JPH06101670B2 - ラジオ受信機 - Google Patents

ラジオ受信機

Info

Publication number
JPH06101670B2
JPH06101670B2 JP60002955A JP295585A JPH06101670B2 JP H06101670 B2 JPH06101670 B2 JP H06101670B2 JP 60002955 A JP60002955 A JP 60002955A JP 295585 A JP295585 A JP 295585A JP H06101670 B2 JPH06101670 B2 JP H06101670B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
detection
signal
reception
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP60002955A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61161816A (ja
Inventor
正 坂井
立二 大木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP60002955A priority Critical patent/JPH06101670B2/ja
Publication of JPS61161816A publication Critical patent/JPS61161816A/ja
Publication of JPH06101670B2 publication Critical patent/JPH06101670B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スキャン受信のできるラジオ受信機に関す
る。
〔従来の技術〕
従来からスキャン受信可能なラジオ受信機で放送を良い
音で受信するためには、中間周波アンプの帯域幅は広い
方がよい。また、例えば夜間には、混信を避けるため、
中間周波アンプの帯域幅は狭い方がよい。この為に帯域
幅をスキャン中は受信の検出に適した帯域に切り換える
様に成したものが特開昭55-60328号公報等で知られてい
る。また、短波帯などのSSB波を受信するためには、復
調回路はSSB検波回路でなければならない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、受信バンドを所定の周波数ステップでスキャ
ンしていき、ある周波数で放送の受信を検出したらその
周波数でスキャンを終了して通常の受信状態に入るよう
な受信機、すなわち、スキャン受信のできる受信機で
は、復調回路がエンベロープ検波回路である必要があ
る。しかし、このような受信特性ないし信号系では、SS
B波を受信するためには復調方式を変えて、SSB検波方式
にしなければ受信が出来ず、一方SSB検波方式としてお
けばスキャン時には高速で同調検出を行なうことが出来
ない問題があった。
本発明は叙上の問題点を解消するためになされたもの
で、その目的とするところはスキャン時には強制的にSS
B検波方式をエンベロープ検波方式に復調方式を変え
て、高速に同調検出可能なラジオ受信機を得るにある。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、この発明においては、復調方式をスイッチ
(34)の操作によりSSB検波とエンベロープ検波とに切
り換えができる構成とする。しかし、スキャン受信によ
るスキャン中には、ユーザーのスイッチ(34)の操作に
よる切り換えを無視して復調方式はエンベロープ検波に
強制的に切り換える構成とする。
〔作用〕
従って、この発明によれば、スイッチ(34)の操作によ
りSSB検波もできるので、SSB波も受信できると共に特に
この発明によれば、復調方式がSSB検波あるいはエンベ
ロープ検波のどちらであっても、スキャン中には、復調
方式はエンベロープ検波に強制的に切り換えられて放送
の受信の検出が行われるので、高速に同調位置でスキャ
ンを終了させることができる。
さらに、スキャン終了後は、スキャン開始前の状態に復
帰されるので、リスナはスキャンを行ったあと、あらた
めて特別の操作をする必要がなく、操作性がよい。
また、放送の受信の検出のために、エンベロープ検波回
路を専用に設ける必要もない。
〔実施例〕
図において、(10)は受信回路を示し、アンテナ(11)
の受信信号がプリセレクト用のバンドパスフィルタ(1
2)に供給されて該当する受信バンドの信号、例えば530
kHz〜10MHzの受信信号だけが取り出され、この信号がミ
