JP2001077672A - 放送受信装置 - Google Patents

放送受信装置

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JP2001077672A
JP2001077672A JP24905399A JP24905399A JP2001077672A JP 2001077672 A JP2001077672 A JP 2001077672A JP 24905399 A JP24905399 A JP 24905399A JP 24905399 A JP24905399 A JP 24905399A JP 2001077672 A JP2001077672 A JP 2001077672A
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JP24905399A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kouriki
秋宏 高力
Fumio Togawa
文男 外川
Toshiaki Hiroshima
利昭 広島
Koichi Seki
光一 関
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Xanavi Informatics Corp
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】常時、自動プリセット周波数として受信状態が
良好な放送周波数を記憶しておく。 【解決手段】制御部100は、チューナ部204の受信
強度が一定期間以上、規定値未満となったならば、全周
波数範囲から受信強度が良好である周波数を探索し、探
索した周波数に自動プリセット周波数を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車載ラジオ受信機や
携帯型ラジオ受信機などの、移動しながら使用されるこ
とのある放送受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動プリセット機能と呼ばれ
る機能を備えたラジオ受信機が知られている。
【0003】自動プリセット機能とは、自動的に全受信
周波数を掃引して受信状態が良好な放送周波数を複数放
送局分検出して自動プリセット周波数として記憶してお
く機能である。このようにして記憶された複数の自動プ
リセット周波数の中の放送周波数については、これをユ
ーザは簡単な操作で選択して、ラジオ受信機の受信周波
数とすることができる。
【0004】このような自動プリセット機能を備えたラ
ジオ装置によれば、ユーザの、自分で受信周波数を切り
替えながら受信状態が良好な放送周波数を探す手間を省
くことができる。また、あらかじめ信状態が良好な放送
周波数を検出して自動プリセット周波数として記憶して
おくので、ユーザの操作に応じて、直ちに受信状態が良
好な放送周波数に受信周波数を切り替えることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】車載ラジオ受信機や携
帯型ラジオ受信機などの、移動しながら使用されること
のある放送受信機の場合、移動に伴い、受信状態が良好
な放送周波数すなわち放送局のセットは変化する。具体
的には、移動に伴い遠ざかった放送局の放送周波数の受
信状態は劣化し、移動に伴い近づいた放送局の放送周波
数の受信状態は向上する。
【0006】したがって、このように移動しながら使用
される可能性のある放送受信機の場合、ユーザの操作に
応じて記憶した自動プリセット周波数のなかの一つの放
送周波数に受信周波数を切り替えても、その受信状態が
良好でないときがある。そして、このようなときには、
ユーザは、自分で受信周波数を切り替えながら受信状態
が良好な放送周波数を探す操作を行うか、再度、何らか
の操作を行うことにより前述した自動プリセット機能を
放送受信機に実行させ、記憶する自動プリセット周波数
を更新し、その中から受信周波数を選択する操作を行う
必要がある。したがって、このようなときには、ユーザ
は前述した自動プリセット機能の恩恵を受けることがで
きないことになってしまう。
【0007】一方、このような問題を解消するために、
自動プリセット機能を短い期間ごとに定期的に自動的に
起動することにより、常時、自動プリセット周波数とし
て受信状態が良好な放送周波数を記憶しておくようにす
ることが考えられる。しかし、このようにすると、自動
プリセット機能実行中は、通常の受信を行うことができ
ないために、ユーザが放送を楽しむことができなくなっ
てしまう状況が頻繁に発生することになる。
【0008】そこで、本発明は、自動プリセット機能を
備えた放送受信器であって、常時、自動プリセット周波
数として受信状態が良好な放送周波数を記憶しておくこ
とのでき、かつ、ユーザが放送を楽しむことができなく
なってしまう状況をたびたび生じることのない放送受信
機を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明は、たとえば、複数の放送周波数を1または複数
のプリセット周波数として記憶手段に記憶し、ユーザに
よって記憶した放送周波数の内から選択された放送周波
数を受信周波数とし、受信周波数の放送を受信する放送
