JPH0597190A - エンジンオイル交換装置 - Google Patents
エンジンオイル交換装置Info
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- JPH0597190A JPH0597190A JP27837591A JP27837591A JPH0597190A JP H0597190 A JPH0597190 A JP H0597190A JP 27837591 A JP27837591 A JP 27837591A JP 27837591 A JP27837591 A JP 27837591A JP H0597190 A JPH0597190 A JP H0597190A
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- Japan
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- refueling
- waste oil
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 瞬時停電等の停電が発生したときに、エラー
伝票を発行し、停電発生時の状態を容易に知ることがで
き、市場クレームの発生を防止する。 【構成】 電源ユニット34から制御回路38へ供給さ
れる電源電圧が所定の電圧まで降下すると、電圧降下検
出部40は、この電圧降下を検出して制御回路38に割
込みをかけ、コントロールユニット37は停電時割込み
処理を行う。そして、コントロールユニット37は、停
電発生時における時刻、貨幣管理部3の入金,出金状
態、流量計18が測定した給油量等をエラー情報として
記憶回路39の退避エリア39Bに退避させる。次に、
瞬時停電が解消して電源電圧が復帰すると、管理用プリ
ンタ42は、退避エリア39Bからエラー情報を読出
し、これをエラー伝票として発行する。そして、管理者
は、このエラー伝票から停電発生時の状態を確認する。
伝票を発行し、停電発生時の状態を容易に知ることがで
き、市場クレームの発生を防止する。 【構成】 電源ユニット34から制御回路38へ供給さ
れる電源電圧が所定の電圧まで降下すると、電圧降下検
出部40は、この電圧降下を検出して制御回路38に割
込みをかけ、コントロールユニット37は停電時割込み
処理を行う。そして、コントロールユニット37は、停
電発生時における時刻、貨幣管理部3の入金,出金状
態、流量計18が測定した給油量等をエラー情報として
記憶回路39の退避エリア39Bに退避させる。次に、
瞬時停電が解消して電源電圧が復帰すると、管理用プリ
ンタ42は、退避エリア39Bからエラー情報を読出
し、これをエラー伝票として発行する。そして、管理者
は、このエラー伝票から停電発生時の状態を確認する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車用エンジ
ン等のエンジンオイルを交換するのに用いて好適なエン
ジンオイル交換装置に関する。
ン等のエンジンオイルを交換するのに用いて好適なエン
ジンオイル交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図15ないし図17に従来技術によるエ
ンジンオイル交換装置を示す。
ンジンオイル交換装置を示す。
【0003】図において、1はエンジンオイル交換装置
のボックス本体を示し、該ボックス本体1の前面には後
述する廃油ノズル6および給油ノズル13が収容される
ノズル収容部1Aと、管理者によってのみ開閉可能な扉
1B,1Bとが設けられている。
のボックス本体を示し、該ボックス本体1の前面には後
述する廃油ノズル6および給油ノズル13が収容される
ノズル収容部1Aと、管理者によってのみ開閉可能な扉
1B,1Bとが設けられている。
【0004】2はボックス本体1の前面上部に設けられ
た給油量選択部としてのセレクトスイッチを示し、該セ
レクトスイッチ2は複数個の照光式押釦スイッチ2A,
2A,…から構成され、後述のコントロールユニット2
1と接続されている。そして、該セレクトスイッチ2の
各押釦スイッチ2Aのうち一の押釦スイッチ2Aを押す
ことにより、後述するAコースからGコースまでの7つ
の給油コースから一の給油コースを選択できるようにな
っている。
た給油量選択部としてのセレクトスイッチを示し、該セ
レクトスイッチ2は複数個の照光式押釦スイッチ2A,
2A,…から構成され、後述のコントロールユニット2
1と接続されている。そして、該セレクトスイッチ2の
各押釦スイッチ2Aのうち一の押釦スイッチ2Aを押す
ことにより、後述するAコースからGコースまでの7つ
の給油コースから一の給油コースを選択できるようにな
っている。
【0005】3はボックス本体1に設けられた貨幣管理
部を示し、該貨幣管理部3はボックス本体1の前面に設
けられ、硬貨が投入されるコイン投入部3Aと、該コイ
ン投入部3Aの近傍に設けられ、紙幣が投入される紙幣
投入部3Bと、該紙幣投入部3Bの上側に設けられ、金
額を表示する金額表示器3Cと、コイン投入部3Aに隣
接して設けられた返却レバー3Dと、紙幣投入部3Bの
下側に設けられ、釣銭等を排出する排出部3Eとから構
成され、該貨幣管理部3はコントロールユニット21に
接続されている。
部を示し、該貨幣管理部3はボックス本体1の前面に設
けられ、硬貨が投入されるコイン投入部3Aと、該コイ
ン投入部3Aの近傍に設けられ、紙幣が投入される紙幣
投入部3Bと、該紙幣投入部3Bの上側に設けられ、金
額を表示する金額表示器3Cと、コイン投入部3Aに隣
接して設けられた返却レバー3Dと、紙幣投入部3Bの
下側に設けられ、釣銭等を排出する排出部3Eとから構
成され、該貨幣管理部3はコントロールユニット21に
接続されている。
【0006】4はボックス本体1のノズル収容部1A上
側に設けられ、コントロールユニット21と接続された
流量表示器を示し、該流量表示器4はコントロールユニ
ット21からの信号に基づいて給油量を表示するもので
ある。
側に設けられ、コントロールユニット21と接続された
流量表示器を示し、該流量表示器4はコントロールユニ
ット21からの信号に基づいて給油量を表示するもので
ある。
【0007】5はボックス本体1に設けられた廃油吸引
部、6は該廃油吸引部5を後述の廃油配管7および廃油
ポンプ9等と共に構成する廃油ノズルを示し、該廃油ノ
ズル6は、ボックス本体1のノズル収容部1Aに収容さ
れて、ボックス本体1内の廃油ノズル掛け(図示せず)
に着脱可能に取付けられ、その基端側には廃油ホース6
Aが接続されている。そして、該廃油ノズル6は、自動
車用エンジンのエンジン本体内にオイルレベルゲージ穴
(いずれも図示せず)から挿入され、エンジン本体内の
古いエンジンオイル(廃油)を吸引するものである。
部、6は該廃油吸引部5を後述の廃油配管7および廃油
ポンプ9等と共に構成する廃油ノズルを示し、該廃油ノ
ズル6は、ボックス本体1のノズル収容部1Aに収容さ
れて、ボックス本体1内の廃油ノズル掛け(図示せず)
に着脱可能に取付けられ、その基端側には廃油ホース6
Aが接続されている。そして、該廃油ノズル6は、自動
車用エンジンのエンジン本体内にオイルレベルゲージ穴
(いずれも図示せず)から挿入され、エンジン本体内の
古いエンジンオイル(廃油)を吸引するものである。
【0008】図16において、7はボックス本体1内に
配設された廃油配管で、該廃油配管7の一端側は廃油ノ
ズル6の廃油ホース6Aと接続され、他端側は後述の廃
油タンク10に取付けられている。また、該廃油配管7
の途中にはオイルフィルタ8が設けられている。
配設された廃油配管で、該廃油配管7の一端側は廃油ノ
ズル6の廃油ホース6Aと接続され、他端側は後述の廃
油タンク10に取付けられている。また、該廃油配管7
の途中にはオイルフィルタ8が設けられている。
【0009】9はオイルフィルタ8の下流側に位置して
廃油配管7の途中に設けられた廃油ポンプで、該廃油ポ
ンプ9はコントロールユニット21と接続されている。
そして、該廃油ポンプ9はコントロールユニット21か
らの制御信号により駆動され、廃油を廃油ノズル6から
廃油配管7等を介して吸引し、廃油タンク10内に吐出
するものである。
廃油配管7の途中に設けられた廃油ポンプで、該廃油ポ
ンプ9はコントロールユニット21と接続されている。
そして、該廃油ポンプ9はコントロールユニット21か
らの制御信号により駆動され、廃油を廃油ノズル6から
廃油配管7等を介して吸引し、廃油タンク10内に吐出
するものである。
【0010】10はボックス本体1内に設けられた廃油
タンク、11は該廃油タンク10の上部に設けられた静
電容量スイッチ等からなる上限レベルスイッチを示し、
該上限レベルスイッチ11は、廃油タンク10内の廃油
の液面レベルが上限値に達すると作動し、これを満タン
検出信号としてコントロールユニット21に出力するも
のである。
タンク、11は該廃油タンク10の上部に設けられた静
電容量スイッチ等からなる上限レベルスイッチを示し、
該上限レベルスイッチ11は、廃油タンク10内の廃油
の液面レベルが上限値に達すると作動し、これを満タン
検出信号としてコントロールユニット21に出力するも
のである。
【0011】12は廃油吸引部5の近傍に位置してボッ
クス本体1に設けられた給油部、13は該給油部12を
後述の給油配管14および給油ポンプ15等と共に構成
する給油ノズルを示し、該給油ノズル13は、ボックス
本体1のノズル収容部1Aに収容されて給油ノズル掛け
(図示せず)に着脱可能に取付けられ、その基端側には
給油ホース13Aが接続されている。そして、該給油ノ
ズル13は、エンジン本体内から廃油ノズル6等によっ
て廃油が吸引された後、オイル注入口(図示せず)から
エンジン本体内に挿入され、操作レバー13Bを操作す
ることにより、該エンジン本体内に新しいエンジンオイ
ル(新油)を給油するものである。
クス本体1に設けられた給油部、13は該給油部12を
後述の給油配管14および給油ポンプ15等と共に構成
する給油ノズルを示し、該給油ノズル13は、ボックス
本体1のノズル収容部1Aに収容されて給油ノズル掛け
