JPS635295Y2 - - Google Patents

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JPS635295Y2
JPS635295Y2 JP1980110904U JP11090480U JPS635295Y2 JP S635295 Y2 JPS635295 Y2 JP S635295Y2 JP 1980110904 U JP1980110904 U JP 1980110904U JP 11090480 U JP11090480 U JP 11090480U JP S635295 Y2 JPS635295 Y2 JP S635295Y2
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JP
Japan
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tuner
loop
frequency
phase
tuning
Prior art date
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JP1980110904U
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English (en)
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JPS5736040U (ja
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  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、受信機に関し、特にたとえば自動
選局機能を有する受信機に関する。
従来、受信周波数をデイジタルで表示する表示
部を有し、自動選局機能を有する受信機では、そ
の同調周波数と表示周波数とを常に一致させてい
る。すなわち、自動選局中は受信機の同調周波数
が放送チヤネル順次に変化するため、表示周波数
も自動選局中順次カウントアツプまたはカウント
ダウンしていくように構成されている。これらの
受信機の多くはPLLシンセサイザで構成された
局発部を備え、そのコントロールをマイクロコン
ピユータ等を用いて行つている。ところで、これ
ら従来の自動選局機能を有する受信機では、その
自動選局に要する時間はPLLループの安定する
時間および表示周波数を変化させるための処理時
間の制約を受けていた。そのため、この自動選局
に要する時間を著しく短縮することは困難であつ
た。
それゆえに、この考案の主たる目的は、自動選
局に要する時間を著しく短縮し得る受信機を提供
することである。
この考案は、要約すれば、自動選局機能を有
し、位相同期ループを有するチユーナとチユーナ
の同調周波数を表示するためのデイジタル表示手
段とを含む受信機において、チユーナが放送電波
を受信しているか否かで位相同期ループのループ
時定数を切換えるようにし、またチユーナが放送
電波を受信したときに周波数の表示をさせるよう
にして自動選局に要する時間の短縮を図るように
したものである。
この考案の上述の目的およびその他の目的と特
徴は、図面を参照して行なう以下の詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。
図はこの考案の一実施例を示す概略ブロツク図
である。構成において、アンテナ1はチユーナ部
2に接続される。このチユーナ部2によつて受信
された信号は受信状態判定回路10に与えられ
る。受信状態判定回路10は、図示しないが、た
とえは検波回路などを含んで構成され、チユーナ
部2が放送電波を受信したときに出力を導出す
る。この受信状態判定回路10の出力はコントロ
ール部7に与えられる。また、チユーナ部2の出
力信号はミユーテイング回路11を介して低周波
アンプ12に与えられる。このミユーテイング回
路11にはコントロール部7からミユーテイング
信号が与えられ、チユーナ部2からの出力信号を
ゲートしている。すなわち、ミユーテイング信号
がある間はチユーナ部2の出力信号は低周波アン
プ12には与えられない。低周波アンプ12の出
力はスピーカ13に与えられる。
一方、局部発振回路3の局発信号はチユーナ2
に与えられると共に、位相比較部5のプリスケー
ラ53に与えられる。このプリスケーラ53は
Two−Modulusプリスケーラで、プログラマブ
ルデイバイダ52からのコントロール信号でその
分周比が切換えられる。プリスケーラ53の分周
出力はプログラマブルデイバイダ52に与えられ
る。すなわちプリスケーラ53とプログラマブル
デイバイダ52とでパルススワローカウンタを構
成している。プログラマブルデイバイダ52には
コントロール部7から分周比データが与えられ、
その分周比が切換えられる。このプログラマブル
デイバイダ52の出力と基準発振器54の出力と
が位相比較器51に与えられる。位相比較器51
の出力すなわち位相比較部5の出力は抵抗42を
