JPH07283696A - ラジオ受信機 - Google Patents

ラジオ受信機

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Publication number
JPH07283696A
JPH07283696A JP9563494A JP9563494A JPH07283696A JP H07283696 A JPH07283696 A JP H07283696A JP 9563494 A JP9563494 A JP 9563494A JP 9563494 A JP9563494 A JP 9563494A JP H07283696 A JPH07283696 A JP H07283696A
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JP
Japan
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station
mode
signal
frequency
electric field
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Withdrawn
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JP9563494A
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English (en)
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Mamoru Shirasago
守 白砂
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Alpine Electronics Inc
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Alpine Electronics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シークモード時のDX/LOCAL切り替え
を容易にさせる。 【構成】 操作部11の選択キー11aによりDXシー
ク、LOCALシーク、マニュアル、オートメモリ等の
放送局探索モードから所望のモードを選択し、制御部1
2が選択キーの操作により選択された放送局探索モード
に応じて所望の放送局を受信すると共にそのモード状態
と受信局の周波数を表示するための表示信号を出力し、
表示部9により受信局の周波数と選択された放送局探索
モード状態を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジオ受信機に係わ
り、特に操作部のキーの操作を容易としたラジオ受信機
に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のラジオ受信機の要部ブロッ
ク図である。まず、図において構成を説明すると、11
はPLL回路であり、受信すべき局に応じた所定の電圧
信号をFMフロントエンド12へ出力する。FMフロン
トエンド12は、電圧信号に基づいてアンテナANTか
ら入力される放送局を受信し、所定の中間周波数信号
(IF)を発生する。13は中間周波検波増幅器であ
り、FMフロントエンド12により変換された中間周波
数信号を所定のレベルまで増幅し、検波する。
【0003】14はMPXであり、中間周波検波増幅器
13から入力される検波信号をステレオ信号に復調す
る。15はAMP(増幅器)であり、ステレオ信号を図
示しないボリューム設定値に応じて増幅する。16はス
ピーカーであり、AMP15により駆動され、音声信号
を出力する。
【0004】17はシグナルメータ回路であり、中間周
波検波増幅器13から出力される中間周波数信号の信号
強度(例えば電界強度)を監視することにより受信局の
受信状態のレベルを検出する。18はステーションディ
テクタ回路であり、受信信号の周波数偏位△f(帯域
幅)の範囲内にあって、かつ信号レベルが所定レベル以
上の時、受信局が存在すると判定するものであり、例え
ば東芝製集積回路TA91210Zとして商品化されて
いる。なお、ステーションディテクト信号SDがローレ
ベルの場合には、シグナルメータ回路17により検出さ
れた信号強度が大きくても、同調点における放送局は実