(図示せず)に着脱可能に取付けられ、その基端側には
給油ホース13Aが接続されている。そして、該給油ノ
ズル13は、エンジン本体内から廃油ノズル6等によっ
て廃油が吸引された後、オイル注入口(図示せず)から
エンジン本体内に挿入され、操作レバー13Bを操作す
ることにより、該エンジン本体内に新しいエンジンオイ
ル(新油)を給油するものである。
【0012】14はボックス本体1内に配設された給油
配管を示し、該給油配管14の一端側は給油ノズル13
の給油ホース13Aと接続され、他端側は後述の給油タ
ンク16内に長く伸長して取付けられている。
配管を示し、該給油配管14の一端側は給油ノズル13
の給油ホース13Aと接続され、他端側は後述の給油タ
ンク16内に長く伸長して取付けられている。
【0013】15は給油配管14の途中に設けられた給
油ポンプを示し、該給油ポンプ15はコントロールユニ
ット21からの制御信号によって駆動され、給油タンク
16内の新油を吸引して給油配管14に吐出し、この新
油を給油ノズル13等を介してエンジン本体内に給油す
るものである。
油ポンプを示し、該給油ポンプ15はコントロールユニ
ット21からの制御信号によって駆動され、給油タンク
16内の新油を吸引して給油配管14に吐出し、この新
油を給油ノズル13等を介してエンジン本体内に給油す
るものである。
【0014】16はボックス本体1内に設けられ、新油
を貯蔵した給油タンク、17は該給油タンク16内に軸
方向に設けられた液面計を示し、該液面計17は静電容
量式のレベルセンサ等から構成されている。そして、該
液面計17は給油タンク16内の新油の液面レベルをア
ナログ的に検出し、これを残量検出信号としてコントロ
ールユニット21に出力するものである。
を貯蔵した給油タンク、17は該給油タンク16内に軸
方向に設けられた液面計を示し、該液面計17は静電容
量式のレベルセンサ等から構成されている。そして、該
液面計17は給油タンク16内の新油の液面レベルをア
ナログ的に検出し、これを残量検出信号としてコントロ
ールユニット21に出力するものである。
【0015】18は給油ポンプ15の下流側に位置して
給油配管14の途中に設けられた流量計を示し、該流量
計18は給油配管14内を給油ノズル13に向けて流通
する新油の流量を検出し、これを流量検出信号としてコ
ントロールユニット21に出力するものである。
給油配管14の途中に設けられた流量計を示し、該流量
計18は給油配管14内を給油ノズル13に向けて流通
する新油の流量を検出し、これを流量検出信号としてコ
ントロールユニット21に出力するものである。
【0016】19は廃油ノズル6の近傍に設けられた廃
油ノズルスイッチ、20は給油ノズル13の近傍に設け
られた給油ノズルスイッチをそれぞれ示し、該各ノズル
スイッチ19,20は例えばマイクロスイッチ等から構
成され、コントロールユニット21と接続されている。
そして、該各ノズルスイッチ19,20は各ノズル6,
13がノズル収容部1Aから外されると作動し、これを
コントロールユニット21に出力するようになってい
る。
油ノズルスイッチ、20は給油ノズル13の近傍に設け
られた給油ノズルスイッチをそれぞれ示し、該各ノズル
スイッチ19,20は例えばマイクロスイッチ等から構
成され、コントロールユニット21と接続されている。
そして、該各ノズルスイッチ19,20は各ノズル6,
13がノズル収容部1Aから外されると作動し、これを
コントロールユニット21に出力するようになってい
る。
【0017】21はボックス本体1内に設けられ、CP
U,ROM等からマイクロコンピュータとして構成され
た制御部としてのコントロールユニットを示し、該コン
トロールユニット21のROM,RAM等からなる記憶
エリア21A内には、図17に示す給油マップ22等が
記憶されている。また、該コントロールユニット21
は、電源ユニット(図示せず)から供給される電源電圧
により作動するものである。そして、該コントロールユ
ニット21は貨幣管理部3に所定の金銭が投入され、セ
レクトスイッチ2により給油コースが選択されると、廃
油ポンプ9を駆動してエンジン本体の廃油を廃油タンク
10内に吸引し、その後、給油ノズル13がノズル収容
部1Aから外されると、給油ポンプ15を駆動して給油
タンク16内の新油をエンジン本体に給油するようにな
っている。ここで、前記給油マップ22には、例えばA
コースからGコースまでの7コースが用意され、該各コ
ースA,B,C,D,E,F,Gには、5リットルから
0.5リットルまで段階的に設定された各給油量F1 ,
F2 ,F3 ,F4 ,F5 ,F6 ,F7 が記憶されてい
る。
U,ROM等からマイクロコンピュータとして構成され
た制御部としてのコントロールユニットを示し、該コン
トロールユニット21のROM,RAM等からなる記憶
エリア21A内には、図17に示す給油マップ22等が
記憶されている。また、該コントロールユニット21
は、電源ユニット(図示せず)から供給される電源電圧
により作動するものである。そして、該コントロールユ
ニット21は貨幣管理部3に所定の金銭が投入され、セ
レクトスイッチ2により給油コースが選択されると、廃
油ポンプ9を駆動してエンジン本体の廃油を廃油タンク
10内に吸引し、その後、給油ノズル13がノズル収容
部1Aから外されると、給油ポンプ15を駆動して給油
タンク16内の新油をエンジン本体に給油するようにな
っている。ここで、前記給油マップ22には、例えばA
コースからGコースまでの7コースが用意され、該各コ
ースA,B,C,D,E,F,Gには、5リットルから
0.5リットルまで段階的に設定された各給油量F1 ,
F2 ,F3 ,F4 ,F5 ,F6 ,F7 が記憶されてい
る。
【0018】23はコントロールユニット21に接続さ
れた警報ブザーで、該警報ブザー23はコントロールユ
ニット21からの制御信号により、廃油の吸引中、新油
の給油中に作動して警報を発し、操作者に注意を促すも
のである。
れた警報ブザーで、該警報ブザー23はコントロールユ
ニット21からの制御信号により、廃油の吸引中、新油
の給油中に作動して警報を発し、操作者に注意を促すも
のである。
【0019】24はボックス本体1の上側に設けられた
操作手順指示ランプを示し、該操作手順指示ランプ24
は、コントロールユニット21からの制御信号により順
次点灯し、操作者にオイル交換の操作手順を指示するも
のである。
操作手順指示ランプを示し、該操作手順指示ランプ24
は、コントロールユニット21からの制御信号により順
次点灯し、操作者にオイル交換の操作手順を指示するも
のである。
【0020】従来技術によるエンジンオイル交換装置は
上述の如き構成を有するもので、まず、操作者はボック
ス本体1の近くに自動車を停車した後、貨幣管理部3の
コイン投入部3A、紙幣投入部3Bから貨幣を投入し、
AコースからGコースまでのうち希望する給油コースを
セレクトスイッチ2の各押釦スイッチ2Aによって選択
する。これにより、コントロールユニット21は、貨幣
管理部3からの入金信号とセレクトスイッチ2からの選
択信号とから釣銭金額を計算し、この釣銭を貨幣管理部
3の排出部3Eから返却すると共に、給油マップ22内
から選択された給油コースに応じた一の給油量Fをセッ
トする。
上述の如き構成を有するもので、まず、操作者はボック
ス本体1の近くに自動車を停車した後、貨幣管理部3の
コイン投入部3A、紙幣投入部3Bから貨幣を投入し、
AコースからGコースまでのうち希望する給油コースを
セレクトスイッチ2の各押釦スイッチ2Aによって選択
する。これにより、コントロールユニット21は、貨幣
管理部3からの入金信号とセレクトスイッチ2からの選
択信号とから釣銭金額を計算し、この釣銭を貨幣管理部
3の排出部3Eから返却すると共に、給油マップ22内
から選択された給油コースに応じた一の給油量Fをセッ
トする。
【0021】そして、操作者が廃油ノズル6を廃油ノズ
ル掛けから外し、オイルレベルゲージ穴を介してエンジ
ン本体内に挿入すると、廃油ノズルスイッチ19は廃油
ノズル6が外されたことを検出する。これにより、コン
トロールユニット21は制御信号を出力して廃油ポンプ
9を駆動し、該廃油ポンプ9によりエンジン本体内の廃
油を吸引して廃油タンク10内に収容すると共に、警報
ブザー23を鳴動させて廃油の吸引が開始されたことを
報知する。
ル掛けから外し、オイルレベルゲージ穴を介してエンジ
ン本体内に挿入すると、廃油ノズルスイッチ19は廃油
ノズル6が外されたことを検出する。これにより、コン
トロールユニット21は制御信号を出力して廃油ポンプ
9を駆動し、該廃油ポンプ9によりエンジン本体内の廃
油を吸引して廃油タンク10内に収容すると共に、警報
ブザー23を鳴動させて廃油の吸引が開始されたことを
報知する。
【0022】次に、エンジン本体内の廃油が抜き取ら
れ、操作者が廃油ノズル6を廃油ノズル掛けに戻すと、
コントロールユニット21は廃油ノズルスイッチ19か
らの検出信号に基づいて廃油ポンプ9を停止させる。そ
して、操作者が給油ノズル13を給油ノズル掛けから外
し、該給油ノズル13をオイル注入口からエンジン本体
内に挿入すると、コントロールユニット21は制御信号
を出力して給油ポンプ15を駆動すると共に、警報ブザ
ー23を鳴動させて給油中であることを周囲に報知す
る。これにより、給油タンク16内の新油は給油配管1
4,給油ノズル13等を介してエンジン本体内に給油さ
れると共に、流量計18は給油配管14内を流通する新
油の流量を検出し、コントロールユニット21は流量計
18からの流量検出信号がセレクトスイッチ2で選択さ
れたF1 〜F7 のうちの一の給油量Fに達すると、給油
ポンプ15を停止させて給油を終了する。
れ、操作者が廃油ノズル6を廃油ノズル掛けに戻すと、
コントロールユニット21は廃油ノズルスイッチ19か
らの検出信号に基づいて廃油ポンプ9を停止させる。そ
して、操作者が給油ノズル13を給油ノズル掛けから外
し、該給油ノズル13をオイル注入口からエンジン本体
内に挿入すると、コントロールユニット21は制御信号
を出力して給油ポンプ15を駆動すると共に、警報ブザ
ー23を鳴動させて給油中であることを周囲に報知す
る。これにより、給油タンク16内の新油は給油配管1
