JP2560732Y2 - ラジオ受信機 - Google Patents
ラジオ受信機Info
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- JP2560732Y2 JP2560732Y2 JP375392U JP375392U JP2560732Y2 JP 2560732 Y2 JP2560732 Y2 JP 2560732Y2 JP 375392 U JP375392 U JP 375392U JP 375392 U JP375392 U JP 375392U JP 2560732 Y2 JP2560732 Y2 JP 2560732Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intermediate frequency
- terminal
- circuit
- input terminal
- signal output
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- Structure Of Receivers (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、中間周波数信号をカウ
ントして自動選局するラジオ受信機に関するものであ
る。
ントして自動選局するラジオ受信機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、中間周波数信号をカウントし
て自動選局するラジオ受信機が知られている。この種の
ラジオ受信機に採用されている中間周波数増幅用ICと
しては、中間周波数カウント用信号出力端子と中間周波
数リクエスト信号入力端子とが別々に設けられているも
のが知られている。又、端子数を減らす為に中間周波数
カウント用信号出力端子と中間周波数リクエスト信号入
力端子とが兼用されているものも知られている。しかし
いずれの場合も、音声のミュ−ティング動作を行うミュ
−ティング回路は、中間周波数増幅用ICとは別に設け
られている。その為、ミュ−ティグ動作をオンオフする
ためのミュ−ティング制御信号入力端子は、前記中間周
波数カウント用信号出力端子や中間周波数リクエスト信
号入力端子とは別に設けなければならなかった。
て自動選局するラジオ受信機が知られている。この種の
ラジオ受信機に採用されている中間周波数増幅用ICと
しては、中間周波数カウント用信号出力端子と中間周波
数リクエスト信号入力端子とが別々に設けられているも
のが知られている。又、端子数を減らす為に中間周波数
カウント用信号出力端子と中間周波数リクエスト信号入
力端子とが兼用されているものも知られている。しかし
いずれの場合も、音声のミュ−ティング動作を行うミュ
−ティング回路は、中間周波数増幅用ICとは別に設け
られている。その為、ミュ−ティグ動作をオンオフする
ためのミュ−ティング制御信号入力端子は、前記中間周
波数カウント用信号出力端子や中間周波数リクエスト信
号入力端子とは別に設けなければならなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】最近のラジオ受信機
は、非常に小型化し、プリント基板完成品も小さく且つ
薄くする必要がある。ところが従来のようなラジオ受信
機では、このような小型で且つ薄型サイズの対応が出来
ないという問題があった。
は、非常に小型化し、プリント基板完成品も小さく且つ
薄くする必要がある。ところが従来のようなラジオ受信
機では、このような小型で且つ薄型サイズの対応が出来
ないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、係る点に鑑
み、ミュ−ティング回路を内蔵し該ミュ−ティング回路
のミュ−ティング動作オンオフ制御信号入力端子と中間
周波数カウント用信号出力端子と中間周波数リクエスト
信号入力端子を兼用する兼用端子を有する中間周波数増
幅部と、中間周波数カウント用信号入力端子と中間周波
数リクエスト信号出力端子を有する制御回路部とを備
え、選局動作時前記制御回路部の中間周波数リクエスト
