JP2512611Y2 - Rds受信機 - Google Patents

Rds受信機

Info

Publication number
JP2512611Y2
JP2512611Y2 JP4354990U JP4354990U JP2512611Y2 JP 2512611 Y2 JP2512611 Y2 JP 2512611Y2 JP 4354990 U JP4354990 U JP 4354990U JP 4354990 U JP4354990 U JP 4354990U JP 2512611 Y2 JP2512611 Y2 JP 2512611Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
frequency
rds
preset
received
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4354990U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH044428U (ja
Inventor
芳明 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP4354990U priority Critical patent/JP2512611Y2/ja
Publication of JPH044428U publication Critical patent/JPH044428U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2512611Y2 publication Critical patent/JP2512611Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案はRDS受信機に関する。
〈従来の技術〉 現在、欧州ではRDS放送が実施されており、これに対
応したRDS受信機は各プリセットチャンネルには周波数
だけでなく、PIコード、PSコード等をメモリできるよう
になっている。このRDS受信機はプリセットキーにより
選択された放送が受信不可能であった場合でも、各番組
毎につけられ音声信号と共に送信されてくるPIコードを
手がかりにして自動選局を行い、同一番組を受信し続け
る自動追従機能を備えている。
〈考案が解決しようとする課題〉 自動選局は周波数の間隔が大きいほど速く選局を行う
ことができ、選局中の無音時間も短くすることができ
る。しかし欧州ではRDS放送に関しては100KHzの局間周
波数で放送が行われているが、通常の放送局は25KHz或
は50KHz間隔で行われているため、自動選局時の周波数
変更を25KHz間隔で行う必要があった。そのため、RDS放
送だけを対象として自動選局を行う場合であっても、選
局に時間がかかっていた。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は上記した欠点を解決するためになされたもの
で、プリセット呼び出しを行う手段と、プリセット呼び
出しを行った際、周波数情報と共に呼び出されたPIコー
ドと、受信したPIコードとを比較するPIコード比較手段
と、上記PIコード比較手段によりPIコードが一致しなか
った時は、通常の自動選局時の基準周波数間隔に対し、
基準周波数間隔を増大させて同一PIコードの放送局を自
動選局する手段とを備えたことを特徴とする。
〈作用〉 プリセット呼び出しを行う手段を操作してRDS放送を
受信すると、周波数情報と共に呼び出されたPIコード
と、受信信号中に含まれるPIコードとを比較する。そし
てこのPIコードが一致しなかった場合には、通常の自動
選局時の基準周波数間隔に対し、基準周波数間隔をRDS
放送の行われている局間周波数に対応して増大させ、RD
S放送のみを対象として自動探局する。
〈実施例〉 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はその全体構成を示すブロック図である。
このRDS受信機は自動選局時の受信周波数の変更をPLL
回路2、ローパスフィルタ3、RDS受信機全体を制御統
括する制御装置1及びチューナ51及びそれに含まれる局
部発振回路とにより行うように構成されている。また、
アンテナ50、チューナ51、中間周波数増幅器52により受
信処理した音声信号をステレオ復調器54、トーンコント
ロール55、音量調整器56、低周波増幅部57、スピーカ58
により音声に変換し出力する構成となっている。更に、
受信信号中に含まれるRDS信号をRDS用バンドパスフィル
タ60、RDS用復調器61、RDS用データ同期・エラー訂正部
62により抽出処理し制御装置1に入力するように構成さ
れている。なお該RDS受信機の操作はキーボード68によ
り行われ、必要な情報は表示器65に表示される構成とな
っている。
RLL回路2の詳細を第2図に示す。PLL回路2は高周波
増幅部から高周波信号を入力しており、この入力信号を
プリスケーラ21、スワローカウンタ22、プログラマブル
デバイダ23により分周するように構成されている。ま
た、基準周波数発生器25と水晶発振器26とにより受信周
波数の単位となる基準周波数を発生させている。位相比
較器24はこの分周された信号と、前記基準信号とを比較
しその位相差に対応する信号をローパスフィルタ3を通
じてチューナ51に出力するように構成されている。プロ
グラマブルデバイダ23の分周比は制御装置1により制御
され、この分周比を変更することにより任意の受信周波
数を設定できるようになっている。
制御装置1はマイクロコンピュータを主体に構成され
ており、キーボード68に設けられているプリセットキー
に対応させて周波数とPIコードとを関連付けて記憶して
いる。該プリセットキーからの指令を受けると対応する
周波数情報を読み出し選局を行うように構成されてい
る。また制御装置1はPLL回路2のプログラマブルデバ
イダ23の分周比の設定を変更することにより、受信周波
数を変更しながら受信可能な放送を捜す、いわゆる自動
選局機能を備えている。更に、該自動選局機能と、記憶
したPIコードとを組み合わせて同一番組を探索し受信し
つづける自動追従機能を備えている。
更に制御装置1はRDS放送受信時の自動選局をより高
速に行えるように構成されている。即ち制御装置1はRD
S放送受信に際してPLL回路2のプログラマブルデバイダ
23を制御して基準周波数間隔を変更し、受信周波数の変
更幅を前記所定周波数間隔(この実施例においては100K
Hz)とするように構成されている。これにより、各放送
局と放送局の間での周波数変更回数を最小限に抑えて自
動選局の高速化を図るように構成されている。
次に動作について説明する。
第3図はRDS放送受信時の制御装置1の動作を示すフ
ローチャートである。
動作開始(ステップ80)後、プリセットキーが操作さ
れ選局が行われると制御装置1は記憶されている周波数
を読み出す(ステップ81)。この時該周波数がRDS放送
の周波数である場合には、該RDS放送が受信可能である
か否かを判断する(ステップ82)。受信可能である場合
には該周波数と共に記憶されているPIコードと、受信中
の放送のPIコードとを比較し(ステップ83)、同一であ
る場合にはそのまま受信する(ステップ84)。逆に、異
なっている場合にはステップ85に進む。一方、ステップ
82において受信不可能であった場合にもステップ85に進
む。ステップ85においては、通常の自動選局時の周波数
変更幅たる25KHzに対し、基準周波数間隔を増大して、
自動選局時の周波数変更幅が100KHzとなるようにプログ
ラマブルデバイダ23を制御し(ステップ85)、同一PIコ
ードを含むRDS放送の探索を始める(ステップ86)。RDS
放送を発見すると、そのPIコードを調べ(ステップ8
7)、前記同一PIコードである場合には前記基準周波数
間隔を通常の値に戻して(ステップ88)、受信する(ス
テップ89)。しかし、PIコードが同一でない場合には、
該選局動作が既に検索可能な範囲を一周しているか否か
を判断し(ステップ90)、一周していない場合、即ち未
探索範囲が残っている場合にはステップ87に戻り再び探
索を行う。逆に既に一周し、検索し尽くしている場合に
は、基準周波数間隔を元に戻し(ステップ91)、最初に
操作されたプリセットキーに設定されていた周波数の受
信を行う(ステップ92)。
以上のように上記実施例のRDS受信機はRDS放送受信時
にはRDS放送の行われている局間周波数に合わせて基準
周波数間隔を変えて、選局速度を大幅に高めることがで
きる。またこれにより、選局中の無音状態の継続時間を
短縮することができる。なお、通常放送時には通常放送
に対応した基準周波数間隔に戻すため、通常放送の選局
に支障が出ることもない。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案のRDS受信機は、プリセッ
ト呼び出しを行う手段と、プリセット呼び出しを行った
際、周波数情報と共に呼び出されたPIコードと、受信し
たPIコードとを比較するPIコード比較手段と、上記PIコ
ード比較手段によりPIコードが一致しなかった時には、
通常の自動選局時の基準周波数間隔に対し、基準周波数
間隔を増大させて同一PIコードの放送局を自動探局する
手段とを備えているため、RDS放送受信時の選局速度を
高めることができ、選局中の無音時間を短縮することが
できる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図、第2図は
その一部を示すブロック図、第3図はその動作を示すフ
ローチャート図である。 1:制御装置、2:PLL回路、3:ローパスフィルタ、21:プリ
スケーラ、22:スワローカウンタ、23:プログラマブルデ
バイダ、24:位相比較器、25:基準周波数発生器、26:水
晶発振器、50:アンテナ、51:チューナ、52:中間周波数
増幅器、54:ステレオ復調器、55:トーンコントロール、
56:音量調整器、57:低周波増幅部、58:スピーカ、60:RD
S用バンドパスフィルタ、61:RDS用復調器、62:RDS用デ
ータ同期・エラー訂正部、65:表示器、68:キーボード。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリセット呼び出しを行う手段と、 プリセット呼び出しを行った際、周波数情報と共に呼び
    出されたPIコードと、受信したPIコードとを比較するPI
    コード比較手段と、 上記PIコード比較手段によりPIコードが一致しなかった
    時は、通常の自動選局時の基準周波数間隔に対し、基準
    周波数間隔を増大させて同一PIコードの放送局を自動選
    局する手段と、 を備えたことを特徴とするRDS受信機。
JP4354990U 1990-04-25 1990-04-25 Rds受信機 Expired - Lifetime JP2512611Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4354990U JP2512611Y2 (ja) 1990-04-25 1990-04-25 Rds受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4354990U JP2512611Y2 (ja) 1990-04-25 1990-04-25 Rds受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH044428U JPH044428U (ja) 1992-01-16
JP2512611Y2 true JP2512611Y2 (ja) 1996-10-02

