JP3396350B2 - Ｆｍ多重放送受信機のダイバーシティ装置 - Google Patents
Ｆｍ多重放送受信機のダイバーシティ装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＦＭ多重放送受信機のダ
イバーシティ装置に係わり、特にＦＭ多重放送受信と併
せてＡＭ放送も受信可能な、２バンド型の受信機に適し
たダイバーシティ装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】ダイバーシティ装置は、指向性の異な
る２本の受信アンテナと、中間周波増幅／ＦＭ検波器
のＳメータの出力あるいは中間周波増幅／ＦＭ検波器の
出力からマルチパスノイズ成分を検出するマルチパスノ
イズ検出回路と、アンテナ切替を指示するダイバーシ
ティ制御部と、アンテナ切替を行うアンテナ切替回路
とを備え、マルチパスノイズレベルに基づいて受信アン
テナを切替え、マルチパスノイズが小さい良好な受信が
できるようにしたものである。 【０００３】このようなダイバーシティ装置を備えた受
信機の中で、ＦＭ多重放送受信と併せてＡＭ放送も受信
可能な、２バンド型のＦＭ多重放送受信機においては、
（１）ＡＭ放送受信中に同時に文字情報等の情報を得る
べくＦＭ多重放送を受信する場合、ダイバーシティ装置
はＦＭ受信時のみ動作し、ＡＭ受信時には動作させない
構成としたものと、（２）ダイバーシティ装置はＡＭ受
信時にも動作する構成となっているものとがある。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】前記の二つの構成のう
ち、前者のダイバーシティ装置はＦＭ受信時のみ動作
し、ＡＭ受信時には動作させない構成のものにおいて
は、ダイバーシティ装置のために備えるＭＡＩＮとＳＵ
Ｂの２本のアンテナを、ＡＭ受信中はＭＡＩＮ側を使用
するように切替え固定するのが一般的である。しかし、
ＡＭ／ＦＭチューナはＭＡＩＮアンテナを共用するよう
に接続されているため、ＡＭ受信中にＦＭの局部発振周
波数がＡＭの入力部に結合して受信帯域妨害とみなされ
てＡＧＣが作動し受信を所望する受信周波数の入力レベ
ルが低下し感度劣化を引き起こしたり、ＦＭの入力回路
がＡＭの入力回路に並列に接続されるためアンテナとチ
ューナ入力回路との不整合により感度劣化を引き起こす
などの問題がある。ＦＭ受信中にもＡＭ回路が同様の問
題を引き起こすことがある。 【０００５】また、前記の二つの構成のうち、後者のダ
イバーシティ装置はＦＭ受信時のみならず、ＡＭ受信時
にも動作させる構成のものにおいては、アンテナ切り替
え時のノイズがＡＭチューナで復調されるため、不快な
ノイズとして出力されるなどの問題がある。本発明は、
前記したような問題を解決し、ＡＭ／ＦＭ両バンド相互
間の妨害を軽減し、感度劣化も起こすことのないＦＭ多
重放送受信機のダイバーシティ装置を提供することを課
題としている。 【０００６】 【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
れば、指向性が異なる第１及び第２の、二つのアンテナ
と、所定の現象が検出されたとき前記二つのアンテナの
切替えを指示するアンテナ切替え制御部と、前記アンテ
ナ切替え制御部に制御され前記二つのアンテナを切替え
るアンテナ切替器と、ＡＭ放送を受信するＡＭチューナ
とを備え、ＡＭチューナへの入力は前記アンテナ切替器
を経ずに直接前記第１のアンテナに固定し、ＦＭ多重放
送を受信するＦＭチューナへの入力は前記アンテナ切替
器を経て前記二つのアンテナを選択可能に接続し、ＡＭ
放送受信非選択時にＦＭ多重放送を受信する際は、前記
アンテナ切替え制御部は所定の現象の検出に応じて前記
アンテナ切替え器を制御して前記二つのアンテナを切替
えるダイバーシティ動作を行い、一方、ＡＭ放送受信選
択時に併せてＦＭ多重放送を受信する際は、前記アンテ
ナ切替え制御部はアンテナ切替器を前記第２のアンテナ
を選択するように切替えて固定して、ダイバーシティ動