信号出力端子からのリクエスト信号に基づいて、前記中
間周波数増幅部の兼用端子からの中間周波数カウント用
信号が、前記制御回路部の中間周波数カウント用信号入
力端子に入力される様にしたラジオ受信機であって、前
記中間周波数増幅部の兼用端子と電源回路間に、前記制
御回路部の中間周波数リクエスト信号出力端子からの信
号によって制御されるスイッチング回路を設け、該スイ
ッチング回路を介して前記中間周波数増幅部の兼用端子
に制御電圧を加えることにより、前記中間周波数増幅部
の兼用端子からの中間周波数カウント用信号の出力動作
のオン、オフ切り換え、及びミュ−ティング動作のオ
ン、オフ切り換えを行う様に構成されていることを特徴
とするものである。
み、ミュ−ティング回路を内蔵し該ミュ−ティング回路
のミュ−ティング動作オンオフ制御信号入力端子と中間
周波数カウント用信号出力端子と中間周波数リクエスト
信号入力端子を兼用する兼用端子を有する中間周波数増
幅部と、中間周波数カウント用信号入力端子と中間周波
数リクエスト信号出力端子を有する制御回路部とを備
え、選局動作時前記制御回路部の中間周波数リクエスト
信号出力端子からのリクエスト信号に基づいて、前記中
間周波数増幅部の兼用端子からの中間周波数カウント用
信号が、前記制御回路部の中間周波数カウント用信号入
力端子に入力される様にしたラジオ受信機であって、前
記中間周波数増幅部の兼用端子と電源回路間に、前記制
御回路部の中間周波数リクエスト信号出力端子からの信
号によって制御されるスイッチング回路を設け、該スイ
ッチング回路を介して前記中間周波数増幅部の兼用端子
に制御電圧を加えることにより、前記中間周波数増幅部
の兼用端子からの中間周波数カウント用信号の出力動作
のオン、オフ切り換え、及びミュ−ティング動作のオ
ン、オフ切り換えを行う様に構成されていることを特徴
とするものである。
【0005】
【作用】本考案によれば、中間周波数増幅部にミュ−テ
ィング回路を内蔵し、ミュ−ティング動作オンオフ制御
信号入力端子と中間周波数カウント用信号出力端子と中
間周波数リクエスト信号入力端子とを1つの端子で兼用
する様にしたので、回路の端子数が少なくて済み、又周
辺回路も少なくなる。
ィング回路を内蔵し、ミュ−ティング動作オンオフ制御
信号入力端子と中間周波数カウント用信号出力端子と中
間周波数リクエスト信号入力端子とを1つの端子で兼用
する様にしたので、回路の端子数が少なくて済み、又周
辺回路も少なくなる。
【0006】
【実施例】本考案に係るラジオ受信機例えばFM−AM
2バンドのPLLシンセサイザ受信機に用いた本考案の
1実施例を図1〜図2に従い説明する。
2バンドのPLLシンセサイザ受信機に用いた本考案の
1実施例を図1〜図2に従い説明する。
【0007】図1は本考案の一実施例を示す回路ブロッ
ク図である。
ク図である。
【0008】図1に於て、1はFMバンド用のアンテ
ナ、2はFMバンドのフロントエンド部で、内部に高周
波増幅回路及びミキサ回路を備えている。3はAMバン
ド用のアンテナ、4はFM、AMの各バンドで共用され
る局部発信回路でPLL回路にて構成されている。PL
L回路は周知の通り、基準発振器5、位相比較器6、可
変分周器7を内蔵している。8はロ−パスフィルタ、
9、10はそれぞれFMバンド用のVCO、AMバンド
用のVCOである。
ナ、2はFMバンドのフロントエンド部で、内部に高周
波増幅回路及びミキサ回路を備えている。3はAMバン
ド用のアンテナ、4はFM、AMの各バンドで共用され
る局部発信回路でPLL回路にて構成されている。PL
L回路は周知の通り、基準発振器5、位相比較器6、可
変分周器7を内蔵している。8はロ−パスフィルタ、
9、10はそれぞれFMバンド用のVCO、AMバンド
用のVCOである。
【0009】11は中間周波数増幅部を含む集積回路
で、具体的には、FMバンド用及びAMバンド用の各中
間周波数増幅回路12、13を内蔵すると共に、AMバ
ンド用の高周波増幅回路14、ミキサ−回路15、検波
回路16、FMバンド用の検波回路17、FMステレオ
復調回路18、及びバッファアンプ19を含む集積回路
(IC)である。この集積回路11内には、AMバンド
及びFMバンドの各検波出力信号をミュ−ティングする
