JPH0648989Y2 - 選局装置 - Google Patents
選局装置Info
- Publication number
- JPH0648989Y2 JPH0648989Y2 JP1987182179U JP18217987U JPH0648989Y2 JP H0648989 Y2 JPH0648989 Y2 JP H0648989Y2 JP 1987182179 U JP1987182179 U JP 1987182179U JP 18217987 U JP18217987 U JP 18217987U JP H0648989 Y2 JPH0648989 Y2 JP H0648989Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- scan mode
- key
- frequency
- manual
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、シンセサイザチューナを有したシンセサイ
ザ受信機などに適用できる選局装置、特に選局時間を短
縮できる選局装置に関する。
ザ受信機などに適用できる選局装置、特に選局時間を短
縮できる選局装置に関する。
[従来の技術] 受信機、例えばスーパーヘテロダイン受信機は、周知の
ように受信周波数を所定の中間周波数に変換して検波す
るようしたものである。
ように受信周波数を所定の中間周波数に変換して検波す
るようしたものである。
このようなスーパーヘテロダイン受信機において、最近
ではそのチューナとして、シンセサイザチューナを使用
したシンセサイザ受信機が普及している。
ではそのチューナとして、シンセサイザチューナを使用
したシンセサイザ受信機が普及している。
シンセサイザチューナを使用する場合、選局操作の簡略
化、選局時間の短縮化などのメリットがある。
化、選局時間の短縮化などのメリットがある。
ところで、このようなシンセサイザチューナを使用した
選局装置において、目的の放送局を選局する手段として
は、周知のようにマニュアルスキャンとオートスキャン
に分けられる。
選局装置において、目的の放送局を選局する手段として
は、周知のようにマニュアルスキャンとオートスキャン
に分けられる。
マニュアルスキャンはアップまたはダウンキーが押され
ている間だけ掃引周波数が変化するものである。よって
次のような特徴を有する。
ている間だけ掃引周波数が変化するものである。よって
次のような特徴を有する。
1.キーを押し続ける間だけ周波数が変化するので、目的
の放送局だけ選局できる。
の放送局だけ選局できる。
2.周波数掃引モードとして掃引周波数間隔が局間周波数
の整数倍に設定されたファーストスキャンモードを設け
れば、目的の放送局を選局する時間を短縮できる。
の整数倍に設定されたファーストスキャンモードを設け
れば、目的の放送局を選局する時間を短縮できる。
オートスキャンはアップキー若しくはダウンキーを一度
押すと放送局のあるところまで、自動的にスキャンして
停止するというものである。そのため、次のような特徴
がある。
押すと放送局のあるところまで、自動的にスキャンして
停止するというものである。そのため、次のような特徴
がある。
1.オートスキャン中はキーから手を離していられる。
2.放送局のあるところまで自動選局でき、その間はミュ
ートがかけられるので、耳障りなノイズ音を聞かなくて
も済む。
ートがかけられるので、耳障りなノイズ音を聞かなくて
も済む。
3.ストップ信号レベルは任意に設定できるため、その設
定レベルによっては電界が弱く、S/Nの悪い放送を飛ば
してS/Nのよい局だけを選択することができる。
定レベルによっては電界が弱く、S/Nの悪い放送を飛ば
してS/Nのよい局だけを選択することができる。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、マニュアルスキャンモードのみを有する選局
装置では、 1.サーチ中はキーをずっと押し続けなければならない。
装置では、 1.サーチ中はキーをずっと押し続けなければならない。
2.周波数ステップを整数倍にしてファーストスキャンし
た場合には、目的の局がそのステップの整数倍でないと
きには、目的の放送局を飛び越してしまう。
た場合には、目的の局がそのステップの整数倍でないと
きには、目的の放送局を飛び越してしまう。
などの欠点を持っている。
これに対して、オートスキャンモードのみを有する選局
装置では、 1マニュアルスキャンでは目的の放送局を受信するのに
