JPH0453821Y2 - - Google Patents

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JPH0453821Y2
JPH0453821Y2 JP1986157419U JP15741986U JPH0453821Y2 JP H0453821 Y2 JPH0453821 Y2 JP H0453821Y2 JP 1986157419 U JP1986157419 U JP 1986157419U JP 15741986 U JP15741986 U JP 15741986U JP H0453821 Y2 JPH0453821 Y2 JP H0453821Y2
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balls
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はパチンコ機に関し、詳しくは、セーフ
球に対応して払い出される賞品球の個数を、その
セーフ球が発生したタイミングに応じて変化させ
るようにしたパチンコ機に関する。
[従来の技術] 従来、入賞口(所謂チユーリツプ等の可変入賞
装置を含む)の種類や状態に応じて賞品球の払い
出し個数を変化させることにより、遊戯性を高め
るようにしたパチンコ機が知られている。その例
は、次の通りである。
一定数の賞品球を払い出す賞球排出装置の他
に加増用の賞球排出装置を設け、特定の入賞口
に入賞したか否かにより、賞品球として一定数
を払い出したりその一定数に加増分を加えた個
数を払い出したりするもの(特公昭56−11476
号)。
賞品球の払い出し個数が異なる2種類の入賞
口を設け、各種類の入賞口毎にセーフ球を検出
して対応する賞球排出装置を作動させるように
したもの(特開昭59−166178号)。
全ての入賞口及び変動入賞装置に対する払い
出し個数を特定入賞装置への入賞により一律に
可変設定するようにしたもの(特開昭58−
166177号)。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のようなパチンコ機にあつ
ては、特定の入賞口に打球が入ることで賞品球の
払い出し個数が一定数から別の数に変化するが、
その変化は二者択一的で、賞品球の数を種々に変
化させることは困難であるから、構造が複雑化す
る割に遊戯性はあまり向上しないという問題点が
あつた。
また、上記のパチンコ機では、賞品球払い出
し装置は、種類の異なる入賞口に対応した複数の
入賞球検出器からの検出信号に応じて賞品球の払
い出し動作を開始し、各入賞口に対応した賞品球
の払い出し個数をカウントする計数装置からのカ
ウントアツプ信号に応じて賞品球の払い出し動作
を終了するようにしている。つまり、入賞口の種
類や状態に応じた賞品球の払い出し個数は、各入
賞口に対応して計数装置に予め設定した値によつ
て決定される。そのため、入賞口の種類に対応し
て複数の計数装置を用意するか、或は、入賞口の
種類に対応して払い出し個数を複数設定できる計
数装置を用意しなけれならない。しかし、前者の
場合には複数の計数装置を含む分、回路装置の構
成が煩雑で価格も上がるという問題があり、後者
の場合には、1つの計数装置で少なくとも2つの
値を設定し、各値でカウントアツプ信号を出力す
るように構成しなければならず、計数装置そのも
のの構成が面倒で、結局価格が上がるという問題
がある。
更に、このパチンコ機では、入賞球検出器から
の検出信号により直接賞品球払い出し装置を始動
させるので、一の入賞球に対して所定数の賞品球
の払い出しが終了する前に次の入賞球が発生した
場合には、動作中の賞品球払い出し装置を再度始
動させることになる。故に、各入賞球に対して所
定個数の賞品球の払い出しが確実に行われない恐
れもある。
従つて、本考案の目的は、賞品球の払い出し制
御のための構成を複雑にすることなく、遊戯性を
向上させるため、セーフ球が入賞口に入つた時期
に応じて賞品球の払い出し個数を変化させるよう
にしたパチンコ機を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、遊技盤面に設けられた複数個の入賞
