JP2573863Y2 - ラジオ受信機 - Google Patents

ラジオ受信機

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JP2573863Y2
JP2573863Y2 JP1992027787U JP2778792U JP2573863Y2 JP 2573863 Y2 JP2573863 Y2 JP 2573863Y2 JP 1992027787 U JP1992027787 U JP 1992027787U JP 2778792 U JP2778792 U JP 2778792U JP 2573863 Y2 JP2573863 Y2 JP 2573863Y2
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tuning
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浩行 渡部
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Denso Ten Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、リモコンによる遠隔操
作可能であり、受信周波数を掃引して自動的に受信可能
な放送局の放送を選局する、いわゆるオートサーチ機能
を備えるラジオ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】前記オートサーチ機能は、たとえば聴取
者のオートサーチ釦操作に応答して受信周波数を掃引し
てゆき、受信電界強度が予め定めるレベル以上の受信可
能な放送局を自動的に検出して受信を行う機能である。
このようなオートサーチ機能は、自動車に搭載される車
載用のラジオ受信機で好適に実施され、たとえば聴取者
が通常の生活圏外を走行中に、生活圏内で受信可能なプ
リセットされている放送局とは異なる、その地域で受信
可能な放送局を検索する場合に好適に用いられる。
【0003】上述のようなオートサーチ機能を実現する
にあたって、典型的な従来技術では、図5に示すように
前記予め定めるレベルを設定する2つの受信モードが切
換可能に構成されている。第1の受信モードは、たとえ
ば近距離(以下「LO」と略称する)モードと称され
る。放送局に近い市街地などで、比較的受信電界強度の
高い放送Bのみを受信するために使用される。遠方から
の比較的受信電界強度の低い放送Aに対しては、前記掃
引動作が停止することを防止するために、前記予め定め
るレベルが比較的高く設定される。これに対して第2の
受信モードは遠距離(以下「DX」と略称する)モード
と称され、山間部などの比較的受信条件の悪い地域にお
いてもラジオ放送の受信が可能なように、前記予め定め
るレベルは比較的低く設定される。このレベル差ΔG
は、たとえば20dBである。このように受信モード
を、すなわち前記予め定めるレベルを切換えることによ
って、最適な掃引動作を行うように構成されている。
【0004】さらに近年は、車載用のラジオ受信機にお
いてもリモコンによる遠隔操作可能なものがある。リモ
コンを用いれば、車室内のいずれの位置からも選局操作
などが可能となる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】車載用など走行中受信
条件が変化する場合、選局感度の切換が必要であるけれ
ども、選局感度切換ボタンなどは、リモコンにはスペー
スの関係上付けられない。従来のものは本体にしか切換
えのためのLO/DXボタンがないため、操作のたびに
本体の所まで移動しなくてはならず不便である。
【0006】本考案の目的は、遠隔操作時に自動選局感
度を切換える必要のないラジオ受信機を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、選局感度が切
換可能な自動選局機能を有するラジオ受信機において、
ラジオ受信機本体から離れた位置で自動選局を指示可能
な遠隔操作手段と、遠隔操作手段からの自動選局指示に
応答して、選局感度を高感度側に設定して自動選局を行
う切換手段とを含むことを特徴とするラジオ受信機であ
る。
【0008】また本考案は、選局感度が切換可能な自動
選局機能を有するラジオ受信機において、ラジオ受信機
本体から離れた位置で自動選局を指示可能な遠隔操作手
段と、遠隔操作手段からの自動選局指示に応答して、選
局感度を低感度側に切換えて自動選局を行い、受信周波
数帯域を一周した後は、選局感度を高感度側に切換えて
自動選局を行う切換手段とを含むことを特徴とするラジ
オ受信機である。
【0009】
【作用】本考案に従えば、ラジオ受信機は遠隔操作手段
と切換手段とを含む。遠隔操作手段は、ラジオ本体から
離れて自動選局を指示する。切換手段は、遠隔操作手段
からの自動選局指示に応答して、選局感度を高感度側に
設定して自動選局を行う。自動選局の選局感度が高くな
るので、選局可能な放送局をすべて受信することができ
る。
【0010】また本考案に従えば、ラジオ受信機は遠隔
操作手段と切換手段とを含む。遠隔操作手段は、ラジオ
本体から離れて自動選局を指示する。切換手段は、遠隔
操作手段からの自動選局指示に応答して、選局感度を低
感度側に切換えて自動選局を行い、受信周波数帯域を一
周した後は、次に、選局感度を高感度側に切換えて自動
選局を行う。このようにして、受信強度が大で良好に受
信可能な放送を優先的に選局することができる。次に、
選局感度を高感度に切換えるので、受信強度が小さい放
送も受信することができる。
【0011】
【実施例】図1は、本考案の一実施例のラジオ受信機の
電気的構成を示すブロック図である。放送受信回路1
は、たとえば76MHz〜90MHzの周波数帯域でF
M放送を受信する。受信強度検出回路2は、放送受信回
路1が受信した信号強度を検出する。自動選局時に、マ