際には存在せず、検出された信号強度は隣接局の影響を
受けていると判断する。19は表示部であり、後述する
操作部のキー操作により受信局の周波数表示、各種シー
クモード等の表示をする。
【0005】20は周波数を記憶させるためのメモリで
ある。21は操作部であり、シーク(SEEK)、マニ
ュアル(MANUAL)、オートメモリ(AUTO−M
EMORY)等のモード選択をするTUNEキー21
a、該TUNEキー21aによりマニュアルモードが選
択されたときには、周波数を1ステップ、例えば100
KHzづつ順番にシフトさせ、シークあるいはオートメ
モリが選択されたときには、そのモードに応じたシーク
動作を開始させるアップ/ダウンキー21b、さらに例
えばキーの1.5秒押しにより周波数をメモリ20に記
憶させると共に、オートメモリモード時電界強度の強い
順番にメモリ20に記憶された受信周波数を呼び出すた
めのプリセットキー21c、TUNEキー21aにより
シークモードが選択されたときにDXシークかLOCA
Lシークかを設定するLOCAL/DXキー21dを有
している。
【0006】22はラジオ受信機の全体動作を制御する
制御部(例えばマイクロコンピュータ)であり、操作部
21の各キーに応じた処理を実行する。ここで、制御部
22によるシーク、マニュアル、オートメモリの各モー
ドにおける操作と表示動作処理を説明する。図10は各
モードの表示状態の例を示す説明図である。図におい
て、例えばまず操作部21のTUNEキー21aの押圧
によりシークモードが選択されると、ユーザーはそのシ
ークモードをDXシークモードにするのかLOCALシ
ークモードにするのかをLO/DXキー21dにより設
定する。(a)はDXシークモードが設定されたときの
表示部19の表示内容を示したものである。(b)はL
OCALシークモードが設定されたときのものであり、
(c)はマニュアルモード、(d)はオートメモリモー
ドのときの表示を示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のラジオ受信機では、ユーザーはTUNEキー
21aでシークモードを設定したときに、TUNEキー
21aとは別のLO/DXキー21dでDXシークにす
るかLOCALシークにするかを設定しなければならな
いので、操作がめんどうであるという問題がある。
【0008】したがって、本発明の目的は、シークモー
ド時のDX/LOCAL切り替えを容易にさせる操作部
を備えているラジオ受信機を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明におい
ては、所定の放送局探索モードに応じて所望の放送局を
受信するラジオ受信機において、受信局の周波数を記憶
するメモリと、該メモリに受信局の周波数を記憶させる
と共に呼び出すためのプリセットキーと、複数の放送局
探索モードから所望の放送局探索モードを選択するため
の選択キーと、該選択キーの操作により選択された放送
局探索モードに応じて所望の放送局を受信し前記プリセ
ットキーに対応した前記メモリにその受信局の周波数を
記憶させると共にそのモード状態と受信局の周波数を表
示するための表示信号を出力する制御部と、該制御部か
ら表示信号を入力されて受信局の周波数と選択された放
送局探索モード状態を表示する表示部とを備え、前記放
送局探索モードは受信電界強度が第1レベル以上の放送
局を自動的に探索し受信する第1のモードと、受信電界
強度が第1レベルより大きい第2レベル以上の放送局を
自動的に探索し受信する第2のモードと、受信電界強度
には無関係に1ステップ毎、所望の放送局を受信する第
3のモードと、受信電界強度が第2レベル以上の放送局
を自動的に探索し受信すると共に前記プリセットキーに
対応した前記メモリに受信電界強度の強い順に記憶させ
た後、受信電界強度が第1レベル以上の放送局を自動的
に探索し受信すると共に前に記憶させた放送局とは重複
しないように前記プリセットキーに対応した前記メモリ
に受信電界強度の強い順に記憶させる第4のモードとか
らなることを特徴とする。
【0010】
【作用】選択キーにより複数の放送局探索モードから所
望の放送局探索モードを選択し、選択された放送局探索
モードに応じて所望の放送局を受信しプリセットキーに
対応したメモリにその受信局の周波数を記憶させると共
にそのモード状態と受信局の周波数を表示するための表
示信号を出力し受信局の周波数と選択された放送局探索
モード状態を表示するので、一つのキーで放送局探索モ
