JP4331639B2 - キャップ報知システム - Google Patents

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Description

本発明は、ガソリンや軽油等の油液を車両等の燃料タンクに供給する燃料供給システムの燃料タンクのキャップ報知システムに関する。
従来、この種の燃料供給システムの一例として、顧客自ら燃料供給装置としての計量機を操作して給油作業を行うセルフサービス給油システムがある。このセルフサービス給油システムでは、顧客自らが車両等の燃料タンクの給油口キャップを取り外し、計量機に備えられた給油ノズルの筒先を給油口に挿入して給油ノズルを開弁操作し、燃料タンクに油液の補給を行う。
特開2003−26298号公報
ところが、上述したセルフサービス給油システムに不慣れな顧客にとっては、計量機に油液の補給中のキャップ置きが備えられていても、燃料タンクの給油口から取り外した給油口キャップ(以下、キャップと称する)を何処に置いておけばよいのか判りにくかった。その結果、所定のキャップ置き以外の適当な場所にキャップを置くこととなり、キャップも、置いた場所も汚してしまう。また、給油終了後、燃料タンクの給油口にキャップを装着する場合に、キャップの置き場所がわからなくなってしまい、後に続く顧客がなかなか給油作業を開始することができず、給油待ちの混雑を招くこともある。
また、油液の補給終了後は、顧客は給油ノズルを計量機に備えられたノズル収納場所に戻して給油口にキャップを装着し、給油場所とは別の精算場所で精算処理を終えて一連の給油作業を終了するが、不慣れな顧客に限らず、キャップを給油口の装着し忘れたまま、精算処理を終えて出発してしまうことも多々あった。この場合、キャップを忘れた顧客に連絡を取ろうとしても、忘れられたキャップがどの顧客のキャップであるか特定できず、顧客からの申し出があるまで連絡をとることができなかった。この結果、顧客は次回給油作業の際に給油口にキャップが装着されていないことに気づくまで、キャップが装着されていない状態のままで車両を走行させることとなり、安全上も好ましくなかった。
本発明は、上述した問題点を鑑みてなされたものであって、給油作業における給油口からのキャップ取り外し又は給油口へのキャップ装着作業に関連させて、収納場所の所在又は収納場所でのキャップ忘れを報知することができる燃料タンクのキャップ報知システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、顧客が給油口にキャップを装着し忘れまま精算処理を終えて出発してしまったことが判明した場合には、装着し忘れたキャップの顧客を精算処理との関連で特定できるようにした燃料タンクのキャップ報知システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために本発明のキャップ報知システムは、顧客自らが給油ノズルを操作して燃料タンクに燃料を補給する燃料供給機と、該燃料供給機を用いて顧客が実施した燃料供給作業で生じた釣銭を排出する釣銭機とを含む燃料供給システムに適用され、前記燃料供給機による燃料供給作業の終了後も、前記燃料供給機に備えられたキャップ保持器に、燃料タンクの補給口から取り外されたキャップが保持されたままであることを、前記キャップ保持器に設けられたキャップ検出器の検知出力に基づいて報知するキャップ報知システムであって、前記燃料供給機には、燃料供給作業の終了に伴って釣銭が生じる毎に、識別コードが付された釣銭受け取り用の伝票を発行する伝票発行機を設け、前記釣銭機には、前記伝票発行機によって発行された釣銭受け取り用の伝票の識別コードを読み取る読取装置と、燃料供給作業に用いた前記燃料供給機の前記キャップ保持器にキャップが保持されたままであることを警報する報知器とを設け、前記読取装置が前記釣銭受け取り用の伝票の識別コードを読み取る毎に、当該伝票に対応する前記燃料供給機の前記キャップ検出器が、前記キャップ保持器にキャップが保持されたままであることを検出している場合には、前記報知器を警報作動することを特徴とする。
さらに、本発明のキャップ報知システムでは、前記釣銭機は、前記報知器が警報作動する場合には、前記読取装置が識別コードを読み取った前記釣銭受け取り用の伝票に対して、釣銭の排出を行わないことを特徴とする。
また、本発明のキャップ報知システムは、顧客自らが給油ノズルを操作して燃料タンクに燃料を補給する計量機と、該計量機を用いて顧客が実施した燃料供給作業で生じた釣銭を当該顧客に返却する釣銭機と、データ接続された該釣銭機及び複数の前記計量機の作動管理を行う給油管理装置とが設置された燃料補給所に設けられ、顧客による前記計量機を用いた燃料供給作業の実施に伴い、燃料タンクの補給口から取り外されたキャップを保持するために当該計量機に備えられたキャップ保持器に、当該燃料供給作業終了後もキャップが保持されたままであることを、該キャップ保持器に設けられたキャップ検出器の検知出力に基づいて報知するキャップ報知システムであって、前記計量機は、燃料供給作業が終了した際には燃料補給量及び払込金額を含む当該燃料供給作業に関係する燃料補給データを前記給油管理装置に送信するとともに、前記キャップ検出器の検知出力に基づいて、当該燃料供給作業終了後、所定時間経過してもキャップが前記キャップ保持器に保持されたままであることを検知したときには、キャップ忘れ信号を前記給油管理装置に送信する一方、前記給油管理装置から送信される伝票個別を識別するための伝票識別コードが付された釣銭受け取り用の精算伝票の発行データを受信し、当該計量機に対応して設けられた伝票発行機からの当該燃料供給作業に伴う釣銭受け取り用の精算伝票の発行制御を行う計量機制御装置を含み、前記給油管理装置は、前記計量機それぞれから燃料補給データを受信する毎に、当該燃料補給データに基づいて前記計量機を用いて顧客が実施した燃料供給作業についての精算処理を行い、釣銭が生じる場合には、伝票個別を識別するための伝票識別コードを付した釣銭受け取り用の精算伝票の発行データを当該計量機に送信するとともに、精算処理データと当該伝票識別コードとを対応付けて記憶装置に記憶する一方、前記計量機それぞれからキャップ忘れ信号を受信する毎に該記憶装置に当該計量機に係る最新の前記精算処理データに対応付けてキャップ忘れ状態を記憶する給油管理機を含み、前記釣銭機は、前記各計量機に対応して設けられた伝票発行機より発行された精算伝票に付された伝票識別コードを読み取る読取装置と、該読取装置が伝票識別コードを読み取る毎に、当該読み取った伝票識別コードを前記給油管理機に送信し、当該伝票識別コードに該当する精算処理データに対応付けてキャップ忘れ状態が前記記憶装置に記憶されているか否かを照会する釣銭支払制御装置と、該釣銭支払制御装置が、前記給油管理機からキャップ忘れ状態である回答を受信した場合に作動され、キャップ忘れの警報を発する警報器とを含むことを特徴とする。
