JPH04362399A - エンジンオイル交換装置 - Google Patents

エンジンオイル交換装置

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Publication number
JPH04362399A
JPH04362399A JP16505891A JP16505891A JPH04362399A JP H04362399 A JPH04362399 A JP H04362399A JP 16505891 A JP16505891 A JP 16505891A JP 16505891 A JP16505891 A JP 16505891A JP H04362399 A JPH04362399 A JP H04362399A
Authority
JP
Japan
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waste oil
oil
nozzle
suction
refueling
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Application number
JP16505891A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuharu Yoyasu
光晴 与安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
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Publication of JPH04362399A publication Critical patent/JPH04362399A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/04Filling or draining lubricant of or from machines or engines
    • F01M11/0458Lubricant filling and draining

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車用エンジ
ン等のエンジンオイルを交換するのに用いて好適なエン
ジンオイル交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5ないし図7に従来技術によるエンジ
ンオイル交換装置を示す。
【0003】図において、1はエンジンオイル交換装置
のボックス本体を示し、該ボックス本体1の前面には後
述する廃油ノズル5および給油ノズル11が収容される
ノズル収容部1Aが設けられている。
【0004】2はボックス本体1内に設けられた貨幣管
理部を示し、該貨幣管理部2はボックス本体1の前面に
設けられ、硬貨が投入されるコイン投入部2Aと、該コ
イン投入部2Aの近傍に設けられ、紙幣が投入される紙
幣投入部2Bと、該紙幣投入部2Bの上側に設けられ、
金額を表示する金額表示器2Cと、コイン投入部2Aに
隣接して設けられた返却レバー2Dと、紙幣投入部2B
の下側に設けられ、釣銭等を排出する排出部2Eとから
構成され、該貨幣管理部2は後述のコントロールユニッ
ト19に接続されている。
【0005】3はボックス本体1の前面上部に設けられ
たセレクトスイッチを示し、該セレクトスイッチ3は複
数個の照光式押釦スイッチ3A,3A,…から構成され
、コントロールユニット19と接続されている。そして
、該セレクトスイッチ3の各押釦スイッチ3Aのうち一
の押釦スイッチ3Aを押すことにより、後述するAコー
スからGコースまでの7つの給油コースから一の給油コ
ースを選択できるようになっている。
【0006】4はボックス本体1のノズル収容部1A上
側に設けられ、コントロールユニット19と接続された
流量表示器を示し、該流量表示器4はコントロールユニ
ット19からの信号に基づいて給油量を表示するもので
ある。
【0007】5はボックス本体1のノズル収容部1Aに
収容され、ボックス本体1内の廃油ノズル掛け(図示せ
ず)に着脱可能に取付けられた廃油ノズルを示し、該廃
油ノズル5の基端側には廃油ホース5Aが接続されてい
る。そして、該廃油ノズル5は、自動車用エンジンのエ