ード切り替えができ、操作を容易にできる。
【0011】放送局探索モードは受信電界強度が第1レ
ベル以上の放送局を自動的に探索し受信する第1のモー
ドと、受信電界強度が第1レベルより大きい第2レベル
以上の放送局を自動的に探索し受信する第2のモード
と、受信電界強度には無関係に1ステップ毎、所望の放
送局を受信する第3のモードと、受信電界強度が第2レ
ベル以上の放送局を自動的に探索し受信すると共に前記
プリセットキーに対応した前記メモリに受信電界強度の
強い順に記憶させた後、受信電界強度が第1レベル以上
の放送局を自動的に探索し受信すると共に前に記憶させ
た放送局とは重複しないように前記プリセットキーに対
応した前記メモリに受信電界強度の強い順に記憶させる
第4のモードとからなるので、ユーザーの受信用途に応
じて所望の放送局を容易に受信できる。
【0012】
【実施例】図1は本発明に係るラジオ受信機の要部ブロ
ック図である。まず、構成を説明すると、1はPLL回
路であり、受信すべき局に応じた所定の電圧信号をFM
フロントエンド2へ出力する。FMフロントエンド2
は、電圧信号に基づいてアンテナANTから入力される
放送局を受信し、所定の中間周波数信号(IF)を発生
する。3は中間周波検波増幅器であり、FMフロントエ
ンド2により変換された中間周波数信号を所定のレベル
まで増幅し、検波する。
【0013】4はMPXであり、中間周波検波増幅器3
から入力される検波信号をステレオ信号に復調する。5
はAMP(増幅器)であり、ステレオ信号を図示しない
ボリューム設定値に応じて増幅する。6はスピーカーで
あり、AMP5により駆動され、音声信号を出力する。
【0014】7はシグナルメータ回路であり、中間周波
検波増幅器3から出力される中間周波数信号の信号強度
(例えば電界強度)を監視することにより受信局の受信
状態のレベルを検出する。8はステーションディテクタ
回路であり、受信信号の周波数偏位△f(帯域幅)の範
囲内にあって、かつ信号レベルが所定レベル以上の時、
受信局が存在すると判定するものであり、例えば東芝製
集積回路TA91210Zとして商品化されている。な
お、ステーションディテクト信号SDがローレベルの場
合には、シグナルメータ回路7により検出された信号強
度が大きくても、同調点における放送局は実際には存在
せず、検出された信号強度は隣接局の影響を受けている
と判断する。9は表示部であり、後述する操作部11の
キー操作により受信局の周波数表示、各種シークモード
等の表示をする。
【0015】10は周波数を記憶させるためのメモリで
ある。11は操作部であり、DXシーク(DX−SEE
K)、LOCALシーク(LOCAL−SEEK)、マ
ニュアル(MANUAL)、オートメモリ(AUTO−
MEMORY)等のモード選択をする選択キー11a、
該選択キー11aによりマニュアルモードが選択された
ときには、周波数を1ステップ、例えば100KHzづ
つ順番にシフトさせ、またDXシーク、LOCALシー
ク、あるいはオートメモリが選択されたときには、その
モードに応じたシーク動作を開始させるアップ/ダウン
キー11b、さらに例えばキーの1.5秒押しにより周
波数をメモリ10に記憶させると共に、オートメモリモ
ード時電界強度の強い順番にメモリ10に記憶された受
信周波数を呼び出すためのプリセットキー11cを有し
ている。
【0016】12はラジオ受信機の全体動作を制御する
制御部(例えばマイクロコンピュータ)であり、操作部
11の各キーに応じた処理を実行する。ここで、制御部
12によるDXシーク、LOCALシーク、マニュア
ル、オートメモリの各モードにおける動作処理を説明す
る。まず、DXシークモードから説明すると、図2はD
Xシークモード動作を説明するための流れ図である。図
において、ユーザーにより、操作部11の選択キー11
aが押圧されると(ステップ101)、DXシークモー
ドが選択される(ステップ102)。ステップ102
で、DXシークモードが選択されなければ、ステップ1
01へ戻り、以下の処理を繰り返す。そして、DXシー
クモードが選択され、アップ/ダウンキー11bが押圧
されると(ステップ103)、サーチ動作に移行する
(ステップ104)。
【0017】ここで、サーチ動作で、放送局を受信し、
その受信局に同調した状態において、ステーションディ
テクタ回路8の出力信号SDがハイレベルかチェックし
(ステップ105)、ハイレベルであれば、受信局が存
在するから、シグナルメータ回路7から出力される受信
