JP2599152Y2 - 自動カード発売機 - Google Patents
自動カード発売機Info
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- JP2599152Y2 JP2599152Y2 JP1993002250U JP225093U JP2599152Y2 JP 2599152 Y2 JP2599152 Y2 JP 2599152Y2 JP 1993002250 U JP1993002250 U JP 1993002250U JP 225093 U JP225093 U JP 225093U JP 2599152 Y2 JP2599152 Y2 JP 2599152Y2
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- Japan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動カード発売機に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】自動カード発売機は、通常、購入したい
種目(口座)のプリペイドカードの表示価格もしくは当
該価格を超える金額を投入口から投入し、上記購入した
い種目と価格を表示しているボタンスイッチを押すと、
発券動作を開始し、カード放出口へ該当プリペイトカー
ド(以下、単に、カードという)を送り出す構成となっ
ている。
種目(口座)のプリペイドカードの表示価格もしくは当
該価格を超える金額を投入口から投入し、上記購入した
い種目と価格を表示しているボタンスイッチを押すと、
発券動作を開始し、カード放出口へ該当プリペイトカー
ド(以下、単に、カードという)を送り出す構成となっ
ている。
【0003】図4は、例えば、パチンコ店に設置される
自動カード発売機のケース1の正面(接客パネル)を示
したもので、1Aはカード見本表示部(この例では、1
000円、2000円、3000円、5000円、10
000円のカードの見本を表示)、1Bは口座指定用ボ
タン列、1Cは紙幣投入部、1Dは投入金額表示部、1
Eはカード放出口、1Fは釣銭用紙幣払出口、1Gは取
消用ボタンである。
自動カード発売機のケース1の正面(接客パネル)を示
したもので、1Aはカード見本表示部(この例では、1
000円、2000円、3000円、5000円、10
000円のカードの見本を表示)、1Bは口座指定用ボ
タン列、1Cは紙幣投入部、1Dは投入金額表示部、1
Eはカード放出口、1Fは釣銭用紙幣払出口、1Gは取
消用ボタンである。
【0004】図5は、この自動カード発売機の制御系を
ブロック図で示したもので、10は演算処理装置(CP
U)、11はメモリ、21はオペレータ操作部、22は
接客パネルの口座指定用ボタン列等を含む接客部、23
は発売部(R/Wユニットを含む部分)、24は検銭・
釣銭機構を含む紙幣部、25はカード繰り出し機構・カ
ード搬送機構を含むカード繰り出し搬送部、26はデー
タをプリントアウトする記録部である。
ブロック図で示したもので、10は演算処理装置(CP
U)、11はメモリ、21はオペレータ操作部、22は
接客パネルの口座指定用ボタン列等を含む接客部、23
は発売部(R/Wユニットを含む部分)、24は検銭・
釣銭機構を含む紙幣部、25はカード繰り出し機構・カ
ード搬送機構を含むカード繰り出し搬送部、26はデー
タをプリントアウトする記録部である。
【0005】図6は、自動カード発売機のケース1の背
部に配設されるオペレータ操作部21のパネル30を示
したもので、31は操作モード選択キースイッチ、32
はエラーコード表示部、33は多数のLED331 〜3
3n の配列からなる状態表示部、34は多数のランプ付
押ボタンスイッチ341 〜34n の配列からなる操作種
別指定部、35はデータ照合用ボタン(テンキー)から
なるデータ照合用操作部である。状態表示部は、図示し
ないNO 1〜NO 5カード収納ボックスのカード切れ警
報用331 、カードジャム用332 、カード繰り出し機
構系やカード搬送系の異常警報用、釣銭切れ警報用等の
LED333 〜ら33n からなる。データ照合用操作部
35は、「紙幣収納枚数」、「時刻」、「1000円単
発枚数」、「販売金額」、「投入金額」、「カード取込
