JPH03263911A - 移動体用ラジオ受信機 - Google Patents

移動体用ラジオ受信機

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JPH03263911A
JPH03263911A JP11938490A JP11938490A JPH03263911A JP H03263911 A JPH03263911 A JP H03263911A JP 11938490 A JP11938490 A JP 11938490A JP 11938490 A JP11938490 A JP 11938490A JP H03263911 A JPH03263911 A JP H03263911A
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JP
Japan
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channel selection
selection device
frequency
receiving
reception
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JP11938490A
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English (en)
Inventor
Kenichi Taura
賢一 田浦
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は、二つの独立した電子同調選局装置を備え、
ラジオ放送を受信する移動体用ラジオ受信機に関するも
のである。
〔従来の技術〕
例えば車両で移動しながらラジオ放送を受信する場合、
通常の車載ラジオ受信機では受信中の放送局のサービス
エリアを外れると、選局をやりなおす必要がある。特に
FM放送を受信する場合は、そのサービスエリアが比較
的に狭いため、しばしば再選局の必要が生じ煩わしいも
のである。
そこで、この再選局の必要をなくし、自動的に同一番組
で受信状態の良い放送局を受信し続ける車載ラジオ受信
機を実現するために、二つの独立した選局装置を備え、
一方を受信用とし、他方を他局サーチ用とする方式が例
えば特開昭58−151111号公報に開示されている
上記開示されたラジオ受信機を、この発明の一実施例に
係る第1図を援用して説明する。第1図において、1は
アンテナ、2は信号分配器、3は第1の選局装置、4は
第1の中間周波増幅器、5は第1の受信電界レベル検出
器、6は第1の復調器、7は低周減増$M器、8はスピ
ーカ、9は第2の選局装置、10は第2の中間周波増幅
器、11は第2の受信電界レベル検出器、12は第2の
復調器、13は音声信号比較器、14はマイクロコンビ
エータ構成の制御装置、15は表示器、16は操作用キ
ースイッチである。
以上のように構成されたラジオ受信機の動作について説
明する。制御装置14はリスナーの操作による操作用キ
ースイッチ16からの入力を受け、第1の選局袋W3に
受信周波数データをセントして放送受信動作を行うと共
に、表示器15に受信周波数表示をする。上記のように
して放送受信動作にはいると、制御装置14は、第2の
選局装置9を順次放送帯域の端から端までのチャンネル
に同調させ、第1の選局装置3により受信中の局(以下
、受信局と称す、)よりも電界レベルの高い局(以下、
サーチ局と称す。)を探す、これは制御装置14が第1
の受信電界レベル検出器5により検出した受信電界強度
レベルと第2の受信電界レベル検出器11により検出し
た受信電界強度レベルとの大小を比較して行う。もし電
界レベルがより高い局が見つかると音声信号比較器13
により、その局の番組が受信局と同一であるか否かの判
定を行い、同一であれば、これを新たな受信局として第
1の選局袋W3による受信を行う、この時、表示の受信
周波数を更新すると共に、再び第2の選局装置9による
他局サーチ動作を続ける。
こうして、このラジオ受信機では、常にその時受信中の
局よりも電界レベルが高い同一番組の局を探し切り替え
て行くため、リスナーは受信中の放送局サービスエリア
を外れるたびに再選局をしなければならないという煩わ
しさから解放されることになる。
ところで最近のラジオ受信機は殆どすべて性能。
価格上有利なスーパヘテロダイン方式を採用している。
これは、この方式によれば放送周波数の信号を一旦、固
定の中間周波数の信号に変換して増幅するため、多少増
幅度が大きくとも信号レベルの最も高くなる中間周波数
の信号が受信機入力へ帰還して妨害を発生することがな
いため必要な増幅度が得易いこと、また近接する放送波
信号を減衰させるためのフィルタを周波数固定の中間周
波で作成することができるため十分に急峻な特性を容易
に得られることによるものである。
更に、FMラジオ受信機について言えば、この中間周波
数は、はぼすべて10.7 MHzが使用されており、
他の周波数が使用されることは皆無である。これは、こ
の周波数が他の通信機器、電波利用機器からの妨害を受
けにくいと共に、FM変調された音声信号の復調のため
必要な帯域幅のフィルタを得るのに適しているためであ
るが、更には選局装置、フィルタ共に中間周波数10.
