JPH0741214Y2 - ラジオ受信機 - Google Patents

ラジオ受信機

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JPH0741214Y2
JPH0741214Y2 JP1989061046U JP6104689U JPH0741214Y2 JP H0741214 Y2 JPH0741214 Y2 JP H0741214Y2 JP 1989061046 U JP1989061046 U JP 1989061046U JP 6104689 U JP6104689 U JP 6104689U JP H0741214 Y2 JPH0741214 Y2 JP H0741214Y2
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JP
Japan
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radio receiver
auto
preset
mode
memory
Prior art date
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Application number
JP1989061046U
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JPH03433U (ja
Inventor
俊政 松岡
Original Assignee
アイワ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、カーステレオ装置などに適用して好適なラ
ジオ受信機に関し、特に、放送局のサービスエリアが変
わっても、最も電界強度の強い放送局を受信できるよう
にしたものである。
[従来の技術] カーステレオ装置などに使用されるラジオ受信機や、通
常のラジオ受信機付きのテープレコーダでは、ラジオ受
信機を使用する場合、通常は自分の行動範囲内での放送
局をプリセットし、プリセットされた放送局を選択的に
切り換えて使用している。
ところが、自動車に搭載されたラジオ受信機の場合に
は、走行距離が長いと、放送局のサービスエリアが異な
るところで放送局を受信する必要がある。
このようにサービスエリアが異なると、同一の放送局で
あっても電界強度が相違するため、満足のいくサービス
が受けられるとは限らない。
そういう場合を想定して、ラジオ受信機にはオートシー
ク機能が装備されている。これは、第3図に示すよう
に、オートシーク操作を選択すると、現地受信局Aに隣
接した放送局Bが選局され、選局された放送局が十分な
強度を有している場合はともかく、そうでないときには
再びオートシーク操作して、好みの放送局C,Dなどを選
局するようにしている。
しかし、この選局操作は、選局のためにその都度オート
シーク操作を繰り返し実行しなければならない煩しさが
ある。
これを解決する手段として、オートメモリ機能がある。
このオートメモリ機能とは、一旦オートメモリ操作をす
ると、受信周波数帯の全域にわたって周波数が掃引さ
れ、受信した放送局の全てが自動的にプリセットされる
ようになされた機能である(第4図参照)。プリセット
される放送局の数はメモリの容量によって相違する。
[考案が解決しようとする課題] ところで、このオートメモリ機能も、要はオートメモリ
操作を実行しなくてはならない。そのため、その操作の
煩しさはオートシーク操作とは大差がない。
そこで、この考案ではこのような従来の課題を解決した
ものであって、操作が容易で、しかも受信サービスエリ
ア内で、最も条件のよい放送局を自動受信できるように
したラジオ受信機を提案するものである。
[課題を解決するための手段] 上述の課題を解決するため、この考案においては、受信
周波数帯域の全帯域にわたって周波数が掃引され、受信
した放送局を自動的にプリセットするオートプリセット
メモリ処理機能を有するラジオ受信機において、電源ス
イッチがオンされた状態で、かつラジオ受信機が放送受
信モードにないときには、ラジオ受信機のオートプリセ
ットメモリ処理が所定時間毎に行なわれるとともに、オ
ートプリセットメモリ処理中にラジオ受信機が放送受信
モードになされたときには、該オートプリセットメモリ
処理が直ちに中断されて、直前にメモリされた放送局を
受信できるようにしたことを特徴とするものである。
[作用] 放送受信モードになく、しかもカーバッテリー若しくは
制御スイッチに連動する電源スイッチ48がオン状態にあ
るときには、放送局のプリセットモードになって、受信
帯域内の放送局がプリセットされる。
