JP7201198B2 - 自動販売システムおよび自動販売方法 - Google Patents

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Description

本発明は自動販売システムおよび自動販売方法に関し、特に詳細には、筐体の内部に現金収納部を有する現金取扱機を用いる自動販売システムおよび自動販売方法に関するものである。
従来、例えば特許文献1や2に示されているように、いわゆるセルフサービス方式のガソリンスタンドが知られている。この種のガソリンスタンドにおける給油料金の精算方式としては、クレジットカードやプリペイドカードを利用する方式や、現金を利用する方式が広く普及している。
現金を利用して精算するシステムとして、より具体的には、通常複数設置される給油機ユニットと、販売室内に配置されるレジスターとをPOSターミナルに接続したシステムが知られている。このシステムが用いられる場合、顧客は給油完了後に販売室に出向き、給油機ユニットから通知された給油量に基づいて計算された料金を支払う。また、同じく現金を利用して精算するシステムとして、給油機ユニット内あるいはその近くに、現金投入機構を備えた精算ユニット(POS子機)を設け、この精算ユニットをPOSターミナルに接続したシステムも知られている。このシステムが用いられる場合、顧客は精算ユニットに現金を投入してから給油を行う。そして顧客は給油完了後に、必要があれば精算ユニットを操作して、釣り銭を受け取る。つまりこの場合、顧客はレジスターの有る販売室に出向くことなく、料金を支払うことができる。なお特許文献1には、以上説明した2種のシステムについて詳しい説明がなされている。
また、販売室のレジスターを不要にしたシステムとして、注文および現金投入を行う注文機(POS子機)とは別に、その近くに、POSターミナルとネットワークで接続された釣り銭支払いのための専用の精算機を設けたシステムも知られている。このシステムが用いられる場合、顧客は注文機に現金を投入してから給油を行う。そして給油が完了すると注文機から、例えば、レシートにバーコード等の形で精算結果が示された精算票が発行される。そこで顧客は、必要があればその精算票により精算機を操作して、釣り銭を受け取る。なお特許文献2には、このシステムについて詳しい説明がなされている。
ここで、上述した注文機や精算機は内部に多額の現金を収納した状態になることもあるので、通常、内部を露出させる扉は、予め認証を受けた人間だけが開閉操作可能とされることが多い。特許文献3には、個人認証情報をバーコード等の形で記載してある個人認証カードが示されており、さらに、このような個人認証カードを、身分を証明するための身分証、個人の入退場を管理するゲートキーおよび、情報を受信して表示する情報端末として利用することも記載されている。上述した精算機等の扉を、予め認証を受けた人間だけが開閉操作可能とするためには、例えば、この特許文献3に示されている個人認証カードを適用することも可能である。
特開2005-145537号公報 特開2009-199628号公報 特開2011-118852号公報
ここで、上述した注文機および精算機を用いる場合は、精算機に釣り銭用の紙幣や硬貨を適宜補充する必要がある。この補充は、例えば注文機から回収した紙幣や硬貨を用いてなされる。従来、この釣り銭用貨幣の補充作業は、精算機の筐体に設けられた大扉を開き、精算機内部に設置された指令入力用キーを操作して精算機を釣り銭補充モードに設定した後、精算機内部に有る紙幣投入口から紙幣を投入したり、硬貨投入口から硬貨を投入したりすることによってなされていた。こうして投入された紙幣あるいは硬貨は、それぞれ精算機内部の収納部に収納される。
以上述べた釣り銭用貨幣の補充作業は、現金収納部が有る精算機の内部を露出させて行われるので、防犯上特に夜間においては、できるだけ短時間内に済ませたい、さらには内部を露出させずに行いたいという要望がある。
他方、上述の精算機等においては、釣り銭エラーが生じた場合、つまり釣り銭が不足したり、釣り銭としての紙幣が紙詰まりを起こしたりした場合、そのことを知らせる警報音を発生させることが多い。このような警報音は長時間に亘って鳴り続けると、例えばガソリンスタンド近隣の住民に騒音となって迷惑を及ぼすので、釣り銭エラーが確認された後は速やかに停止させることが望まれる。