キサ回路(13)に供給されると共に、局部発振回路(1
4)から所定の周波数の局部発振信号Soがミキサ回路(1
3)に供給されて受信を希望する周波数の受信信号だけ
が例えば周波数450kHzの中間周波信号Siに周波数変換さ
れる。
そして、この信号Siが、スイッチ回路(21)の接点Wま
たはNを通じて中間周波アンプ(15W)または(15N)に
供給される。この場合、中間周波アンプ(15N)は広帯
域とされ、例えば帯域幅は中間周波数を中心に±9kHz
(レスポンスが−50dBでの値)とされ、中間周波アンプ
(15N)は狭帯域とされ、例えば±5kHzとされる。
さらに、これら中間周波アンプ(15W)または(15N)か
らの信号Siが、スイッチ回路(21)に連動して切り換え
られるスイッチ回路(22)の接点WまたはNを通じて取
り出され、次に、スイッチ回路(23)の接点SまたはE
を通じてSSB検波回路(16S)またはエンベロープ検波回
路(16E)に供給されて音声信号Saが復調される。
そして、この信号Saが、スイッチ回路(23)に連動して
切り換えられるスイッチ回路(24)を通じて取り出さ
れ、さらに、アンプ(17)を通じてスピーカ(18)に供
給される。
そして、この場合、局発回路(14)はPLLにより構成さ
れると共に、これに制御信号Scが供給されて局発信号So
は所定の周波数ステップで、例えば中波帯では9kHzステ
ップ、短波帯では5kHzステップで変更される。従って、
受信周波数は、信号Scに対応して中波帯では9kHzステッ
プで、短波帯では5kHzステップで変化することになる。
さらに、(30)は受信周波数の制御を行う制御回路で、
これは例えば4ビット処理のマイコンにより構成される
と共に、テンキー(31)及び常開でノンロックタイプの
プッシュスイッチ(32D),(32U),(33),(34)が
接続される。この場合、テンキー(31)は、受信周波数
をダイレクトに設定するためのスイッチ、スイッチ(32
D),(32U)は、受信周波数を1ステップづつ下降方向
または上昇方向にスキャンさせるためのスキャンスイッ
チ、スイッチ(33)は中間周波回路の帯域幅を広帯域
(±9kHz)または狭帯域(±5kHz)に切り換えるための
帯域幅スイッチ、(34)は復調方式をSSB検波またはエ
ンベロープ検波に切り換える復調モードスイッチであ
る。
また、制御回路(30)において、制御信号Scが形成され
て局発回路(14)に供給されると共に、制御信号Sb,Sd
が形成されてスイッチ回路(21),(22)及び(23),
(24)にそれぞれ供給される。
さらに、検波回路(16E)の検波出力の一部が検出回路
(41)に供給されて検波出力の有無が検出され、この検
出信号Srが放送の受信の検出信号として制御回路(30)
に供給される。
そして、制御回路(30)においては、そのプログラムに
したがって次のような処理が行われる。
すなわち、ある周波数の放送を受信しているとき、スイ
ッチ(33)をオンにすると、そのオンにするごとに帯域
幅フラグBNDFが反転されると共に、このフラグBNDFに対
応して信号Sbが“0"または“1"とされ、これによりスイ
ッチ回路(21),(22)は接点WまたはNに切り換えら
れる。従って、スイッチ(33)をオンにするごとに、中
間周波アンプ(15W),(15N)が切り換えられるので、
中間周波信号Siに対する帯域幅が広帯域あるいは狭帯域
に切り換えられる。
また、スイッチ(34)をオンにすると、そのオンにする
ごとに復調モードフラグDEMFが反転されると共に、この
フラグDEMFに対応して信号Sdが“0"または“1"とされ、
これによりスイッチ回路(23),(24)は接点Sまたは
Eに切り換えられる。従って、スイッチ(34)をオンに
するごとに検波回路(16S),(16E)が切り換えられる
ので、中間周波信号Siに対する復調方式がSSB検波ある
いはエンベロープ検波に切り換えられる。
さらに、スキャンスイッチ(32D)または(32U)をオン
にすると、これにより信号Scが1ステップ分づつ下降方
向または上昇方向に変化して局発信号Soの周波数が1ス
テップ分づつ低くまたは高くなっていく。従って、スイ
ッチ(32D)または(32U)をオンにした時点から受信周
波数は1ステップづつ低くまたは高くなっていき、すな
わち、スキャンが行われていく。
ただし、この場合、スイッチ(32D)または(32U)をオ
ンにした時点からフラグBNDF,DEMFが無視され、これら
フラグBNDF,DEMFにかかわらず信号Sbによりスイッチ回
路(21),(22)は接点Nに接続されると共に、信号Sd
によりスイッチ回路(23),(24)は接点Eに接続され
る。従って、スキャンが開始された時点から中間周波ア