作を停止することを特徴とするＦＭ多重放送受信機のダ
イバーシティ装置とすることによって解決される。 【０００７】 【作用】二つのアンテナの一方、第１のアンテナに固定
的に接続されたＡＭチューナと、アンテナ切替器により
二つのアンテナの選択が可能だがＡＭ受信時には第２の
アンテナを選択して固定されるＦＭチューナとは、ＡＭ
受信時にアンテナを共用しないので相互の干渉等による
悪影響がない。アンテナ切替器を制御するアンテナ切替
制御部は、ＡＭ受信時にはダイバーシティ動作を停止す
るのでアンテナ切替えノイズ等の発生もない。 【０００８】 【実施例】図１は本発明のダイバーシティ装置を備えた
ＦＭ多重放送受信機要部の構成図である。同図におい
て、１、２は互いに指向性の異なる２本のアンテナであ
り、１がメインアンテナ、２がサブアンテナである。３
は前記２本のアンテナを切り替えるアンテナ切替器、４
はＦＭチューナであり、アンテナ切替器３の出力を入力
とする。該ＦＭチューナ４には、アンテナ同調回路や高
周波増幅回路、局部発振器、混合器を有するフロントエ
ンド、中間周波増幅／ＦＭ検波器等を含み、復調された
音声周波数信号を出力する。 【０００９】５はＡＭチューナであり、メインアンテナ
１の出力に入力を固定され、ＦＭチューナ同様、アンテ
ナ同調回路や高周波増幅回路、局部発振器、混合器を有
するフロントエンド、中間周波増幅／ＡＭ検波器等を含
み、復調された音声周波数信号を出力する。 【００１０】６は音声出力切替部であって、前記ＦＭチ
ューナ４、ＡＭチューナ５のそれぞれ出力する音声信号
のいずれかを選択して、後段の電力増幅段等に送り込
む。 【００１１】７は所定の現象が生じた場合にアンテナ切
替器３に対しアンテナ切替指示信号を出力するアンテナ
切替制御部であり、ＦＭチューナ４の中間周波増幅／Ｆ
Ｍ検波器のＳメータレベルが18msec( ＦＭ多重データの
１ブロック期間）中に２〜３Ｖ（30dB程度) 瞬間的に減
少したとき、あるいは、レベル変動発生信号を出力する
レベル変動検出部４ａの出力や、後述の多重データ復調
部の発する所定信号出力などを入力されて前記のアンテ
ナ切替指示信号を出力し、アンテナ切替器３を切り替え
る。 【００１２】８は多重データ復調部であり、ＦＭチュー
ナ４の所定部分より取り出したＦＭ検波信号からＬ−Ｍ
ＳＫ変調信号成分を取り出すフィルタ回路、Ｌ−ＭＳＫ
変調信号に遅延検波を施し、ビットロックの再生とビッ
トデータ列の復調を行うＬ−ＭＳＫ復調回路、ブロック
同期やフレーム同期の検出を行う同期回路、ＣＲＣチェ
ック部と誤り訂正回路とを備える誤り検出訂正部等を含
む。 【００１３】９は選局操作に従った同調制御やＦＭ多重
データに基づいた各種処理を行うプロセッサＣＰＵ，１
０は受信帯域をＦＭあるいはＡＭに切り換えるキーであ
る。なお、多重データ復調部８が復調した多重データを
表示したりするためのディスプレイ等の部分は図示や説
明を省略する。 【００１４】このように構成した本発明のＦＭ多重放送
受信機のダイバーシティ装置において、ＦＭ多重放送を
受信する場合には、キー１０によりＦＭが選択される
と、ＣＰＵ９はＦＭ受信モードとなり、音声出力切替部
６によってＦＭチューナ４の音声出力が選択され、アン
テナ切替制御部７に対しダイバーシティ動作を許可する
ので、アンテナはメインアンテナ１およびサブアンテナ
２とが使用されて前記したような、所定の現象が生じた
とき、ダイバーシティ制御部７はアンテナ切替指示信号
を出力し、アンテナ切替器３を切り替えて、ダイバーシ
ティ動作が行われ、受信状態を最良のものとする。 【００１５】一方、ＡＭ放送を受信する場合に、キー１
０によりＡＭが選択されると、ＣＰＵ９はＡＭ受信モー
ドとなり、音声出力切替部６によってＡＭチューナ４の
音声出力が選択され、アンテナ切替制御部７に対しダイ
バーシティ動作を禁止し、アンテナ切替制御部７はアン
テナをサブアンテナ２に切替え、その状態に固定し、Ａ
Ｍ受信はＡＭチューナ５に固定接続されているメインア
ンテナ１によって行われる。 【００１６】このＡＭ受信中にＦＭ多重放送の文字情報