受信装置であって、前記受信周波数の放送の受信状態を
監視する監視手段と、前記監視周波数が監視する受信周
波数の放送の受信状態が良好でない場合に、プリセット
周波数更新処理を行うプリセット周波数更新手段とを有
し、前記プリセット周波数更新処理は、受信状態が良好
な放送周波数を探索し、探索した放送周波数の少なくと
も一部に、前記記憶手段に記憶する1または複数のプリ
セット周波数を更新する処理であることを特徴とする放
送受信装置を提供する。
【0010】このような放送受信装置によれば、ユーザ
が選択し受信している放送周波数の受信状態が良好でな
いとき、すなわち、ユーザが移動したために、良好に受
信できる放送周波数のセットが前回プリセットした放送
周波数のセットから、変化していると推定されるとき
に、プリセット周波数を自動的に更新する。したがっ
て、常時、プリセット周波数として良好に受信できる放
送周波数のセットを記憶しておくことができるようにな
る。また、ユーザが移動したために良好に受信できる放
送周波数のセットが変化したと推定されるときのみに、
すなわち、プリセット周波数を更新することが必要であ
ると推定されるときのみに、この処理を行うので、ユー
ザが放送を楽しむことができなくなってしまう状況がた
びたび生じることもない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、ラジオ受信機、MDプレイヤ、CDチェンジャ(CDチャ
ンジャ付きCDプレイヤ)を兼ねる車載音響機器への適用
を例にとり説明する。
【0012】まず、第1の実施形態について説明する。
【0013】図1に、本実施形態に係る車載音響機器の
構成を示す。
【0014】図示するように、車載音響機器は、制御部
100、表示部201、MDプレイヤ202、CDチェンジ
ャ203、チューナ部204、スイッチ部205、アン
プ部206、スピーカ207を有する。
【0015】チューナ部204において、アンテナ25
1に誘起した受信信号は、アンテナ同調回路252にお
いて位相比較器260の出力電圧で制御される周波数に
同調された後、高周波増幅回路253において、その高
周波成分が増幅される。そして、高周波同調回路254
において、再度、位相比較器260の出力電圧で制御さ
れる周波数に同調され、周波数変換回路256に送られ
る。周波数変換回路256は、局発同調回路259を介
して送られた位相比較器260の出力電圧に応じた信号
によって発振信号が制御される局部発信器258の発振
信号と、高周波同調回路254からの受信信号とを、混
合回路257で混合することにより、両者の周波数差を
表す中間周波信号を出力する。この中間周波信号は、中
間周波増幅回路262で増幅された後、復調回路264
で音声信号に復調され、アンプ部206に送られる。
【0016】ここで、位相比較器260は、バッファア
ンプ261を介して入力する局部発振器258の発振信
号と、内部の基準発信器の発振信号を制御部100より
指定された分周比で分周した信号との位相を比較し、そ
の位相差の大きさに応じた電圧を前記出力電圧として出
力する。すなわち、位相比較器260、アンテナ同調回
路252、高周波増幅回路253、高周波同調回路25
4、局発同調回路259、局部発振器258はある種の
PLLを構成する。
【0017】また、中間周波増幅回路262で増幅され
た中間周波信号の強度はSメータ263によって電圧信
号に変換され、制御部100に送られる。
【0018】このようなチューナ部204の構成によっ
て、チューナ部204で受信する受信周波数は、制御部
100が位相比較器260に指定する分周比によって切
り替えられることになる。また、その受信周波数におけ
る受信強度が、チューナ部204より、制御部100に
送られることになる。
【0019】次に、スイッチ部205は、図2に示すよ
うに車載音響装置の操作パネルに設けられたスイッチの
集合であり、UPキーとDOWNキーの2つのキーよりなる自
動プリセット選択スイッチ271、CH1キー〜CH6キー
までの6つのキーよりなるマニュアルプリセット選択ス
イッチ272、AM/FMキー273、MD/CHGキー27
4、電源スイッチ276を有している。
【0020】また、スイッチ部205は、この他、MD
挿入口277からMD を取り出すためのMD取り出し動作
操作受付用のEJECTスイッチ275の他、図示を省略し
た、MDプレイヤ202、CDチャンジャ203の動作の操
作を受け付けるための各種スイッチを備えている。ただ
し、これらのスイッチは、後述する動作モード、プレイ
ヤモード毎に異なる操作を受け付けるスイッチとして、
上記スイッチと共用されるものであってもよい。
【0021】次に、制御部100のPLL制御部102
は、位相比較器260に指定する分周比を指定すること
により、チューナ部204において受信する受信周波数
を指定する。電界強度測定部103は、アナログデジタ
ル変換器104が、Sメータ263の出力電圧を変換し
たデジタル値より、各時点におけるチューナ部204の
受信強度を測定する。自動プリセット周波数記憶部10
5は自動プリセット選択スイッチ271によりユーザが
選択可能な、チューナ部204の受信周波数を特定する
情報を、FM, AMそれぞれにつき数周波数分記憶する
(ここでは、最大10周波数分として説明する)。マニ
ュアルプリセット周波数記憶部106は、マニュアルプ