放送局プリセット後、所定時間(10分程度)経過する
と、上述したと同一のプリセットモードが実行される。
これが、放送受信モードにセットされるまで継続され
る。
これによって、サービスエリアが異なっても、現在置か
れているサービスエリアでの、最も受信条件のよい放送
局を受信できる。
このメモリ操作は、自動車のキーがACCのところにある
ときに、電源スイッチ48がオンするようになっているの
で、このメモリ処理は全自動的である。制御スイッチを
使用する場合、これを例えばカセット使用中に一旦操作
するだけで上述したメモリ処理がなされる。
オートプリセットメモリ処理中に放送受信モードが選択
されたときには、このオートプリセットメモリ処理動作
が直ちに中断される。このメモリ処理が中断すると同時
に、直前にメモリされた放送局が受信できるようにな
る。
[実施例] 続いて、この考案に係るラジオ受信機の一例を上述した
カーステレオ装置に適用した場合につき、第1図及び第
2図を参照して詳細に説明する。
第1図において、12はCDの再生入力端子、14はそのプリ
アンプで、次の信号処理回路16で再生信号が復調され
る。復調出力はスイッチャー20の端子aに供給される。
端子18はCDが搭載されたときの検出信号の入力端子であ
って、そのときにはCDプレーヤとして機能するように、
後述するマイコン40にその検出信号が取り込まれる。
テープレコーダとして使用されるときには、磁気ヘッド
22で再生された信号がプリアンプ24を経てスイッチャー
20の端子bに供給される。プリアンプ24に再生信号が供
給されると、その再生出力に関連した信号がマイコン40
に取り込まれる。
端子26にはラジオアンテナ(図示しない)からの高周波
信号が供給され、これがチューナ28に供給されて所定の
放送局が選局される。選局された受信信号はスイッチャ
ー20の端子cに供給される。スイッチャー20は動作モー
ドに応じて端子a〜cの何れかの入力信号が選択され、
選択された入力信号がパワーアンプ32を経てスピーカ34
に供給される。
チューナ28はシンセサイザチューナを使用した場合であ
って、選局のためのPLL(フェーズ・ロックド・ルー
プ)30か設けられ、選局周波数決定のための選局信号は
マイコン40側から供給される。そして、選局されたとき
の局部発振信号がマイコン40に取り込まれる。この局部
発振信号はチャネルをメモリするときに使用される。
マイコン40には2個のメモリ42,44が搭載され、一方は
上述したオートメモリ操作時に使用されるプリセットチ
ャネルをメモリするためのRAMである。他方もプリセッ
トチャネル用のメモリ(RAM)であるが、これはデータ
の更新が自動的になされるチャネル用のメモリである。
以下、説明の都合上、前者をマニュアルプリセットメモ
リと、後者をオートプリセットメモリという。
スイッチャー20の切り換え及びパワーアンプ32に対する
電源制御は何れもマイコン40からの指令による。
本例ではさらに、自動車の電源スイッチ(ACC)がオン
になったときマイコン40が作動するように、カーバッテ
リー(図示しない)がマイコン40の電源として使用され
る。さらに、チューナ28に対する電源スイッチ48が設け
られ、自動車の電源スイッチ(ACC)46がオンになった
ときには、マイコン40の指令によって電源スイッチ48が
オンするように制御される。
こうすると、少なくとも自動車のキーがACC側に入って
いるときには、チューナ28には所定の駆動電源が供給さ
れたことになる。
なお、自動車のキーがACC側に入っているときで、ラジ
オ受信機、つまり本例ではCD付きカーステレオ装置の電
源が投入されれば、必要な回路系に所定の駆動電源が選
択的に供給されるように構成されているのは勿論であ
る。
第2図はこの考案のプリセット動作の一例を示すフロー
チャートである。
自動車のキーがACC側に切り換えられると、カーステレ
オ装置の動作モードが判別され(ステップ52)、ラジオ
モードであるときには、この考案のプリセット動作は実
行されない。しかし、ラジオモード以外の動作モード
(CDプレーモード、テープ再生モード及び放送受信モー
ドオフ)のときには、タイマーがリセットされたのち、
所定時間の経過がチェックされる(ステップ54,56)。
所定時間として、本例では10分を例示する。所定時間が
経過すると、オートメモリ動作が実行され(ステップ5
8)、受信周波数帯の全域にわたって周波数が掃引さ
れ、そのサービスエリア内の放送局の全てがプリセット
され、その放送局がオートプリセットメモリ44にストア
される。
オートプリセットメモリ処理が終了すると、再びステッ
プ52に戻り、ラジオモード以外の動作モードが継続中で