等を得ようとする場合には、アンテナ切替器３を介して
サブアンテナ２から受信信号が入力されるＦＭチューナ
４が、ＦＭ多重放送を受信し、多重データ復調部８によ
り復調されて図示しないディスプレイ等に情報が表示さ
れる。 【００１７】このようにＡＭ受信中であっても、メイン
アンテナ１をＡＭ用、サブアンテナ２をＦＭ用にと使い
分けているので、ＦＭ多重放送の情報を得ることができ
る。 【００１８】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、ＡＭ受信
時はアンテナはメインアンテナのみをＡＭ用として用
い、ＦＭ多重放送受信回路用のアンテナをサブアンテナ
に固定してダイバーシティ動作を停止させるので、ＡＭ
／ＦＭ相互間の妨害が軽減され、しかも感度劣化が生じ
ることのない、またアンテナ切り換えノイズのないダイ
バーシティ装置を提供することができる。
イバーシティ装置に係わり、特にＦＭ多重放送受信と併
せてＡＭ放送も受信可能な、２バンド型の受信機に適し
たダイバーシティ装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】ダイバーシティ装置は、指向性の異な
る２本の受信アンテナと、中間周波増幅／ＦＭ検波器
のＳメータの出力あるいは中間周波増幅／ＦＭ検波器の
出力からマルチパスノイズ成分を検出するマルチパスノ
イズ検出回路と、アンテナ切替を指示するダイバーシ
ティ制御部と、アンテナ切替を行うアンテナ切替回路
とを備え、マルチパスノイズレベルに基づいて受信アン
テナを切替え、マルチパスノイズが小さい良好な受信が
できるようにしたものである。 【０００３】このようなダイバーシティ装置を備えた受
信機の中で、ＦＭ多重放送受信と併せてＡＭ放送も受信
可能な、２バンド型のＦＭ多重放送受信機においては、
（１）ＡＭ放送受信中に同時に文字情報等の情報を得る
べくＦＭ多重放送を受信する場合、ダイバーシティ装置
はＦＭ受信時のみ動作し、ＡＭ受信時には動作させない
構成としたものと、（２）ダイバーシティ装置はＡＭ受
信時にも動作する構成となっているものとがある。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】前記の二つの構成のう
ち、前者のダイバーシティ装置はＦＭ受信時のみ動作
し、ＡＭ受信時には動作させない構成のものにおいて
は、ダイバーシティ装置のために備えるＭＡＩＮとＳＵ
Ｂの２本のアンテナを、ＡＭ受信中はＭＡＩＮ側を使用
するように切替え固定するのが一般的である。しかし、
ＡＭ／ＦＭチューナはＭＡＩＮアンテナを共用するよう
に接続されているため、ＡＭ受信中にＦＭの局部発振周
波数がＡＭの入力部に結合して受信帯域妨害とみなされ
てＡＧＣが作動し受信を所望する受信周波数の入力レベ
ルが低下し感度劣化を引き起こしたり、ＦＭの入力回路
がＡＭの入力回路に並列に接続されるためアンテナとチ
ューナ入力回路との不整合により感度劣化を引き起こす
などの問題がある。ＦＭ受信中にもＡＭ回路が同様の問
題を引き起こすことがある。 【０００５】また、前記の二つの構成のうち、後者のダ
イバーシティ装置はＦＭ受信時のみならず、ＡＭ受信時
にも動作させる構成のものにおいては、アンテナ切り替
え時のノイズがＡＭチューナで復調されるため、不快な
ノイズとして出力されるなどの問題がある。本発明は、
前記したような問題を解決し、ＡＭ／ＦＭ両バンド相互
間の妨害を軽減し、感度劣化も起こすことのないＦＭ多
重放送受信機のダイバーシティ装置を提供することを課
題としている。 【０００６】 【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
れば、指向性が異なる第１及び第２の、二つのアンテナ
と、所定の現象が検出されたとき前記二つのアンテナの
切替えを指示するアンテナ切替え制御部と、前記アンテ
ナ切替え制御部に制御され前記二つのアンテナを切替え
るアンテナ切替器と、ＡＭ放送を受信するＡＭチューナ
とを備え、ＡＭチューナへの入力は前記アンテナ切替器