リセット選択スイッチ272によりユーザが選択可能
な、チューナ部204の受信周波数を特定する情報を、
FM, AMそれぞれについて、かつ、CH1キー〜CH6キー
のそれぞれについて1周波数、計12周波数分記憶す
る。効果音制御部107は、アンプ部206に、所定の
効果音信号を出力する。表示データ制御部108は、表
示部201の表示を制御する。また、MD/CHG制御部1
09は、MDプレイヤ202、CDチェンジャ203の動作
を制御する。モード/周波数メモリ110は、現在の車
載音響装置の動作モードとして、ラジオモード、再生モ
ードのいずれかを記憶する。また、モード/周波数メモ
リ110は、現在の受信モードとしてFMモード、AMモー
ドのいずれかを記憶し、現在のプレイヤモードとしてMD
モードとチャンジャモードのいずれかを記憶する。ま
た、モード/周波数メモリ110は、FM、AMそれぞれに
ついて、制御部100が、チューナ部204に指定した
最後の受信周波数を最終周波数を特定する情報を記憶す
る。また、モード/周波数メモリ110は、現在の周波
数選択モードとして、マニュアルモードとオートモード
のいずれかを記憶する。また、モード/周波数メモリ1
10は、現在の選択番号として1から10の数値のいず
れかを記憶する。
【0022】動作制御部111は、車載音響装置全体の
動作を制御する。インタフェース部101は、スイッチ
部205が受け付けた操作を動作制御部111に伝え
る。
【0023】さて、動作制御部111は、電源オン状態
において、AM/FMキー273とMD/CHGキー274の操
作に応じて、モード/周波数メモリ110に記憶するモ
ードと、各部の動作を次のように制御する。
【0024】現在ラジオモードであるときに、AM/FMキ
ー273が操作されたならば、受信モードを現在設定し
ているモードでない方に切り替え、その受信モードが表
すFMまたはAMの最終周波数を受信周波数とするようにPL
L制御部102を介してチューナ部204に指定する。
また、現在ラジオモードであるときに、MD/CHGキー2
74が操作されたならば、チューナ部204の動作を停
止し、動作モードを再生モードに切り替え、プレイヤモ
ードが表すMDプレイヤ202またはCDチャンジャ203
を動作させ、スピーカ207に出力する音声をプレイヤ
モードが表すMDプレイヤまたはCDチャンジャからの音声
に切り替えるようアンプ部206を制御する。
【0025】また、現在再生モードであるときに、MD/
CHGキー274が操作されたならば、プレイヤモードが
表すMDプレイヤ202またはCDチャンジャ203の動作
を停止し、プレイヤモードを現在設定しているモードで
ない方に切り替え、プレイヤモードが表すMDプレイヤ2
02またはCDチャンジャ203を動作させ、スピーカ2
07に出力する音声をプレイヤモードが表すMDプレイヤ
202またはCDチャンジャ203からの音声に切り替え
るようアンプ部206を制御する。また、現在再生モー
ドであるときに、AM/FMキー273が操作されたなら
ば、プレイヤモードが表すMDプレイヤ202またはCDチ
ャンジャ203の動作を停止し、動作モードをラジオモ
ードに切り替え、チューナ部204を動作させ、その受
信モードが表すFMまたはAMの最終周波数を受信周波数と
するようにチューナ部204にPLL制御部102を介し
て指定し、スピーカ207に出力する音声をチューナ部
204からの音声に切り替えるようアンプ部206を制
御する。
【0026】また、動作制御部111は、電源スイッチ
276の電源オンの操作に応じて、各部の動作を次のよ
うに制御する。なお、動作制御部111は、電源オフ状
態における電源スイッチ276の操作を電源オンの操作
と、電源オン状態における電源スイッチ276の操作を
電源オフの操作とする。
【0027】すなわち、電源スイッチ276の電源オン
の操作があったならば、現在の状態を電源オン状態とす
る。
【0028】そして、現在ラジオモードであれば、チュ
ーナ部204を動作させ、受信モードが表すFMまたはAM
の最終周波数を受信周波数とするようにPLL制御部10
2を介してチューナ部204に指定し、スピーカ207
に出力する音声をチューナ部204からの音声とするよ
うにアンプ部206を制御する。
【0029】また、現在再生モードであれば、プレイヤ
モードが表すMDプレイヤ202またはCDチャンジャ20
3を動作させ、スピーカ207に出力する音声をプレイ
ヤモードが表すMDプレイヤ202またはCDチャンジャ2
03からの音声に切り替えるようアンプ部206を制御
する。
【0030】また、動作制御部111は、電源スイッチ
276の電源オフの操作に応じて、現在の状態を電源オ
フ状態とし、そのとき動作している、チューナ部20
4、MDプレイヤ202、または、CDチャンジャ203の
動作を停止する。
【0031】また、動作制御部111は、電源オン状態
において、動作モードがラジオモードであるときには、
マニュアルプリセット選択スイッチ272の操作に応じ
て、モード/周波数メモリ110に記憶する最終周波数
と、各部を次のように操作する。
【0032】いま、マニュアル選択スイッチ272のCH
3キーが操作された場合を例にとり説明すると、CH3キ
ーが所定時間、たとえば、1.5秒以内押し下げされる
と、動作制御部111は、マニュアルプリセット周波数