枚数」、「総売上金額」、「総売上枚数」、「カード別
売上金額」、「カード別売上枚数」等の各照合用ボタン
351 〜3510を含んでいる。データ照合用ボタン35
1 〜3510はテンキー(数値0〜9)を兼ねており、照
合したデータの設定・訂正入力ができる。
部に配設されるオペレータ操作部21のパネル30を示
したもので、31は操作モード選択キースイッチ、32
はエラーコード表示部、33は多数のLED331 〜3
3n の配列からなる状態表示部、34は多数のランプ付
押ボタンスイッチ341 〜34n の配列からなる操作種
別指定部、35はデータ照合用ボタン(テンキー)から
なるデータ照合用操作部である。状態表示部は、図示し
ないNO 1〜NO 5カード収納ボックスのカード切れ警
報用331 、カードジャム用332 、カード繰り出し機
構系やカード搬送系の異常警報用、釣銭切れ警報用等の
LED333 〜ら33n からなる。データ照合用操作部
35は、「紙幣収納枚数」、「時刻」、「1000円単
発枚数」、「販売金額」、「投入金額」、「カード取込
枚数」、「総売上金額」、「総売上枚数」、「カード別
売上金額」、「カード別売上枚数」等の各照合用ボタン
351 〜3510を含んでいる。データ照合用ボタン35
1 〜3510はテンキー(数値0〜9)を兼ねており、照
合したデータの設定・訂正入力ができる。
【0006】今、3000円のプリペイドカードを購入
したい客が、紙幣投入部1Bから10000円紙幣を投
入し、3000円の口座指定用ボタンを押したとする。
紙幣投入部1Bの奥にある図示しない検銭機構(紙幣
鑑別機構)が、投入紙幣が正規の10000円紙幣であ
ることを確認すると、CPU10が、投入金額表示部1
Dに10000円を表示させ、指定された口座の金額と
投入された金額との差(7000円)を演算し、図示し
ない釣銭機構に対して、7000円の支払いを指令する
とともに、カード繰り出し機構に対してカードの繰り出
しを指令する。図示しないカード収納ボックスから繰り
出されたカードは搬送機構を通してカードが発売機構の
R/Wユニットへ搬送され、当該R/Wユニットはこの
カードに所要データを書き込む。所要データを書き込ま
れたカードは搬送機構によりカード放出口1Eまで搬送
される。また、上記釣銭は釣銭用紙幣払出口1Fへ送り
出される。
したい客が、紙幣投入部1Bから10000円紙幣を投
入し、3000円の口座指定用ボタンを押したとする。
紙幣投入部1Bの奥にある図示しない検銭機構(紙幣
鑑別機構)が、投入紙幣が正規の10000円紙幣であ
ることを確認すると、CPU10が、投入金額表示部1
Dに10000円を表示させ、指定された口座の金額と
投入された金額との差(7000円)を演算し、図示し
ない釣銭機構に対して、7000円の支払いを指令する
とともに、カード繰り出し機構に対してカードの繰り出
しを指令する。図示しないカード収納ボックスから繰り
出されたカードは搬送機構を通してカードが発売機構の
R/Wユニットへ搬送され、当該R/Wユニットはこの
カードに所要データを書き込む。所要データを書き込ま
れたカードは搬送機構によりカード放出口1Eまで搬送
される。また、上記釣銭は釣銭用紙幣払出口1Fへ送り
出される。
【0007】CPU10は、これらの投入金額、発行し
たカードの種別や枚数、釣銭金額に関するデータをメモ
リ11に書き込む。
たカードの種別や枚数、釣銭金額に関するデータをメモ
リ11に書き込む。
【0008】異常、例えば、客が紙幣を投入して口座を
指定したのに、カードがカード放出口1Eへ放出されな
かつた場合、これがカード繰り出し機構系やカード搬送
系の故障に起因する場合には、LED331 〜33n の
うちのカード繰り出し機構系やカード搬送系の異常警報
用のものが点灯するとともにエラーコード表示部32に
エラーコードが表示される。
指定したのに、カードがカード放出口1Eへ放出されな
かつた場合、これがカード繰り出し機構系やカード搬送
系の故障に起因する場合には、LED331 〜33n の
うちのカード繰り出し機構系やカード搬送系の異常警報
用のものが点灯するとともにエラーコード表示部32に
エラーコードが表示される。
【0009】カード繰り出し機構系やカード搬送系、検
銭(紙幣鑑別)系、釣銭用紙幣払出系等には、所要個所
にセンサが設けられており、CPU10は、このセンサ
の作動・不作動により、カードつまりや紙幣つまりを判
定する。
銭(紙幣鑑別)系、釣銭用紙幣払出系等には、所要個所
にセンサが設けられており、CPU10は、このセンサ
の作動・不作動により、カードつまりや紙幣つまりを判
定する。
【0010】オペレータは操作部21の操作パネルを一
瞥することにより、点灯している上記LEDからカード
搬送系にカードつまりが生じていることを知ることがで
きる。LEDの点灯はカード搬送系にカードつまりが生
じていることを知らせるだけであるので、オペレータ
は、表示されたエラーコードを索引として操作説明書の
対応する項の頁を開き、カードつまりの発生個所や対処
方法を調べ、カードつまりの原因を除去する処置を取
る。
瞥することにより、点灯している上記LEDからカード
搬送系にカードつまりが生じていることを知ることがで
きる。LEDの点灯はカード搬送系にカードつまりが生
じていることを知らせるだけであるので、オペレータ
は、表示されたエラーコードを索引として操作説明書の
対応する項の頁を開き、カードつまりの発生個所や対処
方法を調べ、カードつまりの原因を除去する処置を取
る。
【0011】CPU10は、これらの発生した異常に関
するデータもメモリ11に書き込む。すなわち、CPU
10は発券機構や検銭・釣銭機構等の内部機構の動作を
制御するとともに当該内部機構の動作・状態データや発
券・金額データの収集等の業務を支配する。
するデータもメモリ11に書き込む。すなわち、CPU
10は発券機構や検銭・釣銭機構等の内部機構の動作を
制御するとともに当該内部機構の動作・状態データや発
券・金額データの収集等の業務を支配する。
【0012】また、例えば、釣銭が客に正しく返戻され
なかったという接客トラブルがあった場合は、データ照
合用操作部34の「投入金額」ボタン、「販売金額」ボ
タン等複数のボタンを操作して、当該客の投入金額、指
定した口座、正しい釣銭金額、R/Wユニットの動作前
か動作後であるか等の接客履歴を正確に確認し、状況を
正しく把握する必要がある。
なかったという接客トラブルがあった場合は、データ照
合用操作部34の「投入金額」ボタン、「販売金額」ボ
タン等複数のボタンを操作して、当該客の投入金額、指
定した口座、正しい釣銭金額、R/Wユニットの動作前
か動作後であるか等の接客履歴を正確に確認し、状況を
正しく把握する必要がある。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来は、状態
表示はLEDの点消灯だけであり、発生した異常にオペ
レータが対処するためには、表示されたエラーコードに
基づき説明書を開かなくてはならないので、迅速な対応
が困難である他、データ照合用操作部34のボタンを操
作しなくてはならないような接客トラブル発生時には、
状況(接客履歴)を正確に把握するために複数のボタン
操作を要し、この場合も迅速な対応が困難である。
表示はLEDの点消灯だけであり、発生した異常にオペ
レータが対処するためには、表示されたエラーコードに
基づき説明書を開かなくてはならないので、迅速な対応
が困難である他、データ照合用操作部34のボタンを操
作しなくてはならないような接客トラブル発生時には、
状況(接客履歴)を正確に把握するために複数のボタン
操作を要し、この場合も迅速な対応が困難である。
【0014】本考案はこの問題を解消するためになされ
たもので、異常や接客トラブル発生時に、その原因の把
握、原因の除去を従来に比し速やかに可能にする自動カ
ード発売機を提供することを目的とする。
たもので、異常や接客トラブル発生時に、その原因の把
握、原因の除去を従来に比し速やかに可能にする自動カ
ード発売機を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するため、請求項1では、発券機構や検銭・釣銭機構等
の内部機構の動作を制御するとともに当該内部機構の動
作・状態データや発券・金額データの収集等の業務を支
配する演算処理装置およびオペレータ操作パネル部に文
字列もしくは数字を含む文字列のメッセージを表示可能
なディスプレイとメニュー選択スイッチ群を備え、客が
指定したプリペイドカードを発売する自動カード発売機
において、最新に客が投入した金額と当該客が指定した
プリペイドカードの金額および釣銭情報を含む最新取引
きデータ選択用スイッチと、前回の取引きデータ選択用
スイッチをメニュー選択用スイッチ群に含み、異常発生
時に、プリペイドカードの金額および釣銭情報を含む最
新取引きデータおよび前回の取引データを表示させる構
成とした。
するため、請求項1では、発券機構や検銭・釣銭機構等
の内部機構の動作を制御するとともに当該内部機構の動
作・状態データや発券・金額データの収集等の業務を支
配する演算処理装置およびオペレータ操作パネル部に文
字列もしくは数字を含む文字列のメッセージを表示可能
なディスプレイとメニュー選択スイッチ群を備え、客が
指定したプリペイドカードを発売する自動カード発売機
において、最新に客が投入した金額と当該客が指定した
プリペイドカードの金額および釣銭情報を含む最新取引
きデータ選択用スイッチと、前回の取引きデータ選択用
スイッチをメニュー選択用スイッチ群に含み、異常発生
時に、プリペイドカードの金額および釣銭情報を含む最
新取引きデータおよび前回の取引データを表示させる構
成とした。
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】本考案では、接客履歴をディスプレイ表示する
ことができるので、接客トラブルが発生した場合に、迅
速に対処することができる。
ことができるので、接客トラブルが発生した場合に、迅
速に対処することができる。
【0019】また、異常発生時は、このディスプレイは
その原因と発生部位を文章形式で表示するので、オペレ
ータはディスプレイ画面を見て当該異常に迅速に対応す
ることができる。
その原因と発生部位を文章形式で表示するので、オペレ
ータはディスプレイ画面を見て当該異常に迅速に対応す
ることができる。
【0020】
【実施例】以下、本考案の1実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0021】図1は、自動カード発売機のケースの接客
パネルの背面に配設されるオペレータ操作部のパネル部
40を示したもので、ディスプレイ41と表示スクロー
ル用ボタン42U、42Dを備える表示切換え部42を
備えている。ディスプレイ41は、例えば、5×7ドッ
ト構成で英・邦語文字、カタカナ、数字の表示が可能な
液晶ディスプレイであって、制御系は、図2に示すよう
に、このディスプレイ41の表示を制御する表示コント
ロール部27を備えている。
パネルの背面に配設されるオペレータ操作部のパネル部
40を示したもので、ディスプレイ41と表示スクロー
ル用ボタン42U、42Dを備える表示切換え部42を
備えている。ディスプレイ41は、例えば、5×7ドッ
ト構成で英・邦語文字、カタカナ、数字の表示が可能な
液晶ディスプレイであって、制御系は、図2に示すよう
に、このディスプレイ41の表示を制御する表示コント
ロール部27を備えている。
【0022】データ照合用操作部44のボタン441 〜
4410は数値9〜0のテンキーであって、この例では、
ボタン441 、442 、443 、447 、449 がメニ
ュー選択用ボタンを兼ねている。選択メニューは、この
例では、「取引」、「前回取引」、「売上」、「エラ
ー」、「時刻」である。
4410は数値9〜0のテンキーであって、この例では、
ボタン441 、442 、443 、447 、449 がメニ
ュー選択用ボタンを兼ねている。選択メニューは、この
例では、「取引」、「前回取引」、「売上」、「エラ
ー」、「時刻」である。
【0023】操作種別指定部43は、この例では、「日
計」、「月計」、「テスト」、「100円単発」、「切
離し」、「確認」の指定ボタンを備えている。
計」、「月計」、「テスト」、「100円単発」、「切
離し」、「確認」の指定ボタンを備えている。
【0024】また、状態表示部45は、図示しないNO
1〜NO 5カード収納ボックスのカード切れ警報用LE
D451 、つり札切れ警報用LED452 、記録紙切れ
警報用LED453 、紙幣満杯警報用LED454 、カ
ード部異常警報用LED455 、紙幣部異常警報用LE
D456 、記録部異常警報用LED457 と、複数の予
備LEDを有する。
1〜NO 5カード収納ボックスのカード切れ警報用LE
D451 、つり札切れ警報用LED452 、記録紙切れ
警報用LED453 、紙幣満杯警報用LED454 、カ
ード部異常警報用LED455 、紙幣部異常警報用LE
D456 、記録部異常警報用LED457 と、複数の予
備LEDを有する。
【0025】CPU10は、前記したように、発券機構
や検銭・釣銭機構等の内部機構の動作を制御するととも
に当該内部機構の動作・状態データや発券・金額データ
の収集等の業務を支配する。また、メモリ11のプログ
ラム部は表示プログラムを有し、メモリ11のデータ部
は表示用のデータを書き込み/読み出し可能に格納す
る。
や検銭・釣銭機構等の内部機構の動作を制御するととも
に当該内部機構の動作・状態データや発券・金額データ
の収集等の業務を支配する。また、メモリ11のプログ
ラム部は表示プログラムを有し、メモリ11のデータ部
は表示用のデータを書き込み/読み出し可能に格納す
る。
【0026】以下、実施例の動作を図3を参照して説明
する。
する。
【0027】〔通常動作時〕 今、操作用キースイッチ31が「通常」に投入されてい
るとする。この時、データ照合用操作部44の「取引」
ボタン441 が押されると、CPU10は、メモリ11
からデータを読み出して、紙幣投入部1Cから投入され
た金額と、客が指定した口座(カード)の金額、払い出
す釣銭金額、カードおよび釣銭が正常に放出されたこ
と、のメッセージ(図3のN−1)をディスプレイ41
の画面に表示させる。また、データ照合用操作部44の
「前回取引」ボタン442 を押すと、前回に紙幣投入部
1Cから投入された金額と、その客が指定したカードの
金額、払い出す釣銭金額、カードおよび釣銭が正常に放
出されたこと、のメッセージをディスプレイ41の画面
に表示させる。データ照合用操作部42の「売上」ボタ
ン423 が押されると、CPU10は発売したカードの
総金額と総カード枚数がディスプレイ41に表示させ
る。そして、例えば、スクロール用ボタン42Uを押す
と、ディスプレイ41の画面は所定時間内に放出したカ
ード1のカード枚数に変わる(図3のN−3)。更に、
スクロール用ボタン42Uを押すと、ディスプレイ41
の画面は、所定時間内に放出したカード2のカード枚数
に変わる(図3のN−4)に変わる。このように、スク
ロール用ボタン42Uが押される度に、CPU10は、
メモリ11に格納されているメニュー選択プログラムに
従い、予め定められている数のメニューに対応するデー
タを順次メモリ11から読み出してディスプレイ41の
画面に表示させる。スクロール用ボタン42Dが押され
た場合には、逆の順序でディスプレイ41の画面に表示
させるので、通り過ぎた画面を再度、呼び戻すことがで
きる。
るとする。この時、データ照合用操作部44の「取引」
ボタン441 が押されると、CPU10は、メモリ11
からデータを読み出して、紙幣投入部1Cから投入され
た金額と、客が指定した口座(カード)の金額、払い出
す釣銭金額、カードおよび釣銭が正常に放出されたこ
と、のメッセージ(図3のN−1)をディスプレイ41
の画面に表示させる。また、データ照合用操作部44の
「前回取引」ボタン442 を押すと、前回に紙幣投入部
1Cから投入された金額と、その客が指定したカードの
金額、払い出す釣銭金額、カードおよび釣銭が正常に放
出されたこと、のメッセージをディスプレイ41の画面
に表示させる。データ照合用操作部42の「売上」ボタ
ン423 が押されると、CPU10は発売したカードの
総金額と総カード枚数がディスプレイ41に表示させ
る。そして、例えば、スクロール用ボタン42Uを押す
と、ディスプレイ41の画面は所定時間内に放出したカ
ード1のカード枚数に変わる(図3のN−3)。更に、
スクロール用ボタン42Uを押すと、ディスプレイ41
の画面は、所定時間内に放出したカード2のカード枚数
に変わる(図3のN−4)に変わる。このように、スク
ロール用ボタン42Uが押される度に、CPU10は、
メモリ11に格納されているメニュー選択プログラムに
従い、予め定められている数のメニューに対応するデー
タを順次メモリ11から読み出してディスプレイ41の
画面に表示させる。スクロール用ボタン42Dが押され
た場合には、逆の順序でディスプレイ41の画面に表示
させるので、通り過ぎた画面を再度、呼び戻すことがで
きる。
【0028】〔異常発生時〕 異常が発生すると、CPU10は、状態表示部45のい
ずれかのLEDを点灯させるとともにエラーコード表示
部32にエラーコードを表示させ、異常の種別、異常発