Family

ID=31556055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4354990U Expired - Lifetime JP2512611Y2 (ja) 1990-04-25 1990-04-25 Rds受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2512611Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH044428U (ja) 1992-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3267802B2 (ja) 受信局自動切換機能を備えた受信機
US5379454A (en) Station selection device in tuner for automatic selection according to input information
JP2512611Y2 (ja) Rds受信機
JPH0389720A (ja) ラジオ受信機
JP2579375Y2 (ja) ラジオ受信機
JPS635295Y2 (ja)
JP3252878B2 (ja) シンセサイザ受信機
JP3013753U (ja) テレビ信号同調選局装置
JPS60136427A (ja) 電子同調式カ−ラジオの同調方式
JPH01305716A (ja) チューナにおける選局装置
JPS60143029A (ja) ラジオ受信機
JPH0526836Y2 (ja)
JP2790121B2 (ja) 受信機
JP2703056B2 (ja) ダブルファンクションスイッチ
JPH028446Y2 (ja)
JPH03187623A (ja) 帯域自動切換方式
JPH01136409A (ja) ラジオ受信機
JPH07209450A (ja) タイマ付き受信機
JPS59194530A (ja) 選局装置
JP2001332988A (ja) 受信装置
JPS6322493B2 (ja)
JPH07283696A (ja) ラジオ受信機
JPH02141016A (ja) シンセサイザチューナ
JPH07264088A (ja) Mw/lw連続受信am受信機
EP0509175A2 (en) Preset tuner

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term