JP5886018B2 - 吸気ダクト - Google Patents

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Description

本発明は、管壁に形成された開口部が通気性部材で塞がれた吸気ダクトに関する。
自動車においてエンジンへの空気供給路に設けられる吸気ダクトには、ダクト内を通過する空気による騒音を低減するため、図11〜図13に示す吸気ダクト80のように、ダクト81の管壁85に開口部87を設け、前記開口部87をフィルターフォームなどの通気性部材91で塞ぎ、前記開口部87の通気性部材91を通して空気がダクト内に流入可能にしたものがある。なお、前記ダクト81はダクト半体82、83の結合により管状にされている。また、符号93は通気性部材91を保持するための開口蓋体であり、天面94が開口している。
しかしながら、前記開口部87が通気性部材91で塞がれた従来の吸気ダクト80にあっては、図12に示すように、外部から前記開口部87の通気性部材91を通って吸気ダクト80内に進入する空気の副流V2が、吸気ダクト80内を流れる空気の主流V1のスムーズな流れを妨げ、エンジンへの空気の供給性能が低下する問題がある。この問題を改善するためにはダクトの径を大きくすればよいが、その場合、エンジンルーム内の限られたスペースにおいて吸気ダクトの収納スペースが増大する問題、及び吸気ダクトのコストが上昇する問題がある。
実開昭63−38615号公報
本発明は前記の点に鑑みなされたものであって、ダクトの径を大きくすることなく、かつ発生する騒音を大きくすることなく、空気の良好な供給性能が得られる吸気ダクトの提供を目的とする。
請求項の発明は、ダクトの管壁に開口部が形成され、前記開口部が通気性部材で塞がれた吸気ダクトにおいて、前記ダクトの開口部と対向する部分が開口し、前記ダクトの開口部の外周に嵌まって前記通気性部材の縁を前記開口部の周縁との間で挟持する開口蓋体を備え、前記ダクトの開口部には、前記ダクトの長さ方向に所定間隔で通気性部材支持用リブが複数形成され、前記開口蓋体には、通気性部材押圧用リブが、前記通気性部材支持用リブと位置を合わせて所定間隔で複数形成され、前記通気性部材支持用リブには、前記ダクトの開口部の内方へ突出した空気整流フィンを、また前記通気性部材押圧用リブには、前記ダクトの開口部の外方へ突出した空気整流フィンを、前記ダクトの空気吸入側に位置する空気整流フィンの一端側よりも前記ダクトの空気出口側に位置する空気整流フィンの他端側が前記ダクトの一横断面の中心を通るダクト中心線へ接近するように傾斜させて設け、前記通気性部材は、前記ダクトの開口部の内方へ突出した空気整流フィンと前記ダクトの開口部の外方へ突出した空気整流フィンとの間に挟まれていることを特徴とする。
本発明によれば、管壁の開口部の通気性部材を通ってダクト内に進入する空気の副流が、空気整流フィンによってダクト内の空気の流れ方向へ傾斜して進入するため、ダクト内における空気の主流の流れを妨げ難くなり、ダクトの径を大きくすることなく、また発生音を大きくすることなくエンジンへの空気の良好な供給性能を得ることができる。
また、空気整流フィンを開口部の内周縁の対向する部位間にダクトの内方へ突出して形成することにより、吸気ダクトの収納スペースにおいて空気整流フィンが他の部品等と干渉するおそれをなくすことができる。
また、空気整流フィンを開口蓋体に外方へ突出して形成することにより、ダクト内の空気が空気整流フィンに邪魔されることなく流れることができ、エンジンへの空気のより良好な供給性能を得ることができる。
また、空気整流フィンを開口蓋体に外方へ突出して形成すると共に開口部の内周縁の対向する部位間にダクトの内方へ突出して形成し、開口部の内外両方に空気整流フィンを存在させることにより、ダクト内における空気の主流の流れをさらに妨げ難くなり、エンジンへの空気のより良好な供給性能を得ることができる。