7 MHzを前提に技術蓄積が行われ製品供給がなされ
るため実際上、他の周波数を使うことが困難になってい
るとも言える。
従って、前記の二つの選局装置を備えるラジオ受信機に
おいても各々の選局装置は中間周波数を10、7 MH
z とするスーパヘテロダイン方式のものとすることが
有利である。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の移動体用ラジオ受信機は以上のようなので、FM
放送の周波数帯域幅が10.7 Ml(zより広いため
、一方の選局装置の局部発振器の周波数(以下、局発周
波数と称す。)が他方の選局装置の同調周波数と一致し
その受信動作の妨害になるなどの課題があった。
これは日本の場合について言えば、FM放送波帯が76
〜90MHzと14MHzの幅を持つことから、一方の
選局装置で76〜79.3 MHzの間のある周波数f
1を受信する場合、他方の選局装置が86.7〜90M
Hzの間のこれに対応する周波数f。
= f m+10.7 MHzを選局する場合に発生す
る(ここでは局発周波数を受信周波数の下側と仮定して
いるが、局発周波数が上側であっても、妨害を受ける周
波数帯が86.7〜90Hzの間のfl′となり妨害発
生側の同調周波数がfs’=f*’  10.7M)I
z となるだけである。)。
また逆に受信動作をしている選局装置の局発勢力の漏れ
を他方の受信装置で受信してしまうという課題もある。
これらの課題は、局部発振器の出力レベルがアンテナ入
力信号のレベルに比べ格段に大きいことおよび、特にF
Mラジオ受信機においては局発周波数が高いために、回
路部品あるいは配線間の僅かな浮遊容量によって、この
局発勢力が他方の選局装置の入力に現れてしまうため解
決が困難であった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされた
もので、一方の選局装置による受信動作に対して、他方
の選局装置による局部発振器から発生する妨害をなくす
ことで、スーパヘテロダイン方式の選局装置を使用可能
として、経済的に有利に実現することのできる移動体用
ラジオ受信機を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の移動体用ラジオ受信機は、ラジオ受信機にお
いて、判別・制御手段により第2の選局装置の局部発振
器の周波数が第1の選局装置の受信周波数範囲内に入る
条件を排除して第2の選局装置による選局走査を制御す
るようにしたものである。
又、信号分配器と第2の選局装置の間にスイッチ段を設
は判別・制御手段によるこのスイッチ手段のオン・オフ
制御を第2の選局装置による他局サーチ動作と関連づけ
たものである。
この発明のその他の移動体用ラジオ受信機は、ラジオ受
信機において、第1の選局装置の局部発振器の周波数が
第2の選局装置の受信周波数範囲内に入る場合には、判
別・制御手段により、第2の選局装置を有する第2の受
信系から検出したその入力レベルが予め定められた所定
レベル以下の場合に第2の選局装置に他局サーチ動作を
継続させる。
〔作 用〕
この発明における判別・制御手段は、第1の選局装置が
受信動作を行っている場合、第2の選局装置による他局
サーチ動作により、その局部発振器の周波数が第1の選
局装置による受信周波数範囲内に有る場合には、第2の
選局装置によるその周波数へのサーチ動作をスキップさ
せることにより受信動作に対する妨害を無くす。
また、判別・制御手段によりスイッチ手段を第2の選局
装置の飛び越し走査期間のみオフすることで、第2の選
局装置の局発周波数が第1の選局装置による受信周波数
帯域をよぎって変化することによる短時間の妨害をも無
くするものである。
また、受信動作を行っている第1の選局装置の局部発振
器の周波数が他局サーチ動作を行っている第2の選局装
置の受信周波数範囲内に入る場合は、予め定められた所
定レベル以下の入力については受信側局発勢力を受信し
たものであり放送波受信による入力でないと判定してサ
ーチ動作を継続することで実質的に受信側局発勢力の影
響をなく す。
〔実施例〕
以下、この発明の各実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例に係る移動体用ラジオ受信機の
構成を示し、第1図において、工はラジオ放送電波を受