電界強度を取り込み、所定の電界強度であるかチェック
する(ステップ106)。ここで、図3は受信電界強度
がDXレベルか、あるいはLOCALレベルかを決定す
るための電界強度表の例であり、縦軸は受信電界強度、
横軸は受信周波数順とした受信局を表している。ここ
で、DXシークモードが選択されているので、サーチし
たときにはDXレベル以上のB局、C局、E局、F局、
G局の5局を受信できる。さて、ステップ106で、例
えばB局を受信し、その局が所望局であれば受信を確定
する(ステップ107)。
【0018】ステップ105でステーションディテクタ
回路8の出力信号SDがハイレベルでなければ、受信局
が存在しないからステップ104へ戻り、以下の処理を
繰り返す。また、ステップ105でシグナルメータ回路
7から出力される受信電界強度がDXレベル以上の受信
電界強度でなければ、ステップ104へ戻り、以下の処
理を繰り返す。さらに、ステップ107で所望の受信局
でなければ、ステップ104へ戻り、以下の処理を繰り
返す。
【0019】受信局のサーチはアップ/ダウンキー11
bのアップキーを押すか、ダウンキーを押すかで決ま
り、例えばアップキーが押されたときには、そのラジオ
受信機の受信帯域の周波数の低い方から高い方に向かっ
てサーチし、ダウンキーが押されたときには、そのラジ
オ受信機の受信帯域の周波数の周波数の高い方から低い
方に向かってサーチするようになっている。サーチ開始
周波数の設定は、受信している周波数からでも可能であ
る。
【0020】つぎに、LOCALシークモード動作を説
明する。図4はLOCALシークモード動作を説明する
ための流れ図である。図において、ユーザーにより、操
作部11の選択キー11aが押圧されると(ステップ2
01)、LOCALシークモードが選択される(ステッ
プ202)。ステップ202で、LOCALシークモー
ドが選択されなければ、ステップ201に戻り、以下の
処理を繰り返す。そして、LOCALシークモードが選
択され、アップ/ダウンキー11bが押圧されると(ス
テップ203)、サーチ動作に移行する(ステップ20
4)。
【0021】ここで、サーチ動作で、放送局を受信し、
その受信局に同調した状態において、ステーションディ
テクタ回路8の出力信号SDがハイレベルかチェックし
(ステップ205)、ハイレベルであれば、受信局が存
在するから、シグナルメータ回路7から出力される受信
電界強度を取り込み、LOCALレベル以上の電界強度
であるかチェックする(ステップ206)。ここで、再
度、図3を参照すると、LOCALシークモードが選択
されているので、サーチしたときにはLOCALレベル
以上のC局、F局の2局を受信できる。さて、ステップ
206で、例えばC局を受信し、その局が所望局であれ
ば受信を確定する(ステップ207)。
【0022】ステップ205でステーションディテクタ
回路8の出力信号SDがハイレベルでなければ、受信局
が存在しないからステップ204へ戻り、以下の処理を
繰り返す。また、ステップ205でシグナルメータ回路
7から出力される受信電界強度がDXレベル以上の受信
電界強度でなければ、ステップ204へ戻り、以下の処
理を繰り返す。さらに、ステップ207で所望の受信局
でなければ、ステップ204へ戻り、以下の処理を繰り
返す。受信局のサーチは上記DXシークのときと同様で
ある。
【0023】つぎに、マニュアルモード動作を説明す
る。図5はマニュアルモード動作を説明するための流れ
図である。図において、ユーザーにより、操作部11の
選択キー11aが押圧されると(ステップ301)、マ
ニュアルモードが選択される(ステップ302)。ステ
ップ302で、マニュアルモードが選択されなければ、
ステップ301に戻り、ステップ301を繰り返す。そ
して、マニュアルモードが選択され、アップ/ダウンキ
ー11bが押圧されると(ステップ303)、押圧する
度に周波数を1ステップ、例えば100KHzづつ順番
にシフトさせる(ステップ304)。所望の受信局が受
信されたならば(ステップ305)、押圧をやめ、その
受信局を確定する(ステップ306)。ステップ305
で所望の受信局を受信できなければ、ステップ304へ
戻り、以下の処理を繰り返す。
【0024】つぎに、オートメモリモード動作を説明す
る。図6〜図7はオートメモリモード動作を説明するた
めの流れ図である。図において、ユーザーにより、操作
部11の選択キー10aが押圧されると(ステップ40
1)、オートメモリモードが選択される(ステップ40