ミュ−ティング回路20が内蔵されている。21はミュ
−ティング動作オンオフ制御信号入力端子と中間周波数
カウント用信号出力端子と中間周波数リクエスト信号入
力端子とを兼用する兼用端子である。22はFM中間周
波数信号入力端子、23はAM高周波信号入力端子、2
4はAMバンドの局部発振信号入力端子、25はバンド
切り換え用制御信号入力端子、26、27は左右(L、
R)の音声周波数信号出力端子である。
で、具体的には、FMバンド用及びAMバンド用の各中
間周波数増幅回路12、13を内蔵すると共に、AMバ
ンド用の高周波増幅回路14、ミキサ−回路15、検波
回路16、FMバンド用の検波回路17、FMステレオ
復調回路18、及びバッファアンプ19を含む集積回路
(IC)である。この集積回路11内には、AMバンド
及びFMバンドの各検波出力信号をミュ−ティングする
ミュ−ティング回路20が内蔵されている。21はミュ
−ティング動作オンオフ制御信号入力端子と中間周波数
カウント用信号出力端子と中間周波数リクエスト信号入
力端子とを兼用する兼用端子である。22はFM中間周
波数信号入力端子、23はAM高周波信号入力端子、2
4はAMバンドの局部発振信号入力端子、25はバンド
切り換え用制御信号入力端子、26、27は左右(L、
R)の音声周波数信号出力端子である。
【0010】28は制御回路部を構成するPLLシンセ
サイザ受信機制御用のマイクロコンピュ−タ、29はF
Mバンドの中間周波数カウント用信号入力端子、30は
AMバンドの中間周波数カウント用信号入力端子、3
1、32はそれぞれFM用及びAM用のバンド切り換え
用制御信号出力端子、33はミュ−ティング動作制御用
信号出力端子、34は中間周波数リクエスト信号出力端
子、35はPLL回路4への制御信号出力端子、36は
表示部37への表示信号出力端子、38はキ−マトリッ
クスにて構成された操作部39からの信号入力端子、4
0は電源入力端子である。
サイザ受信機制御用のマイクロコンピュ−タ、29はF
Mバンドの中間周波数カウント用信号入力端子、30は
AMバンドの中間周波数カウント用信号入力端子、3
1、32はそれぞれFM用及びAM用のバンド切り換え
用制御信号出力端子、33はミュ−ティング動作制御用
信号出力端子、34は中間周波数リクエスト信号出力端
子、35はPLL回路4への制御信号出力端子、36は
表示部37への表示信号出力端子、38はキ−マトリッ
クスにて構成された操作部39からの信号入力端子、4
0は電源入力端子である。
【0011】41は集積回路11の兼用端子21とマイ
クロコンピュ−タ28の中間周波数カウント用信号入力
端子29、30との間に設けたバッファアンプ、42は
FMバンド切り換え用制御信号出力端子31とFMフロ
ントエンド部2との間に設けた第1のバンド切り換えス
イッチング回路で、FMバンド受信時FMフロントエン
ド部2に電源が供給される。43はAMバンド切り換え
用制御信号出力端子32と集積回路11のバンド切り換
え信号入力端子25との間に設けた第2のバンド切り換
え用スイッチング回路である。44は直流カット用コン
デンサである。
クロコンピュ−タ28の中間周波数カウント用信号入力
端子29、30との間に設けたバッファアンプ、42は
FMバンド切り換え用制御信号出力端子31とFMフロ
ントエンド部2との間に設けた第1のバンド切り換えス
イッチング回路で、FMバンド受信時FMフロントエン
ド部2に電源が供給される。43はAMバンド切り換え
用制御信号出力端子32と集積回路11のバンド切り換
え信号入力端子25との間に設けた第2のバンド切り換
え用スイッチング回路である。44は直流カット用コン
デンサである。
【0012】45は電源回路である定電圧回路46と集
積回路11の兼用端子21との間に接続され、マイクロ
コンピュ−タ28の中間周波数リクエスト用信号出力端
子34及びミュ−ティグ動作制御用信号出力端子33か
らの信号で制御されるスイッチング回路である。このス
イッチング回路45は、ベ−スが抵抗47、48を介し
てマイクロコンピュ−タ28の中間周波数リクエスト用
信号出力端子34、ミュ−ティング動作制御用信号出力
