JPS5816404Y2 - 水切り構造を設けた車両用エアダクト - Google Patents

水切り構造を設けた車両用エアダクト

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JPS5816404Y2
JPS5816404Y2 JP1979135390U JP13539079U JPS5816404Y2 JP S5816404 Y2 JPS5816404 Y2 JP S5816404Y2 JP 1979135390 U JP1979135390 U JP 1979135390U JP 13539079 U JP13539079 U JP 13539079U JP S5816404 Y2 JPS5816404 Y2 JP S5816404Y2
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JP
Japan
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air duct
air
groove
peripheral wall
longitudinal direction
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Expired
Application number
JP1979135390U
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English (en)
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JPS5651615U (ja
Inventor
河合利夫
西田七郎
Original Assignee
トヨタ車体株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水切り構造を設けた車両用エアダクトに関する
従来、自動車のヒータ用エアダクトは、例えば第1図に
示すように、弾力性を有する合成樹脂材料によって成形
した円筒体の長手方向中間に周壁から膨出する複数の蛇
腹状の溝101を形成し、該溝101,101・・・・
・・によって適宜伸縮、屈曲させてその一端をエア増入
口側に、他端をヒータ装置に接続している。
このようなエアダクトの構成によれば、水滴を含む空気
が空気取入口から導入された場合に該エアダクトの内面
に水滴が付着しあるいはエアダクト底部の溝101内に
水の残留が起りやすく、その後エアダクト内を空気が流
通した場合には、水滴は第1図の矢印で示すように、エ
アダクトの周壁の内面に沿いさらに溝101を飛び越え
て空気とともに移動し、ヒータ装置を経て室内に湿った
暖気あるいは水滴のit送給される問題があった。
本考案は上記の問題点に鑑みてなされたものであってエ
アダクトの内部に残留せんとする水を確実に室外に排水
するようにした水切り構造を設けたエアダクトを提供す
るものである。
以下、図面に基き本考案の実施例について詳細に説明す
る。
第2図において、トは弾性を有する合成樹脂材によって
全体をL字状に成形した円筒状のエアダクトであって、
L字状の下辺を上にして下端6を空気増大口部12に、
上端5をヒータ装置10に接続している。
前記エアダクト1の中間には長手方向とほぼ直角に周壁
11から全周にわたって膨出する蛇腹状の溝2を複数個
所に設け、該溝2は、第4図に示す第1実施例では、通
常のV字状の溝21.21・・・・・・を形成し、第2
図および第5図に示す第2実施例では、前記エアダクト
1の長手方向とほぼ直角であって空気流通方向と対向す
る停止面3と。
該停止面3と周壁11とを連接する比較的ゆるやかなガ
イド面4とからなる溝2,2・・・・・・を形成する。
さらに、前記エアダクト1の長手方向と平行に、その底
面中央部には、前記溝21,21・・・・・・寸たは溝
2,2・・・・・・を連通しさらに下端へ延在する排出
溝71,7を空気取入口に向けて下降傾斜するように形
成する。
前記エアダクト1を前述のように空気増入口部12およ
びヒータ装置10に取付ける際は、前記溝21,21・
・・・・・捷たは溝2,2・・・・・・によって全体と
して伸縮、屈曲して調整できるようになっている。
本考案のエアダクト1は以上のように構成されており、
ヒータ装置10を作動することによって空気相入口より
空気を導入し、エアダクト1、ヒータ装置10を経て暖
気を室内に送給する際に、水滴を含んだ空気を導入し該
水滴がエアダクト1の溝21,2に残留せんとした場合
でも、第2図および第4図に示すように、周壁11の内
面に沿って流下し、あるいは溝21,2に沿って流下す
る水はすべて排出溝71,7に流入するとともに、該排
出溝71,7に沿って流れ空気相入口を経て室外に放散
されて水がV字状の溝の底面に残留することがない。
とくに、第2実姉例の溝2の場合には、エアダクト1の
周壁11の内面に付着した水滴が空気とともに移動する
際に畝溝2の停止面3によって受は止めて落下させるこ
とにより該水滴がエアダクトよりも室内側へ侵入するの
が防止される。
以上のように、本考案のエアダクトは、その底部に溝と
連通して空気取入口側へ延在する排水溝を設けたことか
ら、溝の底部に水が残留することなく車室外に排出され
るため、のちにエアダクトを経て空気を導入する際に、
V字状の溝の底面に残留する水が吸上げられて室内に送
給されるという問題が解消される。
停止面を設けた溝の構成では、ダクトの周壁の内面に付
着した水滴が空気の流通によって移動する際前記停止面
によって受けとめられて落下することによって水切がよ
り確実となるため、水滴または湿気を含む暖気の室内へ
の送給を防止することができる。
なお、上記実施例は本考案のエアダクトをヒータ装置に
適用した場合を示したが、その他換気用エアダクト、冷
房用エアダクトにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はエアダクトの従来例を示す断面説明図。 第2図ないし第5図は本考案の実施例を示し、第2図は
本考案のエアダクトの要部断面図、第3図は第2図の■
−■線に沿う断面図、第4図は第1実施例の溝を示す断
面説明図、第5図は第2実施例の溝を示す断面説明図で
ある。 1・・・・・・エアダクト、2,21・・・・・・溝、
3・・・・・・停止面、4・・・・・・ガイド面、5・
・・・・・エアダクトの上端。 6・・・・・・エアダクトの下端、7,71・・・・・
・排水溝、11・・・・・・周壁。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)一端を空気取入口側に、他端を該空気取入口より
    も上方の車両室内側に接続したエアダクトにおいて、前
    記エアダクトの中間に長手方向とほぼ直角に周壁から膨
    出するV字状の溝を形成するとともに、前記エアダクト
    の長手方向とほぼ平行にその底面部に、少なくとも前記
    溝に連通しさらに空気取入口側の端へ延在する排出溝を
    形成したことを特徴とする水切り構造を設けた車両用エ
    アダクト。
  2. (2)前記溝は、エアダクトの長手方向とほぼ直角であ
    って空気流通方向と対向する停止面と、該停止面と周壁
    とを連接するガイド面とによって形成してなる実用新案
    登録請求の範囲第(1)項に記載の水切り構造を設けた
    車両用エアダクト。
JP1979135390U 1979-09-28 1979-09-28 水切り構造を設けた車両用エアダクト Expired JPS5816404Y2 (ja)

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JPS5651615U JPS5651615U (ja) 1981-05-07
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JPS49121956U (ja) * 1973-02-15 1974-10-18
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JPS5651615U (ja) 1981-05-07

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