2)。ステップ402で、オートメモリモードが選択さ
れなければ、ステップ401へ戻り、以下の処理を繰り
返す。そして、オートメモリモードが選択され、アップ
/ダウンキー11bが押圧されると(ステップ40
3)、まずLOCALサーチ動作に移行する(ステップ
404)。LOCALサーチとは、連続的なLOCAL
シーク処理のことである。
【0025】ここで、LOCALサーチ動作で、放送局
を受信し、その受信局に同調した状態において、ステー
ションディテクタ回路8の出力信号SDがハイレベルか
チェックし(ステップ405)、ハイレベルであれば、
受信局が存在するから、シグナルメータ回路7から出力
される受信電界強度を取り込み、LOCALレベル以上
の電界強度ならば(ステップ406)、その受信局を確
定する。ここで、図3を参照すると、LOCALサーチ
なので、LOCALレベル以上のC局、F局の2局を受
信し、確定する(ステップ407)。さて、LOCAL
サーチで例えば周波数の一番低い順から高い順まで一通
り一巡したならば(ステップ408)、確定した受信局
を例えば、受信電界強度の強い順に操作部10のプリセ
ットキー11cの1番から記憶する(ステップ40
9)。以降はDXサーチへ移行する(ステップ41
0)。
【0026】ステップ405でステーションディテクタ
回路8の出力信号SDがハイレベルでなければ、ステッ
プ408へ移り、以下の処理を繰り返す。また、ステッ
プ405でシグナルメータ回路7から出力される受信電
界強度がLOCALレベル以上の受信電界強度でなけれ
ば、ステップ408へ移り、以下の処理を繰り返す。さ
らに、ステップ408で一巡していなければ、ステップ
404へ戻り、以下の処理を繰り返す。
【0027】さて、ステップ410のDXサーチ動作
で、放送局を受信し、その受信局に同調した状態におい
て、ステーションディテクタ回路8の出力信号SDがハ
イレベルかチェックし(ステップ411)、ハイレベル
であれば、受信局が存在するから、シグナルメータ回路
7から出力される受信電界強度を取り込み、DXレベル
以上の電界強度であるかチェックする(ステップ41
2)。ここで、図3を参照すると、DXサーチなので、
DXレベル以上のB局、C局、E局、F局、G局の5局
を受信し、確定する(ステップ413)。さて、DXサ
ーチで例えば周波数の一番低い順から高い順まで一通り
一巡したならば(ステップ414)、確定した受信局は
例えば、LOCALサーチのときに記憶させたキー以外
のプリセットキーに受信電界強度の強い順に記憶させる
(ステップ415)。ここで、記憶させるときには、同
じ局が重複しないように記憶させる。
【0028】ステップ411でステーションディテクタ
回路8の出力信号SDがハイレベルでなければ、ステッ
プ414へ移り、以下の処理を繰り返す。また、ステッ
プ412でシグナルメータ回路7から出力される受信電
界強度がDXレベル以上の受信電界強度でなければ、ス
テップ414へ移り、以下の処理を繰り返す。さらに、
ステップ414で一巡していなければ、ステップ410
へ戻り、以下の処理を繰り返す。
【0029】図8は表示部9における各モードの表示例
である。図において、操作部11の選択キー11aを押
圧すると、まず例えばDXシークモードとなり、その表
示として「DX−SEEK」という文字が表示部9の左
上に表示される。つぎに、押圧されると、LOCALシ
ークモードとなり、「LO−SEEK」(LOCAL−
SEEKの略)という文字が表示部9の左上に表示さ
れ、さらに押圧を続けると、マニュアルモードとなり、
「MANUAL」という文字が表示され、さらに押圧さ
れると、オートメモリモードとなり、「AU−MEM
O」(AUTO−MEMORYの略)という文字が表示
される。ここで、さらに押圧されると、再度DXシーク
モードとなり、押圧される度に繰り返す。
【0030】ここでは、DXシークモード、LOCAL
シークモード、マニュアルモード、それにオートメモリ
モードの4つのモードすべてをモード切り替えを行った
が、例えばDXシークモードのときに、選択キー11a
の1.5秒押圧によりDXシークモードを削除可能であ
る。復帰させるときには、また選択キー11aを1.5
秒押圧すればよい。したがって、選択キー11aだけで
モード切り替えが可能となり、操作性が向上する。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、選択キーにより複数の放送局探索モードから所望の