あるときには、上述したと同じ処理が実行される。した
がって、ラジオモードでないときには、10分経過ごとに
そのサービスエリア内での放送局がメモリされながら順
次メモリ内容が更新される。
このプリセットモードの途中でラジオモードにセットさ
れたときには、このプリセットモードが直ちに中断さ
れ、直前にメモリされた最新の放送局によって放送を受
信できる。そのため、異なるサービスエリアを何度通過
しても、現在カバーするサービスエリアにおける最も受
信条件の整った放送局を受信できる。
ラジオモードのときには、このプリセットモードは働か
ない。ただし、チューナを2台搭載している場合はラジ
オモードの有無に拘らずこのプリセットモードを実行し
てよい。
なお、上述において最初のチャネルプリセット動作は、
タイマーをリセット後直ちに行ない、2回目以降は所定
時間経過ごとに実行するようにも構成できる。
カーステレオ装置にこの考案を適用する場合には、上述
したように電源スイッチ48はカーバッテリーに連動する
ように構成される。カーステレオ装置以外のラジオ受信
機に適用する場合には、オートプリセットメモリ用の制
御スイッチ(例えば、押し釦スイッチ)を装置本体側に
設け、これでマイコン40及び電源スイッチ48を制御する
ように構成すればよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案においては、電源スイッ
チがオンされた状態で、かつ放送受信モードにないとき
には、そのサービスエリア内での放送局をメモリすると
共に、メモリ内容を所定時間ごとに更新し、最新にメモ
リされた放送局を選局できるようにしたものである。
これによれば、サービスエリアの異なる場所で放送局を
受信する場合でも、そのサービスエリア内の最も条件の
よい放送局を受信できる。また、その操作も非常に簡単
であり、特にカーバッテリーとの組合せでは自動的にプ
リセットできるので、操作の煩しさを一掃できる。
さらにこの考案では、オートプリセットメモリ処理中
に、放送受信モードが選択されたときには、このオート
プリセットメモリ処理を直ちに中断し、直前のメモリさ
れた放送局によって放送を受信するようにしたので、オ
ートプリセットメモリ処理中に放送受信モードに切り替
えられた場合でも感度良好な放送局を即座に受信でき
る。
したがって、この考案はカーステレオ装置などに適用し
て極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るラジオ受信機の一例を示す系統
図、第2図はオートプリセットモードのフローチャー
ト、第3図及び第4図は受信モードの説明図である。 12……CD再生入力端子 20……スイッチャー 22……磁気ヘッド 28……チューナ 30……PLL 40……マイコン 42,44……メモリ 46……ACC 48……電源スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信周波数帯域の全帯域にわたって周波数
    が掃引され、受信した放送局を自動的にプリセットする
    オートプリセットメモリ処理機能を有するラジオ受信機
    において、 電源スイッチがオンされた状態で、かつ上記ラジオ受信
    機が放送受信モードにないときには、上記ラジオ受信機
    のオートプリセットメモリ処理が所定時間毎に行なわれ
    るとともに、 上記オートプリセットメモリ処理中に上記ラジオ受信機
    が放送受信モードになされたときには、該オートプリセ
    ットメモリ処理が直ちに中断されて、直前にメモリされ
    た放送局を受信できるようにしたことを特徴とするラジ
    オ受信機。
JP1989061046U 1989-05-26 1989-05-26 ラジオ受信機 Expired - Lifetime JPH0741214Y2 (ja)

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JPH03433U JPH03433U (ja) 1991-01-07
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JPH0650879Y2 (ja) * 1981-10-29 1994-12-21 アルパイン株式会社 車載用ラジオ付き記録媒体演奏装置
JPS63276912A (ja) * 1987-04-17 1988-11-15 Pioneer Electronic Corp ラジオ受信機の自動選局装置

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