さらに、本発明のキャップ報知システムでは、前記釣銭機の釣銭支払制御装置は、前記給油管理機からキャップ忘れ状態である回答を受信した場合には、前記読取装置が識別コードを読み取った前記釣銭受け取り用の伝票に対して釣銭の排出を行わせないことを特徴とする。
このように、本発明のキャップ報知システムでは、釣銭受け取り用の精算伝票に対応させてキャップ保持器のキャップ検出器によって検出されたキャップ忘れを記憶することを特徴とする。
本発明のキャップ報知システムによれば、顧客は、実際の燃料補給の開始に当たってキャップの収納手段の所在が、また実際の燃料補給を終了した際には収納手段にキャップが収納されていることを、収納手段に設けられた報知手段の燃料補給作業の進行に合わせた報知によって感得できるので、収納手段の所在及び収納手段にキャップが保持されていることを、燃料補給作業を行う顧客等に対して強く意識付けさせることができる。さらに、キャップを収納する収納手段を顧客等に強く意識付けできることによって、適当な場所にキャップを置いて、キャップも置いた場所も汚してしまうことや、キャップの置き場所がわからなくなってしまうことも防止できる。
また、顧客がキャップを装着し忘れている場合には、燃料補給所係員に対しても報知されるので、燃料補給を終えた顧客がキャップを装着し忘れたまま燃料補給所を出発する前に燃料補給所係員は注意等といった対応をはかることが可能になり、安全性が向上する。
さらに、燃料補給を終えた顧客がキャップを装着し忘れたまま燃料補給所を出発してしまった場合であっても、燃料補給管理装置が補給データに対応させてキャップ忘れを記憶しているので、キャップを忘れた顧客の特定も容易になる。
以下、本発明のキャップ報知システムについて、前述したセルフサービス給油システムに適用した場合を例に、その実施の形態を図面とともに説明する。
図1は、本発明の一実施の形態によるキャップ報知システムが適用されるセルフサービス給油システムの実施例の構成図である。
セルフサービス給油システム1は、給油所内の給油エリア2に設けられたセルフサービス給油方式の計量機10(10-1〜10-n)と、この1乃至は複数の計量機10に対応させて設けられた釣銭機(精算機)50と、給油所内の事務所3に設置された管理コンピュータとしての給油所管理装置60とを備えている。
各計量機10は、例えばガソリン等の燃料供給手段(例えばポンプ等の送液機器)、及び供給量計測手段(例えば流量計等の流量計測機器)を計量機本体10A内に備えている。供給手段から供給される燃料は、ホース12先端に接続された給油ノズル13から車両等の燃料タンクに給液される。その際の給油量は、供給量計測手段によって演算されて、表示器16に表示される構成になっている。図示した計量機10の場合は、計量機本体10Aにハイオク,レギュラー,軽油それぞれの給油ノズル13-1,13-2,13-3を備えられ、一の給油エリア2でこれらの中のいずれかの油種が給油可能になっている。
さらに、本実施例に使用する計量機10の場合は、計量機本体10Aに、給油エリア2及びその周辺の映像を撮影する監視カメラ20、給油作業の開始に際して供給液種(油種)及び供給量(給油量)等といった給油作業データの設定を行う設定器30、給油作業が終了した際に伝票を発行する伝票発行装置40、等が一体的に設けられている。
釣銭機50は、計量機10による給油作業で釣銭が生じた場合に釣銭を顧客に返却するための機器である。本実施例では、釣銭機50は、給油所係員による釣銭補充作業を容易にするため、複数の計量機10に対応させて、事務所3内、又は事務所3近傍に設置されているものとする。また、この釣銭機50にも、釣銭機50周辺の映像を撮影する監視カメラ20が一体的に設けられている。
給油所管理装置60は、各計量機10(10-1〜10-n)及び釣銭機50との間でデータ送受信を行って各機器10,50の作動管理や給油所における販売管理を行う給油管理機(POS本体機)70と、各監視カメラ20によって撮影された各給油エリア2及び釣銭機50周辺の撮影画像をモニタ63に表示する監視モニタ装置62と、各計量機10に設けられたインタホン子機65との間で通話を行うインタホン装置のインタホン親機64とを備えた構成になっている。
給油管理機70は、各計量機10(10-1〜10-n)及び釣銭機50とSS−LAN90を介してシリアル伝送接続されている。また、監視モニタ装置62は、各計量機10の計量機本体10Aにそれぞれ一体的に設けられた監視カメラ20と、SS−LAN90に沿わせて敷設した画像データ専用信号線92を介して接続されているとともに、給油管理機70とも別途接続されている。また、インタホン親機64は、SS−LAN90に同様に沿わせて敷設した通話専用信号線94を介して、各計量機10のインタホン子機65とそれぞれ接続されている。
次に、図2により、本実施例のセルフサービス給油システム1に使用される計量機10(10−1〜10−N)のさらに具体的な構成について説明する。
図2は、本実施例のセルフサービス給油システムに使用される計量機の正面図である。
図2において、本実施例の計量機10は、下部筺体部10Aaと、柱部10Acを介して下部筺体部10Aaに対して空間を空けて上方に支持された上部筺体部10Abとからなる計量機本体10Aを備えている。そして、下部筺体部10Aaは、さらに機器収納部10Aa1と表示器部10Aa2とに上下方向に分割された構成になっている。
本実施例の計量機10は、計量機本体10Aの正面及び背面で同様な外観装置構成を有する。計量機本体10Aの正面及び背面のそれぞれ前方には、独立して互いに給油作業が行える2つ給油地点(給油車両停車地点)2-x,2-yが形成される構成になっている。ここでは、給油地点2-xを形成する計量機本体10Aの正面の外観装置構成をもとに、計量機本体10Aの各部構成について説明し、計量機本体10Aの背面の構成についてはその説明を省略する。
下部筺体部10Aaの機器収納部10Aa1には、車両等の燃料タンク(被供給体)の給油口に筒先を挿入され、操作レバーの操作により油液の供給・遮断がマニュアル操作可能な給油ノズル13が収納されるノズル掛け14が配置されている。給油ノズル13は、図示した計量機10では、1つ給油地点2-xで、ハイオクガソリン,レギュラーガソリン,軽油の3油種の中、いずれの油種であっても給油できるように、各油種それぞれに対応させて3つの給油ノズル13-1,13-2,13-3が配置されている。この関係から、機器収納部10Aa1には、これら3つの給油ノズル13-1,13-2,13-3に対応させて3つのノズル掛け14-1,14-2,14-3が設けられている。各ノズル掛け14-1,14-2,14-3には、給油ノズル13の掛け外しに連動して開閉するノズルスイッチ15(後述の図5参照)が設けられている。