ンジン本体内にオイルレベルゲージ穴(いずれも図示せ
ず)から挿入され、エンジン本体内の古いエンジンオイ
ル(廃油)を吸引するものである。
【0008】図6において、6はボックス本体1内に配
設された廃油配管で、該廃油配管6の一端側は廃油ノズ
ル5の廃油ホース5Aと接続され、他端側は後述の廃油
タンク9に取付けられている。また、該廃油配管6の途
中にはオイルフィルタ7が設けられている。
【0009】8はオイルフィルタ7の下流側に位置して
廃油配管6の途中に設けられた廃油ポンプで、該廃油ポ
ンプ8はコントロールユニット19と接続されている。 そして、該廃油ポンプ8はコントロールユニット19か
らの制御信号により駆動され、廃油を廃油ノズル5から
廃油配管6等を介して吸引し、廃油タンク9内に吐出す
るものである。
【0010】9はボックス本体1内に設けられた廃油タ
ンク、10は該廃油タンク9の上部に設けられた静電容
量スイッチ等からなる上限レベルスイッチを示し、該上
限レベルスイッチ10は、廃油タンク9内の廃油の液面
レベルが上限値に達すると作動し、これを満タン検出信
号としてコントロールユニット19に出力するものであ
る。
【0011】11は廃油ノズル5と共にボックス本体1
のノズル収容部1Aに収容され、給油ノズル掛け(図示
せず)に着脱可能に取付けられた給油ノズルを示し、該
給油ノズル11の基端側には給油ホース11Aが接続さ
れている。そして、該給油ノズル11は、エンジン本体
内から廃油ノズル5等によって廃油が吸引された後、オ
イル注入口(図示せず)からエンジン本体内に挿入され
、操作レバー11Bを操作することにより、該エンジン
本体内に新しいエンジンオイル(新油)を給油するもの
である。
【0012】12はボックス本体1内に配設された給油
配管を示し、該給油配管12の一端側は給油ノズル11
の給油ホース11Aと接続され、他端側は後述の給油タ
ンク14内に長く伸長して取付けられている。
【0013】13は給油配管12の途中に設けられた給
油ポンプを示し、該給油ポンプ13はコントロールユニ
ット19からの制御信号によって駆動され、給油タンク
14内の新油を吸引して給油配管12に吐出し、この新
油を給油ノズル11等を介してエンジン本体内に給油す
るものである。
【0014】14はボックス本体1内に設けられ、新油
を貯蔵した給油タンク、15は該給油タンク10内に軸
方向に設けられた液面計を示し、該液面計15は静電容
量式のレベルセンサ等から構成されている。そして、該
液面計15は給油タンク14内の新油の液面レベルをア
ナログ的に検出し、これを残量検出信号としてコントロ
ールユニット19に出力するものである。
【0015】16は給油ポンプ13の下流側に位置して
給油配管12の途中に設けられた流量計を示し、該流量
計16は給油配管12内を給油ノズル11に向けて流通
する新油の流量を検出し、これを流量検出信号としてコ
ントロールユニット19に出力するものである。
【0016】17は廃油ノズル5の近傍に設けられた廃
油ノズルスイッチ、18は給油ノズル11の近傍に設け
られた給油ノズルスイッチをそれぞれ示し、該各ノズル
スイッチ17,18は例えばマイクロスイッチ等から構
成され、コントロールユニット19に接続されている。 そして、該各ノズルスイッチ17,18は各ノズル5,
11がノズル収容部1Aから外されると作動し、これを
コントロールユニット19に出力するようになっている
【0017】19はボックス本体1内に設けられ、CP
U,ROM等からマイクロコンピュータとして構成され
たコントロールユニットを示し、該コントロールユニッ
ト19のROM,RAM等からなる記憶エリア19A内
には、図7に示す給油マップ20等が記憶されている。 そして、該コントロールユニット19は貨幣管理部2に
所定の金銭が投入され、セレクトスイッチ3により給油
コースが選択されると、廃油ポンプ8を駆動してエンジ
ン本体の廃油を廃油タンク9内に吸引し、その後、給油
ノズル11がノズル収容部1Aから外されると、給油ポ
ンプ13を駆動して給油タンク14内の新油をエンジン
本体に給油するようになっている。ここで、前記給油マ
ップ20には、例えばAコースからGコースまでの7コ
ースが用意され、該各コースA,B,C,D,E,F,
Gには、5リットルから0.5リットルまで段階的に設
定された各給油量F1 ,F2 ,F3 ,F4 ,F