以上説明したように、ガソリンスタンドに設置された精算機等において、釣り銭補充を精算機の内部を露出させずに迅速に行う、警報音を迅速に停止させる、といった多機能化が求められる場合、そのような要望を、簡単な構成で十分に満足させるシステムや方法は従来提供されていなかった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、現金取扱機を含む自動販売システムや、現金取扱機を使用する自動販売方法において、簡単な構成で多機能化を実現することを目的とする。
本発明による自動販売システムは、
筐体と、この筐体の内部に設けられた現金収納部とを有する現金取扱機を含む自動販売システムであって、
現金取扱機の操作を指令する信号が外部から入力される信号入力部と、
信号入力部に上記信号が入力されたとき、現金取扱機を、現金収納部に現金を収納するための現金受け入れモードを含む複数のモードの中の1つに選択的に設定する制御部とを含む自動販売システムにおいて、
制御部が、選択的に設定するモードを、上記信号が入力された時点で現金取扱機に設定されているモードに応じて変えるように構成されていることを特徴とするものである。
ここで、上述の「販売」とは、物品の提供だけでなく、例えばコインランドリーの洗濯機使用におけるように、サービス(役務)の提供も含むものとする。また「モード」とは、現金取扱機が、ある所定の機能を果たす状態にあることを示すものである。
なお上記の制御部は、上記信号が入力された時点で現金取扱機に設定されているモードが現金受け入れモード以外のモードである場合は、選択的に設定するモードを現金受け入れモードとするように構成されていることが望ましい。
また上記の制御部は、上記信号が入力された時点で現金取扱機に設定されているモードが現金受け入れモードである場合は、選択的に設定するモードを現金受け入れ終了モードとするように構成されていることが望ましい。
また、本発明による自動販売システムにおいては、
現金取扱機が、筐体から外部に開口した紙幣供給口と、この紙幣供給口に挿入された紙幣を現金収納部まで搬送する紙幣搬送手段とを有し、
制御部が、現金受け入れモード時に紙幣搬送手段を動作させるように構成されていることが望ましい。
また、本発明による自動販売システムにおいては、現金取扱機が釣り銭を出す機能および、釣り銭エラーを検知して警報を出す機能を有するものであり、
制御部が、上記信号が入力された時点で現金取扱機に設定されているモードが上記警報を出すモードである場合は、選択的に設定するモードを、警報を停止するモードとするように構成されていることが望ましい。
また、本発明による自動販売システムにおいては、
上記信号が、現金取扱機を操作する操作員を識別する識別信号であり、
制御部が、上記識別信号を登録する機能を有し、予め登録されている識別信号と一致する識別信号が入力された場合にモードの選択的な設定を行うように構成されていることが望ましい。
なお、上述のように登録する識別信号は1つでもよいし、あるいは複数でもよい。ただし、現実上は複数とするのが一般的である。そして制御部は、その登録する識別信号を変更可能に構成されるのが望ましい。制御部がそのように構成されていれば、信号入力部に読み取らせる操作員固有の識別カードの方で、バーコード等による識別信号が任意に変更されても、その変更に対処可能となる。
本発明による自動販売システムは、
現金取扱機の筐体が、該現金取扱機の内部を隠し、現金が通過し得る開口のみを有する大扉を備えたものに好適である。
また、本発明による自動販売システムにおける信号入力部としては、無線通信によって前記信号が入力される手段や、あるいは、1次元または2次元のコードを読み取るコードリーダー等が好適である。
さらに、本発明による自動販売システムにおいては、
現金取扱機を操作する操作員の生体情報および/または該操作員の各々に対応付けられた個別情報からなる操作員認証情報を読み取る読取手段がさらに設けられ、
制御部が、複数の操作員認証情報を登録する機能を有し、読取手段が読み取った操作員認証情報が、登録されている操作員認証情報と一致した場合にモードの選択的な設定を行うように構成されていることが望ましい。
他方、本発明による自動販売方法は、