記憶部106に、受信モードが表すFMまたはAMについて
記憶されたCH3キーに対応する情報が特定する周波数を
受信周波数とするように、PLL制御部102を介してチ
ューナ部204に指定し、受信モードが表すFMまたはAM
についてモード/周波数メモリ110に記憶された最終
周波数を特定する情報を、チューナ部204に指定した
周波数に更新し、モード/周波数メモリ110に記憶さ
れた周波数選択モードをマニュアルモードとする。ま
た、CH3キーが所定時間、たとえば、1.5秒を超えて
押し下げされると、動作制御部111は、マニュアルプ
リセット周波数記憶部106の、受信モードが表すFMま
たはAMについて記憶されたCH3キーに対応する情報を、
受信モードが表すFMまたはAMについてモード/周波数メ
モリ110に記憶された最終周波数を特定する情報に更
新する。
【0033】また、動作制御部111は、電源オン状態
において、動作モードがラジオモードであるときには、
自動プリセット選択スイッチ271の操作に応じて、モ
ード/周波数メモリ110に記憶する最終周波数と、各
部を次のように操作する。
【0034】いま、周波数選択モードがマニュアルモー
ドのときに、自動プリセット選択スイッチ271のUPキ
ーまたはDOWNキーが操作された場合、動作制御部111
は、自動プリセット周波数記憶部105に、受信モード
が表すFMまたはAMについて記憶された第1番目の情報が
特定する周波数を受信周波数とするように、PLL制御部
102を介してチューナ部204に指定し、受信モード
が表すFMまたはAMについてモード/周波数メモリ110
に記憶された最終周波数を特定する情報を、チューナ部
204に指定した周波数に更新し、モード/周波数メモ
リ110に記憶された周波数選択モードをオートモード
とし、選択番号を1とする。
【0035】一方、周波数選択モードがオートモードの
ときに自動プリセット選択スイッチ271のUPキーが操
作されたときには、UPキーであれば選択番号に1加えた
数をnとして、さらに、nが10であればnを1とする。
周波数選択モードがオートモードのときに自動プリセッ
ト選択スイッチ271のDOWNキーが操作されたときに
は、UPキーであれば選択番号から1減じた数をnとし
て、さらに、nが0であればnを10とする。
【0036】そして、自動プリセット周波数記憶部10
5に、受信モードが表すFMまたはAMについて記憶された
第n番目の情報が特定する周波数を受信周波数とするよ
うに、PLL制御部102を介してチューナ部204に指
定し、受信モードが表すFMまたはAMについてモード/周
波数メモリ110に記憶された最終周波数を特定する情
報を、チューナ部204に指定した周波数に更新し、選
択番号をnとする。
【0037】また、動作制御部111は、電源オン状態
において、動作モードが再生モードであれば、前述した
MDプレイヤ202、CDチャンジャ203の動作の操作を
受け付けるための各種スイッチの操作に応じた制御を行
う。たとえば、EJECTスイッチ275の操作に応じて、M
Dを排出するようMDプレイヤ202を制御する。
【0038】さて、以上のような各制御の他、動作制御
部111は、自動プリセット周波数記憶部105に記憶
する、自動プリセット選択スイッチ271によりユーザ
が選択可能なチューナ部204の受信周波数を特定する
情報を更新する制御を行う。
【0039】図3に、この動作を実現するために行う動
作制御部111が行う自動プリセット周波数更新処理の
手順を示す。
【0040】ここで、この処理は、電源オン状態で、動
作モードがラジオモードの期間中、すなわち、ユーザが
チューナ部204の受信音声をスピーカ部207から出
力されている期間中行われる。
【0041】さて、図示するように、この処理では、動
作制御部111は、電界強度測定部103を介して、チ
ューナ部204の受信強度を監視し、受信強度が、一定
期間以上、良好な受信状態を維持できる受信強度の最低
値を示す値として設定した規定値以下となったならば
(ステップ301)、以降の自動プリセット周波数記憶
部105に記憶する情報を更新する処理を行う。
【0042】すなわち、現在のチューナ部204の受信
周波数を保存し(ステップ302)、効果音制御部10
7に所定の効果音を発生させると共に、アンプ部206
に、この効果音をスピーカ207から出力させ(ステッ
プ303)、自動プリセット周波数記憶部105の情報
を更新する旨をユーザに通知し、その後、アンプ部20
6に、スピーカ207への音声の出力停止させる音声出
力ミュートを行い(ステップ304)、次の全周波数範
囲検索処理(ステップ305)中に、チューナ部204
が受信することになる、雑音めいた音声がスピーカ20
7から出力されないようにする。
【0043】そして、全周波数範囲検索処理(ステップ
305)で、受信モードが示すFMまたはAMのいずれかに
ついて、その周波数帯の全てを掃引し、受信状態が良好
な周波数を、より良好な順に順番を与えた最大10選択
する。この全周波数範囲検索処理の詳細については後述
する。
【0044】そして、選択し順番を与えた周波数の個数
が、所定数、たとえば1未満であれば(ステップ30
6)、現在トンネルの中などにいるために適正に全周波
数範囲検索処理(ステップ305)が行われなかったも
のと考え、ステップ309に進み、ステップ307で自