5 ,F6 ,F7 が記憶されている。
【0018】21はコントロールユニット19に接続さ
れた警報ブザーで、該警報ブザー21はコントロールユ
ニット19からの制御信号により、廃油の吸引中、新油
の給油中に作動して警報を発し、操作者に注意を促すも
のである。
【0019】従来技術によるエンジンオイル交換装置は
上述の如き構成を有するもので、まず、操作者はボック
ス本体1の近くに自動車を停車した後、貨幣管理部2の
コイン投入部2A、紙幣投入部2Bから貨幣を投入し、
AコースからGコースまでのうち希望する給油コースを
セレクトスイッチ3の各押釦スイッチ3Aによって選択
する。これにより、コントロールユニット19は、貨幣
管理部2からの入金信号とセレクトスイッチ3からの選
択信号とから釣銭金額を計算し、この釣銭を貨幣管理部
2の排出部2Eから返却すると共に、給油マップ20内
から選択された給油コースに応じた一の給油量Fをセッ
トする。
【0020】そして、操作者が廃油ノズル5を廃油ノズ
ル掛けから外し、オイルレベルゲージ穴を介してエンジ
ン本体内に挿入すると、廃油ノズルスイッチ17は廃油
ノズル5が外されたことを検出する。これにより、コン
トロールユニット19は制御信号を出力して廃油ポンプ
8を駆動し、該廃油ポンプ8によりエンジン本体内の廃
油を吸引して廃油タンク9内に収容すると共に、警報ブ
ザー21を鳴動させて廃油の吸引が開始されたことを報
知する。
【0021】次に、エンジン本体内の廃油が抜き取られ
、操作者が廃油ノズル5を廃油ノズル掛けに戻すと、コ
ントロールユニット19は廃油ノズルスイッチ17から
の検出信号に基づいて廃油ポンプ8を停止させる。そし
て、操作者が給油ノズル11を給油ノズル掛けから外し
、該給油ノズル11をオイル注入口からエンジン本体内
に挿入すると、コントロールユニット19は制御信号を
出力して給油ポンプ13を駆動すると共に、警報ブザー
21を鳴動させて給油中であることを周囲に報知する。 これにより、給油タンク14内の新油は給油配管12,
給油ノズル11等を介してエンジン本体内に給油される
と共に、流量計16は給油配管12内を流通する新油の
流量を検出し、コントロールユニット19は流量計16
からの流量検出信号がセレクトスイッチ3で選択された
F1 〜F7 のうちの一の給油量Fに達すると、給油
ポンプ13を停止させて給油を終了する。
【0022】一方、液面計15は給油タンク14内の新
油の残量を検出し、上限レベルスイッチ10は廃油タン
ク9内に収容された廃油量を検出している。そして、コ
ントロールユニット19は、給油タンク14内の新油の
残量がAコースからGコースまでの選択された給油コー
スの給油量Fを満たさない場合や、廃油タンク9内の廃
油が満タンになった場合等に、以後の販売を中止する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、エ
ンジン本体内の油量は車種ごとに一定であり、新油の販
売量だけ廃油が吸引されるはずであるから、上述した従
来技術によるものでは、給油タンク14内の新油の減量
分と廃油タンク9内の廃油の増量分とはほぼ等しくなる
ことを前提としている。また、エンジンオイル交換装置
に不慣れな操作者を考慮して、廃油ポンプ8の作動につ
いては何ら制限を設けず、操作者が確実にエンジン本体
内の廃油を抜き取れるようにしている。しかし、近年は
、廃油の吸引に制限が無いことを悪用して、処理に困っ
た食用油や機械油等のエンジンオイル以外の廃油をポリ
タンク等で大量に持込み、このポリタンク内に廃油ノズ
ル5を挿入して吸引させる者が現われている。
【0024】このため、上述した従来技術では、廃油タ
ンク9内にエンジンオイル以外の廃油が満たされてしま
い、正常な使用時に、廃油タンク9から多量の廃油が溢
れ出て、周囲の環境を大幅に劣化させるという問題があ
る。そこで、上述した従来技術によるものでは、廃油タ
ンク9に上限レベルスイッチ10を設け、該上限レベル
スイッチ10によって廃油タンク9が満タンになったか
否かを検出し、廃油タンク9が満タンになったときには
、以後の販売を停止するようにしている。しかし、この
場合でも、廃油タンク9内に収容されたエンジンオイル
以外の廃油の分だけ、給油タンク14内の新油は余って
しまうから、この新油を販売することができず、販売効