端子33にそれぞれ接続されたPNP型の第1、第2の
スイッチングトランジスタ49、50にて構成されてい
る。51、52は電圧分割用抵抗、53、54は逆流防
止用ダイオ−ドである。
積回路11の兼用端子21との間に接続され、マイクロ
コンピュ−タ28の中間周波数リクエスト用信号出力端
子34及びミュ−ティグ動作制御用信号出力端子33か
らの信号で制御されるスイッチング回路である。このス
イッチング回路45は、ベ−スが抵抗47、48を介し
てマイクロコンピュ−タ28の中間周波数リクエスト用
信号出力端子34、ミュ−ティング動作制御用信号出力
端子33にそれぞれ接続されたPNP型の第1、第2の
スイッチングトランジスタ49、50にて構成されてい
る。51、52は電圧分割用抵抗、53、54は逆流防
止用ダイオ−ドである。
【0013】次に上記の様に構成したラジオ受信機の動
作について説明する。
作について説明する。
【0014】自動選局動作のために、操作部39内の自
動選局用アップ・ダウンキ−を0.5秒以上押すと、ラ
ジオ受信機は自動選局動作モ−ドになる。自動選局動作
モ−ドになると、局部発振周波数を1ステップ毎(日本
のFMバンドの場合は、100KHZ毎)に変化させて
いく。そして1ステップさせた時、放送波を受信したか
どうかをマイクロコンピュ−タ28にて判断する。例え
ば日本のFMバンドであれば、マイクロコンピュ−タ2
8の中間周波数カウント用信号入力端子29に入力され
るFM中間周波数をカウントし、10.7MHZ±20
KHZの範囲であるか否かを判定する。この範囲外であ
れば、放送波が入っていない(非同調)と判断し、マイ
クロコンピュ−タ28の制御信号出力端子35からPL
L回路4の可変分周器7へ分周比(N値)を変化させる
ための制御信号を印加し、上記の自動選局動作を継続す
る。一方、マイクロコンピュ−タ28の中間周波数カウ
ント用信号入力端子29に入力されるFM中間周波数を
カウントした結果、10.7MHZ±20KHZの範囲
内であれば、放送波を受信したと判断し、マイクロコン
ピュ−タ28の制御信号出力端子35からPLL回路4
の可変分周器7へ分周比(N値)の変化を停止させるた
めの制御信号を印加し、上記の自動選局動作を停止す
る。
動選局用アップ・ダウンキ−を0.5秒以上押すと、ラ
ジオ受信機は自動選局動作モ−ドになる。自動選局動作
モ−ドになると、局部発振周波数を1ステップ毎(日本
のFMバンドの場合は、100KHZ毎)に変化させて
いく。そして1ステップさせた時、放送波を受信したか
どうかをマイクロコンピュ−タ28にて判断する。例え
ば日本のFMバンドであれば、マイクロコンピュ−タ2
8の中間周波数カウント用信号入力端子29に入力され
るFM中間周波数をカウントし、10.7MHZ±20
KHZの範囲であるか否かを判定する。この範囲外であ
れば、放送波が入っていない(非同調)と判断し、マイ
クロコンピュ−タ28の制御信号出力端子35からPL
L回路4の可変分周器7へ分周比(N値)を変化させる
ための制御信号を印加し、上記の自動選局動作を継続す
る。一方、マイクロコンピュ−タ28の中間周波数カウ
ント用信号入力端子29に入力されるFM中間周波数を
カウントした結果、10.7MHZ±20KHZの範囲
内であれば、放送波を受信したと判断し、マイクロコン
ピュ−タ28の制御信号出力端子35からPLL回路4
の可変分周器7へ分周比(N値)の変化を停止させるた
めの制御信号を印加し、上記の自動選局動作を停止す
る。
【0015】上記の動作が行われている間、マイクロコ
ンピュ−タ28の信号入力端子38に加わる信号[図2
(イ)]、マイクロコンピュ−タ28の中間周波数リク
エスト信号出力端子34に現れる信号[図2(ロ)]及
び集積回路11の兼用端子21に現れる信号[図2
(ハ)]と、ラジジオ受信機の動作との関係について説
明する。
ンピュ−タ28の信号入力端子38に加わる信号[図2
(イ)]、マイクロコンピュ−タ28の中間周波数リク
エスト信号出力端子34に現れる信号[図2(ロ)]及
び集積回路11の兼用端子21に現れる信号[図2
(ハ)]と、ラジジオ受信機の動作との関係について説
明する。
【0016】前記自動選局用アップ・ダウンキ−を0.
