JPH0598704A - 柱梁接合構造 - Google Patents
柱梁接合構造Info
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- JPH0598704A JPH0598704A JP26210091A JP26210091A JPH0598704A JP H0598704 A JPH0598704 A JP H0598704A JP 26210091 A JP26210091 A JP 26210091A JP 26210091 A JP26210091 A JP 26210091A JP H0598704 A JPH0598704 A JP H0598704A
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Abstract
行なわれ、柱梁間の応力伝達が円滑に行なわれるように
する。 【構成】 継手鋼管5の外周面に放射状に配設されたリ
ブ6を介して鉄骨バンドプレート7を接合するととも
に、前記継手鋼管5の外周に梁接合部片8を突設したプ
レハブ化された柱梁交叉部材Bを使用し、同部材Bにお
ける継手鋼管5を上下に隣る鋼管コンクリート柱Aの柱
脚部及び柱頭部の各鋼管柱1に跨って嵌着し、前記梁接
合部片8に鉄骨梁Cを接合した。
Description
内外に夫々コンクリートを充填及び被覆してなるコンク
リート鋼管柱と鉄骨梁の接合構造に係るものである。
は、下階の角型鋼管柱に溶着したダイヤフラムに梁を接
合し、同梁の上方部分で上下の角型鋼管柱を現場溶接に
よって接合するか、円型鋼管柱にステイフナリングを溶
着し、更に同リングに梁ブラケツトを溶着してこれに梁
を接合するとともに、上下の円型鋼管柱を梁の上方部分
で現場溶接によって接合していた。
での現場溶接となるので、品質や性能が天候や溶接上の
技能によって左右され、不安定で信頼に欠け、また現場
溶接技能工の確保が困難である。更に柱梁継手部分は製
作工程が多く、作業が複雑で多大の手間を要し、工程の
遅延を生じる等の問題があった。本発明者等はこのよう
な問題点を解決するために、特願平2−322521号
において、相隣る上下階の鋼管柱の柱脚及び柱頭に跨っ
て接合用鞘管を嵌挿し、前記各鋼管柱との間にグラウト
材を注入して同各鋼管柱を接合したのち、前記鞘管より
外側に突設された接合片に梁を接合する鋼管構造の柱梁
接合方法を提案した。
が円滑に行なわれるのには、柱内の鉄骨部分の曲げ耐力
が梁鉄骨の曲げ耐力に対して40%以上の曲げ性能を有
することが必要とされ、このことは日本建築学会SRC
規準に規定されている。しかるに前記従来技術において
は柱内の鉄骨部分の曲げ耐力の点について必らずしも十
分であるとはいえなかった。
れたもので、その目的とする処は、現場溶接作業を伴な
うことなく柱梁の接合が簡単に行なわれ、しかも柱内の
鉄骨部分が十分な曲げ性能を有し、柱梁間の応力の伝達
が円滑に行なわれる柱梁接合構造を提供する点にある。
め、本発明に係る柱梁接合構造は、鋼管が内蔵された上
下の鋼管コンクリート柱の接合部において、継手鋼管の
外周面に放射状に配設されたリブを介して前記各鋼管コ
ンクリート柱の柱脚部及び柱頭部を囲繞する鉄骨バンド
プレートが接合され、且つ梁接合部片が突設された柱梁
交叉部材における前記継手鋼管を、前記上下の鋼管コン
クリート柱の柱脚部及び柱頭部の各鋼管柱に跨って嵌着
し、前記梁接合部片に鉄骨梁を接合して構成されてい
る。
周面に、放射状に配設されたリブを介して鉄骨バンドプ
レートを接合するとともに、継手鋼管より梁接合部片を
突設してプレハブ化された柱梁交叉部材を使用し、同柱
梁交叉部材の継手管を上下に隣る鋼管コンクリート柱の
柱脚部及び柱頭部の各鋼管に跨って嵌着することによっ
て、前記上下鋼管コンクリート柱の柱脚部及び柱頭部が
前記鉄骨バンドプレートによって補強される。
る柱梁接合部の鉄骨部分の曲げ耐力が梁鉄骨の曲げ耐力
に対して著しく増大され、従って前記継手管に突設され
た梁接合部片に接合された鉄骨梁と、前記各柱との間の
応力の伝達が円滑に行なわれる。
る。図1乃至図3においてAはコンクリート鋼管柱で、
柱軸に角形の鋼管柱1が配設され、同鋼管柱1の内部及
び外部に夫々コンクリート2が充填並に被覆されてい
る。図中3は柱主筋、4は柱帯筋である。
部材で、角形の継手管5の各外周面にリブ6を介してス
ラブ厚さ程度の幅の方形の鉄骨バンドプレート7が同心
状に取付けられ更に前記継手管5の外周面に梁接合部片
8がリブ9を介して溶着されている。(図4参照)而し
て上下のコンクリート鋼管柱A、Aの接合に際しては、
前記柱梁交叉部材Bの継手鋼管5の下半部を下部のコン
クリート鋼管柱Aの柱頭部における鋼管柱1に嵌入し、
同柱頭部と継手鋼管5との間にグラウト材注入間隙が形
成されるようにボルト等で仮固定する。
ンクリート鋼管柱Aにおける鋼管柱1の柱脚部を嵌入し
て、同柱脚部と継手鋼管5との間にグラウト材注入間隙
が形成されるように仮固定する。次いで前記継手鋼管5
の梁接合部片8に上階の鉄骨梁Cをボルトで仮接合し、
以下同様にして数階分、建て方したのち建方調整を行な
い、前記梁Cのハイテンシヨンボルトによる本接合を行
なったのち、前記継手鋼管5とコンクリート鋼管柱Aと
の間隙にグラウト材を注入、充填するとともに、前記柱
梁交叉部材Bの内外にコンクリートを打設し、上下階の