信するアンテナ、2はアンテナ1に接続された信号分配
器、3は信号分配器2に接続され選局を行うスーパヘテ
ロゲイン方式の第1の選局装置、4は第1の選局装置3
に接続され中間周波信号を増幅する第1の中間周波増幅
器、5は第1の中間周波増幅器4に接続されて受信電波
の電界強度レベルを検出する第1の受信電界レベル検出
器、6は第1の中間周波増幅器4に接続され音声信号を
復調する第1の復調器、7は第1の復調器6に接続され
低周波数の音声信号を増幅する低周波増幅器、8は低周
波増幅器7に接続されて電気−音響変換を行う音声変換
手段としてのスピーカである。9は信号分配器2に接続
されてサーチ選局を行うスーパヘテロダイン方式の第2
の選局装置、10は第2の選局装置9に接続された第2
の中間周波増幅器、11は第2の中間周波増幅器10に
接続された第2の受信電界レベル検出器、12は第2の
中間周波増幅器10に接続された第2の復調器である。
13は第1.第2の復調器6,12に接続されそれらの
出力である両音声信号を比較する音声信号比較器、14
はマイクロコンピュータ構成の制御装置であり、入力ボ
ートが第1.第2の受信電界レベル検出器5゜11、音
声信号比較器13、外部操作により選局を指定するため
の操作用キースイッチ16に接続され、出力ボートが第
1.第2の選局装置3,9、表示器15に接続されてい
る。この制御装置14は、第2図に示すフローチャート
を制御プログラムにして格納しており、そのフローチャ
ートに従って動作する。
20は第1の選局装置3、第1の中間周波増幅器4、第
1の復調器6で構成される第1の受信系、21は第2の
選局装置9、第2の中間周波増幅器10、第2の復調器
12で構成される第2の受信系である。また、第1.第
2の受信電界レベル検出器5,11、音声信号比較器1
3および制御装置14とで判別・制御手段が構成されて
いる。
次にかかる構成の移動体用ラジオ受信機の一般的な動作
について説明する。アンテナIに誘起された放送波信号
は信号分配器2で2分配され第1第2の受信系20.2
1に与えられる。第1.第2の選局装置3.9は制御装
置14の制御により各受信周波数を指定されて選局する
。第1.第2の中間周波増幅器4.10は第1.第2の
選局装置3.9により各々選局された周波数の放送波の
中間周波信号を各々増幅する。
第1の中間周波増幅器4から出力された中間周波信号は
、第1の復調器6により音声信号に復調され、低周波増
幅器7にて増幅された後に、選局された番組内容をスピ
ーカ8により音声にて再生出力される。
また、第2の中間周波増幅器10から出力された中間周
波信号は第2の復調器12により音声信号に復調される
第1.第2の受信電界レベル検出器5.11は第1.第
2の中間周波増幅器4.10からの各信号により各々第
1.第2の受信系20.21で受信中の各放送局の受信
レベルを検出し、これに対応する信号を制御装置14に
与える。また、音声信号比較器13は第1.第2の受信
系20.21からの音声信号が同一内容であるか否かの
判定を行って、その判定結果の信号を制御装置14に出
力する。
次に第2図のフローチャートによりこの制御装置14の
プログラム動作について説明する。
操作用キースイッチI6からの操作受付と、これに基づ
く受信側選局装置の受信周波数の設定、表示器15の表
示内容更新に関するプログラム動作については周知であ
る。
このため第2図には第2の選局袋W9による他局サーチ
動作および同一番組で受信状態のより良い局への受信局
切替動作に関するフローチャートのみを示す。
ここで第2図のフローチャートの他局サーチ・受信局切
替動作は、その他のラジオ受信機制御動作と交互に、あ
るいはラジオ受信機制御動作の合間に定期的に実行され
るよう全体のプログラムが構成されるものとする。
制御装置14は、この動作に入る(30)と、先ず番組
内容の一致判定動作中であるか否かの判定(ステップ3
1)を行い、この動作中でなければ第2の選局装置9に
よる他局サーチの為の受信周波数fs1を、放送の1チ
ャンネル間隔分Δfだけ増加(ステップ32)させてf
imlを更新する。
次にこの更新した受信周波数f、lが放送帯の上限f 
IMAXより大きいか否かを判定(ステップ33)し、
放送帯の上限f IINAXを超えていれば、受信周波
数f31を放送帯の下限fllNINとする(ステップ