率が大幅に低下するという問題がある。
【0025】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、廃油ポンプが新油の販売量よりも多量の
廃油を吸引するのを防止し、廃油タンク内の廃油の増加
量と給油タンク内の新油の減少量とをほぼ等しくでき、
エンジンオイルの交換を効率的にできるようにしたエン
ジンオイル交換装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明が採用する構成の特徴は、廃油ノズルと
廃油ポンプとの間に設けられ、廃油の吸引を検出して検
出信号を出力する吸引検出手段と、該吸引検出手段から
の検出信号に基づいて吸引時間を計測し、該吸引時間が
所定の時間に達したときには前記廃油ポンプを停止させ
る廃油ポンプ停止手段とを設けたことにある。
【0027】
【作用】上記構成により、廃油ノズルを介して廃油の吸
引が開始されると、吸引検出手段はこの廃油の吸引を検
出して検出信号を出力する。そして、廃油ポンプ停止手
段は、該吸引検出手段からの検出信号に基づいて廃油の
吸引時間を計測し、この吸引時間が所定の時間に達した
ときには、廃油ポンプを停止させて廃油の吸引を停止す
る。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図4に基
づいて説明する。なお、実施例では前述した図5ないし
図7に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
【0029】図中、31はオイルフィルタ7と廃油ポン
プ8との間に位置し、廃油配管6の途中に設けられた吸
引検出手段としての吸引センサを示し、該吸引センサ3
1は例えば半導体式圧力センサ、ダイヤフラム式圧力セ
ンサ等から構成されている。そして、該吸引センサ31
は廃油配管6内の圧力(真空度合)を検出し、この検出
圧力を後述のコントロールユニット32に出力するもの
である。
【0030】32はCPU,ROM等からマイクロコン
ピュータとして構成された本実施例によるコントロール
ユニットを示し、該コントロールユニット32には従来
技術で述べたコントロールユニット19とほぼ同様に、
貨幣管理部2、セレクトスイッチ3、各ポンプ8,13
等が接続されているものの、該コントロールユニット3
2には吸引センサ31が接続されている。また、該コン
トロールユニット32の記憶エリア32A内には、図7
に示す給油マップ20の他に、図2ないし図4に示すプ
ログラムと、後述の最大吸引時間Tst等が記憶されて
いる。
【0031】本実施例によるエンジンオイル交換装置は
上述の如き構成を有するもので、次に、オイル交換処理
について図2ないし図4を参照しつつ詳述する。
【0032】まず、図2に示すプログラムは給油コース
選択処理を示し、ステップ1では、操作者によって貨幣
管理部2のコイン投入部2A、紙幣投入部2Bから入金
された金額を検出し、ステップ2では、この投入金額を
金額表示器2Cを介して表示し、ステップ3では、貨幣
管理部2の返却レバー2Dの状態を読込む。そして、次
のステップ4では、返却レバー2Dが操作されたか否か
を判定し、このステップ4で「YES」と判定したとき
は、操作者が返金を希望している場合だから、ステップ
5に移って貨幣管理部2の排出部2Eから投入金額を返
却すると共に、ステップ6では、金額表示器2Cを消灯
して次回の販売に備える。
【0033】一方、前記ステップ4で「NO」と判定し
たときは、操作者がエンジンオイルの交換を希望してい
る場合だから、ステップ7に移ってセレクトスイッチ3
の状態を読込み、ステップ8では、操作者がセレクトス
イッチ3の各照光式押釦スイッチ3Aを押して、Aコー
スからGコースまでの7つの給油コースから一の給油コ
ースを選択するまで待機する。そして、このステップ8
で「YES」と判定したときは、操作者がセレクトスイ
ッチ3を操作して給油コースを選択した場合だから、ス
テップ9に移り、このステップ9では、選択された照光
式押釦スイッチ3Aを点灯する。次に、ステップ10で
は、F1 〜F7 までの各給油量のうち、選択された
給油コースに対応する給油量Fを給油マップ20から呼
び出してセットすると共に、ステップ11では流量カウ
ンタCをリセットし、ステップ12では、投入金額から
販売金額を差し引いた余剰金(釣銭)を貨幣管理部2の