を経ずに直接前記第１のアンテナに固定し、ＦＭ多重放
送を受信するＦＭチューナへの入力は前記アンテナ切替
器を経て前記二つのアンテナを選択可能に接続し、ＡＭ
放送受信非選択時にＦＭ多重放送を受信する際は、前記
アンテナ切替え制御部は所定の現象の検出に応じて前記
アンテナ切替え器を制御して前記二つのアンテナを切替
えるダイバーシティ動作を行い、一方、ＡＭ放送受信選
択時に併せてＦＭ多重放送を受信する際は、前記アンテ
ナ切替え制御部はアンテナ切替器を前記第２のアンテナ
を選択するように切替えて固定して、ダイバーシティ動
作を停止することを特徴とするＦＭ多重放送受信機のダ
イバーシティ装置とすることによって解決される。 【０００７】 【作用】二つのアンテナの一方、第１のアンテナに固定
的に接続されたＡＭチューナと、アンテナ切替器により
二つのアンテナの選択が可能だがＡＭ受信時には第２の
アンテナを選択して固定されるＦＭチューナとは、ＡＭ
受信時にアンテナを共用しないので相互の干渉等による
悪影響がない。アンテナ切替器を制御するアンテナ切替
制御部は、ＡＭ受信時にはダイバーシティ動作を停止す
るのでアンテナ切替えノイズ等の発生もない。 【０００８】 【実施例】図１は本発明のダイバーシティ装置を備えた
ＦＭ多重放送受信機要部の構成図である。同図におい
て、１、２は互いに指向性の異なる２本のアンテナであ
り、１がメインアンテナ、２がサブアンテナである。３
は前記２本のアンテナを切り替えるアンテナ切替器、４
はＦＭチューナであり、アンテナ切替器３の出力を入力
とする。該ＦＭチューナ４には、アンテナ同調回路や高
周波増幅回路、局部発振器、混合器を有するフロントエ
ンド、中間周波増幅／ＦＭ検波器等を含み、復調された
音声周波数信号を出力する。 【０００９】５はＡＭチューナであり、メインアンテナ
１の出力に入力を固定され、ＦＭチューナ同様、アンテ
ナ同調回路や高周波増幅回路、局部発振器、混合器を有
するフロントエンド、中間周波増幅／ＡＭ検波器等を含
み、復調された音声周波数信号を出力する。 【００１０】６は音声出力切替部であって、前記ＦＭチ
ューナ４、ＡＭチューナ５のそれぞれ出力する音声信号
のいずれかを選択して、後段の電力増幅段等に送り込
む。 【００１１】７は所定の現象が生じた場合にアンテナ切
替器３に対しアンテナ切替指示信号を出力するアンテナ
切替制御部であり、ＦＭチューナ４の中間周波増幅／Ｆ
Ｍ検波器のＳメータレベルが18msec( ＦＭ多重データの
１ブロック期間）中に２〜３Ｖ（30dB程度) 瞬間的に減
少したとき、あるいは、レベル変動発生信号を出力する
レベル変動検出部４ａの出力や、後述の多重データ復調
部の発する所定信号出力などを入力されて前記のアンテ
ナ切替指示信号を出力し、アンテナ切替器３を切り替え
る。 【００１２】８は多重データ復調部であり、ＦＭチュー
ナ４の所定部分より取り出したＦＭ検波信号からＬ−Ｍ
ＳＫ変調信号成分を取り出すフィルタ回路、Ｌ−ＭＳＫ
変調信号に遅延検波を施し、ビットロックの再生とビッ
トデータ列の復調を行うＬ−ＭＳＫ復調回路、ブロック
同期やフレーム同期の検出を行う同期回路、ＣＲＣチェ
ック部と誤り訂正回路とを備える誤り検出訂正部等を含
む。 【００１３】９は選局操作に従った同調制御やＦＭ多重
データに基づいた各種処理を行うプロセッサＣＰＵ，１
０は受信帯域をＦＭあるいはＡＭに切り換えるキーであ
る。なお、多重データ復調部８が復調した多重データを
表示したりするためのディスプレイ等の部分は図示や説
明を省略する。 【００１４】このように構成した本発明のＦＭ多重放送
受信機のダイバーシティ装置において、ＦＭ多重放送を
受信する場合には、キー１０によりＦＭが選択される
と、ＣＰＵ９はＦＭ受信モードとなり、音声出力切替部
６によってＦＭチューナ４の音声出力が選択され、アン
テナ切替制御部７に対しダイバーシティ動作を許可する
ので、アンテナはメインアンテナ１およびサブアンテナ
２とが使用されて前記したような、所定の現象が生じた
とき、ダイバーシティ制御部７はアンテナ切替指示信号