口と、該入賞口に入つたセーフ球を検出するセー
フ球検出器と、該セーフ球検出器からの検出信号
によりセーフ球をカウントするセーフ球カウンタ
と、該セーフ球カウンタからの計数信号に応じて
賞品球を払い出す賞品球払い出し装置と、該賞品
球払い出し装置から排出された賞品球数を計数
し、賞品球数が予め設定した個数に達したとき賞
品球払い出し装置からの1回の払い出し動作を検
出する賞品球カウンタとを含むパチンコ機におい
て、 前記入賞口のうちの少なくとも1つに対して複
数種類の賞品球払い出し個数を可変設定し、当該
入賞口にセーフ球が入るタイミングにより賞品球
の払い出し個数を決定し、該払い出し個数を示す
信号を出力する賞品球数決定手段と、前記賞品球
カウンタの計数を、前記予め設定した個数から前
記賞品球数決定手段の出力で示される払い出し個
数を減算して得られる差の個数だけ飛び越して開
始させる飛び越し信号を発生する飛び越し信号発
生手段とを備え、 前記賞品球カウンタは、前記飛び越し信号に応
じて、1に前記差の個数を加えた値から前記予め
設定した個数まで計数することを特徴とする。
[作用] 本考案のパチンコ機において、通常の入賞口に
入つたセーフ球については、賞品球払い出し装置
からの1回の払い出し動作で、賞品球カウンタに
予め設定された一定個数(例えば13個)の賞品球
が払い出される。
一方、前記入賞口のうちで複数種類の賞品球払
い出し個数(例えば5個、8個、13個)が設定さ
れた特定の入賞口についてセーフ球が発生した場
合には、当該入賞口にセーフ球が入つたタイミン
グにより賞品球払い出し個数が(例えば5個に)
決定される。この払い出し個数を示す信号に応じ
て、飛び越し信号発生手段から、上記予め設定し
た個数から前記賞品球数決定手段の出力で示され
る払い出し個数を減算して得られる差の個数だけ
賞品球カウンタの計数を飛び越して開始させる飛
び越し信号が発生する。この飛び越し信号に応じ
て、賞品球カウンタは、1に上記差の個数を加え
た値から上記予め設定した個数まで計数すること
になる。この結果、賞品球払い出し装置からの1
回の払い出し動作で、当該入賞口に対応した個数
が排出される。
例えば、特定のセーフ球が発生すると、上記飛
び越し信号により、賞品球カウンタは、設定され
た13個から特定の入賞口に対応した5個を減算し
て得られる差の個数8を飛び越して計数を開始す
る。つまり、賞品球カウンタは、1に差の個数8
を加えた9個目からカウントすることになり、設
定値である13個目に達した時、賞品球払い出し装
置からの1回の払い出し動作を検出する信号を出
力する。結果として、賞品球カウンタの9個目か
ら13個目までの計数により、5個の賞品球が払い
出される。
このように、賞品球カウンタには、通常の入賞
に対して予め定められた一定個数だけをカウント
アツプ値として設定し、特定の入賞時には、その
入賞のタイミングにより決定された払い出し個数
に応じて賞品球カウンタの計数値を飛び越すとい
う手法を採用したことにより、賞品球払い出しの
ための構成を複雑化することなく、通常のセーフ
球と特定のセーフ球とで異なる個数の賞品球を払
い出すことができる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例であるパチンコ機の
正面部を示し、第2図はその裏側を示す。
まず、図示の正面部1の遊技盤面2には、チユ
ーリツプのような可変入賞装置3及び特定入賞口
4等を含む入賞口が配設されている。これらの入
賞口のうち、特定入賞口4は、例えば遊技盤面2
の中央に設けた所謂ヤクモノ5を起動するための
スタート孔であり、これに打球が入ると、後述の
検出器によりその打球(以下、特定セーフ球とい
う)を検出してヤクモノ5を所定時間作動させる
ようになつている。
特定入賞口4に対しては、予め定めた2種以上
の賞品球払い出し個数(例えば5個、8個及び13
個の3種類)に対応する数(この場合3個)の
LED(発光ダイオード)6が、遊技盤面2に配置
されている。これらのLED6は、後述の駆動回
路51(第3図)により、特定入賞口4に打球が
入らないときは各LEDが順番に点灯(全体とし
て点滅)しているが、打球が入つて特定セーフ球
となつた時にはLEDの1つが点灯状態となるよ