5秒以上押して「ハイレベル」の信号55をマイクロコ
ンピュ−タ28の信号入力端子38に加えると(時刻t
1)、マイクロコンピュ−タ28の中間周波数リクエス
ト信号出力端子34から「ロ−レベル」の信号56が出
力され、第1のスイッチングトランジスタ49がオンと
なり、3.5V以上の電圧57が集積回路11の兼用端
子21に加えられる。この時、兼用端子21から中間周
波数カウント用信号58が出力され(出力動作オンとな
り)、バッファアンプ41を介してマイクロコンピュ−
タ28の中間周波数カウント用信号入力端子29に入力
され、中間周波数信号がカウントされ、選局動作が行わ
れる。この時又、集積回路11の兼用端子21に加わっ
ている直流電圧が1.0V以上であるので、集積回路1
1内のミュ−ティング回路20が動作して、音声信号が
ミュ−ティングされる。
5秒以上押して「ハイレベル」の信号55をマイクロコ
ンピュ−タ28の信号入力端子38に加えると(時刻t
1)、マイクロコンピュ−タ28の中間周波数リクエス
ト信号出力端子34から「ロ−レベル」の信号56が出
力され、第1のスイッチングトランジスタ49がオンと
なり、3.5V以上の電圧57が集積回路11の兼用端
子21に加えられる。この時、兼用端子21から中間周
波数カウント用信号58が出力され(出力動作オンとな
り)、バッファアンプ41を介してマイクロコンピュ−
タ28の中間周波数カウント用信号入力端子29に入力
され、中間周波数信号がカウントされ、選局動作が行わ
れる。この時又、集積回路11の兼用端子21に加わっ
ている直流電圧が1.0V以上であるので、集積回路1
1内のミュ−ティング回路20が動作して、音声信号が
ミュ−ティングされる。
【0017】選局が進み、放送波を受信すると(時刻t
2)、マイクロコンピュ−タ28の中間周波リクエスト
信号出力端子34から「ハイレベル」の信号59が出力
され、第1のスイッチングトランジスタ49はオフとな
る。又、電源オンオフ時やバンド切り換え時等以外は、
マイクロコンピュ−タ28のミュ−ティング動作制御用
信号出力端子33の出力は「ハイレベル」になっている
ので、第2のスイッチングトランジスタ50もオフとな
っている。従って集積回路11の兼用端子21には定電
圧回路46から直流電圧が加わらなくなる。その結果、
集積回路11の兼用端子21から中間周波数カウント用
信号58が出力されなくなり(出力動作オフとなり)、
選局動作が終了する。この時、集積回路11の兼用端子
21に加わる直流電圧が1.0V以下であるので、集積
回路11内のミュ−ティング回路20のミュ−ティング
動作がオフとなり、左右(L、R)の音声周波数信号出
力端子26、27から音声周波数信号が出力され、次段
の低周波増幅回路(図示せず)に伝送される。
2)、マイクロコンピュ−タ28の中間周波リクエスト
信号出力端子34から「ハイレベル」の信号59が出力
され、第1のスイッチングトランジスタ49はオフとな
る。又、電源オンオフ時やバンド切り換え時等以外は、
マイクロコンピュ−タ28のミュ−ティング動作制御用
信号出力端子33の出力は「ハイレベル」になっている
ので、第2のスイッチングトランジスタ50もオフとな
っている。従って集積回路11の兼用端子21には定電
圧回路46から直流電圧が加わらなくなる。その結果、
集積回路11の兼用端子21から中間周波数カウント用
信号58が出力されなくなり(出力動作オフとなり)、
選局動作が終了する。この時、集積回路11の兼用端子
21に加わる直流電圧が1.0V以下であるので、集積
回路11内のミュ−ティング回路20のミュ−ティング
動作がオフとなり、左右(L、R)の音声周波数信号出
力端子26、27から音声周波数信号が出力され、次段
の低周波増幅回路(図示せず)に伝送される。
【0018】この様に選局動作が終了すると、所定の放
送波の受信状態になるが、現在受信している放送波か
ら、別の放送波の受信を希望する場合は、再度操作部3
9のアップ・ダウンキ−を0.5秒以上押すことによ
り、自動選局動作が再開する。
送波の受信状態になるが、現在受信している放送波か
ら、別の放送波の受信を希望する場合は、再度操作部3
9のアップ・ダウンキ−を0.5秒以上押すことによ
り、自動選局動作が再開する。
【0019】尚、電源オンオフ時、バンド切り換え時等
には、マイクロコンピュ−タ28のミュ−ティング動作
制御用信号出力端子33から所定時間「ロ−レベル」の
信号が出力され、第2のスイッチングトランジスタ50
がオンとなる。従って、この時集積回路11の兼用端子
21には、1.0〜3.5Vの直流電圧が加わり、集積
回路11内のミュ−ティング回路20が動作して、音声
信号がミュ−ティングされる。
には、マイクロコンピュ−タ28のミュ−ティング動作
制御用信号出力端子33から所定時間「ロ−レベル」の
信号が出力され、第2のスイッチングトランジスタ50
がオンとなる。従って、この時集積回路11の兼用端子
21には、1.0〜3.5Vの直流電圧が加わり、集積
回路11内のミュ−ティング回路20が動作して、音声
信号がミュ−ティングされる。
【0020】尚又、上記の説明では、FMバンドの場合
について説明したが、AMバンドの場合も同様に動作す
ることは、いうまでも無い。
について説明したが、AMバンドの場合も同様に動作す
