JP2950938B2 - 飲料販売装置 - Google Patents
飲料販売装置Info
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- JP2950938B2 JP2950938B2 JP20141990A JP20141990A JP2950938B2 JP 2950938 B2 JP2950938 B2 JP 2950938B2 JP 20141990 A JP20141990 A JP 20141990A JP 20141990 A JP20141990 A JP 20141990A JP 2950938 B2 JP2950938 B2 JP 2950938B2
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- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、飲料が充填されている可撓性の袋からポン
プにより飲料を吸引して提供する飲料販売装置に関す
る。
プにより飲料を吸引して提供する飲料販売装置に関す
る。
(ロ)従来の技術 可撓性の袋を利用したかかる飲料販売装置では、従
来、その売切(袋内の飲料やシロップが空になる)状態
を適宜な方法、例えば袋内の飲料の欠乏により収縮した
ときの負圧力で動作する圧力スイッチにて飲料の売り切
れを検知して、販売停止とするシステムが実用化されて
いる。(実公昭61−65385公報等)。
来、その売切(袋内の飲料やシロップが空になる)状態
を適宜な方法、例えば袋内の飲料の欠乏により収縮した
ときの負圧力で動作する圧力スイッチにて飲料の売り切
れを検知して、販売停止とするシステムが実用化されて
いる。(実公昭61−65385公報等)。
しかし、より継続的な飲料供給を図れるように、袋を
もう1つ増やし、一方の袋が売切状態となった時に、自
動的に他方の飲料の充填されている袋に切り換わり販売
を停止することなく続行されるようにした飲料販売シス
テムは未だ充分なるものが開発されていない。
もう1つ増やし、一方の袋が売切状態となった時に、自
動的に他方の飲料の充填されている袋に切り換わり販売
を停止することなく続行されるようにした飲料販売シス
テムは未だ充分なるものが開発されていない。
(ハ)発明の解決しようとする課題 ところで、可撓性の袋内の飲料やシロップを販売する
上でやっかいな問題は、袋を継ぎ換えた初期と、その袋
内の飲料が売り切れ、即ち「空」状態になる寸前期の配
管内の空気や可撓性の袋内に混入している空気の存在で
ある。ここで袋内に空気が存在するのは次の理由によ
る。即ち、飲料を可撓性の袋内に充填するには、まず袋
にガスを注入して膨らましておき、この状態から飲料を
ガスと置換しながら注入する方法が一般に採られるた
め、袋には飲料と共にガス(空気または窒素の場合が多
い)が混入することとなる。
上でやっかいな問題は、袋を継ぎ換えた初期と、その袋
内の飲料が売り切れ、即ち「空」状態になる寸前期の配
管内の空気や可撓性の袋内に混入している空気の存在で
ある。ここで袋内に空気が存在するのは次の理由によ
る。即ち、飲料を可撓性の袋内に充填するには、まず袋
にガスを注入して膨らましておき、この状態から飲料を
ガスと置換しながら注入する方法が一般に採られるた
め、袋には飲料と共にガス(空気または窒素の場合が多
い)が混入することとなる。
こうした空気の存在に対し、人間が常に傍らにいてオ
ペレートするディスペンサーの場合は、このような状態
のとき、「エアー抜き」と称して販売バルブを故意的に
開放して、配管路や袋に混入しているガスや空気等を配
管路から追い出し、全ての配管路内が飲料やシロップで
満たされていることを確認してから販売を開始すること
にしているので、販売に支障を来たさない。
ペレートするディスペンサーの場合は、このような状態
のとき、「エアー抜き」と称して販売バルブを故意的に
開放して、配管路や袋に混入しているガスや空気等を配
管路から追い出し、全ての配管路内が飲料やシロップで
満たされていることを確認してから販売を開始すること
にしているので、販売に支障を来たさない。
しかし、常に人間がついていないカップ式の販売機な
どの場合は、この「エアー抜き」を自動で行なうことが
要求される。
どの場合は、この「エアー抜き」を自動で行なうことが
要求される。
更に、前記販売機が販売杯数が多いロケーションに設
置されている場合や多い品種の飲料が販売可能な販売機
にあっては、上述したように、1つの袋が「空」になる
と自動的に第2の袋に切り換える販売システムに工夫す
ることで販売を続けられるが、特にこの場合は、この一
連の「エアー抜き」作業を自動的に実施し、かつ第2の
袋も売り切れ、「空」になったときに、その状態を検知
して販売停止にすることの必要性をもカップ式販売機に
要求される。
置されている場合や多い品種の飲料が販売可能な販売機
にあっては、上述したように、1つの袋が「空」になる
と自動的に第2の袋に切り換える販売システムに工夫す
ることで販売を続けられるが、特にこの場合は、この一
連の「エアー抜き」作業を自動的に実施し、かつ第2の
袋も売り切れ、「空」になったときに、その状態を検知
して販売停止にすることの必要性をもカップ式販売機に
要求される。
本発明は以上の要求に答えて、空になった袋から第2
の袋に切り換わった時のエアー抜きを必要に応じて実施
し、順調な飲料販売を遂行すると共に、双方の袋が空と
なった時に確実に販売停止とすることのできる飲料販売
装置を提供することを目的とする。
の袋に切り換わった時のエアー抜きを必要に応じて実施
し、順調な飲料販売を遂行すると共に、双方の袋が空と
なった時に確実に販売停止とすることのできる飲料販売
装置を提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、飲料が充填されている可撓性の袋からポン
プにより飲料を吸引して供給する飲料販売装置におい
て、飲料を充填せる2ケの袋を設けると共に、片方の袋
が「空」になると、前記ポンプの吸引側の負圧、または
吸引側管路内のエアー存在を感知して自動的に他方の袋
との繋ぎ換えが行なわれるように配管構成し、前記ポン
プの吐出側の下流回路に飲料切れ検知装置を備える飲料
溜め部を設けると共に、この飲料溜め部より飲料切れ信
号を発する場合に、前記ポンプを駆動し、かつ飲料溜め
部を大気と連通させる制御を行なう制御部を設けたこと
を特徴とするものである。
プにより飲料を吸引して供給する飲料販売装置におい
て、飲料を充填せる2ケの袋を設けると共に、片方の袋
が「空」になると、前記ポンプの吸引側の負圧、または
吸引側管路内のエアー存在を感知して自動的に他方の袋
との繋ぎ換えが行なわれるように配管構成し、前記ポン
プの吐出側の下流回路に飲料切れ検知装置を備える飲料
溜め部を設けると共に、この飲料溜め部より飲料切れ信
号を発する場合に、前記ポンプを駆動し、かつ飲料溜め
部を大気と連通させる制御を行なう制御部を設けたこと
を特徴とするものである。
(ホ)作用 一方の袋が空となる時点で発生するポンプ吸引側の負
圧または管路内のエアー存在に基づいて、他方の袋から
の飲料吸引が可能に配管路が自動的に切り換わる。一
方、この切り換え時に配管路および袋内の空気が飲料溜
め部内に溜り、売切信号を出力する状況の場合は、制御
部は飲料溜め部を大気と連通するようにすると共に、ポ
ンプを駆動してエアー抜きを行ない、再び飲料溜め部内
に所定量の飲料が存在するようになると売切状態を解除
して、正常販売に戻る。第2の袋から飲料販売が続い
て、空状態となると、完全に売切状態となって販売停止
とする。
圧または管路内のエアー存在に基づいて、他方の袋から
の飲料吸引が可能に配管路が自動的に切り換わる。一
方、この切り換え時に配管路および袋内の空気が飲料溜
め部内に溜り、売切信号を出力する状況の場合は、制御
部は飲料溜め部を大気と連通するようにすると共に、ポ
ンプを駆動してエアー抜きを行ない、再び飲料溜め部内
に所定量の飲料が存在するようになると売切状態を解除
して、正常販売に戻る。第2の袋から飲料販売が続い
て、空状態となると、完全に売切状態となって販売停止
とする。
(ヘ)実施例 以下、添付図面を参照しながら本発明の実施例を説明
する。
する。
第1図は第1の可撓性の袋の飲料が空となって、第2
の可撓性の袋の方に繋ぎ換えるのに、切換弁を用いて構
成した場合の飲料販売装置の配管図を示し、1は第1の
可撓性の袋にして、容易に収縮する薄い合成樹脂等の素
材で形成され、内部に飲料を貯蔵すると共に、一端に飲
料導出管(図示略)を設けられ、その先端は通常シール
され該袋1内の飲料は気密性を保たれている。