機器収納部10Aa1の内部には、給油ノズル13-1,13-2,13-3それぞれに対応させて、各給油ノズル13に対して油液を供給するポンプ等の送液機器17(図5参照)や、給油ノズル13から吐出された油液の量(すなわち、給油量)を計測するための流量計等の流量計測機器18(図5参照)が収容されている。そして、流量計測機器18による計測後、流量計測機器18から流出される油液は、柱部10Ac内を延設された配管を介して上部筺体部10Abに導かれ、上部筺体部10Abから導出されたホース12-1,12-2,12-3を介して対応する給油ノズル13-1,13-2,13-3に供給される。また、下部筺体部10Aaの機器収納部10Aa1には、給油所地下に敷設された電源線(図示省略),前述したSS−LAN90,画像データ専用信号線92,及び通話専用信号線94がその底面側から内部に導かれている。
一方、下部筺体部10Aaの表示器部10Aa2には、給油量,給油金額,給油単価を表示するための表示器16、セルフ給油作業による給油内容の設定を行うための設定器30,等が配置されている。
設定器30には、顧客が所望の油種や給油量を設定操作するために、ハイオクガソリン,レギュラーガソリン,軽油といった給油可能油種についての油種選択キー31と、満タン給油キー32及びプリセット給油における例えば10,20,30リットルといった給油量プリセット値毎、1000,3000、5000円といった給油金額プリセット値毎のプリセット値設定キー33と、これらキー31〜33によって設定操作した油種及び給油量についての確認(確定)又は取消を行う確認キー34及び取消キー35とが配置されている。
また、設定器30には、現金支払で給油作業を行う顧客が紙幣を預け入れる払込紙幣収納装置41(後述の図5参照)の紙幣挿入口41aと、顧客が所持するクレジットカードや給油所が発行したプリペイドカードから記録された情報を読み取ったり、給油終了後にプリペイドカードに更新された給油可能金額(残金情報)を書き込んだりするカードリーダ/ライタ装置42(図5参照)のカード挿入部42aとが一体的に配置されている。さらに、払込紙幣収納装置41に預け入れされた金額やカードリーダ/ライタ装置42によって読み取られたプリペイドカードの給油可能金額を表示する設定表示器36も一体的に配置されている。
さらに加えて、図示した計量機10の場合は、例えば赤外線センサ等を用いて構成され、設定器30の前方に顧客が立っているのを検出する人検知センサ43と、顧客が給油口からキャップを取り外す前に手を触れることによって顧客の身体に帯電している静電気を除去する静電気除去シート44と、事務所3にいる給油所係員との間で会話を行うためのインタホン子機65の操作部65aと、給油作業の終了後に伝票を発行する伝票発行装置40の伝票発行口40aとが、設定器30と一体的に配置されている。なお、インタホン子機65の操作部65aにおけるスピーカ65a1は、セルフ給油作業の作業手順やキャップ装着忘れ等を発声案内する音声報知装置45(図5参照)のスピーカを兼ねている。
上述した下部筺体部10Aaに対し、柱部10Acによって空間を空けて上方に支持された上部筺体部10Abには、前述した給油エリア及びその周辺の映像を撮影する監視カメラ20が配置されている。
また、図示した計量機10の下部筺体部10Aaの機器収納部10Aa1と表示器部10Aa2との高さ方向における境界部分には、セルフ給油作業の際に給油口から取り外されたキャップ98を保持しておくためのキャップ保持器80が設けられている。
図3は、このキャップ保持器の一実施例の構成図である。
図3に示すように、キャップ保持器80は、キャップ98が載置される皿状の保持部81と、保持部81の上方にキャップ取り出し/収納空間82を介して配置された庇状の検出部83とを備えて構成され、保持部81と検出部83とは板状部材84によって一体的に連結された構成になっている。そして、庇状の検出部83には、保持部81側に臨ませて、保持部81にキャップ98が載置されているか否かを載置されたキャップ98と非接触で検出するキャップ検知器85のセンシング部が設けられている。このキャップ検知器85のセンシング部としては、反射式フォトセンサや超音波センサ等といった非接触型の物体検出センサが用いられる。また、庇状の検出部83には、キャップ保持器80自体の所在案内器及びキャップ装着忘れ報知器として機能可能な、例えばLEDやランプによって構成された発光表示器86が設けられている。これらキャップ検知器85及び発光表示器86の信号線及び電源線は、庇状の検出部83部分の背面から外部に導出され、計量機本体10Aの下部筺体部10Aaにおける表示器部10Aa2内部に設けられた計量機制御装置11(後述の図5参照)に接続される。そして、キャップ保持器80は、計量機本体10Aの高さ方向に、保持部81背面を下部筺体部10Aaの機器収納部10Aa1表面に対向位置させ、かつ検出部83背面を下部筺体部10Aaの表示器部10Aa2表面に対向位置させて、計量機本体10Aに一体的に取り付けられている。なお、図3に示したキャップ保持器80の実施例では、発光表示器86の発光面86aは、検出部83の庇面83aに外部から視認可能に設けたが、図4に示すように構成してもよい。
図4は、計量機本体に設けられたキャップ保持器の別の実施例の構成図である。
図4のキャップ保持器80の場合は、発光面86aを検出部83の保持部対向面83bに設けて、キャップ取り出し/収納空間82を照射するように構成されている。さらに、別な実施例として、発光面86aを検出部83内部に設け、反射部材を用いて発光面86aからの光を検出部83の庇面83a及び保持部対向面83bにそれぞれ形成した窓部に導く構成とすることも可能である。
次に、上述したように構成される計量機10のシステム構成について、図5により説明する。
図5は、計量機のシステム構成を示したブロック図である。
計量機10に備えられた表示器16,送液機器17,監視カメラ20,設定器30の設定表示器36,伝票発行装置40,払込紙幣収納装置41,カードリーダ/ライタ装置42,キャップ保持器80の発光表示器86,及び音声報知装置45は、ノズルスイッチ15のノズル掛け外し信号,流量計測機器18の流量発信器からの流量信号,設定器30の各種キー31〜35の操作信号,人検知センサ43の人検知信号,キャップ保持器80のキャップ検知器86からのキャップ検出信号,及びSS−LAN90を介して給油管理機70から通信インタフェース19に供給される給油許可信号等に基づいて、計量機制御装置11によって制御される。
計量機10は、この計量機制御装置11による制御下で、顧客操作が予め定められた所定手順に従っているか否かを確認しながら、送液機器17を駆動制御して車両等の燃料タンクに対する給油を行う。その際、計量機10は、流量計測機器18の流量発信器からの流量信号に基づいて給油量等の給油データを演算し、表示器16に表示する。そして、顧客の給油が終了した場合は、計量機10は、給油管理機70にSS−LAN90を介して給油データを送信するとともに、伝票発行装置40によって顧客に対する伝票発行を行う。顧客の給油がカードリーダ/ライタ装置42を使用したプリペイドカードによる場合は、カードリーダ/ライタ装置42によってプリペイドカードに記録された前述の給油可能金額も含む給油情報記録の更新を行う。