排出部2Eから返却し、結合子Aを介して図3に示すプ
ログラムに移る。
【0034】次に、図3に示すプログラムは廃油吸引処
理を示している。
【0035】まず、ステップ13では、次のステップ1
4で「YES」と判定されるまで廃油ノズルスイッチ1
7の状態を読込み、ステップ14では、廃油ノズルスイ
ッチ17のオン,オフ状態から廃油ノズル5が廃油ノズ
ル掛けから外されたか否かを判定する。このステップ1
4で「YES」と判定したときは、廃油ノズル5が廃油
ノズル掛けから取り出された場合だから、ステップ15
に移って廃油ポンプ8を駆動し、ステップ16では、タ
イマTをリセットする。
【0036】そして、ステップ17では吸引センサ31
からの検出信号を読込み、ステップ18では、吸引セン
サ31からの検出信号に基づいて廃油の吸引中か否かを
判定する。ここで、廃油の吸引が開始される前は、廃油
ノズル5は大気に開放されているから、廃油配管6内の
圧力はほぼ大気圧と等しく、廃油ノズル5がエンジンタ
ンク内の廃油中に挿入されると、廃油ポンプ8の駆動に
より廃油配管6内の圧力は大気圧以下に低下する。従っ
て、廃油配管6内の圧力を吸引センサ31によって検出
し、この検出圧力が所定の圧力(大気圧程度)以下にな
ったときに、廃油の吸引状態であると判定することがで
きる。
【0037】そして、前記ステップ18で「YES」と
判定したときは、廃油ノズル5がエンジン本体内に挿入
された場合だから、ステップ19に移って警報ブザー2
1を鳴動させ、廃油の吸引が開始されたことを周囲に報
知すると共に、ステップ20では、前記ステップ16で
リセットしたタイマTのカウントをスタートさせ、ステ
ップ21では、タイマTが予め記憶エリア32A内に記
憶された後述の最大吸引時間Tstに達したか否かを判
定する。ここで、前記最大吸引時間Tstは、例えばエ
ンジン本体が収容するエンジンオイルの最大容量を5リ
ットルとしたときに、この最大容量のエンジンオイルを
、低温下の粘度の高い状態において吸引するのに充分な
時間、例えば10分間程度に設定されている。そして、
前記ステップ21で「NO」と判定したときは、タイマ
Tが最大吸引時間Tstに達していない場合だから、ス
テップ17に戻って廃油の吸引を続行する。
【0038】一方、廃油の吸引を続けた結果、タイマT
が最大吸引時間Tstに達する前に、エンジンタンク内
の廃油が抜き取られた場合には、廃油ノズル5を介して
廃油配管6内は再び大気と連通するから、吸引センサ3
1からの検出圧力が上昇し、前記ステップ18では「N
O」と判定され、ステップ22に移る。次に、ステップ
22ではタイマTのカウントを停止すると共に、ステッ
プ23で警報ブザー21を停止させる。そして、ステッ
プ24では廃油ノズルスイッチ17の状態を読込み、ス
テップ25では、廃油ノズルスイッチ17のオン,オフ
状態から廃油ノズル5が廃油ノズル掛けに戻されたか否
かを判定する。このステップ25で「NO」と判定した
ときは、廃油ノズル5が廃油ノズル掛けに戻されていな
い場合だから、ステップ17に戻って吸引センサ31か
らの検出信号を読込み、ステップ18で「YES」と判
定したときは、吸引動作を再開したものであるから、ス
テップ19〜21の処理を繰り返す。また、前記ステッ
プ25で「YES」と判定したときは、廃油の吸引が終
了し、操作者によって廃油ノズル5が廃油ノズル掛けに
戻された場合だから、ステップ26に移って廃油ポンプ
8を停止し、結合子Bを介して図4に示すプログラムに
移行する。
【0039】一方、前記ステップ21で「YES」と判
定したときは、廃油の吸引時間(タイマT)が最大吸引
時間Tstを上回っても、廃油の吸引を続けている不正
状態と考えられるから、直ちにステップ26に移って廃
油ポンプ8を停止する。
【0040】次に、図4に示すプログラムは給油処理を
示している。
【0041】まず、ステップ27では、次のステップ2
8で「YES」と判定されるまで給油ノズルスイッチ1
8の状態を読込み、ステップ28では、この給油ノズル
スイッチ18のオン,オフ状態から給油ノズル11が給
油ノズル掛けから外されたか否かを判定する。このステ
ップ28で「YES」と判定したときは、給油ノズル1
1が給油ノズル掛けから外された場合だから、ステップ
29に移り、このステップ29で給油ポンプ13を駆動
する。