4,給油ノズル13等を介してエンジン本体内に給油さ
れると共に、流量計18は給油配管14内を流通する新
油の流量を検出し、コントロールユニット21は流量計
18からの流量検出信号がセレクトスイッチ2で選択さ
れたF1 〜F7 のうちの一の給油量Fに達すると、給油
ポンプ15を停止させて給油を終了する。
【0023】一方、液面計17は給油タンク16内の新
油の残量を検出し、上限レベルスイッチ11は廃油タン
ク10内に収容された廃油量を検出している。そして、
コントロールユニット21は、給油タンク16内の新油
の残量がAコースからGコースまでの選択された給油コ
ースの給油量Fを満たさない場合や、廃油タンク10内
の廃油が満タンになった場合等に、以後の販売を中止す
る。
油の残量を検出し、上限レベルスイッチ11は廃油タン
ク10内に収容された廃油量を検出している。そして、
コントロールユニット21は、給油タンク16内の新油
の残量がAコースからGコースまでの選択された給油コ
ースの給油量Fを満たさない場合や、廃油タンク10内
の廃油が満タンになった場合等に、以後の販売を中止す
る。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術によるエンジンオイル交換装置では、操作者(顧
客)が所定の貨幣を投入した後、顧客自らが廃油ノズル
6,給油ノズル13等を操作することにより、いわゆる
セルフサービス形式でエンジンオイルを交換、販売する
ようになっているが、送電線の破損や電源電圧の瞬間的
な低下(瞬時停電)等による停電発生時には何らの処理
を行わず、電源が復帰したときに、パワーオンリセット
されて販売待機状態となるように構成されている。特
に、瞬時停電の場合は、一般的な停電事故と異なり、後
から停電発生の有無、発生時刻等を確認しにくい上に、
エンジンオイルの交換には時間を要するから、短時間で
販売を完了する清涼飲料水等の自動販売機と比して、瞬
時停電によるシステムダウンが生じ易い。
来技術によるエンジンオイル交換装置では、操作者(顧
客)が所定の貨幣を投入した後、顧客自らが廃油ノズル
6,給油ノズル13等を操作することにより、いわゆる
セルフサービス形式でエンジンオイルを交換、販売する
ようになっているが、送電線の破損や電源電圧の瞬間的
な低下(瞬時停電)等による停電発生時には何らの処理
を行わず、電源が復帰したときに、パワーオンリセット
されて販売待機状態となるように構成されている。特
に、瞬時停電の場合は、一般的な停電事故と異なり、後
から停電発生の有無、発生時刻等を確認しにくい上に、
エンジンオイルの交換には時間を要するから、短時間で
販売を完了する清涼飲料水等の自動販売機と比して、瞬
時停電によるシステムダウンが生じ易い。
【0025】このため、上述した従来技術によるもので
は、エンジンオイルの交換作業中に停電が発生した場合
に、オイル交換を完了できなかった顧客が、エンジンオ
イル交換装置を設置している管理事務所に連絡しても、
停電が廃油の抜き取り作業中に発生したのか、あるいは
新油の給油中に発生したのか等が不明であり、停電発生
時の状態を客観的に立証できないため、管理事務所と顧
客との間に金銭の返還等についてトラブルが生じ易いば
かりか、エンジンオイル交換装置の信用が大幅に低下す
るという問題がある。また、管理事務所としても、シス
テムダウンが瞬時停電によるものか、一般的な停電事故
によるものか、いつ停電が発生したのか等を判別しにく
いため、原因の究明に時間がかかり、品質向上を阻害す
るという問題がある。
は、エンジンオイルの交換作業中に停電が発生した場合
に、オイル交換を完了できなかった顧客が、エンジンオ
イル交換装置を設置している管理事務所に連絡しても、
停電が廃油の抜き取り作業中に発生したのか、あるいは
新油の給油中に発生したのか等が不明であり、停電発生
時の状態を客観的に立証できないため、管理事務所と顧
客との間に金銭の返還等についてトラブルが生じ易いば
かりか、エンジンオイル交換装置の信用が大幅に低下す
るという問題がある。また、管理事務所としても、シス
テムダウンが瞬時停電によるものか、一般的な停電事故
によるものか、いつ停電が発生したのか等を判別しにく
いため、原因の究明に時間がかかり、品質向上を阻害す
るという問題がある。
【0026】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、電源電圧の低下時に、電源電圧降下時の
状態を客観的に立証し、市場クレームを防止できるよう
にしたエンジンオイル交換装置を提供することを目的と
する。
されたもので、電源電圧の低下時に、電源電圧降下時の
状態を客観的に立証し、市場クレームを防止できるよう
にしたエンジンオイル交換装置を提供することを目的と
する。
【0027】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明が採用する構成の特徴は、電源電圧が所
定の電圧まで降下したことを検出する電圧降下検出手段
と、該電圧降下手段が前記電源電圧の電圧降下を検出し
たときに、電圧降下の発生時刻と貨幣管理部および給油
部の作動状態とをエラー情報として退避させるエラー情
報退避手段と、該エラー情報退避手段が退避させたエラ
ー情報を読出し、エラー伝票を発行するエラー伝票発行
手段とを設けたことにある。
ために、本発明が採用する構成の特徴は、電源電圧が所
定の電圧まで降下したことを検出する電圧降下検出手段
と、該電圧降下手段が前記電源電圧の電圧降下を検出し
たときに、電圧降下の発生時刻と貨幣管理部および給油
部の作動状態とをエラー情報として退避させるエラー情
報退避手段と、該エラー情報退避手段が退避させたエラ
ー情報を読出し、エラー伝票を発行するエラー伝票発行
手段とを設けたことにある。
【0028】また、前記エラー伝票発行手段は、前記電
源電圧が復帰したときに、前記エラー情報退避手段が退
避させたエラー情報を読出し、エラー伝票を発行する構
成とするのが好ましい。
源電圧が復帰したときに、前記エラー情報退避手段が退
避させたエラー情報を読出し、エラー伝票を発行する構
成とするのが好ましい。
【0029】さらに、前記エラー伝票発行手段は、前記
電圧降下手段が前記電源電圧の電圧降下を検出したとき
に、前記エラー情報退避手段が退避させたエラー情報を
読出し、エラー伝票を発行する構成としてもよい。
電圧降下手段が前記電源電圧の電圧降下を検出したとき
に、前記エラー情報退避手段が退避させたエラー情報を
読出し、エラー伝票を発行する構成としてもよい。
【0030】
【作用】上記構成により、電圧降下検出手段が電源電圧
の電圧降下を検出すると、エラー情報退避手段は、電圧
降下の発生時刻と貨幣管理部および給油部の作動状態と
をエラー情報として退避させることができる。そして、
エラー伝票発行手段は、このエラー情報を読出してエラ
ー伝票を発行することができる。
の電圧降下を検出すると、エラー情報退避手段は、電圧
降下の発生時刻と貨幣管理部および給油部の作動状態と
をエラー情報として退避させることができる。そして、
エラー伝票発行手段は、このエラー情報を読出してエラ
ー伝票を発行することができる。
【0031】また、エラー伝票発行手段は、電源電圧が
復帰したときに、エラー伝票を発行する構成とすれば、
電源電圧が復帰して正常なオイル交換可能状態になった
ときに、エラー伝票を発行することができる。
復帰したときに、エラー伝票を発行する構成とすれば、
電源電圧が復帰して正常なオイル交換可能状態になった
ときに、エラー伝票を発行することができる。
【0032】さらに、エラー伝票発行手段は、電圧降下
手段が電源電圧の電圧降下を検出したときに、エラー伝
票を発行する構成とすれば、電源電圧が低下してシステ
ムダウンする前にエラー伝票を発行することができる。
手段が電源電圧の電圧降下を検出したときに、エラー伝
票を発行する構成とすれば、電源電圧が低下してシステ
ムダウンする前にエラー伝票を発行することができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図14に
基づいて説明する。なお、実施例では前述した図15な
いし図17に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符
号を付し、その説明を省略するものとする。
基づいて説明する。なお、実施例では前述した図15な
いし図17に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符
号を付し、その説明を省略するものとする。
【0034】まず、図1ないし図7は本発明の第1の実
施例を示している。
施例を示している。
【0035】図中、31はボックス本体1の上部に設け
られた停電ランプを示し、該停電ランプ31は後述する
コントロールユニット37からの制御信号によって点灯
され、管理者に停電の有無を報知するものである。32
は該停電ランプ31の近傍に位置してボックス本体1に
設けられた解除スイッチを示し、該解除スイッチ32が
管理者によってオン操作されることにより、コントロー
ルユニット37は停電ランプ31を消灯させるようにな
っている。ここで、該解除スイッチ32のオンオフ状態
は、一旦、後述する記憶回路39の記憶エリア39A内
に記憶され、コントロールユニット37は該記憶エリア
39Aから解除スイッチ32の状態を読出すようになっ
ている。
られた停電ランプを示し、該停電ランプ31は後述する
コントロールユニット37からの制御信号によって点灯
され、管理者に停電の有無を報知するものである。32
は該停電ランプ31の近傍に位置してボックス本体1に
設けられた解除スイッチを示し、該解除スイッチ32が
管理者によってオン操作されることにより、コントロー
ルユニット37は停電ランプ31を消灯させるようにな
っている。ここで、該解除スイッチ32のオンオフ状態
は、一旦、後述する記憶回路39の記憶エリア39A内
に記憶され、コントロールユニット37は該記憶エリア
39Aから解除スイッチ32の状態を読出すようになっ
ている。
【0036】33はオイルフィルタ8と廃油ポンプ9と
の間に位置し、廃油配管7の途中に設けられた吸引セン