ファーストスキャンキーを用いて、速度、あるいは周波
数ステップを整数倍に設定することにより、周波数スキ
ャンをスピーディに行なえる。
装置では、 1マニュアルスキャンでは目的の放送局を受信するのに
ファーストスキャンキーを用いて、速度、あるいは周波
数ステップを整数倍に設定することにより、周波数スキ
ャンをスピーディに行なえる。
しかし、オートスキャンではファーストスキャンキーを
設けても放送局があればスキャンが停止してしまい、目
的の放送局がスピーディに選局できない。
設けても放送局があればスキャンが停止してしまい、目
的の放送局がスピーディに選局できない。
2.短波帯などのように放送局が沢山存在するバンドで
は、アップキー若しくはダウンキーを押して周波数スキ
ャンしても直ぐ停止してしまい、目的の放送局を受信す
るのが非常に時間がかかってしまい、スピーディーに周
波数スキャンが行なえない。
は、アップキー若しくはダウンキーを押して周波数スキ
ャンしても直ぐ停止してしまい、目的の放送局を受信す
るのが非常に時間がかかってしまい、スピーディーに周
波数スキャンが行なえない。
このような夫々の欠点を互いに補うため、実際のセット
ではオートとマニュアルスキャンの切換キーを設けてい
るものが多い。
ではオートとマニュアルスキャンの切換キーを設けてい
るものが多い。
しかし、この場合夫々の操作は完全に独立し、互いに連
携した操作は不可能である。
携した操作は不可能である。
また、一部に、マニュアルスキャンモードのみを有する
ものの、キーの押されている時間を判断してスローマニ
ュアルスキャンとファーストマニュアルスキャンを切換
ているものもある。
ものの、キーの押されている時間を判断してスローマニ
ュアルスキャンとファーストマニュアルスキャンを切換
ているものもある。
しかし、この構成では次のような欠点があり、使用上不
便をきたすおそれがある。
便をきたすおそれがある。
例えば、設定時間として2秒を設定し、キーを押しはじ
めて2秒まではスローマニュアルスキャン、2秒すぎて
からファーストマニュアルスキャンモードとなるように
した場合には、まず目的の局の近くまでキーを押し続け
ることになる。
めて2秒まではスローマニュアルスキャン、2秒すぎて
からファーストマニュアルスキャンモードとなるように
した場合には、まず目的の局の近くまでキーを押し続け
ることになる。
次に、一度手を離してファーストマニュアルスキャンモ
ードを解除する。その次に、今度は、2秒以内(スロー
マニュアルスキャンモード)のときに目的の放送局を選
局する。
ードを解除する。その次に、今度は、2秒以内(スロー
マニュアルスキャンモード)のときに目的の放送局を選
局する。
従って、この2度目のスローマニュアルスキャンモード
のときに確実に目的の放送局を選択する必要がある。
のときに確実に目的の放送局を選択する必要がある。
もし、2秒を越えてしまうとファーストマニュアルスキ
ャンモードに自動的に変更されることになるから、目的
の局を飛び越してしまう。
ャンモードに自動的に変更されることになるから、目的
の局を飛び越してしまう。
そのため、選局操作に不慣れなユーザにとっては、非常
に面倒な選局操作となってしまう。
に面倒な選局操作となってしまう。
例えば、ショートウェーブ帯、5,95MHzから15,45MHzを5
MHzステップ、1ステップ当たり80msecかけたとする
と、バンドの下から上までスキャンするのに (15.45−5.95/0.005)×80 =152(秒) =2分32秒 もかかってしまう。しかも、これは放送局のない場合で
ある。
MHzステップ、1ステップ当たり80msecかけたとする
と、バンドの下から上までスキャンするのに (15.45−5.95/0.005)×80 =152(秒) =2分32秒 もかかってしまう。しかも、これは放送局のない場合で
ある。
なお、オートスキャンでは放送局のある度停止するの
で、特に夜のショートウェーブ帯は、目的の局までスキ
ャンするのは大変である(通常FMでは、15〜30秒程度か
かる)。
で、特に夜のショートウェーブ帯は、目的の局までスキ
ャンするのは大変である(通常FMでは、15〜30秒程度か
かる)。
また、上述したようにオートスキャンとマニュアルスキ
ャンとを選択できるようにした場合には、第5図に示す
ようなキーを使用する必要がある。
ャンとを選択できるようにした場合には、第5図に示す
ようなキーを使用する必要がある。
19は周波数表示部、21はバンド切り替えキー、22はオー