次に、給油管理機70の構成について、図1により説明する。
給油管理機(POS本体機)70は、制御処理手段としてのコンピュータ本体71と、操作入力手段としてのキーボード72と、出力手段としてのプリンタ73及びディスプレイ装置74とを有し、コンピュータ本体71には、各種情報を記憶する記憶装置75が設けられている。給油管理機70は、コンピュータ本体71に備えられた通信インタフェースを介してSS−LAN90に接続されているとともに、監視モニタ装置62と接続されている。そして、給油管理機70は、予め定められた所定手順の顧客操作に基づいて計量機10からSS−LAN90を介して供給される給油要求信号を受信した場合は、給油要求信号を受信した計量機10の給油エリア2の映像に対応させて、給油待ちの表示指示を監視モニタ装置62に出力する。また、給油待ちの計量機10を指定して給油所係員がキーボード72で給油許可操作を行った場合には、SS−LAN90を介して指定した計量機10に給油許可信号を出力する。また、給油管理機70は、計量機10からSS−LAN90を介して供給される給油データに基づく販売管理処理を行うとともに、同じくSS−LAN90を介して接続された釣銭機(精算機)50の釣銭支払処理を管理する。
次に、釣銭機50の構成について、図1及び図6により説明する。
図6は、釣銭機のシステム構成を示したブロック図である。
図6に示すように、釣銭機50は、計量機10の伝票発行装置40によって給油作業終了時に発行された伝票に記載された釣銭情報を読み取る釣銭情報読取装置51と、釣銭の排出を行う釣銭支払機52とを備えている。これら釣銭情報読取装置51及び釣銭支払機52は、釣銭機50筐体内に設けられた釣銭支払制御装置53によって制御され、釣銭支払制御装置53は、通信インタフェース54を介してSS−LAN90に接続されている。さらに、釣銭支払制御装置53には、キャップ装着忘れ警報器55が接続されている。
釣銭機50は、SS−LAN90を介して接続された給油管理機70による管理下で、顧客に対する釣銭の支払、及びキャップ忘れ報知を行う。図示の例では、キャップ装着忘れ警報器55は、スピーカ56からの音声報知及び表示器57による警報表示の報知機能を備えている。
以上説明したように、本発明の一実施の形態によるキャップ報知システムが適用されるセルフサービス給油システム1は構成されるが、次にこのセルフサービス給油システム1による給油作業を例に、本実施の形態によるキャップ報知システムについて図面とともに説明する。
図7,図8は、計量機の計量機制御装置が行うセルフ給油作業処理のフローチャートである。
図9は、給油管理機が行うセルフ給油作業処理のフローチャートである。
図10は、釣銭機が行うセルフ給油作業処理のフローチャートである。
計量機10は、顧客によりセルフ給油作業が開始される前の待機状態では、図7に示すように、人検知センサ43からの人検知信号の入力待ち状態(ステップSD10) 、及びキャップ保持器80に備えられたキャップ検知器85からのキャップ検出信号の入力待ち状態(ステップSD20)になっている。
給油管理機70は、待機状態では、図9に示すように、計量機10からの給油要求信号の入力待ち状態(ステップSP10)、給油所係員によるキーボード72からの給油許可操作待ち状態(ステップSP20)、計量機10からのキャップ忘れ信号の入力待ち状態(ステップSP30)、計量機10からのキャップ忘れ解除信号の入力待ち状態(ステップSP40)、釣銭機50からの伝票発行信号の入力待ち状態(ステップSP50)、及び計量機10からの給油データの入力待ち状態(ステップSP60)、計量機10からの故障信号の入力待ち状態(ステップSP70)、及び計量機10からの故障解消信号の入力待ち状態(ステップSP80)になっている。
これに対し、釣銭機50は、待機状態で、図10に示すように、その釣銭情報読取装置51による伝票読み込み待ち状態(ステップSR10)になっている。
以下、一台の計量機10に着目して、顧客が当該計量機10を使用して給油作業を行う場合を例に、本実施の形態のキャップ報知システムについて説明する。
[実給油準備段階]
ここでは、顧客が、給油ノズル13の操作レバーを供給操作して給油ノズル13から油液の吐出が行われる前の実給油準備段階の計量機10及び給油管理機70による処理について説明する。
顧客は、実給油を行うに当たって、まず計量機10に備えられた静電気除去シート44に触れて身体に帯電している静電気を除去した後、設定器30に備えられたカードリーダ/ライタ装置42にプリペイドカード若しくはクレジットカードを挿入するか、又は払込紙幣収納装置41に紙幣を挿入するかをした上で、設定器30に備えられた油種選択キー31により給油を行う油種を設定し、満タン給油キー32若しくはプリセット値設定キー33によりその給油量を設定し、確認キー34を操作して設定内容の確定を行う。また、顧客は、これらの作業と相前後して、燃料タンクの給油口からキャップ98を取り外し、当該取り外したキャップ98をキャップ保持器80の保持部81に載置する。
計量機10では、顧客が燃料タンクの給油口からキャップ98を取り外す前に静電気除去シート44に触れて身体に帯電している静電気を除去すると、この静電気除去のために計量機本体10Aの前方に立った顧客を人検知センサ43が検出する(ステップSD10のYES)。計量制御装置11は、人検知センサ43から人検知信号が供給されると、上述した顧客によるプリペイドカード若しくはクレジットカードの挿入に基づきカードリーダ/ライタ装置42から供給される読取データ又は紙幣挿入に基づき払込紙幣収納装置41から供給される紙幣検出データの入力、設定器30の油種選択キー31の操作による油種設定入力、及び満タン給油キー32又はプリセット値設定キー33の操作による給油量設定入力に対応して、これから開始する実給油についての給油情報の設定処理を行う(ステップSD11)。そして、顧客が設定器30の確認キー34を操作して設定した給油情報の確認を行うと、計量制御装置11は、この確認キー34の操作入力により(ステップSD12)、設定した給油情報とともに給油要求信号を通信インタフェース19からSS−LAN90を介して給油管理機70に向けて出力する(ステップSD13)。また、計量制御装置11は、この給油要求信号の出力とともに、音声報知装置45を制御して、例えば「キャップを開け、キャップ保持器80に置いてください」といったキャップの取り外し・保管案内を発声させ(ステップSD14)、キャップ保持器80に備えられた発光式表示器86を点滅させる(ステップSD15)。