34)。判定(ステップ33)に於て、放送帯の上限f
。axを超えていなければそのまま次ステ・ンブに進む
。次に制御装置14は第2の選局装置9の受信周波数を
fimとした時の局発周波数fsLを計算(ステップ3
5)する、これは、周知のとおり、局発下側変換を仮定
し、中間周波数がflFの場合、fsL=fs++  
flFとなる。
ここで局発周波数f!Lが、第1の選局装置3による受
信局周波数f1mに対してf+m@/2以上の間隔がと
れていないか否かの判定(ステップ36)を行う、即ち
、局発周波数fsLが第1の選局装置3の受信周波数範
囲内にあるか否かの判定を行う。
fa+++上f **w> f sL>fan−上f 
+s+= T f +sw/ 22 でf+*w/2**の間隔がとれていなければステップ
32に戻りサーチ用の受信周波数fslを再び増加させ
局発周波数rstが[111±(f+*tm/2)の範
囲を外れるまでこれを繰り返す。
こうして局発周波数rstがf ma±(f +++i
i/ 2 )の範囲を外れる場合(f SL≧f **
 + (f +++w/ 2 )又はfsL≦f **
  (f **w/2 ))は第2の選局装置9の受信
周波数をrsmにセット(ステップ37)する(実際に
は第2の選局装置f9の局部発振器を構成する周波数シ
ンセサイザに局発周波数fstのデータを与える)。以
上の処理により第2の選局装置9の他局サーチ動作に伴
いその局発周波数が第1の選局装置3による受信周波数
と一致してこれによる受信動作に対する妨害となること
を無くすことができる。
次に制御装置14は、第2の選局装置9、第2の中間周
波増幅器10及び第2の受信電界レベル検出器11の動
作が安定するのに必要な時間待ち(ステップ38)を行
い、待機後、第2の受信電界レベル検出器11からサー
チ局電界レベルデータを得、これを第1の受信電界レベ
ル検出器5から得られる受信局電界レベルデータと比較
してサーチ局電界レベルが受信局電界レベルを上回るか
否かを判定(ステップ39)する。この結果、サーチ局
電界レベルが受信局電界レベル以下であれば処理を終了
(50)する。もしサーチ局電界レベルが受信局電界レ
ベルより高ければ(ステップ39のYES) 、第1の
選局装置3による局発周波数faL(f++t= fa
n  flF、但し、fllmは第1の選局装置3の受
信周波数、flFは中間周波数)を計算(ステップ40
)し、これが、サーチ局受信周波数rs++に対してf
+mw/2以上の間隔がとれていないか否かの判定(ス
テップ41)を行う。
即ち、第1の選局装置3の局発周波数flLがサーチ局
受信周波数範囲fsl±(f+iw/2)内に入るか否
かの判定を行う。上記間隔がとれていない場合(ステッ
プ41のYES)は、更にサーチ局電界レベルE sr
が所定の電界レベルE thより高いか否かの判定(ス
テップ42)をし、高ければ音声信号比較器13を用い
る受信局とサーチ局の番組内容の一致判定動作を起動(
ステップ43)する。
判定(ステップ41)にて局発周波数fRLがサーチ局
受信周波数範囲f、8±(f+gt=/2)外となる場
合にも次ステツプ43を処理する。また番組内容一致判
定に費やす最長時間を番組判定タイマにセント(ステッ
プ44)して以上一連の処理を終了(50)する。判定
(ステップ42)において、サーチ局電界レベルE s
rが所定のレベルEw以下の場合にはそのまま一連の処
理を終了(50)する。
以上の動作により、受信動作を行っている第1の選局装
置3の局発周波数が他局サーチ動作を行っている第2の
選局装置9の受信周波数と一致し、この局発勢力が受信
される場合でも、その受信レベルを判定して予め定めら
れたレベル以下の入力については受信側局発勢力を受信
したものであり放送波受信による入力ではないと判定し
てサーチ動作を継続することで実質的に受信側局発勢力
の影響を無くする。
さて次に、この一連の処理に入った時点(30)で番組
内容の一致判定動作が既に起動されている場合は判定(
ステップ31のYES)を経て、番組内容の一致判定動
作が終わったか否かの判定(ステップ45)を行う。こ
の結果、判定動作が終わっており、番組内容が一致との
判定がでておれば(ステップ46のYES) 、サーチ
局周波数fslを新たな受信局周波数fIllとすると
共に第1の選局袋W3で新たな受信局周波数flllを