動プリセット周波数を更新しないようにする。一方、周
波数の個数が、所定数以上であれば、ステップ307に
進み、自動プリセット周波数を更新する。
【0045】ただし、このステップ306の判定は省略
し、選択し順番を与えた周波数の個数に関わらずに、ス
テップ307に進み、自動プリセット周波数を更新する
ようにしてもよい。
【0046】さて、ステップ307では、選択し順番を
与えた最大10の周波数を特定する情報に、自動プリセ
ット周波数記憶部105に、受信モードが示すFMまたは
AMのいずれかについて記憶する情報を更新する。そし
て、表示データ制御部108を介して、表示部201
に、たとえば、”NEW STATION”などのメッセージを表
示し、当該更新を行った旨をユーザに通知する(ステッ
プ308)。なお、ここで、このメッセージの表示と共
に、自動プリセット周波数記憶部105に記憶した情報
が表す周波数の数を表示し、ユーザに通知するようにし
てもよい。
【0047】そして、ステップ302で保存しておいた
周波数を受信周波数とするように、PLL制御部102を
介してチューナ部204に指定し(ステップ309)、
アンプ部206に、チューナ部204からの音声をスピ
ーカ207への出力を再開させる音声ミュート解除を行
う(ステップ310)ことにより、チューナ部204の
受信状態と音声出力状態を元の状態に復帰させる。
【0048】そして、その後、ユーザから、自動プリセ
ット選択スイッチ271、マニュアルプリセット選択ス
イッチ272、AM/FMキー273によるチューナ部20
4の受信周波数を変更する操作、または、MD/CHGキー
274、電源スイッチ276によるチューナ部204の
利用を停止する操作があったならば(ステップ31
1)、ステップ301の、チューナ部204の受信強度
の監視に戻る。ここで、このような操作があるまで、ス
テップ301に戻らないのは、このときの受信周波数は
先にステップ301で一定期間以上規定値以下の受信強
度であったと判定された周波数であるため、ステップ3
10終了後、即座にステップ301に戻ると、不要に以
上の処理が繰り返されてしまうことになるからである。
【0049】次に、図4にステップ305の全周波数範
囲検索処理の詳細を示す。
【0050】図示するように、この処理では、まず、掃
引を開始する周波数(AMなら522KHz、FMなら76.
0MHz)を検索周波数とし、これを受信周波数としてPLL
制御部102を介してチューナ部204に指定し(ステ
ップ401)、その受信周波数における、電界強度測定
部103が測定した受信強度が、良好な受信状態を維持
できる受信強度の最低値を示す値として設定した規定値
以上であるかどうかを判定する(ステップ402)。
【0051】そして、規定値以上であれば、その受信強
度と周波数を特定する情報を仮記憶し(ステップ40
3)、ステップ404に進み、規定値以上でなければそ
のままステップ404に進む。
【0052】ステップ404では、検索周波数が掃引を
終了する周波数(AMなら1629KHz、FMなら90MHz)
についてステップ401〜403となったかどうか調べ
る。
【0053】そして、検索周波数が掃引を終了する周波
数となっていなければ、検索周波数を1ステップ分(AM
なら9KHz、FMなら0.1MHz)増加し(ステップ40
6)、この検索周波数を受信周波数としてPLL制御部1
02を介してチューナ部204に指定し、この検索周波
数についてのステップ402からの処理を行う。
【0054】そして、ステップ404で、検索周波数が
掃引を終了する周波数であると判定されたならば、それ
まで仮記憶した周波数を特定する情報を、仮記憶してお
いた受信強度順にならべ、そのうち、上位10個を選択
し、その並びの順に順番を与える(ステップ405)。
【0055】以上、本発明の第1実施形態について説明
した。
【0056】以上のように、本第1実施形態によれば、
ユーザが選択し受信している周波数の受信状態が一定時
間以上不良となったとき、すなわち、ユーザが移動した
ために良好に受信できる周波数のセットが変化したと推
定されるときに、自動プリセット周波数を自動的に更新
する。したがって、常時、自動プリセット周波数として
良好に受信できる周波数のセットを記憶しておくことが
できるようになる。また、ユーザが移動したために良好
に受信できる周波数のセットが変化したと推定されると
きのみに、すなわち、自動プリセット周波数を更新する
ことが必要であると推定されるときのみに、この処理を
行うので、ユーザが放送を楽しむことができなくなって
しまう状況がたびたび生じることもない。
【0057】以下、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0058】本第2実施形態は、前記第1実施形態にお
ける、図3に示した自動プリセット周波数更新処理を、
図5に示すように修正したものである。
【0059】すなわち、本第2実施形態では、ステップ
309、ステップ310の処理によって、チューナ部2
04の受信状態と音声出力状態を元の状態に復帰させた
後、ユーザから、チューナ部204の受信周波数を変更
する操作、もしくは、チューナ部204の利用を停止す
る操作がない場合であっても、その受信周波数による受
信強度良好な受信状態を維持できる受信強度を一定期間