その上で、計量制御装置11は、キャップ保持器80に備えられたキャップ検知器85からのキャップ検出信号待ち状態(ステップSD16)、及び給油管理機70からSS−LAN90を介して供給される給油許可信号の入力待ち状態(ステップSD17)になる。
したがって、本実施の形態によるキャップ報知システムによれば、キャップの取り外し・保管案内の発声、すなわち、セルフ給油作業における給油口からのキャップ取り外し作業の進行に関連させて、キャップ保持器80に備えられた発光式表示器86が点滅し始め、キャップ保持器80の所在を視覚的に顧客に報知することができる。これにより、顧客は、キャップ保持器80の所在を、発光式表示器86が点滅し始めたことによる視覚的変化で認識できるので、キャップの取り外し・保管案内が生じても容易にキャップ保持器80の所在を把握することができる。
次に、上述したような通常の実給油準備段階に対して、人検知待ち状態(ステップSD10)及びキャップ検出待ち状態(ステップSD20)である待機状態の計量機10で、人検知器20よりも先にキャップ保持器80に備えられたキャップ検知器85からキャップ検出信号が供給された場合について説明する。
この場合、計量機制御装置11は、故障信号を通信インタフェース19からSS−LAN90を介して出力するとともに(ステップSD21)、自身の自己診断エリアにキャップ検知器85の故障を記憶する(ステップSD21)。その上で、計量機制御装置11は、人検知待ち状態(ステップSD22)、及びキャップがキャップ保持器80の保持部81に載置されていないことを確認するキャップ非検出待ち状態(ステップSD23)になる。
この故障記憶後の人検知待ち状態(ステップSD22)及びキャップ非検出待ち状態(ステップSD23)において、キャップ検知器85が保持部81にキャップが載置されているのを検出している状態で、人検知センサ20から人検知信号が供給されると、計量機制御装置11は、上述したステップSD11〜SD15と同様な、給油情報設定処理(ステップSD25),確認キー34の操作入力待ち処理(ステップSD26),給油要求信号の出力処理(ステップSD27),キャップの取り外し・保管案内処理(ステップSD28),及びキャップ保持器80に備えられた発光式表示器86の点滅処理(ステップSD29)を行って、給油管理機70から供給される給油許可信号の入力待ち状態(ステップSD30)になる。
これにより、キャップ保持器80のキャップ検知器85が故障や誤検出を起こしている場合や、ユーザが静電気除去シート44に触れる前や設定器30を操作して給油情報を設定する前にキャップを給油口から取り外してキャップ保持器80の保持部81に載置してしまった場合であっても、給油管理機70から給油許可信号の供給を条件に、計量機10をセルフ給油作業に使用することができる。
これに対し、計量機制御装置11は、前述の故障記憶後の人検知待ち状態(ステップSD22)及びキャップ非検出待ち状態(ステップSD23)において、キャップ検知器85が保持部81にキャップが載置されていなくなったことを検出した場合には(ステップSD24)、故障解消信号を通信インタフェース19からSS−LAN90を介して出力するとともに(ステップSD31)、自身の自己診断エリアに記憶されているキャップ検知器85の故障を記憶抹消する(ステップSD32)。これにより、計量機10は、前述した顧客によりセルフ給油作業が開始される前の待機状態(ステップSD10,SD20)に復帰する。これにより、キャップ保持器80のキャップ検知器85の故障と、キャップ保持器80の保持部81にセルフ給油作業とは無関係に置かれた物等をキャップ検知器85の誤検出してしまう場合とを区別して、計量機10は、キャップ検知器85の故障を自己判断することができる。
一方、上述した計量機10が行う実給油準備段階の処理に対応して、給油管理機70は次のような処理を行う。
まず、計量機10から故障信号が供給された場合は(図9、ステップSP70)、例えば、給油管理機70は、故障信号を受信した計量機10の給油エリア2の映像に対応させて、故障の表示指示を監視モニタ装置62に出力する(ステップSP71)。これにより、給油所係員が、その映像から、キャップ検知器85の異常を監視することができ、上述したようなキャップ検知器85の誤検出による場合は、その原因を給油エリア2の映像から把握することも可能になる。
そして、計量機10から故障解消信号が供給された場合は(ステップSP80)、給油管理機70は、計量機10の給油エリア2の映像に対応させて監視モニタ装置62に出力している故障の表示指示を停止させる(ステップSP81)。
また、給油管理機70は、計量機10から給油要求信号が供給された場合は(ステップSP10)、給油要求信号を受信した計量機10の給油エリア2の映像に対応させて、給油待ちの表示指示を監視モニタ装置62に出力する(ステップSP11)。監視モニタ装置62は、モニタ63に映し出された対応する給油エリア2の監視映像中に給油待ち表示を行う。そして、このモニタ63によって給油待ちを確認した給油所係員は、キーボード72で対応する計量機10の給油許可操作を行う。
給油管理機70は、給油所係員によって給油待ちの計量機10を指定して給油許可操作が行われると(ステップSP20)、SS−LAN90を介して指定された計量機10に対して給油許可信号を出力する(ステップSP21)。そして、給油管理機70は、監視モニタ装置62に対して対応する計量機10の給油待ち表示を停止させる(ステップSP22)。
上述したように、給油要求信号に応答して給油管理機70からの給油許可信号が供給された計量機10は(図7、ステップSD17,SD30)、その計量機制御装置11がキャップ保持器80に備えられた発光式表示器86の点滅を停止させて、実給油可能状態になる。
なお、上記説明では、計量機10は、給油情報の確定後、給油管理機70からの給油許可信号の供給のみを実給油可能の条件とし(ステップSD17,SD30)、キャップ保持器80に備えられたキャップ検知器85からの検出信号の供給は実給油可能の条件としなかったが(ステップSD16)、これはキャップが索条等によって給油口に連結されていてキャップ保持器80にキャップを載置することができない燃料タンクを考慮したためによるものである。また、発光式表示器86の点滅を停止は、給油管理機70からの給油許可信号の供給により行なわれるように構成したが、キャップ検知器85からの検出信号の供給、又は次に説明する実給油段階におけるノズルスイッチ15からノズル外し信号によって、発光式表示器86の点滅停止を行わせる構成としてもよい。
[実給油段階]