トスキャンとマニュアルスキャンの切り替えキー、23は
ダウンキー、24はアップキーである。
トスキャンとマニュアルスキャンの切り替えキー、23は
ダウンキー、24はアップキーである。
また、25はファーストキーであって、これと何れかのキ
ー23,24を同時に操作すると、ファーストスキャンモー
ドとなる。
ー23,24を同時に操作すると、ファーストスキャンモー
ドとなる。
このように、2つのモード切り替えるような選局装置に
おいては、キーの数が増え、操作が著しく面倒になる欠
点もある。
おいては、キーの数が増え、操作が著しく面倒になる欠
点もある。
そこで、この考案では、上述した夫々の欠点を補うた
め、オートスキャンとファーストマニュアルスキャンを
組み合せ、キーの押された時間でそのスキャンモードを
判断させると共に、スキャンモードとしてノーマルマニ
ュアルスキャンモードとファーストスキャンモードとの
間にオートスキャンモードを選択できるようにすること
によって選局の高速化と誤選局を防止できるようにした
選局装置を提案するものである。
め、オートスキャンとファーストマニュアルスキャンを
組み合せ、キーの押された時間でそのスキャンモードを
判断させると共に、スキャンモードとしてノーマルマニ
ュアルスキャンモードとファーストスキャンモードとの
間にオートスキャンモードを選択できるようにすること
によって選局の高速化と誤選局を防止できるようにした
選局装置を提案するものである。
[問題点を解決するための手段] 上述した問題点を解決するため、この考案においては、
周波数可変用アップキーとダウンキーとを有し、これら
キーが押されている時間が、第1の時間以内であるとき
には、1ステップ周波数送りのノーマルマニュアルスキ
ャンモードとなり、第2の時間以上であるときには、周
波数掃引間隔がマニュアルスキャンモードでの掃引周波
数の整数倍に選定されたファーストマニュアルスキャン
モードが選択され、上記キー操作時間が第1の時間以上
第2の時間以内であるときにはオートスキャンモードが
選択されるように周波数掃引モードが自動的に変更され
るように構成されると共に、一対のマニュアルスキャン
モードの間にオートスキャンモードの選択タイミングを
設けることによって上記第1と第2の時間間隔を広くと
れるようにしたことを特徴とするものである。
周波数可変用アップキーとダウンキーとを有し、これら
キーが押されている時間が、第1の時間以内であるとき
には、1ステップ周波数送りのノーマルマニュアルスキ
ャンモードとなり、第2の時間以上であるときには、周
波数掃引間隔がマニュアルスキャンモードでの掃引周波
数の整数倍に選定されたファーストマニュアルスキャン
モードが選択され、上記キー操作時間が第1の時間以上
第2の時間以内であるときにはオートスキャンモードが
選択されるように周波数掃引モードが自動的に変更され
るように構成されると共に、一対のマニュアルスキャン
モードの間にオートスキャンモードの選択タイミングを
設けることによって上記第1と第2の時間間隔を広くと
れるようにしたことを特徴とするものである。
[作用] 第1の時間として、0.5sec程度に選定されているときに
は、第2の時間は、2.0sec程度に選定される。
は、第2の時間は、2.0sec程度に選定される。
キーの押されている期間が0.5sec以下であるときには、
1ステップ周波数送りのマニュアルスキャンモードとな
る。従って、キーの押されるたびに周波数掃引が繰り返
され、周波数は1ステップづつアップ若しくはダウンす
る。
1ステップ周波数送りのマニュアルスキャンモードとな
る。従って、キーの押されるたびに周波数掃引が繰り返
され、周波数は1ステップづつアップ若しくはダウンす
る。
キーの押されている期間が0.5sec以上2.0sec以下である
ときには、オートスキャンモードとなる。
ときには、オートスキャンモードとなる。
従って、この期間にキーの操作が解除されると、次の放
送局が受信されるまで自動掃引され、放送局が受信され
ると掃引が自動停止する。
送局が受信されるまで自動掃引され、放送局が受信され
ると掃引が自動停止する。
キーの押されている期間が2.0sec以上であるときには、
ファーストマニュアルスキャンモードとして動作する。
ファーストマニュアルスキャンモードとして動作する。
これによって、周波数掃引時間がオートスキャンモード
よりも速くなる。
よりも速くなる。
一対のマニュアルスキャンモードの選局タイミングの間
にオートスキャンモードを選局するタイミングを設定し
