WO2007119353A1 - 硬貨補充管理システム - Google Patents

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WO2007119353A1
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Yoshiro Oie
Kazuyuki Shimizu
Hiroshi Tone
Takahiro Washizu
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Abstract

 硬貨処理装置(3)の制御ユニット(36)は、特定金種の棒金硬貨を棒金収納庫(1)へ補充すべき旨の棒金補充要請を係員に対して(移動通信端末(P)を介して)通知する補充通知手段としての機能を有している。その制御ユニット(36)は、(A)硬貨数量検知手段として検知した硬貨不足金種が存在し、(B)棒金数量検知手段(棒金収納庫(1)の制御ユニット(16))によって検知された上記棒金不足金種が存在し、(C)硬貨不足金種と棒金不足金種とに共通する「共通金種」が存在し、かつ、(D)補充モードが起動していない、場合にのみ、当該共通金種についての棒金補充要請を通知する。

Description

明 細 書
硬貨補充管理システム
技術分野
[0001] 本発明は、棒金硬貨(同一金種の硬貨を一定枚数だけ棒状にまとめて包装したも の)の包装を解!、て得られたバラ硬貨を硬貨処理装置 (例えば硬貨釣銭機)に補充 する際の管理を行うための硬貨補充管理システムに関する。
背景技術
[0002] 上記のような硬貨補充管理システムとしては、例えば本件出願人の先願に係る特 願 2004— 268134号(特開 2006— 085332号公報)に記載されたもの力ある。当 該出願には、硬貨釣銭機の識別手段により識別されたバラ硬貨の金種および枚数と 、棒金収納庫における棒金有無検知手段の検知結果に基づ 、て特定された取出棒 金硬貨の金種および本数とを比較して、両者間の対応を判定する技術が記載されて いる。これにより、棒金収納庫から取り出された棒金硬貨と、硬貨釣銭機に補充され たバラ硬貨との間の対応を正確に管理できるようにして 、る。
[0003] ところで、上述したようなバラ硬貨の補充は一般的に、硬貨処理装置において残量 が所定の基準硬貨数量を下回る金種 (硬貨不足金種)が確認された場合に、係員に よって行われる。一方、棒金収納庫においても、内部に収納されていた棒金硬貨の 取り出しにより、残量が所定の基準棒金数量を下回る金種 (棒金不足金種)が生じ得 る。そして、それらの硬貨不足金種と棒金不足金種とに共通する共通金種の存在が 確認された場合には、ページャ一等の移動通信端末により管理者等の係員へ棒金 補充要請を通知するシステムが用いられている。これにより、当該金種の棒金硬貨を 棒金収納庫へ補充することを係員に促すことができる。
[0004] 上述したようなシステムでは、もともと棒金不足金種がある状態で、共通する硬貨不 足金種が生じたような場合には、速やかに当該金種の棒金硬貨を棒金収納庫へ補 充する必要性 (緊急性)が認められるため、棒金補充要請を通知するのが妥当である 。しかし、これとは逆に、硬貨不足金種が生じたことに起因して、共通金種となる棒金 不足金種が生じてしまう場合もあり得る。すなわち、硬貨処理装置へ硬貨不足金種を 補充する目的で、棒金収納庫から当該金種の棒金硬貨を取り出したことにより、共通 金種となる棒金不足金種が生じる場合がある。
[0005] 後者の場合には、その直後に、棒金硬貨の包装を解いて得られた当該金種のバラ 硬貨が硬貨処理装置へ補充されることで、共通金種となるべき硬貨不足金種が存在 しなくなり、棒金補充要請を通知する必要のない状態に直ぐに復帰する蓋然性が高 い。しかし、従来は、そのような緊急性のない場合であっても、共通金種の存在が確 認されたことをもって棒金補充要請を通知してしまうことになり、実際の運用にそぐわ ない不便さがある。
発明の開示
[0006] 本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、硬貨不足金種と棒金不足金 種とに共通する共通金種が存在する場合であっても、棒金硬貨を補充する緊急性が ないと判断できる場合には棒金補充要請を通知しない運用を可能とした硬貨補充管 理システムを提供することを目的とする。
[0007] 上記課題を解決するために、本発明は、
複数金種の棒金硬貨を収納可能な棒金収納庫と、
この棒金収納庫の近傍に配置され、当該棒金収納庫と通信接続された硬貨処理 装置と、
前記棒金収納庫および前記硬貨処理装置にぉ 、て、前記棒金収納庫から取り出 された棒金硬貨の包装を解いて得られたバラ硬貨を前記硬貨処理装置へ補充する ための補充モードを起動させる補充モード起動手段と、
を備え、