顧客は、給油情報の設定で選択した油種の給油ノズル13をノズル掛け14から取り出してその筒先を給油口に挿入し、操作レバーを供給操作する。この給油ノズル13のノズル掛け14からの取り出しに基づき、ノズルスイッチ15からノズル外し信号が入力された実給油可能状態の計量機10は、送液機器17を起動し、給油ノズル13に油液を供給し、燃料タンクへの実際の給油、すなわち給油ノズル13からの油液の吐出が開始される。この間、給油が終了し、給油ノズル13がノズル掛け14に掛け戻されるまで、計量機制御装置11は、表示器16による給油量等の表示、設定されたプリセット値の給油を完了するための送液機器17の駆動制御等といった給油処理を行うとともに(ステップSD40)、給油終了待ち状態(ステップSD41)になっている。この給油終了待ち状態としては、上述した給油ノズル13のノズル掛け14への掛け戻しによりノズルスイッチ15から供給されるノズル戻し信号の入力待ち状態に限らず、プリセット給油又は満タン給油の終了待ち状態等や、又はこれらの組み合わせ状態が利用できる。
[実給油終了段階]
顧客は、給油ノズル13の操作レバーを遮断操作して燃料タンクに対する給油を終了したならば、給油ノズル13をノズル掛け14掛け戻す。そして、顧客は、プリペイドカード若しくはクレジットカードを使用した給油である場合は、カードリーダ/ライタ装置42から排出されたプリペイドカード若しくはクレジットカードを受け取り、伝票発行装置40から発行される伝票を受け取って今回給油作業を終える。これに対して、払込紙幣収納装置41を使用した現金支払給油である場合は、伝票発行装置40から発行される伝票を受け取り、さらに釣銭がある場合は、釣銭機(精算機)50によって釣銭の返却を受ける。
計量機10では、例えば給油ノズル13のノズル掛け14への掛け戻しによってノズルスイッチ15からノズル戻し信号が供給されて給油終了状態になると、計量機制御装置11は、給油量、プリペイドカードの給油金額、払込紙幣収納装置41に挿入した紙幣の払込金額等の今回給油に関係する給油データを、SS−LAN90を介して給油管理機70に向けて出力する(図8、ステップSD42)。
また、計量機制御装置11は、この給油データの出力とともに、音声報知装置45を制御して、例えば「キャップを閉めてください」といったキャップの装着案内を発声させ(ステップSD43)、キャップ保持器80に備えられた発光式表示器86を点滅させる(ステップSD44)。
その上で、計量制御装置11は、自身の自己診断エリアにキャップ検知器85の故障が記憶されているか否かを確認し(ステップSD47)、故障が記憶されていない場合は、キャップ非検出待ち状態(ステップSD45)、及び予め定められた所定時間の経過待ち状態(ステップSD46)になる一方、故障が記憶されていた場合には、予め定められた所定時間の経過待ち状態(ステップSD52)になる。
ここでは、自身の自己診断エリアに故障が記憶されていない場合は、計量制御装置11は、顧客がキャップ保持器80の保持部81から給油口への装着のためキャップを取り出したことによって、キャップ検知器85が保持部81にキャップが載置されなくなったことを検出した場合には(ステップSD45)、発光式表示器86の点滅を停止させ消灯する(ステップSD53)。
また、顧客がキャップを給油口に装着し忘れていることによって、予め定められた所定時間の経過してもキャップ検知器85から検出信号が供給されている場合は(ステップSD46)、計量制御装置11は、キャップ忘れ信号をSS−LAN90を介して給油管理機70に向けて出力する(ステップSD48)。その上で、音声報知装置45を制御して、「キャップを閉めてください」といったキャップの装着案内を発声させ(ステップSD49)、再びキャップ非検出待ち状態(ステップSD50)になる。このキャップ非検出待ち状態の間、音声報知装置45からは繰り返し装着案内が発声させられる。
そして、キャップ検知器85が保持部81にキャップが載置されなくなったことを検出した場合には(ステップSD50)、計量制御装置11は、キャップ忘れ解除信号をSS−LAN90を介して給油管理機70に向けて出力し(ステップSD51)、発光式表示器86の点滅を停止させ消灯する(ステップSD53)。
これに対し、自身の自己診断エリアにキャップ検知器85の故障が記憶されている場合は、計量制御装置11は、所定時間の経過を待って(ステップSD52)、発光式表示器86の点滅を停止させ消灯する(ステップSD53)。
また、計量機10は、図8では図示省略したが、前述したステップSD42でSS−LAN90を介して給油管理機70に向けて給油データを出力した後、給油管理機70からSS−LAN90を介して伝票発行承認又は伝票発行データ(後述の伝票識別コードも含む)の供給を受けた場合は、計量機制御装置11は、伝票発行装置40に対して伝票の発行指示を供給し、今回給油についての伝票を伝票発行口40aから排出させる。また、その際、今回の給油がカードリーダ/ライタ装置42にプリペイドカード若しくはクレジットカードを挿入して行った給油である場合は、計量機制御装置11は、この給油管理機70からの伝票発行承認及び伝票発行データの供給により、挿入されたプリペイドカード若しくはクレジットカードの返却・排出をカードリーダ/ライタ装置42に指示する。さらに、今回の給油がプリペイドカードを挿入して行ったプリペイド給油である場合は、上述したプリペイドカードの返却・排出に当たって、記録されている給油可能金額(残金情報)の更新も含む給油情報記録の更新記録を指示する。また、今回の給油が払込紙幣収納装置41に紙幣を挿入して行った現金支払給油であり、釣銭がある場合には、伝票発行装置40は、伝票に釣銭機(精算機)50による釣銭受取が必要である旨の指示と、伝票を識別するための伝票識別コード(例えばバーコードよりなる)を合わせて印刷する。
一方、上述した計量機10が行う実給油終了段階の処理に対応して、給油管理機70及び釣銭機50は次のような処理を行う。
図9において、給油管理機70は、実給油の終了に伴い、給油データがSS−LAN90を介して計量機10から供給されると(ステップSP60)、給油データより給油料金を演算するとともに(ステップSP61)、現金支払給油である場合には釣銭額も演算し(ステップSP62)、その精算データを記憶装置75に記録する(ステップSP63)。そして、給油管理機70は、図9では図示省略するが、伝票発行承認及び伝票発行データをSS−LAN90を介して伝票発行装置40が一体的に設けられている計量機10に出力する。
また、給油管理機70は、実給油の終了に伴い、キャップ忘れ信号がSS−LAN90を介して計量機10から供給されると(ステップSP30)、ディスプレイ装置74にキャップ忘れがあった計量機10の番号を表示する等して給油所係員に報知するとともに(ステップSP31)、上述した当該番号の計量機10を使用した記憶装置75に記録されている最新の精算データに対応付けてキャップ忘れが発生した旨を記録する(ステップSP32)。これにより、給油管理機70からの報知を受けた給油所係員は、監視カメラ20によってモニタ63に映し出された映像により顧客がまだ給油エリア2にいる場合は、インタホン親機64によって顧客に注意を促すことができ、顧客が給油エリア2から立ち去ってしまっている場合でも、精算データによって顧客を特定することが可能になる。