ンプ(15N)及び検波回路(16E)により中間周波数信号
Siに対する帯域幅は狭帯域とされると共に、復調方式は
エンベロープ検波とされたわけである。
そして、スキャンが行われることによりある周波数frの
とき信号が受信されると、検波回路(16E)に検波出力
が得られるが、これにより検出信号Srが得られるので、
この信号Srに基づいて信号Scが固定されて局発信号Soの
周波数はこの受信周波数frに対応した値に固定され、す
なわち、スキャンは終了する。従って、以後、その周波
数frの受信状態となる。
そして、この場合、スキャンが終了すると、フラグBND
F,DEMFがチェックされて信号Sb,SdはフラグBNDF,DEMFに
対応したレベルとされる。従って、スイッチ回路(21)
〜(24)はスキャンが開始される前の接点に復帰される
ので、中間周波信号Siに対する帯域幅及び復調方式はス
キャンが開始される前の状態に復帰される。
なお、テンキー(31)を押したときには、信号Scにより
直ちに該当する周波数の受信状態になる。例えば、テン
キー(31)の「8」,「1」,「0」,「実行」のキー
を押したときには、受信周波数が直ちに810kHzになる。
こうして、この発明によれば、スイッチ(33)の操作に
より中間周波信号Siに対する帯域幅を広帯域あるいは狭
帯域に自由に切り換えることができるので、放送を良い
音で受信したり、あるいは混信などを避けることができ
る。また、スイッチ(34)の操作によりSSB検波もでき
るので、SSB波も受信できる。
そして、その場合、特にこの発明によれば、中間周波信
号Siに対する帯域幅が広帯域あるいは狭帯域のどちらで
あっても、さらに復調方式がSSB検波あるいはエンベロ
ープ検波のどちらであっても、スキャン中には、中間周
波信号Siに対する帯域幅は狭帯域、復調方式はエンベロ
ープ検波に強制的に切り換えられて放送の受信の検出が
行われるので、サイドバンドの位置でスキャンが終了す
ることがなく、正しい同調位置で高速に同調検出してス
キャンを終了させることができる。
さらに、スキャン終了後は、スキャン開始前の状態に復
帰されるので、リスナはスキャンを行ったあと、あらた
めて特別の操作をする必要がなく、操作性がよい。
また、放送の受信の検出のために、狭帯域の中間周波ア
ンプ及びエンベロープ検波回路を専用に設ける必要もな
い。
なお、上述において、回路(15W),(15N)はそれぞれ
の帯域幅のバンドパスフィルタとし、スイッチ回路(2
2)の次段にアンプを設けてもよい。また、スイッチ(3
3),(34)をロックタイフとして、オンのときとオフ
のときとで、信号Sb,Sdにより帯域幅及び復調方式を切
り換えることもできる。上述の構成では帯域幅と復調方
式の両方を切り換え制御したが勿論、帯域幅又は復調方
式の一方だけを切り換えるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
この発明によればスイッチ(33)の操作により中間周波
信号SIに対する帯域幅を広帯幅あるいは狭帯域に自由に
切り換えることができるので、放送を良い音で受信した
り、あるいは混信などを避けることができる。スイッチ
(34)の操作によりSSB検波もできるので、SSB波も受信
できる。そして、特にこの発明によれば、復調方式がSS
B検波あるいはエンベロープ検波のどちらであっても、
スキャン中には、復調方式のエンベロープ検波に強制的
に切り換えられて放送の受信の検出が行われるので、高
速に同調検出が出来てスキャンを終了させることができ
る。
さらに、スキャン終了後は、スキャン開始前の状態に復
帰されるので、リスナはスキャンを行ったあと、あらた
めて特別の操作をする必要がなく、操作性がよい。
また、放送の受信の検出のために、エンベロープ検波回
路を専用に設ける必要もない。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一例の系統図である。 (10)は受信回路、(30)は制御回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキャンスイッチの操作時、受信バンドを
    所定の周波数ステップでスキャンしていき、ある周波数
    で放送の受信を検出したらその周波数で該スキャンを終
    了して通常の受信状態に入るようにされた制御回路を有
    するラジオ受信機において、 上記制御回路に設けられたエンベロープ検波回路とSSB
    検波回路の切り換えを行なう第1のスイッチング手段
    と、 上記制御回路の制御信号により上記エンベロープ検波回
    路とSSB検波回路の切り換えを行なう第2のスイッチン