の可撓性の袋の方に繋ぎ換えるのに、切換弁を用いて構
成した場合の飲料販売装置の配管図を示し、1は第1の
可撓性の袋にして、容易に収縮する薄い合成樹脂等の素
材で形成され、内部に飲料を貯蔵すると共に、一端に飲
料導出管(図示略)を設けられ、その先端は通常シール
され該袋1内の飲料は気密性を保たれている。
2は飲料を貯蔵した該袋1を収納して外部からの衝撃
への保護および操作性を良くするための箱体であり、一
部に前記袋1の前記飲料導出管を取り出すための取出口
3aが形成されている。一方、4は第2の可撓性の袋にし
て、第1の袋1と同様に、合成樹脂等の素材で形成され
ると共に、箱体5内に収納され、図示しないが飲料導出
管を有すると共に、飲料の取出口3bが設けられている。
6は第1の袋1内の飲料を取り出すための第1飲料取出
管で、取出口3a内に接続される。7は第2の袋4内の飲
料を取り出すための第2飲料取出管で、同じように取出
口3bに接続されている。第1飲料取出管6と第2飲料取
出管7の先端は切換弁8に繋がれており、該切換弁8は
その切換動作によって、内部に設けた通路が、第1飲料
取出管6側または第2飲料取出管7側に連通するように
通路切換が機械的になされる仕組となっている。そし
て、通常は第1の袋1側に切換弁8に繋がっていて、次
述するポンプにより飲料取り出しが行なわれ、やがて袋
1内の飲料が空となる状態となった時には、ポンプ吸引
側の管路に発生する負圧によって切換作動して第2の袋
4からの飲料取り出しを可能とするものとなっている。
切換弁8から延出する管路9は売切装置付きポンプ10に
飲料入口10aを介して繋がれている。例えば、このポン
プ10はポンプモータを有し、該モータが所定方向に一回
転すればクランクを介してピストンが往復動し、1回分
の飲料の送出量の容積を有した圧力室内での容積変化に
基づいて飲料の吸引・吐出を行ない、飲料出口10bより
飲料を送り出すことのできるポンプを採用している。
への保護および操作性を良くするための箱体であり、一
部に前記袋1の前記飲料導出管を取り出すための取出口
3aが形成されている。一方、4は第2の可撓性の袋にし
て、第1の袋1と同様に、合成樹脂等の素材で形成され
ると共に、箱体5内に収納され、図示しないが飲料導出
管を有すると共に、飲料の取出口3bが設けられている。
6は第1の袋1内の飲料を取り出すための第1飲料取出
管で、取出口3a内に接続される。7は第2の袋4内の飲
料を取り出すための第2飲料取出管で、同じように取出
口3bに接続されている。第1飲料取出管6と第2飲料取
出管7の先端は切換弁8に繋がれており、該切換弁8は
その切換動作によって、内部に設けた通路が、第1飲料
取出管6側または第2飲料取出管7側に連通するように
通路切換が機械的になされる仕組となっている。そし
て、通常は第1の袋1側に切換弁8に繋がっていて、次
述するポンプにより飲料取り出しが行なわれ、やがて袋
1内の飲料が空となる状態となった時には、ポンプ吸引
側の管路に発生する負圧によって切換作動して第2の袋
4からの飲料取り出しを可能とするものとなっている。
切換弁8から延出する管路9は売切装置付きポンプ10に
飲料入口10aを介して繋がれている。例えば、このポン
プ10はポンプモータを有し、該モータが所定方向に一回
転すればクランクを介してピストンが往復動し、1回分
の飲料の送出量の容積を有した圧力室内での容積変化に
基づいて飲料の吸引・吐出を行ない、飲料出口10bより
飲料を送り出すことのできるポンプを採用している。
そして、このポンプ10には、袋1,4が売切状態になり
吸引側が或る限度(第1限度)を越える負圧になった時
に売切信号を出す装置も付加されている。またこのよう
な売切装置に代わって、ポンプ10の吸引側に負圧スイッ
チを配置して売切を検出できるように構成することもで
きる。ポンプ10の吐出側の管路9の先には、飲料溜め部
11が接続されている。この飲料溜め部11の構造の詳細は
第3図に示す如くであり、ケース部12の内容積が少なく
とも1回分の飲料を貯えられるほど充分有り、かつ一対
の電極13,13を具備し、この電極13,13間の抵抗変化を検
出することで、前記ケース部12内の飲料の有無を検知す
ることができるようになっている。すなわち、電極13,1
3間が飲料液で満たされている場合は飲料有を検知し、
飲料がなくなり液面が下がり、空気に晒されるようにな
ると、その抵抗変化で飲料無しと検知する。飲料溜め部
11からは飲料供給部(図示略)に載置されたカップへと
導く管路9が導出されていると共に、各袋1,4が空とな
るときに、その中のエアーが飲料溜め部11内に混入する
場合に、このエアーを強制的に追い出すためのリリーフ
ポート14を設けている。そして、このリリーフポート14
にはエアー抜きをする時、飲料が若干流れ出すので、先
端に把手15aを有したウエストバケツ15を配している排
水チューブ16を接続し、そしてこの排水チューブ16の途
中にリリーフ電磁弁17を設けている。18は信号線19,19
を介して入力する電極13,13からの検出信号に基づい
て、前記リリーフ電磁弁17の開閉制御および前記ポンプ
10の駆動制御を行なう制御部である。この制御部18は、
飲料切れの時にリリーフ電磁弁17を開き、同時にポンプ
10を駆動運転するように指令制御する。また、このリリ
ーフ電磁弁17およびポンプ10は図示しない操作スイッチ
にて一定時間内作動できるようにも構成されている。以
上の構成において、次にその動作を説明する。新しい第
1の袋1と第2の袋4をそれぞれ切換弁8の両側回路に
接続する。この場合、切換弁8はその内部通路を第1の
袋1と連通させ、第2の袋4とは通じさせない。
吸引側が或る限度(第1限度)を越える負圧になった時
に売切信号を出す装置も付加されている。またこのよう
な売切装置に代わって、ポンプ10の吸引側に負圧スイッ
チを配置して売切を検出できるように構成することもで
きる。ポンプ10の吐出側の管路9の先には、飲料溜め部
11が接続されている。この飲料溜め部11の構造の詳細は
第3図に示す如くであり、ケース部12の内容積が少なく
とも1回分の飲料を貯えられるほど充分有り、かつ一対
の電極13,13を具備し、この電極13,13間の抵抗変化を検
出することで、前記ケース部12内の飲料の有無を検知す
ることができるようになっている。すなわち、電極13,1
3間が飲料液で満たされている場合は飲料有を検知し、
飲料がなくなり液面が下がり、空気に晒されるようにな
ると、その抵抗変化で飲料無しと検知する。飲料溜め部
11からは飲料供給部(図示略)に載置されたカップへと
導く管路9が導出されていると共に、各袋1,4が空とな
るときに、その中のエアーが飲料溜め部11内に混入する
場合に、このエアーを強制的に追い出すためのリリーフ
ポート14を設けている。そして、このリリーフポート14
にはエアー抜きをする時、飲料が若干流れ出すので、先
端に把手15aを有したウエストバケツ15を配している排
水チューブ16を接続し、そしてこの排水チューブ16の途
中にリリーフ電磁弁17を設けている。18は信号線19,19
を介して入力する電極13,13からの検出信号に基づい
て、前記リリーフ電磁弁17の開閉制御および前記ポンプ
10の駆動制御を行なう制御部である。この制御部18は、
飲料切れの時にリリーフ電磁弁17を開き、同時にポンプ
10を駆動運転するように指令制御する。また、このリリ
ーフ電磁弁17およびポンプ10は図示しない操作スイッチ
にて一定時間内作動できるようにも構成されている。以
上の構成において、次にその動作を説明する。新しい第
1の袋1と第2の袋4をそれぞれ切換弁8の両側回路に
接続する。この場合、切換弁8はその内部通路を第1の
袋1と連通させ、第2の袋4とは通じさせない。
次に、飲料溜め部11や管路9中に混入しているエアー
を抜くために、操作スイッチを入りにして、リリーフ電
磁弁17を開放し、またポンプ10を動作させて「エアー抜
き」を行なう。ここでこの操作スイッチはスイッチが入
りの間だけリリーフ電磁弁17、ポンプ10が動作しても良
いし、タイマー回路を設け、設定時間の間動作させても
良い。
を抜くために、操作スイッチを入りにして、リリーフ電
磁弁17を開放し、またポンプ10を動作させて「エアー抜
き」を行なう。ここでこの操作スイッチはスイッチが入
りの間だけリリーフ電磁弁17、ポンプ10が動作しても良
いし、タイマー回路を設け、設定時間の間動作させても
良い。
こうした操作を経て通常販売状態に入る。
販売が続けられ、第1の袋1が「空」(売切状態)の
少し前に、袋1に入っていた「エアー」が回路上に流れ
出す。更に販売が続けられると、ポンプ10の吸引側が徐
々に負圧(第1限度)が強くなる。そして、ある限度を
越えると、切換弁8が作動する。これによって、第1飲
料取出管6との接続を断たれ、第2飲料取出管7側に切
換接続されて第2の袋4からの飲料取り出し態勢とな
る。更に販売が続くと、第1、第2の袋1,4のエアーお
よび回路上のエアーがポンプ10および吐出回路を通過し
て飲料溜め部11にエアー溜りとして存在することにな
る。
少し前に、袋1に入っていた「エアー」が回路上に流れ
出す。更に販売が続けられると、ポンプ10の吸引側が徐
々に負圧(第1限度)が強くなる。そして、ある限度を
越えると、切換弁8が作動する。これによって、第1飲
料取出管6との接続を断たれ、第2飲料取出管7側に切
換接続されて第2の袋4からの飲料取り出し態勢とな
る。更に販売が続くと、第1、第2の袋1,4のエアーお
よび回路上のエアーがポンプ10および吐出回路を通過し
て飲料溜め部11にエアー溜りとして存在することにな
る。
このエアー溜り量が増えて、電極13,13の下端より更
に液面が下がった状態となり、エアーに晒される状況と
なった時点で、売切信号が制御部18に入力される。な
お、販売途中の状態で液面が電極13,13より下がった場
合は、その販売終了後に売切信号を出すように制御され
ていて、一販売は確実に実行する。
に液面が下がった状態となり、エアーに晒される状況と
なった時点で、売切信号が制御部18に入力される。な
お、販売途中の状態で液面が電極13,13より下がった場
合は、その販売終了後に売切信号を出すように制御され
ていて、一販売は確実に実行する。
こうして、売切信号が発せられたら、制御部18は一時
販売停止状態となる。そしてその後、制御部18は制御信
号S1でリリーフ電磁弁17を強制的に開弁し、また制御信
号S2でポンプモータを駆動し、ポンプ10を作動させて、
回路上や飲料溜め部11内のエアー抜きを行なう。ポンプ
10の駆動によって、回路中に停滞している飲料および第
2の袋4からの飲料が飲料溜め部11内に送りこまれて、
その液面は上昇して電極13,13を浸す位置まで復帰する
ようになり、売切信号の出力状態は解除される。する
と、制御部18からの制御信号S1,S2は途絶え、リリーフ
電磁弁17は閉じ、ポンプ10の動作は停止する。この後、
再び正常販売状態となり、販売が再開される。
販売停止状態となる。そしてその後、制御部18は制御信
号S1でリリーフ電磁弁17を強制的に開弁し、また制御信
号S2でポンプモータを駆動し、ポンプ10を作動させて、
回路上や飲料溜め部11内のエアー抜きを行なう。ポンプ
10の駆動によって、回路中に停滞している飲料および第
2の袋4からの飲料が飲料溜め部11内に送りこまれて、
その液面は上昇して電極13,13を浸す位置まで復帰する
ようになり、売切信号の出力状態は解除される。する
と、制御部18からの制御信号S1,S2は途絶え、リリーフ
電磁弁17は閉じ、ポンプ10の動作は停止する。この後、
再び正常販売状態となり、販売が再開される。
販売が進行し、第2の袋4も売切状態となると、吸引
側の回路が負圧となり、切換弁8が切り換わる限度圧を
越えても、第1の袋1側の回路が同様な負圧であるた
め、この時は切り換わらない。更に、ポンプ10が動作す
ると、更に負圧が強くなり(第2限度)、ポンプ10に具
備されているまたは吸引側に配置されている売切装置が
動作して、販売停止とする。また、袋1,4内に混入した
エアーが大量の場合は、ポンプの売切装置が動作する前
に、エアーが飲料溜め部11にまで液面が電極13,13より
下位となり、売切状態となる。
側の回路が負圧となり、切換弁8が切り換わる限度圧を
越えても、第1の袋1側の回路が同様な負圧であるた
め、この時は切り換わらない。更に、ポンプ10が動作す
ると、更に負圧が強くなり(第2限度)、ポンプ10に具
備されているまたは吸引側に配置されている売切装置が
動作して、販売停止とする。また、袋1,4内に混入した
エアーが大量の場合は、ポンプの売切装置が動作する前
に、エアーが飲料溜め部11にまで液面が電極13,13より
下位となり、売切状態となる。
なお、第1の袋1から第2の袋4に接続切換がなされ
た時、エアーの量が少なく、飲料溜め部11内の電極13,1
3をエアーに晒すほどに液面を下げない場合は、リリー
フ電磁弁17、ポンプ10を作動させず、通常の販売動作が
支障なく続けられることはいうまでもない。
た時、エアーの量が少なく、飲料溜め部11内の電極13,1
3をエアーに晒すほどに液面を下げない場合は、リリー
フ電磁弁17、ポンプ10を作動させず、通常の販売動作が
支障なく続けられることはいうまでもない。
上述の動作説明は、切換弁8が機械的に作動する場合
の実施例を説明したが、静電容量センサーのようなポン
プ吸込側の回路内のエアー有無を検知する装置を用い、
同検知装置で、第1飲料取出管6と、第2飲料取出管7
の管路上にそれぞれ配した電磁用開閉弁を開閉制御する
ように、切換を行なうことも可能である。その実施例を
第2図に示す。
の実施例を説明したが、静電容量センサーのようなポン
プ吸込側の回路内のエアー有無を検知する装置を用い、
同検知装置で、第1飲料取出管6と、第2飲料取出管7
の管路上にそれぞれ配した電磁用開閉弁を開閉制御する
ように、切換を行なうことも可能である。その実施例を
第2図に示す。
同図で、20はポンプ10の吸引側管路9に配されたエア
ーを有無検知センサであり、また21は第1電磁式開閉
弁、そして22は第2電磁式開閉弁である。その他の構成
は第1図の第1実施例と同一である。
ーを有無検知センサであり、また21は第1電磁式開閉
弁、そして22は第2電磁式開閉弁である。その他の構成
は第1図の第1実施例と同一である。
よって、第1の袋1が空となり、その袋1内のエアー
が管路9内に送り出されて存在する状況となると、エア
ー有無検知センサ20が作動して第1電磁式開閉弁21を閉
め、第2電磁式開閉弁22を開いて、第2の袋4との配管
切換を行なう。飲料の販売動作、飲料溜め部でのガス溜
り時に行なう「エアー抜き」動作、およびエアー抜き後
の販売再開動作や完全売切による販売停止動作等は第1
の実施例の場合と同様であるから省略する。
が管路9内に送り出されて存在する状況となると、エア
ー有無検知センサ20が作動して第1電磁式開閉弁21を閉
め、第2電磁式開閉弁22を開いて、第2の袋4との配管
切換を行なう。飲料の販売動作、飲料溜め部でのガス溜
り時に行なう「エアー抜き」動作、およびエアー抜き後
の販売再開動作や完全売切による販売停止動作等は第1
の実施例の場合と同様であるから省略する。
(ト)発明の効果 以上のように、本発明によれば、ポンプで飲料取出し
を行なっている片方の袋が空となると、その飲料取出し
を自動的に他方の充填された袋から行なえるように接続
換えがなされ、仮りにこの切換時に飲料切れ信号が出る
ほど、飲料溜め部内にエアーが溜る場合には、飲料溜め
部に具備されたリリーフ電磁弁等を開弁し、またポンプ
を駆動してエアー抜きを行なわせると共に、売切信号を
解除するように飲料溜め部内に飲料を送り込む制御部を
設けたから、飲料販売が袋接続切換時に中断することな
く順調に行なわれる。
を行なっている片方の袋が空となると、その飲料取出し
を自動的に他方の充填された袋から行なえるように接続
換えがなされ、仮りにこの切換時に飲料切れ信号が出る
ほど、飲料溜め部内にエアーが溜る場合には、飲料溜め
部に具備されたリリーフ電磁弁等を開弁し、またポンプ
を駆動してエアー抜きを行なわせると共に、売切信号を
解除するように飲料溜め部内に飲料を送り込む制御部を
設けたから、飲料販売が袋接続切換時に中断することな
く順調に行なわれる。
【図面の簡単な説明】 第1図はポンプ吸引側の負圧を感知して、袋との接続切
換を行なう切換弁を用いた場合の飲料販売位置の配管
図、第2図はポンプ吸引側管路のエアー有無を検知する
検知装置と、各袋からの飲料取出管に配した電磁式開閉
弁との組合せで袋との接続換えを行なうようにした場合
の飲料販売装置の配管図、第3図は飲料溜め部の構造図
である。 1,4……袋、6……第1飲料取出管、7……第2飲料取
出管、8……切換弁、10……ポンプ、11……飲料溜め
部、17……リリーフ電磁弁、18……制御部、20……エア
ー有無検知センサ、21……第1電磁式開閉弁、22……第
2電磁式開閉弁。
換を行なう切換弁を用いた場合の飲料販売位置の配管
図、第2図はポンプ吸引側管路のエアー有無を検知する
検知装置と、各袋からの飲料取出管に配した電磁式開閉
弁との組合せで袋との接続換えを行なうようにした場合
の飲料販売装置の配管図、第3図は飲料溜め部の構造図
である。 1,4……袋、6……第1飲料取出管、7……第2飲料取