うに駆動される。換言すれば、複数個のLED6
は、対応する特定入賞口4に対して2種以上の賞
品球払い出し個数が順次所定の時間間隔で設定さ
れることを表示する一方、特定セーフ球が発生し
た時には表示をいずれかの賞品球払い出し個数に
固定するための表示素子として設けられたもので
ある。そして、特定セーフ球が発生した時点で点
灯しているLED6に対応する個数の賞品球が払
い出される。例えば、図示の3個のLED6に左
からそれぞれ5個、8個、13個の払い出し個数を
対応させた場合、特定入賞口4にセーフ球が発生
した時に右側のLED6が点灯していたとすれば、
13個の賞品球が払い出される。このような賞品球
払い出し動作を行なう手段については後述する。
なお、上記のように複数個のLEDを設ける場
合には、対応する払い出し個数の大小に応じて
LEDの大きさも相対的に変える(例えば左から
小さい順い並べる)と、遊戯者は、特定セーフ球
の発生時に点灯するLEDの大きさで賞品球の払
い出し個数の大小を視覚的に認識できるという効
果が得られる。
上記遊技盤面2の左側には内外2本のガイドレ
ール7,8が配置されると共に、遊技盤面2の下
端にはアウト球回収用の孔9が設けられ、その裏
面側にはアウト球通路9a(第2図)が形成され
ている。
正面部1の右側下部には打球ハンドル10が設
けられ、遊技者がこれを操作することで、球発射
装置11を介して遊技盤面2のガイドレール7,
8の間にパチンコ球が打ち出される。遊技盤面2
の下方には上皿12とこれにパチンコ球を排出す
るための出口13が設けられ、上皿12に排出さ
れたパチンコ球は、通路14から1個ずつ裏面側
の球送り装置15を介して球発射装置11に供給
される。正面部1の下端には、下皿16とこれに
パチンコ球を排出するための出口17が設けられ
ている。なお、球発射装置からガイドレール7,
8の間に発射されたパチンコ球が遊技盤面2の上
端に到達せず戻つてしまつた場合には、その戻り
球はガイドレール7,8の下端から下方の回収路
に落込み、裏側に貫通した孔18と通路27a
(第2図)を通つて下皿16に回収される。
次に第2図に示すように、正面部1の裏面に
は、遊技盤面2の特定入賞口4に入つた特定セー
フ球を検出するための検出器19が、特定入賞口
4に対応して配置されている。この検出器として
は、例えばマイクロスイツチが使用される。ま
た、特定入賞口4のみならず、可変入賞装置3を
含む各種入賞口のいずれかに入つたセーフ球を下
方に導くセーフ球回収路20が形成され、その下
方には共通のセーフ球通路を形成する筒状の通路
部材21が接続されている。この通路部材21
は、セーフ球が1個ずつ通過するように形成され
ると共にその通過毎に作動するセーフ球検出器2
2を備えている。このセーフ球検出器としては、
近接センサ等が用いられる。
正面部1の裏側には、更に、上部のパチンコ球
容器23から延びた球供給路24の終端部に、後
に説明する賞品球払い出し装置25が配置されて
いる。その下側には、下方に向かつて屈曲しなが
ら延びた一対のガイド板26により賞品球払い出
し通路27が形成され、この通路27の途中には
ベル28が配置されると共に、通路の下部27a
は中央部に向かつて傾斜し、正面部1のほぼ中心
位置で垂下して正面側の下皿16への出口17に
連通している。なお、賞品球払い出し通路27の
出口17部分には、通路下部を覆う通路板29と
共に、下皿16にパチンコ球が所定量以上貯まつ
た時これを検出するオーバーフロー検出器30が
配置される。
また、上記の賞品球払い出し通路27から正面
側の上皿12にパチンコ球を供給するため、通路
27の曲がりくねつた部分の終端に隣接した位置
に正面側への通路31が設けられ、その先は上皿
12への出口13に通じている。従つて、後述の
ように賞品球払い出し装置25から通路27に賞
品球として払い出されたパチンコ球は、ベル28
に接触してこれを鳴らした後、通路27の曲がり
くねつた部分から通路31に飛び込み、出口13
を通つて上皿12に到達する。そして、上皿12
に収容可能な量を越えるパチンコ球が貯まつた場
合には、通路31からあふれたパチンコ球が払い
出し通路の下部27aを通つて下皿16に送り込
まれる。
更に、正面部1の裏側において、球払い出し通