てあるので、次のような欠点がなくなる。
にオートスキャンモードを選局するタイミングを設定し
てあるので、次のような欠点がなくなる。
例えばファーストマニュアルスキャンモードの途中でキ
ーを離してこのファーストマニュアルスキャンモードを
解除した後で、再びキーを操作する場合、誤ってキー操
作時間が長いとファーストマニュアルスキャンモードを
解除したにも拘らず、このモードが再度選択されてしま
うおそれがある。
ーを離してこのファーストマニュアルスキャンモードを
解除した後で、再びキーを操作する場合、誤ってキー操
作時間が長いとファーストマニュアルスキャンモードを
解除したにも拘らず、このモードが再度選択されてしま
うおそれがある。
中間にオートスキャンモードを選択するステップを置く
ことによって選択タイミングの間隔を広くとることがで
きるようになるため、再度ファーストマニュアルスキャ
ンモードが選択されて目的の放送局を捕捉できなくなる
ような誤選局を回避できる。従って、これらモードを利
用すれば、選局しようとする放送局が離れていても、速
くしかも確実に選局できる。
ことによって選択タイミングの間隔を広くとることがで
きるようになるため、再度ファーストマニュアルスキャ
ンモードが選択されて目的の放送局を捕捉できなくなる
ような誤選局を回避できる。従って、これらモードを利
用すれば、選局しようとする放送局が離れていても、速
くしかも確実に選局できる。
[実施例] 続いて、この考案に係る選局装置の一例を、上述したシ
ンセサイザ受信機の選局装置に適用した場合につき、第
1図を参照して詳細に説明する。
ンセサイザ受信機の選局装置に適用した場合につき、第
1図を参照して詳細に説明する。
シンセサイザチューナ方式のスーパーヘテロダイン受信
機は、周知のように受信周波数を所定の中間周波数に変
換して検波するようにしたものである。
機は、周知のように受信周波数を所定の中間周波数に変
換して検波するようにしたものである。
アンテナより給電された高周波信号は高周波増幅器2に
供給されて、所定の受信周波数が同調出力とシンセサイ
ザ発振器10の出力がミキサ11に供給され、所定の中間周
波数に変換される。
供給されて、所定の受信周波数が同調出力とシンセサイ
ザ発振器10の出力がミキサ11に供給され、所定の中間周
波数に変換される。
中間周波出力は中間周波増幅回路3を介して検波器4に
供給されて、その検波出力である音声信号はアンプ5を
経てスピーカ6に供給される。
供給されて、その検波出力である音声信号はアンプ5を
経てスピーカ6に供給される。
7はミューテング回路で、オートスキャンモードのとき
には、これが働き局間ノイズが放音されない。ミューテ
ィグ回路7はマイクロコンピユータ17からの制御信号に
よってコントロールされる。
には、これが働き局間ノイズが放音されない。ミューテ
ィグ回路7はマイクロコンピユータ17からの制御信号に
よってコントロールされる。
中間周波増幅回路3の出力の一部は信号検出器16に供給
されて、同調時の中間周波信号が検出される。この検出
出力がマイクロコンピユータ17に取り込まれる。
されて、同調時の中間周波信号が検出される。この検出
出力がマイクロコンピユータ17に取り込まれる。
シンセサイザ発振器10は図示しないが、可変発振器を有
し、その発振出力がPLLに供給され、このPLLで得られた
周波数制御信号がローパスフィルタを介して可変発振器
の周波数制御部(共振回路)に供給される。
し、その発振出力がPLLに供給され、このPLLで得られた
周波数制御信号がローパスフィルタを介して可変発振器
の周波数制御部(共振回路)に供給される。
従って、PLLに指定された所定の周波数をもって発振す
るように可変発振器が制御されるものである。可変発振
器の発振出力、つまり局部発振周波数は上述したミキサ
11に供給される。
るように可変発振器が制御されるものである。可変発振
器の発振出力、つまり局部発振周波数は上述したミキサ
11に供給される。
18はキー操作部、19は周波数表示部であって、LCD等が
使用される。
使用される。
第2図はこの考案に係る選局装置のキー配列を示すもの
で、この例ではバンド切り替えのキー21の他には、選局
用としてダウンキー23とアップキー24のみを有する。
で、この例ではバンド切り替えのキー21の他には、選局
用としてダウンキー23とアップキー24のみを有する。
さて、マイクロコンピユータ17のROM(図示せず)に
は、選局操作に必要な制御プログラムが格納されてい
る。