筐体と、この筐体の内部に設けられた現金収納部とを有する現金取扱機を使用する自動販売方法であって、
現金取扱機の操作を指令する外部からの信号を、信号入力部において受け入れ、
信号入力部に上記信号が入力されたとき、現金取扱機を、現金収納部に現金を収納するための現金受け入れモードを含む複数のモードの中の1つに選択的に設定する自動販売方法において、
選択的に設定するモードを、上記信号が入力された時点で現金取扱機に設定されているモードに応じて変えるようにしたことを特徴とするものである。
本発明においては、現金取扱機において選択的に設定するモードを、信号入力部に信号が入力された時点で現金取扱機に設定されているモードに応じて変えるようにしたので、上記信号を発する手段や信号入力部を一通りの簡単な構成としておいても、それぞれ機能が異なる多数のモードを設定可能となり、多機能化を実現することができる。
本発明の第1の実施形態による自動販売システムを構成する精算機を示す斜視図 図1の精算機の内部を示す斜視図 上記自動販売システムの主要部の構成を示すブロック図 図1の精算機がモードの設定を受けている状態を示す斜視図 図1の精算機において、フラップが跳ね上げられた状態を示す斜視図 本発明の第2の実施形態による自動販売システムの主要部の構成を示すブロック図
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による自動販売システムを構成する精算機1の外観形状を示す斜視図である。なお、この精算機1は、一例として前述したセルフサービス方式のガソリンスタンドにおいて、注文および現金投入を行う注文機とは別に、その近くに、釣り銭支払い専用の機器として設置されるものである。図示のようにこの精算機1は概略直方体状の筐体1aを有し、この筐体1aの前面には、開閉自在とされた大扉2が取り付けられている。この大扉2が開かれると、筐体1aの内部が露出される。筐体1aの前面は、この大扉2と、その上方に配された上部パネル3とによって構成されている。なお精算機1は、本開示における現金取扱機を構成している。
図2は、上記大扉2が開かれて筐体1aの内部が露出した状態を示している。以下、この図2も参照して説明を続ける。大扉2には、紙幣を通過させるための紙幣通過開口4が設けられている。また大扉2には、紙幣通過開口4を閉じるフラップ5が取り付けられている。このフラップ5は、ほぼ水平な上端縁に沿って延びる図示外の揺動軸の周りを揺動自在とされており、特に外力が加えられなければ上記揺動軸から垂下して、図1に示すように紙幣通過開口4のほぼ全面を覆う状態を維持する。なお図2も、フラップ5がこの状態になっているところを示している。さらに大扉2には、釣り銭の一部として排出される硬貨を受けるための硬貨受け口6が設けられている。大扉2に形成されている開口は、この硬貨受け口6を覗かせる開口と、上記紙幣通過開口4のみである。本発明の自動販売システムは、このように大扉に設けられた開口が、現金が通過し得る開口のみである現金取扱機に対して好適である。
一方上部パネル3には、例えば光学式スキャナ等からなるコードリーダー7と、精算機1の状態を示すための緑色LED(発光ダイオード)9、同じく精算機1の状態を示すための赤色LED10と、ブザー等の警報装置11とが設けられている。なおコードリーダー7としては、1次元バーコードリーダーや、あるいはQRコード(登録商標)等の2次元コードを読み取るコードリーダー、さらにはそれら双方のコードを読み取り可能なコードリーダーが適用可能である。
筐体1aの内部には、釣り銭の一部となる紙幣を排出する紙幣排出口12と、釣り銭に用いられる紙幣を補充するための紙幣供給口13と、例えばテンキー等からなる入力キー14と、例えば液晶表示装置等からなる表示装置15と、上記硬貨受け口6に向けて硬貨を供給する硬貨搬送装置16(図2では一部のみ表示)とが設けられている。なお上記入力キー14は、精算機1の初期状態を設定したり、その設定のために記憶させる各種情報を入力したり、精算機1の動作モードを設定するために用いられるものである。また表示装置15は、入力キー14によって設定されたモード等を表示したり、入力される各種情報を表示したりするために用いられる。