    グ手段と、 上記エンベロープ検波回路の検波状態を検出し、上記制
    御回路にエンベロープ検波検出信号を供給する検出手段
    とを具備し、 上記制御回路に基づき、所定周波数の放送受信時に上記
    第1のスイッチング手段の操作を行なうことで上記第2
    のスイッチング手段を介してエンベロープ検波回路又は
    SSB回路側に交互に切り換えられ、上記スキャンスイッ
    チ操作の行われているときは、該第1のスイッチング手
    段の出力にかかわらずエンベロープ検波回路側に強制的
    に切り換えられ、上記検出手段からの検出信号によりス
    キャンを終了するようにしてなるラジオ受信機。
JP60002955A 1985-01-11 1985-01-11 ラジオ受信機 Expired - Fee Related JPH06101670B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60002955A JPH06101670B2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11 ラジオ受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60002955A JPH06101670B2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11 ラジオ受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61161816A JPS61161816A (ja) 1986-07-22
JPH06101670B2 true JPH06101670B2 (ja) 1994-12-12

Family

ID=11543788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60002955A Expired - Fee Related JPH06101670B2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11 ラジオ受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06101670B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4946536B2 (ja) * 2007-03-13 2012-06-06 株式会社Jvcケンウッド アナログ放送受信装置および放送電波受信方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6046569B2 (ja) * 1978-10-30 1985-10-16 ソニー株式会社 Amラジオ受信機の同調点検出回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61161816A (ja) 1986-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2546331B2 (ja) Fm・am受信機
JPH0544209B2 (ja)
JPH03293824A (ja) ラジオ受信機
JP3614620B2 (ja) テレビジョン信号及びfm放送信号の復調器並びにテレビジョン信号及びfm放送信号の受信機
JPH06101670B2 (ja) ラジオ受信機
JPH0132432Y2 (ja)
JPH0613943A (ja) ラジオ受信機
JP3396350B2 (ja) Fm多重放送受信機のダイバーシティ装置
JPH0139004Y2 (ja)
JP3804189B2 (ja) 搬送信号選択受信装置
JPH0423849B2 (ja)
JPH0419865Y2 (ja)
JP3072667B2 (ja) スーパーヘテロダイン受信機
JPH0648989Y2 (ja) 選局装置
JPS6259938B2 (ja)
JP2919643B2 (ja) Sifコンバータ
JP2769717B2 (ja) 複数信号同時受信装置
JPH03760Y2 (ja)
JPH04342318A (ja) ダイバーシティ受信方式
JPS6367031A (ja) 受信装置
JP3176739B2 (ja) 同調方法および受信装置
JP2703056B2 (ja) ダブルファンクションスイッチ
JPH1022856A (ja) 放送受信機
JPH0795012A (ja) シンセサイザ受信機
JPS6246098B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees