JP2850681B2 - オイル抜取装置 - Google Patents

オイル抜取装置

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JP2850681B2 JP35063492A JP35063492A JP2850681B2 JP 2850681 B2 JP2850681 B2 JP 2850681B2 JP 35063492 A JP35063492 A JP 35063492A JP 35063492 A JP35063492 A JP 35063492A JP 2850681 B2 JP2850681 B2 JP 2850681B2
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一哉 早野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガソリン給油所などに
設置され、自動車のエンジンオイルを交換するために廃
油を抜き取るオイル抜取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンオイルを交換するに
は、まず、自動車のオイルパンから廃油を抜き取るが、
この廃油抜き取りのためのオイル装置は、例えば抜取ノ
ズルと廃油タンクとを配管で接続し、配管途中に正逆転
ポンプを設けたもので、オイルパンから廃油を抜き取る
には、抜取ノズルをオイルパンに挿入して抜取スイッチ
をオンすることでポンプを正転して、抜取ノズルからオ
イルパン内の廃油を廃油タンク内に抜き取る。
【0003】そして、廃油タンクが抜き取った廃油で満
タンになると、抜取ノズルを廃油回収容器に差し込み、
ポンプを逆転して廃油タンク内の廃油を廃油回収容器内
に排出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】廃油タンクから廃油回
収容器内に廃油を排出するとき、排出の途中で廃油回収
容器が満タンになって排出を途中で停止すると、装置内
の配管やホース内に廃油が残留し、同じノズルや配管を
使用する次回のオイルパンからの廃油抜き取り時に配管
内の残留している廃油が抜取量に加算されて計量誤差が
生じる。
【0005】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、廃油排出途中で排出を停止したときは、配管やホー
ス内に廃油が残留することを防止でき、計量誤差の発生
を防げるオイル抜取装置を提供することにある。
【0006】
【目的を達成するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、ロードセル上に廃油タンクを設け、廃油タン
クに挿入した配管に抜取ノズルを接続し、配管途中に正
逆転ポンプを設け、自動車のオイルパン内から廃油を抜
取る抜取スイッチをオンすることによりポンプが正転
し、ロードセルで計量された抜取量を表示器に表示する
ようにしたオイル抜取装置において、廃油タンク内の廃
油を排出する排出スイッチからの信号を受けて前記正逆
転ポンプを逆転し、ロードセルからの重量変化が無いこ
とが検出されると正逆転ポンプを自動停止し、自動停止
前に排出動作を途中で停止する終了スイッチからの信号
を受けて正逆転ポンプを停止した後に一定時間正転する
ように制御する排出制御手段を設けたことを要旨とする
ものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、廃油タンク内の廃油を排出す
る排出スイッチからの信号を受けて前記正逆転ポンプを
逆転し、ロードセルからの重量変化が無いことが検出さ
れると、廃油タンク内の廃油排出が終了して廃油タンク
が空と判断して、正逆転ポンプを自動停止し、排出動作
が自動的に停止する。この時は、配管内にも廃油は残留
していない。また、廃油回収容器が満タンになるなどし
て排出途中で排出を停止するには、前記正逆転ポンプが
自動停止する前に正逆転ポンプの排出動作を途中で停止
するべく終了スイッチをオンにし、この終了スイッチか
らの信号を受けて正逆転ポンプを停止した後にこの正逆
転ポンプを一定時間正転するようにしたので、配管やホ
ース内に残留している廃油が廃油タンク内に戻される。
よって、配管やホース内の廃油が次回の廃油抜き取り時
に計量誤差の原因となることがない。
【0008】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明のオイル抜取装置の実施例を示
す説明図で、秤量手段としての1つのロードセル1上に
廃油タンク2と新油タンク3とを並設し、廃油タンク1
内に開口する抜取管4と新油タンク3に開口する給油管
5との先端に共用の1つの抜取兼供給ノズル6を設け
る。
【0009】抜取管4と供給管5のそれぞれに電磁弁
7,8と、モータ9,11をそれぞれ接続したポンプ10,1
2 を設け、抜取管4の途中で電磁弁7とポンプ10との間
に位置させてバキュームスイッチ13を設けた。
【0010】図中14は表示器を示し、抜取スイッチ15、
給油スイッチ16、排出スイッチ17、終了スイッチ18と、
抜取量、給油量、排出量の表示部19を備える。
【0011】また、図中20はマイクロコンピュータなど
を利用する制御装置を示し、該制御装置20の入力側にロ
ードセル1、抜取スイッチ15、給油スイッチ16、排出ス
イッチ17、終了スイッチ18、バキュームスイッチ13を接
続し、出力側に電磁弁7,8、モータ9,11の駆動回
路、表示部19を接続した。
【0012】そして、制御装置20には排出制御手段とし
て、排出スイッチ17のオンによりポンプ10を逆転して廃
油タンク2内の廃油を排出させ、排出が終了すればポン
プ10を自動停止し、自動停止前に終了スイッチ18がオン
したときはポンプ10を一定時間正転させる機能を設け
た。
【0013】次に図2について動作を説明する。廃油抜
取動作から説明すると、自動車のオイルパンから廃油を
抜き取るには、抜取兼供給ノズル6を自動車のオイルパ
ンのゲージ穴に挿入して、抜取スイッチ15をオンすると
(ステップイ)、表示部19に表示されている前回の表示
が帰零し、この時点でロードセル1からの出力により算
出されるタンク2,3の全重量Wが記憶され、電磁弁7
が開き、抜き取りのポンプ10が正転する(ステップ
ロ)。
【0014】これにより廃油抜き取りの動作が開始し、
オイルパン内の廃油が抜取兼供給ノズル6から抜取管4
を通って廃油タンク2内に入る。この抜取り中もロード
セル1ではタンク2,3の全重量を検出しており、現在
の全重量W1 から抜取り開始時に検出した全重量Wを減
算した値を制御装置20でリットルに換算して抜取量とて
表示部19に表示する(ステップハ)。
【0015】オイルパン内の廃油を吸い上げている間は
バキュームスイッチ13はオフの状態にあり、廃油がなく
なり空気を吸い込み始めるとバキュームスイッチ13がオ
ンし(ステツプニ)、ここからの出力により制御装置20
の働きで、抜取管4内の廃油の全てが廃油タンク2内に
入る時間、例えば5秒後に(ステツプネ)ポンプ10が停
止し、電磁弁7が閉じ、表示部19の表示が固定され、ま
た、抜き取った廃油量として前回の抜取終了時に記憶の
廃油量QXに今回の抜取重量(W1 −W)を量に換算し
た値Qaを加算した値がタンク2内の新たな総廃油量Q
Xとして更新記憶される(ステップホ)。
【0016】次に新油を給油するには、抜取兼供給ノズ
ル6をオイルパン内に挿入したままの状態で給油スイッ
チ16をオンすれば(ステップヘ)、表示部19に表示され
ている前回の表示が帰零し、この時点でロードセル1か
らの出力により算出されるタンク2,3の全重量Wが記
憶され、電磁弁8が開き、給油のポンプ12が正転する
(ステップト)。
【0017】これにより新油の給油動作が開始し、新油
タンク3内の新油が給油管5、抜取兼供給ノズル6を通
ってオイルパン内に入る。この間もロードセル1はタン
ク2,3の全重量を検出しており、開始時に記憶した全
重量Wから現在の重量W1 を減算した値を制御装置20で
リットルに換算して給油量Qbとして表示部19に表示す
る(ステップチ)。
【0018】所望量を給油して終了スイッチ18を押すと
(ステップリ)、ここからの出力により制御装置20の働
きで、ポンプ11が停止し、電磁弁8が閉じ、表示部19の
表示が固定して給油量が表示され、また、新油の残量と
して前回の給油終了時に記憶の新油量QYから今回の給
油重量(W−W1 )を量に換算した値Qbを減算した値
がタンク3内の新油の新たな残量QYとして更新記憶さ
れる(ステップヌ)。
【0019】以上のようにしてオイル交換が行われ、廃
油タンク2が満タンになると、廃油を廃油排出容器に排
出する。この排出動作を次に説明すると、排出スイッチ
17を押すと(ステップル)、排出制御手段の働きで表示
部19の表示が帰零し、制御装置20に記憶の総廃油量QX
が表示部19に表示され、この時点のタンク2,3の全重
量Wが記憶され、電磁弁7が開くとともにポンプ10が逆
転する(ステップヲ)。
【0020】これにより廃油の排出動作が開始し、廃油
タンク2内の廃油が抜取管4、抜取兼供給ノズル6を通
って廃油排出容器内に入る。この間もロードセル1はタ
ンク2,3の全重量を検出しており、開始時に記憶した
全重量Wから現在の重量W1を減算した値を制御装置20