次に図3を参照して、本実施形態による自動販売システムについて説明する。本実施形態の自動販売システムは、精算機1の主要部を含んで構成されている。図3は、この自動販売システムの電気的な構成を概略的に示すブロック図である。同図に示される通りこの自動販売システムは、例えばマイクロコンピューター等から構成された制御装置20を有する。この制御装置20は、インターフェイス21を介して、前述したようなPOSターミナルと接続されている。制御装置20には、例えば一般的な半導体メモリー等からなる記憶部22が接続されている。この記憶部22は制御装置20と共に、本開示における制御部を構成している。
また制御装置20には、前述したコードリーダー7および入力キー14が接続され、それらの要素7および14から出力される信号が該制御装置20に入力される。また制御装置20には、前述した硬貨搬送装置16、表示装置15、警報装置11、緑色LED9および赤色LED10が接続され、それらの要素16、15、11、9および10の動作が該制御装置20によって制御される。
さらに制御装置20には、紙幣搬送装置23が接続されており、この紙幣搬送装置23の動作も制御装置20によって制御される。なお紙幣搬送装置23は、図2では省略してあるが、釣り銭として紙幣が支払われる際に、図示外の紙幣収納部から紙幣排出口12に向けて紙幣を搬送する。また、この紙幣搬送装置23は、釣り銭に当てるための紙幣を上記紙幣収納部に補充させる際に、紙幣供給口13に挿し込まれた紙幣を引き込んで、上記紙幣収納部に向けて搬送する。
次に、本実施形態による自動販売システムの作用について説明する。まず、この自動販売システムを構成する精算機1は、従来公知のこの種の精算機と同様に、セルフサービス方式のガソリンスタンドにおいて精算、つまり釣り銭支払いのために用いられる。すなわち、ガソリンスタンドにおいて顧客は、注文および現金投入を行うPOS子機を操作して燃料油の注文をした後、給油機を操作して給油を行う。上記POS子機は、投入された金額と、油種および給油量とに基づいて釣り銭額を計算した結果を、例えばバーコードの形で表した精算票を発行する。そこで顧客が、この精算票30を図1に示すように精算機1のコードリーダー7にかざすと、コードリーダー7によって読み取られた額の釣り銭が、紙幣搬送装置23から紙幣排出口12を経て排出される紙幣および/または、硬貨搬送装置16から硬貨受け口6に排出される硬貨で支払われる。
なお、上述した釣り銭支払いの際のコードリーダー7、紙幣搬送装置23および硬貨搬送装置16の動作は、図3に示した制御装置20によって制御される。また、計算された釣り銭額通りに紙幣および/または硬貨の金種や枚数を選択して紙幣搬送装置23および/または硬貨搬送装置16に供給する機構は、従来公知の機構を用いればよい。それらの機構は、本発明とは直接関係しないので、詳細な説明は省略する。
ここで、釣り銭の一部として紙幣が支払われる場合、図1に示すようにその紙幣50は、紙幣通過開口4(図2参照)を通過し、フラップ5の下端と大扉2の表面との間の隙間を下向きに通って、精算機1の外に排出される。つまり、フラップ5が前述したように揺動自在とされているため、このようにして紙幣が排出可能となっている。顧客は、釣り銭としての紙幣50がどこから排出されるかを、例えば精算機1の筐体1a等に記載された案内表示等で知ることができるから、このようにフラップ5の下端から紙幣50が出て来ても、特に違和感を覚えることはない。また、後述するように釣り銭としての紙幣を補充する際に、このフラップ5は跳ね上げられて紙幣供給口13が露出されるが、給油を行う顧客にとってその紙幣供給口13は関係ないものである。したがって、精算時にはフラップ5により紙幣供給口13が隠されていることが、顧客に混乱を与えないという観点から好ましい。
次に精算機1を、複数設定され得るモードの中から、ある所望のモードに選択的に設定する点について説明する。本システムを採用するガソリンスタンドにおいては、精算機1を操作する権限が与えられた従業員(操作員)に、各々固有の識別番号が与えられ、その従業員はそれぞれ自分の識別番号を例えばQRコードの形で記録した識別カード(IDカード)を保有する。そしてそれらの従業員は、上記所望のモードを設定しようとする際に、図4に示すように、自分の識別カード31をコードリーダー7にかざす。そのとき、コードリーダー7が識別カード31から正しい識別番号を読み取った場合は、その読取信号つまり識別信号が、精算機1の操作を指令する信号として制御装置20に入力される。制御装置20は、この信号が入力されると精算機1を、複数設定され得るモードの中から、ある所望のモードに選択的に設定する。なおコードリーダー7は、本開示における信号入力部として機能する。