以上維持したならば(ステップ501)、ステップ30
1の、チューナ部204の受信強度の監視に戻るように
したものである。
【0060】ここで、ステップ501実行時の受信周波
数は、先にステップ301で、その受信強度が、一定期
間以上、規定値以下となった周波数である。いま、この
受信周波数を第1周波数として、第1周波数を含む第1
の周波数セットを良好に受信できるエリアを第1エリ
ア、第1の周波数を含まない第2の周波数セットを良好
に受信できるエリアを第2エリアとし、自動プリセット
周波数が更新された時点で、ユーザが第2のエリアに位
置したとすると、自動プリセット周波数記憶部105に
記憶されているのは第2の周波数セットとなる。そし
て、第1周波数による受信強度が一定期間以上、良好な
受信状態を維持できるようになったならば、ユーザが、
第2エリアから第1エリアに戻った可能性が高いと考え
ることができる。
【0061】そして、この後、ユーザが、第1の周波数
を含まない第3の周波数セットを良好に受信できる第3
のエリアに移動した場合、良好に受信できる周波数セッ
トは第3の周波数セットであるので、このセットに自動
プリセット周波数記憶部105に記憶されている情報を
更新する必要がある。
【0062】そこで、本第2実施形態では、第1周波数
による受信強度が一定期間以上、良好な受信状態を維持
できるようになったならば、ユーザがチューナ部204
の受信周波数を変更する操作、もしくは、チューナ部2
04の利用を停止する操作がなくても、ステップ301
で受信強度が一定期間以上規定値以下になったかどうか
を調べ、一定期間以上規定値以下となったならば、ステ
ップ302から310の処理を行って自動プリセット周
波数を更新するようにしたものである。
【0063】なお、ユーザが第2のエリアから第1のエ
リアに戻り、再度第2のエリアに移動した場合には、ス
テップ302から310の処理が行われ第2の周波数セ
ットが再度自動プリセット周波数記憶部105に記憶さ
れることになる。
【0064】また、もし、ユーザが第2のエリアから第
1のエリアに戻り第1のエリアに位置し続けた場合に
は、ユーザがチューナ部204の受信周波数を変更する
操作、もしくは、チューナ部204の利用を停止する操
作を行えば、ステップ301の、チューナ部204の受
信強度の監視に戻り、適宜、ステップ302から310
の処理を行い第3の周波数セットが自動プリセット周波
数記憶部105に記憶されることになる。
【0065】以下、本発明の第3の実施形態について説
明する。
【0066】本第3実施形態は、前記第2実施形態にお
ける、図5に示した自動プリセット周波数更新処理を、
図6に示すように修正したものである。
【0067】すなわち、本第3実施形態では、ステップ
501で、受信強度が一定期間以上、良好な受信状態を
維持できる受信強度であったと判定されたならば、ステ
ップ302〜ステップ310と同じ処理を行うステップ
601〜609を行った後に、ステップ301の、チュ
ーナ部204の受信強度の監視に戻るようにしたもので
ある。
【0068】すなわち、ステップ501で、受信強度が
一定期間以上、良好な受信状態を維持できる受信強度で
あったと判定された場合には、前述のように、ユーザが
第2のエリアから第1のエリアに戻ったと考えられるの
で、ステップ601〜609を実行することにより、第
1のエリアで良好に受信できる第1の周波数セットに自
動プリセット周波数記憶部105に記憶される周波数セ
ットを更新してから、ステップ301の監視に戻るよう
にしたものである。
【0069】以下、本発明の第4の実施形態について説
明する。
【0070】本第4実施形態は、前記第1実施形態にお
ける、図3に示した自動プリセット周波数更新処理に代
えて、もしくは、図3に示した自動プリセット周波数更
新処理に加えて、図7に示す自動プリセット周波数更新
処理を行うようにしたものである。ここで、この処理は
常時行われる。
【0071】図示するように、この処理では、動作制御
部111は、AM/FMキー273が操作されたならば(ス
テップ701)、前述したAM/FMキー273操作に対す
る動作制御部111の操作の終了をまって、ステップ3
02〜ステップ310と同じ処理を行うステップ702
〜710を行って、自動プリセット周波数を更新し、ス
テップ701に戻る。
【0072】一方、ステップ701で、AM/FMキー27
3が操作されていないと判定したならば、さらに、電源
スイッチ276の電源オンの操作がされたかどうかを調
べ(ステップ711)、操作されていなければステップ
701に戻る。一方、電源スイッチ276の電源オンの
操作がされていれば、前述した電源スイッチ276の電
源オンの操作に対する動作制御部111の操作の終了を
まって、動作モードを調べ(ステップ712)、ラジオ
モードでなければ、ステップ701に戻る。一方、ラジ
オモードであれば、ステップ302〜ステップ310と
同じ処理を行うステップ702〜710を行って、自動
プリセット周波数を更新し、ステップ701に戻る。
【0073】以上、本第4実施形態によれば、ユーザの
AM/FMの切替え、もしくは、チューナ部204による放
送の受信開始の指示があった時点で、ユーザが受信する
FMもしくはAMについて、良好に受信できる周波数のセッ
トに、自動プリセット周波数を更新を更新する。すなわ