サを示し、該吸引センサ33は例えば半導体式圧力セン
サ、ダイヤフラム式圧力センサ等から構成されている。
そして、該吸引センサ33は廃油配管7内の圧力(真空
度合)を検出し、この検出圧力をコントロールユニット
37に出力するものである。
の間に位置し、廃油配管7の途中に設けられた吸引セン
サを示し、該吸引センサ33は例えば半導体式圧力セン
サ、ダイヤフラム式圧力センサ等から構成されている。
そして、該吸引センサ33は廃油配管7内の圧力(真空
度合)を検出し、この検出圧力をコントロールユニット
37に出力するものである。
【0037】34はボックス本体1内に設けられた電源
ユニットを示し、該電源ユニット34は外部の交流電源
35からの交流を所定の直流電圧に変換し、この電圧を
セレクトスイッチ2、貨幣管理部3、コントロールユニ
ット37等に供給するものである。36は該電源ユニッ
ト34と交流電源35との間に設けられた電源スイッチ
を示し、該電源スイッチ36は、管理者によってオン,
オフ操作されることにより、電源ユニット34と交流電
源35との間を連通,遮断するものである。そして、該
電源スイッチ36は、営業終了時等にオフ操作される
と、後述の制御回路38に割込み信号を出力するもので
ある。
ユニットを示し、該電源ユニット34は外部の交流電源
35からの交流を所定の直流電圧に変換し、この電圧を
セレクトスイッチ2、貨幣管理部3、コントロールユニ
ット37等に供給するものである。36は該電源ユニッ
ト34と交流電源35との間に設けられた電源スイッチ
を示し、該電源スイッチ36は、管理者によってオン,
オフ操作されることにより、電源ユニット34と交流電
源35との間を連通,遮断するものである。そして、該
電源スイッチ36は、営業終了時等にオフ操作される
と、後述の制御回路38に割込み信号を出力するもので
ある。
【0038】37はボックス本体1内に設けられた制御
部としてのコントロールユニットを示し、該コントロー
ルユニット37は、CPU等からなる制御回路38と、
ROM,RAM等からなる記憶回路39等から大略構成
され、該記憶回路39には、図3〜図7に示すプログラ
ム等を記憶する記憶エリア39Aと、図示しないリチウ
ム電池等によりバックアップされた退避エリア39Bと
が形成されている。また、該コントロールユニット37
には、従来技術で述べたコントロールユニット21とほ
ぼ同様に、セレクトスイッチ2、貨幣管理部3、各ポン
プ9,15等が接続されているものの、これらに加え
て、吸引センサ33と後述のプリンタ41,42とが接
続されている。
部としてのコントロールユニットを示し、該コントロー
ルユニット37は、CPU等からなる制御回路38と、
ROM,RAM等からなる記憶回路39等から大略構成
され、該記憶回路39には、図3〜図7に示すプログラ
ム等を記憶する記憶エリア39Aと、図示しないリチウ
ム電池等によりバックアップされた退避エリア39Bと
が形成されている。また、該コントロールユニット37
には、従来技術で述べたコントロールユニット21とほ
ぼ同様に、セレクトスイッチ2、貨幣管理部3、各ポン
プ9,15等が接続されているものの、これらに加え
て、吸引センサ33と後述のプリンタ41,42とが接
続されている。
【0039】40は制御回路38と共にコントロールユ
ニット37内に設けられた電圧降下検出手段としての電
圧降下検出部を示し、該電圧降下検出部40は、電源ユ
ニット34から制御回路38へ給電される5V程度の電
源電圧を常時監視し、この電源電圧が例えば4.7V程
度の電圧まで降下すると、この電圧降下を検出し、制御
回路38に割込み信号を出力するものである。
ニット37内に設けられた電圧降下検出手段としての電
圧降下検出部を示し、該電圧降下検出部40は、電源ユ
ニット34から制御回路38へ給電される5V程度の電
源電圧を常時監視し、この電源電圧が例えば4.7V程
度の電圧まで降下すると、この電圧降下を検出し、制御
回路38に割込み信号を出力するものである。
【0040】41は扉1Bの前面側に位置してボックス
本体1に設けられた顧客用プリンタを示し、該顧客用プ
リンタ41は、コントロールユニット37からの制御信
号により、販売日時、顧客が選択した給油コース(給油
量)、販売金額等を印字した顧客用レシートを発行する
ものである。
本体1に設けられた顧客用プリンタを示し、該顧客用プ
リンタ41は、コントロールユニット37からの制御信
号により、販売日時、顧客が選択した給油コース(給油
量)、販売金額等を印字した顧客用レシートを発行する
ものである。
【0041】42は扉1Bの背面側に位置してボックス
本体1内に設けられたエラー伝票発行手段としての管理
用プリンタを示し、該管理用プリンタ42は、コントロ
ールユニット37からの制御信号により、通常状態で
は、オイル交換作業の終了後に販売管理用の管理用レシ
ートを発行すると共に、停電が発生した異常状態では、
電源復帰後にエラー伝票を発行するものである。ここ
で、前記管理用レシートには、前記顧客用レシートとほ
ぼ同様に、販売日時(売上げ日時)、給油コース、販売
金額(売上げ金額)等が印字され、また、前記エラー伝
票には、停電メッセージ、停電発生時刻、給油量、投入
された金額状態等が印字されている。
本体1内に設けられたエラー伝票発行手段としての管理
用プリンタを示し、該管理用プリンタ42は、コントロ
ールユニット37からの制御信号により、通常状態で
は、オイル交換作業の終了後に販売管理用の管理用レシ
ートを発行すると共に、停電が発生した異常状態では、
電源復帰後にエラー伝票を発行するものである。ここ
で、前記管理用レシートには、前記顧客用レシートとほ
ぼ同様に、販売日時(売上げ日時)、給油コース、販売
金額(売上げ金額)等が印字され、また、前記エラー伝
票には、停電メッセージ、停電発生時刻、給油量、投入
された金額状態等が印字されている。
【0042】本実施例によるエンジンオイル交換装置は
上述の如き構成を有するもので、次に、その作動につい
て図3ないし図7を参照しつつ詳述する。
上述の如き構成を有するもので、次に、その作動につい
て図3ないし図7を参照しつつ詳述する。
【0043】まず、図3に示すプログラムは、営業開始
時あるいは停電復帰時等において、管理者によってコン
トロールユニット37に電源が投入されたときに行われ
る電源投入処理を示し、ステップ1では、プログラムに
使用する各種の変数、例えば後述の給油量F等をリセッ
トしてイニシャライズし、ステップ2では、後述のステ
ップ56でセットされる停電の有無を示す停電フラグE
を記憶回路39の退避エリア39Bから読出し、ステッ
プ3では、この停電フラグEがセットされているか否か
を判定する。
時あるいは停電復帰時等において、管理者によってコン
トロールユニット37に電源が投入されたときに行われ
る電源投入処理を示し、ステップ1では、プログラムに
使用する各種の変数、例えば後述の給油量F等をリセッ
トしてイニシャライズし、ステップ2では、後述のステ
ップ56でセットされる停電の有無を示す停電フラグE
を記憶回路39の退避エリア39Bから読出し、ステッ
プ3では、この停電フラグEがセットされているか否か
を判定する。
【0044】このステップ3で「YES」と判定したと
きは、コントロールユニット37に電源が投入される前
に停電があった場合だから、ステップ4に移って停電ラ
ンプ31を点灯させ、ステップ5では、退避エリア39
Bから後述のステップ55で退避、記憶させたエラー情
報を読出し、ステップ6では、管理用プリンタ42から
このエラー情報を印字したエラー伝票を発行する。ここ
で、前記管理用プリンタ42はボックス本体1内に設け
られているため、エラー伝票は外部に排出されず、ボッ
クス本体1内に排出される。
きは、コントロールユニット37に電源が投入される前
に停電があった場合だから、ステップ4に移って停電ラ
ンプ31を点灯させ、ステップ5では、退避エリア39
Bから後述のステップ55で退避、記憶させたエラー情
報を読出し、ステップ6では、管理用プリンタ42から
このエラー情報を印字したエラー伝票を発行する。ここ
で、前記管理用プリンタ42はボックス本体1内に設け
られているため、エラー伝票は外部に排出されず、ボッ
クス本体1内に排出される。
【0045】一方、前記ステップ3で「NO」と判定し
たときは、停電フラグEがセットされておらず、電源投
入前に停電がなかった場合だから、図4に示すステップ
11に移る。
たときは、停電フラグEがセットされておらず、電源投
入前に停電がなかった場合だから、図4に示すステップ
11に移る。
【0046】次に、ステップ7では、記憶エリア39A
に記憶された解除スイッチ32のオンオフ状態を読込
み、ステップ8では、電源投入処理が開始されてから今
までの間に、解除スイッチ32がオン操作されたか否か
を判定する。このステップ8で「YES」と判定したと
きは、管理者が停電ランプ31の点灯に気付いて解除ス
イッチ32をオン操作した場合だから、ステップ9に移
って停電フラグEをリセットし、次のステップ10で
は、停電ランプ31を消灯して電源投入処理を終了す
る。一方、前記ステップ8で「NO」と判定したとき
は、管理者が停電ランプ31の点灯に気付いていない場
合だから、該停電ランプ31を点灯させたまま、ステッ
プ11に移る。
に記憶された解除スイッチ32のオンオフ状態を読込
み、ステップ8では、電源投入処理が開始されてから今
までの間に、解除スイッチ32がオン操作されたか否か
を判定する。このステップ8で「YES」と判定したと
きは、管理者が停電ランプ31の点灯に気付いて解除ス
イッチ32をオン操作した場合だから、ステップ9に移
って停電フラグEをリセットし、次のステップ10で
は、停電ランプ31を消灯して電源投入処理を終了す
る。一方、前記ステップ8で「NO」と判定したとき
は、管理者が停電ランプ31の点灯に気付いていない場
合だから、該停電ランプ31を点灯させたまま、ステッ
プ11に移る。
【0047】次に、オイル交換処理について図4ないし
図6を参照しつつ詳述する。
図6を参照しつつ詳述する。
【0048】まず、図4に示すプログラムは給油コース
の選択を行う操作処理を示し、ステップ11では、操作