で排出量QCとして算出し、この排出量を制御装置20に
記憶の廃油量QXから減算した値を廃油残量Qdとして
表示部19に表示する(ステップワ)。
【0021】廃油排出が進行し、廃油タンク2内の廃油
が空になり、抜取管4が空気を吸い込むようになると、
ロードセル1で検出される重量に変化がなくなり制御装
置20でこれを検出すると(ステップカ)、抜取管4内の
廃油の全てが排出される時間、例えば5秒後に(ステツ
プラ)排出制御手段の働きでポンプ10が停止し、電磁弁
7が閉じ、廃油量QXの記憶値を零に書き換える(ステ
ップヨ)。こうして廃油タンク2が空になれば自動的に
排出動作が停止する。このようにして、自動的に排出が
終る場合は抜取管4内に廃油は残留していない。
【0022】一方、排出の途中で廃油回収容器が満タン
になるなどして廃油タンク2が空になる前に排出動作を
途中で停止するときは、終了スイッチ18をオンする(ス
テップタ)。この場合は、終了スイッチ18のオン後、ポ
ンプ10が正転して抜取管4やノズル6内に残留している
廃油を廃油タンク2側に戻す(ステップレ)。
【0023】抜取管4内などの残油が廃油タンク2に完
全に戻る時間として予め設定してある一定時間、例えば
5秒が経過すると、抜取管4内に残留している廃油の全
部が廃油タンク2に戻ったものと判断して(ステツプ
ソ)、ポンプ10が停止し、電磁弁7が閉じ、廃油量QX
から排出開始時に記憶した全重量Wから現在の全重量W
1 を減算した排出量QCを減算した値を、新たな廃油残
量QXとして書き換えられて記憶される(ステップ
ツ)。
【0024】以上のようにして廃油タンク2が空になる
前に廃油排出を途中で停止した場合は、抜取管4内に残
っている廃油を廃油タンク2に戻して排出工程が終了す
る。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のオイル抜取
装置は廃油タンクから廃油回収容器へ廃油を排出の途中
で、排出動作を停止した場合は、抜取管内に残っている
廃油を廃油タンク側に戻すから、次回の抜き取り時に抜
取管内の廃油を計量して抜取量に計測誤差が生じること
を防止できるものである。また、廃油タンク内及び抜取
管内の廃油が空になって排出終了を検知して排出動作が
自動的に停止するから、この場合も抜取管内に廃油が残
留せず、計測誤差を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオイル抜取装置の実施例を示す説明図
である。
【図2】本発明のオイル抜取装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…ロードセル 2…廃油タンク 3…新油タンク 4…抜取管 5…供給管 6…抜取兼供給
ノズル 7…電磁弁 8…電磁弁 9…モータ 10…ポンプ 11…モータ 12…ポンプ 13…バキュームスイッチ 14…表示器 15…抜取スイッチ 16…給油スイッ
チ 17…排出スイッチ 18…終了スイッ
チ 19…表示部 20…制御装置
フロントページの続き (72)発明者 早野 一哉 東京都港区芝浦二丁目12番13号 株式会 社タツノ・メカトロニクス内 (72)発明者 三留 新司 東京都港区芝浦二丁目12番13号 株式会 社タツノ・メカトロニクス内 (72)発明者 鈴木 尚彦 東京都港区芝浦二丁目12番13号 株式会 社タツノ・メカトロニクス内 (56)参考文献 特開 昭63−167195(JP,A) 特開 平4−311500(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B67D 5/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロードセル上に廃油タンクを設け、廃油
    タンクに挿入した配管に抜取ノズルを接続し、配管途中
    に正逆転ポンプを設け、自動車のオイルパン内から廃油
    を抜取る抜取スイッチをオンすることによりポンプが正
    転し、ロードセルで計量された抜取量を表示器に表示す
    るようにしたオイル抜取装置において、廃油タンク内の
    廃油を排出する排出スイッチからの信号を受けて前記正
    逆転ポンプを逆転し、ロードセルからの重量変化が無い
    ことが検出されると正逆転ポンプを自動停止し、自動停
    止前に排出動作を途中で停止する終了スイッチからの信
    号を受けて正逆転ポンプを停止した後に一定時間正転す
    るように制御する排出制御手段を設けたことを特徴とす
    るオイル抜取装置。
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