介してオペアンプ41に与えられる。このオペア
ンプ41の出力は局部発振回路3およびチユーナ
部2にチユーニング電圧として与えられると共
に、コンデンサ45、抵抗44、抵抗43を介し
てオペアンプ41の入力側にフイードバツクされ
る。すなわち、抵抗42,43,44とコンデン
サ45とオペアンプ41とでループフイルタ部4
を形成している。また、このループフイルタ部4
には抵抗43と並列にアナログスイツチ46が設
けられる。このアナログスイツチ46のオン、オ
フはコントロール部7からの制御信号によつて制
御される。このアナログスイツチ46のオン、オ
フでループフイルタ部4の通過帯域特性を切換
え、局部発振回路3、位相比較器5およびループ
フイルタ部4で形成されるPLLループの引込時
間を切換えている。
一方、選局指令回路8は操作者によつて選局す
べき局や自動選局などを指令するためのもので、
指令された局に相当するデータや自動選局のため
のデータをコントロール部7に与える。このコン
トロール部7は、図示しないが、たとえばマイク
ロコンピユータ等を含んで構成される。また、表
示部9はコントロール部7から表示データが与え
られ、その表示データに相当する周波数を表示す
る。
動作において、通常の選局動作の説明はこの考
案には特に必要がなく、また周知であるのでその
説明を省略し、ここでは自動選局動作についての
み説明する。
操作者によつて選局指令回路8の自動選局ボタ
ン(図示せず)が押されると、選局指令回路8は
その指令をコントロール部7に与える。コントロ
ール部7はこの指令によつて自動選局動作を開始
するのであるが、まずミユーテイング信号をミユ
ーテイング回路11に与え、音声を中断する。こ
れは自動選局中ノイズを消すためである。次に、
ループフイルタ部4のアナログスイツチ46をオ
フにする信号を与える。このアナログスイツチ4
6がオフされると、オペアンプ41のフイードバ
ツクループの抵抗成分が大きくなり、結果として
ループフイルタ部4の高域通過特性が良くなる。
そのため、PLLループの引込時間が早くなる。
次に、コントロール部7はプログラマブルデイ
バイダ52に与える分周比データを変更する。そ
して、PLLループが安定する時間を見越した一
定時間経過後、受信状態判定手段10の出力がロ
ーレベルかハイレベルかすなわちチユーナ部2が
放送電波を受信しているか否かを判断する。も
し、その出力がローレベルすなわちチユーナ部2
が放送電波を受信していなければ、コントロール
部7はプログラマブルデイバイダ52への分周比
データを変更し、チユーナ部2の同調周波数を変
更させる。この分周比データの変更動作はチユー
ナ部2が放送電波を受信するまで行なわれる。た
とえば、米国のFMバンドではその周波数割当て
が200kHz毎と決められている。したがつて、こ
の受信機を米国のFMバンドで使用する場合は、
チユーナ部2の同調周波数が200kHzずつ変更さ
れるようにコントロール部7はその分周比データ
出力を変更していく。これらの分周比データは予
めコントロール部7のROM(図示せず)などに
記憶されてあり、コントロール部7はその記憶デ
ータを順次読出してプログラマブルデイバイダ5
2に与える。
チユーナ部2が放送電波を受信すると、受信状
態判定回路10の出力はハイレベルとなる。コン
トロール部7はそのハイレベルの信号を検知する
と自動選局すなわち分周比データの変更を停止す
る。自動選局が停止するとコントロール部7はチ
ユーナ部2が同調している局に相当する周波数デ
ータを表示部9に導出し、表示部9はこれを表示
する。また、コントロール部7はループフイルタ
部4のアナログスイツチ46をオンさせPLLル
ープの引込速度を通常の速度に戻す。次に、ミユ
ーテイング回路11によるミユーテイングを解除
させてスピーカ13から音声を発生させる。
なお、この実施例では自動選局の動作中は表示
部9の表示を変更させないようにしている。した
がつて、表示変更のための処理に要する時間ロス
が省け自動選局に要する時間をさらに短くするこ
とができる。
上述の実施例においてPLLシンセサイザのリ
フアレンス周波数をたとえば25KHzに選びFMバ
ンドで用いた場合、PLLループの引込時間を
5msec以内にすることが可能である。たとえば米
国FMバンドで送信局が90.1MHz,95.1MHz,
105.5MHzにあつた場合を考える。現在90.1MHz
で受信中であつたとすると、90.1MHzの送信局か
ら95.1MHzの送信局までは25局目であるからこの
間の選局所用時間は125msec以内とすることが可
能である。また同様に95.1MHzの送信局から
105.5MHzの送信局までは52局目、また105.5MHz
の送信局からFMバンドの上限局および下限局を
経て90.1MHzの送信局までは23局目である。した
がつて、それぞれの所要時間は210msec以内およ
び115msec以内である。すなわち、現在90.1MHz
を受信中でこの状態から自動選局ボタンを押すと
約125msecミユーテイングがかかつて表示が
90.1MHzから95.1MHzに変わり、受信周波数が