出管、8……切換弁、10……ポンプ、11……飲料溜め
部、17……リリーフ電磁弁、18……制御部、20……エア
ー有無検知センサ、21……第1電磁式開閉弁、22……第
2電磁式開閉弁。
Claims (1)
- 【請求項1】飲料が充填されている可撓性の袋からポン
プにより飲料を吸引して供給する飲料販売装置におい
て、飲料を充填せる2ケの袋を設けると共に、片方の袋
が「空」になると、前記ポンプの吸引側の負圧、または
吸引側管路内のエアー存在を感知して自動的に他方の袋
との繋ぎ換えが行なわれるように配管構成し、前記ポン
プの吐出側の下流回路に飲料切れ検知装置を備える飲料
溜め部を設けると共に、この飲料溜め部より飲料切れ信
号を発する場合に、前記ポンプを駆動し、かつ飲料溜め
部を大気と連通させる制御を行なう制御部を設けたこと
を特徴とする飲料販売装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20141990A JP2950938B2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 飲料販売装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20141990A JP2950938B2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 飲料販売装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0486989A JPH0486989A (ja) | 1992-03-19 |
JP2950938B2 true JP2950938B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=16440770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20141990A Expired - Fee Related JP2950938B2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 飲料販売装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2950938B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006013028A (ja) * | 2004-06-24 | 2006-01-12 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 化合物太陽電池及びその製造方法 |
US8389852B2 (en) * | 2006-02-22 | 2013-03-05 | Guardian Industries Corp. | Electrode structure for use in electronic device and method of making same |
JP2007335625A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 太陽電池 |
US20110240123A1 (en) * | 2010-03-31 | 2011-10-06 | Hao Lin | Photovoltaic Cells With Improved Electrical Contact |
US20140166107A1 (en) * | 2012-12-13 | 2014-06-19 | Intermolecular, Inc. | Back-Contact Electron Reflectors Enhancing Thin Film Solar Cell Efficiency |
-
1990
- 1990-07-31 JP JP20141990A patent/JP2950938B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0486989A (ja) | 1992-03-19 |
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