を出力し、アンテナ切替器３を切り替えて、ダイバーシ
ティ動作が行われ、受信状態を最良のものとする。 【００１５】一方、ＡＭ放送を受信する場合に、キー１
０によりＡＭが選択されると、ＣＰＵ９はＡＭ受信モー
ドとなり、音声出力切替部６によってＡＭチューナ４の
音声出力が選択され、アンテナ切替制御部７に対しダイ
バーシティ動作を禁止し、アンテナ切替制御部７はアン
テナをサブアンテナ２に切替え、その状態に固定し、Ａ
Ｍ受信はＡＭチューナ５に固定接続されているメインア
ンテナ１によって行われる。 【００１６】このＡＭ受信中にＦＭ多重放送の文字情報
等を得ようとする場合には、アンテナ切替器３を介して
サブアンテナ２から受信信号が入力されるＦＭチューナ
４が、ＦＭ多重放送を受信し、多重データ復調部８によ
り復調されて図示しないディスプレイ等に情報が表示さ
れる。 【００１７】このようにＡＭ受信中であっても、メイン
アンテナ１をＡＭ用、サブアンテナ２をＦＭ用にと使い
分けているので、ＦＭ多重放送の情報を得ることができ
る。 【００１８】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、ＡＭ受信
時はアンテナはメインアンテナのみをＡＭ用として用
い、ＦＭ多重放送受信回路用のアンテナをサブアンテナ
に固定してダイバーシティ動作を停止させるので、ＡＭ
／ＦＭ相互間の妨害が軽減され、しかも感度劣化が生じ
ることのない、またアンテナ切り換えノイズのないダイ
バーシティ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のＦＭ多重放送受信機要部の構成図であ
る。 【符号の説明】 １ メインアンテナ（第１のアンテナ） ２ サブアンテナ（第２のアンテナ） ３ アンテナ切替器 ４ ＦＭチューナ ５ ＡＭチューナ ６ 音声信号切替器 ７ アンテナ切替制御部 ８ 多重データ復調部 ９ ＣＰＵ １０ 操作部のキー
る。 【符号の説明】 １ メインアンテナ（第１のアンテナ） ２ サブアンテナ（第２のアンテナ） ３ アンテナ切替器 ４ ＦＭチューナ ５ ＡＭチューナ ６ 音声信号切替器 ７ アンテナ切替制御部 ８ 多重データ復調部 ９ ＣＰＵ １０ 操作部のキー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H04B 7/02 - 7/12
H04L 1/02 - 1/06
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 指向性が異なる第１及び第２の、二つの
アンテナと、所定の現象が検出されたとき前記二つのア
ンテナの切替えを指示するアンテナ切替え制御部と、前
記アンテナ切替え制御部に制御され前記二つのアンテナ
を切替えるアンテナ切替器と、ＡＭ放送を受信するＡＭ
チューナとを備え、ＡＭチューナへの入力は前記アンテ
ナ切替器を経ずに直接前記第１のアンテナに固定し、Ｆ
Ｍ多重放送を受信するＦＭチューナへの入力は前記アン
テナ切替器を経て前記二つのアンテナを選択可能に接続
し、ＡＭ放送受信非選択時にＦＭ多重放送を受信する際
は、前記アンテナ切替え制御部は所定の現象の検出に応
じて前記アンテナ切替え器を制御して前記二つのアンテ
ナを切替えるダイバーシティ動作を行い、一方、ＡＭ放
送受信選択時に併せてＦＭ多重放送を受信する際は、前
記アンテナ切替え制御部はアンテナ切替器を前記第２の
アンテナを選択するように切替えて固定して、ダイバー
シティ動作を停止することを特徴とするＦＭ多重放送受
信機のダイバーシティ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27975195A JP3396350B2 (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | Ｆｍ多重放送受信機のダイバーシティ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27975195A JP3396350B2 (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | Ｆｍ多重放送受信機のダイバーシティ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09102764A JPH09102764A (ja) | 1997-04-15 |