者(顧客)によって貨幣管理部3のコイン投入部3A、
紙幣投入部3Bから入金された金額を検出し、ステップ
12では、オイルの販売が開始されたことを示す販売中
フラグSをセットすると共に、ステップ13では、投入
金額を金額表示器3Cを介して表示し、ステップ14で
は、貨幣管理部3の返却レバー3Dの状態を読込む。そ
して、次のステップ15では、返却レバー3Dが操作さ
れたか否かを判定し、このステップ15で「YES」と
判定したときは、操作者が返金を希望している場合だか
ら、ステップ16に移って貨幣管理部3の排出部3Eか
ら投入金額を返却すると共に、ステップ17では、金額
表示器3Cを消灯し、ステップ18では、販売中フラグ
Sをリセットして次回の販売に備える。
の選択を行う操作処理を示し、ステップ11では、操作
者(顧客)によって貨幣管理部3のコイン投入部3A、
紙幣投入部3Bから入金された金額を検出し、ステップ
12では、オイルの販売が開始されたことを示す販売中
フラグSをセットすると共に、ステップ13では、投入
金額を金額表示器3Cを介して表示し、ステップ14で
は、貨幣管理部3の返却レバー3Dの状態を読込む。そ
して、次のステップ15では、返却レバー3Dが操作さ
れたか否かを判定し、このステップ15で「YES」と
判定したときは、操作者が返金を希望している場合だか
ら、ステップ16に移って貨幣管理部3の排出部3Eか
ら投入金額を返却すると共に、ステップ17では、金額
表示器3Cを消灯し、ステップ18では、販売中フラグ
Sをリセットして次回の販売に備える。
【0049】一方、前記ステップ15で「NO」と判定
したときは、操作者がエンジンオイルの交換を希望して
いる場合だから、ステップ19に移ってセレクトスイッ
チ2の状態を読込み、ステップ20では、操作者がセレ
クトスイッチ2の各押釦スイッチ2Aを押して、Aコー
スからGコースまでの7つの給油コースから一の給油コ
ースを選択するまで待機する。そして、このステップ2
0で「YES」と判定したときは、操作者がセレクトス
イッチ2を操作して給油コースを選択した場合だから、
ステップ21に移り、このステップ21では、選択され
た押釦スイッチ2Aを点灯させる。
したときは、操作者がエンジンオイルの交換を希望して
いる場合だから、ステップ19に移ってセレクトスイッ
チ2の状態を読込み、ステップ20では、操作者がセレ
クトスイッチ2の各押釦スイッチ2Aを押して、Aコー
スからGコースまでの7つの給油コースから一の給油コ
ースを選択するまで待機する。そして、このステップ2
0で「YES」と判定したときは、操作者がセレクトス
イッチ2を操作して給油コースを選択した場合だから、
ステップ21に移り、このステップ21では、選択され
た押釦スイッチ2Aを点灯させる。
【0050】次に、ステップ22では、F1 〜F7 まで
の各給油量のうち、選択された給油コースに対応する給
油量Fを給油マップ22から呼び出してセットすると共
に、ステップ23では流量カウンタCをリセットし、ス
テップ24では、釣銭を貨幣管理部3の排出部3Eから
返却する。
の各給油量のうち、選択された給油コースに対応する給
油量Fを給油マップ22から呼び出してセットすると共
に、ステップ23では流量カウンタCをリセットし、ス
テップ24では、釣銭を貨幣管理部3の排出部3Eから
返却する。
【0051】そして、ステップ25では、販売日時、給
油コース(給油量)、販売金額等を印字した顧客用レシ
ートを、顧客用プリンタ41から顧客に向けて発行し、
ステップ26では、金額表示器3Cを消灯して図5に示
すプログラムに移る。
油コース(給油量)、販売金額等を印字した顧客用レシ
ートを、顧客用プリンタ41から顧客に向けて発行し、
ステップ26では、金額表示器3Cを消灯して図5に示
すプログラムに移る。
【0052】次に、図5に示すプログラムは廃油吸引処
理を示している。
理を示している。
【0053】まず、ステップ27では、次のステップ2
8で「YES」と判定されるまで廃油ノズルスイッチ1
9の状態を読込み、ステップ28では、廃油ノズルスイ
ッチ19のオン,オフ状態から廃油ノズル6が廃油ノズ
ル掛けから外されたか否かを判定する。このステップ2
8で「YES」と判定したときは、廃油ノズル6が廃油
ノズル掛けから取り外された場合だから、ステップ29
に移って廃油ポンプ9を駆動させる。
8で「YES」と判定されるまで廃油ノズルスイッチ1
9の状態を読込み、ステップ28では、廃油ノズルスイ
ッチ19のオン,オフ状態から廃油ノズル6が廃油ノズ
ル掛けから外されたか否かを判定する。このステップ2
8で「YES」と判定したときは、廃油ノズル6が廃油
ノズル掛けから取り外された場合だから、ステップ29
に移って廃油ポンプ9を駆動させる。
【0054】そして、ステップ30では、吸引センサ3
3からの検出信号を読込み、ステップ31では、該吸引
センサ33からの検出信号に基づいて廃油の吸引中か否
かを判定する。ここで、廃油の吸引が開始される前は、
廃油ノズル6は大気に開放されているから、廃油配管7
内の圧力はほぼ大気圧と等しく、一方、廃油ノズル6が
エンジン本体内の廃油中に挿入されると、廃油ポンプ9
の駆動により廃油配管7内の圧力は大気圧以下に低下す
る。従って、廃油配管7内の圧力を吸引センサ33によ
って検出し、この検出圧力が所定の圧力(大気圧程度)
以下になったときに、廃油の吸引状態であると判定する
ことができる。
3からの検出信号を読込み、ステップ31では、該吸引
センサ33からの検出信号に基づいて廃油の吸引中か否
かを判定する。ここで、廃油の吸引が開始される前は、
廃油ノズル6は大気に開放されているから、廃油配管7
内の圧力はほぼ大気圧と等しく、一方、廃油ノズル6が
エンジン本体内の廃油中に挿入されると、廃油ポンプ9
の駆動により廃油配管7内の圧力は大気圧以下に低下す
る。従って、廃油配管7内の圧力を吸引センサ33によ
って検出し、この検出圧力が所定の圧力(大気圧程度)
以下になったときに、廃油の吸引状態であると判定する
ことができる。
【0055】そして、前記ステップ31で「YES」と
判定したときは、廃油ノズル6がエンジン本体内に挿入
された場合だから、ステップ32に移って警報ブザー2
3を鳴動させ、廃油の吸引が開始されたことを周囲に報
知する。一方、前記ステップ31で「NO」と判定した
ときは、廃油の抜き取り作業が完了したか、あるいは廃
油ノズル6がエンジン本体の外部に取り出されて、吸引
センサ33からの検出圧力が上昇した場合だから、ステ
ップ33に移って警報ブザー23を停止させ、ステップ
34では、廃油ノズルスイッチ19の状態を読込み、ス
テップ35では、廃油ノズルスイッチ19のオン,オフ
状態から廃油ノズル6が廃油ノズル掛けに戻されたか否
かを判定する。
判定したときは、廃油ノズル6がエンジン本体内に挿入
された場合だから、ステップ32に移って警報ブザー2
3を鳴動させ、廃油の吸引が開始されたことを周囲に報
知する。一方、前記ステップ31で「NO」と判定した
ときは、廃油の抜き取り作業が完了したか、あるいは廃
油ノズル6がエンジン本体の外部に取り出されて、吸引
センサ33からの検出圧力が上昇した場合だから、ステ
ップ33に移って警報ブザー23を停止させ、ステップ
34では、廃油ノズルスイッチ19の状態を読込み、ス
テップ35では、廃油ノズルスイッチ19のオン,オフ
状態から廃油ノズル6が廃油ノズル掛けに戻されたか否
かを判定する。
【0056】そして、前記ステップ35で「NO」と判
定したときは、廃油ノズル6が廃油ノズル掛けに戻され
ていない場合だから、ステップ30に戻って吸引センサ
33からの検出信号を読込み、ステップ31で「YE
S」と判定したときは、吸引動作を再開したものである
から、ステップ30〜35の処理を繰り返す。また、前
記ステップ35で「YES」と判定したときは、廃油の
吸引が終了し、廃油ノズル6が廃油ノズル掛けに戻され
た場合だから、ステップ36に移って廃油ポンプ9を停
止し、図6に示すプログラムに移行する。
定したときは、廃油ノズル6が廃油ノズル掛けに戻され
ていない場合だから、ステップ30に戻って吸引センサ
33からの検出信号を読込み、ステップ31で「YE
S」と判定したときは、吸引動作を再開したものである
から、ステップ30〜35の処理を繰り返す。また、前
記ステップ35で「YES」と判定したときは、廃油の
吸引が終了し、廃油ノズル6が廃油ノズル掛けに戻され
た場合だから、ステップ36に移って廃油ポンプ9を停
止し、図6に示すプログラムに移行する。
【0057】次に、図6に示すプログラムは給油処理を
示している。
示している。
【0058】まず、ステップ37では、次のステップ3
8で「YES」と判定されるまで給油ノズルスイッチ2
0の状態を読込み、ステップ38では、この給油ノズル
スイッチ20のオン,オフ状態から給油ノズル13が給
油ノズル掛けから外されたか否かを判定する。このステ
ップ38で「YES」と判定したときは、給油ノズル1
3が給油ノズル掛けから外された場合だから、ステップ
39に移って、給油ポンプ15を駆動する。
8で「YES」と判定されるまで給油ノズルスイッチ2
0の状態を読込み、ステップ38では、この給油ノズル
スイッチ20のオン,オフ状態から給油ノズル13が給
油ノズル掛けから外されたか否かを判定する。このステ
ップ38で「YES」と判定したときは、給油ノズル1
3が給油ノズル掛けから外された場合だから、ステップ
39に移って、給油ポンプ15を駆動する。
【0059】そして、ステップ40では、流量計18か
らの流量検出信号を読込み、ステップ41では、前記ス
テップ23でリセットした流量カウンタCをスタート
し、ステップ42では、この流量カウンタCで積算した
流量を流量表示器4を介して表示すると共に、ステップ
43では、警報ブザー23を鳴動させて給油中であるこ
とを周囲に報知する。ここで、前記流量カウンタCは、
流量計18が検出した瞬時流量を積算し、新油の積算流
量を求めるものである。
らの流量検出信号を読込み、ステップ41では、前記ス
テップ23でリセットした流量カウンタCをスタート
し、ステップ42では、この流量カウンタCで積算した
流量を流量表示器4を介して表示すると共に、ステップ
43では、警報ブザー23を鳴動させて給油中であるこ