ることは、いうまでも無い。
【0021】
【考案の効果】本考案によれば、中間周波数増幅部にミ
ュ−ティング回路を内蔵し、ミュ−ティング動作オンオ
フ制御信号入力端子と中間周波数カウント用信号出力端
子と中間周波数リクエスト信号入力端子とを1つの端子
で兼用する様にしたので、回路の端子数が少なくて済
み、又周辺回路も少なくなる。従って、回路構成が簡単
となり、プリント基板完成品を小型で且つ薄型化するこ
とが出来、ラジオ受信機の小型化に対応することが出来
る。
ュ−ティング回路を内蔵し、ミュ−ティング動作オンオ
フ制御信号入力端子と中間周波数カウント用信号出力端
子と中間周波数リクエスト信号入力端子とを1つの端子
で兼用する様にしたので、回路の端子数が少なくて済
み、又周辺回路も少なくなる。従って、回路構成が簡単
となり、プリント基板完成品を小型で且つ薄型化するこ
とが出来、ラジオ受信機の小型化に対応することが出来
る。
【図1】本考案のラジオ受信機の一実施例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本考案のラジオ受信機の動作説明に供する波形
図で、(イ)はマイクロコンピュ−タの信号入力端子に
加わる信号、(ロ)はマイクロコンピュ−タの中間周波
数リクエスト信号出力端子に現れる信号、(ハ)は集積
回路の兼用端子に現れる信号をそれぞれ示す波形図であ
る。
図で、(イ)はマイクロコンピュ−タの信号入力端子に
加わる信号、(ロ)はマイクロコンピュ−タの中間周波
数リクエスト信号出力端子に現れる信号、(ハ)は集積
回路の兼用端子に現れる信号をそれぞれ示す波形図であ
る。
11 中間周波数増幅部を含む集積回路 20 ミュ−ティング回路 21 兼用端子 28 制御回路部(マイクロコンピュ−タ) 34 中間周波数リクエスト信号出力端子 45 スイッチング回路 46 定電圧回路
Claims (1)
- 【請求項1】 ミュ−ティング回路を内蔵し該ミュ−テ
ィング回路のミュ−ティング動作オンオフ制御信号入力
端子と中間周波数カウント用信号出力端子と中間周波数
リクエスト信号入力端子を兼用する兼用端子を有する中
間周波数増幅部と、中間周波数カウント用信号入力端子
と中間周波数リクエスト信号出力端子を有する制御回路
部とを備え、選局動作時前記制御回路部の中間周波数リ
クエスト信号出力端子からのリクエスト信号に基づい
て、前記中間周波数増幅部の兼用端子からの中間周波数
カウント用信号が、前記制御回路部の中間周波数カウン
ト用信号入力端子に入力される様にしたラジオ受信機で
あって、前記中間周波数増幅部の兼用端子と電源回路間
に、前記制御回路部の中間周波数リクエスト信号出力端
子からの信号によって制御されるスイッチング回路を設
け、該スイッチング回路を介して前記中間周波数増幅部
の兼用端子に制御電圧を加えることにより、前記中間周
波数増幅部の兼用端子からの中間周波数カウント用信号
の出力動作のオン、オフ切り換え、及びミュ−ティング
動作のオン、オフ切り換えを行う様に構成されているこ
とを特徴とするラジオ受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP375392U JP2560732Y2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | ラジオ受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP375392U JP2560732Y2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | ラジオ受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0565124U JPH0565124U (ja) | 1993-08-27 |
JP2560732Y2 true JP2560732Y2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=11565954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP375392U Expired - Fee Related JP2560732Y2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | ラジオ受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2560732Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP375392U patent/JP2560732Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0565124U (ja) | 1993-08-27 |
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Date | Code | Title | Description |
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