を個別に臨ませ、各検出器から発生す
る検出信号を電気的制御装置に送出し、この電気
的制御装置により該検出信号を計数させ、その計
数値が予め設定した設定値に達したならば、電気
的制御装置により駆動源を制御して、ストツパを
停止盤の停止溝に係合させて共通軸の回転を停止
し、これにより各スプロケツトを同時に停止さ
せ、この停止した各スプロケツトの嵌合溝の位相
のずれにより、各導出樋から排出されるパチンコ
球の排出数を奇数,偶数を問わず任意に制御でき
る様にしたパチンコ球の排出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980116349U JPS6243577Y2 (ja) | 1980-08-19 | 1980-08-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980116349U JPS6243577Y2 (ja) | 1980-08-19 | 1980-08-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5740490U JPS5740490U (ja) | 1982-03-04 |
JPS6243577Y2 true JPS6243577Y2 (ja) | 1987-11-12 |
Family
ID=29477214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980116349U Expired JPS6243577Y2 (ja) | 1980-08-19 | 1980-08-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6243577Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59209372A (ja) * | 1983-05-13 | 1984-11-27 | 株式会社ソフイア | 球払出装置 |
JPH0630674B2 (ja) * | 1984-03-15 | 1994-04-27 | 株式会社ソフィア | パチンコ遊技機における球払出装置 |
JPH0644945B2 (ja) * | 1984-03-21 | 1994-06-15 | 株式会社ソフイア | パチンコ遊技機の裏機構盤 |
JPS6176181A (ja) * | 1984-09-22 | 1986-04-18 | 株式会社 真城商会 | パチンコ機の賞玉放出装置 |
JPS6297308A (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-06 | Fuji Jikou Kk | 消磁装置 |
JP2741055B2 (ja) * | 1988-03-15 | 1998-04-15 | 株式会社三共 | 弾球遊技機 |
JP2500307B2 (ja) * | 1992-07-09 | 1996-05-29 | 株式会社ソフィア | パチンコ遊技機における球払出装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5311635A (en) * | 1976-07-19 | 1978-02-02 | Sofuia Kk | Pachinko game machine |
-
1980
- 1980-08-19 JP JP1980116349U patent/JPS6243577Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5311635A (en) * | 1976-07-19 | 1978-02-02 | Sofuia Kk | Pachinko game machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5740490U (ja) | 1982-03-04 |
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