ち、利用開始時に、良好に受信できる周波数のセット
に、自動的に、自動プリセット周波数を更新を更新す
る。したがって、受信を行っていない期間にユーザが移
動していたとしても、受信を開始する際には、自動プリ
セット周波数は良好に受信できる適切な周波数のセット
に更新されるので、受信開始後、利用者は、これら良好
に受信できる周波数を自動プリセット選択スイッチ27
1によって、簡単に利用できるようにすることができる
ようになる。
【0074】以上、本発明の放送受信装置の実施形態に
ついて、車載用音響装置への適用を例にとり説明した。
なお、本実施形態はラジオ放送を受信する放送受信装置
のみならず、テレビジョン他各種放送の受信を行う放送
受信装置に同様に適用することができる。もちろん車載
用の放送受信装置のみならず、携帯型の放送受信装置
や、固定型の放送受信装置にも同様に適用することがで
きる。
【0075】なお、以上の第1実施形態から第4実施形
態は、自動プリセット周波数更新処理を、ユーザがチュ
ーナ部204によるラジオ放送の受信を利用していない
期間、電源オン状態かつ動作モードがラジオモードの期
間でない期間にも行うように修正してもよい。ただし、
この場合には、この期間、チューナ部204が活性化さ
れるようにする。なお、この期間、前述したようにアン
プ部206は、チューナ部204の出力音声を選択して
いないので、音声ミュート、音声ミュート解除の処理は
不要である。また、この場合は、受信モードが示すAMま
たはFMについて、最終周波数を、現在のチューナ部20
4の受信周波数として取り扱った自動プリセット周波数
更新処理を行うようにする。または、受信モードに関わ
らず、AM、FMそれぞれについて、最終周波数を、現在の
チューナ部204の受信周波数として設定し、自動プリ
セット周波数更新処理を行うようにするようにしてもよ
い。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、自動プ
リセット機能を備えた放送受信器であって、常時、自動
プリセット周波数として受信状態が良好な放送周波数を
記憶しておくことのでき、かつ、ユーザが放送を楽しむ
ことができなくなってしまう状況をたびたび生じること
のない放送受信機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車載用音響装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る車載用音響装置の操作
パネルを示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る自動プリセット周
波数更新処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1実施形態に係る全周波数範囲検索
処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態に係る自動プリセット周
波数更新処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第3実施形態に係る自動プリセット周
波数更新処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第4実施形態に係る自動プリセット周
波数更新処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 制御部、101 インタフェース部、102
PLL制御部、103 電界強度測定部、104 アナロ
グデジタル変換器、105 自動プリセット周波数記憶
部、106 マニュアルプリセット周波数記憶部、10
7 効果音制御部、108 表示データ制御部、109
MD/CHG制御部、110 モード/周波数メモリ、1
11 動作制御部、201 表示部、202 MDプレイ
ヤ、203CDチェンジャ、204 チューナ部、205
スイッチ部、206 アンプ部、207 スピーカ、
251 アンテナ、252 アンテナ同調回路、253
高周波増幅回路、254 高周波同調回路、256 周
波数変換回路、257混合回路、258 局部発信器、
259 局発同調回路、260 位相比較器、261
バッファアンプ、262 中間周波増幅回路、263
Sメータ、264 復調回路、271 自動プリセット
選択スイッチ、272 マニュアルプリセット選択スイ
ッチ、273 AM/FMキー、274 MD/CHGキー、2
75 EJECTスイッチ、276 電源スイッチ、277
MD挿入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広島 利昭 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 (72)発明者 関 光一 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 Fターム(参考) 5J103 AA13 CB04 DA02 DA04 DA06 DA21 DA22 DA32 DA38 FA03 GB05 HD05 JA09 JA19 5K020 DD27 EE01 EE04 FF00 GG01 JJ03 NN01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の放送周波数を複数のプリセット周波