は、選局操作に必要な制御プログラムが格納されてい
る。
第3図はこの選局のための制御プログラムの一例を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
図はアップキーの操作を中心としたフローチャートであ
る。
る。
まず、この制御プログラムがスタートすると、キーの使
用状態が入力されると共に、現在の選局周波数が表示さ
れる(ステップ31)。次にアップキー24の操作状態がチ
ェックされ、アップキー24が押されると、周波数が1ス
テップアップする(ステップ32,33)。
用状態が入力されると共に、現在の選局周波数が表示さ
れる(ステップ31)。次にアップキー24の操作状態がチ
ェックされ、アップキー24が押されると、周波数が1ス
テップアップする(ステップ32,33)。
ここで、周波数掃引ステップは局間周波数を単位とす
る。
る。
周波数が1ステップアップされると、次にアップキー24
の操作時間が計測され、第1の時間、第2の時間の操作
時間が判別される。
の操作時間が計測され、第1の時間、第2の時間の操作
時間が判別される。
ここで、第1の時間を、例えば0.5secに選定したときに
は、第2の時間は、後述するように第1の時間よりも比
較的長く、例えば2.0sec程度に選定される。
は、第2の時間は、後述するように第1の時間よりも比
較的長く、例えば2.0sec程度に選定される。
ステップ34でキーを押している時間(操作時間)Tが第
1の時間以上で第2の時間以内にないと判断されたとき
には、ステップ35に移行して、その操作時間Tが第2の
時間以上か否かがチェックされる。
1の時間以上で第2の時間以内にないと判断されたとき
には、ステップ35に移行して、その操作時間Tが第2の
時間以上か否かがチェックされる。
第2の時間以上でないときには、その操作時間Tは第1
の時間以内であったことになるので(第4図A参照)、
このときにはステップ31に戻り、キー操作の都度、周波
数が1ステップづつアップすることになる。
の時間以内であったことになるので(第4図A参照)、
このときにはステップ31に戻り、キー操作の都度、周波
数が1ステップづつアップすることになる。
すなわち、この場合は、ノーマルマニュアルスキャンモ
ードが選択されたことになる。
ードが選択されたことになる。
これに対して、第4図Bに示すようにアップキー24の操
作時間Tが、第1の時間以上第2の時間以下であるとき
には、この操作をオートスキャンモードと判断して、こ
のモードに自動的に変更される(ステップ36)。
作時間Tが、第1の時間以上第2の時間以下であるとき
には、この操作をオートスキャンモードと判断して、こ
のモードに自動的に変更される(ステップ36)。
従って、このオートスキャンモードでは、キー操作が解
除されるまでは掃引停止状態で、解除されて始めてオー
トスキャンモードとなる(第4図C)。
除されるまでは掃引停止状態で、解除されて始めてオー
トスキャンモードとなる(第4図C)。
オートスキャンモードになると、キーの操作状態がチェ
ックされて、掃引周波数が表示されると共に、このキー
が再操作されないときには、検出器16の検出出力がマイ
クロコンピユータ17側に読み込まれ、検出出力があるま
では、1ステップづつ周波数がアップせしめられる(ス
テップ38〜40,36)。
ックされて、掃引周波数が表示されると共に、このキー
が再操作されないときには、検出器16の検出出力がマイ
クロコンピユータ17側に読み込まれ、検出出力があるま
では、1ステップづつ周波数がアップせしめられる(ス
テップ38〜40,36)。
所定の検出出力があると、これによってオートスキャン
モードが自動的に停止する。検出出力が得られたという
ことは、その掃引周波数で放送局が受信できたことにな
るからである(ステップ41)。
モードが自動的に停止する。検出出力が得られたという
ことは、その掃引周波数で放送局が受信できたことにな
るからである(ステップ41)。
放送局が受信される前にキーが再操作されたときには、
第4図B,Cに示すように、オートスキャンモードが強制
的に停止せしめられて周波数掃引が停止する(ステップ
38,41)。
第4図B,Cに示すように、オートスキャンモードが強制
的に停止せしめられて周波数掃引が停止する(ステップ
38,41)。
一方、第2の時間以上にわたりキーが操作されると(第
4図D)、これがステップ34,35でチェックされてステ
ップ42に移行して、この場合にはファーストマニュアル
スキャンモードに自動的に変更される。