路27の内側には一対のガイド板32により球回
収用通路33が形成され、通路33の上端には、
例えばパチンコ機の稼動終了後に上部の容器23
および球供給路24に残つたパチンコ球をこの通
路33に落し込むため球供給路24を開く開閉装
置34が配置されている。上記の球回収用通路3
3とアウト球通路9aは、略Y字状の通路部材3
5により合流し、図示しないパチンコ球回収容器
に連通している。また、隣接する球払い出し通路
27と球回収用通路33は、1枚の平板から成る
カバー36で覆われるようになつている。
次に、第3図は上記パチンコ機に組み込まれた
賞品球払い出し装置25を示す。これは、1回毎
に一定個数(例えば13個)のパチンコ球Pを払い
出すため、円周上に所定数のパチンコ球保持部4
1を形成した回転ドラム42を有し、ドラム42
の軸43をモータ44を含む駆動機構により図に
おいて反時計方向に所定角度回転することで、一
定個数のパチンコ球Pを前記払い出し通路27の
入口に送り込むように構成されている。また、ド
ラム42の球送り出し位置に球検出レバー45が
揺動自在に配置されており、このレバー45の一
端は、スプリング46により検出スイツチ47か
ら離間した位置に引つ張られているが、レバー4
5の他端は、ドラム42が回転する時パチンコ球
保持部41から順次送り出されるパチンコ球Pに
当接して持ち上げられる。従つて、パチンコ球P
を払い出す時、レバー45の一端はスプリング4
6の引張力に抗して回動して検出スイツチ47を
作動させ、その作動回数は賞品球カウンタ48で
カウントされる。そして、カウント数が一定数
(例えば13)に達すると、そのカウント信号は、
前述のセーフ球検出器22からの検出信号をカウ
ントするセーフ球カウンタ49に減算信号として
入力される。かくして、セーフ球の数に対応した
個数のパチンコ球Pが通路27に払い出され、全
てのセーフ球に対応した払い出し数に達した時、
セーフ球カウンタ49からの出力によつて作動す
るモータ駆動回路50がモータ44の駆動を停止
し、賞品球の払い出しを止める。
賞品球払い出し装置25は上記のように構成さ
れているので、特定入賞口4以外の入賞口に入つ
たセーフ球に対しては、セーフ球1個につき一定
個数(例えば13個)の賞品球が払い出される。
しかしながら、特定入賞口4に対しては、セー
フ球が発生したタイミングに応じて、賞品球払い
出し個数を前述の3種(5個、8個及び13個)の
いずれかに設定する賞品球数決定手段が設けられ
る。この賞品球数決定手段は、図示の実施例で
は、第1図に示したように特定入賞口4に対応し
て配置された3個のLED6と、このLED列を前
述のように点滅又は点灯状態に駆動するLED駆
動回路51と、第2図に示された特定セーフ球検
出器19と、この検出器19からの検出信号によ
り特定セーフ球の個数をカウントし保持する特定
セーフ球カウンタ52と、LED駆動回路51及
びカウンタ52の出力を受けて賞品球払い出し個
数を決定する払い出し個数決定回路53とで構成
されている。
この場合、特定セーフ球検出器19は、特定入
賞口4にセーフ球が入ると、検出信号をカウンタ
52に送る一方、LED列の点滅を停止させる停
止信号をLED駆動回路51に送る。特定セーフ
球カウンタ52は、検出器19からの検出信号に
より特定セーフ球の個数をカウントする一方で、
その検出信号に応じた信号を払い出し個数決定回
路53に送る。LED駆動回路51は、前述のよ
うに、特定入賞口4に打球が入らないときは所定
の時間間隔でLED列の点滅を繰返しているが、
特定セーフ球が発生した時には、検出器19から
の停止信号によりLED6の1つを点灯状態とし、
且つ払い出し個数決定回路53にどのLEDが点
灯しているかを示す信号を送る。払い出し個数決
定回路53は、このLED駆動回路51からの点
灯信号と特定セーフ球カウンタ52からのカウン
ト信号とを受けることにより、特定セーフ球の検
出時に点滅から点灯に固定されたLED6に対応
した賞品球払い出し個数を決定するように構成さ
れる。
また、特定セーフ球カウンタ52は、LED列
の点滅を停止してから予め定めた時間が経過する
と、LED駆動回路51に対しLED列の点滅停止
を解除する信号を送り、LED列を元の点滅状態