受信する(ステップ47)。また、番組一致判定動作を
終了させ(ステップ49)、再び第2の選局装置9によ
る他局サーチ動作を可能にする。判定(ステップ46)
にて番組内容が一致していないと判定した次にもステッ
プ49を処理する。
判定(ステップ45)において、判定動作が終わってい
ない場合は、番組判定タイマを調べ経過時間が最長判定
時間を越えていないかという判定(ステップ48)を行
う。もし経過時間が最長判定時間を越えていなければそ
のまま一連の処理を終了(50)L、判定動作終了時の
動作を続ける。
もし経通時間が最長判定時間を越えていれば、この番組
内容一致判定動作を終了させ(ステップ49)、再び第
2の選局装置9による他局サーチ動作を可能にする。
また、受信動作を行っている第1の選局装置3の局発周
波数が他局サーチ動作を行っている第2の選局装置9の
受信周波数と一致する場合は、予め定められた所定レベ
ル以下の入力については受信側局発勢力を受信したもの
であり、放送波受信による入力ではないと判定してサー
チ動作を継続することで実質的に受信側局発勢力の影響
を無くする。
以上述べたとおり、この実施例によれば、受信中の局の
周波数から中間周波数分例えば10.7M)!z離れた
局の有無、電界レベルを調べることができないという難
点はあるものの、第1と第2の選局装置相互の影響を無
くすことができるため、中間周波数10.7 Ml(z
の選局装置を使用できる。
第3図はこの発明による移動体用ラジオ受信機の他の一
実施例であり、符号1〜16. 20. 21で示され
る要素は第1図に示したものと同−又は相当部分であり
、その説明を省略する。但し、制御語M14は、第4図
に示すフローチャートを制御プログラムにして格納して
おり、信号分配器2と第2の選局装置9との間に接続さ
れたスイッチ手段17のオン・オフをも制御するように
なっている。
以上のように構成された移動体用ラジオ受信機において
制御装置14は、従来のラジオ受信機と同じく、リスナ
ーのキースイッチ16への操作を受け、第1の選局装置
3による放送受信動作を行うと共に、第2の選局装置9
による他局サーチ動作を行い電界レベルのより高い同−
放送内容間への自動切り替えを行う。
また第2の選局装置9による他局サーチ動作において、
その局発周波数が第1の選局装置3による受信周波数帯
域に入る関係となる場合は、第2の選局装置9によるそ
の周波数帯へのサーチ動作を飛び越し走査することで受
信動作への妨害を無くする。同時に、この飛び越し走査
期間のみスイッチ手段17をオフとすることで、第2の
選局袋W9の局発周波数が第1の選局装置3による受信
周波数帯域をよぎって変化することによる短時間の妨害
をも無くする。
以下第4図のフローチャート(但し、第2図のフローチ
ャートと同じステップには同符号を付しである。)によ
りこの制御装置14のプログラム動作について、より具
体的に説明する。この第4図のフローチャートは第2図
のフローチャートにステップ51.同52.同53を新
たに付加したものである。
操作用キースイッチ16からの操作受付と、これに基づ
く受信側選局装置の受信周波数の設定、表示器15の表
示内容更新に関するプログラム動作については周知であ
る。
このため第4図には第2の選局装置9による他局サーチ
動作および同一番組で受信状態のより良い局への受信局
切替動作に関するフローチャートのみを示す。
ここで第4図フローチャートの他局サーチ・受信局切替
動作は、その他のラジオ受信機制御動作と交互に、ある
いはラジオ受信制御動作の合間に定期的に実行されるよ
う全体のプログラムが構成されるものとする。
制御装置14は、この動作に入る(30)と、先ず番組
内容の一致判定動作中であるか否かの判定(ステップ3
1)を行い、この動作中でなければ第2の選局袋W9に
よる他局サーチの為の受信周波数rsmを、放送の1チ
ャンネル間隔分子cMだけ増加(ステップ32)させる
。この増加させた受信周波数fslが放送帯の上限f 
*11m*を超えてい′るか否かの判定(ステップ33
)をする、もし、この結果が放送帯の上限f□□を超え
ておれば(ステップ33のYES)、受信周波数fim
lを放送帯の下限f1.41Nとする(ステップ34)
、上記結果が放送帯の上記f *14a*を超えていな
ければ次ステツプにそのまま進む、つぎに制御装置14