とを周囲に報知する。ここで、前記流量カウンタCは、
流量計18が検出した瞬時流量を積算し、新油の積算流
量を求めるものである。
【0060】そして、ステップ44では、流量カウンタ
Cが前記ステップ22でセットされた給油量Fに達して
「YES」と判定するまで待機し、このステップ44で
「YES」と判定したときは、操作者の選択した給油コ
ースに応じた新油がエンジン本体内に給油された場合だ
から、ステップ45に移って給油ポンプ15を停止し、
次のステップ46では流量カウンタCをストップすると
共に、ステップ47では警報ブザー23の鳴動を停止さ
せる。
Cが前記ステップ22でセットされた給油量Fに達して
「YES」と判定するまで待機し、このステップ44で
「YES」と判定したときは、操作者の選択した給油コ
ースに応じた新油がエンジン本体内に給油された場合だ
から、ステップ45に移って給油ポンプ15を停止し、
次のステップ46では流量カウンタCをストップすると
共に、ステップ47では警報ブザー23の鳴動を停止さ
せる。
【0061】そして、ステップ48では、次のステップ
49で「YES」と判定されるまで給油ノズルスイッチ
20の状態を読込み、ステップ49では、給油ノズルス
イッチ20のオン,オフ状態から給油ノズル13が給油
ノズル掛けに戻されたか否かを判定する。このステップ
49で「YES」と判定したときは、給油が終了し、操
作者によって給油ノズル13が給油ノズル掛けに戻され
た場合だから、ステップ50に移って流量表示器4を消
灯し、ステップ51では、管理用プリンタ42から管理
用レシートをボックス本体1内で発行すると共に、次の
ステップ52では、販売中フラグSをリセットし、次回
の販売に備えるべく図4に示す操作処理に戻る。
49で「YES」と判定されるまで給油ノズルスイッチ
20の状態を読込み、ステップ49では、給油ノズルス
イッチ20のオン,オフ状態から給油ノズル13が給油
ノズル掛けに戻されたか否かを判定する。このステップ
49で「YES」と判定したときは、給油が終了し、操
作者によって給油ノズル13が給油ノズル掛けに戻され
た場合だから、ステップ50に移って流量表示器4を消
灯し、ステップ51では、管理用プリンタ42から管理
用レシートをボックス本体1内で発行すると共に、次の
ステップ52では、販売中フラグSをリセットし、次回
の販売に備えるべく図4に示す操作処理に戻る。
【0062】一方、図7に示すプログラムは、制御回路
38へ供給される電源電圧が瞬時停電等によって所定の
電圧まで電圧降下したときに、電圧降下検出部40から
出力される割込み信号によって開始される停電時割込み
処理を示している。ここで、電源スイッチ36がオフ操
作されたときには、該電源スイッチ36からの割込み信
号が制御回路38に入力されるため、正常な電圧降下時
には、この停電時割込み処理は開始されない。
38へ供給される電源電圧が瞬時停電等によって所定の
電圧まで電圧降下したときに、電圧降下検出部40から
出力される割込み信号によって開始される停電時割込み
処理を示している。ここで、電源スイッチ36がオフ操
作されたときには、該電源スイッチ36からの割込み信
号が制御回路38に入力されるため、正常な電圧降下時
には、この停電時割込み処理は開始されない。
【0063】まず、ステップ53では、販売中フラグS
を読出し、ステップ54では、この販売中フラグSがセ
ットされているか否かを判定し、このステップ54で
「YES」と判定したときは、顧客が貨幣を貨幣管理部
3に投入し、販売が開始されている場合だから、ステッ
プ55に移る。一方、前記ステップ54で「NO」と判
定したときは、オイル交換中(販売中)ではない場合だ
から、後述のステップ57に移る。
を読出し、ステップ54では、この販売中フラグSがセ
ットされているか否かを判定し、このステップ54で
「YES」と判定したときは、顧客が貨幣を貨幣管理部
3に投入し、販売が開始されている場合だから、ステッ
プ55に移る。一方、前記ステップ54で「NO」と判
定したときは、オイル交換中(販売中)ではない場合だ
から、後述のステップ57に移る。
【0064】次に、ステップ55では、電源電圧の電圧
降下(停電)が発生したときの時刻と、貨幣管理部3の
入金,出金等の金額状態と、流量カウンタCが積算した
給油量とを、エラー情報として退避エリア39Bに退避
させ、記憶する。最後に、ステップ56では、停電フラ
グEをセットして停電があったことを記録し、ステップ
57では、プログラムをリセットして割込み処理を終了
する。
降下(停電)が発生したときの時刻と、貨幣管理部3の
入金,出金等の金額状態と、流量カウンタCが積算した
給油量とを、エラー情報として退避エリア39Bに退避
させ、記憶する。最後に、ステップ56では、停電フラ
グEをセットして停電があったことを記録し、ステップ
57では、プログラムをリセットして割込み処理を終了
する。
【0065】そして、瞬時停電が解消し、制御回路38
の電源電圧が復帰したときには、前述した図3に示す電
源投入処理が行われ、停電ランプ31が点灯すると共
に、管理用プリンタ42からエラー伝票が自動的に発行
される。
の電源電圧が復帰したときには、前述した図3に示す電
源投入処理が行われ、停電ランプ31が点灯すると共
に、管理用プリンタ42からエラー伝票が自動的に発行
される。
【0066】かくして、本実施例によれば、瞬時停電等
によって制御回路38の電源電圧が所定の電圧まで降下
すると、電圧降下検出部40はこの電圧降下を検出して
割込み信号を出力し、これによりコントロールユニット
37は速やかに停電時割込み処理を開始して、停電発生
時刻、貨幣管理部3の入金,出金状態、停電発生時まで
の給油量をエラー情報として退避エリア39Bに退避さ
せておき、停電が解消したとき(電源復帰時)に、この
エラー情報をエラー伝票として管理用プリンタ42から
発行することができる。
によって制御回路38の電源電圧が所定の電圧まで降下
すると、電圧降下検出部40はこの電圧降下を検出して
割込み信号を出力し、これによりコントロールユニット
37は速やかに停電時割込み処理を開始して、停電発生
時刻、貨幣管理部3の入金,出金状態、停電発生時まで
の給油量をエラー情報として退避エリア39Bに退避さ
せておき、停電が解消したとき(電源復帰時)に、この
エラー情報をエラー伝票として管理用プリンタ42から
発行することができる。
【0067】この結果、エンジンオイルの交換作業中に
瞬時停電等によりシステムダウンが生じた場合でも、電
源復帰時には、この停電の発生時刻や貨幣管理部3の状
態等をエラー伝票によって客観的に知ることができるか
ら、顧客とのトラブルを未然に防止して信頼性を向上す
ることができ、原因究明の時間を大幅に短縮してメンテ
ナンス性を向上することができる。
瞬時停電等によりシステムダウンが生じた場合でも、電
源復帰時には、この停電の発生時刻や貨幣管理部3の状
態等をエラー伝票によって客観的に知ることができるか
ら、顧客とのトラブルを未然に防止して信頼性を向上す
ることができ、原因究明の時間を大幅に短縮してメンテ
ナンス性を向上することができる。
【0068】ここで、停電発生時の顧客への金銭返却方
法について具体的に述べると、例えば、顧客が貨幣管理
部3に貨幣を投入し、顧客用レシートを受領する前に停
電が発生した場合には、管理者は、顧客から連絡を受け
た停電発生時刻、投入金額等の内容と、エラー伝票の内
容とを突き合せることにより、容易に真偽の程を確認で
きる。また、顧客用レシートが発行された後に停電が生
じた場合には、この顧客用レシートとエラー伝票とを突
き合せることで、停電発生時刻、給油量等の状態を速や
かに確認できる。
法について具体的に述べると、例えば、顧客が貨幣管理
部3に貨幣を投入し、顧客用レシートを受領する前に停
電が発生した場合には、管理者は、顧客から連絡を受け
た停電発生時刻、投入金額等の内容と、エラー伝票の内
容とを突き合せることにより、容易に真偽の程を確認で
きる。また、顧客用レシートが発行された後に停電が生
じた場合には、この顧客用レシートとエラー伝票とを突
き合せることで、停電発生時刻、給油量等の状態を速や
かに確認できる。
【0069】次に、図8ないし図14は本発明の第2の
実施例を示し、本実施例の特徴は、電圧降下検出部が電
源電圧の電圧降下を検出したときに、エラー伝票を発行
する構成としたことにある。なお、本実施例では、前述
した第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
実施例を示し、本実施例の特徴は、電圧降下検出部が電
源電圧の電圧降下を検出したときに、エラー伝票を発行
する構成としたことにある。なお、本実施例では、前述
した第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
【0070】図中、51はボックス本体1の扉1B前面
側に設けられたエラー伝票発行手段としてのプリンタを
示し、該プリンタ51は、後述するコントロールユニッ
ト52からの制御信号により、通常のオイル交換時に
は、顧客用および管理用のレシートを発行すると共に、
停電発生時には、顧客用および管理用のエラー伝票を発
行するものである。
側に設けられたエラー伝票発行手段としてのプリンタを
示し、該プリンタ51は、後述するコントロールユニッ
ト52からの制御信号により、通常のオイル交換時に
は、顧客用および管理用のレシートを発行すると共に、
停電発生時には、顧客用および管理用のエラー伝票を発
行するものである。
【0071】即ち、前記プリンタ51は、そのプリンタ
用紙が2枚構造をなしており、一方のプリンタ用紙に印
字したときには、同一の内容を同時に他方のプリンタ用
紙に複写して発行するものである。これにより、顧客と
管理者とに同一内容のレシートおよび伝票が発行される
ものである。また、該プリンタ51は、リチウム電池等
の小型のバックアップ用電源(図示せず)によって、停
電発生時に、エラー伝票を発行する時間だけバックアッ
プされるようになっている。
用紙が2枚構造をなしており、一方のプリンタ用紙に印
字したときには、同一の内容を同時に他方のプリンタ用
紙に複写して発行するものである。これにより、顧客と