に戻す。この点滅停止を解除するまでの時間は任
意に定めることができ、1個の特定セーフ球に対
する賞品球の払い出しが終了する前に点滅を再開
するようにしてもよい。或は、賞品球カウンタ4
8により賞品球の払い出し終了を検出し、これに
基づいて点滅停止を解除するようにしてもよい。
上記賞品球数決定手段の出力側には、払い出し
数決定回路53からの出力に対応した飛び越し信
号を賞品球払い出し装置25の賞品球カウンタ4
8に供給する飛び越し信号発生回路54が設けら
れる。その飛び越し信号は、例えば、払い出し数
決定回路53において特定セーフ球1個に対する
賞品球の払い出し個数が5個に決定されたとすれ
ば、通常の賞品球数(この場合13個)までカウン
トする賞品球カウンタ48の内容を8だけ飛び越
させるものである。これにより、賞品球カウンタ
48は、1から8までのカウントを飛び越して9
から13までをカウントすることになり、その結果
として、モータ駆動回路50は、特定セーフ球1
個につき賞品球を5個だけ送り出すようにモータ
44を駆動する。また、賞品球カウンタ48は、
飛び越し信号発生回路53からの飛び越し信号に
応じた数を飛び越して次の数から13までカウント
する度に、或は飛び越し信号を受ける毎に、特定
セーフ球カウンタ52のカウント数を1だけ減算
する信号を出力するように構成される。
上記のように、図示の実施例は、特定セーフ球
の検出時に点灯しているLED6に対応して賞品
球の払い出し数を決定し、その数に応じて賞品球
カウンタ48の内容を飛び越すことにより、特定
セーフ球1個に対する賞品球の払い出し個数を上
記3種のいずれかに可変設定できるものである。
また、第3図において、セーフ球検出器22、
特定セーフ球検出器19、賞品球検出スイツチ4
7からの各検出信号を受けて動作するカウンタ4
9,52,48は、それぞれ別個の回路で構成で
きるが、これらの計数動作を1つのCPUで実行
するように構成してもよい。なお、この実施例の
ように、ヤクモノを起動するためのスタート孔を
賞品球数を変化させる入賞口とした場合には、ス
タート孔に対応してセーフ球検出器が既に配設さ
れているので、これをそのまま上記のような賞品
球数可変設定のために使用することができ、別に
検出器を設ける必要がないという利点がある。
以上、図示の実施例について説明したが、本考
案はこれに限られるものではない。
例えば、賞品球払い出し装置は図示の構造に限
らず、セーフ球に応じて任意の数の賞品球を排出
できるものであればよい。また、賞品球数を変化
させる入賞口は、上記のスタート孔に限らず、可
変入賞装置その他任意の入賞口であつてよい。セ
ーフ球の発生するタイミングによつて賞品球の払
い出し個数を決定する賞品球数決定手段も図示の
構成に限らない。更に、2種以上の賞品球払い出
し個数が順次所定の時間間隔で設定されることを
表示する可変表示装置は、LEDに限らず、液晶
その他の表示手段を使用することができる。液晶
を使用する場合には、例えば液晶表示面を2種以
上の賞品球払い出し個数の各々に対応した領域に
区分し、各領域を順次所定の時間間隔で他の領域
と区別されるように表示すればよい。また、この
ような表示素子は、遊戯者が視認できる限り任意
の位置に設置することができる。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、賞品球カウン
タには、通常の入賞に対して予め定められた一定
個数が設定され、特定の入賞時には、その入賞の
タイミングにより決定された払い出し個数を上記
一定個数から減算して得られる差の個数だけ、賞
品球カウンタの計数を飛び越して開始させるよう
に構成したので、賞品球払い出しのための構成を
複雑化することなく、賞品球払い出し装置から入
賞口の種類に対応して異なる個数の賞品球を確実
に払い出すと共に、入賞動作にゲーム性を付加す
ることができ、遊戯性が向上するという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例のパチンコ機の正面部
を示す図、第2図は第1図の正面部を裏側から見
た図、第3図は賞品球の払い出し個数を可変設定
する手段の説明図である。 1……パチンコ機の正面部、2……遊技盤面、