は第2の選局装置9の受信周波数をf、つとした時の局
発周波数rstを計算(ステップ35)する。これは周
知のとおり局発下側変換を仮定し中間周波数flFの場
合、局発周波数fsLはfsL=fs*  f+yとな
る。
ここでこの局発周波数fsLが、第1の選局装置3によ
る受信局周波数fRRに対してf+g−/2以上の間隔
がとれているか否かの判定(ステップ36)を行い、も
しこの間隔がとれていなければ1 (fmm   f+sii < fst< f++++
士、、 f’+++w )スイッチ手段17をオフ(ス
テップ51)とし、走査の飛び越しを行うための処理(
ステップ32)にもどりサーチ受信周波数rsmを再び
増加させる。
局発周波数rstがf□±frmw/2の範囲を外れる
までこれが繰り返されるために飛び越し走査が実行され
ることとなる。
こうして局発周波数f3Lがこの範囲を外れる場合(f
 sL≧f +++++  f llW+ f st≦
fma工f IIN)2 は第2の選局装置9の受信周波数をrsiにセント(ス
テップ37)する(実際には第2の選局装置9の局部発
振器を構成する周波数シンセサイザにrstO局発周波
数データを与える)。
つぎに制御装置14は、第2の選局袋W9の局発周波数
が安定するに必要な時間待ち(ステップ38)を行い、
スイッチ手段17をオン(ステップ52)に制御して第
2の選局装置9によるサーチ局受信を行う。
以上の処理により第2の選局装置9の局発周波数が変化
し安定するまでの期間、スイッチ手段17はオフの状態
となるから、この局発周波数が第1の選局装置3による
受信周波数をよぎって変化することによる受信妨害を無
くすることができる。
つぎに制御装置14は、第2の選局装置9、第2の中間
周波増幅器10および第2の受信電界レベル検出器11
の動作が安定するに必要な時間待ち(ステップ53)を
行い、第2の受信電界レベル検出器11からサーチ局電
界レベル・データを得、これを第1の受信電界レベル検
出器5から得られる受信局電界レベルと比較(ステップ
39)する。
以下のステップ39〜同44やステップ45〜同49迄
の処理は第2図のフローチャートにより説明済みなので
その説明を省略する。
以上のように、上記第1実施例では、単に制御装置のプ
ログラム動作により、第2の選局装置・局発周波数が第
1の選局装置による受信周波数帯域に入る関係となる場
合は、第2の選局装置によるその周波数帯へのサーチ動
作を飛び越し走査することで受信動作に対する妨害を無
くしていた。
これにより、実際上大きな課題が無くなることは事実で
あるが、この飛び越し走査の際、なお受信音声に雑音が
場合によっては発生するという課題が残る。
これは、このような飛び越し走査を行ったとしても局部
発振器の発振周波数は実際には連続的に変化するから短
時間ではあるが、やはりこの妨害となる周波数をよぎる
ためであり、第1の選局装置による受信局電界レベルが
低い場合に顕著に現れる。
この課題は、局部発振器の出力レベルがアンテナ入力信
号レベルに比べ格段に大きいこと、および特にFMラジ
オ受信機においては局発周波数が高いために、回路部品
の僅かな浮遊容量によって、この局発勢力が他方の選局
装置入力に現れてしまう。
通常、第2の選局装置の局部発振器からの妨害は、各選
局装置に電磁シールドを施すなど通常の手段により直接
の電磁結合を十分小さくする場合においては、第2の選
局装置・回路部品の寄生容量および信号分配器の浮遊容
量を通し各選局装置入力端子間の配線を経て導電結合に
より二〇局発成分が第1の選局装置の入力に現れること
が主要因となる。
従ってこの妨害は、上記第2実施例のように各選局装置
3.9入力端子間の配線にスイッチ手段17を挿入し、
洩れてくる局発勢力を遮断することにより効果的に低減
することができる。
なおこれまでの説明では、放送内容の判別は、音声信号
の直接比較によるとしてきたが、これはヨーロッパで実
施されているR D S (Radio DataSy
s tem )のごとく、音声信号に多重伝送される放
送内容に関するデータをそれぞれ受信し比較するもので
あってもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば一方の選局装置の局部
発振器の周波数が受信動作を行っている他方の選局装置
の受信周波数範囲内に入る場合、一方の選局装置による