【0042】そして、ステップ30では、流量計16か
らの流量検出信号を読込み、ステップ31では、前記ス
テップ11でリセットした流量カウンタCをスタートし
、ステップ32では、この流量カウンタCで積算した流
量を流量表示器4を介して表示すると共に、ステップ3
3では、警報ブザー21を鳴動させて給油中であること
を周囲に報知する。ここで、前記流量カウンタCは、流
量計16が検出した瞬時流量を積算し、新油の積算流量
を求めるものである。
【0043】そして、ステップ34では、流量カウンタ
Cが前記ステップ10でセットされた給油量Fに達して
「YES」と判定するまで待機し、このステップ34で
「YES」と判定したときは、AコースからGコースま
での各給油コースのうち、操作者の選択した給油コース
に応じた新油がエンジン本体内に給油された場合だから
、ステップ35に移って給油ポンプ13を停止し、次の
ステップ36では流量カウンタCをストップすると共に
、ステップ37では警報ブザー21の鳴動を停止する。
【0044】そして、ステップ38では、次のステップ
39で「YES」と判定されるまで給油ノズルスイッチ
18の状態を読込み、ステップ39では、給油ノズルス
イッチ18のオン,オフ状態から給油ノズル11が給油
ノズル掛けに戻されたか否かを判定する。このステップ
39で「YES」と判定したときは、給油が終了し、操
作者によって給油ノズル11が給油ノズル掛けに戻され
た場合だから、ステップ40に移って流量表示器4を消
灯し、プログラムを終了する。
【0045】かくして、本実施例によれば、新油の販売
時に、吸引センサ31によって廃油の吸引開始を検出し
、廃油の吸引時間をタイマTによって監視することによ
り、最大吸引時間Tstだけ廃油の吸引を許す構成とし
たから、廃油タンク9内に食用油等のエンジンオイル以
外の廃油が収容されるのを効果的に防止できる。
【0046】この結果、廃油ポンプ8が新油の販売量よ
りも多い廃油を吸引するのを効果的に防止し、廃油タン
ク9から廃油が溢れ出るのを確実に防止でき、廃油タン
ク9内の廃油の増加量と給油タンク14内の新油の減少
量とをほぼ等しくして、販売効率を大幅に向上できる。
【0047】また、廃油の吸引開始を廃油ノズルスイッ
チ17の作動状態に基づいて検出すると、操作に不慣れ
な操作者では廃油ノズル5をエンジン本体内に挿入する
までに時間を要するため、エンジン本体内の廃油を完全
に抜き取る前に最大吸引時間Tstに達することが考え
られるから、未熟操作者の作業時間を考慮して最大吸引
時間Tstを長めに設定しなくてはならない。然るに、
本実施例では、廃油の吸引開始を吸引センサ31によっ
て検出する構成としたから、操作の不慣れに関係なく、
実際の吸引開始から最大上限時間Tstまで廃油を吸引
でき、確実にエンジン本体内の廃油を抜き取ることがで
き、最大吸引時間Tstを無駄なく効率的に設定するこ
とができる。
【0048】さらに、1回あたりの廃油吸引時間は最大
吸引時間Tstによって制限されているから、廃油タン
ク9内に液面計を設けずに、廃油タンク9内の廃油量を
予測することができ、これにより販売中止とするか否か
の判断を容易に行なうことができる。また、本実施例で
は、吸引センサ31と、図2ないし図4に示すプログラ
ムとで構成しているから、低コストに当該エンジンオイ
ル交換装置の信頼性を大幅に向上できる。
【0049】なお、前記実施例では、図3に示すプログ
ラムのうち、ステップ16からステップ26までが本発
明の構成要件である廃油ポンプ停止手段の具体例である
【0050】また、前記実施例では、最大吸引時間Ts
tは、最大容量のエンジンオイルを低温下で吸引するの
に充分な10分間程度の単一の時間に設定するものとし
て述べたが、本発明はこれに限らず、例えばAコースか
らGコースまでの各給油コースに応じて、それぞれ最大
吸引時間を設定してもよく、この場合には、より効率的
にエンジンオイルの交換を行なうことができ、廃油タン
ク9内の廃油量を正確に予測することができる。
【0051】さらに、前記実施例では、AコースからG
コースまでの7つの給油コースを設けるものとして述べ
たが、これに替えて、給油コースを7つ以下、8つ以上
設けてもよく、また、最小容量(0.5リットル)のG
コースの場合は、エンジンオイルの補給と考えて、廃油
の吸引を行なわないようにしてもよい。