第1実施形態(参考形態)の吸気ダクトの斜視図である。 第1実施形態(参考形態)の吸気ダクトの断面図である。 第1実施形態(参考形態)の吸気ダクトの分解斜視図である。 第2実施形態(参考形態)の吸気ダクトの斜視図である。 第2実施形態(参考形態)の吸気ダクトの断面図である。 第2実施形態(参考形態)の吸気ダクトの分解斜視図である。 第3実施形態の吸気ダクトの斜視図である。 第3実施形態の吸気ダクトの断面図である。 第3実施形態の吸気ダクトの分解斜視図である。 第1乃至第3実施形態の吸気ダクトにおける空気の流れを示す断面図である。 従来の吸気ダクトの斜視図である。 従来の吸気ダクトの断面図である。 従来の吸気ダクトの分解斜視図である。 圧力損失の測定方法を示す図である。
図1乃至図3に示す第1実施形態(参考形態)の吸気ダクト10は、空気整流フィンを開口部の外側に設けた場合であり、ダクト21と通気性部材41と開口蓋体51とからなり、車両エンジンの吸気系に使用される。
前記ダクト21は、ダクトの径方向Eに二分された樋状のダクト半体22、29が接着あるいは溶着等により結合されて管状とされ、一端側が空気吸入側211、他端側が空気出口側212とされて使用される。前記ダクト半体22、29は、プラスチックで構成され、一方のダクト半体22には、管壁25に外方へ突出した開口部26が形成されている。前記開口部26は、本実施形態では前記ダクトの長さ方向Lに沿う長方形からなり、前記管壁25から外方へ突出形成された周壁27により開口部26の外周が包囲されている。前記周壁27には、前記ダクトの長さ方向Lと略直交する対向部位間に通気性部材支持用リブ28が、前記ダクトの長さ方向Lに所定間隔で複数形成されている。
前記通気性部材41は、通気性を有する部材であり、連通気孔構造の発泡体からなるフィルターフォーム、繊維からなる不織布、フェルト、あるいは網状体などからなる。前記通気性部材41は、前記開口部26を塞ぐように前記周壁27に載置される。
前記開口蓋体51は、前記ダクト21の開口部26の外周に嵌る枠状の側壁52と開口した天面54とで構成され、プラスチックで形成されている。前記天面54は、前記ダクト21の開口部26と対向する部位55が開口している。前記天面54には、前記ダクト21の長さ方向Lと略直交する通気性部材押圧用リブ56が、前記開口部26の前記通気性部材支持用リブ28と位置を合わせて所定間隔で複数形成され、前記通気性部材支持用リブ56によって、前記天面54の開口が複数に仕切られている。さらに、前記通気性部材押圧用リブ56には、空気整流フィン61が外方へ突出して形成されている。前記空気整流フィン61は、前記ダクト21の空気吸入側211に位置する空気整流フィン61の一端側611よりも前記ダクト21の空気出口側212に位置する空気整流フィン61の他端側612が、前記ダクト21の横断面(図2のA2−A2断面)の中心を通るダクト中心線Cへ接近するように傾斜させて設けられている。前記空気整流フィン61の前記中心線Cに対する角度θは90度未満で適宜設定されるが、特に20〜75度とするのが、ダクト内を流れる空気の通気抵抗の低下の点から好ましい。
前記吸気ダクト10は、前記ダクト半体22、29の結合により管状のダクト21とされ、前記開口部26の周壁27に前記通気性部材41が載置されて前記開口部26が通気性部材41で塞がれ、前記開口蓋体51が前記開口部26の周壁27に嵌着されることにより形成される。前記通気性部材41は、前記ダクト21の開口部26の周壁27及び通気性部材支持用リブ28と前記開口蓋体51の天面54における開口周縁及び前記通気性部材押圧用リブ56とによって挟持される。
図4乃至図6に示す第2実施形態(参考形態)の吸気ダクト10Aは、空気整流フィンを開口部の内側に設けた場合であり、ダクト21Aと通気性部材41Aと開口蓋体51Aとからなり、車両エンジンの吸気系に使用される。