その周波数へのサーチ動作をスキップさせるか、または
、他方の選局装置の入力が予め定められた所定レベル以
下の入力については他方の選局装置に他局サーチ動作を
継続させるように構成したので、選局装置として安価・
高性能な中間周波数10.7 MHzのスーパヘテロゲ
イン方式選局装置を使用でき、一方の選局装置から他方
の選局装置への干渉妨害をなくすことができ、高性能か
つ経済的に実現できる効果がある。
又、第2の選局装置が飛び越し走査する際に、この飛び
越しを行う期間、第1.第2の選局装置間の配線を遮断
するように構成したので、上記効果に加えて、第2の選
局装置から第1の選局装置への飛び越し時の干渉妨害を
完全に排除できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるラジオ受信機の構成
を示すブロック構成図、第2図はこの発明の一実施例に
よるラジオ受信機の制御装置の動作例を示すフローチャ
ート、第3図はこの発明の他の一実施例によるラジオ受
信機の構成を示すブロック図、第4図はこの発明の他の
一実施例によるラジオ受信機の制御装置の動作例を示す
フローチャートである。 図において、1・・・アンテナ、2・・・信号分配器、
3・・・第1の選局装置、4・・・第1の中間周波増幅
器、5・・・第1の受信電界レベル検出器、8・・・ス
ピーカ、9・・・第2の選局装置、10・・・第2の中
間周波増幅器、11・・・第2の受信電界レベル検出器
、I3・・・音声信号比較器、14・・・制御装置、1
7・・・スイッチ手段、20・・・第1の受信系、21
・・・第2の受信系。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに独立して選局なし得るように第1,第2の
    選局装置を各々有して音声信号を各々出力する第1,第
    2の受信系と、前記第1,第2の受信系からの信号に基
    づいて前記第1,第2の選局装置の受信状態の良い方の
    受信局を判別して該受信局を前記第1の選局装置により
    選局させる判別・制御手段と、前記第1の受信系からの
    音声信号を音声に変換して出力する音声変換手段とを備
    えた移動体用ラジオ受信機において、少なくとも前記第
    2の選局装置をスーパヘテロダイン方式とし、前記判別
    ・制御手段は前記第2の選局装置の局部発振器の周波数
    が前記第1の選局装置の受信周波数範囲内に入る条件を
    排除して前記第2の選局装置による選局走査を制御する
    ことを特徴とする移動体用ラジオ受信機。
  2. (2)第1の選局装置に接続された信号分配器と第2の
    選局装置の間にスイッチ手段を接続して設け、判別・制
    御手段は、前記第2の選局装置の局部発振器の周波数が
    前記第1の選局装置の受信周波数範囲に入る条件が前記
    第2の選局装置の走査範囲に含まれる場合に於て、前記
    第2の選局装置がこの条件を満たす周波数範囲を飛び越
    して走査する際に、この飛び越しを行なう期間に限り前
    記スイッチ手段をオフに制御する請求項1記載の移動体
    用ラジオ受信機。
  3. (3)互いに独立して選局をなし得るように第1,第2
    の選局装置を各々有して音声信号を各々出力する第1,
    第2の受信系と、前記第1,第2の受信系からの信号に
    基づいて前記第1,第2の選局装置の受信状態の良い方
    の受信局を判別して該受信局を前記第1の選局装置によ
    り選局させる判別・制御手段と、前記第1の受信系から
    の音声信号を音声に変換して出力する音声変換手段とを
    備えた移動体用ラジオ受信機において、少なくとも前記
    第1の選局装置をスーパヘテロダイン方式とし、前記判
    別・制御手段は、前記第1の選局装置の局部発振器の周
    波数が他局サーチ動作を行っている前記第2の選局装置
    の受信周波数範囲内に入る場合には、前記第2の受信系
    の入力レベルが予め定められた所定レベル以下の場合に
    前記第2の選局装置に他局サーチ動作を継続させる制御
    を行うことを特徴とする移動体用ラジオ受信機。
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