3……可変入賞装置、4……特定入賞口、5……
ヤクモノ、6……表示素子(LED)、7,8……
ガイドレール、9……アウト球回収孔、10……
打球ハンドル、11……球発射装置、15……球
送り装置、19……特定セーフ球検出器、20…
…セーフ球回収路、22……セーフ球検出器、2
3……パチンコ球容器、25……賞品球払い出し
装置、27……賞品球払い出し通路、30……オ
ーバーフロー検出器、33……球回収用通路、4
1……パチンコ球保持部、42……回転ドラム、
44……モータ、45……球検出レバー、48…
…賞品球カウンタ、49……セーフ球カウンタ、
50……モータ駆動回路、51……LED駆動回
路、52……特定セーフ球カウンタ、53……払
い出し個数決定回路、54……飛び越し信号発生
回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 遊技盤面に設けられた複数個の入賞口と、該
    入賞口に入つたセーフ球を検出するセーフ球検
    出器と、該セーフ球検出器からの検出信号によ
    りセーフ球をカウントするセーフ球カウンタ
    と、該セーフ球カウンタからの計数信号に応じ
    て賞品球を払い出す賞品球払い出し装置と、該
    賞品球払い出し装置から排出された賞品球数を
    計数し、該賞品球数が予め設定した個数に達し
    たとき、前記賞品球払い出し装置からの1回の
    払い出し動作を検出する賞品球カウンタとを含
    むパチンコ機において、 前記入賞口のうちの少なくとも1つに対して
    複数種類の賞品球払い出し個数を可変設定し、
    当該入賞口にセーフ球が入るタイミングにより
    賞品球の払い出し個数を決定し、該払い出し個
    数を示す信号を出力する賞品球数決定手段と、 前記賞品球カウンタの計数を、前記予め設定
    した個数から前記賞品球数決定手段の出力で示
    される払い出し個数を減算して得られる差の個
    数だけ飛び越して開始させる飛び越し信号を発
    生する飛び越し信号発生手段とを備え、 前記賞品球カウンタは、前記飛び越し信号に
    応じて、1に前記差の個数を加えた値から前記
    予め設定した個数まで計数することを特徴とす
    るパチンコ機。 2 前記賞品球数決定手段は、 前記入賞口のうちの特定入賞口に対して複数
    種類の賞品球払い出し個数が順次所定の時間間
    隔で設定されることを表示する可変表示装置
    と、 前記特定入賞口にセーフ球が入つた時その特
    定セーフ球を検出すると共に前記可変表示装置
    の表示を前記賞品球払い出し個数のいずれかに
    固定する信号を出力する特定セーフ球検出器
    と、 該特定セーフ球検出器からの検出信号により
    前記特定セーフ球の個数をカウントする特定セ
    ーフ球カウンタと、 該特定セーフ球カウンタの出力を受けて前記
    可変表示装置の表示に対応した賞品球払い出し
    個数を決定する払い出し個数決定回路とで構成
    されている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のパチンコ機。 3 前記可変表示装置は、 前記入賞口に対して予め定めた賞品球払い出
    し個数の種類に対応する数だけ前記遊技盤面に
    配置された表示素子と、 前記特定セーフ球検出器が前記特定セーフ球
    を検出しない限り前記表示素子を順番に点滅さ
    せ、前記特定セーフ球を検出した時に前記表示
    素子のいずれかを点灯状態にする表示素子駆動
    回路とで構成されている実用新案登録請求の範
    囲第2項記載のパチンコ機。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56128178A (en) * 1980-03-14 1981-10-07 Sofuia Kk Pinball machine
JPS59166178A (ja) * 1984-03-06 1984-09-19 株式会社ソフイア パチンコ機

Patent Citations (2)

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