管理者とに同一内容のレシートおよび伝票が発行される
ものである。また、該プリンタ51は、リチウム電池等
の小型のバックアップ用電源(図示せず)によって、停
電発生時に、エラー伝票を発行する時間だけバックアッ
プされるようになっている。
【0072】ここで、前記顧客用および管理用のレシー
トは、上述した第1の実施例による顧客用レシート、管
理用レシートとほぼ同様に、販売日時(売上げ日時)、
給油コース(給油量)、販売金額(売上げ金額)等が印
字され、また、前記顧客用および管理用のエラー伝票に
は、上述した第1の実施例によるエラー伝票とほぼ同様
に、停電メッセージ、停電発生時刻、給油量、貨幣管理
部の入金,出金状態等が印字されるものである。
トは、上述した第1の実施例による顧客用レシート、管
理用レシートとほぼ同様に、販売日時(売上げ日時)、
給油コース(給油量)、販売金額(売上げ金額)等が印
字され、また、前記顧客用および管理用のエラー伝票に
は、上述した第1の実施例によるエラー伝票とほぼ同様
に、停電メッセージ、停電発生時刻、給油量、貨幣管理
部の入金,出金状態等が印字されるものである。
【0073】52はボックス本体1内に設けられた制御
部としてのコントロールユニットを示し、該コントロー
ルユニット52は、上述した第1の実施例によるコント
ロールユニット37とほぼ同様に、CPU等からなる制
御回路53と、ROM,RAM等からなる記憶回路54
等から大略構成され、該記憶回路54には、記憶エリア
54Aと、バックアップされた退避エリア54Bとが形
成されている。しかし、該コントロールユニット52に
は、第1の実施例で述べた顧客用プリンタ41,管理用
プリンタ42に替えて、プリンタ51が接続され、記憶
エリア54Aには図10ないし図14に示すプログラム
等が格納されている。
部としてのコントロールユニットを示し、該コントロー
ルユニット52は、上述した第1の実施例によるコント
ロールユニット37とほぼ同様に、CPU等からなる制
御回路53と、ROM,RAM等からなる記憶回路54
等から大略構成され、該記憶回路54には、記憶エリア
54Aと、バックアップされた退避エリア54Bとが形
成されている。しかし、該コントロールユニット52に
は、第1の実施例で述べた顧客用プリンタ41,管理用
プリンタ42に替えて、プリンタ51が接続され、記憶
エリア54Aには図10ないし図14に示すプログラム
等が格納されている。
【0074】55は制御回路53と共にコントロールユ
ニット52内に設けられた本実施例による電圧降下検出
手段としての電圧降下検出部を示し、該電圧降下検出部
55は、前記第1の実施例で述べた電圧検出部40とほ
ぼ同様に、電源ユニット34から制御回路53へ給電さ
れる5V程度の電源電圧を常時監視し、この電源電圧が
例えば4.7V程度の電圧まで降下すると、制御回路5
3に割込み信号を出力するものである。
ニット52内に設けられた本実施例による電圧降下検出
手段としての電圧降下検出部を示し、該電圧降下検出部
55は、前記第1の実施例で述べた電圧検出部40とほ
ぼ同様に、電源ユニット34から制御回路53へ給電さ
れる5V程度の電源電圧を常時監視し、この電源電圧が
例えば4.7V程度の電圧まで降下すると、制御回路5
3に割込み信号を出力するものである。
【0075】本実施例によるエンジンオイル交換装置は
上述の如き構成を有するもので、次に、その作動につい
て図10ないし図14を参照しつつ詳述する。
上述の如き構成を有するもので、次に、その作動につい
て図10ないし図14を参照しつつ詳述する。
【0076】まず、図10に示すプログラムは、本実施
例による電源投入処理を示す。然るに、ステップ61〜
64までは前記第1の実施例で述べた図3に示すステッ
プ1〜4とほぼ同様の処理を行い、また、ステップ65
〜68までは、前記第1の実施例で述べたステップ7〜
10と同様の処理を行うため、説明を省略する。
例による電源投入処理を示す。然るに、ステップ61〜
64までは前記第1の実施例で述べた図3に示すステッ
プ1〜4とほぼ同様の処理を行い、また、ステップ65
〜68までは、前記第1の実施例で述べたステップ7〜
10と同様の処理を行うため、説明を省略する。
【0077】即ち、本実施例による電源投入処理は、電
源の復帰時にエラー伝票を発行しないものである。
源の復帰時にエラー伝票を発行しないものである。
【0078】次に、オイル交換処理について図11ない
し図13を参照しつつ詳述する。
し図13を参照しつつ詳述する。
【0079】まず、図11に示すプログラムは給油コー
スの選択を行う操作処理を示す。然るに、ステップ69
〜82までは、前記第1の実施例で述べた図4に示すス
テップ11〜24までとほぼ同様の処理を行い、また、
ステップ84と前記第1の実施例で述べたステップ26
とは、ほぼ同様の処理を行うため、その説明を省略す
る。
スの選択を行う操作処理を示す。然るに、ステップ69
〜82までは、前記第1の実施例で述べた図4に示すス
テップ11〜24までとほぼ同様の処理を行い、また、
ステップ84と前記第1の実施例で述べたステップ26
とは、ほぼ同様の処理を行うため、その説明を省略す
る。
【0080】即ち、本実施例による操作処理の特徴は、
ステップ83において、販売日時、給油コース(給油
量)、販売金額等を印字した顧客用レシートおよび管理
用レシートを、プリンタ51から顧客,管理者に向けて
同時に発行する構成としたことにある。
ステップ83において、販売日時、給油コース(給油
量)、販売金額等を印字した顧客用レシートおよび管理
用レシートを、プリンタ51から顧客,管理者に向けて
同時に発行する構成としたことにある。
【0081】さらに、図12に示すプログラムは廃油吸
引処理を示している。然るに、この廃油吸引処理のステ
ップ85〜94は、第1の実施例で述べた図5に示す廃
油吸引処理のステップ27〜36と同様であるので、そ
の説明を省略する。
引処理を示している。然るに、この廃油吸引処理のステ
ップ85〜94は、第1の実施例で述べた図5に示す廃
油吸引処理のステップ27〜36と同様であるので、そ
の説明を省略する。
【0082】そして、図13に示すプログラムは給油処
理を示している。然るに、ステップ95〜108は、前
記第1の実施例で述べた図6に示すステップ37〜50
と同様の処理を行い、また、ステップ109は前記第1
の実施例で述べたステップ52と同様の処理を行うた
め、その説明を省略する。
理を示している。然るに、ステップ95〜108は、前
記第1の実施例で述べた図6に示すステップ37〜50
と同様の処理を行い、また、ステップ109は前記第1
の実施例で述べたステップ52と同様の処理を行うた
め、その説明を省略する。
【0083】即ち、本実施例による給油処理の特徴は、
前記ステップ83で顧客用および管理用のレシートを発
行しているため、給油作業の完了後にはレシートを発行
しない構成としたことにある。
前記ステップ83で顧客用および管理用のレシートを発
行しているため、給油作業の完了後にはレシートを発行
しない構成としたことにある。
【0084】最後に、図14に示すプログラムは、本実
施例による停電時割込み処理を示している。然るに、ス
テップ110〜113,ステップ115は、前記第1の
実施例で述べたステップ53〜56,57と同様の処理
を行うため、その説明を省略する。
施例による停電時割込み処理を示している。然るに、ス
テップ110〜113,ステップ115は、前記第1の
実施例で述べたステップ53〜56,57と同様の処理
を行うため、その説明を省略する。
【0085】そこで、本実施例による停電時割込み処理
の特徴とするステップ114について説明する。
の特徴とするステップ114について説明する。
【0086】即ち、ステップ114では、前記ステップ
112で一旦退避エリア54Bに退避させたエラー情報
を読出して、顧客用および管理用のエラー伝票をプリン
タ51から同時に発行する。
112で一旦退避エリア54Bに退避させたエラー情報
を読出して、顧客用および管理用のエラー伝票をプリン
タ51から同時に発行する。
【0087】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができる。しかし、特に、本実施例では、停電発生時
に、プリンタ51から顧客用のエラー伝票と管理用のエ
ラー伝票とを同時に発行する構成としたから、停電が発
生したときに、顧客は即座にエラー伝票を受領すること
ができ、より一層市場クレームの発生を防止することが
できる。また、単一のプリンタ51によって管理者およ
び顧客の双方に、レシート,エラー伝票を発行できるか
ら、システム全体の簡素化を図ることもできる。
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができる。しかし、特に、本実施例では、停電発生時
に、プリンタ51から顧客用のエラー伝票と管理用のエ
ラー伝票とを同時に発行する構成としたから、停電が発
生したときに、顧客は即座にエラー伝票を受領すること
ができ、より一層市場クレームの発生を防止することが
できる。また、単一のプリンタ51によって管理者およ
び顧客の双方に、レシート,エラー伝票を発行できるか
ら、システム全体の簡素化を図ることもできる。
【0088】なお、図7に示すステップ55と図14に
示すステップ112とが、本発明の構成要件であるエラ
ー情報退避手段の具体例である。
示すステップ112とが、本発明の構成要件であるエラ
ー情報退避手段の具体例である。
【0089】また、前記各実施例では、電圧降下検出手
段としての電圧降下検出部40,55は、制御回路3
8,53へ供給される電源電圧を監視し、該各制御回路
38,53の電源電圧が所定の電圧まで降下したとき
に、割込みをかけるものとして述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えば電源ユニット34からセレクトスイッ
チ2,貨幣管理部3等へ給電される他の電源電圧を監視
する構成としてもよい。
段としての電圧降下検出部40,55は、制御回路3
8,53へ供給される電源電圧を監視し、該各制御回路
38,53の電源電圧が所定の電圧まで降下したとき