95.1MHzに切換わる。同様に次にこのボタンを押
すと約210msecミユーテイングがかかつて表示が
95.1MHzから105.5MHzに変わり、受信周波数が
105.5MHzにきりかわる。ところで、この100〜
200msec程度のミユーテイング時間は決して長く
はなく、むしろ放送内容が変わるのであるから、
このぐらいの音声中断があつた方が良く、通常メ
モリ選局などで特別につけるミユーテイング時間
にほぼ匹敵している。
なお、上述の実施例において、スイツチ46の
オンオフを制御するための信号は、自動選局中に
ミユーテイング回路11にミユーテイングをさせ
るためのミユーテイング信号と共用させてもよ
い。
以上のように、この考案によれば、チユーナが
放送電波を受信しているか否かでその位相同期ル
ープのループ時定数を切換え、またチユーナが放
送電波を受信するまでは同調周波数の表示のため
の処理をしないようにしたので、従来の自動選局
付受信機に比べて自動選局に要する時間を著しく
短縮できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示す概略ブロツク
図である。 図面において、2はチユーナ部、3は局部発振
回路、4はループフイルタ部、5は位相比較器、
7はコントロール部、8は選局指令回路、9は表
示部、10は受信状態判定回路を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 位相同期ループを有するチユーナ、前記チユ
    ーナの同期周波数を表示するデイジタル表示手
    段、自動選局指令に基づいて前記チユーナの同
    調周波数を放送チヤンネル順次に変化させ、前
    記チユーナが放送電波を受信したとき前記同調
    周波数の変化を停止させる自動選局手段、前記
    チユーナが放送電波を受信しているか否かを判
    断する受信状態判定手段、前記位相同期ループ
    に設けられ、このループ時定数を切り換えるル
    ープ時定数切換手段、およびマイクロコンピユ
    ータによつて構成され、前記受信状態判定手段
    による判断結果にもとづいて、前記チユーナが
    放送電波を受信していない場合には、前記位相
    同期ループの引込み時間を前記チユーナが放送
    電波を受信している場合に比較して早くするよ
    うに前記ループ時定数切換手段を制御すると共
    に、同調周波数の変化中は前記デイジタル表示
    手段による表示の変化を停止させるコントロー
    ル部を備えたことを特徴とする受信機。 (2) 前記位相同期ループはローパスフイルタを含
    み、前記ループ時定数切換手段は前記ローパス
    フイルタのフイルタ定数を切り換えることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    受信機。
JP1980110904U 1980-08-04 1980-08-04 Expired JPS635295Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980110904U JPS635295Y2 (ja) 1980-08-04 1980-08-04

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JP1980110904U JPS635295Y2 (ja) 1980-08-04 1980-08-04

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Publication Number Publication Date
JPS5736040U JPS5736040U (ja) 1982-02-25
JPS635295Y2 true JPS635295Y2 (ja) 1988-02-13

Family

ID=29472030

Family Applications (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140033453A (ko) * 2011-05-23 2014-03-18 인덕터썸코포레이션 라이닝 마모 검출 시스템을 갖춘 전기 유도로

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JPH0620446Y2 (ja) * 1990-06-01 1994-06-01 永大産業株式会社 引き出し

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JPS5314A (en) * 1976-06-24 1978-01-05 Sony Corp Heterodyne receiver

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JPS5736040U (ja) 1982-02-25

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