前記ダクト21Aは、ダクトの径方向Eに二分された樋状のダクト半体22A、29Aが接着あるいは溶着等により結合されて管状とされ、一端側が空気吸入側211A、他端側が空気出口側212Aとされて使用される。前記ダクト半体22A、29Aは、プラスチックで構成され、一方のダクト半体22Aには、管壁25Aに外方へ突出した開口部26Aが形成されている。前記開口部26Aは、本実施形態では前記ダクトの長さ方向Lに沿う長方形からなり、前記管壁25Aから外方へ突出形成された周壁27Aにより開口部26Aの外周が包囲されている。前記周壁27Aには、前記ダクトの長さ方向Lと略直交する対向部位間に通気性部材支持用リブ28Aが、前記ダクトの長さ方向Lに所定間隔で複数形成されている。さらに、前記通気性部材支持用リブ28Aには、空気整流フィン61Aがダクト内方へ突出して形成されている。前記空気整流フィン61Aは、前記ダクト21Aの空気吸入側211Aに位置する空気整流フィン61Aの一端側611Aよりも前記ダクト21Aの空気出口側212Aに位置する空気整流フィン61Aの他端側612Aが、前記ダクト21Aの横断面(図5のB2−B2断面)の中心を通るダクト中心線Cへ接近するように傾斜させて設けられている。前記空気整流フィン61Aの前記中心線Cに対する角度θは90度未満で適宜設定されるが、特に20〜75度とするのが、ダクト内を流れる空気の通気抵抗の低下の点から好ましい。
前記通気性部材41Aは、通気性を有する部材であり、連通気孔構造の発泡体からなるフィルターフォーム、繊維からなる不織布、フェルト、あるいは網状体などからなる。前記通気性部材41Aは、前記開口部26Aを塞ぐように前記周壁27Aに載置される。
前記開口蓋体51Aは、前記ダクト21Aの開口部26Aの外周に嵌る枠状の側壁52Aと開口した天面54Aとで構成され、プラスチックで形成されている。前記天面54Aは、前記ダクト21Aの開口部26Aと対向する部位55Aが開口している。また、前記天面54Aには、前記ダクト21Aの長さ方向Lと略直交する通気性部材押圧用リブ56Aが、前記開口部26Aの前記通気性部材支持用リブ28Aと位置を合わせて所定間隔で複数形成され、前記通気性部材支持用リブ56Aによって、前記天面54Aの開口が複数に仕切られている。
前記吸気ダクト10Aは、前記ダクト半体22A、29Aの結合により管状のダクト21Aとされ、前記開口部26Aの周壁27Aに前記通気性部材41Aが載置されて前記開口部26Aが通気性部材41Aで塞がれ、前記開口蓋体51Aが前記開口部26Aの周壁27Aに嵌着されることにより形成される。前記通気性部材41Aは、前記ダクト21Aの開口部26Aの周壁27A及び通気性部材支持用リブ28Aと前記開口蓋体51Aの天面54Aにおける開口周縁及び前記通気性部材押圧用リブ56Aとによって挟持される。
図7乃至図9に示す第3実施形態の吸気ダクト10Bは、空気整流フィンを開口部の外側と内側の両方に設けた場合であり、ダクト21Bと通気性部材41Bと開口蓋体51Bとからなる。
前記ダクト21Bは、車両エンジンの吸気系に使用されるものであり、ダクトの径方向Eに二分された樋状のダクト半体22B、29Bが接着あるいは溶着等により結合されて管状とされ、一端側が空気吸入側211B、一方、他端側が空気出口側212Bとされて使用される。前記ダクト半体22B、29Bは、プラスチックで構成され、一方のダクト半体22Bには、管壁25Bに外方へ突出した開口部26Bが形成されている。前記開口部26Bは、本実施形態では前記ダクトの長さ方向Lに沿う長方形からなり、前記管壁25Bから外方へ突出形成された周壁27Bにより開口部26Bの外周が包囲されている。前記周壁27Bには、前記ダクトの長さ方向Lと略直交する対向部位間に通気性部材支持用リブ28Bが、前記ダクトの長さ方向に所定間隔で複数形成されている。さらに、前記通気性部材支持用リブ28Bには、空気整流フィン61Bがダクト内方へ突出して形成されている。前記空気整流フィン61Bは、前記ダクト21Bの空気吸入側211Bに位置する空気整流フィン61Bの一端側611Bよりも前記ダクト21Bの空気出口側212Bに位置する空気整流フィン61Bの他端側612Bが、前記ダクト21Bの横断面(図8のC2−C2断面)の中心を通るダクト中心線Cへ接近するように傾斜させて設けられている。前記空気整流フィン61Bの前記中心線Cに対する角度θ1は90度未満で適宜設定されるが、特に20〜75度とするのが、ダクト内を流れる空気の通気抵抗の低下の点から好ましい。