放送局探索モードを選択し、選択された放送局探索モー
ドに応じて所望の放送局を受信しプリセットキーに対応
したメモリにその受信局の周波数を記憶させると共にそ
のモード状態と受信局の周波数を表示するための表示信
号を出力し受信局の周波数と選択された放送局探索モー
ド状態を表示するので、一つのキーで放送局探索モード
切り替えができ、操作を容易にできる。したがって、操
作部の操作キーの有効活用ができると共に、操作性が向
上する。また、放送局探索モードは受信電界強度が第1
レベル以上の放送局を自動的に探索し受信する第1のモ
ードと、受信電界強度が第1レベルより大きい第2レベ
ル以上の放送局を自動的に探索し受信する第2のモード
と、受信電界強度には無関係に1ステップ毎、所望の放
送局を受信する第3のモードと、受信電界強度が第2レ
ベル以上の放送局を自動的に探索し受信すると共に前記
プリセットキーに対応した前記メモリに受信電界強度の
強い順に記憶させた後、受信電界強度が第1レベル以上
の放送局を自動的に探索し受信すると共に前に記憶させ
た放送局とは重複しないように前記プリセットキーに対
応した前記メモリに受信電界強度の強い順に記憶させる
第4のモードとからなるので、ユーザーの受信用途に応
じて所望の放送局を容易に受信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラジオ受信機の要部ブロック図で
ある。
【図2】DXシークモード動作を説明するための流れ図
である。
【図3】受信電界強度がDXレベルか、あるいはLOC
ALレベルかを決定するための電界強度表の例である。
【図4】LOCALシークモード動作を説明するための
流れ図である。
【図5】MANUALモード動作を説明するための流れ
図である。
【図6】オートメモリモード動作を説明するための第1
の流れ図である。
【図7】オートメモリモード動作を説明するための第2
の流れ図である。
【図8】表示部9における各モードの表示例である。
【図9】従来のラジオ受信機の要部ブロック図である。
【図10】各モードの表示状態の例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 PLL回路 2 FMフロントエンド 3 中間周波検波増幅器 7 シグナルメータ回路 8 ステーションディテクタ回路 9 表示部 10 メモリ 11 操作部 11a 選択キー 11b アップ/ダウンキー 11c プリセットキー 12 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の放送局探索モードに応じて所望の
    放送局を受信するラジオ受信機において、 受信局の周波数を記憶するメモリと、 該メモリに受信局の周波数を記憶させると共に呼び出す
    ためのプリセットキーと、 複数の放送局探索モードから所望の放送局探索モードを
    選択するための選択キーと、 該選択キーの操作により選択された放送局探索モードに
    応じて所望の放送局を受信し前記プリセットキーに対応
    した前記メモリにその受信局の周波数を記憶させると共
    にそのモード状態と受信局の周波数を表示するための表
    示信号を出力する制御部と、 該制御部から表示信号を入力されて受信局の周波数と選
    択された放送局探索モード状態を表示する表示部とを備
    え、 前記放送局探索モードは受信電界強度が第1レベル以上
    の放送局を自動的に探索し受信する第1のモードと、 受信電界強度が第1レベルより大きい第2レベル以上の
    放送局を自動的に探索し受信する第2のモードと、 受信電界強度には無関係に1ステップ毎、所望の放送局
    を受信する第3のモードと、 受信電界強度が第2レベル以上の放送局を自動的に探索
    し受信すると共に前記プリセットキーに対応した前記メ
    モリに受信電界強度の強い順に記憶させた後、受信電界
    強度が第1レベル以上の放送局を自動的に探索し受信す
    ると共に前に記憶させた放送局とは重複しないように前
    記プリセットキーに対応した前記メモリに受信電界強度
    の強い順に記憶させる第4のモードとからなることを特
    徴とするラジオ受信機。
JP9563494A 1994-04-08 1994-04-08 ラジオ受信機 Withdrawn JPH07283696A (ja)

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