以下、上記のように選択的に設定されるモードについて詳しく説明する。本実施形態では、この設定がなされる時点つまり識別カード31がコードリーダー7にかざされる時点で、精算機1に設定されているモード(現在のモード)を下の表1に示すように5通りに想定している。そして、5通りの各モード下で識別カード31がコードリーダー7にかざされると、精算機1が、それぞれ異なる所望のモード(移行するモード)に設定されるようになっている。表1では、上記5通りの現在のモードに1~5の番号を付してある。以下、それらの現在のモード1~5下でなされるモードの選択的設定について詳しく説明する。
Figure 0007201198000001
(現在のモード1)これは、精算機1が待機中のモード、つまり、コードリーダー7に、顧客により精算票であるレシートがかざされること、または従業員により識別カード31がかざされることを待っているモードである。この状況下で識別カード31がコードリーダー7にかざされて、図3に示すコードリーダー7から識別信号が制御装置20に入力されると、制御装置20は精算機1を、釣り銭用紙幣を補充するための現金受け入れモードに設定する。この現金受け入れモードでは、制御装置20が紙幣搬送装置23を、前述した釣り銭支払いの際とは逆方向に駆動させる。また、精算機1が待機中のモードにある状況下で、顧客によってコードリーダー7に上記レシートがかざされると、精算機1は通常通りの精算を行って釣り銭を支払う。
識別カード31をコードリーダー7にかざした従業員はこのことを知っているので、図5に示すようにフラップ5を跳ね上げて、それまでフラップ5によって隠されていた紙幣供給口13を露出させる。そこで従業員は、例えば注文および現金投入を行うPOS子機から回収してきた紙幣を、紙幣供給口13に例えば一枚ずつ投入する。この投入された紙幣は、紙幣搬送装置23によって精算機1の内部に搬送され、前述した紙幣収納部に収納、補充される。
なお、紙幣供給口13から金種の異なる紙幣を投入させて、各紙幣をそれぞれ専用の紙幣収納部に収納する場合は紙幣収納部の選択のために、またその場合に限らず補充金額を管理するために、紙幣の金種および枚数を判定する手段が必要となるが、その手段としては従来公知のものを用いればよい。また、前述した緑色LED9および赤色LED10は、本来、精算機1が釣り銭支払いのために利用可能か否かを顧客に知らせるために設けられているが、現金受け入れモード下では例えば赤色LED10を消灯状態、緑色LED9を点滅状態に設定して、紙幣供給口13からの現金受け入れが可能になっていることを従業員に知らせるようにしてもよい。
以上のように、精算機1の大扉2を開けることなく釣り銭用紙幣の補充を行えば、紙幣収納部や貨幣収納部が設置されている精算機1の内部を露出させずに済むので、防犯上から非常に好ましい。
(現在のモード2)これは、上述した現金受け入れモードである。この状況下で識別カード31がコードリーダー7にかざされて、図3に示すコードリーダー7から識別信号が制御装置20に入力されると、制御装置20は精算機1を、現金受け入れ終了モードに設定する。この現金受け入れ終了モード下では、紙幣搬送装置23の駆動が停止され、また、補充された紙幣の金種および枚数が、図3に示すインターフェイス21を介してPOSターミナルに通知される。なお、識別カード31をかざし忘れて、現金受け入れモードのまま放置されるのを防止するため、一定時間経過すると、自動で補充された紙幣を計数し、現金受け入れ終了モードに移行する構成とすることもできる。この場合、自動で移行する場合の経過時間は、任意に設定すればよい。
(現在のモード3)本実施形態における精算機1は、例えば釣り銭を出金中に釣り銭が足りなくなった場合や、紙幣の紙詰まりが生じた場合等において、例えばブザーからなる警報装置11から警報音を発生させて、釣り銭エラーが生じていることを知らせるように構成されている。現在のモード3は、この警報発生を伴う釣り銭エラー通知モードである。この状況下で識別カード31がコードリーダー7にかざされて、図3に示すコードリーダー7から識別信号が制御装置20に入力されると、制御装置20は、警報装置11が発している警報を停止させる。このように、精算機1の大扉2を開ける操作をすることなく迅速に警報を停止させることができれば、特に夜間において、ガソリンスタンド近隣の住人に騒音による迷惑をかけることが防止される。
(現在のモード4)本実施形態における精算機1は、例えば釣り銭用の紙幣や硬貨を補充中に何らかのエラーが生じた場合等において、例えば赤色LED10を点滅させて、釣り銭エラーが生じていることを知らせるように構成されている。このとき、警報装置11から警報音は発生させない。現在のモード4は、この警報装置11を消音状態にした釣り銭エラー通知モードである。この状況下で識別カード31がコードリーダー7にかざされて、図3に示すコードリーダー7から識別信号が制御装置20に入力されても、制御装置20は、精算機1を特に何らかのモードに移行させることはしない。
(現在のモード5)この現在のモード5は、以上説明した現在のモード1~4には含まれない、その他のモードである。この状況下で識別カード31がコードリーダー7にかざされて、図3に示すコードリーダー7から識別信号が制御装置20に入力されても、制御装置20はその識別信号を無視する。
なお、(現在のモード4)および(現在のモード5)は、どちらも別のモードに移行しないという点で共通であるが、(現在のモード4)では、識別信号が制御装置20に入力されると、それに応じて、エラー表示中のLEDの消灯を行うなど、モードの移行以外の動作を行う。これに対し、(現在のモード5)では、入力された信号を制御装置20は無視するという処理を行う。
先に述べた通り、制御装置20が精算機1を現在のモードから別のモードに移行させて、ある所望のモードに選択的に設定するのは、コードリーダー7が識別カード31から正しい識別番号を読み取った場合に限られる。以下、この「正しい識別番号」について説明する。例えばQRコードによって表される識別番号は、一例として図2や図3に示す入力キー14等を用いて、あるいは正規なものと分かっている識別カード31を予め読み取って、記憶部22に記憶、登録されている。そして制御装置20は、コードリーダー7から入力された識別信号が示す識別番号が、予め記憶部22に登録されているいくつかの識別番号と一致しなければ、識別信号が入力されたとしても、精算機1を所望のモードに選択的に設定することはしない。こうすることにより、例えば偽造された識別カード31を利用して、精算機1が不正に操作されてしまうことを防止可能となる。
なお、上述のように記憶部22に登録させる識別番号、および識別カード31に記録させる識別番号は、適宜変更可能としておくのが好ましい。そうすることにより、従業員の入れ替わりや、増員等に柔軟に対応可能となる。さらに、この場合においては、登録されている識別番号等を確認するための機能をもたせ、入力キー14、表示装置15を操作することで記憶部22の登録情報を照会できるように構成することで作業性が向上する。
ここで、上記の不正操作をより確実に防止可能とした、本発明の第2の実施形態について説明する。図6は、本発明の第2の実施形態による自動販売システムの主要部の構成を示すブロック図である。なおこの図6において、先に説明した図3中のものと同等の要素には同番号を付してあり、それらについての説明は、特に必要の無い限り省略する。この第2の実施形態においては、精算機1に、指紋リーダー8が設けられている。この指紋リーダー8は、例えば図1や図2に示した上部パネル3等に設けられる。そして、識別カード31が付与された従業員の指紋が、この指紋リーダー8によって読み取られ、その指紋を示す画像情報が図6の記憶部22に記憶、登録されている。この指紋の登録は、従業員の識別カード31が示す識別番号と対応付けてなされる。
精算機1を現在のモードから別のモードに移行させて、ある所望のモードに選択的に設定する際には、識別カード31をコードリーダー7にかざすことに加えて、操作を行う従業員の指紋を指紋リーダー8によって読み取らせる操作が求められる。そのとき、読み取られた指紋が、予め記憶部22に、従業員の識別番号と対応付けて登録されている指紋と一致しなければ、制御装置20は上記モードの選択的設定を行わない。こうすることにより、正規の識別カード31を、本来の持ち主ではない人間が利用して、精算機1が不正に操作されてしまうことを防止可能となる。
このように、セキュリティ上、本人の確認が厳密に求められる動作としては、上記モードの選択的設定の他に、営業終了時の紙幣の回収や両替など、精算機1から貨幣を回収する行為があり、また、そのような行為と同様に、正当な権限を持たない者による不正な行為が、店舗等に、大きな損害をもたらすような動作に対して、本実施態様の構成は有効となる。
なお、本人確認の確実性という観点からは、コードリーダー7によるQRコードの読取りと組み合わせることなく、指紋リーダー8のみで、十分な効果が期待できる。しかし、指紋リーダー8のみを本人確認および本発明の開示する設定モード変更のための信号入力部とした場合には、高度なセキュリティを必要としない釣銭の補充や警報の停止などもすべて、従業員の指紋認証により動作を実行させなくてはならなくなり、従業員によっては、個人情報となり得る指紋の登録を嫌がる者も想定される。以上のことを考慮して、第2の実施態様の構成のように、コードリーダー7によるQRコードの読取りと指紋リーダー8の両機能を併存させることで、セキュリティの要求度合いに応じた動作を実行させることができる。具体的には、例えば、従業員全員に識別カード31を持たせ、全員に釣り銭の補充を行うことは認めるが、紙幣の回収は特定の従業員にのみ権限を与え、それら特定の従業員の指紋の登録を行うといった運用になる。
なお、精算機1を操作する従業員の本人確認を行うためには、上述した指紋の他に、声紋や虹彩等の生体情報を利用することもできる。さらには、識別カード31に記録させる識別情報とは別に、従業員に例えば暗証番号等の個別の認証情報を与えておき、生体情報を読み取らせる代わりにその暗証番号等をテンキー等によって入力させるようにして、本人確認性を高めることも可能である。ここで、生体情報や暗証番号等の個別の認証情報を設定して、本人確認性を高めることは必ずしも必要ではなく、省かれても構わない。
また、精算機1を操作する従業員に応じて、実行できるモード設定が異なるようにしてもよい。具体的には、ある従業員は前述した現在のモード1~5の全てから、別のモードに移行させる作業を行い得るようにし、他の従業員は現在のモード3~5から別のモードに移行させる作業のみを行い得るようにしてもよい。そのようにする場合、識別カード31に記録させる情報のうち、精算機1のモード設定を指令する情報は全従業員で共通とし、従業員を識別する情報を従業員毎に異なる情報とする。そして制御装置20は、コードリーダー7から送られた読取情報から、上記個別の情報に応じて、設定できるモードを変更するように構成される。
上述のように、従業員を識別する情報を従業員毎に異なるものとする場合は、その情報を利用して、従業員毎の作業ログを記録することも可能となる。なお、このように精算機1を操作する権限を従業員毎に変える場合は、その権限を削除したり、変更して登録し直すことができるようにしておくのが望ましい。さらに、従業員毎に異なるものとする情報は、登録する際に表示装置に表示させながら確認可能としておくのが望ましい。
また、以上説明した実施形態において、識別カード31の情報は2次元コードであるQRコードの形で記載されているが、この情報は1次元バーコードの形で記載されてもよい。ただし、精算のための精算票30の情報は1次元バーコードの形で記載されることが多いので、目視上およびデータフォーマット上、1次元バーコードとは異なるQRコード等を適用することが、識別カード31の誤使用や精算機1の誤作動を防止する観点から望ましい。
また、以上説明した実施形態においては、精算機の筐体は、上部パネル3と大扉2が、分離しており、大扉2のみが開く構造となっているが、上部パネル3と大扉2を一体として構成し、筐体前面の全部が、開く構成としてもよい。
また、以上説明した実施形態においては、精算機1を現在のモードから別のモードに移行させるために、コードリーダー7によって読取可能な識別カード31を利用しているが、その他の入力手段を用いてモード移行を指令するようにしてもよい。ただし、上述のような識別カード31を利用すれば、精算機1に新たに加える手段や機能を少なく抑えることができるので、本発明の自動販売システムを安価に形成する上で好ましい。この識別カード31は、所定の仕様のものを、従業員用のツールとして予め作成しておいてもよいし、POS子機に発券機能をもたせ、必要なときに、必要な数量を発券するように構成してもよい。
さらに、精算機1を現在のモードに応じて移行するモードとしては、上に説明した現金受け入れモード、現金受け入れ終了モード、警報停止モード等に限られるものではなく、その他のモードを任意に設定することができる。例えば、待機中のモードから現金受け入れモードに直接移行するのではなく、間に、音声等により紙幣収納部の紙幣枚数を通知するモード等を設定することもできる。
また、現金取扱機の操作を指令する信号を発する手段と、その信号を受ける信号入力部としては、以上説明した光学式の識別カード31とコードリーダー7との組合わせに限らず、無線通信を利用する非接触式のもの、タッチパネル等の接触式のもの、音声によって情報伝達を行なうもの等を適用することも可能である。
さらに、本発明の自動販売システムは、ガソリンスタンドにおける精算機1に限らず、現金取扱機を含むその他の自動販売システムとして構成することも可能である。いくつかの具体例を挙げれば、飲料等の自動販売機、量り売り商品の自動販売機、コインパーキング、コインランドリー、飲食店や遊園施設等における券売機等に対して、本発明は好適に実施され得るものである。
1 精算機
1a 精算機の筐体
2 大扉
4 紙幣通過開口
5 フラップ
7 コードリーダー
8 指紋リーダー
9 緑色LED
10 赤色LED
11 警報装置
12 紙幣排出口
13 紙幣供給口
14 入力キー
15 表示装置
16 硬貨搬送装置
20 制御装置
21 インターフェイス
22 記憶部
23 紙幣搬送装置
30 精算票
31 識別カード
50 紙幣

Claims (5)

  1. 筐体と、この筐体の内部に設けられた現金収納部と、前記筐体に備えられて現金取扱機の内部を隠し、現金が通過し得る開口のみを有する大扉とを有する現金取扱機を含む自動販売システムであって、
    前記現金取扱機の操作を指令する信号が外部から入力される信号入力部と、
    前記信号入力部に前記信号が入力されたとき、前記現金取扱機を、前記現金収納部に現金を収納するための現金受け入れモードを含む複数のモードの中の1つに選択的に設定する制御部とを含む自動販売システムにおいて、
    前記制御部が、前記選択的に設定するモードを、前記信号が入力された時点で前記現金取扱機に設定されているモードに応じて変えるように構成されている自動販売システム。
  2. 筐体と、この筐体の内部に設けられた現金収納部とを有する現金取扱機を含む自動販売システムであって、
    前記現金取扱機の操作を指令する信号が外部から入力される信号入力部と、
    前記信号入力部に前記信号が入力されたとき、前記現金取扱機を、前記現金収納部に現金を収納するための現金受け入れモードおよび前記現金の収納をしない現金受け入れ終了モードを含む3つ以上のモードの中の1つに選択的に設定する制御部とを含む自動販売システムにおいて、
    前記制御部が、前記選択的に設定するモードを、前記信号が入力された時点で前記現金取扱機に設定されている、相異なる手段から警報を発生させる2つの釣り銭エラーモードを含む3つ以上のモードの中の1つに応じて変えるように構成されている自動販売システム。
  3. 前記制御部が、前記選択的に設定するモードを、前記信号が入力された時点で前記現金取扱機に設定されているモードが前記現金受け入れモード以外のモードである場合は、前記現金受け入れモードに設定する請求項1または2に記載の自動販売システム。
  4. 前記制御部が、前記選択的に設定するモードを、前記信号が入力された時点で前記現金取扱機に設定されているモードが前記現金受け入れモードである場合は、現金受け入れ終了モードに設定する請求項1からいずれか1項に記載の自動販売システム。
  5. 前記現金取扱機が釣り銭を出す機能および、釣り銭エラーを検知して警報を出す機能を有するものであり、
    前記制御部が、前記選択的に設定するモードを、前記信号が入力された時点で前記現金取扱機に設定されているモードが前記警報を出すモードである場合は、前記警報を停止するモードに設定する請求項1からいずれか1項に記載の自動販売システム。
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