JPH0610116Y2 - 吸気ダクト - Google Patents

吸気ダクト

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JPH0610116Y2
JPH0610116Y2 JP13235486U JP13235486U JPH0610116Y2 JP H0610116 Y2 JPH0610116 Y2 JP H0610116Y2 JP 13235486 U JP13235486 U JP 13235486U JP 13235486 U JP13235486 U JP 13235486U JP H0610116 Y2 JPH0610116 Y2 JP H0610116Y2
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JP
Japan
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sound absorbing
absorbing material
intake duct
holding member
present
Prior art date
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JP13235486U
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JPS6338615U (ja
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雅浩 半田
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Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 《考案の分野》 この考案は、自動車用エンジンの吸気系に用いられる吸
気ダクトに関し、特に吸音材の設けられた吸気ダクトに
関する。
《従来技術とその問題点》 従来、吸音材付の吸気ダクトとしては、特公昭52−3
9147号が知られている。このものは、ダクト外殻へ
複数の穴を設けるとともにダクト外殻内壁にフェルト等
の吸音材が取り付けられており、これにより、共振現象
に伴う騒音の解消を図っている。
しかし、この従来例では、吸音材をダクト外殻内壁に取
り付けるように構成しているため、生産性が低く、メン
テナンスが困難という問題点の他、吸気の負圧によりダ
クト外殻内壁から吸音材が脱落する虞れがあった。
《考案の目的》 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、吸
音材を吸気ダクト本体に簡単に取り付けることができる
生産性の高い吸気ダクトを提供することを目的とする。
《考案の構成と効果》 本考案は、上記目的達成のため、壁面に複数の穴を有す
る吸気ダクト本体と、 上記吸気ダクト本体の外周に積層され、上記穴を覆うよ
うに設けられた吸音材と、 上記吸音材の外周を覆い、かつ開口部を有する保持部材
とからなることを特徴とする。
このように、本願考案にあっては、吸音材を吸気ダクト
本体の外周に取り付けるように構成したものであるか
ら、吸音材をダクト本体に簡単に取り付けることがで
き、生産性を向上することができるとともに、吸音材が
ダクト本体の外側に取付けられているので、メンテナン
スを簡単に行なうことができ、さらに、負圧により吸音
材がダクト本体から脱落する虞れもない等の効果を有す
る。
《実施例の説明》 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案を構成する吸気ダクトの各部分解斜視
図、第2図は本考案に係る吸気ダクトの断面図である。
第1図(a)は中空角柱状の吸気ダクト本体1を示すも
のであって、このダクト本体1の所定の壁面には連続し
て所要個数の穴2,2…が開けられており、この穴2,
2…によって、共振現象が防止され、騒音が減少するよ
う構成されている。
図中3は、後述の吸音材の保持部材を位置決めして固定
するための固定穴である。
第1図(b)は、断面コ字状の吸音材4を示すものであ
り、一対の吸音材4,4を用いて、第2図に示すよう
に、ダクト本体1の外周に積層し、上記穴2,2…の部
分を覆うよう設ける。吸音材としては、通気性不織布が
好適であり、モルトプレン,フェルト,アスベストシー
ト,グラスウール等が選択可能である。
なお、吸音材4の形状は図示のように、断面コ字状に限
定されるものではなく、また一対部材とすることなく、
1個の部材でも良い。要は、吸気ダクト本体1の穴2,
2…を覆うよう構成できるものであれば良い。
第1図(c)は、上記吸音材4の外周を覆い、この吸音
材4を保持するための断面コ字状の保持部材5であり、
この保持部材5は、吸音材4の通気性を阻害しないよう
に、最大限に開口部6,6…が設けられ、格子状に形成
されている。
上記保持部材5は、第2図に示すように、一対の保持部
材5,5で吸音材4を保持するもので、このため、保持
部材5の両側縁にはつば7a,7bが設けられてある。
そして、一方のつば7aには係止突起8,8を設けると
ともに、他方つば7bには、この係止突起8,8が嵌入
するための嵌入孔9,9が設けられてある。
また、上記保持部材5の中央棧部下面には突起10が設
けられており、この突起10を吸気ダクト本体1に設け
られている上記固定穴3に挿入して、吸音材4を所定位
置に固定するよう構成されている。
なお上記保持部材5は、合成樹脂により射出成形により
容易に製造することができる。
しかして、本願吸気ダクトを構成するには、吸気ダクト
本体1の外周に一対の吸音材4,4を上下に対向せしめ
て積層するとともに、上記吸音材4,4の外周にさらに
一対の保持部材5,5を対向せしめ、保持部材5,5の
つば7aに設けた係止突起8,8を他方のつば7bに設
けた嵌入穴9,9に挿入係止し、かつ突起10を吸音材
4を貫通して吸気ダクト本体1に設けた固定穴3,3に
挿入すれば良い(第2図参照)。
なお、上記保持部材の固定手段は、図示の例に限定され
ることなく、例えば上下の保持部材を一体的に形成する
とともに、いずれか一方のつば部同士の連結部分をを薄
肉ヒンジに形成すれば、より組立作業性が向上する。
また、つばを省略し、上記突起10を係止爪状に構成し
て、吸気ダクト本体1に固定し、これにより吸音材4を
保持するように構成しても良い。
さらに、保持部材5の両端部のつば7bに代えて、係止
突起を内側に折曲げ形成し、この係止突起を吸気ダクト
本体に挿入係止せしめて吸音材を保持することもでき
る。
以上の実施例から明らかなように、本願吸気ダクトによ
れば吸音材の取付け,取外しが極めて簡単に行なうこと
ができるため、生産性が高く、メンテナンスも容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示すものであり、第1図
(a),(b),(c)は本考案を構成する各部の分解
斜視図、第2図は本考案に係る吸気ダクトの断面図であ
る。 1…ダクト本体 2…穴 4…吸音材 5…保持部材 6…開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面に複数の穴を有する吸気ダクト本体
    と、 上記吸気ダクト本体の外周に積層され、上記穴を覆うよ
    うに設けられた吸音材と、 上記吸音材の外周を覆い、かつ開口部を有する保持部材
    とからなることを特徴とする吸気ダクト。
JP13235486U 1986-08-29 1986-08-29 吸気ダクト Expired - Lifetime JPH0610116Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13235486U JPH0610116Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29 吸気ダクト

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JP13235486U JPH0610116Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29 吸気ダクト

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Publication Number Publication Date
JPS6338615U JPS6338615U (ja) 1988-03-12
JPH0610116Y2 true JPH0610116Y2 (ja) 1994-03-16

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ID=31031661

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JPS6338615U (ja) 1988-03-12

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