    数として記憶手段に記憶し、ユーザによって記憶した放
    送周波数の内から選択された放送周波数を受信周波数と
    し、受信周波数の放送を受信する放送受信装置であっ
    て、 前記受信周波数の放送の受信状態を監視する監視手段
    と、 前記監視周波数が監視する受信周波数の放送の受信状態
    が良好でない場合に、プリセット周波数更新処理を行う
    プリセット周波数更新手段とを有し、 前記プリセット周波数更新処理は、受信状態が良好な放
    送周波数を探索し、探索した放送周波数の少なくとも一
    部に、前記記憶手段に記憶する1または複数のプリセッ
    ト周波数を更新する処理であることを特徴とする放送受
    信装置。
  2. 【請求項2】複数の放送周波数を複数のプリセット周波
    数として記憶手段に記憶し、ユーザによって記憶した放
    送周波数の内から選択された放送周波数を受信周波数と
    し、受信周波数の放送を受信する放送受信装置であっ
    て、 ユーザより放送の受信の開始の指示を受け付け、放送の
    受信を開始する受信動作起動手段と、 前記受信動作起動手段が、ユーザより放送の受信の開始
    の指示を受け付けた場合に、プリセット周波数更新処理
    を行うプリセット周波数更新手段とを有し、 前記プリセット周波数更新処理は、受信状態が良好な放
    送周波数を探索し、探索した放送周波数の少なくとも一
    部に、前記記憶手段に記憶する1または複数のプリセッ
    ト周波数を更新する処理であることを特徴とする放送受
    信装置。
  3. 【請求項3】複数の放送周波数を複数のプリセット周波
    数として記憶する記憶手段と、ユーザによって記憶した
    放送周波数の内から選択された放送周波数を受信周波数
    とする選択手段と、前記受信周波数とされた放送周波数
    の放送を受信する受信手段とを有する放送受信装置であ
    って、 前記受信周波数の放送の受信状態を監視する監視手段
    と、 前記監視周波数が監視する受信周波数の放送の受信状態
    が良好でない場合に、プリセット周波数更新処理を行う
    プリセット周波数更新手段とを有し、 前記プリセット周波数更新処理は、受信周波数を変化さ
    せながら、受信状態が良好な放送周波数を探索し、探索
    した放送周波数の少なくとも一部に、前記記憶手段に記
    憶する1または複数のプリセット周波数を更新し、当該
    プリセット周波数更新処理開始時に受信周波数としてい
    た放送周波数に受信周波数を復帰する処理であって、 前記プリセット周波数更新手段は、前記プリセット周波
    数更新処理開始時に受信周波数としていた放送周波数に
    受信周波数を復帰した後、継続して当該受信周波数に復
    帰した放送周波数が受信周波数とされている期間中は、
    前記監視周波数が監視する受信周波数の放送の受信状態
    が良好となるまで、前記監視周波数が監視する受信周波
    数の放送の受信状態に関わらず、前記プリセット周波数
    更新処理を行わないことを特徴とする放送受信装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の放送受信装置であって、前
    記プリセット周波数更新処理開始時に受信周波数として
    いた放送周波数に受信周波数を復帰した後、継続して当
    該受信周波数に復帰した放送周波数が受信周波数とされ
    ている期間中に前記監視周波数が監視する受信周波数の
    放送の受信状態が良好となったならば前記プリセット周
    波数更新処理を行うことを特徴とする放送受信装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3または4記載の放送受信
    装置であって、 前記プリセット周波数更新処理において、探索できた受
    信状態が良好な放送周波数の個数が所定数に達しない場
    合には、前記記憶手段に記憶する1または複数のプリセ
    ット周波数を更新しないことを特徴とする放送受信装
    置。
  6. 【請求項6】複数の放送周波数を複数のプリセット周波
    数として記憶手段に記憶し、ユーザによって記憶した放
    送周波数の内から選択された放送周波数を受信周波数と
    し、受信周波数の放送を受信する放送受信装置におい
    て、前記記憶手段に記憶するプリセット周波数を更新す
    る方法であって、 前記受信周波数の放送の受信状態を監視し、受信周波数
    の放送の受信状態が劣化した時に、受信状態が良好な放
    送周波数を探索し、探索した1または複数の放送周波数
    の少なくとも一部に、前記記憶手段に記憶する1または
    複数のプリセット周波数を更新することを特徴とするプ
    リセット周波数の更新方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013021386A (ja) * 2011-07-07 2013-01-31 Alpine Electronics Inc 放送受信機

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