4図D)、これがステップ34,35でチェックされてステ
ップ42に移行して、この場合にはファーストマニュアル
スキャンモードに自動的に変更される。
この場合、第2の時間を経過するまでは周波数の掃引が
停止しており、第2の時間が経過して始めて周波数の掃
引が開始されることになる(第4図E)。
停止しており、第2の時間が経過して始めて周波数の掃
引が開始されることになる(第4図E)。
ファーストマニュアルスキャンモードでは、周波数掃引
ステップが局間周波数の整数倍(例えば、2若しくは
3)に設定されるため、周波数掃引速度がその分速くな
る。
ステップが局間周波数の整数倍(例えば、2若しくは
3)に設定されるため、周波数掃引速度がその分速くな
る。
マニュアルスキャンモードの場合においても、キー入力
が実行されて、その都度掃引周波数が表示されると共に
(ステップ43)、次にキーの操作状況が判別され、キー
が押され続けているときには、マニュアルスキャンモー
ドが続行されるも、キーの操作が終了するとこのマニュ
アルスキャンモードが解除されて、キー入力の待機状態
となる(ステップ45)。
が実行されて、その都度掃引周波数が表示されると共に
(ステップ43)、次にキーの操作状況が判別され、キー
が押され続けているときには、マニュアルスキャンモー
ドが続行されるも、キーの操作が終了するとこのマニュ
アルスキャンモードが解除されて、キー入力の待機状態
となる(ステップ45)。
操作されたキーがダウンキーであるときには、これがス
テップ46で判別されて、その場合にはダウンキー処理ル
ーチン50に移って、上述したと同様な処理が実行される
ことになる。
テップ46で判別されて、その場合にはダウンキー処理ル
ーチン50に移って、上述したと同様な処理が実行される
ことになる。
このような一連の選局操作を使い分けることで、選局を
迅速に行なうことができる。
迅速に行なうことができる。
例えば、選局しようとする放送局が離れている場合に
は、ファーストマニュアルスキャンモードを選択して、
周波数掃引速度を速くし、目的の放送局に近付いたとき
に、キー操作を一旦解除し、次にオートスキャンモード
に切り替えれば、目的の放送局を迅速に選局できる。
は、ファーストマニュアルスキャンモードを選択して、
周波数掃引速度を速くし、目的の放送局に近付いたとき
に、キー操作を一旦解除し、次にオートスキャンモード
に切り替えれば、目的の放送局を迅速に選局できる。
ファーストマニュアルスキャンモードでは目的の放送局
を飛び越してしまうようなときにも、上述したオートス
キャンモードへの切り替え、若しくはマニュアルスキャ
ンモードに切り替えれば、その放送局を確実に選局でき
る。選局の確実性はノーマルマニュアルスキャンモード
とファーストマニュアルスキャンモードを選択するスキ
ャンモードの丁度中間にオートスキャンモードを選択す
るスキャンモードを設定したことにも起因する。
を飛び越してしまうようなときにも、上述したオートス
キャンモードへの切り替え、若しくはマニュアルスキャ
ンモードに切り替えれば、その放送局を確実に選局でき
る。選局の確実性はノーマルマニュアルスキャンモード
とファーストマニュアルスキャンモードを選択するスキ
ャンモードの丁度中間にオートスキャンモードを選択す
るスキャンモードを設定したことにも起因する。
これは、一対のマニュアルスキャンモードの間にオート
スキャンモードを設定するためには、オートスキャンモ
ードの選択を確実にするためノーマルマニュアルスキャ
ンモードを選択するためのタイミングに対し、ファース
トマニュアルスキャンモードを選択するタイミングまで
の時間間隔を例えばこの例のように2.0秒程度と比較的
長く選ぶ必要があるからである。
スキャンモードを設定するためには、オートスキャンモ
ードの選択を確実にするためノーマルマニュアルスキャ
ンモードを選択するためのタイミングに対し、ファース
トマニュアルスキャンモードを選択するタイミングまで
の時間間隔を例えばこの例のように2.0秒程度と比較的
長く選ぶ必要があるからである。
因みに、この考案のようなスキャンモード選択順とは異
なるスキャンモードの選択順を採ったときには以下のよ
うな問題を惹起する。
なるスキャンモードの選択順を採ったときには以下のよ
うな問題を惹起する。
例えば、一対のマニュアルスキャンモードにオートスキ
ャンモードを加える場合には一対のマニュアルスキャン
モードの選択順の後にこのオートスキャンモードを選択
するように組み合わせることができる。