| JP3396350B2 true JP3396350B2 (ja) | 2003-04-14 |
Family
ID=17615406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27975195A Expired - Fee Related JP3396350B2 (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | Ｆｍ多重放送受信機のダイバーシティ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3396350B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1098423A (ja) * | 1996-09-20 | 1998-04-14 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 放送受信システムおよび放送受信システムの制御方法 |
| JP2001144675A (ja) * | 1999-11-16 | 2001-05-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | 無線受信装置 |
| JP4828798B2 (ja) | 2004-01-30 | 2011-11-30 | 株式会社東芝 | 電子機器 |
| JP4417313B2 (ja) | 2005-09-26 | 2010-02-17 | Ｎｅｃエレクトロニクス株式会社 | ダイバーシティ受信回路 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60189148U (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-14 | クラリオン株式会社 | Ｆｍ／ａｍ受信機 |
| JPH062354Y2 (ja) * | 1985-09-30 | 1994-01-19 | いすゞ自動車株式会社 | ダイバ−シテイ受信機 |
| JPS62105537A (ja) * | 1985-11-01 | 1987-05-16 | Fujitsu Ten Ltd | ダイバ−シテイ受信機 |
| JPH06101697B2 (ja) * | 1986-01-08 | 1994-12-12 | 富士通テン株式会社 | ダイバ−シティ受信機の入力回路 |
| JPH04126434U (ja) * | 1991-05-01 | 1992-11-18 | アルパイン株式会社 | ダイバ−シテイ受信機 |
| JPH0568146U (ja) * | 1991-08-30 | 1993-09-10 | いすゞ自動車株式会社 | ダイバーシティ受信機 |
| JPH05114877A (ja) * | 1991-10-23 | 1993-05-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ラジオ受信機 |
-
1995
- 1995-10-03 JP JP27975195A patent/JP3396350B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09102764A (ja) | 1997-04-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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