【0052】一方、前記実施例では、吸引センサ31は
半導体式圧力センサ等から構成するものとして述べたが
、これに替えて、例えば廃油の流れによって作動するフ
ロースイッチ、フローセンサ等を用いてもよい。この場
合には、フローセンサとしてタービン式流量計を用い、
流量パルス信号の未到来時間(パルス間隔)から廃油の
吸引検出を行なうことができる。
【0053】さらにまた、前記実施例では、警報ブザー
21を設け、廃油の吸引中、新油の給油中に鳴動させる
ものとして述べたが、これに替えて、音声合成装置等の
他の警報手段を設けてもよく、タイマTが最大吸引時間
Tstに近づいたときには、ブザー21の鳴動音の変化
や音声合成装置の音声等によって、廃油の吸引時間が残
り少ないことを報知するようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、廃
油ノズルと廃油ポンプとの間に設けられ、廃油の吸引を
検出して検出信号を出力する吸引検出手段と、該吸引検
出手段からの検出信号に基づいて吸引時間を計測し、該
吸引時間が所定の時間に達したときには前記廃油ポンプ
を停止させる廃油ポンプ停止手段とを設けたから、廃油
ポンプが新油の給油量よりも多い廃油を吸引するのを効
果的に防止できる。
【0055】この結果、廃油タンクが早期に満タン状態
となって廃油が溢れ出るのを確実に防止し、廃油タンク
内の廃油の増加量と給油タンク内の新油の減少量とをほ
ぼ等しくして、エンジンオイルの交換効率を向上できる
。また、廃油の吸引開始を吸引検出手段によって検出で
きるから、操作に不慣れな操作者でも所定の時間まで廃
油を吸引して、確実にエンジン本体内の廃油を抜き取る
ことができる。さらに、廃油タンク内の廃油量を予測で
き、これにより交換中止とするか否かの判断を容易に行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるエンジンオイル交換装置
の回路構成を示すブロック図である。
【図2】エンジンオイルの交換処理を示す流れ図である
【図3】図2に続く流れ図である。
【図4】図3に続く流れ図である。
【図5】従来技術によるエンジンオイル交換装置を示す
正面図である。
【図6】エンジンオイル交換装置の回路構成を示すブロ
ック図である。
【図7】コントロールユニット内に記憶された流量マッ
プを示す説明図である。
【符号の説明】
5    廃油ノズル 8    廃油ポンプ 9    廃油タンク 11  給油ノズル 13  給油ポンプ 14  給油タンク 31  吸引センサ(吸引検出手段) 32  コントロールユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エンジン本体内に挿入される廃油ノズ
    ルと、該廃油ノズルを介してエンジン本体内の廃油を吸
    引し、廃油タンク内に収容する廃油ポンプと、前記エン
    ジン本体内に挿入される給油ノズルと、給油タンク内の
    新油を吸込み、該給油ノズルを介して前記エンジン本体
    内に給油する給油ポンプとからなるエンジンオイル交換
    装置において、前記廃油ノズルと廃油ポンプとの間に設
    けられ、廃油の吸引を検出して検出信号を出力する吸引
    検出手段と、該吸引検出手段からの検出信号に基づいて
    吸引時間を計測し、該吸引時間が所定の時間に達したと
    きには前記廃油ポンプを停止させる廃油ポンプ停止手段
    とを設けたことを特徴とするエンジンオイル交換装置。
JP16505891A 1991-06-10 1991-06-10 エンジンオイル交換装置 Pending JPH04362399A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100316430B1 (ko) * 1995-09-26 2002-08-13 씨 에이치 앤드 아이 테크놀로지스 인코포레이티드 유체 교환 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100316430B1 (ko) * 1995-09-26 2002-08-13 씨 에이치 앤드 아이 테크놀로지스 인코포레이티드 유체 교환 시스템

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