ャンモードを加える場合には一対のマニュアルスキャン
モードの選択順の後にこのオートスキャンモードを選択
するように組み合わせることができる。
その場合には、ノーマルニュアルスキャンモードの直ぐ
あとにファーストマニュアルスキャンモードが位置する
ことになる。
あとにファーストマニュアルスキャンモードが位置する
ことになる。
そのため、例えばファーストマニュアルスキャンモード
の途中でキーを離してこのファーストマニュアルスキャ
ンモードを解除したのち、最終的に目的の放送局を選択
すべく再びキー操作してノーマルマニュアルスキャンモ
ードを選択しようとする場合、このキー操作時間がユー
ザの意志よりも僅かに長くなってしまったときには、フ
ァーストマニュアルスキャンモードを解除したにも拘ら
ず、このモードが再度選択され、その結果目的の放送局
がスキップされて目的の放送局を選択できないことが起
こる。
の途中でキーを離してこのファーストマニュアルスキャ
ンモードを解除したのち、最終的に目的の放送局を選択
すべく再びキー操作してノーマルマニュアルスキャンモ
ードを選択しようとする場合、このキー操作時間がユー
ザの意志よりも僅かに長くなってしまったときには、フ
ァーストマニュアルスキャンモードを解除したにも拘ら
ず、このモードが再度選択され、その結果目的の放送局
がスキップされて目的の放送局を選択できないことが起
こる。
これは、ノーマルマニュアルスキャンモードに直近して
ファーストマニュアルスキャンモードの選択タイミング
を置いたことに他ならない。これを避けるためにはファ
ーストマニュアルスキャンモードを選択するタイミング
までの時間を長くしなければならない。しかし、これで
は高速選局化の隘路となる。
ファーストマニュアルスキャンモードの選択タイミング
を置いたことに他ならない。これを避けるためにはファ
ーストマニュアルスキャンモードを選択するタイミング
までの時間を長くしなければならない。しかし、これで
は高速選局化の隘路となる。
これに対し、この考案では、中間にオートスキャンモー
ドを選択するステップを置いてあるので、ノーマルマニ
ュアルスキャンモードとファーストマニュアルスキャン
モードとの間の選択タイミングが必然的に広くなる。そ
の結果、上述したような問題を確実に一掃でき、選局の
確実性を容易に担保できることになる。
ドを選択するステップを置いてあるので、ノーマルマニ
ュアルスキャンモードとファーストマニュアルスキャン
モードとの間の選択タイミングが必然的に広くなる。そ
の結果、上述したような問題を確実に一掃でき、選局の
確実性を容易に担保できることになる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案においては、オートスキ
ャンとマニュアルスキャンとを巧みに組合せて、目的の
放送局を選局できるようにしたので、放送局が離れてい
るような場合であっても、これを迅速かつ確実に選局で
きるという特徴を有する。
ャンとマニュアルスキャンとを巧みに組合せて、目的の
放送局を選局できるようにしたので、放送局が離れてい
るような場合であっても、これを迅速かつ確実に選局で
きるという特徴を有する。
ファーストマニュアルスキャンモードに移行した場合で
も、これと1ステップ周波数送りのマニュアルスキャン
モードあるいはオートスキャンモードを組合せることに
より、目的の放送局を飛ばして選局できないようなミス
も確実に防止できる。
も、これと1ステップ周波数送りのマニュアルスキャン
モードあるいはオートスキャンモードを組合せることに
より、目的の放送局を飛ばして選局できないようなミス
も確実に防止できる。
また、選局キーは必要最小限のキーで済むから、これに
よって選局操作性が改善されると共に、操作パネルがシ
ンプルとなり、これに伴なってコストダウンも図れる。
よって選局操作性が改善されると共に、操作パネルがシ
ンプルとなり、これに伴なってコストダウンも図れる。
従って、この考案に係る選局装置は、上述したようなマ
イコン制御によるシンセサイザチューナを搭載したシン
セサイザ受信機に適用して極めて好適である。
イコン制御によるシンセサイザチューナを搭載したシン
セサイザ受信機に適用して極めて好適である。
第1図はこの考案に係る選局装置をシンセサイザ受信機
に適用した場合の要部の一例を示す接続図、第2図はキ
ー配列の一例を示す平面図、第3図は選局動作の一例を
示すフローチャート、第4図はその動作説明を供する波