前記棒金収納庫は、内部に収納されて 、る棒金硬貨の金種別の数量を検知する 棒金数量検知手段を有し、
前記硬貨処理装置は、
バラ硬貨が投入される投入口と、
この投入口へ投入されたバラ硬貨の金種を識別する識別手段と、
この識別手段によって識別されたバラ硬貨を金種ごとに選別する選別手段と、 この選別手段によって選別されたバラ硬貨を金種別に収納する硬貨収納部と、 この硬貨収納部に収納されて 、るバラ硬貨の金種別の数量を検知する硬貨数量 検知手段と、
を有し、
特定金種の棒金硬貨を前記棒金収納庫へ補充すべき旨の棒金補充要請を係員 に対して通知する補充通知手段であって、
(a)前記硬貨数量検知手段によって検知された数量が所定の基準硬貨数量を下回 つて!/、る金種である硬貨不足金種が存在し、
(b)前記棒金数量検知手段によって検知された数量が所定の基準棒金数量を下回 つて!/ヽる金種である棒金不足金種が存在し、
(c)前記硬貨不足金種と前記棒金不足金種とに共通する共通金種が存在し、かつ、
(d)前記補充モードが起動して!/、な!/、、
場合にのみ、前記共通金種につ 、ての前記棒金補充要請を通知する補充通知手 段を更に備えた、ことを特徴とする硬貨補充管理システムを提供する。
[0008] この硬貨補充管理システムにおいて、硬貨不足金種と棒金不足金種とに共通する 共通金種が存在する場合であっても、補充モードが起動している場合には、棒金硬 貸の包装を解いて得られた当該金種のバラ硬貨が硬貨処理装置へ補充されることで 、共通金種となるべき硬貨不足金種が直ぐに存在しなくなる蓋然性が高い。そこで、 そのような場合には棒金補充要請を通知しないようにし、硬貨不足金種と棒金不足 金種とに共通する共通金種が存在する場合であっても、補充モードが起動してない 場合にのみ棒金補充要請を通知するようにしたものである。このようにして、棒金硬貨 を補充する緊急性がないと判断できる場合には棒金補充要請を通知しない運用を可 能としている。
[0009] 一般的には、前記 (b)の基準棒金数量を 1本とすること、すなわち、棒金数量検知 手段によって検知された数量が 0本となっている金種のみを棒金不足金種とすること が適当である。
[0010] この硬貨補充管理システムは、前記補充モード起動手段として、前記硬貨処理装 置と通信接続され、前記補充モードを起動させるための補充指令を発する制御端末 装置を備えて 、ることができる。 [0011] また、前記補充モード起動手段として、前記補充モードを起動させるための補充宣 言を入力する宣言入力手段が前記硬貨処理装置に設けられていてもよい。
[0012] この硬貨補充管理システムは、前記補充モードが起動している状態において、前 記棒金収納庫力 前記共通金種の棒金硬貨が取り出されたことを前記棒金数量検 知手段が検知してから所定の待機時間が経過した時点で、前記硬貨処理装置に前 記共通金種のバラ硬貨が投入されたことを前記識別手段が識別していなカゝつた場合 には、その時点で前記補充モードを解除する補充モード自動解除手段を更に備えて いてもよい。
[0013] すなわち、所定の待機時間が経過しても硬貨処理装置に共通金種のバラ硬貨が 投入されない場合には、当該金種のノ ラ硬貨が直ぐに補充される可能性は低いもの と判断することができる。そこで、そのような場合には、補充モードを解除して上記 (d) の条件を満たすことで、例外的に補充通知手段による棒金補充要請の通知が行わ れるようにしたものである。
図面の簡単な説明
[0014] [図 1]本発明による硬貨補充管理システムの一実施形態を示すブロック図。
[図 2]図 1に示したシステムの棒金収納庫および硬貨処理装置を示す斜視図。
[図 3]図 2に示した棒金収納庫の内部構造を示す (a)上側斜視図および (b)下側斜 視図。
[図 4]図 2に示した棒金収納庫における 1つの棒金ドロアの変位を (a)押込位置、(b) 閉鎖位置、(c)検出開始 Z終了位置、(d)検出終了 Z開始位置、(e)引出位置の各 位置で示す模式図。
[図 5]図 2に示した棒金収納庫における各棒金ドロアと変位検出手段との関係を模式 的に示す側面図。
[図 6]図 2に示した棒金収納庫における、 1つの棒金ドロアと、対応するロック手段との 関係を示す平面図。
[図 7]図 2に示した棒金収納庫の制御系を示すブロック図。
[図 8]図 3に示したエンコーダおよびセンサの出力信号の例を示す図。
発明を実施するための最良の形態 [0015] 次に、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図 1〜図 8は本発 明による硬貨補充管理システムの実施の形態を示す図である。以下、図 1〜図 8を参 照して、本実施形態の硬貨補充管理システムの構成、棒金収納庫の具体的構成、 硬貨処理装置の構成、本実施形態の作用効果および変形例を順次説明する。
[0016] [システムの構成]
図 1に示すように、本実施形態の硬貨補充管理システムは、複数金種の棒金硬貨 を収納可能な棒金収納庫 1と、硬貨処理装置 (例えば硬貨釣銭機) 3と、制御端末装 置 (例えば POSレジスタ) 5とを備えている。図 2に示すように、本実施形態の棒金収 納庫 1は、硬貨処理装置 3と互いに上下方向に隣接して一体的に構成されて 、る。 具体的には、棒金収納庫 1の本体 (筐体) laと硬貨処理装置 3の筐体 3aとが一体的 に形成されている。また、制御端末装置 5は、硬貨処理装置 3および棒金収納庫 1の 近傍 (例えば直上)に配置される。
[0017] 図 1に示すように、棒金収納庫 1、硬貨処理装置 3および制御端末装置 5は、それ ぞれ制御ユニット 16、 36および 50を有している。そのうち、棒金収納庫 1の制御ュ- ット 16は硬貨処理装置 3の制御ユニット 36と通信接続され、硬貨処理装置 3の制御 ユニット 36は制御端末装置 5の制御ユニット 50と通信接続されている。
[0018] ここで、本システムには、棒金収納庫 1から(例えばレジ係員によって)取り出された 棒金硬貨である「取出棒金硬貨」の包装を解 、て得られたバラ硬貨を硬貨処理装置 3へ補充するための「補充モード」が存在する。この補充モードは、一般的な入出金 処理を行う通常モードとは異なり、硬貨処理装置 3へ投入されるバラ硬貨を、通常の 入金硬貨とは別勘定の補充硬貨として入金処理する状態である。そして、制御端末 装置 5は、補充モードを起動させるための補充指令を発する補充モード起動手段とし ての機能を有している。
[0019] [棒金収納庫の構成]
図 1および図 2に示すように、棒金収納庫 1は、収納庫本体 laと、この本体 laに対 してそれぞれ (水平な縦方向に)前方へ手動で引出し自在に取り付けられた 3つの棒 金ドロア 11, 12, 13とを有している。各棒金ドロア 11, 12, 13には、特定金種の棒 金硬貨をそれぞれ 1本ずつ収納可能な複数の棒金収納部 14 (図 2)が設けられてい る。各収納部 14における棒金硬貨の収納姿勢は、棒金硬貨の軸線が棒金ドロア 11 , 12, 13の引出し方向(縦方向)と直交する横方向を向いた水平姿勢である。
[0020] 例えば、上段の棒金ドロア 11には、 8つの 1円棒金硬貨用の収納部 14と、 2つの 5 円棒金硬貨用の収納部 14が設けられる。また、中段の棒金ドロア 12には、 8つの 10 円棒金硬貨用の収納部 14と、 2つの 50円棒金硬貨用の収納部 14が設けられる。そ して、下段の棒金ドロア 13には、 8つの 100円棒金硬貨用の収納部 14と、 2つの 500 円棒金硬貨用の収納部 14が設けられる。
[0021] また棒金収納庫 1は、棒金ドロア 11, 12, 13の各棒金収納部 14ごとに棒金硬貨の 有無および金種を判定するための信号を出力する検出系 18 (図 1)を備えている。そ して、棒金収納庫 1の制御ユニット 16は、検出系 18から出力された信号に基づいて 特定のドロア 11, 12, 13の各収納部 14に収納された棒金硬貨の有無および金種を 判定する。これにより、制御ユニット 16は、棒金収納庫 1の内部、すなわち各棒金ドロ ァ 11, 12, 13に収納されている棒金硬貨の金種別の数量を検知する棒金数量検知 手段としての機能を有している。この制御ユニット 16によって検知された数量のデー タは、硬貨処理装置 3の制御ユニット 36へ送信されるようになっている。
[0022] なお、棒金数量検知手段としての制御ユニット 16によって検知された数量が所定 の基準棒金数量を下回って ヽる棒金硬貨の金種を「棒金不足金種」と称する。一般 的には、基準棒金数量を 1本とすること、すなわち、棒金数量検知手段によって検知 された数量 (残量)が 0本となっている金種のみを棒金不足金種とすることが適当であ る。
[0023] また、棒金収納庫 1の本体 la前面には、判定手段としての制御ユニット 16の判定
Figure imgf000008_0001
ヽて各金種の棒金硬貨の FULL (満杯) /EMPTY (残量 0本)等の状態を 表示する表示パネル lbが設けられている。この表示パネル lbは、各棒金ドロア 11, 12, 13のうち、後述するロック手段によりロック解除されたドロアを目視により判別可 能とするドロア表示手段としての機能も有して 、る。
[0024] 図 3には、棒金収納庫 1の本体 la (図 2)内部に設けられた枠体 Fが示されている。
この枠体 Fは、各棒金ドロア 11, 12, 13を上記縦方向へスライド可能に保持している 。各ドロア 11, 12, 13の底部には、横方向中央部を縦方向に延びる透光部分(開口 ないし透明部分) 15が形成されている。この透光部分 15は、各ドロア 11, 12, 13に おける複数の収納部 14 (図 2)が設けられる範囲に渡って延びると共に、最前の収納 部 14よりも前のドロア先端付近まで延びている。図 5にも示すように、各ドロア 11, 12 , 13の左側には、縦方向に延びるラック Rが設けられている。
[0025] 図 4には、 3つのドロア 11, 12, 13を代表して、 1つのドロア 11の、本体 laの前面パ ネル lc (図 3参照)を基準とした様々な縦方向位置が示されている。図 4において:
(b)は、ドロア 11の前面が前面パネル lcと略面一となつた「閉鎖位置」;
(a)は、ドロア 11が閉鎖位置より更に押し込まれ、ドロア 11の前面が前面パネル lcか ら少し引っ込んだ「押込位置」;
(c)は、ドロア 11の引出し時に検出系 18 (図 1)による検出が開始され、ドロア 11の押 込み時には検出系 18による検出が終了する「検出開始 Z終了位置」;
(d)は、ドロア 11の引出し時に検出系 18による検出が終了し、ドロア 11の押込み時 には検出系 18による検出が開始される「検出終了 Z開始位置」;
(e)は、ドロア 11の全ての収納部 14 (図 2)に対する棒金硬貨 Bの収納 Z取出しが可 能となるまで引き出された「引出位置」;
をそれぞれ示している。なお、図 4では、上記検出系 18 (図 1)を代表して下記の棒金 径センサ S 1が示されて!/、る。
[0026] 図 3に示すように、枠体 Fの前部には、 1つの棒金径センサ S1と、 3つの棒金孔セン サ S21, S22, S23と力設けられている。径センサ S1は、 3つのドロア 11, 12, 13の 透光部分 15を上下に挟んで互いに対向する位置でフレーム F (本体 la)に固定され た発光ユニットおよび受光ユニットを有している。この径センサ S1は、閉鎖位置(図 4
(b) )にある各ドロア 11, 12, 13の最前の収納部 14よりも前方の透光部分 15を光軸 が通るように配置されて 、る(図 4および図 5参照)。
[0027] また、各孑しセンサ S21, S22, S23は、それぞれドロア 11, 12, 13に対応して設け られている。各孔センサ S21, S22, S23は、それぞれ対応するドロア 11, 12, 13を 左右両側から挟んで互いに対向する位置でフレーム F (本体 la)に固定された発光 ユニットおよび受光ユニットを有している。各孔センサ S21, S22, S23は、対応する ドロア 11, 12, 13に収納される棒金硬貨 Bの中心に対応する高さを光軸が通るよう に配置されている。
[0028] また、フレーム Fの前部左側には、上段のドロア 11に略対応した高さに単一の 2相 ロータリエンコーダ Eが設けられている。図 5に示すように、このロータリエンコーダ E は下方へ延びる入力軸 elを有している。入力軸 elには、各ドロア 11, 12, 13のラッ ク Rに対応する 3つのピ-オン Pが固定されている。各ドロア 11, 12, 13のラック Rと、 対応するピ-オン Pとは、少なくとも当該ドロア 11, 12, 13が検出開始 Z終了位置( 図 4 (c) )と検出終了 Z開始位置 (図 4 (d) )との間(閉鎖位置 (図 4 (b) )と引出位置( 図 4 (e) )との間で判定手段による判定に必要な範囲内の位置)にあるときには互い に嚙み合い、少なくとも当該ドロア 11, 12, 13が閉鎖位置にあるときには互いに嚙み 合わな 、ように配置されて 、る。
[0029] これにより、ロータリエンコーダ E力 各ドロア 11, 12, 13の縦方向変位に比例した 数のパルス信号を出力するように構成されている。すなわち、以上のロータリエンコー ダE、ラック Rおよびピ-オン Pは、本体 laに対する各ドロア 11, 12, 13の縦方向変 位を検出するための変位検出手段を構成して ヽる。
[0030] ここで、棒金収納庫 1は、収納庫本体 laからの各棒金ドロア 11, 12, 13の引出しを それぞれ阻止 Z容認するロック Zロック解除を行うロック手段を有して 、る。そして、 棒金収納庫 1の制御ユニット 16は、後述するようにロック手段による各棒金ドロア 11, 12, 13のロック Zロック解除を制御するロック制御手段としての機能を有している。
[0031] 図 6には、 3つのドロア 11, 12, 13を代表して、 1つのドロア 11と、これに対応する口 ック手段との関係が、ドロア 11の (a)閉鎖位置および (b)押込位置で示されている。ド ロア 11の後部には、横方向に延びる仕切板 11aが設けられている。この仕切板 11a の後方には、ドロア 11に対して固定されたロック板 17および遮光板 19が配置されて いる。これらのロック板 17および遮光板 19に対応して、それぞれロックアーム 20およ び押込みセンサ S31が設けられて!/、る。ロックアーム 20および押込みセンサ S 31は、 図 3に示すフレーム F (図 2に示す本体 la)の方に取り付けられている。また、スライド 部材 26がフレーム Fに対して縦方向にスライド自在に取り付けられて!/、る。
[0032] 押込みセンサ S31は、図 6 (a)に示すドロア 11の閉鎖位置において、遮光板 19を 横方向に挟んで互いに対向した発光ユニットおよび受光ユニットを有して 、る。また、 ロックアーム 20は、ロック板 17の前端と係合可能な係合部分 21と、当該アーム 20を フレーム Fに対して回動自在に取り付ける回動軸 22とを有している。このアーム 20に 対しては、プル型ソレノイド等の駆動装置 D1と、戻しパネ 23とが連結されている。こ れらの駆動装置 D1および戻しパネ 23により、アーム 20を、係合部分 21がロック板 1 7と係合可能なロック位置と、係合部分 21がロック板 17と係合しないように退避した解 放位置との間で回動させることができるようになって!/、る。
[0033] スライド部材 26には、これをフレーム Fに対して前方(図 6の右方)へ付勢する付勢 パネ 27が連結されている。そして、図 6 (a)に示すドロア 11の閉鎖位置において、バ ネ 27の付勢力により、スライド部材 26の前端部が仕切板 11aに当接してドロア 11を 前方へ僅かに付勢するようになって 、る。
[0034] そして、制御ユニット 16の制御下における、ロック手段〖こよるドロア 11のロック解除 は、次のようにして行われる。まず、図 6 (a)の閉鎖位置から図 6 (b)の押込位置まで 手動で押し込むと、遮光板 19の後退により、センサ S31の出力が遮光力も透光へ切 り換わる。これに応じて、(図 7に示す制御ユニット 16の制御により)駆動装置 D1がァ ーム 20を解放位置へ回動させる。そこでドロア 11を押し込んでいた力を緩めると、バ ネ 27の付勢力によりドロア 11が閉鎖位置力も僅かに引き出された位置(閉鎖位置と 図 4 (c)の検出開始 Z終了位置との間)まで前進する。これにより、手動によるドロア 1 1の引き出しが容易となる。
[0035] 一方、制御ユニット 16の制御下における、ロック手段によるドロア 11のロックは、次 のようにして行われる。まず、引き出されていたドロア 11を本体 laに対して押し込む「 ドロア押込み時」には、ドロア 11を (パネ 27の付勢力に抗して)図 6 (b)の押込位置ま で押し込むことにより、センサ S 31の出力が透光から遮光を経て再び透光へ切り換わ る。これに応じて、(図 7に示す制御ユニット 16の制御により)駆動装置 D1 (パネ 23) がアーム 20をロック位置へ回動させる。そこでドロア 11を押していた力を緩めると、バ ネ 27の付勢力によりドロア 11が閉鎖位置まで戻ったところで、アーム 20の係合部分 21がロック板 17と係合する。
[0036] 図 7に示すように、制御ユニット 16には、上記検出系 18を構成する棒金径センサ S 1、棒金孔センサ S21, S22, S23およびロータリエンコーダ Eが接続されている(図 3 参照)。また、制御ユニット 16には、各ドロア 11, 12, 13に対応した駆動装置 Dl, D 2, D3および押込みセンサ S31, S32, S33が接続されている(図 6参照)。その他、 制御ユニット 16には、表示パネル lb (図 2参照)および通信インターフェイス Tが接続 されている。この通信インターフェイス Tは、硬貨処理装置 3 (図 1)の制御ユニット 36 と制御ユニット 16とを通信接続するためのものである。
[0037] 制御ユニット 16は、ロータリエンコーダ Eの出力力 特定されるいずれ力 1つのドロ ァ 11, 12, 13の縦方向変位と、棒金径センサ S1の出力とに基づいて、当該ドロアの 各収納部 14に収納された棒金硬貨の有無および金種を判定する。
[0038] 具体的には、収納庫本体 laに対して棒金ドロアを手動で引出し Z押込みする際に 、ロータリエンコーダ E、径センサ Sl、および当該ドロアに対応する孔センサ S21, S 22, S23は、それぞれ図 8に(それらの一部を)示すような信号 70、 72および 74を出 力する。これらの出力信号のうち、ロータリエンコーダ Eのパルス信号 70によって、当 該ドロア 11, 12, 13 (各収納部 14)の本体 laに対する、従って各センサ S1 ; S21, S 22, S23に対する縦方向の変位力 S特定される。また、各センサ S1 ; S21, S22, S23 の信号 72 ; 74によって、各棒金硬貨の半径方向外縁および内縁(5円および 50円の 孔あき硬貨以外の場合は外縁のみ)による透光 Z遮光 (遮光の有無)の遷移が特定 される。
[0039] これにより、特定の棒金ドロア 11, 12, 13の各収納部 14ごとに、棒金硬貨の有無 だけでなぐ収納されて!ヽる棒金硬貨の直径および中心孔の有無も特定することが 可能となる。これに基づいて、制御ユニット 16は、各収納部 14に存在する棒金硬貨 1S 本来収納すべき金種の棒金硬貨である力否力も判定できるようになって!/、る。
[0040] ここで、図 1に示す硬貨処理装置 3は、その硬貨収納部 33に収納されているバラ硬 貨の金種別の数量を検知する硬貨数量検知手段を有している(詳細については後 述する)。この硬貨数量検知手段によって検知された数量 (残量)が所定の基準硬貨 数量を下回っているバラ硬貨の金種を「硬貨不足金種」と称する。
[0041] そして、ロック制御手段としての制御ユニット 16は、
(i)補充モードが起動していない状態では、全ての棒金ドロア 11, 12, 13をロックし、
(ii)補充モードが起動している状態では、硬貨不足金種と同一金種の棒金硬貨に対 応する棒金ドロア 11, 12,又は 13のみをロック解除する、
ようにロック手段 (駆動装置 Dl, D2, D3等)を制御するように構成されている。
[0042] [硬貨処理装置の構成]
図 1および図 2に示すように、硬貨処理装置 3は、筐体 3aの前側に形成された投入 口 30、払出口 34および表示 ·操作パネル 3b (図 2)を備えている。また、図 1に示すよ うに、硬貨処理装置 3は、識別手段 31、選別手段 32および硬貨収納部 33を備えて いる。識別手段 31は、投入口 30に投入されたバラ硬貨の金種および枚数を識別す るように構成されている。また、選別手段 32は、識別手段 31によって識別されたバラ 硬貨を金種ごとに選別するように構成されている。そして、硬貨収納部 33は、選別手 段 32によって選別されたバラ硬貨を金種別に収納するように構成されている。
[0043] そして、この硬貨処理装置 3は、硬貨収納部 33から取り出されたバラ硬貨を、(例え ば、釣銭機にあっては釣銭の払出し等の)必要に応じて払出口 34へ放出するように 構成されている。なお、投入口 30に投入されるバラ硬貨としては、補充モードにおい て投入される補充硬貨 (典型的には取出棒金硬貨の包装を解いて得られたバラ硬貨 )の他に、通常モードにおいて投入される入金硬貨も含まれる。しかし、両者は特に 区別することなく硬貨収納部 33に収納され、通常モードにおいて放出される出金硬 貨として利用される。
[0044] 硬貨処理装置 3の制御ユニット 36は、上述したように硬貨収納部 33に収納されて V、るノ ラ硬貨の金種別の数量を検知する硬貨数量検知手段としての機能を有して!/ヽ る。例えば、制御ユニット 36は、投入口 30から投入された硬貨の金種別の数量と、硬 貨収納部 33から取り出して払出口 34へ放出した硬貨の金種別の数量とに基づいて 、硬貨収納部 33に収納されている硬貨の金種別の数量を算出することにより、これを 検知する。この制御ユニット 36によって検知された数量のデータは、棒金収納庫 1の 制御ユニット 16へ送信されるようになっている。
[0045] 次に、硬貨処理装置 3は、識別手段 31による識別を経たバラ硬貨を、硬貨収納部 3 3へ収納することなく放出するための返却口 35を有している。この返却口 35は、図 1 にお 、ては硬貨処理装置 3の筐体 3aに対応して描かれて 、るが、図 2に示すように
Figure imgf000013_0001
、てもよ 、。 [0046] そして、制御ユニット 36は、識別手段 31による識別結果に基づいて、特定のバラ硬 貨を返却口 35へ放出させる制御を行う返却制御手段としての機能を有して 、る。具 体的には、返却制御手段としての制御ユニット 36は、補充モードが起動している状 態において、投入口 35へ投入されたバラ硬貨の識別手段 31による識別結果が硬貨 不足金種とは異なる場合、当該バラ硬貨を返却口 35へ放出させる「非補充硬貨返却 制御」を行うように構成されて 、る。
[0047] また、硬貨処理装置 3は、返却制御手段としての制御ユニット 36が非補充硬貨返 却制御を行う際、当該バラ硬貨が硬貨不足金種とは異なる金種の硬貨である旨を報 知するための報知手段を有している。そのような報知手段としては、例えば表示 '操 作部 3b (図 2)に配置される液晶表示パネルに報知メッセージを表示するもの等が考 えられる。
[0048] また、制御ユニット 36は、特定金種の棒金硬貨を棒金収納庫 1へ補充すべき旨の 棒金補充要請を管理者等の係員に対して通知する補充通知手段としての機能を有 している。その係員に対する通知は、例えばページャ一等の移動通信端末 P (図 1) を介した無線通信方式で行われる。
[0049] 具体的には、補充通知手段としての制御ユニット 36は、
(A)硬貨数量検知手段として検知した上記「硬貨不足金種」が存在し、
(B)棒金数量検知手段 (棒金収納庫 1の制御ユニット 16)によって検知された上記「 棒金不足金種」が存在し、
(C)硬貨不足金種と棒金不足金種とに共通する「共通金種」が存在し、かつ、
(D)補充モードが起動して 、な!/、、
場合にのみ、当該共通金種にっ ヽての棒金補充要請を通知するように構成されて!ヽ る。
[0050] さらに、制御ユニット 36は、起動されている補充モードを自動的に解除する(通常モ ードに戻す)ための補充モード自動解除手段としての機能を有して 、る。その自動解 除手段としての制御ユニット 36は具体的には、補充モードが起動している状態にお V、て、棒金収納庫 1から共通金種の棒金硬貨が取り出されたことを棒金数量検知手 段 (収納庫 1の制御ユニット 16)が検知して力 所定の待機時間(例えば 1分程度)が 経過した時点で、硬貨処理装置 3に共通金種のノ 硬貨が投入されたことを識別手 段 31が識別していな力つた場合には、その時点で補充モードを解除するように構成 されている。
[0051] [作用効果]
次に、以上のように構成された本実施形態の棒金収納庫の作用効果について説明 する。
[0052] 本実施形態の硬貨補充管理システムによれば、棒金収納庫 1にお 、て、ロック制御 手段としての制御ユニット 16は、補充モードが起動している状態で硬貨不足金種と 同一金種の棒金硬貨に対応する棒金ドロア 11, 12,又は 13のみをロック解除するの で、当該金種に対応するドロア 11, 12,又は 13以外は引き出すことができなくなる。 このため、硬貨処理装置 3における硬貨不足金種とは異なる金種の棒金硬貨を棒金 収納庫 1から取り出してしまうことに起因した硬貨処理装置 3のオーバーフロー発生を 抑帘 Uすることができる。
[0053] また、ロック解除されたドロア 11, 12,又は 13を目視により判別可能とするドロア表 示手段としての表示パネル lbにより、そもそもロック解除されていない棒金ドロアを引 き出そうとしてしまう誤りを未然に防止する効果が得られる。
[0054] また、硬貨処理装置 3において、返却制御手段としての制御ユニット 36が上述した 非補充硬貨返却制御を行うことにより、次のような作用効果が得られる。まず前提とし て、棒金収納庫 1において硬貨不足金種と同一金種の棒金硬貨に対応するドロア 1 1, 12,又は 13のみが引き出せたとしても、本実施形態では、各ドロア 11, 12, 13に 、それぞれ異なる 2金種の棒金硬貨が収納されるように設定されている。また、誤って 異なる金種の棒金硬貨が収納されることもあり得る。その場合、依然として硬貨処理 装置 3における硬貨不足金種とは異なる金種の棒金硬貨を棒金収納庫 1から取り出 してしまう可能性が残される。そこで、補充モード起動時に、硬貨不足金種とは異なる 金種のバラ硬貨が硬貨処理装置 3へ投入されてしまった場合には、当該バラ硬貨を 返却 (収納することなく放出)することで、オーバーフロー発生を未然に回避すること ができる。
[0055] その場合、硬貨処理装置 3の報知手段 3bによって、返却されたバラ硬貨が、硬貨 不足金種とは異なる金種のバラ硬貨であるという事実を係員に知らせ、補充操作の やり直し等の対処を促すことができる。
[0056] 次に、この硬貨補充管理システムにお!/、ては、硬貨不足金種と棒金不足金種とに 共通する共通金種が存在する場合であっても、補充モードが起動して ヽる場合には 、棒金硬貨の包装を解 、て得られた当該金種のバラ硬貨が硬貨処理装置へ補充さ れることで、共通金種となるべき硬貨不足金種が直ぐに存在しなくなる蓋然性が高い 。そこで、そのような場合には、補充通知手段としての制御ユニット 36が棒金補充要 請を通知しな 、ようにし、硬貨不足金種と棒金不足金種とに共通する共通金種が存 在する場合であっても、補充モードが起動してない場合にのみ棒金補充要請を通知 するようにしている。このようにして、棒金硬貨を補充する緊急性がないと判断できる 場合には棒金補充要請を通知しな 、運用を可能として 、る。
[0057] 次に、棒金収納庫 1から共通金種の棒金硬貨が取り出されたことを棒金数量検知 手段 (収納庫 1の制御ユニット 16)が検知して力 所定の待機時間が経過しても硬貨 処理装置 3に共通金種のバラ硬貨が投入されない場合には、当該金種のバラ硬貨 が直ぐに補充される可能性は低いものと判断することができる。そこで、そのような場 合には、補充モードを解除して上記 (D)の条件を満たすことで、例外的に補充通知 手段としての制御ユニット 36による棒金補充要請の通知が行われるようにしている。
[0058] [変形例]
(1)棒金収納庫 1と硬貨処理装置 3とが互いに隣接して一体的に構成されている場 合について説明したが、棒金収納庫 1と硬貨処理装置 3とは、必ずしも互いに一体的 に構成されている必要はない。すなわち、棒金収納庫 1と硬貨処理装置 3とが少なく とも互いに近傍に配置されていれば、棒金収納庫 1から硬貨処理装置 3へ硬貨の補 充を即座に行うことができるという利点が得られる。