生個所を含むメッセージがデイスプレイ41に表示させ
る。
ずれかのLEDを点灯させるとともにエラーコード表示
部32にエラーコードを表示させ、異常の種別、異常発
生個所を含むメッセージがデイスプレイ41に表示させ
る。
【0029】例えば、紙幣つまりが発生した場合、紙幣
部異常警報用LED456 が点灯して、紙幣部24内に
発生していることを報知する。デイスプレイ41は図3
のE−1に示すように異常の原因が紙幣つまりであるこ
とと、異常発生個所(例えば、紙幣払出部、図には、×
××印で表示)を画面表示する。
部異常警報用LED456 が点灯して、紙幣部24内に
発生していることを報知する。デイスプレイ41は図3
のE−1に示すように異常の原因が紙幣つまりであるこ
とと、異常発生個所(例えば、紙幣払出部、図には、×
××印で表示)を画面表示する。
【0030】このとき、接客履歴を得るために、オペレ
ータが「取引」ボタン441 を押すと、デイスプレイ4
1の画面は、例えば、釣銭の未放出が原因であること、
未放出の釣銭の金額、客の投入金額、紙幣つまり個所
(×××印で表示)を表示する(図3のE−2)。
ータが「取引」ボタン441 を押すと、デイスプレイ4
1の画面は、例えば、釣銭の未放出が原因であること、
未放出の釣銭の金額、客の投入金額、紙幣つまり個所
(×××印で表示)を表示する(図3のE−2)。
【0031】なお、「エラー」印のメニュー選択用ボタ
ン447 は、これが押されると、異常発生時、 操作種
別指定部43の「確認」ボタンが押されるまで、エラー
コード表示部32にエラーコードが表示され続ける。
ン447 は、これが押されると、異常発生時、 操作種
別指定部43の「確認」ボタンが押されるまで、エラー
コード表示部32にエラーコードが表示され続ける。
【0032】本実施例では、「取引」ボタン441 を押
すと、ディスプレイ41は、最新の接客履歴をメッセー
ジ表示し、「前回取引」ボタン442 を押すと、ディス
プレイ41は、前回接客履歴をメッセージ表示するか
ら、接客トラブルが発生した場合、接客トラブルの原
因、状況を正確に、かつ迅速に把握することができる。
すと、ディスプレイ41は、最新の接客履歴をメッセー
ジ表示し、「前回取引」ボタン442 を押すと、ディス
プレイ41は、前回接客履歴をメッセージ表示するか
ら、接客トラブルが発生した場合、接客トラブルの原
因、状況を正確に、かつ迅速に把握することができる。
【0033】また、本実施例では、異常発生時に、異常
原因、異常発生個所をメッセージ表示するから、オペレ
ータは、多くの場合、エラーコードを索引として操作説
明書を開く手続き経ることなく、この異常原因を除去す
る作業にとりかかることができる。
原因、異常発生個所をメッセージ表示するから、オペレ
ータは、多くの場合、エラーコードを索引として操作説
明書を開く手続き経ることなく、この異常原因を除去す
る作業にとりかかることができる。
【0034】本実施例のディスプレイ41は、テストし
たい部位の選択にも利用しており、操作種別指定部43
の「テスト」指定ボタンを押すと、例えば、図3のT−
1に示す項目が、続いて、スクロール用ボタン44Uを
押すと、図3のT−2に示す項目が表示され、データ照
合用操作部44のテンキー「8」が押されると、カード
繰出し系統のテストが開始されるとともに、図3のT−
2に示すメッセージがディスプレイ41の画面に表示さ
れる。
たい部位の選択にも利用しており、操作種別指定部43
の「テスト」指定ボタンを押すと、例えば、図3のT−
1に示す項目が、続いて、スクロール用ボタン44Uを
押すと、図3のT−2に示す項目が表示され、データ照
合用操作部44のテンキー「8」が押されると、カード
繰出し系統のテストが開始されるとともに、図3のT−
2に示すメッセージがディスプレイ41の画面に表示さ
れる。
【0035】本実施例は、ディスプレイ41を有し、接
客履歴情報だけでなく、異常情報も表示させるから、異
常状態個所状態表示部45の警報用LEDは、極端に言
えば、各機構単位に1つあれば済み、当該警報用LED
の数は従来に比して大幅に低減することができる。
客履歴情報だけでなく、異常情報も表示させるから、異
常状態個所状態表示部45の警報用LEDは、極端に言
えば、各機構単位に1つあれば済み、当該警報用LED
の数は従来に比して大幅に低減することができる。