形図、第5図は従来のキー配列の平面図である。 1……シンセサイザ受信機 3……中間周波数増幅回路 7……ミューテング回路 10……シンセサイザ発振器 16……信号検出器 17……マイクロコンピユータ 19……周波数表示部 21……バンド切り替えキー 23……ダウンキー 24……アップキー
に適用した場合の要部の一例を示す接続図、第2図はキ
ー配列の一例を示す平面図、第3図は選局動作の一例を
示すフローチャート、第4図はその動作説明を供する波
形図、第5図は従来のキー配列の平面図である。 1……シンセサイザ受信機 3……中間周波数増幅回路 7……ミューテング回路 10……シンセサイザ発振器 16……信号検出器 17……マイクロコンピユータ 19……周波数表示部 21……バンド切り替えキー 23……ダウンキー 24……アップキー
Claims (1)
- 【請求項1】周波数可変用アップキーとダウンキーと、
これらキーの押されている時間を検出する手段と、モー
ド選択手段とを有し、 これらキーが押されている時間が第1の時間以内である
ときには、1ステップ周波数送りのノーマルマニュアル
スキャンモードが選択され、第2の時間以上であるとき
には、周波数掃引間隔がマニュアルスキャンモードでの
掃引周波数の整数倍に選定されたファーストマニュアル
スキャンモードが選択され、上記キー操作時間が第1の
時間以上第2の時間以内であるときにはオートスキャン
モードが選択されるように周波数掃引モードが自動的に
変更されるように構成されると共に、上記一対のマニュ
アルスキャンモードの間に上記オートスキャンモードの
選択タイミングを設けることによって上記第1と第2の
時間間隔を広くとれるようにしたことを特徴とする選局
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987182179U JPH0648989Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 選局装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987182179U JPH0648989Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 選局装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0186722U JPH0186722U (ja) | 1989-06-08 |
JPH0648989Y2 true JPH0648989Y2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=31473631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987182179U Expired - Lifetime JPH0648989Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 選局装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0648989Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101632223A (zh) * | 2006-05-22 | 2010-01-20 | Gsip有限责任公司 | 无线电接收机调谐器用户接口 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5432008A (en) * | 1977-08-16 | 1979-03-09 | Pioneer Electronic Corp | Tuning circuit |
JPS57188443U (ja) * | 1981-05-26 | 1982-11-30 | ||
JPS6275637U (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-14 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP1987182179U patent/JPH0648989Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0186722U (ja) | 1989-06-08 |
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