前記通気性部材41Bは、通気性を有する部材であり、連通気孔構造の発泡体からなるフィルターフォーム、繊維からなる不織布、フェルト、あるいは網状体などからなる。前記通気性部材41Bは、前記開口部26Bを覆うように前記周壁27Bに載置される。
前記開口蓋体51Bは、前記ダクト21Bの開口部26Bの外周に嵌る枠状の側壁52Bと開口した天面54Bとで構成され、プラスチックで形成されている。前記天面54Bは、前記ダクト21Bの開口部と対向する部位55Bが開口している。前記天面54Bには、前記ダクト21Bの長さ方向Lと略直交する通気性部材押圧用リブ56Bが、前記開口部26Bの前記通気性部材支持用リブ28Bと位置を合わせて所定間隔で複数形成され、前記通気性部材押圧用リブ56Bによって、前記天面54Bの開口が複数に仕切られている。さらに、前記通気性部材押圧用リブ56Bには、空気整流フィン62Bがダクト外方へ突出して形成されている。前記空気整流フィン62Bは、前記ダクト21Bの空気吸入側211Bに位置する空気整流フィン62Bの一端側621Bよりも前記ダクト21Bの空気出口側212Bに位置する空気整流フィン62Bの他端側622Bが、前記ダクト21Bの横断面(図8のC2−C2断面)の中心を通るダクト中心線Cへ接近するように傾斜させて設けられている。前記ダクト21Bの外方へ突出した前記空気整流フィン62Bは、前記中心線Cに対する角度θ2が90度未満で適宜設定され、特に20〜75度とするのが、ダクト内を流れる空気の通気抵抗の低下の点から好ましい。さらには、前記開口部の外方へ突出した前記空気整流フィン62Bのθ2と、内方へ突出した前記空気整流フィン61Bのθ1を等しくするのが、ダクト内を流れる空気の通気抵抗の低下の点からより好ましい。
前記吸気ダクト10Bは、前記ダクト半体22B、29Bの結合により管状のダクト21Bとされ、前記開口部26Bの周壁27Bに前記通気性部材41Bが載置されて前記開口部26Bが通気性部材41Bで塞がれ、前記開口蓋体51Bが前記開口部26Bの周壁27Bに嵌着されることにより形成される。前記通気性部材41Bは、前記ダクト21Bの開口部26Bの周壁27B及び通気性部材支持用リブ28Bと前記開口蓋体51Bの天面54Bにおける開口周縁と前記通気性部材押圧用リブ56Bによって挟持される。
前記第1乃至第3実施形態の吸気ダクト10、10A、10Bは、図10の(10−1)、(10−2)、(10−3)に示すように、外部から管壁の通気性部材41、41A、41Bを通って吸気ダクト10、10A、10B内に進入する空気の副流Q2が、前記空気整流フィン61、61A、61B、62Bにより、吸気ダクト10、10A、10B内の空気の流れ方向Tへ斜めに整流されてダクト内の空気の主流Q1と合流するため、空気の主流Q1のスムーズな流れを妨げず、エンジンへの良好な空気の供給性能が得られる。
管壁に開口部を有しかつ空気整流フィンが無い従来の吸気ダクトと、空気整流フィンを開口部の外側に有する前記吸気ダクト10と、空気整流フィンを開口部の内側に有する前記吸気ダクト10Aと、空気整流フィンを外側と内側の両方に有する前記吸気ダクト10Bを次の構成で成形し、各吸気ダクトについて圧力損失(Pa)を測定した。圧力損失は、図14の(14−1)に示すように吸引装置の接続口に吸気ダクトを接続し、4.5m/minで吸引して吸気ダクトの後端から2Deの位置で圧力を測定し、得られた圧力Aと、(14−2)に示すように吸引装置に吸気ダクトを接続しないで4.5m/minで吸引し、(14−1)と同位置(吸気ダクトの後端となる位置から2Deの位置)で圧力を測定し、得られた圧力Bとの差:圧力A−圧力Bを、ダクト単体の圧力損失(圧損)とした。なお、Deは等価直径であり、[De=4×A/W]で得られる。Aはダクト部の空気流通方向と直交する方向での断面積、Wはダクト部の空気流通方向と直交する方向での内壁長(内周長)である。