また、このキャップ忘れ信号の入力後、前述した計量機10によって繰り返し発生される装着案内(ステップSD49)、又は上述した給油管理機70からの報知(ステップSP31)に基づく給油所係員の注意等により顧客がキャップを装着した場合には、その際に計量機から供給されるキャップ忘れ解除信号(ステップSD48)の入力により(ステップSP40)、給油管理機70はディスプレイ装置74に表示されているキャップ忘れがあった計量機10の番号の表示(ステップSP31)を消去し(ステップSP41)、記憶装置75に記録されている該当するキャップ忘れがあった精算データ(ステップSP32)からキャップ忘れの記録を抹消する(ステップSP42)。
さらに、本実施の形態のキャップ報知システムでは、給油管理機70は釣銭機50と協働して顧客が現金支払で釣銭返却がある場合には、その釣銭返却時(精算時)にもキャップ装着忘れがあった旨を報知する構成になっている。
現金支払による顧客は、釣銭が生じた場合には、前述した伝票発行装置40によって発行された、釣銭受取が必要である旨の指示と、伝票を識別するための伝票識別コードとが印刷された伝票(以下、これを精算伝票と称する)を釣銭機50まで持参して釣銭の返却を受ける。釣銭の返却を受けるに際し、顧客は、釣銭機50に備えられた釣銭情報読取装置51によって精算伝票に印刷された釣銭情報としての伝票識別コードを読み取らせる。
図6及び図10において、釣銭機50は、釣銭情報読取装置51による精算伝票に印刷された伝票識別コードの読み込みが行われると(ステップSR10)、釣銭支払制御装置53はこの伝票識別コードを含む伝票発行信号を通信インタフェース54からSS−LAN90を介して給油管理機70に出力する(ステップSR11)。そして、釣銭支払制御装置53は、給油管理機70からのキャップ忘れ信号の入力待ち状態(ステップSR12)、及び給油管理機70からの精算データ(釣銭額を含む)の入力待ち状態(ステップSR13)になる。
一方、給油管理機70は、図9に示すように、釣銭機50からの伝票発行信号が供給されると(ステップSP50)、この伝票識別コードに基づき、記憶装置75に記録されている該当する精算データを照会し、キャップ忘れの記録(ステップSP32)があるか否かを確認する(ステップSP51)。そして、給油管理機70は、キャップ忘れの記録がある場合には、SS−LAN90を介して釣銭機50にキャップ忘れ信号を出力する(ステップSP52)。また、給油管理機70は、キャップ忘れの記録がない場合には、釣銭額を含む精算データをSS−LAN90を介して釣銭機50に出力するとともに、記憶装置75に記録されている該当する精算データに精算済みを記録する(ステップSP53)。
釣銭機50は給油管理機70からキャップ忘れ信号が供給された場合には(ステップSR12)、釣銭支払制御装置53はキャップ装着忘れ警報器55の表示器(警報ランプ)57を点灯させ(ステップSR14)、そのスピーカ56から「キャップを閉め忘れています。キャップを閉めてください」といった警報を発声させる(ステップSR15)。そして、釣銭支払制御装置53は、所定時間経過後表示器を消灯し(ステップSR16)、釣銭の返却を行わずにその処理を終了する。これに対し、給油管理機70から精算データが供給された場合には(ステップSR13)、釣銭支払機52に精算データに基づく釣銭返却を指示して釣銭の返却を行わせる。
したがって、現金支払の顧客で釣銭返却がある場合には、さらに釣銭返却時に釣銭機50によっても、キャップ忘れを教示されるので、給油終了後のキャップ忘れの防止がさらに確実になる。
以上説明した本実施の形態のキャップ報知システムによれば、セルフサービス給油システムに適用した場合、次のような効果を奏する。
まず、顧客は、実給油の開始に当たってキャップ保持器80の所在が、また実給油を終了した際にはキャップ保持器80にキャップが保持されていることを、キャップ保持器80に備えられた発光表示器86の給油作業の進行に合わせた点滅開始によって感得できるので、キャップ保持器80の所在及びキャップ保持器80にキャップが保持されていることを、給油作業を行う顧客に対して強く意識付けさせることができる。さらに、キャップを置くキャップ保持器80を顧客に強く意識付けできることによって、適当な場所にキャップを置いて、キャップも置いた場所も汚してしまうことや、キャップの置き場所がわからなくなってしまうことも防止できる。
また、顧客がキャップを装着し忘れている場合には、給油所係員に対しても報知されるので、給油を終えた顧客がキャップを装着し忘れたまま給油所を出発する前に給油所係員は注意等といった対応をはかることが可能になり、安全性が向上する。
さらに、給油を終えた顧客がキャップを装着し忘れたまま給油所を出発してしまった場合であっても、給油管理機70が精算データに対応させてキャップ忘れを記憶しているので、キャップを忘れた顧客の特定も容易になる。
また、現金支払の顧客に対しては、釣銭機50による釣銭返却の際にも、キャップ忘れを釣銭機50からも顧客に報知する構成になっているので、キャップ忘れの報知発生に対する顧客の注意を喚起し易く、またプリペイドカードやクレジットカードを利用することが多い得意客に対して、現金支払を利用することが多い一元客に対するキャップ忘れ防止が一層効果的にはかれる。
なお、上記説明では、実給油準備段階では、設定器30及び伝票発行装置40は計量機本体11Aに一体的に構成したが、計量機10とは別体の独立装置として構成し、SS−LAN90によって計量機10と接続する構成としてもよく、さらにキャップ保持器80も計量機10に対応させて設けられていればよく、必ずしも計量機本体11Aに一体的に設けられている必要はない。
また、上記説明では、本発明のキャップ報知システムをセルフサービス給油システムに適用した場合について説明したが、その適用はセルフサービス給油システムに限られるものではなく、給油所係員が給油作業を行うフルサービス給油システムに適用しても、給油所係員のキャップ忘れのうっかりミスの発生の防止に役立つ。
このように、本発明のキャップ報知システムは、その適用対象に応じて、種々の変形例が可能である。