イクロコンピュータ3は放送受信回路1の受信周波数を
掃引する。マイクロコンピュータ3は、受信強度検出回
路2からの検出強度が基準レベル以上であると掃引を停
止し、その放送を受信する。
【0012】キー入力装置4からは、自動選局時の受信
モードをLOまたはDXに切換えることができる。受信
モードを切換えると、マイクロコンピュータ3が受信強
度検出回路2からの検出強度を判別する基準レベルが切
換えられる。すなわち、近距離受信用のLOモードで
は、遠距離受信用のDXモードよりも、基準レベルが高
くなる。リモコン送信機5による操作は、赤外線信号と
してリモコン受信回路6を介してマイクロコンピュータ
3に与えられる。リモコン送信機5は、放送受信回路
1、受信強度検出回路2、マイクロコンピュータ3、キ
ー入力装置4およびリモコン受信回路6を含む受信機本
体7に対して、遠隔操作可能である。キー入力装置4に
は、LO/DX切換ボタンや自動選局ボタンも設けられ
る。さらに、受信機本体7には、コンパクトディスクや
カセットテープの再生機能も含まれる。
【0013】図2は、図1図示の一実施例における自動
選局動作を示す。ステップa1からスタートし、ステッ
プa2ではリモコンによる自動選局か否かを判断する。
リモコンによるときはステップa3に移り、受信モード
はDXに固定される。ステップa2でリモコンによらな
いと判断されるときは、ステップa4に移り、受信機本
体7に設定されているLOまたはDXの受信モードで自
動選局を行う。最後に、ステップa5で終了する。
【0014】図3は、リモコン送信機5の操作面を示
す。操作面には、押ボタンスイッチとして、機能選択ス
イッチ10、SEEKスイッチ11、MANUALスイ
ッチ12およびOFFスイッチ13が設けられている。
機能選択スイッチ10のうち、「FM」または「AM」
を押すと、FM放送またはAM放送を受信することがで
きる。SEEKスイッチ11のうち、「UP」を押す
と、受信周波数が上昇するような自動選局モードとな
る。「DOWN」を押すと、受信周波数が下降するよう
な自動選局モードとなる。MANUALスイッチ12
は、受信周波数を単に上昇または下降するように変化さ
せる。リモコン動作を終了させるときは、OFFスイッ
チ13を押す。
【0015】図4は、本考案の他の実施例の動作を示
す。本実施例は、図2図示の動作に類似する。注目すべ
きはステップb2でリモコンによる自動選局と判断され
ると、リモコンによるときはステップb3でオートLO
/DXによる自動選局を行うことである。オートLO/
DXとは、自動選局動作が選択されたとき、はじめLO
モードの低感度で選局動作を行い、受信できずに周波数
が受信周波数帯域を一周し、選局開始時の周波数に戻っ
たらDXモードの高感度に自動的に切換えて選局する機
能のことである。
【0016】以上の実施例では、VHF帯のFM放送を
受信するようにしているけれども、中波帯のAM放送な
ど、他の帯域の放送を受信するようにしてもよいことは
勿論である。
【0017】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、遠隔操作
手段による自動選局時には、自動選局の選局感度が高く
なるので、選局可能な放送局をすべて受信することがで
きる。たとえば、車両が目的地に近づくにつれて受信強
度が大になる放送を、遠方で受信強度が小さい状態から
受信することができる。
【0018】また本考案によれば、遠隔操作手段による
自動選局時には、選局感度が低く予め定められており、
受信周波数帯域を一周した後は、次に、選局感度を高感
度側に切換えるので、受信強度が大で良好に受信可能な
放送を優先的に選局することができる。次に選局感度を
高感度に切換えるので、受信強度が小さい放送も受信す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のラジオ受信機の電気的構成
を示すブロック図である。
【図2】図1図示の実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図3】図1図示の実施例のリモコン送信機5の操作面
を示す正面図である。
【図4】本考案の他の実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】自動選局における受信強度を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1 放送受信回路 2 受信強度検出回路 3 マイクロコンピュータ 4 キー入力装置 5 リモコン送信機 6 リモコン受信回路 7 受信機本体 11 SEEKスイッチ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選局感度が切換可能な自動選局機能を有
    するラジオ受信機において、 ラジオ受信機本体から離れた位置で自動選局を指示可能
    な遠隔操作手段と、 遠隔操作手段からの自動選局指示に応答して、選局感度
    を高感度側に設定して自動選局を行う切換手段とを含む
    ことを特徴とするラジオ受信機。
  2. 【請求項2】 選局感度が切換可能な自動選局機能を有
    するラジオ受信機において、 ラジオ受信機本体から離れた位置で自動選局を指示可能
    な遠隔操作手段と、 遠隔操作手段からの自動選局指示に応答して、選局感度
    を低感度側に切換えて自動選局を行い、受信周波数帯域
    を一周した後は、選局感度を高感度側に切換えて自動選
    局を行う切換手段とを含むことを特徴とするラジオ受信
    機。
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JPH0588080U JPH0588080U (ja) 1993-11-26
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