に、割込みをかけるものとして述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えば電源ユニット34からセレクトスイッ
チ2,貨幣管理部3等へ給電される他の電源電圧を監視
する構成としてもよい。
【0090】さらに、前記各実施例では、停電ランプ3
1の点灯を解除するための解除スイッチ32をボックス
本体1の前面側上部に設けた場合を例示したが、これに
替えて、解除スイッチ32をボックス本体1内に設け、
管理者によってのみオンオフ操作できるようにしてもよ
い。
1の点灯を解除するための解除スイッチ32をボックス
本体1の前面側上部に設けた場合を例示したが、これに
替えて、解除スイッチ32をボックス本体1内に設け、
管理者によってのみオンオフ操作できるようにしてもよ
い。
【0091】また、前記各実施例では、吸引センサ33
は半導体式圧力センサ等から構成するものとして述べた
が、これに替えて、例えば廃油の流れによって作動する
フロースイッチ、フローセンサ等を用いてもよい。この
場合には、フローセンサとしてタービン式流量計を用
い、流量パルス信号の未到来時間(パルス間隔)から廃
油の吸引検出を行なうことができる。
は半導体式圧力センサ等から構成するものとして述べた
が、これに替えて、例えば廃油の流れによって作動する
フロースイッチ、フローセンサ等を用いてもよい。この
場合には、フローセンサとしてタービン式流量計を用
い、流量パルス信号の未到来時間(パルス間隔)から廃
油の吸引検出を行なうことができる。
【0092】さらにまた、前記各実施例では、警報ブザ
ー23を設け、廃油の吸引中、新油の給油中に鳴動させ
るものとして述べたが、これに替えて、音声合成装置等
の他の警報手段を設けてもよい。この場合には、例え
ば、電圧降下検出部40,55が電源電圧の低下を検出
したときに、顧客に音声によって停電の発生を報知する
構成としてもよい。
ー23を設け、廃油の吸引中、新油の給油中に鳴動させ
るものとして述べたが、これに替えて、音声合成装置等
の他の警報手段を設けてもよい。この場合には、例え
ば、電圧降下検出部40,55が電源電圧の低下を検出
したときに、顧客に音声によって停電の発生を報知する
構成としてもよい。
【0093】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、電
源電圧が電圧まで電圧降下すると、電圧降下検出手段が
この電圧降下を検出し、エラー情報退避手段は、電圧降
下の発生時刻と、貨幣管理部の入金,出金状態と、給油
部による給油状態とをエラー情報として退避させ、エラ
ー伝票発行手段は、このエラー情報を読出してエラー伝
票を発行することができる。この結果、電源電圧が瞬間
的に低下する瞬時停電等によって、エンジンオイル交換
装置の作動が停止した場合でも、エラー伝票によって、
停電発生時の状態を容易に、かつ客観的に知ることがで
きるから、市場クレームの発生を未然に防止して信頼性
を向上でき、原因究明のための時間を短縮してメンテナ
ンス性を高めることができる。
源電圧が電圧まで電圧降下すると、電圧降下検出手段が
この電圧降下を検出し、エラー情報退避手段は、電圧降
下の発生時刻と、貨幣管理部の入金,出金状態と、給油
部による給油状態とをエラー情報として退避させ、エラ
ー伝票発行手段は、このエラー情報を読出してエラー伝
票を発行することができる。この結果、電源電圧が瞬間
的に低下する瞬時停電等によって、エンジンオイル交換
装置の作動が停止した場合でも、エラー伝票によって、
停電発生時の状態を容易に、かつ客観的に知ることがで
きるから、市場クレームの発生を未然に防止して信頼性
を向上でき、原因究明のための時間を短縮してメンテナ
ンス性を高めることができる。
【0094】また、エラー伝票発行手段は、電源電圧が
復帰したときに、エラー伝票を発行する構成としたか
ら、エンジンオイル交換装置が正常な販売可能状態とな
った時点で、エラー伝票を発行できる。
復帰したときに、エラー伝票を発行する構成としたか
ら、エンジンオイル交換装置が正常な販売可能状態とな
った時点で、エラー伝票を発行できる。
【0095】さらに、エラー伝票発行手段は、電源電圧
が所定の電圧まで低下したときに、エラー伝票を発行す
る構成としたから、電源電圧が低下して当該エンジンオ
イル交換装置の作動が停止する前に、エラー伝票を発行
することができ、より一層市場クレームに速やかに対応
することができる。
が所定の電圧まで低下したときに、エラー伝票を発行す
る構成としたから、電源電圧が低下して当該エンジンオ
イル交換装置の作動が停止する前に、エラー伝票を発行
することができ、より一層市場クレームに速やかに対応
することができる。
【図1】本発明の第1の実施例によるエンジンオイル交
換装置を示す正面図である。
換装置を示す正面図である。
【図2】エンジンオイル交換装置の回路構成を示すブロ
ック回路図である。
ック回路図である。
【図3】電源復帰時に行われる電源投入処理を示す流れ
図である。
図である。
【図4】操作処理を示す流れ図である。
【図5】廃油吸引処理を示す流れ図である。
【図6】給油処理を示す流れ図である。
【図7】停電発生時の割込み処理を示す流れ図である。
【図8】本発明の第2の実施例によるエンジンオイル交
換装置を示す正面図である。
換装置を示す正面図である。
【図9】エンジンオイル交換装置の回路構成を示すブロ
ック回路図である。
ック回路図である。
【図10】電源復帰時に行われる電源投入処理を示す流
れ図である。
れ図である。
【図11】操作処理を示す流れ図である。
【図12】廃油吸引処理を示す流れ図である。
【図13】給油処理を示す流れ図である。
【図14】停電発生時の割込み処理を示す流れ図であ
る。
る。
【図15】従来技術によるエンジンオイル交換装置を示
す正面図である。
す正面図である。
【図16】エンジンオイル交換装置の回路構成を示すブ
ロック回路図である。
ロック回路図である。
【図17】コントロールユニット内に記憶された流量マ
ップを示す説明図である。
ップを示す説明図である。
2 セレクトスイッチ(給油量選択部) 3 貨幣管理部 5 廃油吸引部 6 廃油ノズル 12 給油部 13 給油ノズル 37,52 コントロールユニット(制御部) 40,55 電圧降下検出部(電圧降下検出手段) 42 管理用プリンタ(エラー伝票発行手段) 55 プリンタ(エラー伝票発行手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 新油の給油量を選択する給油量選択部
と、該給油量選択部で選択された給油量に応じた貨幣を
受領し、釣銭を排出する貨幣管理部と、エンジン本体内
の廃油を廃油ノズルによって吸引する廃油吸引部と、給
油ノズルによって前記エンジン本体内に新油を給油する
給油部と、前記給油量選択部で選択された給油量に基づ
き、前記廃油吸引部と該給油部とを制御する制御部とを
備えたエンジンオイル交換装置において、電源電圧が所
定の電圧まで降下したことを検出する電圧降下検出手段
と、該電圧降下手段が前記電源電圧の電圧降下を検出し
たときに、電圧降下の発生時刻と前記貨幣管理部および
給油部の作動状態とをエラー情報として退避させるエラ
ー情報退避手段と、該エラー情報退避手段が退避させた
エラー情報を読出し、エラー伝票を発行するエラー伝票
発行手段とを設けたことを特徴とするエンジンオイル交
換装置。 - 【請求項2】 前記エラー伝票発行手段は、前記電源電
圧が復帰したときに、前記エラー情報退避手段が退避さ
せたエラー情報を読出し、エラー伝票を発行する構成と
したことを特徴とする請求項1に記載のエンジンオイル
交換装置。 - 【請求項3】 前記エラー伝票発行手段は、前記電圧降
下手段が前記電源電圧の電圧降下を検出したときに、前
記エラー情報退避手段が退避させたエラー情報を読出
し、エラー伝票を発行する構成としたことを特徴とする
請求項1に記載のエンジンオイル交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27837591A JPH0597190A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | エンジンオイル交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27837591A JPH0597190A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | エンジンオイル交換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0597190A true JPH0597190A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17596465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27837591A Pending JPH0597190A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | エンジンオイル交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0597190A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015030499A (ja) * | 2013-08-01 | 2015-02-16 | トキコテクノ株式会社 | 燃料供給装置 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP27837591A patent/JPH0597190A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015030499A (ja) * | 2013-08-01 | 2015-02-16 | トキコテクノ株式会社 | 燃料供給装置 |
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