【0036】
【考案の効果】本考案は以上説明した通り、接客履歴を
ディスプレイ表示することができるので、接客トラブル
が発生した場合に、迅速に対処することができる。
ディスプレイ表示することができるので、接客トラブル
が発生した場合に、迅速に対処することができる。
【0037】また、異常発生時は、このディスプレイは
その原因と発生部位を文章形式で表示するので、オペレ
ータはディスプレイ画面を見るだけで、当該異常に迅速
に対応することができる。
その原因と発生部位を文章形式で表示するので、オペレ
ータはディスプレイ画面を見るだけで、当該異常に迅速
に対応することができる。
【図1】本考案の実施例におけるオペレータ操作部の操
作パネルを示す図である。
作パネルを示す図である。
【図2】上記実施例の制御系を示すブロック図図であ
る。
る。
【図3】上記実施例におけるディスプレイの表示例を示
す図である。
す図である。
【図4】従来の自動カード発売機の正面図である。
【図5】上記従来例の制御系を示すブロック図である。
【図6】上記従来例におけるオペレータ操作部の操作パ
ネルを示す図である。
ネルを示す図である。
10 CPU 11 メモリ 21 オペレータ操作部 27 表示コントロール部 40 オペレータ操作部のパネル部 41 ディスプレイ 42 表示切換え部 42U、42D スクロールボタン 43 操作種別指定部 44 デーた照合用操作部 45 状態表示部
Claims (1)
- 【請求項1】 発券機構や検銭・釣銭機構等の内部機構
の動作を制御するとともに当該内部機構の動作・状態デ
ータや発券・金額データの収集等の業務を支配する演算
処理装置およびオペレータ操作パネル部に文字列もしく
は数字を含む文字列のメッセージを表示可能なディスプ
レイとメニュー選択スイッチ群を備え、客が指定したプ
リペイドカードを発売する自動カード発売機において、
最新に客が投入した金額と当該客が指定したプリペイド
カードの金額および釣銭情報を含む最新取引きデータ選
択用スイッチと、前回の取引きデータ選択用スイッチを
メニュー選択用スイッチ群に含み、異常発生時に、プリ
ペイドカードの金額および釣銭情報を含む最新取引きデ
ータおよび前回の取引データを表示させることを特徴と
する自動カード発売機
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993002250U JP2599152Y2 (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 自動カード発売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993002250U JP2599152Y2 (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 自動カード発売機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0665975U JPH0665975U (ja) | 1994-09-16 |
JP2599152Y2 true JP2599152Y2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=11524120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993002250U Expired - Lifetime JP2599152Y2 (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 自動カード発売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2599152Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-01 JP JP1993002250U patent/JP2599152Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0665975U (ja) | 1994-09-16 |
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