本発明の一実施の形態によるキャップ報知システムが適用されるセルフサービス給油システムの一実施例の構成図である。 本実施例のセルフサービス給油システムに使用される計量機の正面図である。 本実施例のセルフサービス給油システムに使用される計量機に備えられたキャップ保持器の一実施例の構成図である。 本実施例のセルフサービス給油システムに使用される計量機に備えられたキャップ保持器の変形例の構成図である。 本実施例のセルフサービス給油システムに使用される計量機のシステム構成を示したブロック図である。 本実施例のセルフサービス給油システムに使用される釣銭機のシステム構成を示したブロック図である。 本実施例のセルフサービス給油システムに使用される計量機の計量機制御装置が行うセルフ給油作業処理のフローチャートである。 本実施例のセルフサービス給油システムに使用される計量機の計量機制御装置が行うセルフ給油作業処理のフローチャートである。 本実施例のセルフサービス給油システムに使用される給油管理機が行うセルフ給油作業処理のフローチャートである。 本実施例のセルフサービス給油システムに使用される釣銭機が行うセルフ給油作業処理のフローチャートである。
符号の説明
1 セルフサービス給油システム
2 給油エリア
3 事務所
10 計量機
10A 計量機本体
11 計量機制御装置
12 ホース
13 給油ノズル
14 ノズル掛け
15 ノズルスイッチ
16 表示器
17 送液機器
18 流量計測機器
19 通信インタフェース
20 監視カメラ
30 設定器
31 油種選択キー
32 満タン給油キー
33 プリセット値設定キー
34 確認キー
35 取消キー
36 設定表示器
40 伝票発行装置
41 払込紙幣収納装置
42 カードリーダ/ライタ装置
43 人検知センサ
44 静電気除去シート
45 音声報知装置
50 釣銭機(精算機)
51 釣銭情報読取装置
52 釣銭支払機
53 釣銭支払制御装置
54 通信インタフェース
55 キャップ装着忘れ警報器
56 スピーカ
57 表示器
60 給油所管理装置
62 監視モニタ装置
63 モニタ
64 インタホン親機
65 インタホン子機
70 給油管理機
71 コンピュータ本体
72 キーボード
73 プリンタ
74 ディスプレイ装置
75 記憶装置
80 キャップ保持器
81 保持部
82 キャップ取り出し/収納空間
83 検出部
84 板状部材
85 キャップ検知器
86 発光式表示器
90 SS−LAN
92 画像データ専用信号線
94 通話専用信号線
98 キャップ

Claims (4)

  1. 顧客自らが給油ノズルを操作して燃料タンクに燃料を補給する燃料供給機と、
    該燃料供給機を用いて顧客が実施した燃料供給作業で生じた釣銭を排出する釣銭機と
    を含む燃料供給システムに適用され、
    前記燃料供給機による燃料供給作業の終了後も、前記燃料供給機に備えられたキャップ保持器に、燃料タンクの補給口から取り外されたキャップが保持されたままであることを、前記キャップ保持器に設けられたキャップ検出器の検知出力に基づいて報知するキャップ報知システムであって、
    前記燃料供給機には、
    燃料供給作業の終了に伴って釣銭が生じる毎に、識別コードが付された釣銭受け取り用の伝票を発行する伝票発行機
    を設け、
    前記釣銭機には、
    前記伝票発行機によって発行された釣銭受け取り用の伝票の識別コードを読み取る読取装置と、
    燃料供給作業に用いた前記燃料供給機の前記キャップ保持器にキャップが保持されたままであることを警報する報知器と
    を設け、
    前記読取装置が前記釣銭受け取り用の伝票の識別コードを読み取る毎に、当該伝票に対応する前記燃料供給機の前記キャップ検出器が、前記キャップ保持器にキャップが保持されたままであることを検出している場合には、前記報知器を警報作動する
    ことを特徴とするキャップ報知システム。
  2. 前記釣銭機は、前記報知器が警報作動する場合には、前記読取装置が識別コードを読み取った前記釣銭受け取り用の伝票に対して、釣銭の排出を行わない
    ことを特徴とする請求項1記載のキャップ報知システム。
  3. 顧客自らが給油ノズルを操作して燃料タンクに燃料を補給する計量機と、
    該計量機を用いて顧客が実施した燃料供給作業で生じた釣銭を当該顧客に返却する釣銭機と、
    データ接続された該釣銭機及び複数の前記計量機の作動管理を行う給油管理装置と
    が設置された燃料補給所に設けられ、
    顧客による前記計量機を用いた燃料供給作業の実施に伴い、燃料タンクの補給口から取り外されたキャップを保持するために当該計量機に備えられたキャップ保持器に、当該燃料供給作業終了後もキャップが保持されたままであることを、該キャップ保持器に設けられたキャップ検出器の検知出力に基づいて報知するキャップ報知システムであって、
    前記計量機は、
    燃料供給作業が終了した際には燃料補給量及び払込金額を含む当該燃料供給作業に関係する燃料補給データを前記給油管理装置に送信するとともに、前記キャップ検出器の検知出力に基づいて、当該燃料供給作業終了後、所定時間経過してもキャップが前記キャップ保持器に保持されたままであることを検知したときには、キャップ忘れ信号を前記給油管理装置に送信する一方、前記給油管理装置から送信される伝票個別を識別するための伝票識別コードが付された釣銭受け取り用の精算伝票の発行データを受信し、当該計量機に対応して設けられた伝票発行機からの当該燃料供給作業に伴う釣銭受け取り用の精算伝票の発行制御を行う計量機制御装置
    を含み
    前記給油管理装置は、
    前記計量機それぞれから燃料補給データを受信する毎に、当該燃料補給データに基づいて前記計量機を用いて顧客が実施した燃料供給作業についての精算処理を行い、釣銭が生じる場合には、伝票個別を識別するための伝票識別コードを付した釣銭受け取り用の精算伝票の発行データを当該計量機に送信するとともに、精算処理データと当該伝票識別コードとを対応付けて記憶装置に記憶する一方、前記計量機それぞれからキャップ忘れ信号を受信する毎に該記憶装置に当該計量機に係る最新の前記精算処理データに対応付けてキャップ忘れ状態を記憶する給油管理機
    を含み、
    前記釣銭機は、
    前記各計量機に対応して設けられた伝票発行機より発行された精算伝票に付された伝票識別コードを読み取る読取装置と、
    該読取装置が伝票識別コードを読み取る毎に、当該読み取った伝票識別コードを前記給油管理機に送信し、当該伝票識別コードに該当する精算処理データに対応付けてキャップ忘れ状態が前記記憶装置に記憶されているか否かを照会する釣銭支払制御装置と、
    該釣銭支払制御装置が、前記給油管理機からキャップ忘れ状態である回答を受信した場合に作動され、キャップ忘れの警報を発する警報器と
    を含む
    ことを特徴とするキャップ報知システム。
  4. 前記釣銭機の釣銭支払制御装置は、前記給油管理機からキャップ忘れ状態である回答を受信した場合には、前記読取装置が識別コードを読み取った前記釣銭受け取り用の伝票に対して釣銭の排出を行わせない
    ことを特徴とする請求項3記載のキャップ報知システム。
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