コンクリート鋼管柱A、Aと鉄骨梁Cとを柱梁交叉部材
Bを介して一体に接合する。
ンドプレート7、7によって、上下のコンクリート鋼管
柱Aの柱脚部及び柱頭部が補強され、柱内の鋼管柱1の
断面積が減少されるとともに、鋼管柱A内の鉄骨部分の
曲げ耐力は、鉄骨梁Cの曲げ耐力により、大幅に増大さ
れ、柱梁間の応力伝達が円滑に行なわれる。図5乃至図
7は本発明の他の実施例を示し、前記実施例においてコ
ンクリート鋼管柱Aに内蔵された角形の鋼管柱に代えて
円形の鋼管柱1を使用した場合を示し、図中前記実施例
と均等部分には同一符号が附されている。
管の外周面に放射状に配設されたリブを介して鉄骨バン
ドプレートを接合するとともに、継手鋼管の外周に梁接
合部片を突設してなるプレハブ化された柱梁交差部材を
使用し、同部材における前記継手鋼管を上下に隣る夫々
鋼管が内蔵された鋼管コンクリート柱の各柱脚部及び柱
頭部に亘って嵌着し、前記梁接合部片に鉄骨梁を接合し
たことによって、鋼管柱同志と梁の接合に現場溶接が不
要となり、品質や性能が天候や溶接技術に左右されるこ
となく安定しており、信頼のある柱梁接合部が構成され
る。
前記柱梁交叉部材の鉄骨バンドプレートによって、前記
上下鋼管コンクリート柱の柱脚部及び柱頭部が補強さ
れ、同柱内の鋼管の断面積を減少し、部材のコストダウ
ンが図られるとともに、柱内の鉄骨部分の曲げ耐力を梁
鉄骨の曲げ耐力より大幅に増大することによって、柱梁
間の応力の伝達が円滑に行なわれるようにしうるもので
ある。
断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 鋼管が内蔵された上下の鋼管コンクリー
ト柱の接合部において、継手鋼管の外周面に放射状に配
設されたリブを介して前記各鋼管コンクリート柱の柱脚
部及び柱頭部を囲繞する鉄骨バンドプレートが接合さ
れ、且つ梁接合部片が突設された柱梁交叉部材における
前記継手鋼管を、前記上下の鋼管コンクリート柱の柱脚
部及び柱頭部の各鋼管柱に跨って嵌着し、前記梁接合部
片に鉄骨梁を接合してなることを特徴とする柱梁接合構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26210091A JP2896820B2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 柱梁接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP26210091A JP2896820B2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 柱梁接合構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0598704A true JPH0598704A (ja) | 1993-04-20 |
JP2896820B2 JP2896820B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=17371039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26210091A Expired - Fee Related JP2896820B2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 柱梁接合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2896820B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101281320B1 (ko) * | 2011-09-29 | 2013-07-03 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 연결형 다중강관 및 이의 연결방법 |
CN104947804A (zh) * | 2015-06-29 | 2015-09-30 | 上海建工四建集团有限公司 | 一种钢托架及利用其构建梁柱节点结构的施工方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105926779A (zh) * | 2016-06-14 | 2016-09-07 | 沈阳建筑大学 | 一种中空钢管混凝土叠合柱与钢梁连接节点 |
-
1991
- 1991-10-09 JP JP26210091A patent/JP2896820B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101281320B1 (ko) * | 2011-09-29 | 2013-07-03 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 연결형 다중강관 및 이의 연결방법 |
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JP2896820B2 (ja) | 1999-05-31 |
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