(2)棒金収納庫 1において、各ドロア 11, 12, 13が、本体 laに対して押込位置(図 4 (a) )と引出位置(図 4 (e) )との間で引出し自在となっている場合を説明したが、これ には限定されない。すなわち、各ドロア 11, 12, 13の閉鎖位置(図 4 (b) )でロック手 段が作動するように構成した場合は、各ドロア 11, 12, 13が本体 laに対して閉鎖位 置(図 4 (b) )と引出位置との間で引出し自在となって!/、れば十分である。 (3)棒金収納庫 1において、ロック手段(図 6)が光学式センサ S31, S32, S33の出 力に基づいて作動する場合を説明したが、光学式以外の電気的な検知、ないしは機 械的な検知に基づ!、て作動するようにしてもょ 、。
(4)棒金収納庫 1にお 、て、各ピ-オン Pがロータリエンコーダ Eの入力軸 elに固定 されている場合を説明したが、各ピ-オン Pは、入力軸 elと連動して回転する限り、こ れに固定されていなくてもよい。例えば、各ピ-オン Pと入力軸 elとの間に他のギア や軸が介在されて 、てもよ ヽ。
(5)棒金収納庫 1にお!/、て、取扱対象の棒金硬貨に孔あき硬貨が含まれな!/、場合や 、金種間で棒金硬貨の直径の差が十分大きくて棒金径センサ S1の出力のみで十分 に金種の判定が可能な場合には、棒金孔センサ S21, S22, S23を省略してもよい。
(6)制御端末装置 5が上記補充モード起動手段としての機能を有する場合について 説明したが、これに代えて、或いは、これに加えて、硬貨処理装置 3が補充モード起 動手段としての機能を有していてもよい。例えば、硬貨処理装置 3に、補充モードを 起動させるための補充宣言を入力する宣言入力手段 (例えば、表示'操作部 3bに配 置される補充宣言キー等)が設けられて!/、てもよ!、。
(7)硬貨処理装置 3の制御ユニット 36が、上記補充通知手段および補充モード自動 解除手段としての機能を有する場合を説明したが、これに代えて、制御端末装置 5の 制御ユニット 50がそれらの機能を有するように構成してもよい。また、これに限らず、 各制御ユニット 16, 36, 50の有する機能を任意に入れ替えたり共有させたりすること も可能である。

Claims

請求の範囲
複数金種の棒金硬貨を収納可能な棒金収納庫と、
この棒金収納庫の近傍に配置され、当該棒金収納庫と通信接続された硬貨処理 装置と、
前記棒金収納庫および前記硬貨処理装置にぉ 、て、前記棒金収納庫から取り出 された棒金硬貨の包装を解いて得られたバラ硬貨を前記硬貨処理装置へ補充する ための補充モードを起動させる補充モード起動手段と、
を備え、
前記棒金収納庫は、内部に収納されて 、る棒金硬貨の金種別の数量を検知する 棒金数量検知手段を有し、
前記硬貨処理装置は、
バラ硬貨が投入される投入口と、
この投入口へ投入されたバラ硬貨の金種を識別する識別手段と、
この識別手段によって識別されたバラ硬貨を金種ごとに選別する選別手段と、 この選別手段によって選別されたバラ硬貨を金種別に収納する硬貨収納部と、 この硬貨収納部に収納されて 、るバラ硬貨の金種別の数量を検知する硬貨数量 検知手段と、
を有し、
特定金種の棒金硬貨を前記棒金収納庫へ補充すべき旨の棒金補充要請を係員 に対して通知する補充通知手段であって、
(a)前記硬貨数量検知手段によって検知された数量が所定の基準硬貨数量を下回 つて!/、る金種である硬貨不足金種が存在し、
(b)前記棒金数量検知手段によって検知された数量が所定の基準棒金数量を下回 つて!/ヽる金種である棒金不足金種が存在し、
(c)前記硬貨不足金種と前記棒金不足金種とに共通する共通金種が存在し、かつ、
(d)前記補充モードが起動して!/、な!/、、
場合にのみ、前記共通金種につ 、ての前記棒金補充要請を通知する補充通知手 段を更に備えた、ことを特徴とする硬貨補充管理システム。
[2] 前記 (b)の基準棒金数量を 1本とする、ことを特徴とする請求項 1記載の硬貨補充 管理システム。
[3] 前記補充モード起動手段として、前記硬貨処理装置と通信接続され、前記補充モ ードを起動させるための補充指令を発する制御端末装置を備えている、ことを特徴と する請求項 1記載の硬貨補充管理システム。
[4] 前記補充モード起動手段として、前記補充モードを起動させるための補充宣言を 入力する宣言入力手段が前記硬貨処理装置に設けられている、ことを特徴とする請 求項 1記載の硬貨補充管理システム。
[5] 前記補充モードが起動して 、る状態にぉ 、て、前記棒金収納庫から前記共通金種 の棒金硬貨が取り出されたことを前記棒金数量検知手段が検知して力 所定の待機 時間が経過した時点で、前記硬貨処理装置に前記共通金種のバラ硬貨が投入され たことを前記識別手段が識別していな力つた場合には、その時点で前記補充モード を解除する補充モード自動解除手段を更に備えた、ことを特徴とする請求項 1〜4の V、ずれかに記載の硬貨補充管理システム。
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