各吸気ダクトにおいて共通する構成は、ダクトの材質:ポリプロピレン、ダクトの外径:φ100mm、ダクトの内径:φ96mm、ダクトの開口部:平面視194×40mmの長方形、通気性部材支持用リブ:6本、開口部内の通気性支持用リブで仕切られた部分の各開口の寸法:24×40mm、通気性部材の材質:ポリプロピレン系のフェルト、通気性部材の寸法(長さ×高さ×幅):204×0.5×74mm、開口蓋体の材質:ポリプリピレン、開口蓋体の内側寸法(長さ×高さ×幅):204×13×74mm、通気性部材押圧用リブ:6本である。また、空気整流フィンを有する吸気ダクト10、10A、10Bについては、空気整流フィンの寸法(厚み×高さ×幅):3×8×40mm、角度θ:30度である。
圧力損失(Pa)の測定結果は、空気整流フィンを有しない従来の吸気ダクトが50.1Paであったのに対し、空気整流フィンを外側に有する吸気ダクトが47.9Pa、整流フィンを内側に有する吸気ダクトが36.7Pa、空気整流フィンを外側と内側の両方に有する吸気ダクトが35.8Paであり、空気整流フィンを有する実施例の吸気ダクトは、空気整流フィンを有しない従来の吸気ダクトに比べて圧力損失が少なかった。したがって、空気整流フィンを有する実施例の吸気ダクトは、ダクトの径を大きくすることなく圧力損失を低下させて、空気供給性能を向上させることができる。
なお、前記実施形態においては、吸気ダクトとして直管状の場合を示したが、本発明の吸気ダクトは、直管状に限られず、エルボ状等、屈曲したものであってもよい。また、ダクトの断面形状も円形に限られず、例えば四角形等のように他の形状であってもよい。
10、10A、10B 吸気ダクト
21、21A、21B ダクト
22、29、22A、29A、22B、29B ダクト半体
211、211A、211B ダクトの空気吸入側
212、212A、212B ダクトの空気出口側
26、26A、26B 開口部
28、28A,28B 通気性部材支持用リブ
41、41A、41B 通気性部材
51、51A、51B 開口蓋体
52、52A、52B 開口蓋体の側壁
54、54A、54B 開口蓋体の天面
56、56A、56B 通気性部材押圧用リブ
61、61A、61B、62B 空気整流フィン
611、611A、611B、621B ダクトの空気吸入側に位置する空気整流フィンの一端側
612、612A、612B、622B ダクトの空気出口側に位置する空気整流フィンの他端側
C ダクト中心線

Claims (1)

  1. ダクトの管壁に開口部が形成され、前記開口部が通気性部材で塞がれた吸気ダクトにおいて、
    前記ダクトの開口部と対向する部分が開口し、前記ダクトの開口部の外周に嵌まって前記通気性部材の縁を前記開口部の周縁との間で挟持する開口蓋体を備え、
    前記ダクトの開口部には、前記ダクトの長さ方向に所定間隔で通気性部材支持用リブが複数形成され、
    前記開口蓋体には、通気性部材押圧用リブが、前記通気性部材支持用リブと位置を合わせて所定間隔で複数形成され、
    前記通気性部材支持用リブには、前記ダクトの開口部の内方へ突出した空気整流フィンを、また前記通気性部材押圧用リブには、前記ダクトの開口部の外方へ突出した空気整流フィンを、前記ダクトの空気吸入側に位置する空気整流フィンの一端側よりも前記ダクトの空気出口側に位置する空気整流フィンの他端側が前記ダクトの一横断面の中心を通るダクト中心線へ接近するように傾斜させて設け
    前記通気性部材は、前記ダクトの開口部の内方へ突出した空気整流フィンと前記ダクトの開口部の外方へ突出した空気整流フィンとの間に挟まれていることを特徴とする吸気ダクト。
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